JPH03211979A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH03211979A
JPH03211979A JP614190A JP614190A JPH03211979A JP H03211979 A JPH03211979 A JP H03211979A JP 614190 A JP614190 A JP 614190A JP 614190 A JP614190 A JP 614190A JP H03211979 A JPH03211979 A JP H03211979A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、FM変調方式を採って伝送されるBS(衛星
放送)信号と、VHF −UHF帯でのAM変調された
TV信号を受信する受信装置に関する。
〔従来の技術〕
FM変調されたSHF帯の衛星放送信号をダウンコンバ
ートしてIGHz帯の中間周波信号に周波数変換された
BS信号と、VHF −UHF帯のTV信号(CATV
も含む)とを一般の受信システムで受信する場合、各放
送波信号の周波数帯が異なるため、それぞれ別の受信回
路を必要とし、構成が複雑になるとともに、その操作も
簡単ではない。
そこで、例えば、これらの−解決手段として衛星放送と
TV放送とで同一の受信回路を用いる受信装置として、
特開昭57−39628号公報に記載のように、BS信
号をUHFまたはVHF帯の空チャネルの周波数に変換
し、その周波数変換したBS信号をTV信号と共にTV
信号受信回路に受信させる受信装置が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来技術のうち、前者においては、BS信号、
TV信号を受信する際は、BS信号選局とTV信号選局
とを別々に行う必要があり、その操作が複雑となるだけ
でなく、受信装置の回路規模も大きくなると言う問題が
あった。
また、BS信号受信回路とTV信号受信回路の両方が、
テレビジョン受像機、ビデオ・テープ・レコーダ等に組
み込まれた場合には、BS信号。
TV信号を再分配するために、端子が数多く必要となる
と共に、操作が複雑になると言う問題があった。
また、上記した従来技術のうち、後者においては、次の
ような問題点があった。
即ち、BS信号をUHFまたはVHF帯の空チャネルの
周波数に変換し、その周波数変換したBS信号をTV信
号と共にTV信号受信回路に受信させる受信装置におい
て、TV信号受信回路内に設けられるフィルタの通過帯
域は、TV信号を通すために約20MHz程度にとっで
ある。しかし、BS信号の帯域は27MHzと広帯域で
あるため、前記フィルタに周波数変換したBS信号を通
すと、信号が劣化してしまい、その結果、BS信号の復
調特性が劣化すると言う問題があった。
また、上記受信装置の応用例として、例えば、BS信号
をUHFまたはVHF帯の空チャネルの周波数に変換し
、その周波数変換したBS信号とTV信号(CATVも
含む)とを共に同一のケーブルで伝送して、複数のTV
信号受信用の受信装置に分配する場合、成る受信装置に
おいて、他の受信装置から局部発振信号が漏れ込み、そ
の漏れ込んだ局部発振信号が周波数変換したBS信号の
帯域(即ち、UHF帯またはVHF帯)と重なり妨害を
発生すると言う問題があった。
本発明の目的は、BS信号、TV信号を受信でき、回路
構成が簡単で操作性に優れた受信装置を提供することに
ある。
また、本発明の他の目的は、BS信号、TV信号を受信
でき、周波数変動が小さく、良好な復調信号が得られる
受信装置を提供することにある。
さらにまた、本発明の別の目的は、BS信号。
TV信号を混合したRF倍信号入力する入力端子と、出
力する出力端子とを備え、回路構成が簡単で操作性に優
れた受信装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的のうち、第1の目的を達成するために、本
発明では、RF増幅回路、AGC回路。
周波数変換回路、電圧制御発振器及び選局回路のうち、
少なくとも1回路を、TV信号受信時とBS信号受信時
とで共用して用いるようにした。
また、第2の目的を達成するために、電圧制御発振器用
