JPH03212873A - デイスクカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えばフロッピーディスク・カセットに適用
するのに最適なディスクカセットの特にシャッタに関す
るものである。

〔発明の概要〕

本発明は、ディスク状記録媒体が回転自在に収納された
ケースと、該ケースの一端縁に沿って摺動自在に散付け
られて、該ケースのヘッド挿入孔＊８閉−ｆ−るシャッ
タとを備えたディスクカセットにおいて、上記シャッタ
の上記ヘッド挿入孔′ｆｔ開閉するシマツタ版と、該シ
ャッタを閉蓋位置へ摺動付勢する弾性を有するアームと
を２種類の合成樹脂によって互いに一体に成形すること
により、ディスクカセットの部品点数及び組立工数を削
減でき、しかも、シャッタの成形性、耐候性が良い上に
、シャッタの閉蓋動作を確実に行えるようにしたもので
ある。

〔従来の技術〕

従来の７０ンビーデイスク・カセットとして、例えば特
開昭５８−１６９３７９号公報がある。

この従来の７ａンビーデイスク・カセットに、ディスク
状記録媒体であるフロッピーディスクが回転自在に収納
されたケースと、該ケースの一端縁に沿って摺動自在に
取付けられて、該ケースのヘッド挿入孔を開閉するシマ
ツタと、該シャッタを上記ヘッド挿入孔の閉蓋位置へ摺
動付勢させるように該シャッタの一端と上記ケースの一
部とに両端を係止させたトーションバネや引張コイルバ
ネからなるシャツタ閉蓋用バネとを備えたものである。

そして、フロッピーディスク・カセットの非使用時には
、シマツタ全シャツタ閉蓋用バネによって閉蓋位置へ摺
動付勢させてヘッド挿入孔全閉蓋して、ケース内への防
塵を行う。フロッピーディスク・カセットの使用時には
、これをフロッピーディスク装置内に挿入した時に、シ
ャッタをシャツタ閉着用バネに抗して開蓋位置へ摺動さ
せてヘント°挿入孔′ｆｒ、開蓋し、磁気ヘッド全ヘッ
ド挿入孔からケース内に挿入させてフロッピーディスク
ツ記録、再生を行うものである。

［発明が解決しようとする課題〕 しかし、従来のフロッピーディスク・カセットは、シャ
ッタとは別部品で構成されたシマツタ閉蓋用バネ金用い
ていたので、部品点数及び組立工数が多かった。特に、
市販のフロッピーディスク・カセットでは、シマツタ閉
蓋用バネをケースの内側ニ取付け、シャンタ金ケースの
外側ＶＣ取付ける構造のために、シャツタ閉蓋用バネと
シャッタと全ケースに同時に組立てることができず、シ
ャッタ閉蓋用バネとシャッタとをケースに別々に組立て
た後に、これらを相互に係止又は連結する煩雑な作業ケ
行わなげｔばならず１組立作業に手間がかかると言った
課題があった。

本発明に、シャツタ閉蓋用バネとシマツタとをケースに
別々に組立てる必要がなく、しかも、シマツタの成形性
、耐候性が良い上に、シマツタの閉蓋動作を確実に行え
るようにしたディスフカセラトラ提供すること全目的と
している。

［課題全解決するための手段〕 上記目的全達成するために、本発明のティスフカセット
に、ケースの一端縁に沿って摺動自在に取付けられるシ
マツタの上記ケースのヘッド挿入孔を開閉するシマツタ
板を成形性、耐候性の良好な第１の合成樹脂によって成
形し、上記シマツタの、一端に弾性に抗して屈曲可能な
アームを弾性の良好な合成樹脂によって一体に成形し、
上記シャッタ全上記アームの屈曲反力によって上記ヘッ
ド挿入孔の閉蓋位置へ摺動付勢させるように構成したも
のである。

［作　用〕 上記のように構成されたディスフカセントは、シャッタ
の一端に一体に設けたアームで従来のシャツタ閉蓋用バ
ネ全構成している。従って、シャッタとアームとをケー
スに同時に組立てることができて、従来のように、シャ
ツタ閉着用バネとシャッタとをケースに別々に組立てる
必要がない。

しかも、シャッタのシマツタ板とアームとを２種類の合
成樹脂によって互いに一体Ｖｃｇ形しており、特に、シ
マツタ板を成形性、耐候性の良好な合成樹脂によって成
形したので、シマツタ板ｋｆｌＪえは０．２ｍｍ以下の
薄板に精度良く成形することができると共に、シマツタ
板の経年変化も少なくできる。１だ、アームを弾性の良
好な合成樹脂によって成形したので、このアームを弾性
に抗してしなやかに屈曲させることが可能となり、この
アームの屈曲反力によってシマツタの閉蓋位置への摺動
動作、即ち閉蓋動作金常に確実に行うことができる。

