JP3281005B2 - スパッタリング装置及びそれを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

スパッタリング装置及びそれを用いた半導体装置の製造方法

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JP3281005B2 JP27689191A JP27689191A JP3281005B2 JP 3281005 B2 JP3281005 B2 JP 3281005B2 JP 27689191 A JP27689191 A JP 27689191A JP 27689191 A JP27689191 A JP 27689191A JP 3281005 B2 JP3281005 B2 JP 3281005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の薄膜を形
成するスパッタリング装置及びそれを用いた半導体装置
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の微細化,高性能化が進むに
したがい、半導体素子を構成する膜を形成する成膜装置
には、高純度の膜を成膜するために処理室内の真空度の
向上および真空の質が要求されている。また高真空中で
連続的に種類が異なる複数の膜で積層膜を成膜する要求
も高まっている。そこで現在では、処理室の真空度を高
いレベルに維持するために、処理室にウエハを搬送する
方法として、ロードロック方式が広く採用されている。
またスパッタリング装置では、マルチチャンバ方式を採
用することによっても、真空中のウエハ移送が可能にな
り、クロスコンタミネーションのない高品質で清浄な積
層膜が形成できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ロ
ードロック方式やマルチチャンバ方式のスパッタリング
装置で、ターゲット,シャッター,サセプタ,防着板等
の保守を行うには、処理室内を大気に開放する必要があ
る。このため、保守を行った後に処理室を再び高真空状
態(例えば10- 8Paよりも低い圧力状態)にするに
は、処理室のベーキングだけでも約1日必要になる。し
たがって、装置の保守に時間が非常にかかる。また処理
室内を大気に開放するので、処理室内に成膜の品質を劣
化させる不純物が残存し易い。この結果、処理室内を清
浄に保持することが難しくなるので、膜質の安定した膜
形成ができない。
【0004】本発明は、膜質に優れたスパッタ膜の形成
が可能でかつ保守に優れたスパッタリング装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたスパッタリング装置である。この
スパッタリング装置の処理室には、第1の開口部を介し
てターゲット室が接続されている。このターゲット室に
は、ターゲット交換用開口部を介してターゲット交換室
が接続されている。ターゲット室内には第1のホルダが
設けられている。この第1のホルダは、第1の開口部に
向かって往復運動する駆動部と、ターゲット交換用開口
部に向かって往復運動する駆動部とを備えており、これ
らの駆動部を前記第1の開口部側と前記ターゲット交換
用開口部側との間で交換可能に回動する。そして、各駆
動部の先端には、これらの駆動部の往復運動によって第
1の開口部およびターゲット交換用開口部をターゲット
室側から開閉する各ターゲット室側開閉板が設けられて
おり、これらのターゲット室側開閉板の外面側にはカソ
ードが設けられている。
【0006】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
上記構成のスパッタリング装置を用いた半導体装置の製
造方法であり、第1のホルダおよび駆動部の作動によっ
て処 理室の第1の開口部をターゲット室側開閉板で閉成
した状態で、当該ターゲット室側開閉板のカソードに取
り付けたターゲットに電圧を印加して処理室内における
成膜処理を行う。そして、第1のホルダおよび駆動部の
作動によって前記ターゲット交換用開口部をターゲット
室側開閉板で閉成し、当該ターゲット室側開閉板のカソ
ードおよびこれに取り付けたターゲットの保守を行う。
【0007】
【作用】上記構成のスパッタリング装置では、ターゲッ
ト室に対してターゲット交換室と処理室とが接続され、
ターゲット室側開閉板によってこれらの接続部分の開口
が閉成される。したがって、ターゲット室側開閉板の内
