JPH03212146A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH03212146A
JPH03212146A JP541590A JP541590A JPH03212146A JP H03212146 A JPH03212146 A JP H03212146A JP 541590 A JP541590 A JP 541590A JP 541590 A JP541590 A JP 541590A JP H03212146 A JPH03212146 A JP H03212146A
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JP
Japan
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coils
coil
phase
space
magnet
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JP541590A
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English (en)
Inventor
Yuji Miura
三浦 有二
Yuuichi Nanae
裕一 名苗
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C1従来の技術(第13図) D1発明が解決しようとする課題 E1課題を解決するための手段 F1作用 G、実施例 G3.第1および第2の実施例の構成(第1図)Gt、
第1の実施例の説明(第2図〜第5図)G3.第2の実
施例の説明(第6図〜第9図)G4.第3の実施例の説
明(第10図、第11図)Gs、実施例の作用および応
用例(第12図)H0発明の効果 A、産業上の利用分野 本発明は、小型・薄型化に好適なブラシレスモータに関
するものである。
B1発明の概要 本発明は、ブラシレスモータにおいて、コイル数とマグ
ネットの磁極数の関係を特定の数式を満足する値として
、コイル配置において電気胸て180゛ もしくはその
奇数倍の間引き空間を作り出すことにより、 回路部品等のマウントスペースを確保しつつコイル配置
用の有効スペースを広げるととしに、高効率と小型・薄
型化の実現を可能にするものである。
C0従来の技術 従来より、8ミリビデオカメラやDAT (テノタルオ
ーディオテープレコーダ)、I/2VTR(ヒデオテー
プレコーダ)なとのモータとして、ブラシレスモータか
使用されているか、そのプランレスモータは小型・薄型
化か要求されているため、そのコイル配置においてコイ
ルの間引き空間を作り出し、その空間をマグネットの位
置検出用のホール素子やIC(集積回路)等の回路部品
の実装スペースとしている。
第13図(a)、(b)は、従来例の扁平型のブラシレ
スモータの構成を示す説明図であって、(2)はコイル
Iの配置を、(b)はそのコイル1に対向するマグネッ
ト2の着磁状態を示している。このプランレスモータは
6コイルIO極の構成例を示し、マグネット2は端面上
の周方向に等ピッチ角てN極とS極のIO極が交互に着
磁されている。ここで、一対のN極とS極のなす機械角
72°が、電気角360°に対応している。コイル1は
6個配置され、従来例はその配置において前記電気角3
60°(機械角で72゛ )分だけ間引き空間を設けて
48°のピッチ角のコイル配置とし、その間引き空間を
回路部品等のマウントスペースとしていた。
D9発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の技術におけるブラシレスモー
タでは、コイル配置において電気角て360°の間引き
空間を設けているため、次のような問題点を有していた
(1)電気角で360゛の空間内にはコイルlが配置さ
れないため、マグネット2の2極分が有効利用されず、
鎖交磁束が減少してモータの効率が低下する。
(2)コイル配置におけるピッチ角(機械角)が小さく
なり、コイル配置用の有効スペースが減少してコイルl
が厚みを増し、小型・薄型化の妨げとなる。
(3)多極着磁のために電気角で360°の空間をさら
に広げたい場合、従来は360°の整数倍で行われてお
り、その場合も同様にモータの効率は低下し、コイル配
