JPH0320809Y2 - - Google Patents

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JPH0320809Y2
JPH0320809Y2 JP1982051272U JP5127282U JPH0320809Y2 JP H0320809 Y2 JPH0320809 Y2 JP H0320809Y2 JP 1982051272 U JP1982051272 U JP 1982051272U JP 5127282 U JP5127282 U JP 5127282U JP H0320809 Y2 JPH0320809 Y2 JP H0320809Y2
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electrical contact
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、全撮影距離範囲内に含まれる特定の
距離範囲を選択可能であつて、選択された距離範
囲にある被写体に合焦するように撮影レンズを駆
動する自動合焦装置に関する。 自動合焦装置の焦点整合の迅速化、主要被写体
以外の物体の突入や手振れ等による測距部位のズ
レにより不必要に撮影レンズを駆動する事の防
止、あるいは撮影光軸上に距離をおいて複数の被
写体があり、そのうちの特定の被写体に合焦させ
たい時等の為に、全撮影距離範囲をいくつかの範
囲に分割すること、即全撮影距離範囲に対応する
撮影レンズの全駆動範囲をいくつかの範囲に分割
し、選択された距離範囲にある被写体に合焦する
よう、換言すれば選択された距離範囲外にある被
写体に合焦しないよう撮影レンズの駆動を制限す
る提案は既になされている。 しかし、全駆動範囲をいくつかの範囲に分割し
た場合、例えば次の表1に示すQ1〜Q2、Q2
Q3、Q3〜Q4というように3つの距離範囲に分割
し、目的とする被写体がQ1〜Q2の間に存在する
ような場合には操作スイツチを「近」に設定し、
Q2〜Q3の間の場合は「中」、Q3〜Q4の間の場合
は「遠」にそれぞれ設定し、選択された距離範囲
に対応する範囲内に撮影レンズの移動を制限する
構成においては、各距離範囲の端部に相当する部
分で撮影レンズの移動を制限しなければならず、
選択される各距離範囲ごとに2つずつ撮影レンズ
の制限手段を設けなければならない。すなわち、
機構が複雑になるという欠点を有していた。
【表】 ところで、撮影距離と、その近傍における撮影
レンズの移動量を考察すると、次のような事がわ
かる。いま、カメラの焦点面から被写体までの距
離、すなわち撮影距離をy、撮影レンズの焦点距
離をf、撮影レンズの無限位置からの移動量(レ
ンズ繰り出し量)をxとすると、y>>xの時、 y=2f+f2/x のような関係が得られる。 この関係を図示すると第1図のようになり、至
近付近では、撮影距離の単位移動量△yの割に、
撮影レンズの移動量△xnが多く、逆に無限付近
では、△yの割に△x∞が小ないことがわかる。
すなわち、被写界のある単位長さを走査する場
合、至近付近では、無限付近に比べてはるかに多
くの走査時間を必要とすることを示している。 以上の考察の基に、本考案は、撮影範囲を制限
する手法において、表1の如く全走査範囲をいく
つかの領域に単純に分割するようなことはせず、
走査可能な範囲を、走査に長時間を要するところ
の至近側のみ制限しうるようにし、走査を短時間
で行ないうる無限遠側は常に無限遠点までの走査
可能範囲としておくことにより、走査の効率をあ
まり低下させることなしに、簡易な手段で前述し
た従来の手法の欠点を解決しうるような自動合焦
装置を提供することを目的とする。 以下、本考案の実施例を図面に拠つて説明す
る。 第2図には、右端に本考案による自動合焦装置
を備えたカメラ1が図示され、カメラ1から見て
至近位置をP1.∞位置をP5とし、そして至近位置
P1から∞位置P5へと境界点を順番にP2,P3,P4
としてカメラ1の被写界の焦点整合可能な範囲を
適当に4分割している。 第3図は、本考案の一実施例の原理図で、撮影
レンズ2の光軸に関して対称に一対の再結像レン
ズ3,4が配置され、これにより撮影レンズ2の
透過光束の一部は再結像レンズ3,4を介して一
対の光電素子5,6の受光面上に夫々導かれる。 一対の光電素子5,6は像位置検出用の光電変
