JPH0321088Y2 - - Google Patents

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JPH0321088Y2
JPH0321088Y2 JP1983035482U JP3548283U JPH0321088Y2 JP H0321088 Y2 JPH0321088 Y2 JP H0321088Y2 JP 1983035482 U JP1983035482 U JP 1983035482U JP 3548283 U JP3548283 U JP 3548283U JP H0321088 Y2 JPH0321088 Y2 JP H0321088Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は無線機等に挿着する記憶素子容器、特
に無線機に装着後は容易に取り外すことができな
いことを条件とする簡易無線局の呼出名称記憶装
置等に適した記憶素子容器取付装置に関するもの
である。
従来、記憶素子容器を無線機に挿着するには、
第1図に示すように無線機の筐体1の内部に設け
られた印刷回路基板2に取り付けてあるソケツト
3に記憶素子容器4を装着するために、筐体の蓋
5又は筐体の蓋5に設けた小窓の蓋6を外して行
い、また元のとおりに蓋を閉じなければならな
い。このような動作は、技術に関係のない無線機
の使用者にとつては大きな負担になり、特に昭和
57年11月22日付郵政省告示第858号に示された技
術的条件に適合するパーソナル無線(900MHz帯
の簡易無線局)においては、呼出名称記憶装置を
装着後は容易に取り外すことができないことが要
求され、かつ使用者が無線機と同時に購入した記
憶素子容器を所定の場所に郵送して識別番号を書
き込んでもらい、使用者の許に返送された後に自
分で装着することになつているので、よくあるこ
とであるが、無線機を既に自動車に取り付けてあ
る場合には非常に手間がかかり、使用者に極めて
大きな負担を強いる結果となつている。
本考案の目的は無線機前面から一挙動で記憶素
子容器を装着でき、たとい無線機を自動車に装備
した後であつても、使用者が極めて容易に無線機
への装着が可能であつて、しかも無線機に装着後
は容易に取り外すことができない記憶素子容器取
付装置を提供することにある。
第2図は本考案の一実施例における無線機と記
憶素子容器の構造を示す斜視図であり、第3図は
第2図に示す本考案による記憶素子容器を第2図
の無線機に装着した状態を示す平面例示である。
たゞし第2図においては記憶素子容器受具につい
て記憶素子容器を挿入する空間及びソケツトが位
置する空間を示し、第3図においてはパネル及び
記憶素子容器受具の枠組は断面図で示してある。
本考案の記憶素子容器取付装置は、無線機の前
面パネルに設けられた開口部に内設された内側壁
面に一方の係合部を有する受具部と、該受具部に
装填したとき前記一方の係合部と係合する他方の
係合部を有する記憶素子容器とを備えた記憶素子
容器取付装置において、 前記記憶素子容器13が前記受具部22に挿入
装着されたとき前記前面パネル側から該記憶素子
容器13を取り出すことができないようにするた
めに、 前記受具部22は、前記記憶素子容器13を挿
入する挿入開口部の端面の内周面積が前記前面パ
ネル12の開口部の面積より小さく該端面の外周
面積が該開口部の面積より大きく露出部分20が
一周するような形状を有し、内側の少なくとも1
つの壁面に、前記記憶素子容器13を挿入する方
向の案内溝21と該案内溝に設けられた前記一方
の係合部23とを備え、 前記記憶素子容器13は、前記壁面に対応する
外面に前記案内溝21を嵌通する突條部15と、
該突條部15に設けられた前記他方の係合部16
と、前面に前記前面パネル12の開口部を挿通し
前記受具部22の前記挿入開口部の端面の前記露
出部分20に当接する形状のフランジ部14とを
備え、 前記記憶素子容器13が前記受具部22に装着
されたとき前記フランジ部14の表面が前記前面
パネル12の表面から突出しないように構成した
ことを特徴とするものである。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
第2図及び第3図において、番号11は無線機
筐体、12は前面パネル部、13は記憶素子容
器、14はその前面にあるフランジ部、15は記
憶素子容器の側面に設けられた案内用突起、16
は固定用の爪が入るための凹み、17は記憶素子
容器背面に設けられた電気的接続のための電極ピ
ン、18は前面パネル部12に設けられた記憶素
子容器13を挿入するための孔、19は電気的接
続のためのソケツトが位置する空間、20は記憶
素子容器13のフランジ部14が収まるくぼみ、
21は記憶素子13の案内用突起15が挿入され
る記憶素子容器受具の案内溝、22は記憶素子容
器受具であり、23は弾性材料で作られ端部を記
憶素子容器受具22に挿着された記憶素子容器1
3を抜けないようにするための固定用弾性爪であ
る。なお固定用弾性爪23は弾性の強いプラスチ
ツク材料で記憶素子容器受具22と一体に作られ
てあることを妨げない。
第2図に示すように前面パネル部12にある挿
入孔18に挿入された記憶素子容器13は、第3
図に示すように挿入孔18の奥にあるソケツト1
9に記憶素子容器13の電極ピン17が挿入され
て電気的接続がなされると同時に、記憶素子容器
受具22の側面に設けられた固定用爪23が記憶
素子容器13の案内用突起15に設けられた凹み
16に入り込み記憶素子容器を固定する。このと
き記憶素子容器13にフランジ部14が設けられ
ていない場合には、第4図に示すように記憶素子
容器13を前面パネル部及び記憶素子容器受具2
2との間にある隙間25に、例えば26で示すよ
うな金属片を挿入することによつて、固定用爪2
3をA方向に押し戻して固定されている状態を解
除して記憶素子容器13を無理に前方へ抜き取る
可能性が残されている。本考案による記憶素子容
器13はフランジ部14を有し、第3図の24に
示すように記憶素子容器受具22への挿入完了時
にはフランジ部14が前記の隙間を十分に覆い隠
すことができ、かつフランジ部14は前面パネル
部12と記憶素子容器受具22で作られたくぼみ
20の中に収まり、前面パネル部12の面上に突
出する部分を残さないようにすることができるの
