JPH0321237A - 治療器装着用粘着テープ - Google Patents
治療器装着用粘着テープInfo
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- JPH0321237A JPH0321237A JP15726189A JP15726189A JPH0321237A JP H0321237 A JPH0321237 A JP H0321237A JP 15726189 A JP15726189 A JP 15726189A JP 15726189 A JP15726189 A JP 15726189A JP H0321237 A JPH0321237 A JP H0321237A
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Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ケーシング内に治療装置を収納した小型且つ
薄型の治療器を、人体に直接貼り付けて装着するための
治療器装着用粘着テープに関する.〔従来の技術〕 従来、人体にi+t磁界や低周波パルス等の電流を供与
する治療器が提供されており、特に最近では、電磁界発
生装置や低周波パルス発生装置等の治療装置を、例えば
コイン形状のケーシング内に収納したユニットからなる
、小型且つ薄型のものが提供されている。かかる治療器
は、肌に直接貼り付けて使用され、小型、薄型故に長時
間装着しても違和感が少なく、手軽に使用できるもので
ある。
薄型の治療器を、人体に直接貼り付けて装着するための
治療器装着用粘着テープに関する.〔従来の技術〕 従来、人体にi+t磁界や低周波パルス等の電流を供与
する治療器が提供されており、特に最近では、電磁界発
生装置や低周波パルス発生装置等の治療装置を、例えば
コイン形状のケーシング内に収納したユニットからなる
、小型且つ薄型のものが提供されている。かかる治療器
は、肌に直接貼り付けて使用され、小型、薄型故に長時
間装着しても違和感が少なく、手軽に使用できるもので
ある。
肌への装着の方法は、一gの絆創膏を利用し、先に絆創
膏を治療器に取り付けておいてから、治療したい部位に
貼り付けるようにするのが安価にできるが、治療器を肌
に貼り付ける時に絆創膏同士がくっついてしまったり、
治療器を肌に密着させて装着することができず、治療効
果が低減するという問題があった。また、特に背中等へ
は非常に装着し難いものであった. そこで、治療器のケーシングの装着面(人体に装着され
る側の面)に直接粘着剤層を設けたものが提供されてい
る。この場合、粘着剤層が配設された装着面を肌側に向
け、治療したい部位に治療器を載せて肌に押し付けて装
着するものであるから、装着が非常に簡単に行えるもの
である.しかし、、かかる治療器装着用粘着テープにあ
っては、剛体である治療器のケーシングを直接肌に貼り
付けるため、ケーシングの表面を衣服が擦れたり、直接
外力が加わると容易に肌から剥がれてしまう。
膏を治療器に取り付けておいてから、治療したい部位に
貼り付けるようにするのが安価にできるが、治療器を肌
に貼り付ける時に絆創膏同士がくっついてしまったり、
治療器を肌に密着させて装着することができず、治療効
果が低減するという問題があった。また、特に背中等へ
は非常に装着し難いものであった. そこで、治療器のケーシングの装着面(人体に装着され
る側の面)に直接粘着剤層を設けたものが提供されてい
る。この場合、粘着剤層が配設された装着面を肌側に向
け、治療したい部位に治療器を載せて肌に押し付けて装
着するものであるから、装着が非常に簡単に行えるもの
である.しかし、、かかる治療器装着用粘着テープにあ
っては、剛体である治療器のケーシングを直接肌に貼り
付けるため、ケーシングの表面を衣服が擦れたり、直接
外力が加わると容易に肌から剥がれてしまう。
また、剛体であるケーシングが人体に沿い難く、ケーシ
ングの周縁が肌から浮き上がってしまい、そこから容易
に剥がれるといった問題がある。
ングの周縁が肌から浮き上がってしまい、そこから容易
に剥がれるといった問題がある。
そのため、クッション性を有する基体の表裏両面に粘着
剤層を設け、更にこの粘着剤層の表面に4j1離祇を設
けて、これらを積層した積層体で治療器装着用の粘着テ
ープを構威することが考えられる.この場合、肌に貼り
付けた治療器のケーシングに外力が加わった時、この外
力はクッション性を有する基体で緩衝され、肌に貼り付
けられた粘着剤層にかかる力が弱められるために剥がれ
難く、また基体が人体形状に沿って変形するため肌に良
く密着して剥がれ難くなるものである.〔発明が解決し
ようとする課題〕 しかし、かかる治療器装着用粘着テープにおいても、化
学物質である粘着剤層が直接肌に粘着するため、肌がか
ぶれるといった問題が残っている.肌のかぶれの発生は
粘着剤層の粘着力に関係しており、粘着力を弱くするほ
どかぶれの発生を少なくすることができる。反対に、粘
着力を弱くすると剥がれ易くなるという傾向を呈するが
、前述のように基体がクッション性を有するため、治療
器のケーシングにかかる外力がこの基体で緩衝され、粘
着剤層にかかる力が弱められて、肌から剥がれ難いもの
であるため、粘着力は可能な限り弱くすることが可能で
ある. 粘着剤層の粘着力を弱めるためには、粘着剤の量を少な
くすればよいが、これには限界がある。
剤層を設け、更にこの粘着剤層の表面に4j1離祇を設
けて、これらを積層した積層体で治療器装着用の粘着テ
ープを構威することが考えられる.この場合、肌に貼り
付けた治療器のケーシングに外力が加わった時、この外
力はクッション性を有する基体で緩衝され、肌に貼り付
けられた粘着剤層にかかる力が弱められるために剥がれ
難く、また基体が人体形状に沿って変形するため肌に良
く密着して剥がれ難くなるものである.〔発明が解決し
ようとする課題〕 しかし、かかる治療器装着用粘着テープにおいても、化
学物質である粘着剤層が直接肌に粘着するため、肌がか
ぶれるといった問題が残っている.肌のかぶれの発生は
粘着剤層の粘着力に関係しており、粘着力を弱くするほ
どかぶれの発生を少なくすることができる。反対に、粘
着力を弱くすると剥がれ易くなるという傾向を呈するが
、前述のように基体がクッション性を有するため、治療
器のケーシングにかかる外力がこの基体で緩衝され、粘
着剤層にかかる力が弱められて、肌から剥がれ難いもの