制御電圧を復調回路からのAFS信号電圧に応じて変化
させる際の制御感度を、TV信号受信時とBS信号受信
時とで切り換える手段を設けるようにした。
また、第3の目的を達成するために、受信したTV信号
とBS信号とを混合して構成されるRF倍信号入力する
RF信号入力端子と、入力された前記RF倍信号2分岐
する分岐回路と、2分岐された前記RF倍信号うちの1
つを入力し、TV信号とBS信号とに分離する分波回路
と、分離された前記BS信号を増幅して出力する増幅回
路と、該増幅回路から出力されたBS信号と分離された
前記TV信号とを合成する合成回路と、該合成回路にて
合成して得られるRF倍信号出力するRF信号出力端子
と、を設けるようにした。
〔作用〕
本発明では、RF増幅回路、AGC回路9周波数変換回
路、電圧制御発振器及び選局回路のうち、少なくとも1
回路を、TV信号受信時とBS信号受信時とで共用して
用い、電圧制御発振器(スーパーヘテロダイン方式チュ
ーナの局部発振器)及び可変フィルタを制御することに
より、回路構成が簡単で操作性に優れ、BS信号、TV
信号の受信可能な受信装置を得ることができる。
また、電圧制御発振器用制御電圧を復調回路がらのAF
S信号電圧に応じて変化させる際、その制御感度を前記
手段によりTV信号受信時とBS信号受信時とで切り換
えるようにすることにより安定な受信動作が行え、良好
な復調信号が得られる。
また、前述したRF信号入力端子と、分岐回路と、分波
回路と、増幅回路と、合成回路と、RF信号出力端子と
、をそれぞれ設けることにより、BS信号、TV信号を
混合したRF倍信号入力する入力端子と、出力する出力
端子とを備え、操作性の向上した受信装置を得ることが
できる。
また、TV信号、BS信号を混合した信号を入力しても
、フィルタ切換および発振周波数帯切換により適切に選
択したIF倍信号得て、その後復調できるので、TV・
BS信号の1人力が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の第1の実施例を第1図により説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図である
第1図に示す受信装置は、ヨーロッパでのPAL方式の
TV−BS信号を受信して、復調信号として映像および
音声信号あるいはデータ信号を出力する受信装置である
第1図において、1はRF信号入力端子、2は分波回路
、3はAGC回路、4は第1のRF増幅回路、5は第1
の可変(同調)BPF、6は第1のAGC増幅回路、7
は分波回路、8は第2の可変(同調)BPF、9は第3
の可変(同調)BPF、10は第4の可変(同調)BP
F、11は第1の周波数変換回路、12は第2の周波数
変換回路、13はBS用電圧制御発振器、14はVHF
用電圧制御発振器、 15はUHF用電圧制御発振器、
 16.17はIF増幅回路、 18はBS用の固定の
IF?1FBPF。
19はTV用の固定のIF帯BPF、20はBS用FM
(信号)復調回路、21はTV用のAM復調回路。
26は音声FM復調回路、22はデータ用あるいはPC
M音声信号用フィルタ、23は映像出力切換回路。
24は音声信号復調切換回路、25はAFS電圧重畳回
路、 30はAGC切換回路、100  は選局キー1
01はマイコン回路(制御回路) 、 102は電圧シ
ンセサイザ選局回路、103はメモリ、230は発振切
換回路、33は音声出力端子、34はPCM音声出力端
子、35は映像出力端子である。
第2図は第1図の復調回路の詳細な回路構成を示すブロ
ック図である。
FM復調回路20は、IF増幅回路2029位相比較器
203.LPF(低減ろ波器) 205 、復調信号増
幅器206.PLLFM復調用VCO<電圧制御発振器
)204.PLLFM復調用VCO204の電圧端子2
07.PLLFM復調用VCO204以外の回路の電源
端子208により構成されている。
また、AM復調回路21は、IF復調回路211゜位相
比較器212.搬送波再生用VCO<電圧制御発振器)
213.AM直交検波回路214.増幅器215、搬送
波再生用VCO213用の電源端子217゜搬送波再生
用V C0213以外の電源端子218から構成されて
