JPS6010147B2 - メリヤス類の縫製性向上剤及びその製造法 - Google Patents
メリヤス類の縫製性向上剤及びその製造法Info
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- JPS6010147B2 JPS6010147B2 JP10237676A JP10237676A JPS6010147B2 JP S6010147 B2 JPS6010147 B2 JP S6010147B2 JP 10237676 A JP10237676 A JP 10237676A JP 10237676 A JP10237676 A JP 10237676A JP S6010147 B2 JPS6010147 B2 JP S6010147B2
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維を編んだ編物製品(メリヤス類)の縫製性
を向上させる配合組成物に関するものである。
を向上させる配合組成物に関するものである。
ここで用いる「縫製性」とは縄地を高速ミシン(通常の
工業用ミシンで毎分200〜6000ステイッチ程度)
で縫い合せる際に、総地を構成する糸のループの中にそ
のループ長よりも長い円周の太い針が貫通する事により
糸の破断伸度を越えて切れるいわゆる地糸切れとか、や
はり′レープの小さな合成繊維の編物中に太い針が貫通
し継続的に摩擦するために針の温度が摩擦熱で急激に上
昇し糸の軟化あるいは溶融点を越えることによって起る
いわゆる溶融切れ等の現象の生ずる程度を意味する。一
般に綿、レーヨン、麻、アセテート、羊毛等は軟化、溶
融する温度が高い地糸切れを起しやすく、ポリアミド、
ポリエステル、アクリル、ポリプロピレンあるいはこれ
らを含む混紡品は軟化、溶融点が低く溶融切れを起しや
すい。このようなメリヤス類の縫製性を改良する試みは
古くから行われており、例えば牛脂、硬化ヒマシ油、グ
リセラィド、最鎖アルキルアマイド化合物等の油脂或は
これらの議導体を抹香アルコールサルフェート塩、アル
キルサルフェート塩、石鹸等のアニオン性乳化剤、ステ
アリルアルコールエチレンオキサィド付加物等の非イオ
ン性界面活性剤、または両性界面活性剤、陽イオン性界
面活性剤等で乳化した組成物が使われてきた。
工業用ミシンで毎分200〜6000ステイッチ程度)
で縫い合せる際に、総地を構成する糸のループの中にそ
のループ長よりも長い円周の太い針が貫通する事により
糸の破断伸度を越えて切れるいわゆる地糸切れとか、や
はり′レープの小さな合成繊維の編物中に太い針が貫通
し継続的に摩擦するために針の温度が摩擦熱で急激に上
昇し糸の軟化あるいは溶融点を越えることによって起る
いわゆる溶融切れ等の現象の生ずる程度を意味する。一
般に綿、レーヨン、麻、アセテート、羊毛等は軟化、溶
融する温度が高い地糸切れを起しやすく、ポリアミド、
ポリエステル、アクリル、ポリプロピレンあるいはこれ
らを含む混紡品は軟化、溶融点が低く溶融切れを起しや
すい。このようなメリヤス類の縫製性を改良する試みは
古くから行われており、例えば牛脂、硬化ヒマシ油、グ
リセラィド、最鎖アルキルアマイド化合物等の油脂或は
これらの議導体を抹香アルコールサルフェート塩、アル
キルサルフェート塩、石鹸等のアニオン性乳化剤、ステ
アリルアルコールエチレンオキサィド付加物等の非イオ
ン性界面活性剤、または両性界面活性剤、陽イオン性界
面活性剤等で乳化した組成物が使われてきた。
そのほかにアタクチックポリェチレンの乳化物、密ロゥ
、木ロウ、パラフィンワックスの乳化物などのワックス
の乳化物あるいはポリジメチルシロキサン等のシリコン
オイルを乳化剤で乳化した乳化組成物などが、縫製性の
向上剤として試みられている。これらの縫製性を向上さ
せるための配合物の処理は「紡績糸又はフィラメント糸
→編成→精練→漂白→染色」仕上げ→乾燥→セット→裁
断→縫製からなるメリヤス類の衣類の製造工程中の仕上
げ又はセットの工程の後で浸漬或はパディングにより適
用され、合成繊維編物の場合にはセットの後にパデイン
グにより適用するのが一般的である。従って縫製性向上
剤としては次のような性質をあわせ持つことが望ましい
。{1’基本的な性質として上記の縫製性を向上するこ
と。
、木ロウ、パラフィンワックスの乳化物などのワックス
の乳化物あるいはポリジメチルシロキサン等のシリコン
オイルを乳化剤で乳化した乳化組成物などが、縫製性の
向上剤として試みられている。これらの縫製性を向上さ
せるための配合物の処理は「紡績糸又はフィラメント糸
→編成→精練→漂白→染色」仕上げ→乾燥→セット→裁
断→縫製からなるメリヤス類の衣類の製造工程中の仕上
げ又はセットの工程の後で浸漬或はパディングにより適
用され、合成繊維編物の場合にはセットの後にパデイン
グにより適用するのが一般的である。従って縫製性向上
剤としては次のような性質をあわせ持つことが望ましい
。{1’基本的な性質として上記の縫製性を向上するこ
と。
‘2ー 生地の風合にを良くするもの。
一般にやわらかく、ぬめり感、ふくらみ感あるものが望