であるため、粘着力は可能な限り弱くすることが可能で
ある. 粘着剤層の粘着力を弱めるためには、粘着剤の量を少な
くすればよいが、これには限界がある。
即ち、基体表面に極薄の粘着剤層を配設しようとした場
合、粘着剤層を均一の厚みで設けることが困難であり、
基体表面に粘着剤の付いた部分と存在しない部分とが現
れ、粘着剤層の粘着力が部分的にばらついてしまうため
、肌から剥がれ易くなる。また、ある程度の厚みをもっ
て粘着剤層を設けた場合は、依然としてかぶれが発生す
るものであった. 本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもので、その目的
とするところは、肌から剥がれ難く、且つかぶれを防止
する治療器装着用粘着テープを提供することにある。
合、粘着剤層を均一の厚みで設けることが困難であり、
基体表面に粘着剤の付いた部分と存在しない部分とが現
れ、粘着剤層の粘着力が部分的にばらついてしまうため
、肌から剥がれ易くなる。また、ある程度の厚みをもっ
て粘着剤層を設けた場合は、依然としてかぶれが発生す
るものであった. 本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもので、その目的
とするところは、肌から剥がれ難く、且つかぶれを防止
する治療器装着用粘着テープを提供することにある。
・〔課題を解決するための手段〕
本発明の治療器装着用粘着テープは、多孔質体乃至発泡
体からなりクッション性を有する基体と、該基体の表面
に配設した粘着剤層と、該粘着剤層の表面に配設した剥
離紙とを積層してなる積層体を、その積層方向に押圧処
理したことを特徴とする。
体からなりクッション性を有する基体と、該基体の表面
に配設した粘着剤層と、該粘着剤層の表面に配設した剥
離紙とを積層してなる積層体を、その積層方向に押圧処
理したことを特徴とする。
請求項2では、積層体全体を略均一卒ばらつきで、部分
的に押圧処理している。
的に押圧処理している。
請求項3では、基体を連続気泡乃至連続する孔を有する
通気性を備えたものとしている。
通気性を備えたものとしている。
〔作 用〕、
本発明によれば、積層体をその積層方向に押圧処理した
ため、粘着剤層が多孔質体乃至発泡体からなる基体に浸
透し、この浸透した分だけ粘着剤の量が減るので、粘着
剤層の粘着力を弱くすることができる。
ため、粘着剤層が多孔質体乃至発泡体からなる基体に浸
透し、この浸透した分だけ粘着剤の量が減るので、粘着
剤層の粘着力を弱くすることができる。
請求項2では、積層体全体を略均一なばらつきで、部分
的に押圧処理したため、押圧された部分の粘着剤のみが
基体に浸透し、他の部分の粘着剤はそのまま残り、平均
すると粘着剤層全体の粘着力を弱くできる。
的に押圧処理したため、押圧された部分の粘着剤のみが
基体に浸透し、他の部分の粘着剤はそのまま残り、平均
すると粘着剤層全体の粘着力を弱くできる。
また請求項3では、基体が連続気泡乃至連続する孔を有
するため、基体はクッション性に加えて通気性を有し、
肌から発生した汗による蒸気や体熱が、基体を通して外
部に放出されて、治療器のケーシングと肌との間が蒸れ
て、かぶれるということがない。
するため、基体はクッション性に加えて通気性を有し、
肌から発生した汗による蒸気や体熱が、基体を通して外
部に放出されて、治療器のケーシングと肌との間が蒸れ
て、かぶれるということがない。
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第 図に基づいて
説明する. 治療器Aを人体の肌30に装着する粘着テ,−プ31は
、その一面が治療器Aの装着面に取着され、且つ他面が
被装着部である肌30に貼り付けられ、これによって治
療器Aが肌10に装着される。治療器Aは、高周波電磁
界を出力するもので、コイン形状の小型、薄型に形成さ
れており、また粘着テープ31は薄いリング形状に形威
されている。
説明する. 治療器Aを人体の肌30に装着する粘着テ,−プ31は
、その一面が治療器Aの装着面に取着され、且つ他面が
被装着部である肌30に貼り付けられ、これによって治
療器Aが肌10に装着される。治療器Aは、高周波電磁
界を出力するもので、コイン形状の小型、薄型に形成さ
れており、また粘着テープ31は薄いリング形状に形威
されている。
また、治療器Aは、電次回を発生するものに限定されず
、静磁界や低周波パルスの電流等種々のものが考えられ
る。
、静磁界や低周波パルスの電流等種々のものが考えられ
る。
治療器Aについて説明すると、合戒樹脂からなる円盤状
のケーシング1(iえており、治療器Aは全体形状が平
面円形、即ち方向性を有しないコイン状に形成されてい
る.ケーシング1は、人体に装着される側の平板状のケ
ース本体2と、その上側に位置するケースカバー3とを
組み合わせて構威されている。ケース本体2は、その装
着面(底面)に多数の通気溝5が放射状に形威されてい
る。
のケーシング1(iえており、治療器Aは全体形状が平
面円形、即ち方向性を有しないコイン状に形成されてい
る.ケーシング1は、人体に装着される側の平板状のケ
ース本体2と、その上側に位置するケースカバー3とを
組み合わせて構威されている。ケース本体2は、その装
着面(底面)に多数の通気溝5が放射状に形威されてい
る。
ケース本体2のケースカバー3側に対応する面の外周部
には、ケース力バー3の外周縁部7が嵌まり込む嵌合溝
6が形戒され、この嵌合溝6を形或する内側突起6aま
りも内側の部分は、基板10嵌大のための凹部8とされ
ている。ケースカバー3は、その中心から半径の約1/
2にかけての中央部分が高くて、それに続く外周部分が
緩やかに低くなる全体として薄い球面形とされている。
には、ケース力バー3の外周縁部7が嵌まり込む嵌合溝
6が形戒され、この嵌合溝6を形或する内側突起6aま
りも内側の部分は、基板10嵌大のための凹部8とされ
ている。ケースカバー3は、その中心から半径の約1/
2にかけての中央部分が高くて、それに続く外周部分が
緩やかに低くなる全体として薄い球面形とされている。
このケースカバー3の外周縁部7がケース本体2の前記
嵌合溝6内に嵌合する部分では、防水性を高めるため、
両者6.7の全周で超音波ウェルダーによって気密に接
合されている。この場合、ケース本体2の最外周縁部に
は、表面側に向かってごく低く突出する円筒状の保合突
起9が設けられ、この係合突起9は、ケースカバー3よ
りも外周側に位置している。基板嵌入凹部8内には、円
