JPH0321200Y2 - - Google Patents

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JPH0321200Y2
JPH0321200Y2 JP1982138346U JP13834682U JPH0321200Y2 JP H0321200 Y2 JPH0321200 Y2 JP H0321200Y2 JP 1982138346 U JP1982138346 U JP 1982138346U JP 13834682 U JP13834682 U JP 13834682U JP H0321200 Y2 JPH0321200 Y2 JP H0321200Y2
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JP
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fan motor
timer
position sensor
circuit
rotor position
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JP1982138346U
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロータの位置をロータ位置センサーで
検出して対応する励磁巻線に励磁電流を供給し、
フアンモータを駆動するフアンモータ駆動回路に
関するものである。
このようなフアンモータ駆動回路においては、
何等かの原因(外圧によるロツク状態、巻線の断
線等)でフアンが回らなくなつた場合、或る時限
後に励磁電流を遮断し、励磁巻線が焼損されない
ように保護する必要がある。
このような場合の従来の保護対策としては、ロ
ータ位置センターの電源を切るか、或は巻線駆動
用トランジスタのベース側にコンデンサを直列接
続してトランジスタをオフにする等の手段がとら
れていた。
しかしながら、これらいずれのものでもタイマ
ー時間が1秒以下しかとれないので、気温が下り
モータの軸受のグリースが硬化して起動時間が長
くなつた場合等に問題が発生する欠点があつた。
即ち、このような場合は励磁電流を与えている時
間を長くする必要があるが、タイマー時間が短か
いと、すぐにタイムアツプしてしまつて励磁電流
を遮断してしまうので、うまく起動を行えないこ
とになる。
また、フアンモータは被冷却物を冷却するのが
目的なので、異常が解消した場合、再起動させる
必要があるが、従来のフアンモータ駆動回路では
再起動ができない欠点があつた。
本考案の目的は、タイマー時間を長くとれ、且
つ再起動を容易に行わせることができるフアンモ
ータ駆動回路を提供するにある。
本考案は、フアンモータの励磁巻線に巻線駆動
用トランジスタが直列接続され、前記フアンモー
タのロータの位置を検出するロータ位置センサー
からの信号で前記トランジスタが駆動されて励磁
電流の供給が行われるようになつているフアンモ
ータ駆動回路において、前記ロータ位置センサー
の出力端と前記トランジスタのベースとの間にタ
イマー回路が接続され、前記タイマー回路は前記
ロータ位置センサーの出力端とアース間に直列接
続された充電用抵抗器とタイマー用コンデンサと
の直列回路と、前記ロータ位置センサーの出力端
と前記トランジスタのベース間に直列接続された
第1,第2の分圧抵抗器の直列回路と、前記充電
用抵抗器とタイマー用コンデンサとの接続点とア
ース間にアノード・カソード間が接続され且つ前
記第1,第2の分圧抵抗器の分圧点にゲートが接
続されたプログラマブル・ユニジヤンクシヨント
ランジスタとを備えていることを特徴とするもの
である。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第1図及び第2図は本考案の一実施例を
示したものである。図示のように本実施例のフア
ンモータ駆動回路においては、プラス側電源入力
端子1につながるプラスラインPと、マイナス側
電源入力端子2につながるアースラインEとの間
にフアンモータの第1,第2の励磁巻線3,3′
が並列接続されている。これら第1,第2の励磁
巻線3,3′には第1,第2の巻線駆動用トラン
ジスタ4,4′のコレクタ・エミツタ間がそれぞ
れ直列接続されている。また、プラスラインPと
アースラインEとの間には、フアンモータのロー
タの位置を検出するロータ位置センサー5が接続
されている。本実施例のロータ位置センサー5
は、フアンモータの磁束の変化を検出するホール
素子5Aと、このホール素子5Aの出力のレベル
