JPH03208665A - インクジェットプリンタの圧力ダンパ - Google Patents

インクジェットプリンタの圧力ダンパ

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JPH03208665A
JPH03208665A JP398490A JP398490A JPH03208665A JP H03208665 A JPH03208665 A JP H03208665A JP 398490 A JP398490 A JP 398490A JP 398490 A JP398490 A JP 398490A JP H03208665 A JPH03208665 A JP H03208665A
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JP
Japan
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ink
pressure
path
mesh filter
filter
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JP398490A
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Inventor
Tsuneo Mizuno
恒雄 水野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 インクジェットヘッドとインクタンクとの間に設けられ
、インクジェットヘッドに流入するインクの圧力変動を
吸収するインクジェットプリンタの圧力ダンパの構造に
関し、 簡単な構造で信頼性の高いインク供給系を実現すること
を目的とし、 インクジェットヘッドとインクタンクとの間に設けられ
、前記インクジェットヘッドに流入するインクの圧力変
動を吸収するインクジェットプリンタの圧力ダンパに於
いて、板状の圧力ダンパ本体の両面を貫通した圧力吸収
部と、インクタンクからのインクを濾過するメッシュフ
ィルタを流路を塞ぐように備えて圧力吸収部よりも低位
置に設けられたフィルタ部と、インクタンクからのイン
クを圧力吸収部に下部から流入する流入路と、圧力吸収
部の下部からフィルタ部にインクを流出する流出路と、
メッシュフィルタのインク流入側の上部でフィルタ部と
圧力吸収部とを流出路よりも高い位置で連通ずる気泡流
路と、フィルタ部で濾過されたインクをインクジェット
ヘッドに供給する供給路と、圧力吸収部の上部から溜ま
った気泡を排出する気泡排出路と、圧力吸収部を密閉す
るように圧力ダンパ本体の両面に貼着された可撓性フィ
ルムとから構或する。
3 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクジェットヘッドとインクタンクとの間
に設けられ、インクジェットヘッドに流入するインクの
圧力変動を吸収するインクジェットプリンタの圧力ダン
パの構造に関する。
ノズルからインクを記録媒体上に噴射して記録を行うイ
ンクジェットプリンタは、ノンインパクト方式である為
に騒音の発生が少なく、記録速度が速く、発色性に優れ
、又、ランニングコストが安い等の多くの長所から、オ
フィスオートメション( O A : Office 
Automation)分野を中心にしてワイヤドット
プリンタに代わるものとして注目を集めており、より安
定した印字品質が要望されている。
〔従来の技術〕
第2図の斜視図に示すように本発明が適用されるインク
ジェットプリンタは、複数のノズルを重力方向に配設し
たインクジェットヘッド1をプラテン2に対向させて、
矢印A−Bの如く往復移動4 し、図示省略した制御装置に依ってインクジェットヘッ
ド1のノズルを選択的に加圧し、インク滴を噴出させて
対向した記録媒体3に記録を行うように構威したもので
ある。
図に於いて、4は真空脱泡した液体インクを貯溜するイ
ンクタンク、5はインクタンク4からインクをインクジ
ェットヘッドlに供給するインク供給チューブ、6はこ
のインクジェットヘッド1を搭載して主走査方向に往復
