JPH032109Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032109Y2 JPH032109Y2 JP1983103590U JP10359083U JPH032109Y2 JP H032109 Y2 JPH032109 Y2 JP H032109Y2 JP 1983103590 U JP1983103590 U JP 1983103590U JP 10359083 U JP10359083 U JP 10359083U JP H032109 Y2 JPH032109 Y2 JP H032109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- green tea
- endless transport
- tea leaves
- transport belt
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Tea And Coffee (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は、摘採された茶生葉を貯蔵しかつ蒸気
へ自動的に供給する茶生葉管理搬送装置に関する
ものである。 〔従来技術〕 従来、特開昭58−86016号公報に示されるよう
に、側壁にベニヤ板を取り付け、茶生葉の搬送移
動の円滑化を計つた例があるが、その場合、ベニ
ヤ板は茶生葉の水分を吸収して変形及び腐食しや
すくて長持ちしないし、また、水を含んだベニヤ
板はかびが発生しやすく食品衛生上に大きな問題
があつた。 〔考案が解決しようとする課題〕 本考案は、上記の問題点を解決して、衛生上良
好で、かつ耐久性に富み製作が容易な茶生葉管理
搬送装置の提供を目的とするものである。 〔課題を解決するための手段〕 本考案に係る茶生葉管理搬送装置は、前記の目
的を達成するために、長手方向に長尺な循環可能
な通気性の無端輸送帯の両側に立設した側壁と、
前記無端輸送帯上に茶生葉を供給する端壁を備え
た供給端と、前記供給された茶生葉を無端輸送帯
により送り出す送出端とを備え、前記した側壁内
面には粘着物などに対して非粘着性を有するシリ
コーン樹脂とシリコーン変性エポキシ樹脂とが配
合された塗料を塗布して構成したことをその特徴
とするものである。 〔作用〕 本考案に係る茶生葉管理搬送装置は、長手方向
に長尺な通気性のコンベヤ上両側に設けた側壁に
粘着物に対して非粘着性を有するシリコーン樹脂
とシリコーン変性エポキシ樹脂とが配合された塗
料を塗布したので、コンベヤ上に積載された茶生
葉は、コンベヤの移送時に側壁との間において
は、前記した側壁に塗布した塗料は非粘着性、す
べり性に優れているので、茶生葉は何ら摩擦を生
ずることなく円滑に移送されるもので、このた
め、コンベヤ上においては積載された茶生葉に粗
密が生ずることなく、そのため粗部から冷風が抜
けてしまい他に通風できなくなる恐れもないもの
である。 〔実施例〕 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図
において、１は広幅の通気性を有する無端輸送帯
（コンベヤ）、２は前記無端輸送帯１の長手方向の
両辺部及び投入端辺にそれぞれ立設された側壁で
あり、３はフレーム枠、４は前記フレーム枠３等
に載置固定した前記無端輸送帯１を駆動させるモ
ータであり、また、前記無端輸送帯１の始端部上
には無端輸送帯１と略等しい幅を有する投入コン
ベヤ５の終端が臨ませてある。 前記無端輸送帯１の終端部は開放するとともに
茶生葉の掻き均らし装置６が配設され、更に、前
記掻き均らし装置６によつて掻き均らされた茶生
葉を次工程である蒸気（図示しない）まで搬送す
る取出しコンベヤ７が配設されている。 ８は無端輸送帯１の側部に設けられた風胴で、
該風胴８によつてフアン９より供給された冷風を
通気性の無端輸送帯１の下方に導き通気性の無端
輸送帯１通気部を介して、該無端輸送帯１上に積
載された茶生葉に前記の冷風を通気させるもので
ある。 前記した側壁２には無端輸送帯１が移行したと
き、側壁２と無端輸送帯１上に積載されている茶
生葉の摩擦を軽減させるために、非粘性を有する
シリコーン樹脂とシリコーン変性エポキシ樹脂と
を配合させた塗料を塗布されている。 本実施例は、以上のように構成されているの
で、投入コンベヤ５によつて無端輸送帯１の始端
部上に茶生葉が投入され小山状に積層されるごと
に、モータ４を駆動せしめて無端輸送帯１を前記
した小山の分だけ若干移動させ、このように茶生
葉の投入と、この投入に伴う無端輸送帯１の移動
を繰り返すことにより次第に無端輸送帯１上に茶
生葉を積層し貯留していく。 今、側壁２の内壁部に前記した塗料が塗布され