を弁別して出力するシユミツト回路5Bと、この
シユミツト回路5Bの出力が出るたびに2つの出
力端A,A′から交互に出力を出すマルチバイブ
レータ5Cとからなつている。このようなロータ
位置センサー5の各出力端A,A′と各トランジ
スタ4,4′のベースとの間には、第1,第2の
タイマー回路6,6′がそれぞれ接続されている。
第1,第2のタイマー回路6,6′の回路構成は
同じなので、第1のタイマー回路6を例にとつて
説明する。この第1のタイマー回路6は、ロータ
位置センサー5の出力端AとアースラインE間に
直列接続された充電用抵抗器7とタイマー用コン
デンサ8との直列回路と、ロータ位置センサー5
の出力端Aとトランジスタ4のベース間に直列接
続された第1,第2の分圧抵抗器9,10の直列
回路と、充電用抵抗器7とタイマー用コンデンサ
8との接続点BとアースラインE間にアノード・
カソード間が接続され且つ第1,第2の分圧抵抗
器9,10の分圧点Cにゲートが接続されたプロ
グラマブル・ユニジヤンクシヨントランジスタ
(以下、PUTと略称する。)11とからなつてい
る。第2のタイマー回路6′の各部品には第1の
タイマー回路6の対応部品と同じ番号にダツシユ
記号を符加して示している。また、各接続点にも
同じ符号にダツシユ記号を符加して示している。
なお、12,12′は各励磁巻線3,3′に並列接
続されたダイオードである。
充電用抵抗器7,7′と第1の分圧抵抗器10,
10′の抵抗値は、充電用抵抗器7,7′の抵抗値
の方が第1の分圧抵抗器9の抵抗値に比べて大き
く設定されている。また、本実施例では充電用抵
抗器7,7′として特にサーミスタを用いており、
且つこの駆動回路をフアンモータ内に組込んでい
る。
次に、このようなフアンモータ駆動回路の動作
について説明する。第3図イ〜ヘは正常動作時に
おける各部の波形を示したものである。第3図イ
はA−E間の波形、第3図ロはB−E間の波形、
第3図ハはC−E間の波形、第3図ニはA′−E
間の波形、第3図ホはB′−E間の波形、第3図
ヘはC′−E間の波形である。さて、フアンモータ
のロータが回転すると、ロータ位置センサー5の
出力端A,A′からは第3図イ,ニに示すように
交互に出力が出される。ロータ位置センサー5の
出力端Aから出力が出ると、第1,第2の分圧抵
抗器9,10を経てその出力がトランジスタ4の
ベースに与えられ、トランジスタ4がオンとな
り、励磁巻線3に励磁電流が供給されるようにな
る。ロータ位置センサー5から出力が出ると、充
電用抵抗器7を経てタイマー用コンデンサ8に第
3図ロに示すように充電が開始され、タイマーと
して作動を始め、充電電圧が徐々に上昇し始める
が、その充電電圧がPUT4をターンオンする電
圧に達する前にロータ位置センサー5の出力が消
滅し、コンデンサ8の充電電荷も放電されてしま
う。ロータ位置センサー5から出力が出ている期
間、第3図ハに示すようにPUT11の両端C−
E間に電圧が表われており、この電圧の期間トラ
ンジスタ4は導通を続けている。ロータ位置セン
サー5の出力端Aから出力が出なくなると、他方
の出力端A′から出力が出始め、前述したと同様
に第2のタイマー回路6′が第3図ニ,ホ,ヘの
如く動作し、トランジスタ4′がオンとなり、第
2の励磁巻線3′に励磁電流が供給される。この
ような動作が繰り返し行われ、フアンモータが回
転をする。
かゝる状態において、何らかの原因によりフア
ンの回転が止つたとすると、ロータ位置センサー
5の一方の出力端例えば出力端Aから出力が出し
続けられることになる。このまま出力が出し続け
られると、第1の励磁巻線3に励磁電流が流れ続
けて、この励磁巻線3が焼損されるおそれがあ
る。しかしながら、給電時間が長くなると、その
間にタイマー用コンデンサ8の電圧が上昇して
PUT11のターンオン電圧に達し、即ち予め設
定されたタイマー時間に達し、PUT11がター
ンオンし、トランジスタ4がオフとなり、励磁電
流を遮断する。換言すれば、予め設定した時間よ
り長く励磁電流の供給が行われるようになつたと
きには、その予め設定した時間に達した時点で励
磁電流を遮断する。第2のタイマー回路6′につ
いても同様にして保護動作が行われる。
また、本実施例では充電用抵抗器7として特に
サーミスタを使用しているので、周囲温度が低い
ときにはその抵抗値が大きくなり、タイマー時間
を自動的にのばし、起動が円滑に行われるように
給電時間をのばす。周囲温度が高くなると、その
抵抗値が小さくなり、タイマー時間を自動的に縮
める。平常運転時の周囲温度で所要のタイマー時
間になるように設定している。
上記実施例では、共通のロータ位置センサー5