形のプリント基板10が嵌め込まれていて、その外周部
分がケース本体2とケース力バー3の外周部分に挟み込
まれて固定されている。ケースカハ−3の外周縁部より
も内側に形威されたリング溝11には、シリコンゴムな
どからなるOリング12が嵌入されていて、このOリン
グ12がプリント基板10の外周部に押し付けられ、こ
れによりケースカバー3とプリント基板10との間が気
密になっている。この気密構造は、前記ウェルダー接合
部分とともにケーシング1の防水性を向上させている。
嵌合溝6内に嵌合する部分では、防水性を高めるため、
両者6.7の全周で超音波ウェルダーによって気密に接
合されている。この場合、ケース本体2の最外周縁部に
は、表面側に向かってごく低く突出する円筒状の保合突
起9が設けられ、この係合突起9は、ケースカバー3よ
りも外周側に位置している。基板嵌入凹部8内には、円
形のプリント基板10が嵌め込まれていて、その外周部
分がケース本体2とケース力バー3の外周部分に挟み込
まれて固定されている。ケースカハ−3の外周縁部より
も内側に形威されたリング溝11には、シリコンゴムな
どからなるOリング12が嵌入されていて、このOリン
グ12がプリント基板10の外周部に押し付けられ、こ
れによりケースカバー3とプリント基板10との間が気
密になっている。この気密構造は、前記ウェルダー接合
部分とともにケーシング1の防水性を向上させている。
プリント基板10には、そのケース力バー3側の面の外
周部に、電磁界発生のための高周波発生回路を構戒する
IC回路バクーンがプリント技法により形成され、その
プリントが施されている面に、IC回路部品13やLE
D14が配備されている。前記IC回路パターンよりも
内側には、前記高周波発生回路を駆動する充電池18が
配備され、且つこの充電池18に電気的に接続される第
1、第2の接続金具).5.16も配備されている。
周部に、電磁界発生のための高周波発生回路を構戒する
IC回路バクーンがプリント技法により形成され、その
プリントが施されている面に、IC回路部品13やLE
D14が配備されている。前記IC回路パターンよりも
内側には、前記高周波発生回路を駆動する充電池18が
配備され、且つこの充電池18に電気的に接続される第
1、第2の接続金具).5.16も配備されている。
L巳D14は、治療器Aが高周波の電磁界を発生してい
るときには点滅を繰り返し、それ以外の場合には消灯す
るようになっているが、その状態が外部から判別できる
ようにするため、ケース力バー3のLED 1 4に対
応する個所には透視可能な作動確認窓口17が設けられ
ている。この作動確認窓口l7は、例えば透明な合成樹
脂によって形成されたケース力バー3の表面に不透明な
印刷処理が施される際に、同窓口17に該当する個所の
みを透明のまま残すようにして形威される。一方、プリ
ント基板10のケース本体2側の面には、その中央部分
に第1充電端子IOと第2充電端子21とが配置され、
その外周部分にはアンテナ23が配置されていて、それ
ぞれスルホール孔を介して前記IC回路パターンに電気
的に接続されている。これら第1,第2充電端子20.
21やアンテナ23は、全てプリント技法によって平面
状に形威されている。前記第1充電端子20は、円形の
プリント基板10の中心、即ち平面円形の治療器2のケ
ーシング1底面中心に位置し、第2充電端子2lはケー
シングl底面においてその周囲に同心円弧状に形成配置
されている。アンテナ23は、プリント基板10の中央
部分に設けられた両充電端子20.21を外周から取り
囲むように堝巻状に形戒されている。このようにすれば
、アンテナ23はプリント基板10上のかなり広いスペ
ースを利用して長く設けることができるので、同し電気
量でより大きな出力を得ることができる。
るときには点滅を繰り返し、それ以外の場合には消灯す
るようになっているが、その状態が外部から判別できる
ようにするため、ケース力バー3のLED 1 4に対
応する個所には透視可能な作動確認窓口17が設けられ
ている。この作動確認窓口l7は、例えば透明な合成樹
脂によって形成されたケース力バー3の表面に不透明な
印刷処理が施される際に、同窓口17に該当する個所の
みを透明のまま残すようにして形威される。一方、プリ
ント基板10のケース本体2側の面には、その中央部分
に第1充電端子IOと第2充電端子21とが配置され、
その外周部分にはアンテナ23が配置されていて、それ
ぞれスルホール孔を介して前記IC回路パターンに電気
的に接続されている。これら第1,第2充電端子20.
21やアンテナ23は、全てプリント技法によって平面
状に形威されている。前記第1充電端子20は、円形の
プリント基板10の中心、即ち平面円形の治療器2のケ
ーシング1底面中心に位置し、第2充電端子2lはケー
シングl底面においてその周囲に同心円弧状に形成配置
されている。アンテナ23は、プリント基板10の中央
部分に設けられた両充電端子20.21を外周から取り
囲むように堝巻状に形戒されている。このようにすれば
、アンテナ23はプリント基板10上のかなり広いスペ
ースを利用して長く設けることができるので、同し電気
量でより大きな出力を得ることができる。
このように、アンテナ23が装着面側に配置されており
、しかも充電端子20.21とともにプリント技法によ
り薄く形威されていることもあって、電磁界を人体の肌
30に近接して位置より効率的に患部に作用させること
ができる。
、しかも充電端子20.21とともにプリント技法によ
り薄く形威されていることもあって、電磁界を人体の肌
30に近接して位置より効率的に患部に作用させること
ができる。
プリント基板10とケース本体2との間には、防水絶縁
用の保護シ一ト25が挿入されている。
用の保護シ一ト25が挿入されている。
この保護シ一ト25は、その中央に円形の第1通孔26
を備え、それよりも外側に第1の充電端子20に相似し
てそれよりもひとまわり小さな円弧状の第2通孔27を
備えている。保護シ一ト25は両面粘着性を有し、第1
通孔26が前記第1の充電端子20の中央に同心状に位
置し、かつ第2通孔・2・7が前記第2充電端子21の
幅間中央に位置するようにして、一面が第1粘着剤層2
8でケース本体2に粘着され、他面が第2粘着剤層29
でプリント基板10に粘着されている。保護シ一ト25
のケース本体2側の面は、ケース本体2の基板嵌入凹部
8底面に粘着されている。この粘着により、全てのスル
