JPH032080Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032080Y2 JPH032080Y2 JP1986171061U JP17106186U JPH032080Y2 JP H032080 Y2 JPH032080 Y2 JP H032080Y2 JP 1986171061 U JP1986171061 U JP 1986171061U JP 17106186 U JP17106186 U JP 17106186U JP H032080 Y2 JPH032080 Y2 JP H032080Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- fixed
- flexible tube
- gap
- support ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 12
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は圧力流体用ホースに係り、圧力流体
の脈動を減衰し、脈動により発生する騒音を低減
し得る脈動吸収ホースに関する。
の脈動を減衰し、脈動により発生する騒音を低減
し得る脈動吸収ホースに関する。
（従来の技術と問題点）
各種圧力流体装置、例えば、自動車のパワース
テアリングユニツトでは、圧力流体を送出するポ
ンプのような圧力流体供給装置と、その圧力流体
によつて作動する装置（ギヤボツクス）と、これ
らの装置を連結し圧力流体を作動装置側に供給す
る高圧側ホース及び流体を圧力流体装置側に戻す
低圧側ホースより構成されている。
テアリングユニツトでは、圧力流体を送出するポ
ンプのような圧力流体供給装置と、その圧力流体
によつて作動する装置（ギヤボツクス）と、これ
らの装置を連結し圧力流体を作動装置側に供給す
る高圧側ホース及び流体を圧力流体装置側に戻す
低圧側ホースより構成されている。
このような圧力流体装置において圧力流体供給
装置から吐出されて作動装置側に供給される圧力
流体にはポンプによる脈動圧力が生じているた
め、高圧側ホース、作動装置が振動して騒音を発
生させ、振動が著しいときは作動装置の作動が不
安定になる恐れがある等の問題があつた。
装置から吐出されて作動装置側に供給される圧力
流体にはポンプによる脈動圧力が生じているた
め、高圧側ホース、作動装置が振動して騒音を発
生させ、振動が著しいときは作動装置の作動が不
安定になる恐れがある等の問題があつた。
このような問題を解決するために、ゴムホース
内部にホース内径よりも小さな外径をもつ金属帯
状体を螺旋巻きしたフレキシブル管を挿入固定し
てなる脈動吸収ホースが提案されている。
内部にホース内径よりも小さな外径をもつ金属帯
状体を螺旋巻きしたフレキシブル管を挿入固定し
てなる脈動吸収ホースが提案されている。
そして、例えば、自動車のパワーステアリング
ユニツトにおける油圧ポンプのようにポンプの回
転数の変動で発生する広範囲の脈動圧を減衰する
ためには複数のフレキシブル管を挿入することが
有効である。
ユニツトにおける油圧ポンプのようにポンプの回
転数の変動で発生する広範囲の脈動圧を減衰する
ためには複数のフレキシブル管を挿入することが
有効である。
（考案が解決しようとする問題点）
第４図は従来公知の複数のフレキシブル管を挿
入した脈動吸収ホースを示す。
入した脈動吸収ホースを示す。
この脈動吸収ホースはホース本体１の左右両端
に接続金具２，２を有し、接続金具２，２はホー
ス本体１に外装される外筒３と、この外筒３と同
心に設けられホース本体１に挿入される内筒４
と、この内筒４に遊嵌されるナツト５とからな
る。ナツト５は内筒３の先端を拡径することによ
つて脱落が防止されている。
に接続金具２，２を有し、接続金具２，２はホー
ス本体１に外装される外筒３と、この外筒３と同
心に設けられホース本体１に挿入される内筒４
と、この内筒４に遊嵌されるナツト５とからな
る。ナツト５は内筒３の先端を拡径することによ
つて脱落が防止されている。
前記ホース本体１の内部には、例えば、金属性
帯状体を螺旋状に巻回して形成したフレキシブル
管６，７が挿入されている。フレキシブル管６は
その一端を内筒３に挿入することによつて支持さ
れており、フレキシブル管７はホース本体１内部
に挿入された支持リング８と締付リング９とによ
つて固定されている。フレキシブル管６，７の先
端にはホース本体１内周面を損傷しないように保
護キヤツプ１０が被せられている。
帯状体を螺旋状に巻回して形成したフレキシブル
管６，７が挿入されている。フレキシブル管６は
その一端を内筒３に挿入することによつて支持さ
れており、フレキシブル管７はホース本体１内部
に挿入された支持リング８と締付リング９とによ
つて固定されている。フレキシブル管６，７の先