まれる。{3} 染料、後光染料を変色させず、堅ろう
度を低下させないもの。
まれる。{3} 染料、後光染料を変色させず、堅ろう
度を低下させないもの。
‘4} 処理液が安定であり長時間編地と一緒に燈拝し
ても浮遊物(スガム)や沈澱を生じないもの。
ても浮遊物(スガム)や沈澱を生じないもの。
‘5ー 編地の吸水性(再湿潤性)を低下させないもの
。
。
‘6} 異臭や黄変、アイロン掛け等による変色のない
もの。
もの。
【71 皮膚に対する刺激がないもの。
以上のような特性を併せ持ち、編密度の大きい(ループ
長が短く、単位長さ当りの打ち込み糸数の大きなもの)
編地の縫製性を向上させることのできるメリヤス類の処
理剤を得るべく鋭意研究の結果本発明を完成した。
長が短く、単位長さ当りの打ち込み糸数の大きなもの)
編地の縫製性を向上させることのできるメリヤス類の処
理剤を得るべく鋭意研究の結果本発明を完成した。
即ち、本発明のメリヤス類の縫製性向上剤は基本的には
水不溶性のポリシロキサン骨格を有するシリコンオイル
3〜3の重量%、次の一般式(1)で表わされる化合物
又は次の一般式(D).(m)又は(IV)で表わされ
るアミン誘導体から選ばれる脂肪族化合物3〜2の重量
%及び乳化剤0.5〜7重量%を必須成分として含み残
部が水から成り、かつシリコンオイル一般式(1)〜(
IV)で表わされる化合物の重量比が1:0.3〜〜1
:7の範囲内にある配合組成物である。
水不溶性のポリシロキサン骨格を有するシリコンオイル
3〜3の重量%、次の一般式(1)で表わされる化合物
又は次の一般式(D).(m)又は(IV)で表わされ
るアミン誘導体から選ばれる脂肪族化合物3〜2の重量
%及び乳化剤0.5〜7重量%を必須成分として含み残
部が水から成り、かつシリコンオイル一般式(1)〜(
IV)で表わされる化合物の重量比が1:0.3〜〜1
:7の範囲内にある配合組成物である。
(R‐AチnR′ (1)〔式中、R
は炭素数12〜22のアルキル基を表わし、Aは‐C〇
〇−,−〇−,‐NH−,‐CONH−,又は−OCH
20‐のし、ず れかを表わす。
は炭素数12〜22のアルキル基を表わし、Aは‐C〇
〇−,−〇−,‐NH−,‐CONH−,又は−OCH
20‐のし、ず れかを表わす。
Rは水素原子、炭素数12〜22のアルキル基、fCQ
C日20)mH又は炭素数3〜6個のエーテル結合を有
してもよい多価アルコールからn個のOH基を除いた残
基のいずれかを表わす。nは1〜6の整数を、mは1〜
5の整数を示す。R″はメチル基又はエチル基、Xはハ
ロゲン原子、エチルサルフェート基又はメチルサルフェ
ート基を示す。メリヤス類の処理に際しては、この配合
組成物を、さらに18ノク〜30g/その通常の使用濃
度に水で稀釈して十分鷹拝したものを用いる。本発明に
用いるシリコンオイルは、粘度が5比psから10万c
ps位の範囲であるポリジメチルシロキサンやポリメチ
ルフエニルシロキサン、あるいはポリジメチルシロキサ
ンの両端高級脂肪酸(例えばステアリン酸)のジェステ
ル化物等のシロキサン連鎖を含むシリコンオイルであっ
て、NUCシリコーンL‐45(ポリジメチルシロキサ
ン、日本ュニカー(株)製)、TSF−451(ポリジ
メチルシロキサン、東芝シリコーン(株)製)、TSF
‐431(ポリメチルフェニルシロキサン、同)、YS
−斑08(ポリジメチルシロキサンのジステアレート、
同)、SH‐200(ポリジメチルシロキサン、トーレ
シリコーン(株)製)等が市販されている。
C日20)mH又は炭素数3〜6個のエーテル結合を有
してもよい多価アルコールからn個のOH基を除いた残
基のいずれかを表わす。nは1〜6の整数を、mは1〜
5の整数を示す。R″はメチル基又はエチル基、Xはハ
ロゲン原子、エチルサルフェート基又はメチルサルフェ
ート基を示す。メリヤス類の処理に際しては、この配合
組成物を、さらに18ノク〜30g/その通常の使用濃
度に水で稀釈して十分鷹拝したものを用いる。本発明に
用いるシリコンオイルは、粘度が5比psから10万c
ps位の範囲であるポリジメチルシロキサンやポリメチ
ルフエニルシロキサン、あるいはポリジメチルシロキサ
ンの両端高級脂肪酸(例えばステアリン酸)のジェステ
ル化物等のシロキサン連鎖を含むシリコンオイルであっ
て、NUCシリコーンL‐45(ポリジメチルシロキサ
ン、日本ュニカー(株)製)、TSF−451(ポリジ
メチルシロキサン、東芝シリコーン(株)製)、TSF
‐431(ポリメチルフェニルシロキサン、同)、YS
−斑08(ポリジメチルシロキサンのジステアレート、
同)、SH‐200(ポリジメチルシロキサン、トーレ
シリコーン(株)製)等が市販されている。
一般式(1)〜(IV)で表わされる化合物は一般にア
ルキル基又は脂肪酸残基の炭素数が12ないし22であ
る、水に不熔ないし鰹溶あるいはようやく水に分散する
油脂誘導体であり、一般式(1)に該当する化合物とし
ては例えば次のものが挙げられる。
ルキル基又は脂肪酸残基の炭素数が12ないし22であ
る、水に不熔ないし鰹溶あるいはようやく水に分散する
油脂誘導体であり、一般式(1)に該当する化合物とし
ては例えば次のものが挙げられる。
