JPH03211274A - スパッタ装置 - Google Patents

スパッタ装置

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JPH03211274A
JPH03211274A JP753190A JP753190A JPH03211274A JP H03211274 A JPH03211274 A JP H03211274A JP 753190 A JP753190 A JP 753190A JP 753190 A JP753190 A JP 753190A JP H03211274 A JPH03211274 A JP H03211274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
sputtering
vacuum
chambers
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP753190A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Akita
耕司 秋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP753190A priority Critical patent/JPH03211274A/ja
Publication of JPH03211274A publication Critical patent/JPH03211274A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、IIl形成用のスパッタ装置に係り、特に、
光磁気ディスクの様に多層の薄膜を有するディスクを形
成するスパッタ装置に関する。
(従来の技術) 従来、多層の薄膜を形成することが可能なスパッタ装置
には、以下の様なものがあった。
(1)  特殊なシール機構を有し、1枚ずつディスク
を搬送するパレットがトンネル内を移送してスパッタ室
に供給され、このスパッタ室内を通過しながら成膜され
るスパッタ装置。
(2)  真空チャンバー内に円弧状のディスク移送装
置を有し、その円弧状のディスク移送装置を進む距離に
よって真空度を上昇させスパッタ室に供給し、通過させ
ながら成膜させるスパッタ装置。
(3)  ディスクを水平に搬送する機構をもったトン
ネル状の真空チャンバーに、多層膜の膜の数に対応した
小型のスパッタ室やディスクを供給するロード室及びデ
ィスクを排出するアンロード室が設置されており、それ
らの室は、ディスクの動きにあわせてバルブによって開
閉でき、それぞれ独立させることができるようになって
おり、この各室を水平、上下運動の移動機構によってデ
ィスクを移動してスパッタ室に供給してディスクを静止
して成膜させるスパッタ装置。
(発明が解決しようとする課題) 上述の様な、従来のスパッタ装置においては、次の様な
問題点があった。
(A)どの場合においても、成膜時に基板を静止するか
または、通過させるかしているので、膜厚分布及び組成
分布が良くない。
(B)上記(1)  、(2)  のスパッタ装置にお
いてはスパッタ室が独立していないので真空度が上がら
ず、反応ガス等による不純物が混入しゃすい。
(C)どの装置も大きいものであり、スパッタ室も大き
いので真空引きにするのに時間がかがる。
(D)上記(1)、(2)  のスパッタ装置において
は特殊なシール機構が必要であり、手間が係るものであ
った。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、必要に応じてゲートバルブにより仕切られる小型スパ
ッタ室及びロード室及び、またはアンロード室を真空チ
ャンバー内の円周上に複数個配置し、前記スパッタ室に
被スパッタ物を配置するためのターンテーブルを配設し
た蓋が、前記真空チャンバーの直線目転導入機を有する
中心部より前記各スパッタ室に対応するべく設置された
アームを介して直線目転導入機に保持されてなることを
特徴とするスパッタ装置を提供しようとするものである
(実施例) 第1図は本発明になるスパッタ装置10の概略構成図で
あり、第2図は第1図のA−A切断線に沿った要部断面
図である。
第1図において、11は円筒状の真空チャンバーであり
、このチャンバー11の円周上には、ロードロック室1
2、アンロードロック室13、誘電体層スパッタ室14
.14−1光磁気膜スパッタ室15及び反射膜スパッタ
室16が等間隔に配列されている。
また、上記の6室(12,13,14,14−15,1
6)は、第2図よりわかる様に真空チャンバー11の中
心部20より放射状に形成されたアーム21を介して、
接続されており、それぞれの室(12,13,14,1
4−115,16)の上部から、上下動及び回転機構を
有する直線回転導入1120Aが配設されている。
また、前記アーム21の先端部にはそれぞれの室を閉じ
ることができるIF+がついており、この蓋F1の中心
軸33は前記直線目転導入機2゜Aと嵌合する様になっ
ている。そして、このIFlの外周部には真空シール用
のオーリング22が埋めこまれている。なお、前記真空
チャンバーの中心部20にも同様の上下動及び回転機構
2OAが配設されている。
第3図は、ロードロック室12またはアンロードロック
室13を示す概略拡大断面図、第4図はスパッタ室(1
4,14−115,16)を示す概略拡大断面図である
