JPH0320715A - マトリクス・アレイ型液晶セルのアドレス方法 - Google Patents

マトリクス・アレイ型液晶セルのアドレス方法

Info

Publication number
JPH0320715A
JPH0320715A JP63220582A JP22058288A JPH0320715A JP H0320715 A JPH0320715 A JP H0320715A JP 63220582 A JP63220582 A JP 63220582A JP 22058288 A JP22058288 A JP 22058288A JP H0320715 A JPH0320715 A JP H0320715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
pulse
switching
voltage
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63220582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2726677B2 (ja
Inventor
Matthew F Bone
マシュウ フランシス ボーン
Ian Coulson
イアン コールソン
Johnathan R Hughes
ジョナサン レニー ヒューズ
Peter W Ross
ピーター ウィリアム ロス
Frances C Saunders
フランシス キャロリン サンダース
Paul W H Surguy
ポール ウィリアム ハーバート サーギイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMI Group Ltd
UK Government
STC PLC
Original Assignee
UK Government
STC PLC
Thorn EMI PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UK Government, STC PLC, Thorn EMI PLC filed Critical UK Government
Publication of JPH0320715A publication Critical patent/JPH0320715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2726677B2 publication Critical patent/JP2726677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/36Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
    • G09G3/3611Control of matrices with row and column drivers
    • G09G3/3622Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix
    • G09G3/3629Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix using liquid crystals having memory effects, e.g. ferroelectric liquid crystals
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2310/00Command of the display device
    • G09G2310/06Details of flat display driving waveforms

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は強誘電体液晶セルのアドレス方法に関する. 液晶層を具備したマトリクス型表示装置では、そのマト
リクスのピクセルは、液晶層の一側における第1の組の
電極の部材と液晶層の他側における第2の組の電極の部
材との間の重複領域によって画定される。ピクセルを画
定する第1の組の電極の部材と第2の組の電極の部材に
電圧を発生することによってそのピクセルの状態を知る
ために、このピクセルの分子に電界が印加される。
ストリップitsの2つの層の間にツイストされたネマ
チソク・セルよりなる液晶セルをライン毎に(One−
by−line basis)アドレスするために、行
電極と呼ばれる第1の組の電極の部材にストローブ・パ
ルスが印加され、列11極と呼ばれる第2の組の電極の
部材にはデータ・パルスが並列に印加されうる.これら
のパルスは電気化学的劣化作用を回避するために、交番
電位のバーストであり、データ・パルスの交番電位は1
つのデータ意味のデータ・パルスに対してはストローブ
・パルスの交番電位と正確に同相であり、このデータ意
味のデータ・パルスに対しては正確に逆相となるように
なされている.ストローブ・パルスおよびデータ・パル
ス電圧がそれぞれ±VSと士■,との間で交番し、かつ
±VSで現在ストロープされている行電極以外の行電極
がOボルトに維持されていると、現在ストローブされて
いる行のピクセルはデータ・パルスのデータ意味に応じ
て士(Vs”Ve)または士(Vs  Vo)の電圧を
有し、他のピクセルはすべて±vIlで露呈されるであ
ろう.液晶セルはそれの動作時に電圧しきいを呈し、従
ってVSオヨびv!lの大きさは、+(y,+Ve)の
IJ’l!]期の平均rmsおよび±V.のN−1がピ
クセルを駆動してオンとするのに十分であるが、±(V
s−Vm)の1周期の平均r m sおよび±V.のN
−1は不十分であるように選択される. 同様の種の電圧しきい効果がMol, Cryst.L
iq. Cryst.  1 9 8 3年第94巻、
第2l3〜234頁におけるエヌ・エイ・クラーク外に
よる「表面安定化構造を用いた強誘電体液晶エレクトロ
オブティックス」という各称の論文で報告されており、
この論文の後の刊行物としては、例えば英国特許出廟第
GB2173336A号および第GB2173629A
号に、多数のライン毎マトリクス・アドレス方式が記載
されている.これらのアドレス方式は交番電位のパルス
を用いていない.なぜなら、強誘電体双極子は、ツイス
トされたネマチックの誘起された双極子や他の形式の非
強誘電体セルとは異なり、印加された電界が所定の方向
を向いているかあるいはそれとちょうど逆の方向を向い
ているかに応じて異なる態様で印加電界と相互作用する
からである.このような理由により、これらの方式では
、単極性または両極性ストローブ・パルスと関連して作