いる。
第1図、第2図で、TV信号を受信する場合についてま
ず説明する。
分波回路2は約470 MHz〜850 MHz帯のU
HF信号ト約50〜470 M Hz帯(7)VHF信
号、960〜1750MHz帯のBS信号を切換えて帯
域選択および分波する。
選局キー100によってVHF信号のチャネル番号が選
択された場合、選択されたチャネル番号に応じて、マイ
コン回路(制御回路)101よりの制御信号により第1
のAGC増幅回路6.第2の周波数変換回路12.VH
F電圧制御発振器14.第2のIF増幅器17の電源が
オンとなる。
また、発振切換回路230を動作させ、第2図に示すA
M復調回路21の同期直交検波搬送波再生用VHO(電
圧制御発振器)213のみの発振を開始させる。
即ち、発振切換回路230は、FM復調回路20のPL
LFM復調用VCO240とAM復調回路21ノ搬送波
再生用VCO213のそれぞれの電源を切換えて、発振
を開始・停止させている。
分波回路2からのVHF信号は第1の可変BPF5で帯
域選択し、第1のAGC増幅回路6で増幅あるいは減衰
した後、第4の可変BPFIOでさらに帯域選択して、
周波数変換回路12でVHF電圧制御発振器14からの
発振信号と混合して通常のIF倍信号約38MHz)を
出力している。このTV・IF倍信号第2のIF増幅器
17で増幅、固定BPF19でさらに帯域選択して、A
M復調回路21で直交検波によるAM信号検波で変調し
ている。
即ち、このAM復調回路21では、TV・IF倍信号I
F増幅回路211で増幅後、出力の一部を位相比較器2
12で搬送波再生VCO213と位相比較し、TV・I
F倍信号搬送波と同期し、直交(90°搬送波より位相
がずれた)した搬送波再生発振信号を得る。AM直交検
波回路214では、この搬送波再生発振信号とIF増幅
回路211からのTV・IF倍信号をAM直交検波して
、検波後;増幅器215で増幅して、復調信号として出
力する。
次に、音声信号をフィルタで除去(図示せず)後、切換
回路23をマイコン回路101からの制御信号により切
換えて出力する。この時、切換回路24で、復調信号を
FM復調回路26に入力して、音声帯域(6,5MHz
付近)の信号をフィルタ(図示せず)により抜き出しF
M復調して音声信号として出力している。
電圧シンセサイザー選局回路102では、選局キー10
0にて選択されたチャネル番号に応じた同調電圧データ
をメモリ103から読み出し、同調電圧を生成して、A
M復調回路21からのAFS (自動周波数制御)信号
と重畳して、同調制御電圧として、可変BPF5.10
および電圧制御発振器14の帯域および発振周波数を制
御している。この選局動作はVH3信号受信だけでなく
UHF−BS信号受信でも同じである。
次に、UHF信号受信時にはVHF信号受信時に比較し
て、第1のRF増幅回路4およびAGC回路3.電圧制
御発振器15が動作を行ない、第1のAGC増幅回路6
および電圧制御発振器14の電源をオフするようにマイ
コン回路101で制御する。
この時、AGC切換回路30ではAM復調回路21から
(7)AGC(自動利得側m) 信号−c−1AGC回
路3が動作するように切換制御している。
分波回路2で帯域選択されたUHF信号はAGC回路3
および第1のRF増幅回路4で入力レベルに応じて増幅
、あるいは減衰される。その後分波回路7で分波(ある
いは切換え)を行なって第3の可変BPF9で帯域選択
した後、第2の周波数変換回路12でUHF用の電圧制
御発振器15がらの発振信号と混合して通常のIF倍信
号変換し、その後はVHF信号と同様にAM復調回路2
1で復調して、映像信号と音声信号を出力している、次
に、第1図、第2図で、BS信号を受信する場合につい
て説明する。
BS信号受信時には発振切換回路230を動作させ、A
M復調回路21の搬送波再生用VCO213の発振を停
止させ、代りにFM復調回路のPLLFM復調用VCO
(電圧制御発振器)204の発振を開始させる。さらに
第1の周波数変換回路11.BS用の第1の電圧制御発
振器13.第1のIF増幅回路16の電源をオンとなる
ように制御するとともに、UHF信号受信時にオンして
いた第2の周波数変換器12.電圧制御発振器15.第
2のIF増幅回路17の電源をオフとする他、AGC切