ておらず、例えばボンデ鋼板の地肌が露出してい
る場合には、湿つた状態で押圧が掛つた茶生葉と
前記した鋼板の地肌との間に大きな摩擦が生じて
積層された茶生葉が進行し難くなり無端輸送帯１
を駆動するモータ４に大きな負荷が加わり、また
前記した茶生葉の積層に粗密が生じて、粗部から
冷風が抜けてしまい他の密部等に通風できなくな
るが、本実施例の場合には、シリコーン樹脂とシ
リコーン変性エポキシ樹脂とが配合された塗料を
側壁２の内面に塗布しているので、茶生葉と側壁
２内面との摩擦が非常に小さくなり茶生葉の積層
へ自動的に供給する茶生葉管理搬送装置に関する
ものである。 〔従来技術〕 従来、特開昭58−86016号公報に示されるよう
に、側壁にベニヤ板を取り付け、茶生葉の搬送移
動の円滑化を計つた例があるが、その場合、ベニ
ヤ板は茶生葉の水分を吸収して変形及び腐食しや
すくて長持ちしないし、また、水を含んだベニヤ
板はかびが発生しやすく食品衛生上に大きな問題
があつた。 〔考案が解決しようとする課題〕 本考案は、上記の問題点を解決して、衛生上良
好で、かつ耐久性に富み製作が容易な茶生葉管理
搬送装置の提供を目的とするものである。 〔課題を解決するための手段〕 本考案に係る茶生葉管理搬送装置は、前記の目
的を達成するために、長手方向に長尺な循環可能
な通気性の無端輸送帯の両側に立設した側壁と、
前記無端輸送帯上に茶生葉を供給する端壁を備え
た供給端と、前記供給された茶生葉を無端輸送帯
により送り出す送出端とを備え、前記した側壁内
面には粘着物などに対して非粘着性を有するシリ
コーン樹脂とシリコーン変性エポキシ樹脂とが配
合された塗料を塗布して構成したことをその特徴
とするものである。 〔作用〕 本考案に係る茶生葉管理搬送装置は、長手方向
に長尺な通気性のコンベヤ上両側に設けた側壁に
粘着物に対して非粘着性を有するシリコーン樹脂
とシリコーン変性エポキシ樹脂とが配合された塗
料を塗布したので、コンベヤ上に積載された茶生
葉は、コンベヤの移送時に側壁との間において
は、前記した側壁に塗布した塗料は非粘着性、す
べり性に優れているので、茶生葉は何ら摩擦を生
ずることなく円滑に移送されるもので、このた
め、コンベヤ上においては積載された茶生葉に粗
密が生ずることなく、そのため粗部から冷風が抜
けてしまい他に通風できなくなる恐れもないもの
である。 〔実施例〕 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図
において、１は広幅の通気性を有する無端輸送帯
（コンベヤ）、２は前記無端輸送帯１の長手方向の
両辺部及び投入端辺にそれぞれ立設された側壁で
あり、３はフレーム枠、４は前記フレーム枠３等
に載置固定した前記無端輸送帯１を駆動させるモ
ータであり、また、前記無端輸送帯１の始端部上
には無端輸送帯１と略等しい幅を有する投入コン
ベヤ５の終端が臨ませてある。 前記無端輸送帯１の終端部は開放するとともに
茶生葉の掻き均らし装置６が配設され、更に、前
記掻き均らし装置６によつて掻き均らされた茶生
葉を次工程である蒸気（図示しない）まで搬送す
る取出しコンベヤ７が配設されている。 ８は無端輸送帯１の側部に設けられた風胴で、
該風胴８によつてフアン９より供給された冷風を
通気性の無端輸送帯１の下方に導き通気性の無端
輸送帯１通気部を介して、該無端輸送帯１上に積
載された茶生葉に前記の冷風を通気させるもので
ある。 前記した側壁２には無端輸送帯１が移行したと
き、側壁２と無端輸送帯１上に積載されている茶
生葉の摩擦を軽減させるために、非粘性を有する
シリコーン樹脂とシリコーン変性エポキシ樹脂と
を配合させた塗料を塗布されている。 本実施例は、以上のように構成されているの
で、投入コンベヤ５によつて無端輸送帯１の始端
部上に茶生葉が投入され小山状に積層されるごと
に、モータ４を駆動せしめて無端輸送帯１を前記
した小山の分だけ若干移動させ、このように茶生
葉の投入と、この投入に伴う無端輸送帯１の移動
を繰り返すことにより次第に無端輸送帯１上に茶
生葉を積層し貯留していく。 今、側壁２の内壁部に前記した塗料が塗布され
ておらず、例えばボンデ鋼板の地肌が露出してい
る場合には、湿つた状態で押圧が掛つた茶生葉と
前記した鋼板の地肌との間に大きな摩擦が生じて
積層された茶生葉が進行し難くなり無端輸送帯１
を駆動するモータ４に大きな負荷が加わり、また
前記した茶生葉の積層に粗密が生じて、粗部から
冷風が抜けてしまい他の密部等に通風できなくな
るが、本実施例の場合には、シリコーン樹脂とシ
リコーン変性エポキシ樹脂とが配合された塗料を
側壁２の内面に塗布しているので、茶生葉と側壁
２内面との摩擦が非常に小さくなり茶生葉の積層
本考案に係る茶生葉管理搬送装置は、長手方向