用する両極性データ・パルスを用いている.このデータ
・パルスは電気化学的劣化作用を回避するために電荷平
衡(charge balanced)されるようにな
されるのが都合が良く、そして単極性のストローブ・パ
ルスが用いられる場合には、その単極性ストローブ・パ
ルスの極性を周期的に変化させるかあるいは他の何らか
の手段によって、必要な長期間電荷平衡を回復するため
の方策がとられる.これらの方式はそれぞれ、一方では
ピクセルの厚味間に+(Vs+vn)の電位差を発生さ
せることによってそのピクセルが1つの双安定状態に維
持されるかあるいは状態に切換えられかつ−(V3+V
D)の電位差を発生させることによって他の双安定状態
に維持されまたはその状態に切換えられるように、そし
て他方では、+CVs  Ve)、−(Vg  Va)
、+vI,および−v0の電位差がいずれも切換え(ス
イッチング)を行うのに十分でないようにストローブお
よびデータ・パルス電圧を選択することに関係している
. 特定の例示として、第1図は英国特許出願第GB217
3629A号に記載されているアドレス方式の1つと同
様のライン、パイ、ライン、アドレス方式で用ル)られ
る波形を示している.これは、正方向および負方向の単
極性データ・バルス3および4と協働するための対称な
両極性パルス1、2を用いる.1つの組の行電極のそれ
ぞれにストローブ・パルスを印加することによってデー
タがライン、パイ、ライン方式で入れられ、他方、デー
タ・パルスは1つの組の列電極に並列に印加される.任
意にデータ「0」バルスと表示されるデータ・パルスl
は、期間t.のあいだにおける− V Dまでの電圧変
化部分と、そのすぐ後の期間(,のあいだにおける+■
。までの電圧変化部分よりなる.任意にデータ「1」バ
ルスと表示されるデータ・バノレス2は、データ・パノ
レス1とff{以しているが、電圧変化部分の順序が逆
になっている.ストロープ・パルス3は期間t.のあい
だにおける+VSまでの電圧変化部分よりなり、ストロ
ーブ・パルス4は期間t1のあいだにおけるーv,まで
の電圧変化部分よりなる.原理的には、ストローブ・バ
ノレスはデータ・バノレスの1番目の電圧変化部分また
は2番目の電圧変化部分と同期されうる.2番目の電圧
変化部分との同期が第1図に示されている.データrO
Jバルスと正方向ストローブ・バルス3の一致でアドレ
スされるピクセルは5で示されているような(vs−v
a)の最大電圧振幅を有し、従って切換えを行わない波
形を受ける.データ「1」パルス2と正方向ストロープ
・パルス3の一敗でアドレスされるピクセルは、6で示
されているような(vs+ye)の最大電圧振幅を有し
、従って双安定状態の一方から他方への切換えを行うが
その逆の方向の切換えは行わない波形を受ける。逆方向
の切換えは逆方向を向いたストロープ・バルス4によっ
て行われるが、これとデータrOJバルス1との一致に
よってピクセルは7で示されているような(vs+v.
w)の最大電圧振幅を有する波形を受ける.しかし、デ
ータrlJバルス2負方向ストローブ・パルス4との一
敗でアドレスされるピクセルは、8で示されているよう
な(vy−ve)の最大電圧振幅を有し、従って切換え
を行わない波形を受ける.強誘電体セル・ピクセルの切
換えはそのピクセルが受ける電圧だけではなくその電圧
が維持される期間にも依存する.対数切換え電圧期間(
レスポンス時間〉が対数切換え電圧振幅の関数としてプ
ロy}された特性が第2図に曲線10で示されている.
切換え刺激が切換えを行うのに十分なゾーンAを、その
刺激が切換えを行うのに十分でないゾーンBから分離し
ている.特定のパルス存続期間t,のあいだは、(Vs
 + Va)が安全にゾーンA内に存在するようにスト
ローブおよびデータ・パルス電圧v3およびVD、の適
当な値を選択するに当って問題はない。その場合には、
ストローブ・パルス電圧VSの値に関連して小さすぎな
いデータ・パルス電圧VSの値を選択することによって
、パルス存続期間t.のあいだ、(vg  vo)が安
全にゾーンB内にあるようにすることができることが明
らかである.しかし、データrOJパルス1と正方向の
ストローブ・バルス3の一致した場合には、ピクセルは
振幅(Vs  VD〉、存続期間t.の分離されたパル
スではなくて、この撮幅(V$−V!l) 、存続期間
t,のバルスにそれと同じ符号で振幅Vl1、存続期間
t,のバルスが直前に先行する波形5を受けることに注
意すべきである.さらに、第3図に示されているように
、このデータrOJパルスの直前にデータrlJバルス
が先行しているべきだったとすると、ピクセルは、存続
期間ts,振幅(VS−Vお)のパルスよりなり、それ
の直前に存続期間2 t* 、振幅VSのパルスが先行
する波形9を受けることがわかる.例として、ストロー
ブおよびデータ・パルス電圧VSおよびvIlが第2図
に示されているようなものであるとすると、正方向のス
トローブ・バルス3とデータrlJパルス2の一致によ
り、ピクセルは、存続期間t.のあいだの成分(vs+
Vm)が切換えゾーンA内に安全に存在する動作点2に
対応した切換え刺激を与えるのに十分である波形6を受
ける.存続期間t,のあいだの振幅(Vs−Vo)の分
離されたパルスは、非切換えゾーンB内に安全に存在す
る点13に対応した切換えパルスを与えるであろうが、
前述のように、正方向のストローブ・パルス3とデータ
「0」パルスとの一致によってピクセルをアドレスする
ことによっては分離された(Vs−Vo)パルスではな
くて波形5が発生され、従って実効パルスは点l3のレ
ベルより上のある実動作点に対応する.■,およびvI
lの値がVs−2V*となるように選定された場合には
、Ve−(Vs−Vm)であり、実効パルスは点l3の
垂直方向上方の実動作点を与えるであろう,Vs=2V
eであり、かつ第3図の波形9を発生するためにデータ
「0」バルスの直前にデータrlJパルスが先行してい
る場合には、実効パルスは、横座標(Vs  Vo)が
縦座標3tsと交差する点14において、点13の垂直
方向上方における実動作点を与える。特性曲線の傾斜に
依存して、この実動作点は、必要に応じて非切換えゾー
ンB内ではなくて切換えゾーンA内に(第2図に示され
ているように)ありうる。問題にしている特定の強誘電
体物質の特性曲線の厳密な形状に依存して、切換えのた
めにアドレスされるピクセルと、同じ状態にとどまるた
めにアドレスされるピクセルとの間の必要な識別を実現
する最良の予測を与える比からVs”2Voの選択が排
除されてもよい.実際には、識別を得る問題は、約2で
はなくて典型的には4〜6の範囲の係数だけV.をv3
より小さくするように選択することによって緩和される
ことが認められるであろう。しかし、小さすぎるVSの
値を用いることに対して妨害となる他の問題点がある.