換回路30ではFM復調回路20がらのAGC信号によ
りAGC回路3が動作するように切換えている。
BS信号は分波回路2で帯域選択(あるいは分波)した
後、AGC回路3.第1のRF増幅回路4で入力信号レ
ベルに応じて増幅・減衰し、その後、分波回路7を経て
第ぬの可変BPF8で帯域選択して、さらにBS用の電
制開発振器13がらの発振信号と第1の周波数変換回路
11で混合して、通常のIF倍信号約480 MHz)
に変換している。
このIF倍信号第1のIF増幅回路16で増幅。
固定BPF18で帯域選択した後、FM復調回路2゜で
PLLFM検波で復調している。
即ち、このFM復調回路20ではFM変調されたBS・
IF倍信号IF増幅器202で増幅後、PLLFM復調
用V C0204の出力と位相比較器203で位相比較
し、比較出力信号の高周波成分をLPF205で除去、
IF増幅回路206で増幅し、その出力を復調信号とし
て出力するとともに、PLLFM復調用VCO204の
発振周波数制御端子に再入力する、いわゆるPLLFM
復調方式により、FM復調を行っている。
出力された復調信号は、音声信号をフィルタで除去(図
示せず)した後、切換回路23を介して映像信号として
出力される。BS信号の復調出力の音声信号は通常TV
信号復調信号と同じ帯域(6,5MHz付近−付近−上
り異なる。)でFM変調されており、復調信号を切換回
路24を経て音声FM復調回路26で復調して出力して
いる。BS信号の音声信号がPCM変調による場合はフ
ィルタ22を経てPCM音声出力端子より出力する。
以上の本実施例をさらに詳しく説明する。
第3図はAFC電圧重畳回路25のさらに詳細な回路構
成を示す回路図である。251〜253はバイアス抵抗
、 256.257はアナログスイッチング用FET、
 258.259はゲート端子である。
BS信号受信時には端子259には零電位(負電位)で
スイッチング用F E T257はオフしており、端子
258には正の電圧を印加しFET256はオンとなる
。FM復調回路20からのAFS電圧を抵抗252によ
り電圧シンセサイザ102からの同調電圧に重畳して周
波数制御する。
また、TV信号受信時には端子258には零電位(負電
位)印加し、FET256はオフ、端子259には正の
電圧を印加し、FET257をオンとして、AM復調回
路21からのAFS電圧を抵抗253を通じて同調電圧
に重畳して周波数側脚を行う。
この時、BSとTV用(VHF、UHF)の電圧制御発
振器13.14.15において、同調電圧に対する制御
感度はBS用が約3倍以上高く、一方、AFS電圧に対
する制御感度も異なる。そこで、FM復調回路20. 
AMyl調回路21における周波数に対するAFS電圧
の変化量に合わせ、抵抗251゜252、253の抵抗
値および抵抗比を適切に設定することにより、BSコン
バータの局部発振回路(図示せず)や受信装置の電圧制
御発振器13.14.15の周波数変動に対して十分な
周波数(変動補正)制御動作が行なえ、安定したIF信
号周波数精度が得られるので、良好な復調信号が得られ
る。
また、本実施例では、FM復調回路20のPL’L検波
用■C○204とAMI調回路21の搬送波再生用VC
O213のそれぞれの電源を発振切換回路230で切り
換えて、発振を開始・停止させているが、これは、FM
復調回路20が動作している時に、AM復調回路21の
搬送波再生用VCO213からの発振信号がFM復調回
路20に漏れ込んだり、AM復調回路21が動作してい
る時に、FM復調回路20のP L L FM復調用V
CO204からの発振信号がAM復調回路21に漏れ込
んだりして、妨害が発生するのを防止するためである。
ここで、各V C0204,213の発振を開始・停止
させる方法としては、上記の如く、それぞその電源をオ
ン・オフして、発振を開始・停止させる方法の他、各V
 C0204,213内の共振回路のQを上げたり、下
げたりして、発振を開始・停止させる方法も考えられる
また、その他の方法として、各復調回路20.21全体
の電源をオン・オフして、各V C0204,213の
発振を開始・停止させる方法も考えられるが、この場合
には、比較的大きな電源で動作している復調回路20.