［実施例〕 以下、不発明をフロッピーディスク・力℃ットに適用し
た一実施例を図面を参膵して説明する。

１ず、第１図及び第２図に示すＬつに、よ下ノ・−７１
，２によって構成ぎわたケー７３に偏平でほぼ四角形状
に構成され、内部にはディスク状記録媒体であるフロッ
ピーディスク（磁気ディスク〕４が回転自在に収納さｔ
ている。このケー７３の一端縁３ａ側のほぼ中央部には
上下へ−７１，２にほぼ長方形状のヘッド挿入孔５が設
けらｎ’ｔいる。なお、ヘッド挿入孔５は上下ハーフ１
．２の少なくとも一方に設けられていれば良い。なお、
下ハーフ２のほぼ中央＠ＶＣはターンテーブル挿入孔６
が設けられている。

ヘッド挿入孔５を開閉するシャッタ８は上下−対で平行
なシャツタ板９とこれらを連結する連結部１０とによっ
て断面形状がほぼコ字状に構成され、両ンヤツタ板９に
はほぼ長方形状の開口１１が一側方に偏倚されて設けら
ｔ′″Ｃ（・る。このシャッタ８はその両シャッタ板９
をケース乙の上下両面に設けられた浅い凹所１２内に平
行状に重ねるようにしてケース３の外側に取付けられて
、ケース乙の一端縁３ａＫ沿って摺動ガイド（図示せず
］によって案内されて矢印ａ、ｂ方向に摺動自在に取付
けられている。

ところで、このシャッタ８は合成樹脂にて成形されたも
のであり、そのシャッタ８の連結部１゜の一端８ａＶＣ
シャンタ閉蓋用バネ全構成する弾性に抗して屈曲可能な
アーム１３が一体成形によって一体に設けらｒｔている
、なお、このアーム１３は例えばほぼＶ字形をなす複数
の屈曲部１４ａ、１４ｂｌＣよってジグザグ状に形成さ
れ、各屈曲点や屈曲点間の中間扉等に複数の節１５が形
成されている。そして、このアーム１３はケース３内に
おけるフロッピーディスク４の外周のほぼ三角形状の空
間部１６内に挿入されている。この際、アーム１３の複
数の屈曲部１ｄａ、１４ｂの屈曲部ａ１．−ｅ２をケー
ス乙の外周側！２で大きく、ケース乙の内周偲ぶ！で小
さく構成することにより、アーム１３をほぼ三角形状の
空間部１６内に有効に配置し、かつ、複数の屈曲部１７
ｉａ、１４ｂがフロッピーディスク４の外周と干渉する
ことを防止している。

そして、アーム１３の先端１３ａ全ケース３の内壁部の
一部３ｂに弾性に抗して押圧させることにより、アーム
１３の複数の屈曲部１４ａ、１４ｂの屈曲反力によって
、シャッタ８を第１図に実線で示すヘッド挿入孔６の閉
蓋位置へ矢印ａ方向に摺動付勢さセている。

次に、シャッタ８をケース３に組立てる際には、ケース
３の一端縁３ａに沿って形成されている上下ハーフ１．
２間のスリット１７からほぼ三角形状の空間部１６内に
アーム１３を第１図で矢Ｅｆｌｃ方向に挿入しながら、
シャッタ８の両シャッタ板９をケース３の両凹所１２の
外側に第１図で矢印単に組立てることができる。なお、
シャッタ８の両シャンタ板９が両凹所１２内に矢印ｄ方
向から完全に挿入された時に、シャッタ８がケース３の
摺動ガイド（図示せず）Ｋ係合さｔ′Ｌ″ｃ、ケース３
からシャッタ８が矢印ｄ方向の逆方向に脱落しなくなる
。

７０ソビーデイスクーカセツトは以上のように構成され
ていて、非使用時には、第１図に実線で示すよ５［、シ
ャッタ８がアーム１３の屈曲反力によって閉蓋位置１で
矢印ａ方向に摺動付勢され、両シャッタ板９によって両
ヘッド挿入孔５が閉蓋されて、ケース３内への防塵が行
われる。

