JPH0321127B2 - - Google Patents
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- JPH0321127B2 JPH0321127B2 JP62025415A JP2541587A JPH0321127B2 JP H0321127 B2 JPH0321127 B2 JP H0321127B2 JP 62025415 A JP62025415 A JP 62025415A JP 2541587 A JP2541587 A JP 2541587A JP H0321127 B2 JPH0321127 B2 JP H0321127B2
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- soil
- cotton
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Hydroponics (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は植物栽培用培地、菌糸類栽培用培
地、育苗用床土として使用することのできる、微
粒状のロツクウ−ルから成る微粒綿に関する。 (従来の技術) ロツクウ−ル栽培に使用するロツクウ−ルは結
合材を使用してキユアし、一定の厚さ、例えば75
mmで、大きさが縦、横縦十cm程度の大型ブロツク
形状になるように成形したものであつて、その容
量当たりの重量は40〜150Kg/m3、普通は80Kg/
m3の低い範囲内にある。 また、レタス等の専用育苗床土としては種々工
夫されているが、いずれにしても連作障害を起こ
し易い土壌をそのまま使用している。 (発明が解決しようとする課題) 上記従来の育苗用床土を使用するときは、連作
障害で安定した育苗が不可能となり、ハウス栽培
などにおいては土を全部入れ換えるなどの大掛か
りで莫大な手数がかかり費用も嵩む方法に頼らざ
るを得ず著しく効率が悪いものである。 また、上記従来のロツクウ−ル栽培用床材は次
のような問題点を有している。 すなわち、保水力が低いとか、土への移植困難
などの扱い難さがあり、保水性、通気性の程度の
調整をすることも困難で変更し難い。 さらに、ロツクウ−ルブロツクの保水構造は土
壌の、複雑で著しく高いPFを示すものとは全く
異なり、単に毛管現象によるものであり、しかも
この毛管が連続している。このため、ロツクウ−
ルブロツクにおいて育苗した植物をロツクウ−ル
ブロツクごと土壌に定植しようとしてもロツクウ
−ルブロツク中から大部分の水分が土壌中に吸引
されてしまうなどの不都合を生じる。そこでこの
点を改善しようとしてロツクウ−ルの密度を高め
るとロツクウ−ル繊維間の間〓が狭まり、今度は
植物の根が張り難く、通気性も低下するなどかえ
つて大きな欠点を持つに至る。 このため発明者はロツクウ−ルを粒状に形成し
た粒状綿を用いることに想到した。 このような粒状綿は育苗用に用いられた例はな
いが、JISA9504のロツクウ−ル保温材として、
ビルの鉄骨耐火被覆に用いられる粒状綿がある。
このような保温材にもちいられている粒状綿を育
苗用に用いたところ、保水性の面で問題があつ
た。しかし、この保水性については粒状綿の粒度
分布を調整すれば解決しうるのではないかとの知
見を得た。 このように本発明では保水性が良好で、かつ取
扱いの容易なロツクウ−ル微粒綿を提供すること
を目的とする。 (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成を備
えてなる。 つなわち、ロツクウ−ルを粒状に形成した粒状
物の進合体からなり、該粒状物の粒度分布が、
JISZ8801のふるいの目開きにおける粒径1.00mm以
上2.36mm未満のものが60%以上であり、残り全部
の粒径2.36mm以上のものが実質的に粒径5mm以下
のものであることを特徴としている。 この微粒綿は純粋のロツクウ−ルのみであつて
不都合な結合剤を含まず、全体として自由に変
形、充填して育苗用ポツトにつめて使用すること
ができ、粒状としたため団粒構造的であつて土に
近く、土と混ぜて使用することもでき、土と混ぜ
た時は吸水性団粒として作用し、保水性を改善で
きる。 (実施例) 結合剤を含有していない純粋のロツクウ−ルを
機械処理して微粒状とする。この粒度分布は、試
料30gをふるい振とう装置(ロ−タツプ式)での
2分間(振動数168回/分)選別によりJISZ8801
のふるいの目開きにおける、粒径1.00mm未満のも
のを除いた粒状物が1.00〜2.36mmの範囲で(1.00
mm以上の残部を100とした重量%で)60%以上、
残り全部の2.36mm以上のものは、そのほとんど全
部が5mm以下である。ロツクウ−ルを微粒の綿状
に成形してなる微粒綿は例えば未粒状、紡錘形状
をなし、独立した粒子と粒子の間が空間となつて
おり、この空間が大となつているため空気流通が
良い。また、微粒綿全体としての容積当たりの重