の一つに設けられたターゲットに対してターゲット交換
室内においてメンテナンスを施す場合であっても、処理
室内における処理を行うことができる。しかもこの際、
複数のターゲットを収納する大容量のターゲット室の真
空状態が確保され、ターゲットのメンテナンスを行う毎
にターゲット室の真空引きを行う必要はない。さらに、
上述したようにターゲット室の真空状態が維持されるた
め、このターゲット室に隣接する処理室内を高真空状態
(例えば10 - 8 Paよりも低い圧力状態)に保持され
る。このため、この装置を用いた半導体装置の製造にお
いては、安定した膜質の成膜が行われる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1に示す概略構成断面図
により説明する。図では、一例として、反応性スパッタ
リング装置10を示す。図に示すように、スパッタリン
グによる膜生成を行う処理室11に第1の開口部12が
設けられている。処理室11には上記第1の開口部12
を介してターゲット室13が設けられている。また処理
室11にはシャッター収納部14が設けられている。
【0009】ターゲット室13の内部には第1のホルダ
15が設けられている。この第1のホルダ15は回動軸
16を軸として例えば矢印ア方向に対して回動可能に設
けられている。この第1のホルダ15の回動方向に沿っ
た側部の複数箇所として、例えば第1の開口部12側と
その反対側とには、各矢印イ方向に往復運動する第1の
駆動部17,18が設けられている。各第1の駆動部1
7,18には、当該第1の駆動部17,18が往復運動
することによって第1の開口部12を開閉するターゲッ
ト室側開閉板19,20が取り付けられている。つま
り、第1のホルダ15の回動によって、第1の駆動部1
7,18に取り付けられたターゲット室側開閉板19,
20は、第1の開口部12に対して交換可能に入れ替わ
るのである。各ターゲット室側開閉板19,20には、
第1の開口部12を密封するための封止部21,22が
設けられている。この封止部21,22は例えばOリン
グ等の封止リングで形成される。
【0010】各ターゲット室側開閉板19,20には、
図示したようにその外面側、すなわち第1の駆動部1
7,18と反対の面側であり、第1の開口部12に向け
られる面側に、カソード23,24が取り付けられてい
る。さらに各カソード23,24にはターゲット25,
26が取り付けられている。また各ターゲット室側開閉
板19,20には、各ターゲット25,26のスパッタ
リング面の開閉を行うシャッタ27,28が設けられて
いる。また上記各第1の駆動部17,18の駆動部分を
覆う状態にベローズ29,30が設けられている。
【0011】またターゲット室13に対向する位置の処
理室11には第2の開口部31が設けられている。この
処理室11には上記第2の開口部31を介してサセプタ
室32が設けられている。
【0012】サセプタ室32の内部には第2のホルダ3
3が設けられている。この第2のホルダ33は回動軸3
4を軸として例えば矢印ウ方向に対して回動可能に設け
られている。第2のホルダ33の回動方向に沿った側部
の複数箇所として、例えば第2の開口部31側とその反
対側とには、各矢印エ方向に往復運動する第2の駆動部
34,35が設けられている。各第2の駆動部34,3
5には、当該第2の駆動部34,35が往復運動するこ
とによって第2の開口部31を開閉するサセプタ室側開
閉板36,37が取り付けられている。つまり、第2の
ホルダ33の回動によって、第2の駆動部34,35に
取り付けられたサセプタ室側開閉板36,37は、第2
の開口部31に対して交換可能に入れ替わるのである。
各サセプタ室側開閉板36,37の第2の開口部31側
には封止部38,39が設けられている。この封止部3
8,39は例えばOリング等の封止リングで形成され
る。
【0013】各サセプタ室側開閉板36,37には、図
示したようにその外面側、すなわち第2の駆動部34,
35と反対の面側であり、第2の開口部31に向けられ
る面側に、サセプタ40,41が設けられている。また
各サセプタ40,41の側周には、防着板42,43が
設けられている。また上記各第2の駆動部34,35の
駆動部分を覆う状態にベローズ44,45が設けられて
いる。
【0014】通常処理室11にはゲートバルブ(図示せ
ず)を介して中間室(図示せず)が接続され、中間室に
はロードロック室(図示せず)が接続されている。上記
中間室は、上記サセプタ室32にゲートバルブを介して
接続することも可能である。さらに処理室11,ターゲ