換器として作用するものであり、具体的には光電
素子アレイから成る。処理回路7は、一対の光電
素子アレイからの出力信号を端子a、bから入力
し、これを比較することにより前ピン、後ピン、
及び合焦状態の判断をし、その結果に基づいて、
端子d、eでつながつたモーター駆動回路8を介
しこの回路8と端子f、gでつながつたモーター
9を駆動させ、ギヤヘツド10の回転により撮影
レンズ2を合焦位置に動かす。本実施例では、モ
ーター9は撮影レンズ2を全範囲にわたつて等速
度で駆動する。 一方、導電部材11は撮影レンズ2に連動して
動く部材で、撮影レンズ2がP1にあるものに焦
点整合された駆動位置(以下、P1に対応する位
置の如く言う)にある時には導電部材11は電気
接点13の位置に、P2に対応する位置にある時
には電気接点14の位置に、P3に対応する位置
にある時には電気接点15の位置に、P4に対応
する位置にある時には電気接点16の位置に、
P5に対応する位置にある時には電気接点17の
位置に導電部材11が来るようになつている。こ
の導電部材11が電気接点13,14,15,1
6,17のうちいずれか1つと接した場合、電気
接点12は導電部材11を介してその接した電気
接点と等電位になる。 電気接点13は常にVccの状態にあり、電気接
点17は常にグランドの状態にある。それ以外の
電気接点14,15,16は撮影距離範囲を選択
するための操作部材19によつて、それぞれ、
Vcc、オープンのいずれかの状態になる。電気接
点13〜17の状態は導電部材11を介して電気
接点12に伝えられ、この情報は導線18を通し
て入力端子cから処理回路7に伝達される。処理
回路7は導線18の出力信号がVccの時はモータ
ー駆動回路8を介して、撮影レンズ2から至近側
から∞側に(図中右方へ)向かつて動くようにモ
ーター9を回転させる信号を出力し、導線18の
出力信号がグランドの時は、撮影レンズ2が∞側
から至近側に(図中左方へ)向かつて動くように
信号を出力する。なお、処理回路7およびモータ
ー駆動回路8に関する詳しい説明は、第4図、第
5図を用いて後で行う。 撮影距離範囲を選択するためのスイツチ部分の
構成を説明すると、この選択スイツチ部分は操作
部材19によつてS1,S2,S3,S4の4段階を選択
する事ができるようになつている。絶縁性の操作
部材19には導電部材20が固定され、そしてス
イツチ部分は、その他、Vccが印加された電気接
点21、電気接点22〜25(破線で示された接
点はなくてもよい。)を含んでいる。 第3図は、操作部材19がS3に設定されている
状態を示している。この状態においては、操作部
材19に固定されている導電部材20が電気接点
24に接していて、従つて電気接点15にはVcc
が、接点17にはグランドがそれぞれ印加されて
いる。従つてこの状態では導電部材11は電気接
点15と17の間を動くことになり、撮影レンズ
2はP3とP5に対応する位置の間を動くことにな
る。なお、撮影レンズ2の初期位置が、P3とP5
に対応する位置の間にない場合でも、1度P3
対応する位置を通過すれば、以後は所望の範囲内
のみを動く、このことについては後で詳述する。 以下同様にして、操作部材19をS4に設定する
と、電気接点16がVccに、接点17がグランド
になつて、導電部材11は電気接点16と17の
間を動き、操作部材19をS2に設定すると、電気
接点14がVccに、接点17がグランドになつて
導電部材11は電気接点14と17の間を動くこ
とになる。また操作部材19をS1に設定すると、
電気接点13がVcc、接点17がグランドに常時
接続されており、接点14〜16はオープン状態
となるので、導電部材11は電気接点13と17
の間を動くことになる。 これらの関係を、表を用いて表わすと次の表2
のようになる。
【表】 この表2に示すように、走査可能な範囲を、走
査に長時間を要するところの至近側のみ制限しう
るようにし、走査を短時間で行ないうる無限側は
常に走査可能範囲としておくことにより、たとえ
ば被写体が相当広い範囲を動き回るような場合に
おいても、走査効率の悪い至近側にあつて、且つ
被写体の存在しない部分を制限できるため、時間
的に効率の高い実用的な走査が可能である。ま
た、制限が片側であるため、撮影者の走査範囲の
設定にまつわる繁雑さは半減され、走査範囲の設