量は200〜250Kg/m3付近とすることができ、この
程度とした時に各個粒子で見た場合にはロツクウ
−ルとして250〜300Kg/m3相当となつている。 第2図はPF値、および密度を変化させた場合
の微粒綿の含水率を示す。同図から明らかなよう
に微粒綿の保水性は極めて良好である。 また第3図は、本発明の微粒綿と、従来の前記
ロツクウ−ル保温材に用いられる粒状綿の砂柱法
(PF1.5)による含水率を示すグラフであり、本
発明に係る粒粒綿の方が、明らかに良好な保水性
を示す。上記微粒綿と粒状綿(鉄骨吹付用ロツク
ウ−ル)の粒度分布は、微粒綿が1.00〜2.36mm:
78%、2.36〜5mm:22%であり、粒状綿が、2.36
〜5.60mm:17%、5.60〜6.70mm:5%、6.70mm
〜:78%であつた、 このように構成してなるロツクウ−ルの微粒綿
は、育苗用床土、鉢物類に使用することができる
他、下部が支えられていれば使用することがで
き、網、プレ−ト、シ−ト、ザルなどによつて支
えられることによつて微粒綿単独で水排プラント
に使用することもできる。 育苗用としては、微粒綿単独あるいは土壌に混
ぜて使用することが好適である。すなわち熟成し
た土壌にバ−ク堆肥、ピ−トモスを加えたものに
さらに微粒綿を加えることによつて、育苗用培土
として非常に好適なものとなる。これは微粒綿が
土壌をも団粒化して根の張り、通気性を改善し、
健康な苗を育てることができるためであると考え
られる。 表1に一般的な土壌と、該土壌に上記粒状綿と
微粒綿を混合して調整した培土の三相分布を示
す。
地、育苗用床土として使用することのできる、微
粒状のロツクウ−ルから成る微粒綿に関する。 (従来の技術) ロツクウ−ル栽培に使用するロツクウ−ルは結
合材を使用してキユアし、一定の厚さ、例えば75
mmで、大きさが縦、横縦十cm程度の大型ブロツク
形状になるように成形したものであつて、その容
量当たりの重量は40〜150Kg/m3、普通は80Kg/
m3の低い範囲内にある。 また、レタス等の専用育苗床土としては種々工
夫されているが、いずれにしても連作障害を起こ
し易い土壌をそのまま使用している。 (発明が解決しようとする課題) 上記従来の育苗用床土を使用するときは、連作
障害で安定した育苗が不可能となり、ハウス栽培
などにおいては土を全部入れ換えるなどの大掛か
りで莫大な手数がかかり費用も嵩む方法に頼らざ
るを得ず著しく効率が悪いものである。 また、上記従来のロツクウ−ル栽培用床材は次
のような問題点を有している。 すなわち、保水力が低いとか、土への移植困難
などの扱い難さがあり、保水性、通気性の程度の
調整をすることも困難で変更し難い。 さらに、ロツクウ−ルブロツクの保水構造は土
壌の、複雑で著しく高いPFを示すものとは全く
異なり、単に毛管現象によるものであり、しかも
この毛管が連続している。このため、ロツクウ−
ルブロツクにおいて育苗した植物をロツクウ−ル
ブロツクごと土壌に定植しようとしてもロツクウ
−ルブロツク中から大部分の水分が土壌中に吸引
されてしまうなどの不都合を生じる。そこでこの
点を改善しようとしてロツクウ−ルの密度を高め
るとロツクウ−ル繊維間の間〓が狭まり、今度は
植物の根が張り難く、通気性も低下するなどかえ
つて大きな欠点を持つに至る。 このため発明者はロツクウ−ルを粒状に形成し
た粒状綿を用いることに想到した。 このような粒状綿は育苗用に用いられた例はな
いが、JISA9504のロツクウ−ル保温材として、
ビルの鉄骨耐火被覆に用いられる粒状綿がある。
このような保温材にもちいられている粒状綿を育
苗用に用いたところ、保水性の面で問題があつ
た。しかし、この保水性については粒状綿の粒度
分布を調整すれば解決しうるのではないかとの知
見を得た。 このように本発明では保水性が良好で、かつ取
扱いの容易なロツクウ−ル微粒綿を提供すること
を目的とする。 (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成を備
えてなる。 つなわち、ロツクウ−ルを粒状に形成した粒状
物の進合体からなり、該粒状物の粒度分布が、
JISZ8801のふるいの目開きにおける粒径1.00mm以
上2.36mm未満のものが60%以上であり、残り全部
の粒径2.36mm以上のものが実質的に粒径5mm以下
のものであることを特徴としている。 この微粒綿は純粋のロツクウ−ルのみであつて
不都合な結合剤を含まず、全体として自由に変
形、充填して育苗用ポツトにつめて使用すること
ができ、粒状としたため団粒構造的であつて土に
近く、土と混ぜて使用することもでき、土と混ぜ
た時は吸水性団粒として作用し、保水性を改善で
きる。 (実施例) 結合剤を含有していない純粋のロツクウ−ルを
機械処理して微粒状とする。この粒度分布は、試
料30gをふるい振とう装置(ロ−タツプ式)での
2分間(振動数168回/分)選別によりJISZ8801
のふるいの目開きにおける、粒径1.00mm未満のも
のを除いた粒状物が1.00〜2.36mmの範囲で(1.00
