JPH03212830A - 光ディスク、その記録・消去システム、およびその記録・消去方法 - Google Patents

光ディスク、その記録・消去システム、およびその記録・消去方法

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JPH03212830A
JPH03212830A JP2006186A JP618690A JPH03212830A JP H03212830 A JPH03212830 A JP H03212830A JP 2006186 A JP2006186 A JP 2006186A JP 618690 A JP618690 A JP 618690A JP H03212830 A JPH03212830 A JP H03212830A
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recording
optical disk
phase change
optical disc
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JP2006186A
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Hiroshi Nogami
博志 野上
Nobuhiro Tokujiyuku
徳宿 伸弘
Norio Goto
典雄 後藤
Hiroaki Ikeda
宏明 池田
Makoto Miyamoto
真 宮本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明な、記録・消去可能相変化光ディスク、ならびに
記録・消去可能相変化光ディスクの記録・消去システム
、および記録・消去方法に胸する。
〔従来の技術〕
従来から、光ディスクには、再生専用、追記形、記録・
消去可能形がある。再生専用の光ディスクには、CD(
コンパクトディスク)、CD−ROM。
CDI(CODインターラクティブ) 、 CI)/ 
(ビデオつきCD)、LD(レーザディスク)などがあ
る。
また、記録・消去可能形には、光磁気ディスクや相変化
光ディスクがある。
相変化光ディスクは、記骨膜の相状態の変化に伴う光学
的性質の変化を利用して、信号の記録・消去ならびに再
生を行うものであり、記9jk膜の相状態なレーザ光の
照射による記録膜の加熱とその後の冷却過程により決定
される。この相変化光ディスクについては、たとえば電
子情報通信学会時術研究報告CPM (Compone
nt Parts and Materials。
87−88.89.90(1987年)K記載されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の記録・消去可能形光ディスクの機械的仕様(
光ディスクの直径や孔径、厚さ、片面仕様か両面仕様)
や回転数や記録信号フォーマットは、CD、CD−RO
M、CDI、CDV、LDなどの再生専用光ディスクの
それとは異なるため、これらの再生専用光ディスクの再
生装置では再生不可能であった。
さらに、機械的仕様や回転数、記録信号フォーマットを
再生専用光ディスクのそれに合致させたとしても、従来
の記録・消去可能光ディスクでは。
記録膜の照射レーザパワー吸収効率を向上させるため、
ならびに信号記録時の変調度を大きくするため、光ディ
スクの反射率が低く(たとえば、未記録部分の反射率が
50チ以下)なされており、上記の再生専用光ディスク
の再生装置でに再生することができなかった。
本発明の第1の目的は、従来技術の問題点を解決し、再
生専用光ディスクの再生装置により再生可能となる記録
・消去可能相変化光ディスク並びに、再生専用光ディス
クの再生装置が利用可能となる相変化光ディスクの記録
−消去システムを提供するものである。
また、本発明の第2の目的は、上記相変化光ディスクの
記録・消去システムを用いて光ディスクのダビングを行
なう場合の、必要時間を短縮する記録・消去方法を提供
するものである。
C8題を解決するための手段〕 上記第1の目的を達成するために、トラッキング用のグ
ループにトラッキングがかかつ喪状態での反射率を60
%以上85q6以下となるように相変化光ディスクの構
造を設定したものである。