ホール孔が保護シ一ト25で閉ざされ、プリント基板1
とケース本体2との間の防水が確実になって、汗や水な
どがケーシング1内に浸入せず、雑菌が発生するような
ことも防止される。保護シ一ト25の第1通孔26及び
第2通孔27は、プリント基板10の第1充電端子20
及び第2充電端子21を形成する各ipiI箔パターン
の周縁段差部にではなくそれより内側の平坦な面に位置
している。そのため、保護シ一ト25は浮き上がったり
することがなく、確実な防水効果を発揮する。本実施例
では、治療器Aを、充電式のものとしたが、電池式や交
流式であってもよい。
を備え、それよりも外側に第1の充電端子20に相似し
てそれよりもひとまわり小さな円弧状の第2通孔27を
備えている。保護シ一ト25は両面粘着性を有し、第1
通孔26が前記第1の充電端子20の中央に同心状に位
置し、かつ第2通孔・2・7が前記第2充電端子21の
幅間中央に位置するようにして、一面が第1粘着剤層2
8でケース本体2に粘着され、他面が第2粘着剤層29
でプリント基板10に粘着されている。保護シ一ト25
のケース本体2側の面は、ケース本体2の基板嵌入凹部
8底面に粘着されている。この粘着により、全てのスル
ホール孔が保護シ一ト25で閉ざされ、プリント基板1
とケース本体2との間の防水が確実になって、汗や水な
どがケーシング1内に浸入せず、雑菌が発生するような
ことも防止される。保護シ一ト25の第1通孔26及び
第2通孔27は、プリント基板10の第1充電端子20
及び第2充電端子21を形成する各ipiI箔パターン
の周縁段差部にではなくそれより内側の平坦な面に位置
している。そのため、保護シ一ト25は浮き上がったり
することがなく、確実な防水効果を発揮する。本実施例
では、治療器Aを、充電式のものとしたが、電池式や交
流式であってもよい。
治療器Aを肌に装着するための粘着テー131は、その
中央に円形の通気口36が形威された薄いリング状に形
威されている。粘着テープ3lは、ポリウレタンフォー
ム、ポリスチレンフォーム、ビニールフォーム、ラバー
フォーム等の多孔性合戒樹脂スポンジや発泡性合戒樹脂
スポンジなどの多孔質体乃至発泡体からなる基体32と
、この基体32の表面に配設された粘着剤層33と、二
の粘着剤N33の表面に配設されて粘着剤N33を被う
剥離紙34とを積層してなる積層体35で構戒される.
基体32は、内部に多数の孔乃至気泡を有しているたた
め、クッション性を備えてい為ものである.また、剥j
iIt紙34は表面にシリコン処理がなされて剥離性が
良好な紙や布、合威樹脂シート等で形威されている。粘
着剤層33及び剥離祇34は、基体32の表裏両面にそ
れぞれ設けられ、これによって粘着テープ31は両面テ
ープ状に形戒される。また、粘着テープ31は、その周
縁の一部に突部37が形威されており、これはこの突部
37において剥離祇34を摘み易くして、剥離紙34を
粘着剤層33から剥がし易くするためのものである。
中央に円形の通気口36が形威された薄いリング状に形
威されている。粘着テープ3lは、ポリウレタンフォー
ム、ポリスチレンフォーム、ビニールフォーム、ラバー
フォーム等の多孔性合戒樹脂スポンジや発泡性合戒樹脂
スポンジなどの多孔質体乃至発泡体からなる基体32と
、この基体32の表面に配設された粘着剤層33と、二
の粘着剤N33の表面に配設されて粘着剤N33を被う
剥離紙34とを積層してなる積層体35で構戒される.
基体32は、内部に多数の孔乃至気泡を有しているたた
め、クッション性を備えてい為ものである.また、剥j
iIt紙34は表面にシリコン処理がなされて剥離性が
良好な紙や布、合威樹脂シート等で形威されている。粘
着剤層33及び剥離祇34は、基体32の表裏両面にそ
れぞれ設けられ、これによって粘着テープ31は両面テ
ープ状に形戒される。また、粘着テープ31は、その周
縁の一部に突部37が形威されており、これはこの突部
37において剥離祇34を摘み易くして、剥離紙34を
粘着剤層33から剥がし易くするためのものである。
上記の粘暑テープ31の製造方法を第6図に基づいて説
明する。図面においては、製造の各工程を()付数字で
示す。
明する。図面においては、製造の各工程を()付数字で
示す。
工程(1):ロール状に巻かれた剥離紙シ一ト134に
粘着剤133を塗布して、粘着剤層を配設する工程であ
る。槽104に貯蔵された粘着剤l33に、ローラ10
1の一部が浸されており、このローラ101と送リロー
ラ102との間に前記シ−4134が導入され、ローラ
101の周側面に付いた粘着剤133がシ一ト133に
移されて、シー}133の一面に粘着剤133が塗布さ
れる。
粘着剤133を塗布して、粘着剤層を配設する工程であ
る。槽104に貯蔵された粘着剤l33に、ローラ10
1の一部が浸されており、このローラ101と送リロー
ラ102との間に前記シ−4134が導入され、ローラ
101の周側面に付いた粘着剤133がシ一ト133に
移されて、シー}133の一面に粘着剤133が塗布さ
れる。
シ一ト133に塗布する粘着剤133の量は、ローラ1
01の周側面に接触する調節体103にて、ローラ10
1の周側面に付いた粘着剤133を所定の量だけこすり
落とすことによって調節される。
01の周側面に接触する調節体103にて、ローラ10
1の周側面に付いた粘着剤133を所定の量だけこすり
落とすことによって調節される。
粘着テープ31を両面テープ状に形戒するために、剥離
紙シ一ト134は後述の基体シ一ト132の両面に配設
するよう、この工程(1)は2か所で同時になされる. 工程(2):基体シ一ト132に剥離紙シ一ト134を
積層して積層体135を製造する工程である。
紙シ一ト134は後述の基体シ一ト132の両面に配設
するよう、この工程(1)は2か所で同時になされる. 工程(2):基体シ一ト132に剥離紙シ一ト134を
積層して積層体135を製造する工程である。
ロール状に巻かれた基体シ一ト132及び、工程《】》
において粘着剤133が塗布された剥離紙シ一ト134
が、対のローラ105,106の,間に導入されて基体
シ一ト132及び2枚の剥離紙シ一ト134が積層さ.
れる.ここで、基体シートl32の両面にそれぞれ?、
り離祇シ一ト134が配設されるように、剥離紙シ一ト
134は基体シ一ト132を両面から挟むようにして導
入される。
において粘着剤133が塗布された剥離紙シ一ト134
が、対のローラ105,106の,間に導入されて基体
シ一ト132及び2枚の剥離紙シ一ト134が積層さ.