mm以上の残部を100とした重量%で)60%以上、
残り全部の2.36mm以上のものは、そのほとんど全
部が5mm以下である。ロツクウ−ルを微粒の綿状
に成形してなる微粒綿は例えば未粒状、紡錘形状
をなし、独立した粒子と粒子の間が空間となつて
おり、この空間が大となつているため空気流通が
良い。また、微粒綿全体としての容積当たりの重
量は200〜250Kg/m3付近とすることができ、この
程度とした時に各個粒子で見た場合にはロツクウ
−ルとして250〜300Kg/m3相当となつている。 第2図はPF値、および密度を変化させた場合
の微粒綿の含水率を示す。同図から明らかなよう
に微粒綿の保水性は極めて良好である。 また第3図は、本発明の微粒綿と、従来の前記
ロツクウ−ル保温材に用いられる粒状綿の砂柱法
(PF1.5)による含水率を示すグラフであり、本
発明に係る粒粒綿の方が、明らかに良好な保水性
を示す。上記微粒綿と粒状綿(鉄骨吹付用ロツク
ウ−ル)の粒度分布は、微粒綿が1.00〜2.36mm:
78%、2.36〜5mm:22%であり、粒状綿が、2.36
〜5.60mm:17%、5.60〜6.70mm:5%、6.70mm
〜:78%であつた、 このように構成してなるロツクウ−ルの微粒綿
は、育苗用床土、鉢物類に使用することができる
他、下部が支えられていれば使用することがで
き、網、プレ−ト、シ−ト、ザルなどによつて支
えられることによつて微粒綿単独で水排プラント
に使用することもできる。 育苗用としては、微粒綿単独あるいは土壌に混
ぜて使用することが好適である。すなわち熟成し
た土壌にバ−ク堆肥、ピ−トモスを加えたものに
さらに微粒綿を加えることによつて、育苗用培土
として非常に好適なものとなる。これは微粒綿が
土壌をも団粒化して根の張り、通気性を改善し、
健康な苗を育てることができるためであると考え
られる。 表1に一般的な土壌と、該土壌に上記粒状綿と
微粒綿を混合して調整した培土の三相分布を示
す。
【表】
表1から明らかなように、土と微粒綿と混合し
たものは、粒状綿を混合したもの、あるいは土単
独のものに比して液相部分を格段に増加させるこ
とができる。このことは第3図に示すように、微
粒綿の保水性が極めて良好なことからも頷ける。 上記の土と微粒綿を混合して調整した培土を用い
てトマトの育苗を行つたところ、保水性、養分水
の保持力が良好なことから、土単独、あるいは土
と粒状綿を混合して調整した培土の場合よりも苗
の生長が早かつた。また固相の割合が低く、粒子
間に適度な空間を有することから、根の張りもよ
く、細根の発生も多く見られた。第1図は根の伸
長状態を示す。 また微粒綿を単独に培地として用いた場合も保
水性が良好なことから苗の生長を早くすることが
できた。 育苗ポツトは5c.c.〜10c.c.程度の容積の小さいも
のも多いが、粒が小さいのでこれら小さな容積の
各ポツトにも均一に充填でき、各ポツト間の保水
量を均等にでき、各ポツトでの苗の生長度を揃え
ることができた。一方粒状綿は粒径が大きいの
で、各ポツトに均一に充填するのが困難であり、
保水量にもバラツキが生じ、したがつて苗の生育
度にもバラツキが生じた。 なお、粒度分布を一定の狭い範囲内に揃えるこ
とは、コスト的にも育苗上もメリツトが少ない。 (発明の効果) このように本発明によるときは、1500℃もの高
温で溶融、繊維化するロツクウ−ルを使用してい
るため完全無菌であつて、特に病原菌に弱い幼苗
の育苗用に最適であり、部分的に取出しての移植
も自由に行え、土壌に移植後も水分が抜けないだ
けの水分保持力をロツクウ−ル高密度化、毛管分
断等によつて備えているにもかかわらず通気性が
良いため植物の根が張りやすく、生長が促進され
る。すなわち、独立した粒子間に空間が多く存在
するため根の張りが良く、細根の発生が多く、根
群による保水力および養水分の利用率が高まり、
生長促進の要因となつている。保水性、通気性の
調節も微粒綿と土壌との混合割合を変えることに
よつて変更することができ、土壌構造において最
も望ましい耐水性団粒を作つたのと同じ効果があ
る。 以上、本発明の好適な実施例について種々述べ
て来たが、本発明は上述の実施例に限定されるの
ではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの
改変を施し得るのはもちろんである。
たものは、粒状綿を混合したもの、あるいは土単
独のものに比して液相部分を格段に増加させるこ
とができる。このことは第3図に示すように、微
粒綿の保水性が極めて良好なことからも頷ける。 上記の土と微粒綿を混合して調整した培土を用い
てトマトの育苗を行つたところ、保水性、養分水
の保持力が良好なことから、土単独、あるいは土
と粒状綿を混合して調整した培土の場合よりも苗
の生長が早かつた。また固相の割合が低く、粒子
間に適度な空間を有することから、根の張りもよ
く、細根の発生も多く見られた。第1図は根の伸
長状態を示す。 また微粒綿を単独に培地として用いた場合も保