高級脂肪酸の多価アルコールェステル、例えばステアリ
ン酸ソルピタンェステル、ラウリン酸ソルビタンェステ
ル、ステアリン酸モノグリセラィド、トリラウリン、パ
ルミチン酸プロピレングリコールェステル等。
ン酸ソルピタンェステル、ラウリン酸ソルビタンェステ
ル、ステアリン酸モノグリセラィド、トリラウリン、パ
ルミチン酸プロピレングリコールェステル等。
高級脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪族アミン、脂肪族
アミドおよびこれらのエチレンオキサィド1〜5モル付
加物、例えばポリオキシェチレンオキサィド2モル付加
、EO=2と略記する以下同じ)ステアリルェーテル、
ポリオキシェチレン(EO=3)ラウリン酸ェステル、
ポリオキシェチレン(EO=4)パルミテルアミン等。
アミドおよびこれらのエチレンオキサィド1〜5モル付
加物、例えばポリオキシェチレンオキサィド2モル付加
、EO=2と略記する以下同じ)ステアリルェーテル、
ポリオキシェチレン(EO=3)ラウリン酸ェステル、
ポリオキシェチレン(EO=4)パルミテルアミン等。
高級脂肪酸の高級アルコールェステル、例えば密ロウ、
ィソステアリン酸ィソステアリルアルコ一ルェステル等
。ジアルキルケトン類例えばジステアリルケトン及びジ
(アルキルオキシ)メタン例えばジ(ラウリルオキシ)
メタン等。
ィソステアリン酸ィソステアリルアルコ一ルェステル等
。ジアルキルケトン類例えばジステアリルケトン及びジ
(アルキルオキシ)メタン例えばジ(ラウリルオキシ)
メタン等。
さらに一般式(U)で表わされるのは、長鎖アルキル基
を−分子中に二本以上有する第四級アンモニウム塩であ
り、例えばジラウリルジメチルアンモニウムクロライド
、ジ/ぐルミチルジエチルアンモニゥムェトサルフェー
ト等が挙げられ、一般式(m)及び(IV)で表わされ
るものとしては、夫々例えばN,N‐パルミトィルアミ
ドュチルアミンの酢酸塩及びN,N′−ジステアロイル
アミドプロピル‐N,N′−ジオキシェチル尿素のヒド
ロキシ酢酸塩等が挙げられる。
を−分子中に二本以上有する第四級アンモニウム塩であ
り、例えばジラウリルジメチルアンモニウムクロライド
、ジ/ぐルミチルジエチルアンモニゥムェトサルフェー
ト等が挙げられ、一般式(m)及び(IV)で表わされ
るものとしては、夫々例えばN,N‐パルミトィルアミ
ドュチルアミンの酢酸塩及びN,N′−ジステアロイル
アミドプロピル‐N,N′−ジオキシェチル尿素のヒド
ロキシ酢酸塩等が挙げられる。
これらのうちで一般式(0)ないし(IV)で表わされ
るものは陽イオン性界面活性剤であるため対象となる繊
維あるいはそれに使われている築料の種類によって相互
に反応して色相を変化させる等の現象が生ずる場合もあ
り、好ましくない場合もある。
るものは陽イオン性界面活性剤であるため対象となる繊
維あるいはそれに使われている築料の種類によって相互
に反応して色相を変化させる等の現象が生ずる場合もあ
り、好ましくない場合もある。
従って一般式(1)の化合物が好ましいものであるが、
この中でも高級脂肪酸の多価アルコールェステル、高級
脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪族アミン、脂肪族アミ
ド及びこれらのエチレンオキサィド付加物が最も好まし
い。更に、本発明で必要とする乳化剤はアルキル基又は
脂肪酸残基の炭素数が10〜22である天然油脂の硫酸
化物塩、高級脂肪酸塩、長鎖ァルキルスルホン酸塩、高
級アルコール硫酸ェステル塩又は長鎖アルキルベンゼン
スルホン酸塩から選ばれるアニオン性界面性剤あるいは
ポリオキシェチレン型界面活性剤又はシリコーン系界面
活性剤から選ばれる非イオン性界面活性剤、もしくは次
の一般式(V)〜(VD)で表わされるカチオン性界面
活性剤又は両性界面活性剤のいずれかである。
この中でも高級脂肪酸の多価アルコールェステル、高級
脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪族アミン、脂肪族アミ
ド及びこれらのエチレンオキサィド付加物が最も好まし
い。更に、本発明で必要とする乳化剤はアルキル基又は
脂肪酸残基の炭素数が10〜22である天然油脂の硫酸
化物塩、高級脂肪酸塩、長鎖ァルキルスルホン酸塩、高
級アルコール硫酸ェステル塩又は長鎖アルキルベンゼン
スルホン酸塩から選ばれるアニオン性界面性剤あるいは
ポリオキシェチレン型界面活性剤又はシリコーン系界面
活性剤から選ばれる非イオン性界面活性剤、もしくは次
の一般式(V)〜(VD)で表わされるカチオン性界面
活性剤又は両性界面活性剤のいずれかである。
〔式中、R,は炭素数10〜22のアルキル基、R2は
メチル基、エチル基又は炭素数10〜22のアルキル基
、mは0又は1〜100の整数、nは1〜100の整数
、Xはハロゲン原子、そしてMはアルカリ金属を表わす
。〕上述のァニオン性界面活性剤としせは、例えばヒマ
シ油、ロート油、ピーナッツ油の硫酸化物ナトリウム塩
、オレイン酸ナトリウム、アルファオレフィンスルホン
