JPH0321305B2 - - Google Patents

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JPH0321305B2
JPH0321305B2 JP13785887A JP13785887A JPH0321305B2 JP H0321305 B2 JPH0321305 B2 JP H0321305B2 JP 13785887 A JP13785887 A JP 13785887A JP 13785887 A JP13785887 A JP 13785887A JP H0321305 B2 JPH0321305 B2 JP H0321305B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tool
shaft
drive transmission
transmission system
gears
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13785887A
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English (en)
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JPS6311265A (ja
Inventor
Teruo Horiguchi
Yoshio Horiguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Tateyama Inc
Original Assignee
Sankyo Tateyama Inc
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Publication date
Application filed by Sankyo Tateyama Inc filed Critical Sankyo Tateyama Inc
Priority to JP13785887A priority Critical patent/JPS6311265A/ja
Publication of JPS6311265A publication Critical patent/JPS6311265A/ja
Publication of JPH0321305B2 publication Critical patent/JPH0321305B2/ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、板材の面に研磨、研削、穿孔等の加
工工作を行う装置に関する。さらに詳しくは、こ
の装置に組込まれて回動しながら板材の面を加工
する工作具の駆動伝達系の改良に関する。
[従来の技術] 従来、板材の面の加工装置としては、例えば第
6図に示すものが知られている。
この従来の加工装置は工作具Aに回動力を付与
する駆動伝達系(図示せず)を有する工作機Bと
加工材料である板材Cを設置する工作台Dとから
なり、工作機Bに適当な送り機構(図示せず)を
設けて工作機Bを矢印のように板材Cの前後左右
方向へ移動させ、板材Cの面に連続的または間欠
的な一連の加工工作を行うものである。
なお、前記送り機構を工作機B、工作台Dの双
方または工作台Dのみに設けたものも知られてお
り、設置スペース、加工の種類などに対応して
種々の改良が試みられている。
[発明が解決しようとする問題点] 前述の従来の加工装置では、工作機Bにおける
工作具Aの駆動伝達系がギア同士の噛合構造とな
つている。このため、次のような問題がある。
(イ) ギア同士の噛合は摩擦力が大となるから、摩
耗が激しく耐久性が低い。
(ロ) ギヤ同士の噛合は摩擦力が大となるから、抵
抗が大となり駆動伝達性が低い。
(ハ) ギア同士の噛合は取付スペースが大となるか
ら、装置が大型化する。
(ニ) ギヤ同士の噛合は取付スペースが大となるか
ら、取付けられる工作具の間隔を広くしなけれ
ばならず、工作具の本数が限定されてくる。
(ホ) ギヤ同士の噛合は取付スペースが大となるか
ら、多数本の工作具を並列するとなると、工作
機の操作性が低下する、という問題がある。
以上(イ)〜(ハ)の装置構造に一般的に不利な問題に
加えて、(ニ)、(ホ)の問題は微細な加工工作を困難に
するという装置の質的、精度的側面に係つてい
る。
本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、駆動伝達系およびそ
の周囲部を改良して多数本の工作具による有効な
操作で板材の面に微細な加工工作を行えるように
することにあり、これに伴つて前記耐久性、駆動
力伝達性、大型化の問題をも解決することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る板面加工装置は、工作具に回動力
を付与する駆動伝達系を有する工作機と加工材料
である板材を設置する工作台とを相対移動する送
り機構を備え、この相対移動によつて板材の面に
連続的または間欠的な一連の加工工作を行うよう
にした板面加工装置において、工作具を取付ける
ために工作機に並列させたシヤフトに夫々同軸に
固定したギアとモータ等の駆動部との間にエンド