移動するキャリッジである。
このインクジェットヘッド1は、第3図の説明図に示す
如く、インク滴が噴射される複数個のノズル7と、各ノ
ズル7にインクを供給するためのインク通路7aと、各
インク通路7aにインクを供給するための共通インク室
7bとを備えている。
従って記録媒体3に対する記録は、複数のノズル7の内
の所望のノズルを選択し、電歪振動子8等の振動でヘッ
ド内の圧力室7Cに急激な圧力変化を与えてインクを滴
状に噴出させて行う。
斯かる構或であるので、インクジェットヘッド−5 lの走査運動中や反転運動中にインクジェットヘッドl
内のインクや、第2図に示すインク供給チューブ5内の
インクに加速度が加わってインクの供給圧力に変動が起
こり、インクジェットヘッド1の安定したインク噴射が
妨げられると言う問題がある。
即ち、インクジェットヘッド1の圧力室7Cのインクを
電歪振動子8で加圧させる場合に、圧力が気泡に吸収さ
れてしまい、ノズル7からインクが噴射されなくなると
言う現象を生じる。
そこで、この解決の為にインクの供給路の途中に第4図
の説明図に示す如く圧力ダンパ9を設けている。
この圧力ダンバ9としては、第5図の側面図及び第6図
に示す第5図のC−C断面図の如きものがある。
即ち、例えばポリエチレン製の板状の圧力ダンパ本体1
0の両面に溝部や穴部を形威し、その両面に可撓性フィ
ルム13及び14を貼着して、溝部をインクの通路とし
、穴部を圧力吸収部として形威し6 たものである。
圧力ダンパ本体10の両面10a及び10bの略中央に
は、圧力吸収部1lを円形に凹設すると共に、この両圧
力吸収部11を連通ずる連通孔12を設けている。
そして圧力ダンパ本体10の上端にはインク供給チュー
ブ5に差し込まれるインク流入プラグ15を備え、この
インク流入プラグ15に連通ずるように圧力ダンパ本体
10の一方の面10aには、インク流入路17を溝状に
形威して圧力吸収部1lの下部に連通させている。
又、同様にこの面には、圧力吸収部11の下部とインク
流出プラグ18とを連通ずるインク流出路■9を溝状に
形或している。
そして、インクの圧力変動は、圧力吸収部11の両側に
設けられた可撓性フィルム13及び14の振動に変えて
吸収するようにしている。
斯かる圧力ダンパ9を備えたインクジェットプリンタに
於いて、初期(インクが空の状態)のインク充填は、イ
ンクジェットヘッド1のノズル77 から吸引することに依って行われるが、この時気泡が混
入し易く、第4図に示す如くこの圧力ダンバ9の前段に
メッシュフィルタ20を設け、インクタンク4から圧力
ダンパ9に流入するインクの比較的大きい気泡や微細な
粒子等を捕獲するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
斯くの如く、この圧力ダンパ9の前段にメッシュフィル
タ20を別個に設けている為に装置が大型化すると言う
問題があった。
又、メッシュフィルタ20で捕獲されなかった微細な気
泡2Iは、圧力ダンパ9の圧力吸収部11の中に入り込
んでその上部に溜まりパージ動作に依って吸出されるが
、メッシュフィルタ20に捕獲された比較的大きな気泡
は、インクの表面張力の為にメッシュフィルタ20を通
り抜けることが出来ず、捕獲された微粒子と共にメッシ
ュフィルタ20に残ると言う現象を生じる。
この為に装置を長時間使用していると、メッ8 シュフィルタ20の有効開口面積が減少してインクの流
通が阻害され、噴射不良の原因となると言う問題点があ
った。
本発明は、簡単な構造で信頼性の高いインク供給系を実
現することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達或する為に本発明に於いては、第1図の側
面図に示す如く、板状の圧力ダンパ木体23の両面を貫
通した圧力吸収部24と、インクタンクからのインクを
濾過するメッシュフィルタ25を流路を塞ぐように備え
て圧力吸収部24よりも低位置に設けられたフィルタ部
26と、インクタンクからのインクを圧力吸収部24に
下部から流入する流入路27と、圧力吸収部24の下部
からフィルタ部26に前記インクを流出する流出路28