定を迅速に行なうことができる。 上記実施例において、再結像レンズ3,4、光
電素子5,6、処理回路7は、カメラボデイに装
着されるフアインダに設けられる。本明細書中で
はカメラボデイ自身を、あるいは交換フアインダ
をカメラボデイに着脱可能とした場合にはカメラ
ボデイと交換フアインダを併せてカメラと呼ぶ。
上述した実施例は要素3〜7と電源(第5図参
照)とをカメラに設け、それ以外の要素を全てカ
メラに着脱可能な交換レンズ鏡筒に設けた例を示
しており、接点c、d、eはレンズ鏡筒とカメラ
との電気的な接続を行なうものである。 第4図は、第3図に示した処理回路7の例で、
図中の入出力端子a、b、c、d、eは第3図と
共通である。入力端子a、bにはそれぞれ光電素
子5,6からの出力が入力される。それらの値は
一方では差動アンプ100を介してコンパレータ
ー101,102に入力され、閾値電圧Vr+
Vr-と比較される。従つて、入力端子a、bの電
位差が閾値電圧Vr-よりも高く、なおかつVr+
りも低い時には、これを合焦状態と見なし、コン
パレーター101,102は共にHを出力する。
又これ以外の時、すなわち前ピン状態の時はコン
パレーター102がLを出力し、後ピン状態の時
はこの逆となる。又他方ではコンパレーター11
1,112に入力され、閾値電圧Vr+と比較され
てその出力をANDゲート113に入力する。従
つて、被写体像が明るく、入力端子a,bの電位
が共に閾値電圧Vr+を越えた時はコンパレーター
111,112がHを出力し、従つて、ANDゲ
ート113はHを出力する。又その他の時は
ANDゲート113はLを出力する。そして、上
記のコンパレーター101,102及びゲート1
13の出力はNANDゲート114に入力される
ため、ゲート114は焦点整合時にはLを、他の
場合はHを出力する。従つて、ゲート115,1
16はゲート114の出力がLの時は、フリツ
プ・フロツプ110の出力によらず共にLを出力
し、又ゲート114の出力がHの時は、フリツ
プ・フロツプ110の出力を出力する。又、コン
パレーター101,102の出力はゲート10
8,109にも入力され、フリツプ・フロツプ1
10を介して、モーター9の回転方向を指示する
信号として出力される。 又、入力端子cには撮影レンズ2の位にしたが
つて、Vcc、オープン、グランドのいずれの状態
が印加され、そしてゲート103,104はフリ
ツプ・フロツプ110のQと出力、及びC入力
によつて変化するトルランジスタ群の出力を受
け、フリツプ・フロツプ110の出力を反転させ
る。いま、端子cがオープンの状態では、ゲート
103,104には導線105,106を通して
Vccが入力されているが、端子cにVccが印加さ
れると、ゲート104は導線106を通してグラ
ンドが入力されるため、フリツプ・フロツプ11
0の出力がLの時、すなわちモーター9が撮影
レンズ2を無限から至近の方向に駆動させている
時に限り、ゲート104の出力はゲート109を
介してフリツプ・フロツプ110の出力を反転さ
せる。なお、端子cがVccに印加されても、モー
ター9の回転方向が逆の場合にはフリツプ・フロ
ツプ110は反転しない。同様にして、端子cに
グランドが印加されると、ゲート103には導線
105を通してグランドが入力されるため、モー
ター9が撮影レンズ2を至近から無限の方向に駆
動させている時に限り、ゲート103の出力はフ
リツプ・フロツプ110の出力を反転させる。か
くして、ANDゲート115,116にはフリツ
プ・フロツプ110及びゲート114の出力が入
力され、その出力は端子d、eに伝えられる。端
子d、eは、焦点不整合状態においては、撮影レ
ンズ2を駆動させる方向にしたがつてH、Lいず
れかの互いに異なる信号を出力する。焦点整合状
態においては、端子d、eはともにLになる。 第5図は、第3図に示したモーター駆動回路8
の例で、図中の入力端子d、eは第3図及び第4
図と共通であり、又出力端子f、gは第3図と共
通できる。 端子d、eがともにLのときは、トランジスタ
120及び122はオフとなり、トランジスタ1
21と123がONになるため端子f、gが短絡
され、その間に接続されたモーター9は停止す
る。端子dがHで、端子eがLを出力するとき
は、トランジスタ121と122がオンで、トラ
ンジスタ120と123がオフとなつて電流は端
子gからモーター9を介して端子fへと流れ、モ