21の電源をオン・オフすることになるため、回路動作
が完全に開始或いは停止するまでに成る程度の時間を要
すると言う問題がある。
一方、それに比べて、前述した2つの方法には、その様
な問題もないため、選局動作が高速に行なえるという利
点がある。
以上説明したように本実施例によれば、UHFおよびB
S信号受信時、AGC回路3、RF増幅回路4を共用し
て用いるとともに全バンドで、選局回路102も共用し
た構成となっていることにより、回路構成が簡単になっ
ている他、TV−BS信号を混合した信号を1端子より
入力しての受信が可能なこと、選局操作が共通した操作
で行なえることなど、操作性にすぐれた受信装置を得る
ことができる。またBSとTV信号受信時にそれぞれA
FS制御範囲を最適化しており、周波数変動が小さく、
良好な復調信号が得られる他、BSとTVの音声伝送方
式が共通の変調方式で周波数帯域が同じ場合には、共通
の音声復調回路を使用することによりさらに回路構成の
簡単な受信装置が得られるという効果がある。
第4図は本発明の第2の実施例を示すブロック図である
第4図において、第1の実施例と同様の動作を行なうも
のは説明を略す。その他、27はフィルタ切換回路、3
1は第2のRF増幅回路、5′ は第5の可変BPFで
あり、第1図に示す第1の可変BPF5と同様な帯域選
択を行なう。30’はAGC切換回路であり、VHFお
よびUHF信号受信時はAM復調回路21からのAGC
信号を、BS信号受信時はFM復調回路20からのAG
C信号を、それぞれAGC回路3に切換印加して利得制
御を行なう。
VHF/UHF/BSの各信号はフィルタ切換回路27
で帯域選択されてAGC回路3で利得減衰が行なわれる
。BS/UHFS/時は第1図に示す実施例と同様な動
作が行なわれるが、VHF受信時には、入力に挿入され
たAGC回路3を経たのち、VHF信号を第5の可変B
PF5’で帯域選択してRF増幅回路31で増幅する。
その後は、第1図に示した実施例と同様な受信動作が行
なわれる。
本実施例においては、AGC回路3を共用して用いるの
でさらに簡単な回路構成となる。また、このAGC回路
3を、ビン(PIN)ダイオードを用いて構成した場合
、第1図に示す実施例のAGC増幅回路6に通常使用さ
れるデュアルゲートFETに比べ、広帯域に安定なイン
ピーダンス特性と良好な歪特性が得られるという効果を
有する。
第5図は本発明の第3の実施例を示すブロック図である
第5図において、第1図の実施例と同様の動作を行なう
ものは同番号を付し説明を略する。その他、41、およ
び42はUHFおよびVHF信号を切換えて同調可能な
第6および第7の可変(同調)BPFで、特開昭62−
68312号公報に構成の1例が開示されている。43
は制御電圧保持回路、44はAGC設定回路である。
本実施例では、VHFおよびUHF信号が帯域切換可能
な可変B P F41.42で帯域選択を行なうととも
に、UHF・VHF両帯域を増幅利得制御を行なう第1
のAGC増幅回路6を用いて、TV信号を受信している
。さらに同調電圧にAFG電圧を重畳するAFS電圧重
畳回路として、TV用AFS電圧重畳回路25’、BS
用AFS電圧重畳回路25″を設け、AFS電圧を重畳
した同調電圧をBS信号受信系とTV信号受信系に別々
に供給する構成としている。
ところで、一般に、TV信号のレベルがBS信号のレベ
ルに比べてかなり大きいと、BS信号を受信する場合に
、可変BPF等において、特に、UHF信号の2倍、3
倍波やUHF信号同士による和信号などのスプリアス妨
害信号が発生し、それが漏れ出してBS信号の帯域内に
現れ、ビート妨害となる場合がある。
そこで、本実施例では、BS信号受信時に、制御電圧保
持回路43によって、TV用AFS電圧重畳回路25′
から入力される電圧に関わりなく、TV信号受信系の可
変もB P F、41.42等に出力する電圧を一定の