また、上記第1の目的を達成するために1前記相変化光
ディスクの機械的寸法を再生専用光デイスフ(たとえば
、CD、LD )の規格寸法に合致させたものである。
また、上記第1の目的を達成するために、前記相変化光
ディスクと、前記再生専用光ディスクの信号7オーマツ
)K合致した信号を記録可能とする信号出力回路と、前
記再生専用光ディスクの線速度あるいは回転速度で前記
相変化光ディスクを(ロ)転せしめる駆動部分およびそ
の制御回路と、前記相変化光ディスクの記録膜の相変化
を生じせしめるレーザビーム照射用光ヘッドおよびその
駆動回路と、前記相変化光ディスクのグループ上に前記
レーザビームが照射されるように位置を制御する制御器
を有してなる記録・消去装置とを有するシステムとした
ものである。
さらに、上記第2の目的を達成するために1前記記像・
消去システムにおいて光ディスクのダビングを行なう際
に、信号が記録・消去される前記相変化光ディスクと信
号が読みだされる光ディスクの両者の線速度あるいは回
転数を、前記再生専用光ディスクの規格値以上に設定し
たものである。
ただし、信号が記録・消去される前記相変化光ディスク
と信号が読みだされる光ディスクの両者の線速度あるい
は回転数は一致するように設定したものである。
〔作用〕
再生専用光ディスクでは、光ディスクのレプリカに前も
って刻まれたビットの有無によって信号を再生する。す
なわち、ビットのある部分では照射されたレーザ光が前
記ビットによって回折・散乱され、反射率がミラ一部分
(グループやビットの無いプレーン)に比べて低下する
。つまり、再生専用光ディスクでは反射率の大小がその
再生原理となっている。
一方、相変化光ディスクでは、記録膜が結晶の場合と非
晶質の場合とで反射率が変化することを利用している。
このため、ビットによる光の回折・散乱と同じ効果を得
ることができ、相変化光ディスクを利用した場合、反射
率を合致させれば、再生専用光ディスクの再生装置によ
り記録信号を再生することが可能である。
ところで、再生専用光ディスクでは一般に信号記録部分
にはグループが存在せず、トラッキングは記録信号であ
るビットを用いて行なわれる。このため、再生専用光デ
ィスクのミラ一部分(グループのないプレーン)の反射
率ハ、グループのある相変化光ディスクではグループに
トラッキングがかかった状態の信号未記録部分の反射率
に対応する。
従って、グループの存在する相変化光ディスクを、再生
専用光ディスクの再生装置で再生可能とするには、前記
記録・消去可能な光ディスクのグループにトラッキング
がかかった状態での反射率を前記再生専用光ディスクの
再生装置で利用可能な値にする必要がある。
既存の再生専用光ディスクの再生装置は、再生専用光デ
ィスクのミラ一部分の反射率が60俤以上85%以下で
ほぼ再生可能である。
そこで、前記相変化光ディスクのグループにトラッキン
グがかかった状態での反射率を60俤から85%とし、
その機械的寸法を再生専用光ディスク規格寸法とするこ
とで、再生専用光ディスクの再生装置で利用が可能とな
る。
さらに、本発明では、記録・消去装置は再生専用光ディ
スクの信号規格に合致したフォーマットで前記相変化光
ディスクに記録・消去を行なうので、再生専用光ディス
クの再生装置により前記記録・消去装置で記録・消去さ
れた相変化光ディスクの記録信号を再生することが可能
となる。
また、光ディスクのダビングを行なう際に、信号が記録
・消去される前記相変化光ディスクと信号が読みだされ
る光ディスクの両者の線速度あるいは回転数を、前記再
生専用光ディスクの規格値以上に設定しているため、光
ディスクのダビングに必要とされる時間を短縮すること
ができる。ここで、信号が記録・消去される前記相変化
光ディスクと信号が読みだされる光ディスクの両者の線
速度あるいは回転数は一致するように設定されているた
め、再生信号を誤って記録・消去することは無い。
〔実施例〕
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。
(実施例1) 第5図は、本発明の記録・消去から再生を行うシステム
全体の一実施例を示したものである。光ディスク8は記
録・消去可能相変化光ディスクであり、トラッキング用
にグループを有し、このグループ部分の光ディスク8か