置用の有効スペースも減少する。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたもの
で、回路部品等のマウントスペースを確保しつつコイル
配置用の有効スペースを広げるとともに、高効率と小型
・薄型化の実現を可能にするブラシレスモータを提供す
ることを目的とする。
61課題を解決するための手段 上記の目的を達成するための本発明のブラシレスモータ
の構成は、 4以上の偶数のn個の駆動用のコイルと、これらのコイ
ルに対向して配置される偶数の着磁極数pのマグネット
とを設け、 1を奇数としてn÷(n+a−p)の絶対値が4以上の
整数となるように上記着磁極数pを決定し、 上記コイルの配置において電気角180°×aの間引き
空間を設け、 駆動相数をmとしてn÷m個が2以上のときにはn−1
−m個のコイルにより各駆動相に対応する基本の磁束変
化を合成するように上記コイルを結線することを特徴と
する。
F9作用 本発明は、ブラシレスモータを構成するコイル数とマグ
ネットの磁極数が特定の関係にあるとき、180°の奇
数倍の間引き空間を設けてコイルを配置し、各駆動相を
構成するコイル数が複数である場合には位相の異なるコ
イルを結線するなどして各駆動相の基本の磁束変化を合
成することにより、ブラシレスモータを駆動できること
を見出し、このような奇数倍の間引き空間によって、有
効利用されないマグネットの磁極数を減らして高効率な
モータ駆動を可能するとともに、回路部品等のマウント
スペースを確保しつつコイルスペースを確保してモータ
の小型・薄型化を可能にする。
G、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
G1.第1および第2の実施例の構成(第1図)第1図
(a)、(b)は本発明の後記する第1および第2の実
施例の扁平型のブラシレスモータの構成を示す説明図で
ある。本実施例は6コイル8極構成の場合を示し、電気
角で180°の間弓き空間を設けてコイルを配置する例
を示す。la。
lb、lc、ld、le、If (以下代表する場合は
lと記す)は偏平型に形成された6個の駆動用のコイル
であり、2は円板状に形成されてこのコイルlに対向し
て配置される8極着磁のマグネットである。コイルIは
、4以上の偶数から成り、マグネット2の着磁極数は偶
数である。マグネット2は、端面上に等ピッチ角でN極
とS極が交互に放射状に8極に着磁される。従って、そ
のピッチ角は機械角で360°÷8=45°であり、一
対のN極とS極とで電気角36o°に相当することから
ピッチ角45°は電気角で18o°に相当する。本実施
例では、コイルlの配置において、この電気角180°
の分(機械角45°)を間引き空間3として、その残り
の角度内に6個のコイル1a=1fを平面状に等ピッチ
角で円形状に配置する。従って、そのピッチ角は機械角
で(360”45°)÷6=52.5°となる。上記に
おいて、コイル数をn、マグネット2の着磁極数をp、
 aを奇数とすると、上記のコイルlの数とマグネット
2の着磁極数の関係は、 1−+予−−= (4以上の整数)・・・(1)の式を
満足する。即ち式(1)の左辺にn=6゜p=8.a=
1を代入すると、その絶対値は6となり、4以上の整数
となる。上式(1)において、aは間引き空間の電気角
における180゛の倍数を示しており、奇数となってい
る。
G2.第1の実施例の説明(第2図〜第5図)以上のよ
うに構成したコイル配置のブラシレスモータを2相駆動
する第1の実施例を説明する。
第2図(a)、(b)はその場合のコイルの結線図であ
る。(a)は第1図の各コイルを交互に逆巻きとした場
合の接続例を示し、(b)はすべてのコイルの同−巻き
方向とした場合の接続例を示している。(a)において
、1つ飛びのコイルla、Ic、leは同−巻き方向と
し、その間のコイルIb、ld、Ifは逆巻きとする。
このようなコイルla、lb、lcを巻き終りと巻き始
めで直列に接続して第1相(A相)の磁束変化を合成し
、コイルld、le、ifを同様に巻き終りと巻き始め
で直列に接続して第2相(B相)の磁束変化を合成する
。(b)においては、コイルla、lbの巻き始め同士
を接続し、コイルlb。
lcの巻き終り同士を接続し、コイル1aの巻き終りと