れる.ここで、基体シートl32の両面にそれぞれ?、
り離祇シ一ト134が配設されるように、剥離紙シ一ト
134は基体シ一ト132を両面から挟むようにして導
入される。
工程(3):積層体135を押圧処理する工程で、工程
(2)で製造された積層体135が対のローラ107,
10Bの間に導入される。各ローラ107108の周側
面には全体に略均一なばらつきで、突起109が形戒さ
れており、この突起109にて積層体135がその積層
方向に押圧される。ここで、突起109は、両ローラ1
07.108のうち一方のみに形威してもよいし、また
全く形威しなくてもよい。突起109を形或した場合は
、積層体135全体が略均一なばらつきで、突起l09
の当たる場所が部分的に押圧される。突起109を形威
しない場合は、積層体135全体が均等に押圧される。
(2)で製造された積層体135が対のローラ107,
10Bの間に導入される。各ローラ107108の周側
面には全体に略均一なばらつきで、突起109が形戒さ
れており、この突起109にて積層体135がその積層
方向に押圧される。ここで、突起109は、両ローラ1
07.108のうち一方のみに形威してもよいし、また
全く形威しなくてもよい。突起109を形或した場合は
、積層体135全体が略均一なばらつきで、突起l09
の当たる場所が部分的に押圧される。突起109を形威
しない場合は、積層体135全体が均等に押圧される。
また、押圧処理をローラ10710Bの他、金型等で行
ってもよい。
ってもよい。
工程(4)二一連のシート状の積層体135から、単体
の治療器装着用粘着テープ31を製造する工程で、金型
110にて単体の粘着テープ31の形状に切れ目が打ち
込まれる。但し、個々の粘着テープ31の裏面にあたる
剥離紙シ一ト134だけは、後で台紙となるため切れ目
は打ち込まれない。
の治療器装着用粘着テープ31を製造する工程で、金型
110にて単体の粘着テープ31の形状に切れ目が打ち
込まれる。但し、個々の粘着テープ31の裏面にあたる
剥離紙シ一ト134だけは、後で台紙となるため切れ目
は打ち込まれない。
これと同時に粘着テープ3lの中央に通気口3Gを形成
するために、個々の粘着テープ31の中央部のみが、完
全に打ち抜かれてその部分が抜き落とされる。
するために、個々の粘着テープ31の中央部のみが、完
全に打ち抜かれてその部分が抜き落とされる。
工程(5):工程(4)で打ち込んだ切れ目に沿って、
不要な部分を取り除いて、個々の単体の粘着テープ31
にする工程で、切れ目が打ち込まれた積層体135が対
のローラ111,112に導入され、個々の粘着テープ
31になる部分以外が取り除かれる。
不要な部分を取り除いて、個々の単体の粘着テープ31
にする工程で、切れ目が打ち込まれた積層体135が対
のローラ111,112に導入され、個々の粘着テープ
31になる部分以外が取り除かれる。
工程(6)二図示しないが、工程(5)を完了した積層
体135は、台紙としての裏面側の剥離紙ノート134
にて、まだ連続したシート状のままであるため、これを
個々の粘着テープ31毎に力,トする工程である。ここ
で、第5図に示すように、いくつか(実施例では6個)
の粘着テープ31を1セ・冫トにしてフ゛ロノク毎にカ
ノトしてもよいが、一つ一つばらばらにしてもよい。
体135は、台紙としての裏面側の剥離紙ノート134
にて、まだ連続したシート状のままであるため、これを
個々の粘着テープ31毎に力,トする工程である。ここ
で、第5図に示すように、いくつか(実施例では6個)
の粘着テープ31を1セ・冫トにしてフ゛ロノク毎にカ
ノトしてもよいが、一つ一つばらばらにしてもよい。
上記の如く構威された粘着テーブ31は、その製造工程
で押圧処理されており、それによって粘着剤層33の粘
着剤が基体32に浸透して、粘着剤層33の粘着力が低
減する。即ち、多孔質体乃至発泡体からなる基体32は
、その内部に多数の孔乃至気泡を有しており、積層体3
5がその積層方向に押圧されると、粘着剤層33の粘着
剤は基体32の孔,気泡に浸透し、その浸透した分だけ
粘着剤133の粘着剤の量が滅少して、粘着剤層33の
粘着力が低減されるのである. また、上述の製造方法の工程(3)において説明したよ
うに、積層体35全体を均一なばらつきで、部分的に押
圧した場合は、押圧された部分の粘着剤のみが基体32
に浸透し、その他の部分の粘着剤は残るため、粘着力が
低減した部分と、そのままの粘着力を有する部分が均等
にばらついて存在することとなり、粘着剤層33全体を
平均すると、全体として粘着力が低減されるものである
。
で押圧処理されており、それによって粘着剤層33の粘
着剤が基体32に浸透して、粘着剤層33の粘着力が低
減する。即ち、多孔質体乃至発泡体からなる基体32は
、その内部に多数の孔乃至気泡を有しており、積層体3
5がその積層方向に押圧されると、粘着剤層33の粘着
剤は基体32の孔,気泡に浸透し、その浸透した分だけ
粘着剤133の粘着剤の量が滅少して、粘着剤層33の
粘着力が低減されるのである. また、上述の製造方法の工程(3)において説明したよ
うに、積層体35全体を均一なばらつきで、部分的に押
圧した場合は、押圧された部分の粘着剤のみが基体32
に浸透し、その他の部分の粘着剤は残るため、粘着力が
低減した部分と、そのままの粘着力を有する部分が均等
にばらついて存在することとなり、粘着剤層33全体を
平均すると、全体として粘着力が低減されるものである
。
粘着剤層33の粘着力の調整は、押圧処理における押圧
力を調整して、基体32に浸透させる粘着剤の量を調整
することによって可能である。先に説明した製造方法の
押圧処理の工程(3)において、積層体35全体を均等
に押圧した場合の粘着力の調整は、突起109が形威さ
れていない対のローラ107,10Bの間の間隔を調整
すれば積層体35にかかる押圧力を調整できる。しかし
、粘着力の微妙な調整のために、ローラ107,108
の間隔を微妙に調整することはかなり難しいものである
ため、粘着力の調整は大まがに行わざるをえない。これ
に対して、積層体35全体を均一なばらつきで、部分的
に押圧した場合の粘着力の調整は、対のローラ107,
108のうち少なくとも一方のローラに突起109を形
威し、この突起109の突出量を調整して行えばよい。
力を調整して、基体32に浸透させる粘着剤の量を調整
することによって可能である。先に説明した製造方法の
押圧処理の工程(3)において、積層体35全体を均等
に押圧した場合の粘着力の調整は、突起109が形威さ
れていない対のローラ107,10Bの間の間隔を調整
すれば積層体35にかかる押圧力を調整できる。しかし
、粘着力の微妙な調整のために、ローラ107,108
の間隔を微妙に調整することはかなり難しいものである
ため、粘着力の調整は大まがに行わざるをえない。これ
に対して、積層体35全体を均一なばらつきで、部分的
に押圧した場合の粘着力の調整は、対のローラ107,
108のうち少なくとも一方のローラに突起109を形
威し、この突起109の突出量を調整して行えばよい。
そのため、前述のローラ107,108の間隔を調整す