らのレーザ光反射率が60チから85俤であることを特
徴とする。さらVc、この光ディスク8は再生装置i5
2で再生され7:+CD、CDV、CD−ROM、CD
I、LD などの再生専用光ディスク8の機械的寸法に
合致するように構成されている。
記録・消去装置5フは、再生装置52で再生可能な再生
専用光ディスク(CD、CDV、CD−ROM。
CDI、LDなど)の規格フォーマットに従った記録を
光ディスク8に行う、すなわち、記録装置1151によ
り記録・消去された光ディスク8はそれに適合したCD
、CDV、CD−ROM、CDI、LD などの再生装
置52で再生専用光ディスクと同様に再生することかで
きる。特に、記録壷消去装置51は未記録の光ディスク
8のみならず、記録済みの光ディスク8にも、前の信号
を消去し、新しい信号を記録することができる。
なお、光ディスク8の機械的寸法ならびに記録・消去装
置51の信号フォーマットとしてCD。
CDV、CD−ROM、CDI、LDなどのいずれを選
択するかは、再生装置52を何れにするかによって決定
される。
つぎに、第5図のシステムの具体例について以下、説明
する。ここでは、CDに適用した場合について説明する
第1図は、本発明の相変化光ディスクの第1の実施例を
示ア構成断面図である。1μ幅α4μm1深さ55nm
 % ピッチ1.6μmのトラッキング制御用グループ
7をもつ円形(@径12(1111%厚さ1.2m)の
PC(ポリカーボネイト)基板であり、光ディスク8の
主面中央に直径15■の孔15を有する。
この基板の機械的寸法はCD規格に合致するものである
。このPC基板1上にSi、N4からなる第1干渉膜2
を約190nmの厚さにスパッタリングにより形成する
。さらに、この第1干渉膜2上KI J S b T 
e2からなる記gk膜5を約50nmの厚さに形成する
。この記録膜5上にS i、 N4からなる第2干渉膜
4を約125nmの厚さに形成する。そして、この第2
干渉膜4上にAuからなる反射膜5を約1100nの厚
さに形成する。最後釦、この反射膜5上に保護膜6とし
て紫外線硬化樹脂をスピンコードにて形成し、光ディス
ク8とする。
この光ディスク80反射率を測定したところ、未記録の
グループ部分で約70%であった。
次に、第2図は、第1図に記載した光ディスク8に信号
を記録・消去または再生する光ヘッド22を示す構成図
である。第2図には、説明の都合上、光ディスク8が併
記されている。第2同圧おいて、半導体レーザ素子12
から出射されたレーザ光9はビームスグリツタ13を通
過後、対物レンズ10により光ディスク8の記録面上で
ビーム径約1μmに集光される。再生時には1mW程度
のレーザ光9が照射され、光ディスク8によって反射さ
れた光9が対物レンズ10とビームスプリッタ−15を
介してフォトダイオード111C入射する。フォトダイ
オード11はこの入射光を検出し、その検出信号が光ヘ
ッド22からの再生出力信号となる。
また、記録・消去時には再生時より大きいパワーが照射
され、そのパワーのレベルにより光ディスク8の記録膜
5が非晶質化あるいは結晶化する。
なお、第2図において、フォーカス用および、ドラッギ
ング用の光学系は省略されている。
次に、第5図に光ヘッド22を含む、記録・消去装置5
1の構成な示す。第5図には説明の都合上光ディスク8
も併記されている。モータサーボ回路26はコントロー
ラ29からの命令により、光ヘッド22の位置における
光ディスク80線速度Vが一定(1,2m/g〜1.4
m/s )となるようにモータ23の回転数を制御する
(これはCDがCLM (Con5tant Line
ar ”/elooit7 )であるためである)、ま
た、フォーカスサーボ回路28およびトラッキングサー
ボ回路′52はコントローラ29からの命令により、光
ディスク8の所定のグループ7上にレーザ光9が集光さ
れるように光ヘッド22を制御する。また、フィードサ
ーボ回路27はコントローラ29からの命令により、フ
ィードモータ50を駆動して光ヘッド22を光ディスク
80半径方向に移動させる。
光ディスク8に記録子べき信号(アナロク信号)はA/
DK換器(標本化周波数< 4.1x Hz l  f
子化ヒツト数16)34を経て、CIRC(Cross
Interleave Read−3olomon C