ーター9は撮影レンズ2を第3図左方へ移動させ
るように回転する。端子dがLで、端子eがHを
出力するときは、この逆となる。 第3図〜第5図の説明に基づいて、こゝで作動
を説明する。 例として、撮影レンズ2がP1に対応する位置
とP2に対応する位置の間にあり、被写体がP3
P5の間にあり、選択距離範囲は第3図の如く操
作部材19がS3に設定されているような初期状態
から考える。 モーター9の回転はフリツプ・フロツプ110
の初期状態につて決まる。例えば、フリツプ・フ
ロツプ110の出力QがLで、出力がHで且つ
非合焦状態ならば、端子dがL、端子eがHを出
力する。よつてモーター9は撮影レンズ2を第3
図右方へ移動させるように回転する。そして撮影
レンズ2がP3に対応する位置を越える、すなわ
ち導電部材11が電気接点15を越えると、その
後端子aとbの出力が等しくなり、端子a、bと
もにある程度の出力を有していると合焦状態とい
うことになる。従つて、処理回路7の出力端子
d、eの出力がともにLとなつて、モーター9が
停止する。 又、上記初期状態において、フリツプ・フロツ
プ110の初期状態が、出力QがH、出力がL
を出力するような状態であると、端子dがH、端
子eがLを出力する。よつてモーター9は撮影レ
ンズ2を第3図左方へ移動させるように回転す
る。そして撮影レンズ2がP1に対応する位置に
至る、すなわち導電部材11が電気接点13に至
ると、端子dがL、端子eがHに反転し、従つて
今度は撮影レンズ2が第3図右方へ移動しだす。
こうして撮影レンズ2がP3に対応する位置を越
え上述と同じく合焦状態となつて、処理回路7の
出力端子d、eともにLを出力するようになりモ
ーター9が停止する。 このように撮影レンズ2がどのような初期位置
にあろうと、撮影レンズ2は選択距離範囲に対応
する駆動範囲に入つてきてこの中で合焦状態に至
る。 なお、撮影レンズ2が初期位置において選択距
離範囲内になく、駆動開始後でなおかつ選択距離
範囲内に入る以前に被写体を検出して合焦した場
合には、当然の事ながら、その位置で駆動は停止
される。 そこで、その被写体が撮影者の所望する被写体
でない場合には、測距方向をその被写体からずら
してやれば、再び駆動を始め、選択距離範囲の境
界位置まで再度合焦をする事なく駆動されれば、
その後選択距離範囲内に入り、後は所定の選択距
離範囲内のみを駆動される。 次に第6図は、第3図に示した原理の実施例を
その一部を除いて具体化したものを示し、外カバ
ー26,27を持つレンズ鏡筒には第3図の要素
3〜7と第5図の電源を除いて他の要素が設けら
れている。外カバー26の部分には、第3図にお
けると同じ番号で示された撮影範囲選択用の操作
部材19が摺動可能に設けられ、これの円周方向
への摺動により開口窓の大きさを変え選択撮影範
囲を示す表示部28上の表示(例えばP1,P2
P3,P4,∞で示す)を見え隠れされる。第6図
の状態は第3図の状態に対応しており、P3〜∞
(P5)が撮影範囲として選択されていることを示
している。撮影範囲選択用のこのスイツチ部分の
構成を第6図のA−A断面図である第7図でもう
少し詳しく説明する。操作部材19と共に動く第
3図と同じ番号で示す導電部材20は、第3図に
図示の電気接点21〜25に相当する電気接点群
29の上を動く。この接点群29は表示部28、
若しくは外カバー26などの固定部材に固定され
ている。又、操作部材19はクリツク30により
表示部28上の表示に対応した位置で確実に止ま
るようになつている。なお、第6図に示す信号伝
達用の接点31〜33は第3図の端子c〜eに対
応するものである。 なお、本実施例においては、被写界の撮影距離
範囲を4段階に制限した場合の例を記載したが、
この段階数に関しては、4段階以上でも以下であ
つても、それに対応した撮影範囲選択スイツチを
設けることにより実施可能であり、又、摺動抵抗
のようなものを用いて、撮影距離範囲を連続的に
選択できるようにすることも実施可能であること
は言うまでもない。 又、本実施例ではシヤツタレリーズ前に常に動
きまわる被写体に追随して選択距離範囲内で合焦
するように撮影レンズを駆動させているか、シヤ
ツタレリーズ前に選択された距離範囲内にある目
的とする被写体までの距離を検出しておいて、シ
ヤツタボタン押圧後シヤツタレリーズの直前に初
めて撮影レンズを駆動して撮影レンズを合焦位置