第3図において、真空チャンバー11内には、ターンテ
ーブル31が前記アーム21を介して真空チャンバ−1
1外部の上部に配設された直線回転導入llI2 OA
よりチャンバー内に導入された回転軸33の下部に配設
されている。
また、上記上部のターンテーブル31と対向する下方に
は被スパッタ物であるディスク34がディスク移送テー
ブル35上に設置される構成になっている。
なお、このディスク移送テーブル35は真空チャンバ−
11外部の下部に配設された直線導入機36、(即ち、
上下動手段)の上部に配設されている。
また、上記ターンテーブル31とディスク移送テーブル
35の間には、板状のゲートバルブ37が真空チャンバ
−11外部に水平移動可能に配設されている。同図にお
いては、ゲートバルブ37が閏じ、ディスク移送テーブ
ル35を取り囲む空間はゲートバルブ37の底面37a
より下の部分となり真空チャンバー全体の空間に比べ非
常に小さくなっている。
また、38a、38bはロード室12の給排気口で、3
8aは前記蓋F1の周囲を取り囲む空間、38bは前記
IF2の周囲を取り囲む空間の側の給排気を行なう様に
なっている。 また、スパン夕室即ち、誘電体層スパッ
タ室14.14′、光磁気膜スパッタ′g15、反射膜
スパッタ室16の断面はいずれも第4図に示した様な構
造をしている。
第4図に示したこれらのスパッタ室14.14−15.
16と、第3図に示したロードロック室12(またはア
ンロードロック室13)において、第3図の構成要素と
同一構成要素には同一負号を付し、説明を省略する。こ
れらスパッタ室14.14−115.16の外部形状等
は、はぼ、前記ロードロック室12及びアンロードロッ
ク室13と似ているが、上記スパッタ室14.14=、
15.16においては、上部ターンテーブル31に、被
スパッタ面が下となる様にして被スパッタ物34を設置
し、所定のマスク40により成膜の不要な箇所を覆い、
被スパッタ物34に対向する部分は所望の材料からなる
ターゲット41となっている。
そして、このターゲット41の下部には余分な発熱を防
止するための冷却水チャンバー42が配設され、給水、
排水を行なうことにより、冷却できる様になっている。
また、一般のスパッタ装置と同様、Arガス導入口及び
N2または02ガス導入口43が、例えば、ターゲット
41周囲を取り囲む様に、配設されており、必要に応じ
てこれらのガスがスパッタ室内に導入される様になって
いる。
以下に本発明になるスパッタ装置10の使用例をボす。
第3図の様に、ディスク34をO−ド至12に配置する
には、まず、真空シールできる位置にある蓋F1のター
ンテーブル31にディスク34を移送するために、外部
ディスク移送部35のテーブル部分tにディスク34を
載せてゲートバルブ37を閉じることによりロード室1
2のロード空間12aの外部をふさぐ。次に、密封した
ロード空間12aを真空ポンプ(図示せず)によって真
空引きし、真空チャンバー11と同じ真空度にし、ゲー
トバルブ37を開けて、ディスク移送テーブル35の上
下動用の直線導入1136によりディスク34を持ちあ
げ、上部のターンテーブル31にディスク34を供給す
る。その後、テーブル部分tだけを下げてゲートバルブ
37を閉じロード空間12aを大気圧に戻す。
前記ターンテーブル31に供給されたディスク34はI
F+ごとアーム21によって持ちあげられ第2図に示し
た中心部20を中心として回転し、アーム21が下げら
れて次の室に移送される。
次に、蓋F1は第4図に示した誘電体層スパッタ室14
に移送され、アーム21が下げられ、蓋F1が閏じられ
、スパッタ室14のスパッタ空間14aは真空ポンプ(
図示せず)によって真空チャンバー11の内部よりさら
に真空度を上げる。
この場合、スパッタ室14のスパッタ室fil14aは
小さな空間であるので短時間で高真空に到達させること
ができる。
高真空に到達するとゲートバルブ37が開けられスパッ
タターゲット41とディスク34が対向する。そして、
アルゴンガス雰囲気中で反応ガスである02やN2を微
量に供給してスパッタを開始する。この際、ディスク3
4は真空チャンバ11外部より下がってきた直線目転導
入機によって、回転を伝達させられた前記ターンテーブ
ル31と共に回転し、このディスク34上に誘電体層(
図示せず)が成膜される。
成膜が終了するとゲートバルブ37が閉じられ蓋F1と
ディスクを載せたターンテーブル31との間の空fi1
14aは真空ポンプにより反応ガス等が排出され高真空
になる。そこで、アームによって蓋F1を持ちあげ回転
させ次の室に移動する。
次に、光磁気膜スパッタ室15においても、はぼ、同じ
ことが行なわれるが、この室においてはアルゴンガスの
み供給されて、TbFeGOなどの光磁気媒体が成膜さ
れる。そして、成−終了後にはゲートバルブ37が閏じ
られ排気された後、蓋F1がアームにより持ち上げられ
回転して次の室に移動する。
さらに、同じ様に、光磁気膜スパッタ室15にて光磁気
膜、誘電体層スパッタ室14において誘電体層、反射膜
スパッタ室16において反射膜が成膜される。そして、
成膜されたディスクは供給時と逆の動作でアンロード室
13を経て排出される。
上記の様に、本発明になるスパッタ装置10を用いるこ
とにより、(1)  スパッタ室を極力小さくして真空
引きの時間を短くして生産性が向上できる、また、簡単
な移送機構及び真空ゲートバルブにより高真空が得られ