ット室13,サセプタ室32には、各室のそれぞれを高
真空(例えば10- 8Paよりも低い圧力状態)に排気
する排気装置(図示せず)が接続されている。また,タ
ーゲット冷却用配管(図示せず)やターゲット電力供給
用ケーブル(図示せず)等は、第1のホルダ15、各カ
ソード23,24、各ベローズ29,30の内部を通し
て、各ターゲット25,26に導かれている。
【0015】上記スパッタリング装置10では、第1,
第2のホルダ15,33にターゲット,サセプタを2個
ずつ設けたが、例えば1個のホルダに3個またはそれ以
上の個数のターゲットあるいはサセプタを設けることも
可能である。この場合も上記同様に、ターゲットあるい
はサセプタは、上記第1の駆動部,ターゲット室側開閉
板等あるいは第2の駆動部,サセプタ室側開閉板等を介
して取り付けられる。
【0016】また、上記スパッタリング装置10におい
て、前記複数のターゲット室側開閉板19,20のうち
の一つで開閉することが可能なターゲット室13の位置
として、例えば第1の開口部12に対向する位置に、タ
ーゲット交換用開口部51を設ける。このターゲット交
換用開口部51を介してターゲット室13にターゲット
交換室52を接続する。これにより、第1のホルダ15
の回動によって、第1の駆動部17,18に取り付けら
れたターゲット室側開閉板19,20が、第1の開口部
12とターゲット交換用開口部51との間で交換可能に
入れ替えられる構成となる。
【0017】 さらに、図2に示すように、複数のサセプ
タ室側開閉板36,37のうちの一つで開閉することが
可能なサセプタ室32の位置として、例えば第2の開口
部31に対向する位置に、サセプタ交換用開口部53を
設ける。このサセプタ交換用開口部53を介してサセプ
タ室32にサセプタ交換室54を設ける。これにより、
第2のホルダ33の回動によって、第2の駆動部34,
35に取り付けられたサセプタ室側開閉板36,37
が、第2の開口部31とサセプタ交換用開口部53との
間で交換可能に入れ替えられる構成となる。
【0018】 上記のようなターゲット交換室52,サセ
プタ交換室54を設けたことにより、各ターゲット室側
開閉板19,20で第1の開口部12とターゲット交換
用開口部51とを密閉し、サセプタ室側開閉板36,3
7で第2の開口部31とサセプタ交換用開口部53とを
密閉することが可能になる。このため、処理室11,タ
ーゲット室13,サセプタ室32を高真空に保持した状
態で、保守を行いたいターゲット25,26、シャッタ
ー27,28、サセプタ40,41、防着板42,43
等をターゲット交換室52またはサセプタ交換室54に
移動させて、それぞれの保守または交換を行うことが可
能になる。上記説明のスパッタリング装置10では、タ
ーゲット交換室52とサセプタ交換室54の両方を設け
たが、どちらか片方のみを設けることも可能である。
【0019】 次に上記ターゲット交換室52とサセプタ
交換室54を設けたスパッタリング装置10の保守方法
の一例を説明する。例えばターゲット25またはシャッ
ター27を保守もしくは交換する場合には、まず第1の
駆動部17,18を駆動して、第1の開口部12とター
ゲット交換用開口部51とをターゲット室側開閉板1
9,20で閉じる。続いて処理室11とターゲット室1
3とターゲット交換室52とを高真空状態にする。次い
で第1の駆動部17,18を駆動して、ターゲット室側
開閉板19,20を第1の開口部12,ターゲット交換
用開口部51より引き離す。その後第1のホルダ15を
180°回動する。再び第1の駆動部17,18を駆動
して、ターゲット室側開閉板20で第1の開口部12を
閉じる。一方ターゲット室側開閉板19でターゲット交
換用開口部51を閉じる。その後、ターゲット交換室5
2内を大気に開放して、ターゲット交換室52内のター
ゲット25,シャッター27の保守あるいは交換を行
う。交換または保守が終了した後、ターゲット交換室5
2を真空引きして高真空状態(例えば10- 6Pa程度
の圧力)にする。
【0020】また例えばサセプタ40または防着板42
を保守もしくは交換する場合には、まず第2の駆動部3
4,35を駆動して、第2の開口部31とサセプタ交換
用開口部53とをサセプタ室側開閉板36,37で閉じ
る。そして、処理室11とサセプタ室32とサセプタ交
換室54とを高真空状態にする。次いで第2の駆動部3
4,35を駆動して、サセプタ室側開閉板36,37を
第2の開口部31,サセプタ交換用開口部53より引き