で両方のタイマー回路6,6′を制御するように
したが、各タイマー回路6,6′毎にロータ位置
センサーを設けて個々に制御するようにしてもよ
い。
また、上記実施例では磁気的なロータ位置セン
サーについて説明したが、ロータ位置を光電的に
検出する光電的なロータ位置センサーを用いるこ
ともできる。
以上説明したように本考案に係るフアン駆動回
路においては、ロータ位置センサーの出力端と巻
線駆動用トランジスタのベース間にタイマー回路
を接続し、このタイマー回路ではPUTをタイム
アツプ判断手段として用いているので、タイマー
時間を従来に比べて大幅に長くとることができ
る。従つて、電源投入時定数が長い場合でも問題
なくフアンモータの起動を行わせることができ
る。また、本考案によれば電源を切らなくともタ
イマー時間内にフアンモータにかゝる外圧が解消
すれば自動的に再起動させることができ、且つタ
イマー時間外でもフアンを外力によつて半回転以
上させれば再起動させることができ、常時回転が
要求されるフアンモータ用の駆動回路として好適
である。更に、本考案によれば回路構成が非常に
簡単になり、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフアンモータ駆動回路の
一実施例の回路図、第2図はこの実施例で用いて
いるロータ位置センサーの一例を示すブロツク
図、第3図イ〜ヘは第1図の各タイマーの各部の
動作を示す波形図である。 3,3′……第1,第2の励磁巻線、4,4′…
…第1,第2の巻線駆動用トランジスタ、5……
ロータ位置センサー、6,6′……第1,第2の
タイマー回路、7,7′……充電用抵抗器、8,
8′……タイマー用コンデンサ、9,9′……第1
の分圧抵抗器、10,10′……第2の分圧抵抗
器、11,11′……プログラマブル・ユニジヤ
ンクシヨン・トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フアンモータの励磁巻線に巻線駆動用トラン
    ジスタが直列接続され、前記フアンモータのロ
    ータの位置を検出するロータ位置センサーから
    の信号で前記トランジスタが駆動されて励磁電
    流の供給が行われるようになつているフアンモ
    ータ駆動回路において、前記ロータ位置センサ
    ーの出力端と前記トランジスタのベースとの間
    にタイマー回路が接続され、前記タイマー回路
    は前記ロータ位置センサーの出力端とアース間
    に直列接続された充電用抵抗器とタイマー用コ
    ンデンサとの直列回路と、前記ロータ位置セン
    サーの出力端と前記トランジスタのベース間に
    直列接続された第1,第2の分圧抵抗器の直列
    回路と、前記充電用抵抗器と前記タイマー用コ
    ンデンサとの接続点とアース間にアノード・カ
    ソード間が接続され且つ前記第1,第2の分圧
    抵抗器の分圧点にゲートが接続されたプログラ
    マブル・ユニジヤンクシヨン・トランジスタと
    を備えていることを特徴とするフアンモータ駆
    動回路。 (2) 前記充電用抵抗器としてサーミスタを用いた
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のフアン
    モータ駆動回路。
JP1982138346U 1982-09-14 1982-09-14 フアンモータ駆動回路 Granted JPS5944197U (ja)

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JP1982138346U JPS5944197U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 フアンモータ駆動回路

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JPS5944197U JPS5944197U (ja) 1984-03-23
JPH0321200Y2 true JPH0321200Y2 (ja) 1991-05-08

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982138346U Granted JPS5944197U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 フアンモータ駆動回路

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