る方法に比べて、粘着力の微妙な調整を簡単に行うこと
ができるものである。
る方法に比べて、粘着力の微妙な調整を簡単に行うこと
ができるものである。
粘着テープ31にて、治療器Aを人体に装着するときは
、台紙としての一方の剥離紙34を剥がして粘着剤層3
3を現し、仁の粘着剤層33を治療器Aのケーシング1
の肌30に装着される面に貼り付け、更にもう一方の剥
離祇34を剥がして粘着剤FF33を現し、この粘着剤
層33を肌に貼り付ける。第4図の如く、治療器Aが肌
30に貼り付けられた状態で、多孔質体乃至発泡体から
なる基体32はクッション性を有しているので、剛体の
ケーシングlに対して曲面形状の人体に沿って変形して
、治療器Aを肌30に密着して装着できる。また、治療
器Aのケーシング1に衣服が擦れたり、直接外力が加わ
ったときは、クッション性を有する基体32でこの外力
が緩衝され、肌30に粘着している粘着剤jli33に
かかる力は弱められるため、粘着テープ31が押圧処理
されて、粘着剤N33の粘着力が低減しているにもかか
わらず、ケーシング1が肌30から剥がれることが少な
い. 多孔質体乃至発泡体からなる基体32を、連続気泡乃至
連続する孔を有するもので形威した場合、基体32の内
部に存在する多数の気泡乃至孔によってクッション性を
備えるとともに、加えてこれらの気泡乃至孔が連続する
ために通気性を備えることとなる。粘着テープ3lは、
肌3oに粘着するようになっているが、このように基体
32が通気性を有しているものである場合は、肌3oか
ら発生した汗による蒸気や体熱は、通気口36に臨む基
体32の側面より基体32の中を通って外部に放出され
るため、治療器Aのケーシングlと肌30との間が蒸れ
て、かぶれるといったことが防止できる。ここで、基体
32が連続気泡乃至連続する孔を有しているものである
ため、基体32は引っ張り力に対して弱く、ちぎれ易く
なっている。
、台紙としての一方の剥離紙34を剥がして粘着剤層3
3を現し、仁の粘着剤層33を治療器Aのケーシング1
の肌30に装着される面に貼り付け、更にもう一方の剥
離祇34を剥がして粘着剤FF33を現し、この粘着剤
層33を肌に貼り付ける。第4図の如く、治療器Aが肌
30に貼り付けられた状態で、多孔質体乃至発泡体から
なる基体32はクッション性を有しているので、剛体の
ケーシングlに対して曲面形状の人体に沿って変形して
、治療器Aを肌30に密着して装着できる。また、治療
器Aのケーシング1に衣服が擦れたり、直接外力が加わ
ったときは、クッション性を有する基体32でこの外力
が緩衝され、肌30に粘着している粘着剤jli33に
かかる力は弱められるため、粘着テープ31が押圧処理
されて、粘着剤N33の粘着力が低減しているにもかか
わらず、ケーシング1が肌30から剥がれることが少な
い. 多孔質体乃至発泡体からなる基体32を、連続気泡乃至
連続する孔を有するもので形威した場合、基体32の内
部に存在する多数の気泡乃至孔によってクッション性を
備えるとともに、加えてこれらの気泡乃至孔が連続する
ために通気性を備えることとなる。粘着テープ3lは、
肌3oに粘着するようになっているが、このように基体
32が通気性を有しているものである場合は、肌3oか
ら発生した汗による蒸気や体熱は、通気口36に臨む基
体32の側面より基体32の中を通って外部に放出され
るため、治療器Aのケーシングlと肌30との間が蒸れ
て、かぶれるといったことが防止できる。ここで、基体
32が連続気泡乃至連続する孔を有しているものである
ため、基体32は引っ張り力に対して弱く、ちぎれ易く
なっている。
そのため、粘着剤N33の粘着力が強いと、肌30に粘
着している粘着テープ31を取り外すときに、粘着テー
プ31がちぎれて、治療器A側と肌30側とに2つに割
れてしまい、肌3oにこの割れた基体32が残ってしま
うおそれがある。しかし、本発明の如く、積層体35を
押圧処理して粘着剤層33の粘着力を低減することによ
り、基体32の耐引っ張り力よりも粘着剤層33の粘着
力を小さくしておけば、基体32が割れてしまうおそれ
がなくなるのである.このように、本発明の治療器装着
用粘着テープは、基体32に通気性を持たせたときにも
有効なものである。
着している粘着テープ31を取り外すときに、粘着テー
プ31がちぎれて、治療器A側と肌30側とに2つに割
れてしまい、肌3oにこの割れた基体32が残ってしま
うおそれがある。しかし、本発明の如く、積層体35を
押圧処理して粘着剤層33の粘着力を低減することによ
り、基体32の耐引っ張り力よりも粘着剤層33の粘着
力を小さくしておけば、基体32が割れてしまうおそれ
がなくなるのである.このように、本発明の治療器装着
用粘着テープは、基体32に通気性を持たせたときにも
有効なものである。
肌30から発生した汗による革気や体熱は、基体32を
通して放出される以外にも、通気口36から、治療器八
のケース本体2の装着面に放射状に形成された多数の通
気溝5を通しても放出される. 第7図乃至第9図に基づいて別の実施例を説明する。図
面において、先の実施例と回し部材には、同一の符号を
付している。
通して放出される以外にも、通気口36から、治療器八
のケース本体2の装着面に放射状に形成された多数の通
気溝5を通しても放出される. 第7図乃至第9図に基づいて別の実施例を説明する。図
面において、先の実施例と回し部材には、同一の符号を
付している。
これは、先の実施例と同一の粘着テープ31に対して、
突部37における剥離祇34のff.lI Jl性を向
上させたものである。即ち、既に押圧処理された粘着テ
ープ3lの突部37に更に押圧処理を行って、突部37
における粘着剤層33の粘着力を更に低減させている. 本実施例においては、第7図及び第8図に示すように、
粘着テープ31が複数個(実施例では6個)を1セット
にしてブロソクにされており、台紙としての剥離祇34
に載せられた複数の粘着テープ31は、2列に並べられ
るとともに、各列の粘着テープ31が、その突部37を
互いに向かい合うようにして配置されている。これによ
って、突部37は粘着テープ3lの両列の間で1列に並
べられ、この突部37の列を押圧処理するため、突部3
7の押圧処理の工程が簡単にできるものである。粘着テ
ープ3lのブロンクは、突部37を押圧処理する金型に
かけられ、第7図のLで示す範囲が押圧されて、突部3
7の列が押圧処理される.突部37においては、粘着テ
ーブ3lの製造において既に一度押圧処理が行われてい
るのに加えて、更に押圧されるため、突部37における
粘着剤層33の粘着剤が更に基体32に浸透して、その
粘着力が他の部分に比べて弱くされる。そのため、突部
37より剥離祇34を剥がすときに、剥がし易いもので
ある。
突部37における剥離祇34のff.lI Jl性を向
上させたものである。即ち、既に押圧処理された粘着テ
ープ3lの突部37に更に押圧処理を行って、突部37
における粘着剤層33の粘着力を更に低減させている. 本実施例においては、第7図及び第8図に示すように、
粘着テープ31が複数個(実施例では6個)を1セット
にしてブロソクにされており、台紙としての剥離祇34