コイルlcの巻き始めの間に駆動回路よりA相の駆動電
流を流す。同様にコイルld、leの巻き終り同士を接
続し、コイルle、Ifの巻き始め同士を接続し、コイ
ル1dの巻き始めとコイルIfの巻き終りの間に駆動回
路よりB相の駆動電流を流す。
第3図は上記の第1の実施例の2相両方向90°通電の
駆動回路のブロック図を示し、第4図はそのタイミング
図を示している。4a、4bはホール素子などから成る
マグネットの位置検出部(ホール素子部)であり、2相
(A、B)のタイミング信号Hr、H*を検出する。タ
イミング信号H+、Hzは電気角180°幅の360°
の周期信号であり、タイミング信号H7はタイミング信
号H,よりも位相が電気角で90°遅れている。5は駆
動回路を示し、ブラシレスモータの駆動電源Vccとグ
ランドの間にコレクタとエミッタを直列に接続した4組
のnpn形のトランジスタ対(Q、、Q、)、(Q、、
Q、)、(Q、、Q、)、(Q、。
Q、)を有する。A相磁束変化合成用のコイル(以下、
A相コイル)la、Ib、lcは、トランジ、l’Q+
、Q2の接続点とトランジスタQ3.Q、の接続点の間
に接続し、B相磁束変化合成用のコイル(以下、B相コ
イル)Id、Ie、Ifは、トランジスタQ1.Q、の
接続点とトランジスタQ7゜G8の接続点の間に接続す
る。駆動回路5はロノック部を存し、2相のタイミング
信号H,,H2がう電気M 90°幅ノH、X Ht、
H+XHt  HXH、、H,XH2の4つの論理信号
を作成する。論理信号H+ x H2は、トランジスタ
Q、、Q、のベースのそれぞれに抵抗R,,R,を介し
て接続して、A相コイルla、lb、Icに一方の方向
へ90’通電し、論理信号「XH7は、トランジスタQ
2Q3のベースのそれぞれに、抵抗R,,R,を介して
接続して、A相コイルla、Ib、Icに逆方向へ90
°通電する。同様に、論理信号H+ x Htは、トラ
ンジスタQs、Qsのベースのそれぞれに抵抗Rs 、
 R−を介して接続して、B相コイルld。
1、e、Ifに一方の方向へ90°通電し、論理信号H
IXH!は、トランジスタQ、、Q、のベースのそれぞ
れに抵抗R6,R?を介して接続して、B相コイルld
  le  Ifに逆方向へ90°通電する。
第5図(a)、(b)、(c)、(d)は以上のように
構成した第1の実施例の動作説明図であり、(2L)は
コイルla〜1fとマグネット2とホール素子部4a、
4bの関係を平面に展開した図を示し、(b)はマグネ
ット2が右方向に移動した場合の各コイルが同−巻き方
向に受ける磁束変化量dΦ/dθを示し、(c)は第2
図のように結線した巻き方向に受ける磁束変化1dΦ/
dθを示し、(d)はA相コイルla、Ib、lcおよ
びB相コイルId、le、Ifのそれぞれで合成される
磁束変化量dΦ。/dθを示している。萌述し1こよう
に(a)において、マグネット2は8極に着磁され、そ
の着磁ピッチ角は360°÷8=45°(機械角)であ
る。この45°が電気角180°に相当し、コイル1a
=1fは、機械角で45°(電気角180°)間引いて
いるので、コイルlは(360°−45”)÷6=52
.5’(機械角)のピッチ角て配置される。このマグネ
ット2が右方向に移動した場合、同じ巻き方向とした各
コイルl2L−1fが受ける磁束変化量dΦ/dθは、
(b)に示すようにコイルIaを基準に考えると、下式
の位相ズレを有する。
コイルl a : sinθ(基準) コイル1b:5in(θ−210°) コイルIc:5in(θ−60°) コイルId:5in(θ−270°) コイルIe:5in(θ−120°) コイルIf:5in(θ−330°) ここて、コイルlb、Id、Ifを第2図のように逆巻
きとするか、または結線方向を変えて電気角で180°
反転させると、(c)に示すように、コイルIb:5i
n(θ−30°) コイルld:5in(θ−90°) コイル1f:5in(θ−150°) となり、コイルla、Ic、leのそれぞれから30°
遅れの磁束変化が得られる。従って、(c)に示す磁束
変化がA相コイルIa、lb、lcおよびB相コイルl
d、Ie、Ifてそれぞれ合成される磁束変化量dΦ。
/dθは、(d)に示すように、B相かA相に対し90
°遅れとなり、通常の2相駆動が可能になる。
G3.第2の実施例の説明(第6図〜第9図)次に、第