端にはホース本体１内周面を損傷しないように保
護キヤツプ１０が被せられている。
しかしながら、このような従来の脈動吸収ホー
スにあつてはフレキシブル管を適宜の長さに切断
しなければならないとともに、保護キヤツプ１０
の取り付け費用が嵩みコストアツプとなるという
問題があつた。
スにあつてはフレキシブル管を適宜の長さに切断
しなければならないとともに、保護キヤツプ１０
の取り付け費用が嵩みコストアツプとなるという
問題があつた。
この考案はかかる現況に鑑みてなされたもの
で、構造簡単にして安価な脈動吸収ホースを提供
するものである。
で、構造簡単にして安価な脈動吸収ホースを提供
するものである。
（問題点を解決するための手段）
この考案の構成は上記目的を達成するため、両
端にそれぞれ接続金具を有し、内部には金属また
はプラスチツク帯状体を螺旋巻きにしてなるホー
ス内径よりも小さい外径をもつフレキシブル管が
挿入固定されている脈動吸収ホースにおいて、 前記フレキシブル管にはピツチ間隔を広げて１
または２の間隙部を形成し、少なくともフレキシ
ブル管の一端を前記接続金具に固定し、さらに、
ホース本体内に挿入した支持リングとホース外周
の締付リングにより固定し、前記間隙部を前記フ
レキシブル管を固定した接続金具と前記支持リン
グ及び締付リングとの間に位置せしめたことを特
徴とするものである。
端にそれぞれ接続金具を有し、内部には金属また
はプラスチツク帯状体を螺旋巻きにしてなるホー
ス内径よりも小さい外径をもつフレキシブル管が
挿入固定されている脈動吸収ホースにおいて、 前記フレキシブル管にはピツチ間隔を広げて１
または２の間隙部を形成し、少なくともフレキシ
ブル管の一端を前記接続金具に固定し、さらに、
ホース本体内に挿入した支持リングとホース外周
の締付リングにより固定し、前記間隙部を前記フ
レキシブル管を固定した接続金具と前記支持リン
グ及び締付リングとの間に位置せしめたことを特
徴とするものである。
（実施例）
以下、この考案を図示する実施例に基づき詳細
に説明する。
に説明する。
この考案に係る脈動吸収ホースはホース本体１
１の左右両端に接続金具２，２を有する点では第
４図のホースと同様である。接続金具２，２の構
造は従来例と同様であるのでその説明は省略す
る。
１の左右両端に接続金具２，２を有する点では第
４図のホースと同様である。接続金具２，２の構
造は従来例と同様であるのでその説明は省略す
る。
第１図に示す実施例では、前記ホース本体１１
の内部に、例えば、一重または二重の金属製帯状
体を螺旋状に巻回して形成したフレキシブル管１
２が挿入されている。フレキシブル管１２は帯状
体をほぼ密接するようにして巻回して形成されて
いるが、その中間部にはピツチ間隔を広くして間
隙部１３が形成されている。先端部はホース本体
１１に挿入した支持リング１４と締付リング１５
によつて固定され、先端開口には保護キヤツプ１
６が設けられている。間隙部１３の部分はホース
本体内径との間で空室１７が設けられることにな
る。
の内部に、例えば、一重または二重の金属製帯状
体を螺旋状に巻回して形成したフレキシブル管１
２が挿入されている。フレキシブル管１２は帯状
体をほぼ密接するようにして巻回して形成されて
いるが、その中間部にはピツチ間隔を広くして間
隙部１３が形成されている。先端部はホース本体
１１に挿入した支持リング１４と締付リング１５
によつて固定され、先端開口には保護キヤツプ１
６が設けられている。間隙部１３の部分はホース
本体内径との間で空室１７が設けられることにな
る。
第２図に示す第２実施例ではホース本体１１の
両端の接続金具２，２に支持固定される１本のフ
レキシブル管１２ａからなり、中央部は支持リン
グ１４と締付リング１５によつて固定され、この
締付リング１５と両端接続金具２，２とのほぼ中
間に間隙部１３，１３が形成されている。この実
施例では間隙部１３，１３によつて空室１７，１
７が設けられるがフレキシブル管１２ａは連続し
ているために保護キヤツプ１６を必要としない。
両端の接続金具２，２に支持固定される１本のフ
レキシブル管１２ａからなり、中央部は支持リン
グ１４と締付リング１５によつて固定され、この
締付リング１５と両端接続金具２，２とのほぼ中
間に間隙部１３，１３が形成されている。この実
施例では間隙部１３，１３によつて空室１７，１
７が設けられるがフレキシブル管１２ａは連続し
ているために保護キヤツプ１６を必要としない。
上記実施例においては、いずれも間隙部１３は
フレキシブル管の端部を固定した接続金具２と支
持リング１４及び締付リング１５との間に位置し
ている。
フレキシブル管の端部を固定した接続金具２と支
持リング１４及び締付リング１５との間に位置し
ている。
上記実施例における間隙部１３の長さはホース
本体の長さ、内径の大きさ等により適宜決定すれ
ばよい。また、間隙部１３の形成方法は特に限定