と、メッシュフィルタ25のインク流入側の上部でフィ
ルタ部26と圧力吸収部24とを流出路28よりも高い
位置で連6 通する気泡流路29と、フィルタ部2pから濾過したイ
ンクをインクジェットヘッドに供給する供給路9 30と、圧力吸収部24の上部から溜まった気泡を排出
する気泡排出路3lと、圧力吸収部24を密閉するよう
に圧力ダンパ本体23の両面に貼着された可撓性フィル
ム13、14とから威るようにしたものである。
〔作用〕
インクタンクのインクは、インクジェットヘッドからの
吸引に依り、流入路27を介して圧力吸収部24に流入
し、その下部から流出路28を介してフィルタ部26に
達する。
ここでインクは、メッシュフィルタ25で濾過され、供
給路30を介してインクジェットヘッド1に充填される
この時インクタンクからの微小な気泡は、メッシュフィ
ルタ25で捕獲され、互いに集まって大きな気泡となる
そして或る程度以上の大きさになると、その浮力でメッ
シュフィルタ25から離れて気泡通路29を介して浮上
し、圧力吸収部24の上部に溜まる。
溜まった気泡は、パージに依る吸引で気泡排出10 !31を介して排出される。
この為にインクの気泡は除去されてメッシュフィルタ2
5の目詰まりは発生せず、インクジェットヘッドに対す
るインクの安定した供給を行うことが出来る。
又、メッシュフィルタ25を圧力ダンパ中に設ける為に
小型化が実現する。
そしてインクの圧力変動は、従来技術同様に圧力吸収部
24の両側に設けられた可撓性フィルム13及び14の
振動に変えて吸収する。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例である。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。
圧力ダンパ32は、第l図の側面図に示す如く従来技術
同様にインクジェットヘッl’ Iとインクタンク(図
示省略)との間に設けられる。
図示に於いて圧力ダンパ32は、インクジェットヘッド
1と一体に設けられている。
l 1 即ち圧力ダンパ32は、従来技術同様に例えばポリエエ
チレン等の合或樹脂の射出戒形で作られた板状の圧力ダ
ンパ本体23を有し、その両面23a、23bに備えら
れた凹部24a,24b及び両凹部24a、24bの略
中央部を連通する連通孔24cとを備えて或る圧力吸収
部24と、インクタンクからのインクを濾過するメッシ
ュフィルタ25を流路を塞ぐように備えて圧力吸収部2
4よりも低位置に設けられたフィルタ部26と、インク
タンクからのインクを圧力吸収部24に下部から流入す
る流入路27と、圧力吸収部24の下部からフィルタ部
26に前記インクを流出する流出路28と、メッシュフ
ィルタ25のインク流入側の上部でフィルタ部26と圧
力吸収部24とを流出路28よりも高い位置で連通ずる
気泡流路29と、フィルタ部25から濾過したインクを
インクジェットヘッド1の共通インク室7bに供給する
供給路30と、インクジェットヘッド1のダくーノズル
7dに連通し圧力吸収部24の上部から溜まった気泡を
排出する気泡排出路31と、圧力吸収部24を密閉する
ように圧力ダンパ本体23の両面に貼着12 された可撓性フィルム13、l4とから或るようにした
ものである。
斯くの如く構或することで、インクタンクのインクは、
インクジェットヘッド1のノズル7を吸引することで、
流入路27を介して圧力吸収部24に流入し、その下部
から流出路28を介してフィルタ部26に達する。
ここでインクは、メッシュフィルタ25で濾過され、メ
ッシュフィルタ25の図に於いて裏面の供給路30を介
してインクジェットヘッド1に充填される。
この時、初期のインク充填時に生じるインクタンクから
の微小な気泡は、メッシュフィルタ25で捕獲され、互
いに集まって大きな気泡となる。
そして或る程度以上の大きさになると、その浮力でメッ
シュフィルタ25から離れて気泡通路29を介して浮上
し、圧力吸収部24の上部に溜まる。
この貯溜した気泡21は、所定の使用時間毎に作動する
パージm構34に依って、気泡排出路31及びダく−ノ
ズル7dを介して排出される。
−13 尚、パージ機構34はインクジェットヘッドlのノズル