に載せられた複数の粘着テープ31は、2列に並べられ
るとともに、各列の粘着テープ31が、その突部37を
互いに向かい合うようにして配置されている。これによ
って、突部37は粘着テープ3lの両列の間で1列に並
べられ、この突部37の列を押圧処理するため、突部3
7の押圧処理の工程が簡単にできるものである。粘着テ
ープ3lのブロンクは、突部37を押圧処理する金型に
かけられ、第7図のLで示す範囲が押圧されて、突部3
7の列が押圧処理される.突部37においては、粘着テ
ーブ3lの製造において既に一度押圧処理が行われてい
るのに加えて、更に押圧されるため、突部37における
粘着剤層33の粘着剤が更に基体32に浸透して、その
粘着力が他の部分に比べて弱くされる。そのため、突部
37より剥離祇34を剥がすときに、剥がし易いもので
ある。
更に、突部37の押圧処理と同時に、突部37における
f.lI離祇34を、上方に撥ね上がるようにくせ付け
が行われる。これによって、粘着力が低減された突部3
7において、剥離祇34がその下の粘着剤Jii33よ
り完全に剥離し、剥離祇34が摘み易く剥離祇34を容
易に剥がすことができる。
f.lI離祇34を、上方に撥ね上がるようにくせ付け
が行われる。これによって、粘着力が低減された突部3
7において、剥離祇34がその下の粘着剤Jii33よ
り完全に剥離し、剥離祇34が摘み易く剥離祇34を容
易に剥がすことができる。
ところで、粘着テープ31は使用しないときは、埃等が
付着しないように、収納袋40に収納するのがよい。し
かし、上記のように剥離祇34が上方に撥ね上がるよう
にくせ付けされた粘着テープ31にあっては、この上方
に撥ね上がった剥離紙34が収納袋40の口41に引っ
掛かって、突部37以外の部分まで剥離祇34が剥がれ
てしまうおそれがある。そこで、粘着テープ31のプロ
・ンクにおいて、両列の粘着テープ31の突部37が互
いに向かい合って、その突出方向が平行にされているこ
とから、第8図に示すように収納袋40の口41を、こ
の突部37の突出方向と平行に形戊する。これによって
、口4lが突部37における剥離祇34と粘着剤層33
との間に入り込むことが少なく、剥離祇34が突部37
以外の部分まで剥がれることを少なくできる. また、突部37における剥離紙34を、上方に撥ね上が
るようにくせ付けする場合に、突部37を押圧する金型
に突起乃至突条を形成し、剥離紙34に凹部乃至凹状3
8を形成するようにしてもよい。この場合、剥離祇34
の凹部乃至凹状38の周りが粘着剤[33より剥離し、
剥離紙34と粘着剤層33との接触面積が少なくなり、
剥離祇34を剥がし易く、また凹部乃至凹状38により
、剥離祇34が上方に撥ね上がるようにくせ付けされて
、突部37の剥離祇34が摘み易くなるものである。
付着しないように、収納袋40に収納するのがよい。し
かし、上記のように剥離祇34が上方に撥ね上がるよう
にくせ付けされた粘着テープ31にあっては、この上方
に撥ね上がった剥離紙34が収納袋40の口41に引っ
掛かって、突部37以外の部分まで剥離祇34が剥がれ
てしまうおそれがある。そこで、粘着テープ31のプロ
・ンクにおいて、両列の粘着テープ31の突部37が互
いに向かい合って、その突出方向が平行にされているこ
とから、第8図に示すように収納袋40の口41を、こ
の突部37の突出方向と平行に形戊する。これによって
、口4lが突部37における剥離祇34と粘着剤層33
との間に入り込むことが少なく、剥離祇34が突部37
以外の部分まで剥がれることを少なくできる. また、突部37における剥離紙34を、上方に撥ね上が
るようにくせ付けする場合に、突部37を押圧する金型
に突起乃至突条を形成し、剥離紙34に凹部乃至凹状3
8を形成するようにしてもよい。この場合、剥離祇34
の凹部乃至凹状38の周りが粘着剤[33より剥離し、
剥離紙34と粘着剤層33との接触面積が少なくなり、
剥離祇34を剥がし易く、また凹部乃至凹状38により
、剥離祇34が上方に撥ね上がるようにくせ付けされて
、突部37の剥離祇34が摘み易くなるものである。
(発明の効果)
本発明の治療器装着用粘着テープは、上記の如く構成し
たものであるから、肌に貼り付けた治療器に衣服が擦れ
たり、直接外力が加わったときに、クソション性を有す
る基体によりこの外力が緩衝され、肌に粘着した粘着剤
層にかかる力は小さいため、治療器が肌から剥がれ難く
、更に粘着剤層の粘着力を可能な限り低減させて、粘着
剤による肌のかぶれを少なくできる。また、粘着剤層の
粘着剤の量を少なくして粘着力を低減させるために、粘
着剤層を薄くする場合に比べて、粘着剤層の粘着剤を厚
目にしておいてから、押圧処理により粘着剤を基体に浸
透させ、粘着剤層の粘着剤の量を滅少させることができ
るため、製造が簡単にできるとともに、粘着剤層の粘着
力のばらつきを少なくできるものである。
たものであるから、肌に貼り付けた治療器に衣服が擦れ
たり、直接外力が加わったときに、クソション性を有す
る基体によりこの外力が緩衝され、肌に粘着した粘着剤
層にかかる力は小さいため、治療器が肌から剥がれ難く
、更に粘着剤層の粘着力を可能な限り低減させて、粘着
剤による肌のかぶれを少なくできる。また、粘着剤層の
粘着剤の量を少なくして粘着力を低減させるために、粘
着剤層を薄くする場合に比べて、粘着剤層の粘着剤を厚
目にしておいてから、押圧処理により粘着剤を基体に浸
透させ、粘着剤層の粘着剤の量を滅少させることができ
るため、製造が簡単にできるとともに、粘着剤層の粘着
力のばらつきを少なくできるものである。
また、請求項2においては、積層体全体を略均一なばら
つきで、部分的に押圧するため、全体を平均すると、粘
着剤層の粘着力が全体として低減され、積層体全体を均
等な力で押圧する場合に比べて、積層体に対する押圧力
の微妙な調整が容易に行えるものである。
つきで、部分的に押圧するため、全体を平均すると、粘
着剤層の粘着力が全体として低減され、積層体全体を均
等な力で押圧する場合に比べて、積層体に対する押圧力
の微妙な調整が容易に行えるものである。
更に、請求項3においては、基体を連続気泡乃至連続す
る孔を有する通気性を備えたものとしているため、肌か
ら発生した汗による葎気や体熱は、基体を通して外部に
放出され、治療器と肌との間が草れてかぶれるというこ
とがない。また、連続気泡乃至連続する孔を有している
ため、基体がちぎれ易くなっているが、粘着剤層の粘着
力を可能な限り低減させているので、治療器を肌から外
すときに基体がちぎれて、このちぎれた基体が肌に残る
ということがないものである。
る孔を有する通気性を備えたものとしているため、肌か
ら発生した汗による葎気や体熱は、基体を通して外部に
放出され、治療器と肌との間が草れてかぶれるというこ
とがない。また、連続気泡乃至連続する孔を有している
ため、基体がちぎれ易くなっているが、粘着剤層の粘着
力を可能な限り低減させているので、治療器を肌から外
すときに基体がちぎれて、このちぎれた基体が肌に残る
ということがないものである。
第1図は、本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は、