ode )エンコーダ59に入力され、さらに、  E
 F M (Eight to F’ourteenM
odulation )変調回路%に入力される。 E
FM回路36の出力はCD規格〈適合したフォーマット
、転送レートの信号である。この信号灯レーザドライブ
インターフェイス25を介して、レーザドライブ回路3
5に入力される。レーザドライブ回路35は入力信号に
応じた記録・消去用レーザ光9が発生されるように光ヘ
ツド22内の半導体レーザ素子12を駆動する。この発
光されたレーザ光9により光ディスク8に信号が記録・
消去される。
次に5本実施例で用いる信号の記録・消去の方法である
単一ビームオーバライトICついて第4図を用いて説明
する。この単一ビームオーバライトを行う場合には、第
4図記載の変調されたパワーPのレーザ光を光ディスク
8に照射する。第1図記載の光ディスク8を用いる場合
には、第4図においてパワーレベルの低いPwが記fi
(結晶化)レベルであり、高いPeが消去(非晶質化)
レベルである(光ディスク8の構成によっては、高いパ
ワーレベルカ記録レベルであ(J、低いレベルが消去レ
ベルとなる場合もある)、すなわち、CDのビットに相
当する記録マークに対応する部分に記録レベルのパワー
Pwを照射し、そうでない部分には消去レベルのパワー
Paを照射する。この変調されたパワーのレーザ光9の
照射により、消去用のレーザな別途用意することなしに
、光ディスク8に記録された前の信号を消去しつつ、新
しい信号を記録することかできる。なお、第4図におい
て、Poは再生パワーレベルである。
実際に、第1図記載の光ディスク8に、第3図記載の記
録・消去装置を用いて、オーディオ信号を記録した。記
録・消去時のレーザパワーは非晶質化レベルPaを19
mW、結晶化レベルPwを14mWとした。線速度Vは
14m/sと(、た。
この記録された光ディスク8を、既存の再生専用CDプ
レーヤで再生してみたところ、再生可能であった。同様
に、CDプレーヤとLDプレーヤとの兼用機、CDプレ
ーヤCDVとの兼用機においても再生可能であった。こ
れは、第1図の説明でも述べたように、今回の光ディス
ク8の機械的寸法がCD規格に合致してお1ハさらに反
射率がCD規格である70−以上を満足しているため、
従来の再生専用機で再生可能となっている。
さらに、この光ディスク8の一度記録されたトラックに
別のオーディオ信号を記録し、同様に再生専用CDプレ
ーヤで再生してみたところ、前の信号は消去されており
、新しいオーディオ信号が再生された。これは本実施例
の記録・消去装置により光ディスク8の信号がうまく単
一ビームオーバライトできていることを示している。
さらに%第5図のシステムの実施例として、第3図記載
の記録・消去装置51と既存の再生装置(CDプレーヤ
あるいはCDプレーヤとLDプレーヤなどとの兼用機)
52とを一体化したCDダビング装置80の構成図を第
8図に示す、第8図において、−点鎖線より上部が再生
装置部分86であり、−点鎖線より下部が記録・消去装
置部分87である。記録・消去装置部分87は第3図と
同様であるので、再生装置部分861Cついてのみ説明
する。
第8図において、光ヘッド22により再生された信号は
、波形整形回路81を経て、BFM復調回路82に入力
される。EFM復調回路82の出力F′X、cIcRデ
コーダ85を介し、D/A変換器84にてオーディオ信
号に再生される。その他の部分については第3図の記録
・消去装置51に示されるものと同様である。
また、記録・再生制御器85は再生装置部分86ならび
に記録・消去装置部分87にあるコントローラ29へ必
要な制御信号を出力する。
光ディスク8への記録信号の音源が、マイクロ7オンや
その他のオーディオ機器の出力(アナログ信号)の場合
には、記録・消去装置510に1変換器54へ入力しな
ければならない、しかし、CDをダビングする場合忙は
、音源のCDを完全なオーディオ信号に再生し、記録す
る方法(第8図の点線(a)を接続する方法)以外に1
ディジタル信号のまま記録する方法がある。これKは次
の3通りがある。
(1)CIRCデコーダ83の出力をCIRCエンコー
ダ59へ入力する方法。これは、第8図において、点線
(b)を結線することで実現される。