これらの問題点のうちの1つは、データの流れがピクセ
ルを完全に切換えられた状態に安定化させ、その完全に
切換えられた状態よりも光学的に互いに差異の少ない中
間の安定な状態にそれらのピクセルが弛緩しないように
するという事実である.この結果、実際問題として、多
くの強誘電体液晶媒体において、電圧振IN(vs+v
+)の波形6および7の切換えと、電圧振幅(Vs−V
*)の波形5および8での非切換えとの間の良好な識別
を与えるVSおよびV.の値を選択することは困難ない
しは不可能である. 本発明の目的は、上述した問題点を少なくとも軽減する
強誘電体液晶ディスプレイのアドレス方法を提供するこ
とである. 本発明によれば、強誘電体液晶層を有し、この液晶層は
これの一例における第1の組の電極の部材と他側におけ
る第2の組の電極の部材との間の重畳領域によって画威
された複数のピクセルを有しており、前記ピクセルはそ
れぞれ第1および第2の状態と、前記液晶層における電
圧に依存する前記第1および第2の状態間での切換えの
ためのレスポンス時間を有しており、このレスポンス時
間は特定の電圧で最小値を示すようになされたマトリク
ス・プレイ型液晶セルのアドレス方法において、前記第
1の組の電極の選択された部材にストロープ波形を印加
し、前記第2の組の電極の各部材にはデータ波形を印加
し、前記選択された部材によって画定されたピクセルを
切換えるための波形は所定の電圧値と所定の存続期間を
有する切換パルスよりなり、前記選択された部材によっ
て画定されたピクセルを切換えないための波形は前記切
換パルスの前記所定の電圧値より大きい電圧値と前記切
換パルスの前記所定の存続期間より短い存続期間を有す
る非切換パルスよりなるマトリクス・アレイ型液晶セル
のアドレス方法が提供される. 疑問を回避するために、この明細書の特許請求の範囲お
よび発明の詳細な説明の欄で用いられているパルスとい
う用語は、一定の電圧の大きさ(振幅)を有する必要は
なく1つの極性を有する非ゼロ電圧変化部分の意味で用
いられていることをここで指摘しておく. 切換えパルスが非切換えパルスよりも大きい電圧値を有
する方法を開示している先行技術とは対照的に、本発明
は非切換えパルスが切換えパルスよりも大きい電圧値を
有する方法を提供する.このことが不可能な理由は、あ
る種のIAI誘電体液晶物質は、単調ではなくて最小値
を有し、従って正勾配部分を有する第4図の曲120に
よって表わされた一般的な形状を有する特性曲線を呈す
るかあるいは呈するようになされうろことが最近わかっ
たからである.このように、負の勾配を有する特性を用
いた従来技術とは対照的に、本発明では、レスポンス時
間が特定の電圧で最小値を示す特性の正勾配部分を用い
る.これにより、切換および非切換波形間の識別が改善
される. 特に、本発明においては、電圧VSのストローブ・パル
スと電圧V.のデータ・パルスとの一致によってアドレ
スされたピクセルは、これらのパルスが結合して士(v
t−vm)の電位を発生するようなものである場合に切
換えられうるが、それらのパルスが結合して±(V3+
Vl1>の電位を発生するようなものである場合には切
換えられることができない。
以下図面を参照して本発明の実施例について説明しよう
. 第5図を参照すると、液晶セル30の概略斜視図が示さ
れている.液晶層のための気密シールされたエンベロー
ブは2本のガラスシ一ト31、32を周囲シール33で
固着することによって形成されている.これら2枚のシ
ートの内側を向いた表面は酸化インジウムよりなる透明
な電極N34、35を担持しており、これらの電極層の
うちの一方または場合によっては両方が、分子整列の目
的のために設けられたナイロンのようなポリマ層(図示
せず)を有する周囲シールによって画成された表示領域
内に被われる.このナイロン層は一方向に擦られていて
、液晶がそれに接触された場合に、その擦り方向におけ
る液晶分子の平面状整列を促進する傾向を有するであろ
う.セルがそれの両方の内側主表面上にボリマ層を有し
ている場合には、そのセルは擦り方向を互いに実質的に
平行に整列させて組立てられる.電極層34、35はポ
リマで被われる前に、それぞれ表示9I域を横切って周
囲シールの向うまで個々に延長して端子接続が行われろ
る1つの紐のストリップW極を画威するようなパターン
となされる.このようにして得られたエンベロープ内に
収納された液晶層の厚味はセルの面積全体にわたる均一
な直径のボリマ球状体の光散乱によって決定される.セ
ルは、周囲シールによって閉じ込められた領域の1つの
コーナにおける一方のガラスシ一トの開孔(図示せず)
に真空を適用してそのコーナと対角線的に対向したコー
ナに設けられた他の開孔(図示せず)を通じて液晶媒体
をセル内に入れ込ませるようにすることによって、充填
される.(この充填作業の次に、上記2つの開孔が封止
される。)この充填作業は、充填物質を加熱してそれの
ネマチックまたは等方性の相としてそれの粒度を適当に
低い値まで低下させるようにして実施される。このセル
の基本的構造は、もちろん擦り方向の平行整列を除いて
例えば従来のツイステンド・ネマチックのそれに類似し
ていることがわかるであろう。
典型的には、ポリマ球状体によって定義される周囲シー
ル33の従って液晶層の厚味は1.5〜3μmの範囲で
あるが、特定の用途に適合するためには、それよりも小
さいかあるいは大きい層厚が必要とされうる.好ましい
厚味は2μmである。
充填するのに適した物質は、SCE3という表示でドー
セント(Dorset)におけるプール( P ool
e)のビーディエイチ(BDH)によって市販されてい
るスメクチソクC共品である.この物質は冷却すると少
なくともlKHz〜40KHzの周波数範囲にわたって
負の誘電体異方性を呈し、等方性相からスメクチックA
相を通ってスメクチックC相に入る.厚さ2μmの液晶
層を擦られた表面間に閉じ込めた場合には、この物質が
スメクチソクA相に入ると、それによりスメクチソク層
に本棚整列(上記擦り方向が直交関係にある平面内で延
長したN)が設けられ、このスメクチック層の整列は物
質がスメクチソクC相への遷移を行う場合に保持される
ようにみえる。
第6図は第5図のマトリクス・アレイ型液晶セル30の
一部分を示す概略平面図である.マトリクスのピクセル
36は電極層34における第1の組の行電極の部材37
と電極層35における列電極の第2の組の部材38との
間の重復領域によって画威されている。各ピクセルにお
いて、それの電界が液晶分子の状態、すなわち整列を決
定する。
セル30のいずれかの側に平行偏光子(図示せず)が設
けられる.これらの偏光子の相対的配向によって、光が
所定の状態のピクセルを通過できるかどうかが決定され
る.従って、偏光子の所定の配向に対して、各ピクセル
は、そのピクセルにおける液晶分子の2つの双安定状態
によって与えられる第1および第2の光学的に識別しう
る状態を有する. 行ドライバ39および列ドライバ40によって行電極3
9および列電極38にそれぞれ電圧波形が印加される.