なおこの際、第２図に示すように、ケース乙のスリット
１７のアーム１３とは反対側はシャッタ８の連結部１０
によって完全に閉塞されるが、スリット１７のアーム１
３側はシャッタ８の摺動量Ｓ相当分だけ開放されたまま
になる。そこで、アーム１３の上下高さｈｌにケース３
のスリット１７の上下高さｈ２に対して、ｈ１≧ｈ、ｉ
／ｉ：構成することにより、そのスリット１７のアーム
１３＠の開口部労金ケース６の内典からアーム１６で閉
塞することができて、そのスリット１７のアーム１６側
の開口部分からケース３内への防塵も行える。

次Ｋ、フロッピーディスク・カセットの使用時には、こ
れをフロッピーディスク装置内に挿入すると、ケース乙
の一端縁３ａに設けられた凹部１８内に挿入されてシャ
ッタ８の他端８ｂＶｃ当接さｔたシャッタ開蓋ビン１９
によって、シャッタ８がアーム１３の弾性（屈曲反力］
に抗して第１図に１点鎖線で示す開蓋位置まで矢印す方
向に摺動さｔ、両シャッタ板９の両開口１１が両ヘッド
挿入孔５の真上に重ねられて、両ヘッド挿入孔５が開蓋
される。そして、上下一対の磁気ヘッド（図示せず〕が
両ヘッド挿入孔５からケース３内に挿入サワてフロッピ
ーディスク４の上下両記録面に接触されて、フロッピー
ディスク４の記録、古注が行われる。

なお、このシャッタ８の開蓋時に、アーム乙の複数の屈
曲部１Ａａ、１４ｂに第１図に１点鎖線で示すように弾
性に抗して折畳まするように屈曲されるが、その際、沙
数の節１５は複数の屈曲部１４ａ、ｉａｂに安定した屈
曲及力を発生させると共に、こハらの屈曲点での屈曲破
損全防止する。

次に、第６図〜第６図によって、シャッタ８の詳細全説
明する。

まず、第３図に示すように、シャッタ８の断面形状がほ
ぼコ字状全なす土工一対のシャツタ板９とこれらの間の
連結部１０とが成形性、耐候性の良好なポリアセタール
樹脂等の第１の合成樹脂によって成形され、このシャッ
タ８の連結部１０の一端８ａにアーム１３が弾性の良好
なナイロン樹脂等の第２の合成樹脂によって一体に成形
されている。この際、アーム１３の接続部１３ｂはシャ
ッタ８の連結部１０に所定の長さ１３に亘って食い込む
ように接続されていて、シャッタ８とアーム１３との分
離が防止されτいる。

次に、上記のようなシャッタ８の２種類の合成樹脂によ
る成形方法を、第４図〜第６図によって説明する。

まず、第４図に示すように、金型２０．２１．２２間に
シャッタ８の両シャッタ板９及び連結部１０を成形する
ための断面形状がほぼコ字状をなす第１のキャピテイ２
３が形成されている。そして、金型２０．２１，２２間
に形成されたアーム１３を成形するための第２のキャど
ティ２４の第３図に示した接続部１３ｂ相肖部分がスラ
イドコア２５によって閉塞されている。

そこで、第４図に示すように、最初に、第１の射出ゲー
ト２６から第１のキャビティ２３内に、成形性、耐候性
の良好なポリアセタール樹脂等の溶融された第１の合成
樹脂２７を射出して、両シャッタ板９及び連結部１０を
成形する。

次に、第７のキャどティ２３内の第１の合成樹脂が硬化
される前に、第５図に示ｊように、スライドコア２５を
矢印ｅ方向にスライドさせて、第２のキャビティ２４を
開き、第２の射出ゲート２８から第２のキャビティ２４
内に弾性の良好なナイロン樹脂等の溶融さｔた第２の合
成樹脂２９を射出して、第３図に示す接続部１３ｂが連
結部１０に一体に接続されたアーム１３を成形する。

次に、第６図に示すように、第１及び第２の合成樹脂２
７．２９の硬化後に、金型２０．２１．２２及びスライ
ドコア２５を矢ａ］ｅ％　ｆ、ｇ、ｈ方向に開放させて
、成形されたシャッタ８を取出す。

このようなシャッタ８の成形方法によれば、両シャッタ
板９及び連結部１０を成形性、耐候性の良好な第１の合
成樹脂２７によって成形したので。

両シャッタ板９及び連結部１０の成形性が良くて、こｔ
らを例えば０．２ｍｍ以下の薄板に精度良く成形するこ
とができ、特に、第３図に示す両シャッタ板９の開口１
１の外周のコーナ部分９ａｆ容易にかつ高Ｍ度に成形で
きる。そして、両シャッタ板９及び連結部１０の耐候性
が良好であり、両シャンタ板９の第３図に示す矢印ｉ方
向等へのめぐれ等の経年変化を少なくできるので、第１
図に実巌で示す閉蓋位置にて両シャッタ板９でヘッド挿
入孔５を長期に亘って高精度に閉蓋することができる。