で、記憶素子容器13の記憶素子容器受具22へ
の挿入後は、固定用爪23の解除はもちろん記憶
素子容器13をつまんで無理に引き出す行為を完
全に防止することができる。
なお、本考案の実施例においては図示したよう
に案内用突起15及びその凹部16は、記憶素子
容器13の左側面に1個だけ設けたが、上、下、
左、右いずれの面に設けることも可能であり、ま
た固定をより確実にするために複数個設けること
もできる。たゞし複数個設ける場合には、記憶素
子容器を挿入するときの向きを誤らないように非
対称の位置に設けることが望ましい。記憶素子容
器13は、電極ピン17の存在する部分を除い
て、案内用突起及びフランジ部を含めてプラスチ
ツクのモールドで容易に量産可能である。
以上の説明から明らかなように、本考案を実施
した記憶素子容器は無線機の前面パネル前面から
容易に一挙動で無線機に装着でき確実に固定でき
るとともに、装着後は故意に外そうとする行為を
完全に防止できるので、無線機に装着した後は容
易に外すことができないことを条件とするパーソ
ナル無線用の呼出名称記憶装置などに極めて適し
た構造である。特に無線機をあらかじめ自動車に
装備した後でも容易に装着できるので、書き込み
の終つた記憶素子容器を入手すれば直ちに無線機
を使用でき、パーソナル無線等の技術に関係のな
い使用者に本考案の与える利便は極めて大きい。
また、前記フランジ部14の前面に銘板(第2図
の27)等を貼付することによつて、無線機の前
面パネル部の美観を損ずることなく、前面パネル
部のその他の面を部品の取り付けらどに有効に活
用することができ、無線機の小形化し対しても本
考案の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の記憶素子容器の装着状況を示す
斜視図、第2図は本考案の一実施例における記憶
素子容器の構造と無線機の前面パネル部に設けた
挿入孔を示す斜視図、第3図は本考案の一実施例
による記憶素子容器前面パネル部に実装した状況
を示す平面図、第4図はフランジ部を有しない記
憶素子容器を前面パネル部に実装した状況を示す
平面図である。 1……無線機筐体、2……印刷回路基板、3…
…ソケツト、4……記憶素子容器、5……無線機
筐体蓋、6……無線機筐体蓋に設けられた小窓の
蓋、11……無線機筐体、12……前面パネル
部、13……記憶素子容器、14……フランジ
部、15……案内用突起、16……案内用突起に
設けられた凹み、17……電極ピン、18……前
面パネル部に設けられた孔、19……ソケツトが
位置する空間、20……フランジ部が収まるくぼ
み、21……記憶素子容器受具の案内溝、22…
…記憶素子容器受具、23……記憶素子容器受具
に設けられた固定用爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 無線機の前面パネルに設けられた開口部に内設
    され内側壁面に一方の係合部を有する受具部と、
    該受具部に装填したとき前記一方の係合部と係合
    する他方の係合部を有する記憶素子容器とを備え
    た記憶素子容器取付装置において、 前記記憶素子容器が前記受具部に挿入装着され
    たとき前記前面パネル側から該記憶素子容器を取
    り出すことができないようにするために、 前記受具部は、前記記憶素子容器を挿入する挿
    入開口部の端面の内周面積が前記前面パネルの開
    口部の面積より小さく該端面の外周面積が該開口
    部の面積より小さく露出部分が一周するような形
    状を有し、内側の少なくとも1つの壁面に、前記
    記憶素子容器を挿入する方向の案内溝と該案内溝
    に設けられた前記一方の係合部とを備え、 前記記憶素子容器は、前記壁面に対応する外面
    に前記案内溝を嵌通する突條部と、該突條部に設
    けられた前記他方の係合部と、前面に前記前面パ
    ネルの開口部を挿通し前記受具部の前記挿入開口
    部の端面の前記露出部分に当接する形状のフラン
    ジ部とを備え、 前記記憶素子容器が前記受具部に装着されたと
    き前記フランジ部の表面が前記前面パネルの表面
    から突出しないように構成したことを特徴とする
    記憶素子容器取付装置。
JP1983035482U 1983-03-14 1983-03-14 記憶素子容器取付装置 Granted JPS59142998U (ja)

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JP1983035482U JPS59142998U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 記憶素子容器取付装置

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JP1983035482U JPS59142998U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 記憶素子容器取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS59142998U JPS59142998U (ja) 1984-09-25
JPH0321088Y2 true JPH0321088Y2 (ja) 1991-05-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003506743A (ja) * 1999-07-29 2003-02-18 ビジョナリー ソルーションズ トゥウェンティーファースト センチュリー ビー.ブイ. 太陽光線から目を保護するための装置

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JPH0633120B2 (ja) * 1985-03-20 1994-05-02 トキコ株式会社 給油ノズル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129245U (ja) * 1983-02-18 1984-08-30 株式会社ケンウッド 無線機における記憶カートリツジ着脱構造

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