ピクセル36のマトリクスはストローブ波形と呼ばれる
行電極37に直列に印加し、列電極38にはデータ波形
と呼ばれる電圧波形を並列に印加することによってライ
ン毎に(line−by−line basts)アド
レスされる.1つの行電極と1つの列電極によって画成
されたピクセル間に生ずる波形はその行電極に印加され
た波形とその列電極に印加された波形との間の電位差に
よって与えられる.ストローブ波形が与えられている行
電極は「選択行J (selected row)また
は「選択電極」(selected electrod
e)と呼ばれる。
本発明の方法によって液晶セルをアドレスする方式が第
7図に示されている。この方式は、正方向および負方向
の両極性ストローブ波形43および44と協働するため
に対称な両極性データ波形4L42を用いている点で、
第1図に示されたものと類似している.しかし、各ピク
セルに発生される波形については異なる使用がなされる
データ波形4l、42 (これらはそれぞれデータrl
JおよびrOJ波形と任意に表示される)は互いに逆符
号を有する.各データ波形4l、42は電荷平衡(ch
arge−ba!anced) Lておりかつ両極性で
あり、電圧値v,、存続期間L1のデータ・パルスより
なる.ストロープ波形43および44はそれぞれ両方と
も存続期間t.で電圧十VSおよび−■,のバルスより
なっている。原理的には、ストローブ・バルス43、4
4はデータ波形のうちの第1のパルスか第2のパルスと
同期されうる.この実施例では、第2のパルスとの同期
が例示されている. 第7図は、ストローブ波形を印加された選択された行電
極37aと、データ波形を印加された列電極38aによ
って画威されたピクセル36aに発生された波形を示し
ている.選択された行電極372に正のストローブ波形
が印加された場合には、データ「1」波形4lを列電極
38aに印加すると、電圧(il (Vs  Vn)の
正の成分を含む存続期間2t1の正の切換バルス45を
発生し、他方、データrOJ波形42を印加すると、電
圧値(vs+v+) 、存続期間t1の正の非切換バル
ス46aを含む非切換波形46を発生する.同様に、選
択行i!i39aに負のストロープ波形が印加された場
合には、データ「1」波形41を印加すると、電圧4a
 <vs+vs> 、存続期間t.の非切換パルス47
aを含む負の非切換波形47を発生し、他方、データ「
0」波形42を印加すると、電圧値(■S  Vl1)
の負の成分を含む存続期間2t,の負の切換パルス48
を発生する。ストローブ波形が印加されていない選択行
では、ピクセルに発生する波形は各列電圧に印加された
ものであることが反転されたデータ波形であるにすぎず
、この波形はピクセルを切換えることはできない。
従って、第4図を参照すると、電圧値 (Vs−Vn)の或分45a,48aよりなる存続期間
2t,のパルス45、48は切換ゾーンC内に動作点を
有しており、従って切換パルスである。
2t1より小さい存続期間t.を有しかつ(Vs  V
D)より大* イi4圧(a ( v s + V n
)’c 有スルハルス46a、47aは非切換ゾーンD
に動作点を有しており、従って非切換パルスである。
データ波形における(非!!択行上の)存続期間t,の
パルスVSは非切換ゾーンE内に動作点を有している。
第6図のストローブおよびデータ・パルスを用いる場合
には、セルを完全に新しくするためには2つのアドレス
・サイクルを必要とし、それら2つのアドレス・サイク
ルのうちの1つは、データrlJ状態に切換えられる必
要のあるピクセルを選択的に切換えるために用いられる
正方向のストローブ・パルス43におけるものであり、
上記2つのアドレス・サイクルのうちの他の1つは、デ
ータrOJ状態に切換えられる必要のあるピクセルを選
択的に切換えるために用いられる負方向のストローブ・
パルス44におけるものである。このように選択的切換
えを2回行う方式に代えて、1つのラインまたはライン
のグループあるいは全ページのすべてのピクセルが同時
にデータ状態の1つに設定されるプランキング動作を用
いてもよく、このプランキングに続いて、他のデータ状
態に設定される必要のあるピクセルだけを切換えるため
に一回の選択アドレッシングが行われる.曲線20の正
の傾斜の近傍においてその曲線2oの内側に安全に存在
する(Vs  Vo)に対する動作点を与えるようにパ
ルス存続期間と電圧を選定することによって、■,がV
Sに関して小さすぎないようにするという用件を満足す
ることはアドレス方法によって与えられる識別を助長す
る作用をする. パルス存続期間とパルス電圧値との相互関係についての
他の分析が第8図に示されかつ第7図の波形方式に関し
て説明される.第7図のパルス45、48は2つの成分
、すなわち極性は同一であるがより小さい振幅V+を有
する成分45b、48bが直前に先行している成分45
a、48aで形成されていると考えられうる.波形46
、47も2つの成分すなわち極性が逆で、より小さいで
電圧{I V eを有するバルス46b、47bが直前
に先行しているバルス46a,47aで形威されている
と考えられうる.一定のパルス高を有する分離されたパ
ルスを受けるピクセルは5oで示されているような特性
曲線を有している.極性が同じでより小さい振幅V.を
有するバルス威分が直前に先行しているバルス成分を受
けるピクセルは、曲線51のように曲線50と類似した
形状であるがその曲線50に対して下方向および若干右
側に変換された曲線によって与えられる特性を有してい
る。
第7図に示されたような波形で多重化する場合の動作に
ついて考えると、(Vs  V(1)は同一極性の或分
45b、48bによって先行され、かつそれは曲線5l
で示されたような切換特性を有するであろう− (Vs
十Vo)は逆極性のバルス46b、47bによって先行
され、かつそれは曲線52で示されたような切換特性を
有するであろう。曲綿52の最小値のそれより小さいパ
ルス存続期間に対応する曲m52の内側に(Vs  v
ll)に対する動作点54を与えるようにパルス存続期
間および電圧を選定すると、(vs+vo)に対する動
作点は曲&l52内に存在することはできず、従ってス
ブリアス切換えを生ずることはできない.(Vs+V+