一方、シャッタ８を閉蓋位置へ摺動付勢する弾性全方す
るアーム１３を弾性の良好な第２の合成樹脂２９によっ
て成形したので、このアーム１３を弾性に抗してしなや
かに屈曲させることが可能となり、このアーム１３の屈
曲反力によってシャッタ８の閉蓋位置への第１図で矢ａ
］ａ方向の摺動動作、にＤち閉蓋動作を常に確実に行う
ことができる。

以上、本発明の実施例に付き述べたが、不発明は上記実
施例に駆足されることなく、本発明の技術的思想に基づ
いて、各種の有効な変更が可能である。

例えば、シャツタ板９’Ｐアーム１３の形状は如何なる
形状であっても良い。

また不発明は、上記実施例で示したフロッピーディスク
４を使用するフロッピーディスク・カセットに駆足され
ることなく、ハードディスクその他の各種のディスク状
記録媒体を収納して使用する各種のディスクカセットに
適用可能である。

［発明の効果〕 本発明は、上述のとおり構成されているので。

次に記載する効果を奏する。

シャツタ閉蓋用バネを構成するアームをシャッタの一端
に一体に設けて、シャッタとアームとをケースに同時に
組立てることができるようにしたので、従来のように、
シャツタ閉蓋用バネとシャッタとをケースに別々に組立
てる必９がなく、ディスクカセットの部品点数及び組立
工数を削減できるＯ 臂に、シャッタとアームとをケースに同時に組立てるこ
とによって、従来のような、シャツタ閉蓋用バネとシャ
ッタとをケースに別々に組立てた後に、これらを相互に
係止又は連結する煩雑な作業に比べて、組立作業時間を
大巾に短縮することができて、ディスクカセットの量産
性を著しく向上することができる。

しかも、シャッタのヘッド挿入孔を開閉するシャツタ板
を成形性、耐候性の良好な合成樹脂によって成形したの
で、シャツタ板の成形性が良くて、シャツタ板を例えば
０．２ｍｍ匂下の薄板に精度良く成形することができる
と共に、その薄板であるシャツタ板のめくれ等の経年変
化を少なくできるので、閉蓋位置にてシャツタ板でヘッ
ド挿入孔を長期に亘って高精度に閉蓋することができる
。

方、シャッタを閉蓋位置へ摺動付勢する弾性を有するア
ームを弾性の良好な合成樹脂によって成形したので、こ
のアームを弾性に抗してしなやかに屈曲させろことが可
能となり、このアームの屈曲反力によってシャッタの閉
蓋位置への摺動動作。

即ち閉蓋動作を常に確実に行うことができる。従つて、
シャッタによるヘッド挿入孔の閉蓋特性が非常に高く、
ヘッド挿入孔からケース内への塵埃の侵入を長期Ｏて亘
って確実に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

図面に本発明の一実施例を示したものであって。 第１図は要部を切欠いて示したフロッピーディスク・カ
セットの平面図、第２図は第１図のローロ矢視ての側面
図、第３図はシャッタを示した斜視図、第４図〜第６図
（２シヤツタの成形方法を説明する金型の断面肉である
。 また、図面に用いられている符号において、６・・・・
・・・・・・ケース ４・・・・・・・・・・フロッピーディスク（ディスク
状記録媒体〕 ５・・・・・・・・・・ヘッド挿入孔 ８・・・・・・・・−・シャッタ ８ａ・・・・・・・・シャッタの一端 ９・・・・・・・・・・シャツタ板 アーム ２７・・・・・・・・第１の合成樹脂 ２９・・・・・・・・第２の合成樹脂 である。 代 理 人 土 屋 勝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディスク状記録媒体が回転自在に収納されたケースと、
   該ケースの一端縁に沿つて摺動自在に取付けられて、該
   ケースのヘッド挿入孔を開閉するシャッタとを備えたデ
   ィスクカセットにおいて、上記シャッタの上記ヘッド挿
   入孔を開閉するシャッタ板を成形性、耐候性の良好な第
   １の合成樹脂によつて成形し、上記シャッタの一端に弾
   性に抗して屈曲可能なアームを弾性の良好な合成樹脂に
   よつて一体に成形し、 上記シャッタを上記アームの屈曲反力によつて上記ヘッ
   ド挿入孔の閉蓋位置へ摺動付勢させるように構成したこ
   とを特徴とするデイスクカセツト。