1図の6コイル8極のブランレスモーフを3相駆動する
第2の実施例を説明する。
第6図(a)、(b)はその場合のコイル結線図である
。(a)は第1図の必要なコイル1を逆巻きとした場合
の接続例を示し、(b)はすべてのコイルlを同−巻き
方向とした場合の接続例を示している。(a)において
は、コイルlb、1c、Ifを逆巻きとする。このよう
なコイルlで三つの対(la、lb)、(le、If)
、(1c、Id)を作り、3相の基本の磁束変化を合成
する。即ち、laの巻き始めとコイルlbの巻き終りを
接続して第1相(U相)の磁束変化合成用のコイル(以
下、U相コイル)とし、コイルIeの巻き始めとコイル
Ifの巻き終りを接続して第2相(V相)の磁束変化合
成用のコイルとしく以下、V相コイル)、コイル1cの
巻き始めとコイル1dの巻き終りを接続して第3相(W
相)の磁束変化合成用のコイル(以下、W相コイル)と
する。これらの直列接続の各相コイルの一端(巻き始め
側)をY結線のコモン側とし、他端(巻き終り側)を各
相の駆動回路の接続端子とする。次に、(b)において
は、すべてのコイルla〜1fを同−巻5方向とし、こ
れらのうちコイルlb、1c、ldを接続のし方で反転
して、三つのコイル対(Ia、Ib)、 (Ie、 I
f)、 (Ic、 1d)により各相の基本の磁束変化
を合成する。即ち、コイル1i、Ibの巻き始め同士を
接続してU相コイルとし、コイル1e、1.fの巻き始
め同士を接続してV相コイルとし、コイルlc、ldの
巻き始め同士を接続してW相を形成する。これら各相コ
イルのうちコイル1b、ld  Ifの一端をY結線の
コモン側とし、コイルIa、IcIeの一端を駆動回路
の接続端子とする。
第7図は上記の第2の実施例の3相両方向120°通電
の駆動回路のブロック図を示し、第8図はそのタイミン
グ図を示している。4U、4v4゜はホール素子などか
ら成るマグネットの位置検出部(ホール素子部)であり
、♀相(U、V、W)のタイミング信号H+、Hp、H
yを検出する。タイミング信号H,,H2,)r3は、
電気角180゜幅の360°の周期信号であり、順に1
20°づつ位相が遅れている信号である。5は駆動回路
であり、ブラシレスモータの駆動電源VCCとグランド
の間にコレクタとエミッタを直列に接続した3組のnp
n形のトランジスタ対(Q、、、Q、2)。
(Q、3.Q、、)、(Q、5.Q、、)を有する。ト
ランジスタQIiQ+tの接続点は、U相コイルIa。
lbに接続し、トランジスタQ 131 Q +4の接
続点はv相コイルle、Ifに接続し、トランジスタQ
 + s + Q lbの接続点はW相コイルlc、l
dに接続する。駆動回路5はロジック部をを有し、3相
のタイミング信号H,,H,,H3から電気角120°
幅のHIX Ht 、 H+ X Ht 、 Ht X
 H3、Ht X Hs 、 H3X Hr 、 H3
X H+の6つの論理信号を作成する。上記各論理信号
は、順に各トランジスタQ、〜Q reのベースにそれ
ぞれ抵抗R+l、 R+2. RI R14+ R15
+ R+sを介して接続して、各相コイルに3相両方向
120°通電を行って3相駆動を行う。
第9図(2L)、(b)、(c)、(d)は以上のよう
に構成した第2の実施例の動作説明図であり、(a)は
コイル1a=1fとマグネット2とホール素子部4U、
 4v、 4wの関係を平面に展開した図を示し、(b
)はマグネット2が右方向に移動した場合の各コイルが
同−巻き方向に受ける磁束変化量dΦ/dθを示し、(
c)は第6図のように結線した巻き方向に受ける磁束変
化量dΦ/dθを示し、(d)はU相コイルla、Ib
、V相コイルle、1f、W相コイルlc、ldのそれ
ぞれで合成される磁束変化量dΦ。/dθを示している
。前述したように(a)において、マグネット2の着磁
ピッチ角は45°(機械角)であり、コイル1a=1f
は、機械角で45°(電気角10八01日+i1;l+
+−一自一ツ^鴫 tOご八〇 10・A。
6=52.5°(機械角)のピッチ角で配置される。
このマグネット2か右方向に移動した場合、同じ巻き方
向とした各コイル1a=1fが受ける磁束変化量dΦ/
dθは、第1の実施例と同様、(b)に示すようにコイ
ルIaを基準に考えると、下式の位相ズレを有する。