に長尺な通気性のコンベヤ上両側に立設した側壁
の内面に、粘着物などに対して非粘着性を有する
シリコーン樹脂とシリコーン変性エポキシ樹脂と
が配合された塗料を塗布したので、茶生葉の移送
時に、茶生葉と側壁との間の摩擦を著しく軽減で
きるので、茶生葉の積層を崩したり、積層に粗密
を生じさせたりすることがなく、茶生葉管理コン
ベヤ上における茶生葉の搬送移動を円滑にしたも
のである。 また、前記した塗料は密着性が良好なため、製
造が容易であり、衛生上においても好ましいもの
である。
に長尺な通気性のコンベヤ上両側に立設した側壁
の内面に、粘着物などに対して非粘着性を有する
シリコーン樹脂とシリコーン変性エポキシ樹脂と
が配合された塗料を塗布したので、茶生葉の移送
時に、茶生葉と側壁との間の摩擦を著しく軽減で
きるので、茶生葉の積層を崩したり、積層に粗密
を生じさせたりすることがなく、茶生葉管理コン
ベヤ上における茶生葉の搬送移動を円滑にしたも
のである。 また、前記した塗料は密着性が良好なため、製
造が容易であり、衛生上においても好ましいもの
である。
第１図、第２図は、本考案の実施例を示し、第
１図は一部を切欠いた正面図、第２図は平面図、
第３図は、側壁内面がボンデ鋼板の地肌である従
来装置の一部平面図である。 １：無端輸送帯、２：側壁、５：投入コンベ
ヤ。
１図は一部を切欠いた正面図、第２図は平面図、
第３図は、側壁内面がボンデ鋼板の地肌である従
来装置の一部平面図である。 １：無端輸送帯、２：側壁、５：投入コンベ
ヤ。
Claims (1)
- 長手方向に長尺な循環可能な通気性の無端輸送
帯の両側に立設した側壁と、前記無端輸送帯上に
茶生葉を供給する端壁を備えた供給端と、前記供
給された茶生葉を無端輸送帯により送り出す送出
端とを備え、前記した側壁内面には粘着物などに
対して非粘着性を有するシリコーン樹脂とシリコ
ーン変性エポキシ樹脂とが配合された塗料を塗布
して構成したことを特徴とする茶生葉管理搬送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10359083U JPS6010442U (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 茶生葉管理搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10359083U JPS6010442U (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 茶生葉管理搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6010442U JPS6010442U (ja) | 1985-01-24 |
| JPH032109Y2 true JPH032109Y2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=30243610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10359083U Granted JPS6010442U (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 茶生葉管理搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6010442U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62193459U (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-09 | ||
| JPH0451787Y2 (ja) * | 1989-07-12 | 1992-12-07 | ||
| JP2588637Y2 (ja) * | 1992-01-11 | 1999-01-13 | 株式会社寺田製作所 | コンベヤ型茶生葉管理装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5998626U (ja) * | 1982-12-23 | 1984-07-04 | 株式会社高岳製作所 | 変圧器巻線 |
-
1983
- 1983-07-04 JP JP10359083U patent/JPS6010442U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6010442U (ja) | 1985-01-24 |
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