レス状のチエーンを噛合張設してなる駆動伝達系
を設け、前記シヤフトに固定するギヤを隣同士で
シヤフトの軸方向へ位相させて取付けることでシ
ヤフト間の間隔を近接させ、これら位相したギア
のために前記チエーンを少なくとも二本噛合張設
すると共に、駆動伝達系をボツクス内に収納して
前記シヤフト、ボツクスの間にベアリングを介設
すると共に前記チエーンの外側のボツクスの内壁
に突条ガイドを設けたことを特徴とする手段を採
用する。
[作用] 本発明に係る板面加工装置は、ギアとチエーン
との噛合によつて摩擦力の低減と取付スペースの
削減を図り、前記耐久性、駆動伝達性、大型化の
問題を解決するものである。また、隣同士のギア
を位相させることによつて工作具の取付間隔を狭
め、多数本の工作具により微細な加工工作を行え
るようにするものである。さらに、ギヤ、チエー
ンを初め駆動伝達系をベアリング、突条ガイドを
備えたボツクス内に収納することで、工作具(工
作機)の操作性を向上して微細な加工工作を行え
るようにするものである。
[実施例] 以下、本発明に係る板面加工装置の実施例を第
1図〜第5図に基づいて説明する。
図示実施例は薄板状のアルミ板1の表面に研磨
加工を行つて模様1′を形成する加工装置を示す
もので、工作具としては円柱状の砥石部21と砥
石部21に固着された取付シヤフト22とからな
る研磨具2が用いられている。この研磨具2自体
は、サンダ、グラインダ等の研磨交替部品として
公知のものである。
第1図は本発明の基本原理を簡略に示したもの
であり、ボツクス6に収納され工作機3に設けら
れる駆動伝達系4が示されている。
駆動伝達系4は、研磨具2を取付けるために工
作機3に並列させたシヤフト41と、シヤフト4
1に同軸に固定されたスプロツトすなわちギア4
2と、並列するシヤフト41の並列方向の両側に
配置された駆動軸43、従動軸44と、駆動軸4
3、従動軸44に夫々同軸に固定された二個のス
プロケツトすなわちギア45,46と、二本のエ
ンドレス状のチエーン47,48と、駆動軸43
に連結されたモータ49とからなる。シヤフト4
1に固定されたギア42は隣同士でその位置がシ
ヤフト41の軸方向へ位相しており、シヤフト4
1間の間隔を狭めて多数本のシヤフト41を狭い
範囲に並列できるようになつている。このギア4
2の位相は駆動軸43、従動軸44の二個のギア
45,46の固定間隔と一致しており、夫々にチ
エーン47,48が噛合張設されている。なお、
強い駆動伝達力を得るために、シヤフト41のギ
ヤ42を夫々二個として、チエーン47,48を
四本噛合張設する等の手段を採ることも可能であ
る。このような駆動伝達系4は、第2図に詳細に
示されるようにボツクス6内に収納支持されてい
る。前記シヤフト41はボツクス6の内部にベア
リング7を介して回動自在に支持されており、こ
のシヤフト41は下半部が筒状に穿設されその天
井部41aに当接されるバネ41cにより下方へ
付勢されたスライダ41bを備え、スライダ41
bには抜止41dが設けられており、また、スラ
イダ41bの下部には研磨具2、取付シヤフト2
2が挿通されネジ止されている。また、ボツクス
6の内壁の前記チエーン47,48に相応する箇
所に突条ガイド8を設けて、チエーン47,48
の脱落を防止している。駆動伝達系4が前述のよ
うにギヤ42とチエーン47,48との噛合構造
であるため、複雑な支持部材を要求することな
く、薄形直方体形状のボツクス6内にコンパクト
に収納支持することができる。
このように駆動伝達系4がボツクス6にコンパ
クトに収納されることにより、第3図、第4図に
示す送り機構で駆動伝達系4を自在に操作するこ
とが可能となる。送り機構はボツクス6を工作機
3の内枠31に固定し、内枠31を外枠32に摺
動自在に支持すると共に、外枠32に支持された
回転軸91からカム92、バー93を介して内枠
31に連結して内枠31、ボツクス6を移動可能
にし、また、外枠32の下部に設けた車輪94で
工作台5の側方に架設された架台95上を走行で
きるようにしてある。
以上のように構成されたアルミ板1の研磨加工
装置では、その操作として、まず工作台5にアル
ミ板1を設置する。この設置の態様としては、例
えば工作台5の上面5bに設けたジグでアルミ板
1を工作台5に機械的に固定する、工作台5の上
面5bに連通した真空ポンプでアルミ板1を工作
台5に吸着させる、工作台5の上面5bにオイル
を塗布してアルミ板1を工作台5に密着させる等
の手段がある。そして、研磨具2を回動させなが
ら前記送り機構を操作することにより、ボツクス
6、駆動伝達系4を介した研磨具2の動作でアル
ミ板1の表面に自在に精巧な模様1′(ジグザグ
形、波形、格子形、これらの組合せ形等)を形成
することができる。なお、研磨後は、例えばアル
マイト処理すればそのまま装飾板として利用する
ことも可能である。また、形成された模様1′は
観察する角度によつて光の反射が異なるので、模
様1′の構造が立体的に浮き上る等極めて美麗な
ものとなる。
前述の研磨加工においては、工作台5に昇降機
5aを設けておくことにより板厚に合わせた研磨
および研磨深度の調節が可能である。また、第4
図に示すように研磨具2を二列設け、かつ、各研
磨具2の研磨箇所をずらして加工することによつ