コイルI a : sinθ(基準) コイルlb二5in(θ−210°) コイルIe:5in(θ−120°) コイルlf:5in(θ−330°) コイルIc:5in(θ−60°) コイル1d:5in(θ−270°) ここで、コイルIb、Ic、Ifを第6図のように逆巻
きとするかまたは結線方向を変えて電気角で180°反
転させると、(C)に示すように、コイル1b:gin
(θ−30°) コイルlf:5in(θ−150°) コイル1d:5in(θ−240°) となり、コイルla、Ie、lcのそれぞれからに示す
磁束変化がU相コイルla、lb、V相コイルIe、l
f、W相コイルlc、ldてそれぞれ合成される磁束変
化1dΦ。/dθは、(d)に示すように、■相かU相
に対し120°遅れとなり、W相かV相に対し120°
遅れとなって、通常の3相駆動か可能になる。
G4.第3の実施例の説明(第1O図、第11図)次に
第2の実施例における電気角】80°の間引き空間を3
つに等配分した、本発明の第3の実施例を説明する。
第1O図(a)、(b)は第3の実施例の構成を示す説
明図である。(a)はコイル配置を示し、コイルIa、
1bを直列に接続してU相コイルとし、コイルIc、1
dを接続してV相コイルとし、コイルle、lfを接続
してW相コイルとする。
(b)はマグネット2の着磁状態を示しており、第2の
実施例と同様に8極に着磁されていて、その着磁ピッチ
角は機械角で45°である。本実施例では、コイル配置
において、電気角180°(機械角45°)の間引き空
間を3等分して60°(機械角15°)の空間として、
各相コイル間に分散する。各相のコイルピッチ角は間引
き空間が合計で機械角45°であるから、(360’−
45°)÷6=52.5°である。ただし、本実施例の
ように間引き空間を等配分する場合は、コイル数とマグ
ネット磁極数の関係において同位相のコイルが生しない
ことか条件となる。例えば、電気角180゜の間引き空
間を等配分する場合は、コイル数とマグネット磁極数と
に土2の差があれば、上記条件を満足する。
第1f図(a)、(b)、(c)、(d)は、上記のよ
うに構成した第3の実施例の動作説明図である。(a)
はコイル1+lL〜1fとマグネット2とホール素子部
4U、4v、4.の配置関係を平面に展開した図を示し
、(b)はマグネット2か右方向に移動した場合の各コ
イルlが同−巻き方向に受ける磁束変化量dΦ/dθを
示し、(c)は必要なコイルlを反転した場合の各コイ
ルlの磁束変化jldΦ/dθを示し、(d)は各相コ
イルlで合成される磁束変化量dΦo/Fθを示してい
る。(2L)において、マクネット2の着磁ピッチ角は
第2の実施例と同様に機械角て45°であるか、コイル
の配置において、前述したように本実施例では、電気角
+80°(機械角45°)の間引き空間を3等分して6
0°(機械角15°)づつの空間とし、上記の各相コイ
ル間に分散している。
この様に配置した各コイル1か同じ巻き方向とした場合
に受ける磁束変化量dΦ/dθは、(b)に示すように
コイル1aを基準として、下式の位相ズレを有する。
コイル1 a : sinθ(基準) コイルlb:5in(θ−210°) コイルIc:5in(θ−120°) コイル1d:5in(θ−330°) コイル1e:5in(θ−240°) コイル1f:5in(θ−90゛) ここで、コイルIb、ld、Ifを逆巻きとするか、ま
たは結線方向を変えて電気角で180°反転させると、
(c)に示すように コイル1b:5in(θ−30°) コイル1d:5in(θ−150”) コイル1f:5in(θ−270°) となり、コイルIa、lc、leのそれぞれから30°
遅れの磁束変化か得られる。従って、(c)に示す磁束
変化かU相コイルla、lb、V相コイルlc、ld、
W相コイルle、Ifてそれぞれ合成される磁束変化量
dΦo/dθは、(d)に示すようにV相がU相に対し
I20゛遅れとなり、W相かV相に対し120°遅れと
なって、通常の3相駆動が可能になる。
Ga、実施例の作用および応用例(第12図)第12図
(a)、(b)は鉄心型プランレスモータに適用した本
発明の実施例を平面に展開した図である。(a)は前述
した第2の実施例に対応する実施例を示し、鉄心6に設
けたスロット6aのピッチ角を機械角で52.5°(電
気角210°)とし、このスロット間の鉄心部分6bに