+)はそれ自体でスブリアス切換えを生ずることはでき
なくても、(vs+vp)および(Vs  Ve)以外
の信号がスブリアス切換えを生してはならないという用
件は依然として存在する.第9図は、データ波形が列電
極38a,38b,38cおよび38dに印加され、そ
してストロープ・パルスを含む波形が行電極37a,3
7bに印加された場合にピクセル36aa,36ab、
36ac,36ad、36ba,36bb,36bc,
36bdに生ずる波形を示している.(波形の下におけ
るカツコ内の符号はその波形がどの電柵に印加されたか
あるいはその波形がとのピクセルに生じたかを示してい
る.)つまり、この図は、列電極において、切換または
非切換波形を発生するためのデータ波形に可能なデータ
波形「0」または「1」のいずれか一方が先行するかあ
るいは続行する場合に発生されうる可能な波形を、正の
ストローブ・パルスに対して示している.スプリアス切
換えを生じうる波形は、ピクセル36adおよび36b
bにおける波形と、2つのライン・アドレス時間のあい
だ選択されていない行におけるピクセルに発生されかつ
38bおよび38dで示されたデータ波形組合せを有す
る波形であるm 36adで示された波形が間違えて切
換ねる危険性は、用いられている液晶物質の特性曲線が
急激な正の勾配を有し、電圧値(V!+VD)、存続期
間t.または2tmのパルス戊分を含むパルスが切換わ
らない(すなわち存続期間t,または2tmのあいだの
動作点が非切換ゾーンD内にある)ようにすることによ
って排除されうる。
36bb、38bおよび38dで示された波形はそれぞ
れ振幅v,、存続期間2t.のパルスを有するIIVD
は、これらの波形が切換わらないように(すなわち振幅
v.、存続期間2tsのパルスに対する動作点が非切換
ゾーン已にあるように〉するとともに、その結果得られ
る光学的応答性がコントラストを著しく劣化させること
がないように、t.に関連して選択されなければならな
い.あるli幅を有するパルスが切換えを誘起し、存続
期間は同一であるが振幅がそれより大きい他のパルスは
切換えを誘起しない選択的切換えを発生することができ
るのは、第4図の特性曲線20に正勾配の部分が存在し
ていることに関連している。
印加電界(E)と誘電異方性(Δε〉および静電自由エ
ネルギ(F.)に対する自発分i(P.)との相互作用
から生ずる相反するトルクの直接の結果として、ある種
の特性曲線は最小値を呈する、従って正および負の勾配
の領域を呈すると考えられる,第1O図は、電極層34
における第1の組の電極の部材と、電極層35における
第2の組のT4極の部材との間に電界Eが印加されるこ
とを示している.第IO図をさらに参照して、θがスク
メチックの傾斜角(分子ディレクタnとスクメチソク層
垂線Sとの間の角度)であるとし、φが分子ディレクタ
(molecular director)の方位角(
スクメチック層垂線を含むガラス基板に平行な平面Gと
スクメチフク層垂線および分子ディレクタnの両方を含
む平面との間の角度)であるとし、そしてε。が自由空
間の誘電率であるとすると、静電自由エネルギ(F.〉
は、 Fa=  P*E  Cogφ 一Aε.Δg E”sin”θsin”φで与えられ、
そしてその結果生ずるトルク(Ω)は、ε0ΔεE”s
in”θsinφcosφで与えられる。
分子ディレクタを方位角φ一π(1つの安定状態に対応
する)から方位角φ=0 (他の安定状態に対応する〉
に切換えるような方向においてセルのピクセルに電界が
印加される場合には、この切換えを行うのに必要とされ
るパルス存続期間はトルク(Ω)に依存するであろう。
実験結果から、分離したパルスに対する最小限の所要パ
ルス存続期間は、φ=πに近接したトルクの最大傾斜を
ほぼ生ずるような印加電界( E sin)の値で生ず
ることが明らかである. 従って、最小所要パルス存続期間を与える電界は次の場
合に生ずる。
−1oΔεE2sin”θcos 2 φる場合には、 E = Ea+tn= 一Ps/(2 a aΔgsi
n”θ)(1)となる。
減少された方位角においてφ=πからOまで切換えが生
じない場合には、Eminはより高い電圧に偏位され、
究極的にまったく生しない。従って、逆極性パルス、す
なわち交流バイアス(第12図参照)の目的は、上記デ
ィレクタをφが0またはπに近づく状態に駆動するかあ
るいはその状態に保持することであることがわかる. 上記弐(11はEminの値が使用された液晶物質の特
性であるPsおよびΔεに依存することを示している。
従って、本発明の方法によってアドレスされるマトリク
ス・アレイ型液晶セルに使用するための適当な強誘電体
液晶物質は、Eminが存在しかつ適当な値を有するよ
うなPs(自発分極)の値とΔε(誘電異方性)を有す
るものである。
EminのPsに対する依存性が第11図に示されてお
り、第11図は、負の誘電異方性はすべて同一(Δε2
−1.9)であるがPsO値が異なる1つの組の混合物
に対する厚さ2μmのセルにおいて20℃で測定された
特性を示している.異なるPs値は、ドーセットのプー
ル所在のビーディエイチ(BDH)からM679という
表示で市販されている特定のフソ化ビフェニルエステル
強誘電体物質を、下記の表に示されているように、M6
79Rと表示された同じエステルのセラミ種の異なる配
分で希釈することによって得られた。
61      25      75       
  5.562      35      65  
       7.563      50     
 50        13.564      75
      25        18この物質の遷移
温度は Sc  (96℃)−S.−(114℃) − N −
 (145℃)−Iである。これらの特性曲線は分離さ
れたパルスに対するものであり、パルス繰り返し周波数
が20Hzで交番極性を有するパルスよりなる60で概
略的に示された波形を用いて得られた。これらの曲線は
、誘電異方性Δεχ−1.9を有する物質に対してP,
が約5 .5n C/am”(5 5 p C/cm2
)の場合に、E a+Inは約15ボルト/μmの電界
強度において200μsの近傍のパルス存続期間(レス
ポンス時間〉で生じ、かなり鮮明に画定されている.P