(ii)gyu復調器82の出力なEtFM変調器回路
36へ入力する方法、これは、第8図において、点線(
、)を結線することで実現される。
GiD  波整形回路81の出力なレーザドライブ回路
25へ入力する方法。これは、第8図において、点線(
d)を結線することで実現される。
実際に%第8図に示されるCDダビング装置80を用い
、記録済みの光ディスク8′の信号を未記録の光ディス
ク8ヘダビングした。このときの未記録の光ディスク8
には、本発明の第1図記載の光ディスク8を用いた。ま
た、記録済の光ディスク8’には、本発明の第1図記載
の光ディスク8に予め第3図記載の記録・消去装置51
を用いて信号が記録されたものを用いた。なお、記録済
の光ディスク8′は第8図の再生装置部分86に装着し
、未記録光ディスクは第8図の記録・消去装置部分87
に装着した。
まず、第8図の点線(a)を結線し、光ディスク8から
の信号を一旦アナログ信号!IC変換してから光ディス
ク8へ記録した。この信号の記録された光ディスク8を
既存のCDプレーヤで再生したところ、再生が可能であ
り、CDのダビングが可能であった。
つぎに1この光ディスク8と同様の未記録光ディスク8
を再び用意し、第8因の点#(a)の結線をはずし、代
わりに点線(b)を結線し、CICRIC−ダ83の出
力を直接CIRCエンコーダ39に入力し、上記と同様
の記録、再生試験を行った。その結果、光ディスク8の
記録信号は既存のCDプレーヤにより再生可能であった
さらに、この光ディスク8と同様の未記録光ディスク8
を再び用意し、第8図の点線(b)の結線を外し、代わ
りに点i!A(c)を結線し、EFM変詞(ロ)路82
の出力を直接EFM変調回路%に入カレ、上記と同様の
記録、再生試験を行った。その結果、光ディスク8の記
録信号は既存のCDプレーヤで再生可能であった。
最後に、この光ディスク8と同様の未記録光ディスク8
を再び用意し、第8図の点117(0)の結線を外し、
代わり釦点線(d)を結線し、波形整形回路81の出力
を直接レーザドライブインターフェイス25に入力し、
上記と同様の記録、再生試験を行った。
その結果、光ディスク8の記録信号は既存のCDプレー
ヤにより再生可能であった。
さらに、点線(d)を結線時に記録・消去装置部分87
ならびに再生装置部分860両者の光ディスク8と光デ
ィスク8の線速度を2−8m/s (CD規格の約2倍
)にしてダビングを行なった。この際、ダビングにかか
った時間は上記実施例の約2分の1であった。この場合
にもダビングされた光ディスク8の記録信号は既存のC
Dプレーヤで再生可能であった。
さらに、ダビング時の光ディスク8と光ディスク8′の
線速度を4.2m/s (CD規格の約5倍)にして同
様の実験を行なった。ダビングに要した時間はCD規格
の線速度1.4m/8の場合の約5分の1であった。ま
た、このダビングされた光ディスク8は既存のCDプレ
ーヤで再生可能であった。
なお、記録済み光ディスク8′は既存の再生専用CDで
あっても、さらに、未記録光ディスク8は、記録済みで
あっても全く同様であることは言うまでもない。
また、光ディスク8や光ディスク8の外形は直径が80
−であってもよい。
(実施例2) 第6図は、本発明の相変化光ディスクの第2の実施例を
示す構成断面図である。これは第1図記載の第1の実施
例の光ディスク8の構成から第1干渉膜2を省略した構
成となっている。1線幅1.3μm1深さ55nm、 
 )ラックピッチ1.7μmのトラッキング制御用グル
ープ7をもつ円形(直径!500m1.厚さ1.2 、
 )のPMMA (ポリメチルメタクリレート)基板で
あり、光ディスク8の主面中央に直径35=の孔15を
有する。このPMMA基板1上にIn5SbTe2から
なる記録膜3を約50nmの厚さに形成する。この記録
膜6上KS13N4からなる第2干渉膜4を約120n
mの厚さに形成する。
そして、この第2干渉膜4上にAuからなる反射膜5を
約1100nの厚さに形成する。fi後に、この反射膜
5上に保護膜6として紫外線硬化樹脂をスピンコードに
て形成し、片面光ディスクとする。
この片面光ディスクを接着剤にて2枚貼りあわせ、両面
光ディスク8とする。この光ディスク8の機械的寸法は
LD規格に合致するものである。
次に、第7図に光ヘッド22を含む、記録・消去装r!