値に固定して(例えば、0■に固定する)、可変B P
 F41.42が、VHF帯域に切り換わるようにする
と共に、TV信号の帯域外に同調するようにしている。
また、BS信号受信時においては、TV信号受信系の第
1のAGC回路6を、単に電源をオフするだけにして休
ませておくと、AGC回路6が不安定動作して歪が発生
し、BS信号に悪影響を及ぼす場合がある。
そこで、本実施例では、BS信号受信時においても、T
V信号受信系の第1のAGC増幅回路6に電源電圧を印
加して正常に動作させ、しかも、歪が発生しないように
、AGC設定回路44によって、AGC増幅回路6に与
える電圧を一定の値に固定して、AGC増幅回路6にお
ける利得減衰が最大となるようにしている。
以上の結果、本実施例によれば、BS信号受信時におい
て、AGC増幅回路6での歪の発生を防止でき、信号の
アイソレーション量の不十分さを補い、スプリアス妨害
信号によるビート妨害を低減できると言う効果がある。
なお、TV信号受信時においては、制御電圧保持回路4
3やAGC設定回路44の動作は停止させ、TV信号受
信系ノ可変B P F41.42等ニハ、AFS電圧重
畳回路25′からのAFS電圧を重畳した同調電圧が、
TV信号受信系のAGC増幅回路6には、AM復調回路
21からの電圧が、そのまま印加される。
第6図は本発明の第4の実施例を示すブロック図である
第6図において、第1図または第5図の実施例と同様の
動作を行なうものは説明を略する。その他、50は切換
回路、52は分波回路、51は第3の周波数変換回路で
ある、 本実施例では、第4図に示す実施例に比べて、周波数変
換回路51をTV信号帯からBS信号帯まで共通して用
いており、より簡易な構成となっている。ここで、切換
回路50は第3の周波数変換回路51へ、第2の可変B
PF8からのBS信号と第7の可変BPF42からのV
H3およびUHF信号とを選択して入力する。また、分
波回路52は、第3の周波数変換回路51からの信号を
、TV−IF信号(約38MHz)とBS−IF倍信号
約480MHz)とに分波する。
本実施例によれば、第5図の実施例に比べ、回路構成が
さらに簡易化されるという効果を有する。
第7図は本発明の第5の実施例における主要部のみを示
すブロック図である。即ち、第7図では、RF信号入力
部およびRF信号出力部を示したものである。
第7図において、60は分岐回路、61はLPF、62
はBPF、63.64はRF増幅器、65は合成回路、
200はRF信号出力端子である。
BS信号とTV信゛号が混合されたRF倍信号、分岐回
路60に入力され、そこで2分岐される。この時、一方
は分配損失が小さく抑えられ、他方は分配損失がやや大
きくなっている。
つぎに、2分岐された信号のうち、分配損失が小さく抑
えられたRF倍信号方は分岐回路2に入力され、その後
、他の回路へと伝送されていく。
また、分配損失がやや大きいRF倍信号方は、さらに2
つに分岐され、TV信号用L P F61とBS信号用
BPF62とに入力され、その結果、TV信号用L P
 F61からはTV信号が、BS信号用BPF62から
はBS信号がそれぞれ導き出される。
つぎに、TV信号用L P F61からのTV信号は、
低利得のRF増幅回路63で増幅されて合成回路65に
入力され、一方、BS信号用BPF62からのBS信号
は、RF増幅回路63よりも高利得のRF増幅回路64
で増幅されて合成回路65に入力される。
そして、入力されたTV信号とBS信号とは、合成回路
65で合成され、RF倍信号してRF信号出力端子20
0より出力される。
本実施例の受信装置では、動作中に、他のBS信号ある
いはTV信号受信装置へ、BS信号とTV信号が合成さ
れたRF倍信号損失なく、再分配することが可能となる
また、BS信号は周波数が高いため、ケーブル等を伝送
してくる間に生じる損失や端子まわりでの損失が大きく
なり、信号レベルが小さい場合が多く、それに対し、T