る。(2)  また、−枚ごとに処理できるため、成形
機に対応して処理できる。
簡単な移送機構及び真空ゲートバルブにより高真空が得
られる。(3)  また、スパッタ室のスパッタ空間を
完全に独立できるので反応ガスによる混入がない。(4
)  また、ディスクを回転しながらスパッタ成膜でき
るので、通過形より膜厚および組成分布が良い。そして
、(5)  成膜する面が下側を向いているため、ディ
フェクトを減少させることができる。
なお、本実施例においては、誘電体層、光磁気膜、反射
膜を有する光磁気ディスクを作成するためのスパッタ装
置の例を示したが、O−ドロツタ室と反射膜スパッタ室
の2室だけでCD用のスパッタ装置としても良い。また
、O−ドロツタ室と反射膜スパッタ室、アンロード0ツ
ク室の3室からなるCD用のスパッタ装置とすれば、さ
らに、ディスクの排出供給時間を短縮することができる
また、オーバーライド用の情報記録媒体の様に、4〜6
層の薄膜をスパッタする場合には必要に応じてさらに多
くのスパッタ室を配設すれば良い。
(発明の効果) 上述の様に、本発明によれば、必要に応じてゲートバル
ブにより仕切られる小型スパッタ室及びロード室及び、
またはアンロード室を真空チャンバー内の円周上に複数
個配置し、前記スパッタ室に被スパッタ物を配置するた
めのターンテーブルを配設した蓋が、前記真空チャンバ
ーの直線目転導入機を有する中心部より前記各スパッタ
室に対応するべく設置されたアームを介して直線目転導
入機に保持されてなることを特徴としたので、簡単に真
空引きすることができ、手間もかからず、膜厚分布及び
組成分布の9好な1膜を形成することができ、しかも、
不純物の混入のないスパッタ装置の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるスパッタ装置i10の概略構成図
、第2図は第1図のA−A切断線に沿った要部断面図、
第3図はロードロック室またはアンロードロック室を示
す概略拡大断面図、第4図はスパッタ室を示す概略拡大
断面図である。 10・・・スパッタ装置、11・・・真空チャンバー1
2・・・ロードロック室、13・・・アンロードロック
室、14.1415.16・・・スパッタ室、20・・
・中心部、2OA・・・直線目転導入機、21・・・ア
ーム、31−・・ターンテーブル、33・・・回転軸、
34・・・ディスク、35・・・移送テーブル、36・
・・直線導入機、37・・・ゲートバルブ、Fl、F2
・・・蓋、40・・・マスク、41・・・ターゲット、
42・・・冷却水チャンバー、43・・・ガス導入口t
・・・テーブル部分。 第 図 第 3 図 2 1第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  必要に応じてゲートバルブにより仕切られる小型スパ
    ッタ室及びロード室及び、またはアンロード室を真空チ
    ャンバー内の円周上に複数個配置し、前記スパッタ室に
    被スパッタ物を配置するためのターンテーブルを配設し
    た蓋が、前記真空チャンバーの直線目転導入機を有する
    中心部より前記各スパッタ室に対応するべく設置された
    アームを介して直線回転導入機に保持されてなることを
    特徴とするスパッタ装置。
JP753190A 1990-01-17 1990-01-17 スパッタ装置 Pending JPH03211274A (ja)

Priority Applications (1)

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JP753190A JPH03211274A (ja) 1990-01-17 1990-01-17 スパッタ装置

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JP753190A JPH03211274A (ja) 1990-01-17 1990-01-17 スパッタ装置

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JPH03211274A true JPH03211274A (ja) 1991-09-17

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ID=11668366

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JP753190A Pending JPH03211274A (ja) 1990-01-17 1990-01-17 スパッタ装置

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JP (1) JPH03211274A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013012447A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Ulvac Japan Ltd 薄膜リチウム二次電池製造装置及び薄膜リチウム二次電池製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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