t51の構成を示す。第7図VcFX、説明の都合上光
ディスク8も併記されている。モータサーボ回路26は
コントローラ29からの命令により、光ヘッド22の位
置における光ディスク80線速度Vが一定あるいは光デ
ィスク80回転数が一定(ω=10oorpm)となる
ようにモータ25の回転数を制御する(これはLDがC
LVまたはOA’l/(Constant Angul
ar Vθ1ooit)’ )の両者を規格に有するた
めである)、また、フォーカスサーボ回路28およびト
ラッキングサーボ回路32はコントローラ29からの命
令により、光ディスク8の所定のグループ7上にレーザ
光9が集光されるように光ヘッド22を制御する。また
、フィードサーボ回路27はコントローラ29からの命
令により、フィードモータ30を駆動して光ヘッド22
を光ディスク80半径方向に移動させる。
光ディスク8に記録すべき信号であるカラー映像信号、
音声信号(アナロク信号)はそれぞれ、映lFMi調器
71、音声FM変調器72を経て、合成回路73に入力
される0合成回路75の出力はリミッタ−回路74で整
形される。このリミッタ−回路74の出力信号はレーザ
ドライブインターフェイス25を介して、レーザドライ
ブ回路55に入力される。レーザドライブ回路35は入
力信号に応じた記録・消去用レーザ光9が発生されるよ
うに光ヘツド22内の半導体レーザ素子12を駆動する
。この発光され九レーザ光9により光ディスクINc信
号が記録・消去される。
実際に、第6図に記載された光ディスク8に、第7図に
記載された記録・消去装置51を用いて、カラー映像信
号ならびに音声信号を記録した。信号の記録・消去の方
法は実施例11C記載した巣−ビームオーバライトであ
る。記録・消去時のレーザパワーは、非晶質化レベルP
aを22mW、結晶化レベルPwを16mWとした。ま
た、回転数はf 800 rpm一定とし喪。
この記録された光ディスク8を、既存の再生専用LDプ
レーヤで再生してみたところ、再生可能であった。同様
に、CDプレーヤとLDプレーヤとの兼用機、CDプレ
ーヤとLDプレーヤとCDVプレーヤとの兼用機におい
ても再生可能であった。第6図の説明でも述べたように
、本実施例の光ディスクl1l)11械的寸法がI、D
規格に合致しているため、従来の再生専用機で再生可能
となっている。
さらに1この光ディスク8の一度記録されたトラックに
別の音信号を記録し、同様に再生専用LDプレーヤで再
生してみたところ、前の映像・音声信号は消去されてお
り、新しい映像・音声信号が再生された。これは本実施
例の記録・消去8Altにより光ディスク8の信号がう
まく単一ビームオーパライトできていることを示してい
る。
本実施例についても、第1の実施例と同様に、記録・消
去装置と再生装置とを一体化したダビング装置を提供す
ることができる。
上記実施例では、本発明の記録・消去から再生を行うシ
ステム全体ならびにそれに用いる記録・消去可能相変化
光ディスクをCDとLDについて具体的に説明したが、
その他の再生専用光ディスクとしてCD−ROM 、 
CD I 、 CDVにツイテも同様に適用可能である
なお、光ディスク80反射膜5の材料は第1の実施例、
第2の実施例のいずれでも、上記実施例に示されたちの
に限るものではなく、通常反射膜に用いられる金属、A
u、AI、Ni、Cr、Fe、Go。
Pt、Cu、Agなどを用いることができ、これらの合
金でも良い。
第1干渉膜2、第2干渉膜4についても、Sl。
N4だけでなく、AIN、SiO,5i02.TaO5
,ZnS。
LiNb0いTaNbO5などの誘電体の使用が可能で
ある。
また、記録膜については、In−Te−8b系に限るも
のではなく、Sb、Ge、Zn、Snなどの元素単体と
、ToやSeの化合物からなる5b−Te、Ge−3b
−Te 、 5b−8e 、 5b−8e−Bi 、 
?5−8s−8b 。
Te−3b−8n 、 Ge−8b−8e 、 5b−
8e−Zn 、 Sb −8θ−9nなどが使用できる
ただし、材料を変更した場合には、その屈折率を考慮し
て各層の膜厚を設計する必要がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、相変化光ディスクのグループにトラッ
キングがかかった状態での反射率を60−以上85チ以
下とし、その機械的寸法を再生専用光ディスクの規格寸
法とすることで、再生専用光ディスクの再生装置が利用
可能となる記録・消去可能相変化光ディスクを提供する
ことができる。
ま九、本発11によれば、記録・消去装置は再生専用光
ディスクの信号規格に合致したフォーマットで前記相変
化光ディスクに記録・消去を行なう
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ディスクの一実施例の構成を示す断