酸ナトリウム、ラウリルアルコール硫酸ェステルナトリ
ウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩等が
挙げられる。
メチル基、エチル基又は炭素数10〜22のアルキル基
、mは0又は1〜100の整数、nは1〜100の整数
、Xはハロゲン原子、そしてMはアルカリ金属を表わす
。〕上述のァニオン性界面活性剤としせは、例えばヒマ
シ油、ロート油、ピーナッツ油の硫酸化物ナトリウム塩
、オレイン酸ナトリウム、アルファオレフィンスルホン
酸ナトリウム、ラウリルアルコール硫酸ェステルナトリ
ウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩等が
挙げられる。
ポリオキシヱチレン型界面活性剤としてはアルキル基又
は脂肪酸残基の炭素数が10〜22であり、かつエチレ
ンオキサィドの付加モル数が6〜100モルである脂肪
族アルコール、高級脂肪酸、脂肪族アミン、脂肪族アマ
ィド又は脂肪酸の多価アルコールェステルの酸化エチレ
ン付加物又はプロピレンオキサイドを10モル以上有す
るエチレンオキサイド‐プロピレンオキサィドブロック
コポリマー等が挙げられる。またシリコーン系界面活性
剤はポリジメチルシロキサンとエチレンオキサイド又は
エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイドとのブロ
ック共重合体であって、例えばポリジメチルシロキサン
とエチレンオキサィドの共重合物としては、NUCシリ
コーンL‐7600、L‐7601、L−7602(日
本ュニカー(株)製)、トーレシリコーンSH−840
0(トーレシリコーン(株))製)等が、又ポリジメチ
ルシロキサンとエチレンオキサィド及びプロピレンオキ
サィドの共重合物としてはNUCシリコーンL‐700
1、L‐7002(日本ュニカー製)等が挙げられる。
一般式(V)〜(VD)で表わされるカチオン性界面活
性剤又は両性界面活性剤は、夫々長鎖アルキル基を1〜
2本含み1本以上のエチレンオキサィド鎖を有する第四
級アンモニウム塩、長鏡アルキルジメチルベンタイン及
び長鎖アルキルジメチルスルホベタインである。
は脂肪酸残基の炭素数が10〜22であり、かつエチレ
ンオキサィドの付加モル数が6〜100モルである脂肪
族アルコール、高級脂肪酸、脂肪族アミン、脂肪族アマ
ィド又は脂肪酸の多価アルコールェステルの酸化エチレ
ン付加物又はプロピレンオキサイドを10モル以上有す
るエチレンオキサイド‐プロピレンオキサィドブロック
コポリマー等が挙げられる。またシリコーン系界面活性
剤はポリジメチルシロキサンとエチレンオキサイド又は
エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイドとのブロ
ック共重合体であって、例えばポリジメチルシロキサン
とエチレンオキサィドの共重合物としては、NUCシリ
コーンL‐7600、L‐7601、L−7602(日
本ュニカー(株)製)、トーレシリコーンSH−840
0(トーレシリコーン(株))製)等が、又ポリジメチ
ルシロキサンとエチレンオキサィド及びプロピレンオキ
サィドの共重合物としてはNUCシリコーンL‐700
1、L‐7002(日本ュニカー製)等が挙げられる。
一般式(V)〜(VD)で表わされるカチオン性界面活
性剤又は両性界面活性剤は、夫々長鎖アルキル基を1〜
2本含み1本以上のエチレンオキサィド鎖を有する第四
級アンモニウム塩、長鏡アルキルジメチルベンタイン及
び長鎖アルキルジメチルスルホベタインである。
これらの乳化剤のうちでは、ポリオキシェチレン型界面
活性剤及びシリコーン系界面活性剤がシリコンオイル及
び油脂成分に対す乳化性能及び得られた乳化物の性状が
最もよく従って縫製性の向上効果も最もよいものであり
、しかも繊維の柔軟性を低下させたり、繊維や染料を変
質、変色させるようなマイナスの作用がなく本発明の目
的に最も適したものである。
活性剤及びシリコーン系界面活性剤がシリコンオイル及
び油脂成分に対す乳化性能及び得られた乳化物の性状が
最もよく従って縫製性の向上効果も最もよいものであり
、しかも繊維の柔軟性を低下させたり、繊維や染料を変
質、変色させるようなマイナスの作用がなく本発明の目
的に最も適したものである。
これ以外のアニオン、カチオン或は両性界面活性剤では
縫製性の向上効果は同程度であるが上述のマイナスの作
用が多少現われてくる。以上の本発明の縫製性向上剤は
、予めシリコンオイル一般式(1)〜(IV)で表わさ
れる化合物及び乳化剤と水との重量比がおよそ1:0.
3なし、し1:1.5好ましくは1:0.5〜1:1の
割合で、強い鞠断力を有する縄梓を行い、次いで水の割
合が93.5〜4$重量%になるまで温水を更に加えて
十分損拝することによって均一で安定な常温での粘度が
500〜5000比psとなるような乳化物として得ら
れる。
縫製性の向上効果は同程度であるが上述のマイナスの作
用が多少現われてくる。以上の本発明の縫製性向上剤は
、予めシリコンオイル一般式(1)〜(IV)で表わさ
れる化合物及び乳化剤と水との重量比がおよそ1:0.