,の値が約7.5n C/(J”(7 5 p C/c
ia2)まで増大されると、Eminの鮮明度は低下し
、約20ボルト/μmの電界強度において80μsの近
傍のレスポンス時間で発生する。P,の値を約13.5
C/am”まで増大させると、25ボルト/μmの電界
強度におけるレスポンス時間は30μsより短くなるが
、Ewinは幾分高く現われる。
上記式+11に注目すると、表示のアドレス速度が特に
重要である場合には、ストローブおよびデータ・パルス
電圧の値は(vs−vb)がEainに実質的に整合し
た電界強度を発生するように選択される。駆動回路の限
界に関してみると、通常■,およびVSに対しては約5
0ボルトを超えないパルス振幅を用いることが望ましく
、この限界に関しては、EminO式におけるセルの厚
さと液晶{頃斜角θの所定の値に対し、比Ps/ΔεΦ
値に上限が存在することがわかる。
第11図の特性曲線は分離したパルスを用いて得られた
が、表示のピクセルに対する通常のライン毎のアト゛レ
ス(l ine−by一口ne addressing
)においては、第7図の波形に示されているように、交
番電位の背景に対してアドレス・パルスを設定する効果
を発生する連続したデータ流れが存在する傾向がある。
これにより、特性曲線が、背景交番電位の振幅を増大す
る効果を示している第12図に示されたものに修正され
る。曲L%10、71、72および73は第11図の2
5%M 679:75%M 679 R混合物に対する
特性曲線を示している.曲線70は背景交番電界が存在
していない状態で第11図の波形60を用いた場合の特
性曲線を示しており、曲線71、72および73はそれ
ぞれ±4ボルト、±6ボルトおよび±8ボルトの背景交
番電位が存在している状態で波形60を用いた場合の特
性曲線であり、この背景交番電位はパルス存続期間の約
2倍に等しい基本周期を有している。曲線75、76、
77および78は曲*71〜73に対応した特性曲線を
示しているが、これらの曲線は上記25%:75%の混
合物ではなくて50%M679:50%M 679 R
混合物に対するものである。これらの曲,襟から、背景
交番電位の効果の1つはレスポンス時間を長くすること
であることがわかる。これは一般的には利点ではないが
、他の効果として特に50%:50%混合物の場合に示
されたように最小値を尖鋭することができ、このことは
有益である.従って、ストローブおよびデータ・パルス
電圧の適当な値を選択する場合に考慮されうる要因は、
すべての列電極に並列に印加されるデータ流れは、アド
レスされないピクセルに、それらのアドレスされないピ
クセルを完全に切換えられた状態に安定化させる傾向の
ある交番電位或分を与えることである。この安定化電界
の振幅が小さすぎてそれ自体では効果がない場合には、
付加的な交番信号で補充されうる.このような信号は、
ピクセルに印加された波形に重畳されかつデータ波形の
基本周波数に等しいかあるいはそれより高い周波数を有
する交流波形として印加されうる.典型的にはこの交流
信号の周波数は基本周波数の偶数倍である. 強誘電体液晶物質の特性は第13図の曲線8oによって
より正確に表わされることについても述べておかなけれ
ばならない.斜線領域82はピクセルの一部分だけを切
換えさせうるバルス存続期間と電圧値との組合せを表わ
している。第13図に示されているように、曲線80の
勾配が急である場合には斜線領域82は狭く、その勾配
がより浅い場合には、より広くなる。従って、用いられ
た物質の特性が急峻な正の勾配を有している場合には、
本発明の方法における部分切換えの危険性は軽減される
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の方法において座標方式で液晶セルをアド
レスする場合に用いられる波形を示す図、第2図は公知
の方法で切換えを行うのに必要なパルス存続期間をパル
ス振幅に関係づける切換え特性を示すグラフ、第3rg
Jは第1図の方式で発生される波形を示す図、第4図は
強誘電体液晶物質の切換え特性を示すグラフ、第5図は
液晶セルの概略斜視図、第6図はマトリクス・アレイを
示す液晶セルの概略平面図、第7図は本発明に従って提
供される液晶セルのアドレス方法で用いられる波形を示
す図、第8図は強誘電体液晶物質の切換え特性を示すグ
ラフ、第9図は第7図の方式で発生される波形を示す図
、第10図は式(1}に至る理論で用いられている項の
定義を明瞭にするための図、第11図は特定の物質の切
換え特性がP,の関数としてどのように変化するかを示
す図、第12図は切換え特性が交流安定化の存在によっ
てどのように修正されるかを示すグラフ、第13図は強
誘電体液晶物質の特性を示す他のグラフである。 図面において、30は液晶セル、34、35は電極層、
36はピクセル、37は行電極、38は列電極、41、
42はデータ波形、43、44はストローブ波形をそれ
ぞれ示す. 図面の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、強誘電体液晶層を有し、この液晶層はこれの一側に
    おける第1の組の電極の部材と他側における第2の組の
    電極の部材との間の重畳領域によって画成された複数の
    ピクセルを有しており、前記ピクセルはそれぞれ第1お
    よび第2の状態と、前記液晶層における電圧に依存する
    前記第1および第2の状態間での切換えのためのレスポ
    ンス時間を有しており、このレスポンス時間は特定の電
    圧で最小値を示すようになされたマトリクス・アレイ型
    液晶セルのアドレス方法において、前記第1の組の電極
    の選択された部材にストローブ波形を印加し、前記第2
    の組の電極の各部材にはデータ波形を印加し、前記選択
    された部材によって画定されたピクセルを切換えるため
    の波形は所定の電圧値と所定の存続期間を有する切換パ
    ルスよりなり、前記選択された部材によって画定された
    ピクセルを切換えないための波形は前記切換パルスの前
    記所定の電圧値より大きい電圧値と前記切換パルスの前
    記所定の存続期間より短い存続期間を有する非切換パル
    スよりなるマトリクス・アレイ型液晶セルのアドレス方