面図、第2図は光ディスクに信号を記録・消去または再
生するための光ヘッドの構成図、第5図は光ディスクに
信号を記録・消去するための記録・消去装置の構成図、
第4図は照射パワーを説明するための特性図、第5図は
本発明の一実施例としてのシステムを示す構成図、第6
図は本発明の光ディスクの他の実施例の構成を示す断面
図、第7図は光ディスクに信号を記録・消去するための
記録・消去装置の構成図、第8図は光ディスクに信号を
記録・消去するための記録・消去装置と信号を再生する
ための再生装置を結合した構成を示すブロック図、であ
る。 1・・・基板 2・・・第1干渉膜 5・・・記録膜 4・・・第2干渉膜 5・・・反射膜 6・・・保諌膜 8・・・光ディスク 51・・・記録・消去装置 52・・・再生装置。 第 記録テータ 第 第 2 図 第 ろ 口 第 第 8午 間 第 系

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トラッキング用のグループを有してなり、かつ、外
    部からレーザビームを照射されて非晶質状態と結晶状態
    との間で相変化を生じる記録膜を有し、信号の記録・消
    去が行なわれる相変化光ディスクあって、前記グループ
    にトラッキングがかかった状態での反射率が60%以上
    かつ85%以下であることを特徴とする相変化光ディス
    ク。 2、請求項1記載の相変化光ディスクにおいて、その機
    械的寸法が再生専用光ディスクの規格寸法に合致するよ
    うに構成され、かつその記録信号が再生専用光ディスク
    の再生装置で再生可能であることを特徴とする相変化光
    ディスク。 3、請求項2記載の相変化光ディスクにおいて、前記再
    生専用光ディスクの機械的寸法をCD(コンパクトディ
    スク)の規格寸法としたことを特徴とする相変化光ディ
    スク。 4、請求項2記載の相変化光ディスクにおいて、前記再
    生専用光ディスクの機械的寸法をLD(レーザディスク
    )の規格寸法としたことを特徴とする相変化光ディスク
    。 5、請求項2記載の相変化光ディスクを備えると共に、
    再生専用光ディスクの信号フォーマットに合致した信号
    を記録可能とする信号出力回路と、前記再生専用光ディ
    スクの線速度あるいは回転速度で前記相変化光ディスク
    を回転せしめる駆動部分およびその制御回路と、前記相
    変化光ディスクの記録膜の相変化を生じせしめるレーザ
    ビーム照射用光ヘッドおよびその駆動回路と、前記相変
    化光ディスクのグループ上に前記レーザビームが照射さ
    れるように位置を制御する制御器とを有してなる記録・
    消去装置を備え、前記記録・消去装置で記録・消去され
    た前記相変化光ディスクを、再生専用光ディスクの再生
    装置で再生できるようにしたことを特徴とする相変化光
    ディスクの記録・消去システム。 6、請求項5記載の相変化光ディスクの記録・消去シス
    テムにおい、前記再生専用光ディスクをCD(コンパク
    トディスク)としたことを特徴とする相変化光ディスク
    の記録・消去システム。 7、請求項5記載の相変化光ディスクの記録・消去シス
    テムにおいて、前記再生専用光ディスクをLD(レーザ
    ディスク)としたことを特徴とする相変化光ディスクの
    記録・消去システム。 8、請求項5記載の相変化光ディスクの記録・消去シス
    テムにおいて、信号が記録・消去される前記相変化光デ
    ィスクと信号が読みだされる光ディスクの両者の線速度
    あるいは回転数を、前記再生専用光ディスクの規格値以
    上(但し、両者は一致させる)にしてダビングを行なう
    ことを特徴とする記録・消去方法。 9、請求項8記載の相変化光ディスクの記録・消去方法
    において、前記再生専用光ディスクをCD(コンパクト
    ディスク)としたことを特徴とする記録・消去方法。 10、請求項8記載の相変化光ディスクの記録・消去方
    法において、前記再生専用光ディスクをLD(レーザデ
    ィスク)としたことを特徴とする記録・消去方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01128234A (ja) * 1987-11-13 1989-05-19 Yamaha Corp 光ディスク記録方法
JPH01273240A (ja) * 1988-04-26 1989-11-01 Asahi Chem Ind Co Ltd 光記録媒体の製造方法

Patent Citations (2)

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