に導き、その後シヤツタレリーズがなされる形式
であつてもよい。この場合でも本考案のようにす
れば距離範囲の選択が迅速にできると共に走査の
効率もよい。 制限を示す信号についても本実施例ではVcc、
とグランドを用いたが互に識別可能であれば信号
のいかんはとわない。 測距方式に関しても、本実施例ではTTL方式
を用いて説明を行つたが、外光式やアクテイブ方
式等の他の測距方式を用いた自動合焦装置におい
ても実施可能である。 以上のように、本考案によれば全走査範囲のう
ち至近側にいくつか制限を設け、撮影レンズを至
近側のみにて制限することにより、走査の効率を
あまり低下させることなしに、簡単な手段で撮影
レンズの走査範囲を選択できる。特に走査時間の
短縮化ということが大きな問題となるレンズ繰出
量の大きい長焦点レンズ鏡筒においては、至近側
の使用頻度の少ない事を考え合わせれば、この至
近側のみを制限するという思想は大きな利点を有
することになる。 又、要素3〜6等からなる焦点検出手段や要素
7等からなる制御手段をカメラに設け、要素8〜
10等からなる駆動手段や要素11〜17、19〜25等か
らなる選択手段とを交換レンズ鏡筒に設ければ、
どのような自動焦点調節用交換レンズを装着して
もカメラの焦点検出手段及び制御手段によつて自
動焦点調節を行なうことができ、しかも焦点距離
やレンズ繰出量等の異なる各種の交換レンズごと
に適切な距離範囲を設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、撮影距離と撮影レンズの移動量の関
係を表わす図で、第2図は、被写界の空間的位置
を示す図であり、第3図は、本考案による実施例
の原理を示す図であり、第4図は、処理回路の例
を示す回路図であり、第5図は、モーター駆動回
路の例を示す回路図であり、第6図は、本考案に
よる装置を一部を除いてレンズ鏡筒内に組み込ん
だ場合のレンズ鏡筒の具体例の外観を示す図であ
り、第7図は、第6図に示した鏡筒のA−A断面
における断面図である。 主要部分の符号の説明、焦点検出手段……3〜
6、駆動手段……8〜10、選択手段……11〜
17,19〜25,27〜29、制御手段……
7。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光軸方向に移動可能な撮影レンズと、 該撮影レンズの透過光より焦点調節状態を検出
    して前記撮影レンズを光軸方向に沿つた合焦位置
    へ駆動する焦点調節手段と、 前記撮影レンズの光軸方向への移動にて合焦可
    能な全撮影距離範囲の至近側距離範囲限界に対応
    する位置に配置され、第1の電気信号を出力する
    第1の電気接点と、 前記撮影レンズの全撮影距離範囲の無限遠側距
    離範囲限界に対応する位置に配置され、第2の電
    気信号を出力する第2の電気接点と、 前記撮影レンズの光軸方向の移動に連動する移
    動接点を有し、該移動接点が前記第1の電気接点
    と接触した時に第1の電気信号を前記焦点調節手
    段に伝達して前記撮影レンズの駆動方向を前記第
    2の電気接点に向かう方向へ反転せしめ、該移動
    接点が前記第2の電気接点と接触した時に第2の
    電気信号を前記焦点調節手段に伝達して前記撮影
    レンズの駆動方向を前記第1の電気接点に向かう
    方向へ反転せしめる制御手段と、 前記移動接点が接触可能なように前記第1の電
    気接点と前記第2の電気接点との間に配設された
    複数の別の電気接点と、 手動操作部材と、 該手動操作部材の操作に連動して前記別の電気
    接点のいずれかに前記第1の電気信号を出力せし
    める選択手段とを有し、 第1の電気信号を出力する前記別の電気接点の
    いずれかと、第2の電気信号を出力する前記第2
    の電気接点との間から外へ前記撮影レンズが駆動
    されることを制限することを特徴とする自動合焦
    装置。 前記選択手段は、選択される距離範囲の至近側
    の走査範囲限界が連続的に異なるように距離範囲
    を選択する実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項記載の自動合焦装置。
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