V信号は信号レベルが大きい場合が多い。そのため、分
岐回路60がものRF倍信号BS信号とTV信号に分離
しないでそのまま増幅すると、BS信号に、2次、3次
歪によるスプリアス妨害が生じる恐れがある。
そこで、本実施例では、それを回避するために、上記し
たように、分岐回路60からのRF倍信号BS信号とT
V信号に分離して、BS信号に対して、TV信号用のR
F増幅回路63よりも高利得のRF増幅回路64によっ
て増幅するようにしているのである。
以上述べた各実施例では、BS−TV信号形式をPAL
に限って説明したが、SECAM方式でもよく、また、
復調信号の音声変調信号も5.5MHzでもよい。また
、音声変調方式はAM変調方式でもよく、その場合には
音声復調回路をAM復調方式とするだけでよい。
また、TV信号はVHF −UHF帯の全信号を受信す
る場合について説明したが、VHF?lFの信号だけ、
あるいはUHF帯の信号だけの受信においても、何んら
各実施例の有効性をさまたげるものではなく、逆により
簡易な受信装置が得られるという効果がある。
また、選局装置としては、電圧シンセサイザー選局方式
を用いているが、選局ボリューム列を切換えるボタン選
局、あるいは、PLLシンセサイザを用いた選局システ
ムを用いても同様の効果が得られる。
また、BS信号受信系においては、各実施例とも可変B
PF8を用いているが、BS信号の帯域が狭い場合には
、固定のBPFや単に可変トラップ回路を用いても、本
発明の主旨を損なうことはない。
さらにまた、各実施例においては、電圧制御発振器を、
BS信号用として1個、TV信号用としてVFH用に1
個、UFH用に1個、の計3個用いているが、BS信号
用として1個、TV信号用としてVFR,UFH兼用で
1個、の計2個しか用いなくてもよく、さらには、BS
信号、TV信号兼用で計1個しか用いなくてもよく、そ
れぞれの場合とも、各実施例において得られた効果と同
様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、RF増幅回路、AG
F回路、周波数変換回路、選局回路を共用して用いるこ
とにより、簡易な構成の受信装置が得られる。また、B
S信号、TV信号を混合したRF倍信号入力しても、フ
ィルタ切換および発振周波数帯切換により適切に選択し
たIF倍信号得ることができる。従って、BS−TV信
号を混合したRF−系統の信号入力が可能となるので、
選局回路の一系統化と相まって、操作性のよい受信装置
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は第1図の復調回路の詳細な回路構成を示すブロック
図、第3図は第1図のAFS電圧重畳回路の詳細な回路
構成を示す回路図、第4図は本発明の第2の実施例を示
すブロック図、第5図は本発明の第3の実施例を示すブ
ロック図、第6図は本発明の第4の実施例を示すブロッ
ク図、第7図は本発明の第5の実施例における主要部の
みを示すブロック図、である。 1・・・RF信号入力端子 3・・・AGC回路4・−
・RF増幅回路   20・・・FM復調回路21・・
・AM復調回路   26−・・音声FM復調回路25
・・・AFS電圧重畳回路 11、12.51・・・周波数変換回路102・・・電
圧シンセサイザ選局回路60・・・分岐回路 101・・・マイコン回路(制御回路)200・・・R
F信号出力端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高周波増幅回路(以下、RF増幅回路と言う)、自
    動利得制御回路(以下、AGC回路と言う)、周波数変
    換回路、電圧制御発振器、FM復調回路、AM復調回路
    及び選局回路を備え、テレビジョン放送信号(以下、T
    V信号と言う)と衛生放送信号(以下、BS信号と言う