3なし、し1:1.5好ましくは1:0.5〜1:1の
割合で、強い鞠断力を有する縄梓を行い、次いで水の割
合が93.5〜4$重量%になるまで温水を更に加えて
十分損拝することによって均一で安定な常温での粘度が
500〜5000比psとなるような乳化物として得ら
れる。
メリヤス類の処理に際してはこの乳化物を1g/そない
し3雌ノその通常の使用濃度に稀釈し十分蝿拝したもの
を用い、この中でウインス染色機等を用いて浸濃‐蝿拝
して処理するが、パディング法により浸済‐絞りを行う
か、或いはこの液を編地に均一にスプレーする等の方法
で布に適用する。一般にシリコンオイルを適当な乳化剤
で乳化して得られる乳化物は、そのェマルジョン粒子径
が大体1ミクロン以下、高々10ミクロン程度のものし
か得られないが、疎水性の強い一般式(1)〜(IV)
で表わされる化合物とシリコンオイルとを特定の乳化剤
を用いて乳化した本発明の縫製性向上剤の乳化物は、そ
れを通常の使用濃度に水で稀釈し十分檀群した場合に乳
化径が50なし、し2000ミクロンを極めて大きなも
のとなるところに著しい特徴がある。一般に織物の処理
の場合には処理剤が全面に均一に付着すればよが、メリ
ヤス類のような編物の場合には織総魅度が粗く、また縫
製時には繊維が相互に交差した所で切れることが多いた
め、処理剤を付与するにも繊維全体に均一に付着させる
よりも繊維の交差した所に集中的に付着させる方がより
効果的であることが予想される。本発明の繊維性向上剤
が優れた効果を発揮するのは、稀釈された乳イ臼物粒子
が極めて大きな粒子をもつため、これが選択的に前記の
繊維の交差箇所に付着しその結果としてより効果的に懐
れた効果を発揮するものと考えられる。本発明の縫製性
向上剤によってこのように処理された編地は未処理布や
市販の油脂の乳化物(いわゆる柔軟剤)あるいはワック
スやシリコンオイルの乳化物で処理した編地より次のよ
うな利点がある。【1} 縫製性が著しく向上し、従っ
て地糸切れや溶融切れ等のトラブルの発生頻度が少なく
なる。‘2} 従って、衣類の縫製作業が向上し、生産
性が格段に向上する。脚 線密度の高い、従って寸法安
定性や着0地の良い編物でニット製品を作ることができ
る。
し3雌ノその通常の使用濃度に稀釈し十分蝿拝したもの
を用い、この中でウインス染色機等を用いて浸濃‐蝿拝
して処理するが、パディング法により浸済‐絞りを行う
か、或いはこの液を編地に均一にスプレーする等の方法
で布に適用する。一般にシリコンオイルを適当な乳化剤
で乳化して得られる乳化物は、そのェマルジョン粒子径
が大体1ミクロン以下、高々10ミクロン程度のものし
か得られないが、疎水性の強い一般式(1)〜(IV)
で表わされる化合物とシリコンオイルとを特定の乳化剤
を用いて乳化した本発明の縫製性向上剤の乳化物は、そ
れを通常の使用濃度に水で稀釈し十分檀群した場合に乳
化径が50なし、し2000ミクロンを極めて大きなも
のとなるところに著しい特徴がある。一般に織物の処理
の場合には処理剤が全面に均一に付着すればよが、メリ
ヤス類のような編物の場合には織総魅度が粗く、また縫
製時には繊維が相互に交差した所で切れることが多いた
め、処理剤を付与するにも繊維全体に均一に付着させる
よりも繊維の交差した所に集中的に付着させる方がより
効果的であることが予想される。本発明の繊維性向上剤
が優れた効果を発揮するのは、稀釈された乳イ臼物粒子
が極めて大きな粒子をもつため、これが選択的に前記の
繊維の交差箇所に付着しその結果としてより効果的に懐
れた効果を発揮するものと考えられる。本発明の縫製性
向上剤によってこのように処理された編地は未処理布や
市販の油脂の乳化物(いわゆる柔軟剤)あるいはワック
スやシリコンオイルの乳化物で処理した編地より次のよ
うな利点がある。【1} 縫製性が著しく向上し、従っ
て地糸切れや溶融切れ等のトラブルの発生頻度が少なく
なる。‘2} 従って、衣類の縫製作業が向上し、生産
性が格段に向上する。脚 線密度の高い、従って寸法安
定性や着0地の良い編物でニット製品を作ることができ
る。
{4)編布に非常に柔らかい感触を与え、風合し、を改
良できる。‘5’ 編地の吸水性を低下させない。
良できる。‘5’ 編地の吸水性を低下させない。
次に各種成分よりなる配合例及び実施例を示す。
各例中の%は重量%を意味する。配合例No.1〜No
.8は従来使用されている処理剤を、No.9〜No.
19は本発明の配合例を、No.20〜No.22は本
発明との比較対照例を示す。配 合No.1 油脂系柔
軟剤 配 合M.2 油脂系柔軟剤 配 合舷.3 油脂系柔軟剤 配 合No.4 シリコン系柔軟剤 これをホモジナィザーで乳化、乳化粒子直径が平均1ミ
クロン「粘度10比ps配 合船.5 市販シリコン系
縫製性向上柔軟仕上剤非イオン系有効分20%(ポロン
M‐5、信越化学工業(株))粘度約5比ps、粒子径
1ミクロ ン以下。
.8は従来使用されている処理剤を、No.9〜No.
19は本発明の配合例を、No.20〜No.22は本
発明との比較対照例を示す。配 合No.1 油脂系柔
軟剤 配 合M.2 油脂系柔軟剤 配 合舷.3 油脂系柔軟剤 配 合No.4 シリコン系柔軟剤 これをホモジナィザーで乳化、乳化粒子直径が平均1ミ
クロン「粘度10比ps配 合船.5 市販シリコン系
縫製性向上柔軟仕上剤非イオン系有効分20%(ポロン
M‐5、信越化学工業(株))粘度約5比ps、粒子径
1ミクロ ン以下。
配合 No.6 市販シリコン系縫製性向上柔軟仕上剤
非イオン系 有効成分30%(NUCシリコ−ンLE‐
48、日本ユニカー(株)) これも粒子径が1ミクロン以下であった。
非イオン系 有効成分30%(NUCシリコ−ンLE‐
48、日本ユニカー(株)) これも粒子径が1ミクロン以下であった。
配 合舷.7 市販シリコン系柔軟剤
アニオン系 有効分36%(トーレシリコーンSH87
10、トーレシリコーン(株)) これは粒子径が5ミクロン以下であった。
10、トーレシリコーン(株)) これは粒子径が5ミクロン以下であった。
配 合M.8 市販ポリエチレン乳化物
非イオン性 有効分20%(Epoleue4iイース
トマンコダック社)配 合M.9 このものの稀釈時の粒径は平均500ミクロンであり配