    法。 2、前記非切換パルスの電圧は前記特定の電圧に等しい
    かあるいはそれより大きい請求項1の方法。 3、前記ストローブ波形が電圧値V_Sのストローブ・
    パルスよりなり、前記データ波形は電荷平衡していて両
    極性でありかつ電圧値V_D、のデータ・パルスよりな
    り、前記切換パルスは電圧値(V_S−V_D)の成分
    よりなり、前記非切換パルスは電圧値(V_S+V_D
    )のパルスよりなる請求項1または2の方法。 4、前記ストローブ波形が両極性である請求項3の方法
    。 5、前記切換パルスは電圧値V_Dの他パルスが先行す
    る電圧値(V_S−V_D)の前記成分よりなる請求項
    4の方法。 6、電圧(V_S+V_D)の前記非切換パルスの電圧
    値V_Dのパルスが先行する請求項4または5の方法。 7、両極性ストローブ波形の極性が周期的に変更される
    請求項4、5または6の方法。 8、前記データ波形が基本周波数を有し、前記ピクセル
    に印加される波形に交流波形が重畳され、その交流波形
    は前記基本周波数より高い周波数を有している請求項3
    〜7のうちの1つに記載された方法。 9、V_SおよびV_Dは、(V_S−V_D)が最小
    レスポンス時間をもって切換えを行なうために必要とさ
    れる電圧と実質的に整合されるようになされている請求
    項3〜8のうちの1つに記載された方法。
JP63220582A 1987-09-04 1988-09-05 マトリクス・アレイ型液晶セルのアドレス方法 Expired - Fee Related JP2726677B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8720856 1987-09-04
GB878720856A GB8720856D0 (en) 1987-09-04 1987-09-04 Matrix addressing

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0320715A true JPH0320715A (ja) 1991-01-29
JP2726677B2 JP2726677B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=10623288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63220582A Expired - Fee Related JP2726677B2 (ja) 1987-09-04 1988-09-05 マトリクス・アレイ型液晶セルのアドレス方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5047757A (ja)
EP (1) EP0306203B1 (ja)
JP (1) JP2726677B2 (ja)
KR (1) KR970009403B1 (ja)
CA (1) CA1311066C (ja)
DE (1) DE3889606T2 (ja)
GB (1) GB8720856D0 (ja)
NO (1) NO173302C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246452B1 (en) 1994-10-19 2001-06-12 Sumitomo Chemical Company, Limited Liquid crystal, liquid crystal mixture having Tau-V min mode driving with negative or zero temperature dependency

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2225473B (en) * 1988-11-23 1993-01-13 Stc Plc Addressing scheme for multiplexded ferroelectric liquid crystal
JP2768365B2 (ja) * 1989-06-24 1998-06-25 富士通株式会社 液晶組成物
JP2584871B2 (ja) * 1989-08-31 1997-02-26 キヤノン株式会社 表示装置
JP2915104B2 (ja) * 1990-07-30 1999-07-05 キヤノン株式会社 液晶素子および液晶駆動方法
US5963186A (en) * 1990-08-07 1999-10-05 The Secretary Of State For Defence In Her Britannic Majesty's Government Of The United Kingdom Of Great Britain And Northern Ireland Multiplex addressing of ferro-electric liquid crystal displays
GB2249653B (en) * 1990-10-01 1994-09-07 Marconi Gec Ltd Ferroelectric liquid crystal devices
JP2996564B2 (ja) * 1991-11-08 2000-01-11 シャープ株式会社 液晶パネルの駆動方法
US5404237A (en) * 1992-04-28 1995-04-04 Katsuse; Hirofumi Ferroelectric liquid crystal display having c2u alignment and the rewriting voltage<non-rewriting voltage
KR950000754B1 (ko) * 1992-04-30 1995-01-28 삼성전관 주식회사 강유전성 액정의 구동방법 및 바이어스 전압회로
GB2271011A (en) * 1992-09-23 1994-03-30 Central Research Lab Ltd Greyscale addressing of ferroelectric liquid crystal displays.