離す。その後第2のホルダ33を180°回動する。再
び第2の駆動部34,35を駆動して、サセプタ室側開
閉板37で第2の開口部31を閉じる。一方サセプタ室
側開閉板36でサセプタ交換用開口部53を閉じる。そ
の後、サセプタ交換室54内を大気に開放して、サセプ
タ交換室54内のサセプタ40,防着板42の保守ある
いは交換を行う。交換または保守が終了した後、サセプ
タ交換室54を真空引きして高真空状態(例えば10
- 6Pa程度の圧力)にする。
【0021】サセプタ室32にサセプタ交換室54が設
けられていない場合には、処理室11を高真空に保持し
た状態で、サセプタ室32内を大気に開放し、サセプタ
40,41や防着板42,43の保守を行う。
【0022】上記スパッタリング装置10は、各室で高
真空を得るために、一例として、図3の概略構成図に示
す排気システムが設けられている。図に示すように、処
理室11にはゲートバルブ61を介して中間室62を設
ける。中間室62にはゲートバルブ63を介してロード
ロック室64が接続されている。また処理室11には、
バルブ65を介してターボ分子ポンプ66が接続されて
いるとともに、バルブ83を介して通常のドライポンプ
74が接続されている。さらに上記ターボ分子ポンプ6
6にはバルブ71を介して上記のドライポンプ74が接
続されている。
【0023】上記処理室11に設けられているターゲッ
ト室13,サセプタ室32のそれぞれにはバルブ67,
68を介してクライオポンプ69,70が接続されてい
る。また上記ターゲット室13,サセプタ室32のそれ
ぞれに設けられているターゲット交換室52,サセプタ
交換室54のそれぞれには、バルブ72,73を介して
通常のドライポンプ84が接続されている。また中間室
62にもバルブ79を介して上記ドライポンプ84が接
続されている。
【0024】ロードロック室64にはバルブ75を介し
てターボ分子ポンプ76が接続されている。中間室62
にはバルブ77を介してクライオポンプ78が接続され
ている。またロードロック室64,ターボ分子ポンプ7
6には、それぞれにバルブ80,81を介してドライポ
ンプ82が接続されている。
【0025】上記の構成の排気システムを動作させるこ
とにより、例えば処理室11は1.3×10- 6Paな
いし1.3×10- 1 0Paの真空度に到達する。また
ターゲット室13は1.3×10- 6Paないし1.3
×10- 7Paの真空度に到達する。さらにサセプタ室
33は1.3×10- 6Paないし1.3×10- 7Pa
の真空度に到達する。上記の如くに、処理室11とター
ゲット室13,サセプタ室32とが異なる排気装置で構
成れているので、処理室11を高真空にした状態でター
ゲット室13,サセプタ室32における種々の保守作業
が可能になる。また上記に示した如くに、上記処理室1
1は従来のものに比較してターゲットやサセプタの設置
容積分だけ小さくできるので、処理室11を真空引きす
るのに掛かる時間が短縮される。
【0026】次に、上記スパッタリング装置10を用い
て半導体素子を構成する膜の成膜について説明する。上
記スパッタリング装置10では、ターゲット,シャッタ
ー,サセプタ,防着板等のメンテナンス時に、処理室1
1は高真空かつ清浄な状態に保持されている。そのよう
なスパッタリング装置10を用いて、通常のスパッタリ
ングと同様なる方法により上記処理室11内で半導体素
子を構成する膜を成膜する。その結果、メンテナンス後
も処理室11内に成膜の品質を劣化させる不純物が残存
しないため、成膜された膜は安定した膜質になる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のスパッタ
リング装置によれば、処理室にターゲット室を介してタ
ーゲット交換室を接続させ、これらを接続する各開口部
がターゲット室側開閉板によって閉成される構成にした
ことで、ターゲット交換室内においてターゲットのメン
テナンスを施す場合であっても、処理室内における処理
を行うことができ、なおかつターゲットのメンテナンス
を行う毎にターゲット室の真空引きを行う必要がない。
このため、装置の稼働時間を大幅に向上させることが可
能になる。しかも、ターゲット室の真空状態が維持され
るため、このターゲット室に隣接して接続された処理室
内を高真空状態(例えば10 - 8 Paよりも低い圧力状
態)に保持することが可能になり、処理室内を清浄な状
態に保つことができ、安定した膜質の成膜を行うことが
可能になる。したがって、このスパッタリング装置を用