コイルlユ〜Ifを巻く。このようにして鉄心部分(コ
イル)のない電気角180°の間引き空間3を設ける。
(b)は前述した第3の実施例に対応する実施例を示し
、電気角60°の空間を各相コイル毎のスロットに60
分散配置する。それ以外のスロット6aのピッチ角は機
械角で52.5°である。
このように、本発明は、鉄心型のブラシレスモータに対
しても適用することができる。
以上の実施例で述へたように、コイル配置において、電
気角180° (π)の間引き空間を設け、コイル数n
−駆動相数mの個数の位相の異なるコイルを組み合せて
各駆動相の基本の磁速変化を合成することにより、ブラ
シレスモータを駆動することかできる。この場合、従来
の間引き空間が電気角360°であったものが、180
°となるため、有効利用されないマグネットの磁極数が
2から1に減り、モータの効率が向上する。また、この
空間によって回路部品等のマウントスペースが確保され
、かつ、コイルスペースを従来の360゜間引きよりも
増やすこ七が可能になり、コイル厚みを減少させて小型
・薄型化を図ることができる。
なお、本発明は、一般にコイル数nが4以上の偶数であ
り、マグネット磁極数pが、n= (n+a−p)の絶
対値がa=1のとき4以上の整数となるような関係にあ
れば、適用可能である。例えば、その関係の一例を示す
と下表のようになる。
上式におけるaは、 コイル配置における間引 き空 間の180°の倍数を示し、奇数の値のときに同様に駆
動相数に合った基本の磁速変化を合成等で得ることがで
き、効率の良いブラシレスモータの駆動が可能である。
このことは、マグネットが多極着磁された場合、間引き
空間の機械角が狭くなったときに間引き空間を広げる意
味で育利である。
このように、本発明はその主旨に沿って種々に応用され
、種々の実施態様を取り得るものである。
H1発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明のブラシレスモー
タによれば、コイル配置において電気角180°の奇数
倍の間引き空間を作ることができ、IC等の回路部品等
のマウントスペースが確保されるとともに、コイル有効
スペースが広がって小型・薄型化が可能になる。また、
有効利用されないマグネット磁極数が減少し、高効率な
駆動が可能になる。
【図面の簡単な説明】
2の実施例の構成を示す説明図、第2図(a)(b)は
2相駆動する第1の実施例のコイル結線図、第3図は第
1の実施例における駆動回路のブロック図、第4図は第
1の実施例の駆動回路のタイミング図、第5図は第1の
実施例の動作説明図、第6図(a)、(b)は3相駆動
する第2の実施例のコイル結線図、第7図は第2の実施
例における駆動回路のブロック図、第8図は第2の実施
例の駆動回路のタイミング図、第9図は第2の実施例の
動作説明図、第1θ図(a)、(b)は第3の実施例の
構成を示す説明図、第11図は第3の実施例の動作説明
図、第12図(a)、(b)は第2および第3の実施例
の応用例を示す展開図、第13図(a)、(b)は従来
例の構成を示す説明図である。 la、Ib、Ic、ld、Ie、lf−コイル、2・・
・マグネット、3・・・間引き空間、4a、4b。 4u、4v、’4w・・・マグネットの位置検出部、5
・・・駆動回路。 第1O図 (0) 第13図 手続補正書、、え、 平成 3年 月 日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)4以上の偶数のn個の駆動用のコイルと、これら
    のコイルに対向して配置される偶数の着磁極数pのマグ
    ネットとを設け、 aを奇数としてn÷(n+a−p)の絶対値が4以上の
    整数となるように上記着磁極数pを決定し、 上記コイルの配置において電気角180°×aの間引き
    空間を設け、 駆動相数をmとしてn÷m個が2以上のときにはn÷m
    個のコイルにより各駆動相に対応する基本の磁束変化を
    合成するように上記コイルを結線することを特徴とする
    ブラシレスモータ。
JP541590A 1990-01-12 1990-01-12 ブラシレスモータ Pending JPH03212146A (ja)

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