7に密着して、ノズル7から混入したインクジェットヘ
ッド1内の微細な気泡や増粘したインクをノズルから吸
い出す働きをするものである。
従って、定期的にパージ動作を行うことで、メッシュフ
ィルタ25に目詰まりを生ぜず、インクタンクとインク
ジェットヘッドlとのインク流路に気泡が無くなり、イ
ンクの流通が円滑になる。
この為、ノズル7からのインクの噴射が確実になり、高
品質の記録が可能となる。
又、メッシュフィルタ25を圧力ダンパ中に設ける為に
小型化が実現する。
そしてインクの圧力変動は、従来技術同様に圧力吸収部
24の両側に設けられた可撓性フィルムl3及び14の
振動に変えて吸収する。
尚、上記説明は、圧力ダンパ32をインクジェットヘッ
ド1と一体に設けるように行ったが、インクジェットヘ
ッド1と圧力ダンバ32を別個に設け、チューブを介し
て接続する構威にすることも可能である。
14 〔発明の効果〕 本発明に依って、メッシュフィルタの目詰まりは生じな
くなり、インク中に気泡が無くなりインクの流通が円滑
になって、インクジェットヘッドのインクの噴出が高い
信頼性で行われ、高品質の記録が実現する。
又、メッシュフィルタを圧力ダンパ内に設けることで装
置の小型化が実現する等、経済上及び産業上に多大の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明のインクジェットプリンタの圧力ダンパ
の側面図、 第2図は本発明が適用されるインクジェットプリンタの
斜視図、 第3図はインクジェットヘッドの説明図、第4図は従来
の圧力ダンパを備えたインクジェットプリンタの説明図
、 第5図は従来の圧力ダンパの側面図、 第6図は第5図のC−C断面図である。 図に於いて、 1はインクジェットヘッド、 4はインクタンク、   5はインク供給チューフ゛、
6はキャリツジ、    7はノズノレ、7aはインク
通路、   7bは共通インク室、7cは圧力室、  
   7dはダミーノズノレ、8は電歪振動子、   
9、32は圧力ダンノ〈、10、23は圧力ダンパ本体
、 11、24は圧力吸収部、 24a,24bは凹部、1
2、24cは連通孔、  13、14は可撓性フイノレ
ム、20, 25はメッシュフィルタ、 21は気泡、       26はフイノレタ部、27
は流入路、     28は流出路、29は気泡流路、
    30は供給路、31は気泡排出路、   34
はパージ機構である。 種 一らつA−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  インクジェットヘッドとインクタンクとの間に設けら
    れ、前記インクジェットヘッドに流入するインクの圧力
    変動を吸収するインクジェットプリンタの圧力ダンパに
    於いて、 板状の圧力ダンパ本体(23)の両面を貫通した圧力吸
    収部(24)と、 前記インクタンクからのインクを濾過するメッシュフィ
    ルタ(25)を流路を塞ぐように備えて前記圧力吸収部
    (24)よりも低位置に設けられたフィルタ部(26)
    と、 前記インクタンクからのインクを前記圧力吸収部(24
    )に下部から流入する流入路(27)と、前記圧力吸収
    部(24)の下部から前記フィルタ部(26)に前記イ
    ンクを流出する流出路(28)と、前記メッシュフィル
    タ(25)のインク流入側の上部で前記フィルタ部(2
    6)と前記圧力吸収部(24)とを前記流出路(28)
    よりも高い位置で連通する気泡流路(29)と、 前記フィルタ部(25)から濾過したインクを前記イン
    クジェットヘッドに供給する供給路(30)と、前記圧
    力吸収部(24)の上部から溜まった気泡を排出する気
    泡排出路(31)と、 前記圧力吸収部(24)を密閉するように前記圧力ダン
    パ本体(23)の両面に貼着された可撓性フィルム(1
    3、14)とから成ることを特徴とするインクジェット
    プリンタの圧力ダンパ。
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