    )とを受信して、それぞれの復調信号を出力する受信装
    置において、 前記RF増幅回路、AGC回路、周波数変換回路、電圧
    制御発振器及び選局回路のうち、少なくとも1回路を、
    TV信号受信時とBS信号受信時とで共用して用いるこ
    とを特徴とする受信装置。 2、請求項1に記載の受信装置において、前記選局回路
    は、TV信号受信時とBS信号受信時とで共用して用い
    られ、電圧制御発振器用制御電圧を出力し、前記FM復
    調回路及びAM復調回路は、それぞれ、周波数制御信号
    電圧(以下、AFS信号電圧と言う)を出力し、前記電
    圧制御発振器は、TV信号受信時とBS信号受信時とで
    共用して用いられ、前記電圧制御発振器用制御電圧を前
    記AFS信号電圧に応じて変化させて得られる電圧によ
    って、その発振周波数が制御されると共に、前記電圧制
    御発振器用制御電圧を前記AFG信号電圧に応じて変化
    させる際の制御感度を、TV信号受信時とBS信号受信
    時とで切り換える手段を設けたことを特徴とする受信装
    置。 3、請求項1に記載の受信装置において、前記選局回路
    は、TV信号受信時とBS信号受信時とで共用して用い
    られ、電圧制御発振器用制御電圧を出力し、前記FM復
    調回路及びAM復調回路は、それぞれ、AFS信号電圧
    を出力し、前記電圧制御発振器は、TV信号受信時に用
    いられるTV用電圧制御発振器とBS信号受信時に用い
    られるBS用電圧制御発振器とで構成され、前記電圧制
    御発振器用制御電圧を前記AFC信号電圧に応じて変化
    させて得られる電圧によつて、前記TV用電圧制御発振
    器及びBS用電圧制御発振器のそれぞれの発振周波数が
    制御されると共に、前記電圧制御発振器用制御電圧を前
    記AFS信号電圧に応じて変化させる際の制御感度を、
    TV信号受信時とBS信号受信時とで切り換える手段を
    設けたことを特徴とする受信装置。 4、請求項1、2または3に記載の受信装置において、
    前記AM復調回路は、搬送波再生用電圧制御発振器を、
    前記FM復調回路は、フェーズ・ロックド・ループFM
    検波用電圧制御発振器(以下、PLLFM検波用電圧制
    御発振器と言う)をそれぞれ有すると共に、TV信号受
    信時には前記PLLFM検波用電圧制御発振器の発振を
    、BS信号受信時には前記搬送波再生用電圧制御発振器
    の発振をそれぞれ停止させる手段を設けたことを特徴と
    する受信装置。 5、請求項1、2、3または4に記載の受信装置におい
    て、TV信号受信時には前記AM復調回路から出力され
    る復調信号を、BS信号受信時には前記FM復調回路か
    ら出力される復調信号を、それぞれ切り換えて入力し、
    入力された復調信号に含まれる変調された音声信号を、
    復調して出力する音声復調回路を設けたことを特徴とす
    る受信装置。 6、請求項1、2、3、4または5に記載の受信装置に
    おいて、受信したTV信号とBS信号とを混合して構成
    される高周波信号(以下、RF信号と言う)を入力する
    RF信号入力端子と、入力された前記RF信号を2分岐
    する分岐回路と、2分岐された前記RF信号のうちの1
    つを入力し、TV信号とBS信号とに分離する分波回路
    と、分離された前記BS信号を増幅して出力する増幅回
    路と、該増幅回路から出力されたBS信号と分離された
    前記TV信号とを合成する合成回路と、該合成回路にて
    合成して得られるRF信号を出力するRF信号出力端子
    と、を設けたことを特徴とする受信装置。
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