その断面図、 第3図は、要部の断面図、 第4図は、使用状態図、 第5図は、粘着テープのブロソクの斜視図、第6図は、
製造工程を示す図、 第7図は、本発明の別の実施例の平面図、第8図は、そ
の斜視図、 第9図は、要部の断面図である。 31一粘着テープ、 32一基体、 33−粘着剤層、 34一剥離紙、 35−積層体。 特許出廓人 松下電工株式会社
その断面図、 第3図は、要部の断面図、 第4図は、使用状態図、 第5図は、粘着テープのブロソクの斜視図、第6図は、
製造工程を示す図、 第7図は、本発明の別の実施例の平面図、第8図は、そ
の斜視図、 第9図は、要部の断面図である。 31一粘着テープ、 32一基体、 33−粘着剤層、 34一剥離紙、 35−積層体。 特許出廓人 松下電工株式会社
Claims (3)
- (1)多孔質体乃至発泡体からなりクッション性を有す
る基体と、該基体の表面に配設した粘着剤層と、該粘着
剤層の表面に配設した剥離紙とを積層してなる積層体を
、その積層方向に押圧処理してなる治療器装着用粘着テ
ープ。 - (2)積層体全体を略均一なばらつきで、部分的に押圧
処理した請求項1項記載の治療器装着用粘着テープ。 - (3)基体が連続気泡乃至連続する孔を有する通気性を
備えたものである請求項1項記載の治療器装着用粘着テ
ープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15726189A JP2794795B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 治療器装着用粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15726189A JP2794795B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 治療器装着用粘着テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321237A true JPH0321237A (ja) | 1991-01-30 |
JP2794795B2 JP2794795B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=15645786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15726189A Expired - Lifetime JP2794795B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 治療器装着用粘着テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2794795B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5072925A (en) * | 1990-05-09 | 1991-12-17 | Apple Computer, Inc. | Apparatus and method for automatic registration of manually inserted print media |
KR100414679B1 (ko) * | 2001-09-07 | 2004-01-13 | (주)제타테크놀로지 | 진단 키트의 멤브레인을 기판에 접착하기 위한 장치 |
JP2008525064A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 車両シート用取り付け具 |
US8052664B2 (en) | 2006-01-30 | 2011-11-08 | The Procter And Gamble Company | Packaged absorbent article |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP15726189A patent/JP2794795B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5072925A (en) * | 1990-05-09 | 1991-12-17 | Apple Computer, Inc. | Apparatus and method for automatic registration of manually inserted print media |
KR100414679B1 (ko) * | 2001-09-07 | 2004-01-13 | (주)제타테크놀로지 | 진단 키트의 멤브레인을 기판에 접착하기 위한 장치 |
JP2008525064A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 車両シート用取り付け具 |
JP4896891B2 (ja) * | 2004-12-23 | 2012-03-14 | カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 車両シート用取り付け具 |
US8052664B2 (en) | 2006-01-30 | 2011-11-08 | The Procter And Gamble Company | Packaged absorbent article |
US8579875B2 (en) | 2006-01-30 | 2013-11-12 | The Procter And Gamble Company | Packaged absorbent article |
US8961483B2 (en) | 2006-01-30 | 2015-02-24 | The Procter & Gamble Company | Individually packaged absorbent article by wrapper sheet |
US9504614B2 (en) | 2006-01-30 | 2016-11-29 | The Procter & Gamble Company | Packaged absorbent article |
US10398611B2 (en) | 2006-01-30 | 2019-09-03 | The Procter & Gamble Company | Packaged absorbent article |
US11534349B2 (en) | 2006-01-30 | 2022-12-27 | The Procter & Gamble Company | Packaged absorbent article |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2794795B2 (ja) | 1998-09-10 |
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