されるものではない。例えば、フレキシブル管を
製造する際に、間隙部１３となる部分のみ予めピ
ツチ間隔を広げることによつて形成してもよい
が、従来と同様に密ピツチのフレキシブル管を製
造した後、間隙部１３となる部分を伸張させてピ
ツチ間隔を広げるか、あるいは、間隙部１３とな
る部分を絞り込むことによつてピツチ間隔を広げ
て形成してもよい。
本体の長さ、内径の大きさ等により適宜決定すれ
ばよい。また、間隙部１３の形成方法は特に限定
されるものではない。例えば、フレキシブル管を
製造する際に、間隙部１３となる部分のみ予めピ
ツチ間隔を広げることによつて形成してもよい
が、従来と同様に密ピツチのフレキシブル管を製
造した後、間隙部１３となる部分を伸張させてピ
ツチ間隔を広げるか、あるいは、間隙部１３とな
る部分を絞り込むことによつてピツチ間隔を広げ
て形成してもよい。
（考案の効果）
以上説明したように、この考案ではホース本体
内部に挿入するフレキシブル管は一体的に連続し
ているとともに、ピツチ間隔を広げ形成した間隙
部を１または２以上設けてなる構造とした。その
ために、間隙部の部分に空室を形成することがで
き、しかも保護キヤツプは全く必要としないか、
最小限の１個を取り付けるだけであるから、保護
キヤツプ代とその取付費用とを節減することがで
きるとともに、フレキシブル管の挿入及び位置決
めが容易となる。
内部に挿入するフレキシブル管は一体的に連続し
ているとともに、ピツチ間隔を広げ形成した間隙
部を１または２以上設けてなる構造とした。その
ために、間隙部の部分に空室を形成することがで
き、しかも保護キヤツプは全く必要としないか、
最小限の１個を取り付けるだけであるから、保護
キヤツプ代とその取付費用とを節減することがで
きるとともに、フレキシブル管の挿入及び位置決
めが容易となる。
第１図及び第２図はこの考案の実施例を示す縦
断面図、第３図は従来例を示す縦断面図である。 ２は接続金具、１１はホース本体、１２，１２
ａ，１２ｂはフレキシブル管、１３は間隙部、１
４は支持リング、１５は締付リング、１６は保護
キヤツプ、１７は空室。
断面図、第３図は従来例を示す縦断面図である。 ２は接続金具、１１はホース本体、１２，１２
ａ，１２ｂはフレキシブル管、１３は間隙部、１
４は支持リング、１５は締付リング、１６は保護
キヤツプ、１７は空室。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 両端にそれぞれ接続金具を有し、内部には金属
またはプラスチツク帯状体を螺旋巻きにしてなる
ホース内径よりも小さい外径を持つフレキシブル
管が挿入固定されている脈動吸収ホースにおい
て、 前記フレキシブル管にはピツチ間隔を広げて１
または２の間隙部を形成し、少なくともフレキシ
ブル管の一端を前記接続金具に固定し、さらに、
ホース本体内に挿入した支持リングとホース外周
の締付リングにより固定し、前記間隙部を前記フ
レキシブル管を固定した接続金具と前記支持リン
グ及び締付リングとの間に位置せしめたことを特
徴とする脈動吸収ホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986171061U JPH032080Y2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986171061U JPH032080Y2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6375693U JPS6375693U (ja) | 1988-05-20 |
| JPH032080Y2 true JPH032080Y2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=31106354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986171061U Expired JPH032080Y2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH032080Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191994U (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-07 |
-
1986
- 1986-11-07 JP JP1986171061U patent/JPH032080Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6375693U (ja) | 1988-05-20 |
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