水性が良好なことから苗の生長を早くすることが
できた。 育苗ポツトは5c.c.〜10c.c.程度の容積の小さいも
のも多いが、粒が小さいのでこれら小さな容積の
各ポツトにも均一に充填でき、各ポツト間の保水
量を均等にでき、各ポツトでの苗の生長度を揃え
ることができた。一方粒状綿は粒径が大きいの
で、各ポツトに均一に充填するのが困難であり、
保水量にもバラツキが生じ、したがつて苗の生育
度にもバラツキが生じた。 なお、粒度分布を一定の狭い範囲内に揃えるこ
とは、コスト的にも育苗上もメリツトが少ない。 (発明の効果) このように本発明によるときは、1500℃もの高
温で溶融、繊維化するロツクウ−ルを使用してい
るため完全無菌であつて、特に病原菌に弱い幼苗
の育苗用に最適であり、部分的に取出しての移植
も自由に行え、土壌に移植後も水分が抜けないだ
けの水分保持力をロツクウ−ル高密度化、毛管分
断等によつて備えているにもかかわらず通気性が
良いため植物の根が張りやすく、生長が促進され
る。すなわち、独立した粒子間に空間が多く存在
するため根の張りが良く、細根の発生が多く、根
群による保水力および養水分の利用率が高まり、
生長促進の要因となつている。保水性、通気性の
調節も微粒綿と土壌との混合割合を変えることに
よつて変更することができ、土壌構造において最
も望ましい耐水性団粒を作つたのと同じ効果があ
る。 以上、本発明の好適な実施例について種々述べ
て来たが、本発明は上述の実施例に限定されるの
ではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの
改変を施し得るのはもちろんである。
図面は、第1図は本発明に係るロツクウ−ル微
粒綿を培地とした場合の植物の根の伸長例を示
し、第2図は微粒綿含水率を示すグラフである。
第3図は微粒綿と粒状綿の含水率を示すグラフで
ある。
粒綿を培地とした場合の植物の根の伸長例を示
し、第2図は微粒綿含水率を示すグラフである。
第3図は微粒綿と粒状綿の含水率を示すグラフで
ある。
Claims (1)
- 1 ロツクウ−ルを粒状に形成した粒状物の進合
体からなり、該粒状物の粒度分布が、JISZ8801
のふるいの目開きにおける粒径1.00mm以上2.36mm
未満のものが60%以上であり、残り全部の粒径
2.36mm以上のものが実質的に粒径5mm以下のもの
であるロツクウ−ル微粒綿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62025415A JPS63192323A (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | ロツクウ−ル微粒綿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62025415A JPS63192323A (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | ロツクウ−ル微粒綿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63192323A JPS63192323A (ja) | 1988-08-09 |
JPH0321127B2 true JPH0321127B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=12165309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62025415A Granted JPS63192323A (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | ロツクウ−ル微粒綿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63192323A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63263026A (ja) * | 1987-04-21 | 1988-10-31 | ニチアス株式会社 | 植物栽培用培地 |
JPH03187316A (ja) * | 1989-11-20 | 1991-08-15 | Dojiyou Hozen Kenkyusho:Kk | 粒状ロックウール・ピートモス混合物 |
JP6916027B2 (ja) * | 2017-04-07 | 2021-08-11 | 日本発條株式会社 | ワーク供給装置 |
-
1987
- 1987-02-05 JP JP62025415A patent/JPS63192323A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63192323A (ja) | 1988-08-09 |
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