合物粘度は56比psである。
トマンコダック社)配 合M.9 このものの稀釈時の粒径は平均500ミクロンであり配
合物粘度は56比psである。
配 合舵.10
平均粒径 1000ミクロン:粘度510比ps配 合
No11平均粒径 600ミクロン;粘度980比ps
配 合NoJ2平均粒径 1.5ミリメートル;粘度2
40比ps配 合M.13平均粒径 2.0ミリメート
ル:粘度1100比ps配 合舷.14平均粒径 50
ミクロン:粘度89比ps配 合舷.15 平均粒径 1ミリメ−トル;粘度4000比ps配 合
舷.16平均粒径 250ミクロン;粘度780比ps
配 合M17均粒径 100ミクロン、粘度MOO比p
s配 合M18平均粒径 50ミクロン;粘度56比p
s配 合M.19 平均粒蓬 200ミクロン:粘度56比ps配 合M2
0平均粒径 1ミクロンン以下、粘度130比pS配
合地.21平均粒径 10ミクロン:半占 43比pS
配 合No.を平均粒径 3ミリメートル;粘度580
比ps以上の配合組成物は非常に疎水性の大きいシリコ
ンオイルと油脂成分を含むために、聡断力の大きいホモ
ゲナイザーあるいはコロイドミルを用いて乳化した。
No11平均粒径 600ミクロン;粘度980比ps
配 合NoJ2平均粒径 1.5ミリメートル;粘度2
40比ps配 合M.13平均粒径 2.0ミリメート
ル:粘度1100比ps配 合舷.14平均粒径 50
ミクロン:粘度89比ps配 合舷.15 平均粒径 1ミリメ−トル;粘度4000比ps配 合
舷.16平均粒径 250ミクロン;粘度780比ps
配 合M17均粒径 100ミクロン、粘度MOO比p
s配 合M18平均粒径 50ミクロン;粘度56比p
s配 合M.19 平均粒蓬 200ミクロン:粘度56比ps配 合M2
0平均粒径 1ミクロンン以下、粘度130比pS配
合地.21平均粒径 10ミクロン:半占 43比pS
配 合No.を平均粒径 3ミリメートル;粘度580
比ps以上の配合組成物は非常に疎水性の大きいシリコ
ンオイルと油脂成分を含むために、聡断力の大きいホモ
ゲナイザーあるいはコロイドミルを用いて乳化した。
粒径はこの乳化液をさらに1%に稀釈しこれをガラスプ
レートにとって光学顕微鏡で測定した。但し、1仏近辺
のものはコールカウンターを用いて求めた。実施例 1 次のような綿メリヤス布を試験に供した。
レートにとって光学顕微鏡で測定した。但し、1仏近辺
のものはコールカウンターを用いて求めた。実施例 1 次のような綿メリヤス布を試験に供した。
糸:6の蚤双糸、ループ長2肋
綿密度ミコース方向IZ本/抑、ウェール方向2Z本/
弧目付:22礎ノで このメリヤス布を常法通り洗浄、漂白し、コース方向5
0肌×ウヱール方向30肌に裁断して上記配合組成物の
5、10及び1超/そ濃度の液に裕比1三2止温度40
qoで18分間浸薄、蝿洋を続け、遠心脱水機で80〜
85%絞りとして、その後80qCで30分間乾燥する
。
弧目付:22礎ノで このメリヤス布を常法通り洗浄、漂白し、コース方向5
0肌×ウヱール方向30肌に裁断して上記配合組成物の
5、10及び1超/そ濃度の液に裕比1三2止温度40
qoで18分間浸薄、蝿洋を続け、遠心脱水機で80〜
85%絞りとして、その後80qCで30分間乾燥する
。
この処理布を相対湿度45%、25qoの部屋に一昼夜
放置し、その後ウェール方向に4枚重ねになるようにた
)んで工業用ミシン(ジューキミシンDDW−12母型
)で、針はメリヤス用スリム針No.11(オルガミシ
ンDBXIKN)を用いて40肌にわたって4000ス
テイツチノ分、200ステイツチ/10肌で縫ってその
布を手で拡げて地糸の切断している箇所を数えた。
放置し、その後ウェール方向に4枚重ねになるようにた
)んで工業用ミシン(ジューキミシンDDW−12母型
)で、針はメリヤス用スリム針No.11(オルガミシ
ンDBXIKN)を用いて40肌にわたって4000ス
テイツチノ分、200ステイツチ/10肌で縫ってその
布を手で拡げて地糸の切断している箇所を数えた。
又同時に1腿/その濃度の液で処理した布について、風
合し、、シリコン油のムラ付き〜稀釈液の安定性、吸水
性を調べた。風合いは手で触った感触で、シリコン油の
ムラ付きと安定性は外観の肉眼による伴走調べ、吸水性
は布上に0。3ccの水を落下させ液滴が消滅するまで
に要する時間で求めた。
合し、、シリコン油のムラ付き〜稀釈液の安定性、吸水
性を調べた。風合いは手で触った感触で、シリコン油の
ムラ付きと安定性は外観の肉眼による伴走調べ、吸水性
は布上に0。3ccの水を落下させ液滴が消滅するまで
に要する時間で求めた。
この結果を表−1に示す。表−1×)豚23は未処理布
実施例 2
次のようなポリエステル加工糸のニット布を用い同様の
試験を行った。
試験を行った。
糸:5デニール30本のフィラメント仮燃糸編密度:コ
ース方向、ウェール方向とも17本/伽目付:19雌ノ
め ループ長:2柳 この布を常法通り洗浄した後コース方向に60狐、ウェ
ール方向に30cのに裁断する。
ース方向、ウェール方向とも17本/伽目付:19雌ノ
め ループ長:2柳 この布を常法通り洗浄した後コース方向に60狐、ウェ
ール方向に30cのに裁断する。
前述の各配合物の5「 1止20gノクの濃度の液を調
製し、この布をバットで浸潰してマングルで120℃増
しに絞る工程を2回繰返した。この布を龍の上に並べて
100ooで30分間乾燥した後、相対湿度45%RH
、25q0の部屋に一昼夜放置した。その後布をゥェ−
ル方向に4枚重ねにし、5比机こわたり実施例1と全く
同じ条件で縫い地糸切れ欠点数を調べた。同時にlog
/その濃度で風合し、及びシリコンのムラ付きの様子を
調べた。この結果を表−2に示す。
製し、この布をバットで浸潰してマングルで120℃増
しに絞る工程を2回繰返した。この布を龍の上に並べて
100ooで30分間乾燥した後、相対湿度45%RH
、25q0の部屋に一昼夜放置した。その後布をゥェ−
ル方向に4枚重ねにし、5比机こわたり実施例1と全く
同じ条件で縫い地糸切れ欠点数を調べた。同時にlog
/その濃度で風合し、及びシリコンのムラ付きの様子を
調べた。この結果を表−2に示す。
表−2
夫丁〆23は未処理布
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリシロキサン骨格を有する水不溶性シリコンオイ
ルが3〜30重量%、次の一般式(I)で表わされる化
合物又は一般式(II),(III)又は(IV)で表わされ
るアミン誘導体から選ばれる脂肪族化合物が3〜20重
量%及び乳化剤が0・5〜7重量%そして残部が水から
成り、かつシリコンオイルと一般式(I)〜(IV)で表
わされる化合物との重量比が1:0.3ないし1:7の
範囲にあることを特徴とするメリヤス類の縫製性向上剤
。 (R−A)_n−R′(I)▲数式、化学式、表等があ
ります▼ (式中、Rは炭素数12〜22のアルキル基を表わし、
Aは−COO−,−O−,−NH−,−CONH−,▲
数式、化学式、表等があります▼ 又は−OCH_2O−のいず れかを表わす。 R′は水素原子、炭素数12〜22のアルキル基、(C
H_2CH_2O)_mH又は炭素数3〜6個のエーテ
ル結合を有してもよい多価アルコールからn個のOH基
を除いた残基のいずれかを表わす。nは1〜6の整数を
、mは1〜5の整数を示す。R″はメチル基又はエチル
基、Xはハロゲン原子、エチルサルフエート基又はメチ
ルサルフエート基を示す。)2 一般式(I)で表わさ
れる化合物が1個のアルキル基又は脂肪酸残基の炭素数
が12〜22である高級脂肪酸、脂肪族アルコール、脂
肪族アミン、脂肪族アミド又はこれらのエチレンオキサ
イド1〜5モル付加物、高級脂肪酸の多価アルコールエ
ステル、高級脂肪酸の高級脂肪族アルコールエステル、
ジアルキルケトンあるいはジ(アルキルオキシ)メタン
のいずれかである特許請求の範囲第1項記載のメリヤス
類の縫製性向上剤。 3 高級脂肪酸の多価アルコールエステルが、ステアリ
ン酸ソルビタンエステル、ラウリン酸ソルビタンエステ
ル、ステアリン酸モノグリセライド、トリラウリン、パ
ルミチン酸プロピレングリコールエステルのいずれかで
ある特許請求の範囲第2項記載のメリヤス類の縫製性向
上剤。 4 乳化剤が1個のアルキル基又は脂肪酸残基の炭素数
が10〜22である天然油脂の硫酸化物塩、高級脂肪酸
塩、長鎖アルキルスルホシ酸塩、高級アルコール硫酸エ
ステル塩又は長鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩から選
ばれるアニオン性界面活性剤である特許請求の範囲第1
項記載のメリヤス類の縫製性向上剤。 5 乳化剤が天然油脂硫酸化物のナトリウム塩である特
許請求の範囲第4項記載のメリヤス類の縫性製向上剤。 6 乳化剤がポリオキシエチレン型界面活性剤又はシリ
コーン系界面活性剤から選ばれる非イオン性界面活性剤
である特許請求の範囲第1項記載のメリヤス類の縫製性
向上剤。7 ポリオキシエチレン型界面活性剤が1個の
アルキル基又は脂肪酸残基の炭素数が10〜22であり
、かつエチレンオキサイドの付加モル数が6〜100モ
ルである脂肪族アルコール、高級脂肪酸、脂肪族アミン
、脂肪族アマイド又は脂肪酸の多価アルコールエステル
の酸化エチレン付加物又はプロピレンオキサイドを10
モル以上有するエチレンオキサイド−プロピレンオオキ
サイドブロツクコポリマーのいずれかであることを特徴
とする特許請求の範囲第6項記載のメリヤス類の縫製性
向上剤。 8 多価アルコール脂肪酸エステルのエチレンオキサイ
ド付加物が高級脂肪酸ソルビタンエステルエチレンオキ
サイド付加物である特許請求の範囲第7項記載のメリヤ
ス類の縫製性向上剤。9 シリコーン系界面活性剤が、
ポリジメチルシロキサン骨格部分の平均分子量が約10
00〜20000であり、ジメチルシロキサン単位とエ
チレンオキサイド又はエチレンオキサイド及びプロピレ
ンオキサイドとのモル比が5:95〜40:60の範囲
であるポリジメチルシロキサンとエチレンオキサイド又
はエチレンオキサイドとプロピレンオキサイドとのブロ
ツク共重合物である特許請求の範囲第6項記載のメリヤ
ス類の縫製性向上剤。 10 乳化剤が次の一般式で表わされるカチオン性界面
活性剤又は両性界面活性剤である特許請求の範囲第1項
記載のメリヤス類の縫製性向上剤。▲数式、化学式、表
等があります▼〔式中、R_1は炭素数10〜22のア
ルキル基、R_2はメチル基、エチル基は炭素数10〜
22のアルキル基、mは0又は1〜100の整数、nは
1〜100の整数、Xはハロゲン原子、そしてMはアル
カリ金属を表わす。 〕11 ポリシロキサン骨格を有する水不溶性のシリコ
ンオイル、次の一般式(I)で表わされる化合物又は次
の一般式(II),(III)又は(IV)で表わされるアミ
ン誘導体から選ばれる脂肪族化合物及び乳化剤の混合物
を予め水と1:1.3ないし1:1.5の割合(重量比
)で強い剪断力下で撹拌し、次いで水の割合が93.5
ないし43重量%になる迄温水を添加し撹拌することを
特徴とするメリヤス類の縫製向上剤の製造法。 (R−A)_n−R′ ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは炭素数12〜22のアルキル基を表わし、
Aは−COO−,−O−,−NH−,−CONH−,▲
数式、化学式、表等があります▼ 又は−OCH_2O−のいず れかを表わす。 R′は水素原子、炭素数12〜22のアルキル基、−(
CH_2CH_2O)_mH又は炭素数3〜6個のエー
テル結合を有してもよい多価アルコールからn個ののO
H基を除いた残基のいずれかを表わす。nは1〜6の整
数を、mは1〜5の整数を示す。R″はメチル基又はエ
チル基、Xはハロゲン原子、エチルサルフエート基又は
メチルサルフエート基を示す。〕12 一般式(I)で
表わされる化合物が1個のアルキル基又は脂肪酸残基の
炭素数が12〜22である高級脂肪酸、脂肪族アルコー
ル、脂肪族アミン、脂肪族アミド又はこれらのエチレン
オキサイド1〜5モル付加物、高級脂肪酸の多価アルコ
ールエステル、高級脂肪酸の高級脂肪族アルコールエス
テル、ジアルキルケトンあるいはジ(アルキルオキシ)
メタンのいずれかである特許請求の範囲第11項記載の
メリヤス類の縫製性向上剤の製造法。 13 高級脂肪酸の多価アルコールエステルがステアリ
ン酸ソルビタンエステル、ラウリン酸ソルビタンエステ
ル、ステアリン酸モノグリセライド、トリラウリン、パ
ルミチン酸プロピレングリコールエステルのいずれかで
ある特許請求の範囲第12項記載のメリヤス類の縫製性
向上剤の製造法。 14 乳化剤が1個のアルキル基又は脂肪酸残基の炭素
数が10〜22である天然油脂の硫酸化物塩、高級脂肪
酸塩、長鎖アルキルスルホン酸塩、高級アルコール硫酸
エステル塩又は長鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩から
選ばれるアニオン性界面活性剤である特許請求の範囲第
11項記載のメリヤス類の縫製性向上剤の製造法。 15、乳化剤が天然油脂硫酸化合物のナトリウム塩であ
る特許請求の範囲第14項記載のメリヤス類の縫製性向
上剤の製造法。 16 乳化剤がポリオキシエチレン型界面活性剤又はシ
リコーン系界面活性剤から選ばれる非イオン性界面活性
剤である特許請求の範囲第11項記載のメリヤス類の縫
製性向上剤の製造法。 17 ポリオキシエチレン型界面活性剤が1個のアルキ
ル基又は脂肪酸残基の炭素数が10〜22であり、かつ
エチレンオキサイドの付加モル数が6〜100モルであ
る脂肪族アルコール、高級脂肪酸、脂肪族アン、脂肪族
アマイド又は脂肪酸の多価アルコールエステルの酸化エ
チレン付加物又はプロピレンオキサイドを10モル以上
を有するエチレンオキサイド−プロピレンオキサイドブ
ロツクコポリマーのいずれかであることを特徴とする特
許請求の範囲第16項記載のメリヤス類の縫製性向上剤
の製造法。 18 多価アルコール脂肪酸エステルのエチレンオキサ
イド付加物が高級脂肪酸ソルビタンエステルオキサイド
付加物である特許請求の範囲第17項記載のメリヤス類
の縫製性向上剤の製造法。 19 シリコーン系界面活性剤が、ポリジメチルシロキ
サン骨格部分の平均分子量が約1000〜20000で
あり、ジメチルシロキサン単位とエチレンオキサイド又
はエチレンオキサイド及びプロピレンオキサイドとのモ
ル比が5:95〜40:60の範囲にあるポリジメチル
シロキサンとエチレンオキサイド又はエチレンオキサイ
ドとプロピレンオキサイドとのブロツク共重合物である
特許請求の範囲第16項記載のメリヤス類の縫製性向上
剤の製造法。 20 乳化剤が次の一般式で表わされるカチオン界面活
性剤又は両性界面活性剤である特許請求の範囲第11項
記載のメリヤス類の縫製性向上剤の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は炭素数10〜22のアルキル基、R_
2はメチル基、エチル基又は炭素数10〜22のアルキ
ル基、mは0又は1〜100の整数、nは1〜100の
整数、Xはハロゲン原子、そしてMはアルカリ金属を表
わす。 〕21 シリコンオイル、一般式(I)〜(IV)で表わ
される化合物及び乳化剤と水との混合重量比が1:0.
5ないし1:1である特許請求の範囲第11項記載のメ
リヤス類の縫製性向上剤剤の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10237676A JPS6010147B2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | メリヤス類の縫製性向上剤及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10237676A JPS6010147B2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | メリヤス類の縫製性向上剤及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5328798A JPS5328798A (en) | 1978-03-17 |
JPS6010147B2 true JPS6010147B2 (ja) | 1985-03-15 |
Family
ID=14325732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10237676A Expired JPS6010147B2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | メリヤス類の縫製性向上剤及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010147B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617798Y2 (ja) * | 1976-01-07 | 1981-04-24 | ||
JPS5284799A (en) * | 1976-01-07 | 1977-07-14 | Toshiba Corp | Printing and issuing apparatus for tickets or like |
JPS52102099A (en) * | 1976-02-24 | 1977-08-26 | Toshiba Corp | Railway ticket printing and issuing apparatus |
JPS5375496U (ja) * | 1976-11-27 | 1978-06-23 | ||
JPS5391894U (ja) * | 1976-12-24 | 1978-07-27 | ||
JP2003105091A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Lion Corp | 小胞体分散液の製造方法、小胞体分散液、及び衣料用柔軟仕上げ剤 |
-
1976
- 1976-08-27 JP JP10237676A patent/JPS6010147B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5328798A (en) | 1978-03-17 |
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