て位相した模様1′を形成することもできる。な
お、研磨具2を二列設けた場合または一列の場合
でも、第5図に示すようにネジハンドル10によ
り研磨具2(ボツクス6)の間隔(二列の場合)、
あるいは板面に対する研磨具2の角度を変更でき
るようにすれば、より複雑な模様1′を形成する
ことができる。
以上、図示した実施例の外に、研磨具2を他の
工作具と交換すれば他の加工工作を行うことも可
能であり、板材の工作台5への設置手段さえ変更
すれば、板材はステンレス、合成樹脂、木等の薄
板ばかりでなく、厚みをもつたものでも加工工作
を行うことができる。
また、送り機構の各部、ネジハンドル10等
は、マイクロコンピユータを内臓したコントロー
ラで自動制御することも可能である。さらに、送
り機構を工作台5側に設置することも可能であ
る。
[発明の効果] 以上のように本発明に係る板面加工装置は、ギ
アとチエーンとの噛合構造からなる工作具の駆動
伝達系としたので、摩擦力が低減されると共に取
付スペースが削減され、耐久性、駆動伝達性が向
上し装置が小型化される効果がある。
また、工作具が取付けられるシヤフトをギアの
位相により近接させたので、狭い範囲に多数の工
作具を並列することができ、微細な加工工作が可
能となり加工精度が向上する効果がある。
さらに、駆動伝達系をボツクス内にコンパクト
に収納支持したので、工作具の操作性が向上し、
この点からも微細な加工工作が可能となり加工精
度が向上する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る板面加工装置の実施例を
示す要部斜視図、第2図は同要部の側面の拡大断
面図、第3図、第4図は送り機構を含む板面加工
装置の全体の一部断面正面図、第5図は板面加工
装置の全体の一部断面側面図、第6図は従来例を
示す斜視図である。 1……アルミ板(板材)、2……研磨具(工作
具)、3……工作機、4……駆動伝達系、5……
工作台、41……シヤフト、42……ギア、4
7,48……チエーン、49……モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 工作具に回動力を付与する駆動伝達系を有す
    る工作機と加工材料である板材を設置する工作台
    とを相対移動する送り機構を備え、この相対移動
    によつて板材の面に連続的または間欠的な一連の
    加工工作を行うようにした板面加工装置におい
    て、工作具を取付けるために工作機に並列させた
    シヤフトに夫々同軸に固定したギアとモータ等の
    駆動部との間にエンドレス状のチエーンを噛合張
    設してなる駆動伝達系を設け、前記シヤフトに固
    定するギヤを隣同士でシヤフトの軸方向へ位相さ
    せて取付けることでシヤフト間の間隔を近接さ
    せ、これら位相したギアのために前記チエーンを
    少なくとも二本噛合張設すると共に、駆動伝達系
    をボツクス内に収納して前記シヤフト、ボツクス
    の間にベアリングを介設すると共に前記チエーン
    の外側のボツクスの内壁に突条ガイドを設けたこ
    とを特徴とする板面加工装置。
JP13785887A 1987-05-30 1987-05-30 板面加工装置 Granted JPS6311265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13785887A JPS6311265A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 板面加工装置

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JP13785887A JPS6311265A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 板面加工装置

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JP15182586A Division JPS6311264A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 板面加工装置

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Publication Number Publication Date
JPS6311265A JPS6311265A (ja) 1988-01-18
JPH0321305B2 true JPH0321305B2 (ja) 1991-03-22

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JP13785887A Granted JPS6311265A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 板面加工装置

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JPS6311265A (ja) 1988-01-18

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