いた本発明の半導体装置の製造においては、安定した膜
質で成膜された半導体装置を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略構成断面図である。
【図2】各交換室を設けたスパッタリング装置の概略構
成断面図である。
【図3】排気システムの概略構成図である。
【符号の説明】
10 スパッタリング装置 11 処理室 12 第1の開口部
13 ターゲット室 15 第1のホルダ 16 回動軸 17 第1の駆動部 18 第1の駆動部 19 ターゲット室側開閉板 20 ターゲット
室側開閉板 21 封止部 22 封止部 23 カソード 24 カソード 25 ターゲット 26 ターゲット 29 ベローズ 30 ベローズ 31 第2の開口部 32 サセプタ室
33 第2のホルダ 34 第2の駆動部 35 第2の駆動部 36 サセプタ室側開閉板 37 サセプタ室
側開閉板 40 サセプタ 41 サセプタ 51 ターゲット交換用開口部 52 ターゲット
交換室 53 サセプタ交換用開口部 54 サセプタ交
換室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 14/00 - 14/58 H01L 21/205

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパッタリングによって膜生成を行う処
    理室と、 前記処理室に設けた第1の開口部を介して前記処理室に
    接続されたターゲット室と、 前記ターゲット室に設けたターゲット交換用開口部を介
    して当該ターゲット室に接続されたターゲット交換室
    と、 前記ターゲット室の内部に設けられ、前記第1の開口部
    に向かって往復運動する駆動部と前記ターゲット交換用
    開口部に向かって往復運動する駆動部とを備えると共
    に、これらの駆動部を前記第1の開口部側と前記ターゲ
    ット交換用開口部側との間で交換可能に回動する第1の
    ホルダと、 前記各駆動部の先端に設けられ、当該各駆動部の往復運
    動によって前記第1の開口部または前記ターゲット交換
    用開口部を前記ターゲット室側から開閉する各ターゲッ
    ト室側開閉板と、 前記各ターゲット室側開閉板の外面側に設けられたカソ
    ードとを備えたことを特徴とするスパッタリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスパッタリング装置にお
    いて、 前記処理室の前記第1の開口部に対向する位置に設けた
    第2の開口部を介して当該処理室に接続されたサセプタ
    室と、前記サセプタ室に設けたサセプタ交換用開口部を介して
    当該サセプタ室に接続されたサセプタ交換室と、 前記サセプタ室の内部に設けられ、前記第2の開口部に
    向かって往復運動する駆動部と前記サセプタ交換用開口
    部に向かって往復運動する駆動部とを備えると共に、こ
    れらの駆動部を前記第2の開口部側と前記サセプタ交換
    室開口部側との間で交換可能に回動する第2のホルダ
    と、 前記第2のホルダに設けられた各駆動部の先端に設けら
    れ、当該各駆動部の往復運動によって前記第2の開口部
    または前記サセプタ交換用開口部を前記サセプタ室側か
    ら開閉する各サセプタ室側開閉板と、 前記サセプタ室側開閉板の外面側に設けられたサセプタ
    とを備えたことを特徴とするスパッタリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のスパッタ
    リング装置を用いて半導体装置を構成する膜を形成する
    半導体装置の製造方法であって、 前記第1のホルダおよび前記駆動部の作動によって前記
    処理室の第1の開口部をターゲット室側開閉板で閉成し
    た状態で、当該ターゲット室側開閉板のカソードに取り
    付けたターゲットに電圧を印加して前記処理室内におけ
    る成膜処理を行い、 前記第1のホルダおよび前記駆動部の作動によって前記
    ターゲット交換用開口部をターゲット室側開閉板で閉成
    し、当該ターゲット室側開閉板のカソードおよびこれに
    取り付けたターゲットの保守を行うことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
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