GB9309502D0 (en) * 1993-05-08 1993-06-23 Secr Defence Addressing ferroelectric liquid crystal displays
GB2293907A (en) * 1994-10-03 1996-04-10 Sharp Kk Drive scheme for liquid crystal display
GB9510612D0 (en) * 1995-05-25 1995-07-19 Central Research Lab Ltd Improvements in or relating to the addressing of liquid crystal displays
GB9526270D0 (en) * 1995-12-21 1996-02-21 Secr Defence Multiplex addressing of ferroelectric liquid crystal displays
GB2333634B (en) 1998-01-21 2002-02-20 Sharp Kk Liquid crystal device and method of addressing liquid crystal device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63192021A (ja) * 1987-02-05 1988-08-09 Seiko Instr & Electronics Ltd 強誘電性液晶電気光学装置
JPS6444921A (en) * 1987-08-13 1989-02-17 Nippon Denso Co Matrix type liquid crystal display device

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3322285A1 (de) * 1983-06-18 1984-12-20 Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen 1-alkyl-androsta-1,4-dien-3,17-dione, verfahren zu deren herstellung und diese enthaltende pharmazeutische praeparate
GB2173337B (en) * 1985-04-03 1989-01-11 Stc Plc Addressing liquid crystal cells
GB2173336B (en) * 1985-04-03 1988-04-27 Stc Plc Addressing liquid crystal cells
GB2173335B (en) * 1985-04-03 1988-02-17 Stc Plc Addressing liquid crystal cells
US4850676A (en) * 1985-07-31 1989-07-25 Seiko Epson Corporation Method for driving a liquid crystal element
GB2173629B (en) * 1986-04-01 1989-11-15 Stc Plc Addressing liquid crystal cells

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63192021A (ja) * 1987-02-05 1988-08-09 Seiko Instr & Electronics Ltd 強誘電性液晶電気光学装置
JPS6444921A (en) * 1987-08-13 1989-02-17 Nippon Denso Co Matrix type liquid crystal display device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246452B1 (en) 1994-10-19 2001-06-12 Sumitomo Chemical Company, Limited Liquid crystal, liquid crystal mixture having Tau-V min mode driving with negative or zero temperature dependency

Also Published As

Publication number Publication date
KR970009403B1 (ko) 1997-06-13
NO173302C (no) 1993-11-24
NO883871L (no) 1989-03-06
EP0306203B1 (en) 1994-05-18
JP2726677B2 (ja) 1998-03-11
EP0306203A2 (en) 1989-03-08
US5047757A (en) 1991-09-10
DE3889606D1 (de) 1994-06-23
KR890005565A (ko) 1989-05-15
NO883871D0 (no) 1988-08-30
GB8720856D0 (en) 1987-10-14
NO173302B (no) 1993-08-16
CA1311066C (en) 1992-12-01
EP0306203A3 (en) 1991-02-06
DE3889606T2 (de) 1994-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0136798B1 (ko) 액정셀의 어드레싱 방법 및 이를 이용한 장치
US4728947A (en) Addressing liquid crystal cells using bipolar data strobe pulses
EP0197742B1 (en) Addressing liquid crystal cells
JPH0320715A (ja) マトリクス・アレイ型液晶セルのアドレス方法
US4528562A (en) Co-ordinate addressing of smectic display cells
JPH0738052B2 (ja) 液晶セルのアドレス方法
KR100231216B1 (ko) 강유전체 액정 표시 장치의 다중 어드레싱
US6075583A (en) Ferroelectric liquid crystal devices
TW564389B (en) Addressing multistable nematic liquid crystal devices
JP2918588B2 (ja) 多重強誘電体液晶用アドレッシング方式
US6388650B1 (en) Low voltage control method for a ferroelectric liquid crystal matrix display panel
JP2003505742A (ja) 双安定コレステリック液晶表示装置の単極駆動
KR100324438B1 (ko) 액정 디바이스 및 액정 디바이스의 어드레스 방법
JPS62299820A (ja) 液晶電気光学素子の駆動法
JPH0792562B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法
Gooch et al. Matrix-addressed liquid crystal displays
JP2525453B2 (ja) 液晶装置及びその駆動法
JPS61223897A (ja) スメクチツク液晶表示装置
JPH01304430A (ja) 液晶装置及びその駆動法
JPH08137438A (ja) 光学変調素子の駆動方法
JPS62165631A (ja) 液晶表示素子のマトリツクス駆動方法
JPS6250732A (ja) マトリクス表示装置
JPS6224228A (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JPH01214825A (ja) 液晶装置及びその駆動法
Lombardo et al. Polar and dielectric multiplexed addressing of a nematic bistable display

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees