JPH0320688B2 - - Google Patents

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JPH0320688B2
JPH0320688B2 JP7975684A JP7975684A JPH0320688B2 JP H0320688 B2 JPH0320688 B2 JP H0320688B2 JP 7975684 A JP7975684 A JP 7975684A JP 7975684 A JP7975684 A JP 7975684A JP H0320688 B2 JPH0320688 B2 JP H0320688B2
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JP
Japan
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axis
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JP7975684A
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Koji Hayashi
Susumu Yoshioka
Kenji Ono
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Mitutoyo Corp
Original Assignee
Mitutoyo Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/004Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points
    • G01B5/008Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points using coordinate measuring machines

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、被測定物に測定子を三次元的に当接
させて被測定物の形状等を測定する三次元測定機
に係り、特に被測定物と測定子とを自動的に相対
移動させて測定する自動三次元測定機に関する。
[背景技術] 一般に、三次元測定機における測定子の移動機
構としては、三次元の各軸の構造物を順次積重ね
ていく方法がとられているが、謂わゆる自動型の
場合は、積重ね方式とする測定子側機構が次の機
構への荷重となるので高出力の駆動源を必要と
し、装置全体の大型化を招くという問題がある。
また、これは精度保証上も不利であり、かつ、移
動スピードの関係から測定能率が悪いという欠点
もある。
これを解決すべく、本出願人は、測定子を三次
元的に移動させるのではなく、測定子側は二次元
的に移動させるとともに、被測定物を一次元的に
移動させて結果的に相対三次元移動させるテーブ
ル移動型自動三次元測定機を提案している。これ
によれば、測定子保持側移動機構は、一軸方向減
つた分、軽量、小型となり、前記欠点が解消され
る。しかしながら、テーブルの移動機構に新たな
問題が生じた。
即ち、他の移動機構の可動部に対し、テーブル
移動型では可動部たるテーブルが大型となるた
め、総合精度が1μm以下を要求される測定機にあ
つては、その移動の直線性等の確保が難しいとい
うことである。
一方、平面的テーブルを水平移動させるには、
熱的変形等を考慮してテーブルの一側を基準とし
た謂わゆる片側基準のテーブルとすることが多く
行われているが、測定機においては必ずしも得策
ではない。その収縮、伸張自体が測定精度に影響
を及ぼすが、その際に基準部位から離れた他側部
が大きな影響を受けるからである。これは、駆動
軸の配置関係で平行移動を困難とする問題、即
ち、駆動軸たる送りねじ軸を片側に配置すると、
この軸の曲がりによる他側の受ける影響が大きい
という問題もある。
また、テーブルの固定側における案内は、一般
的にV溝の延長方向案内とされるが、これは直交
三軸のうち、V溝に直交する2軸の各軸方向の位
置規制の調整が困難なため、各軸方向毎の位置規
制の調整を正確に必要とする三次元測定機にあつ
ては、実用上採用すべき理由がない。この意味で
従来の三次元測定機ではテーブル移動型が採用さ
れていなかつたといえる。
また、三次元測定機においてテーブル移動型を
採用しようとする場合、テーブルの案内の信頼性
即ち真直な案内の保証およびその経年変化の少な
い保証を得ることが必要とされ、更にはその加工
の容易性も必要とされる。
[発明の目的] 本発明の目的は、テーブル移動型の自動三次元
測定機の特徴を発揮でき、真直な案内および経年
変化がなく、かつ、加工も容易な移動案内機構を
備えた自動三次元測定機を提供するにある。
[発明の構成] 本発明は、基台を天然石材またはセラミツクス
からなる石様部材とするとともに、テーブルを水
平面内の軸であるY軸方向に自動駆動されるよう
に設け、このテーブルを駆動方向に直交するテー
ブルの幅方向の中間において基台側に軸支された
送りねじ軸に連結しするとともに、基台の幅方向
中心部にX軸に直交する相互に平行な2つの案内
面を有する石様部材からなる第1の案内部材をY
軸方向に配置し、この第1の案内部材をY軸方向
に少なくとも3組以上配列した曲がり矯正部材で
真直度を矯正しつつ基台に取付け、更に、第1の
案内部材のX軸方向両側位置においてZ軸方向に
直交する相互に平行な2つの案内面を有する石様
部材からなる第2の案内部材をY軸方向に沿つて
基台に一対固定し、かつ、前記テーブルを前記第
1、第2の案内部材の各案内部材を利用したエア
ベアリングを介してY軸方向に案内するようにし
たもので、これにより送りねじ軸をテーブルの幅
方向の中間に配置したことでねじ軸の曲がり等に
よるる影響を片側基準の場合に比べて約半分に減
少させ、かつ、XおよびZ軸方向位置規制を第
1、第2の案内部材の各案内面で案内させて真直
に行ない、これらの第1、第2の案内部材を石様
部材とすることで経年変化を少なくし、更に、第
1、第2の案内部材を各別に設けることにより各
軸毎の調整を可能としてテーブルの正確な送りを
達成しうるようにし、かつ、加工を容易にしたも
のである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
全体構成を示す第1図および第2図において、
天然石材、セラミツクス等の石様部材からなる基
台10は、複数の水平出し治具30を介して設置
床1上に水平に設置される。この基台10は略凹
字状に形成されるとともに、この凸字状の基台1
0の上面中央には基台10と同様の石様部材から
なりY軸方向の案内面を形成する第1の案内部材
11がねじ止め固定され、さらに、この第1の案
内部材11の両側には同じく石様部材からなる偏
平な一対の第2の案内部材12が一部を基台10
の凸部上面から突出された状態で対称にねじ止め
固定されている。この際、案内部材11および第
2の案内部材12の基台10への固定構造は、第
3図に示されるように、基台10に設けられた盲
孔13内に接着固定された固定金具14のねじ孔
に第1の案内部材11あるいは第2の案内部材1
2を貫通してボルト16をねじ込むことによりな
される。また、本明細書におけるX軸方向とは第
2図中左右方向を、Y軸方向とは同図中紙面直交
方向を、Z軸方向とは同図中上下方向すなわち鉛
直方向を意味し、従つて、これらのX,Y,Z軸
はXおよびY軸を水平方向の軸とし、Z軸方向を
鉛直方向とする互いに直交する三軸とされてい
る。
前記水平出し治具30は、第4図に示されるよ
うに、側面略凹字状に形成されたベース31と、
このベース31内に摺動自在に収納され上面に傾
斜面32を形成された摺動片33と、前記ベース
31の立上り部に進退可能にねじ込まれ前記摺動
片33をベース31の底面に沿つて進退させるボ
ルト34、前記ベース31の両側の側壁内に上下
方向摺動可能に設けられるとともに前記摺動片3
3の傾斜面32に係合する傾斜面35を有しかつ
前記基台10の下面に当接された当接片36とか
ら構成され、前記ボルト34をまわすことにより
両傾斜面32,35の作用によつて設置床1に対
する基台10の高さ位置を調整し、基台10の水
平位置出しを行なえるようになつている。
前記第1の案内部材11の両側位置には、複数
対例えば3対以上、実際には16ないし32対程度の
曲がり矯正手段40が配置され、第1の案内部材
11の真直度が出せるようになつている。この曲
がり矯正手段40は、第5図に示されるように、
基台10の上面に形成された溝17の側面に接着
固定されるとともにこの固定面とは反対側の面に
傾斜面41を有する固定片42と、この固定片4
2の傾斜面41に係合される傾斜面43を有する
とともにこの傾斜面43とは反対側において第1
の案内部材11のX軸方向規制用平行案内面18
に当接される垂直面44を有する可動片45と、
前記基台10に形成された盲孔19内に接着固定
されるとともに中心にねじ孔46を有する固定金
具47と、前記可能片45を貫通して固定金具4
7のねじ孔にねじ込まれるボルト48とから構成
され、ボルト48のねじ込み量を調整することに
より、傾斜面41と傾斜面43との係合位置を変
化させて垂直面44により平行案内面18を押圧
して第1の案内部材11の真直度を矯正できるよ
うになつている。
前記基台10上には金属製のテーブル50がY
軸方向に移動可能に設けられている。このテーブ
ル50の下面には、前記第1の案内部材11の平
行案内面18に対向されるエアベアリング51が
ブラケツト52を介して取付けらるとともに、前
記第2の案内部材12の上下のZ軸方向移動規制
用平行案内面20のうち上方の案内面20に対向
される比較的大型のエアベアリング53が設けら
れ、更に、平行案内面20の下側の案内面20に
対向されるエアベアリング54がブラケツト55
を介して取付けられ、これらの各エアベアリング
51,53,54によりテーブル50は基台10
上をわずかな力で移動できるようにされ、かつ、
第1の案内部材11とエアベアリング51との作
用によりX軸方向の移動が規制され、また、第2
の案内部材12とエアベアリング53,54との
作用によりZ軸方向の移動が各軸別に調整されて
規制され、Y軸方向のみ真直に移動できるように
なつている。
また、基台10とテーブル50との間には、テ
ーブル50をY軸方向に駆動するY軸方向駆動機
構60が設けられている。このY軸方向駆動機構
60は、第6図に示されるように、基台10にブ
ラケツト61を介して固定されたモータ62と、
このモータ62の出力軸に連結されたボールねじ
軸からなる送りねじ軸64と、この送りねじ軸6
4に移動可能に螺合されるとともにブラケツト6
5を介してテーブル50に固定されたナツト部材
66とを備えて構成され、モータ62の駆動によ
りテーブル50をY軸方向に駆動できるようにな
つている。この際、送りねじ軸64は第1の案内
部材11の溝21内に配置され、これにより送り
ねじ軸64はテーブル50の幅方向即ちX軸方向
の中、略中央に位置するようにされている。
前記モータ62によるテーブル50の送り量
は、第2図に示されるように、前記第1の案内部
材11側に設けられたスケール76およびテーブ
ル50のブラケツト52側に設けられた検出部7
7からなるY軸方向移動量計測手段75により計
測され、また、テーブル50の原点位置即ち絶対
位置測定するための零点位置は、前記第1の案内
部材11側に設けられたゼロマーク81およびテ
ーブル50側に設けられた検出スイツチ82から
なるゼロセツト手段80により設定されるように
なつている。さらに、テーブル50の移動範囲の
規制は、基台10上に設けられたドツク85およ
びテーブル50側に設けられた図示しないリミツ
トスイツチにより行われるようになつている。
第2図において、前記基台10の両側面には
夫々支柱90が固定されている。この支柱90の
基台10に対する固定構造は、基台10の両側面
に沿つてY軸方向に夫々複数箇所設けられた孔2
2内に挿入された略杵状の締付金具23に貫孔2
4を貫通してねじ込まれるボルト25により行わ
れている。これらの支柱90は夫々鉄等の金属か
ら形成されるとともに、これらの支柱90の上端
間には前記基台10と同様な石様部材からなる非
移動体側構造体としての梁100が横架固定され
ている。この簗100と支柱90との固定構造
も、前記支柱90と基台10との固定構造と同様
に、天然石材等からなる簗100側に設けられた
孔101と、この孔101内に挿入される金属材
からなる略杵状の締付金具102と、梁100側
に設けられた貫孔103を貫通して締付金具10
2のねじ穴に螺合されるボルト104とから構成
されている。
前記梁100上にはスライダ110がX軸方向
移動自在に支持されるとともに、このスライダ1
10は、モータ122、送りねじ軸124、ナツ
ト部材129等からなるX軸方向駆動機構120
によりX軸方向に自動送りされ、かつ、梁100
の背面にはスライダ110をX軸方向に案内する
ためのガイドレール105およびスライダ110
の移動量を検出するためのスケール106が夫々
設けられている。
前記スライダ110は、第7図に示されるよう
に、前記梁100を囲むように設けられるととも
に梁100の四角の各面に対向して夫々エアベア
リング111を有するX軸方向案内用軸受箱11
2と、このX軸方向案内用軸受箱112の前面に
取付けられるとともに内部に平面四角形状に配置
されたエアベアリング113を有する上下一対の
Z軸方向案内用軸受箱114と、これらのZ軸方
向案内用軸受箱114内にZ軸方向移動自在に挿
入されたZ軸構造物180と、前記X軸方向案内
用軸受箱112上に立設された支持フレーム11
5に支持されたZ軸方向駆動機構140と、前記
支持フレーム115の上端部に設けられるととも
に前記Z軸方向駆動機構140の自由回転を阻止
して前記Z軸構造物180の落下を防止するロツ
ク装置160とを備えている。
前記Z軸方向駆動機構140は、前記支持フレ
ーム115に支持されたモータ141と、このモ
ータ141によりタイミングベルト142を介し
て回転駆動されるとともに支持フレーム115の
上下部に夫々その上下端部を回転自在に支持され
た比較的大きな例えば4mm以上のねじピツチを有
する送りねじ軸145と、この送りねじ軸145
に軸方向移動可能に支持されたナツト部材146
と、このナツト部材146に回転自在に支持され
るとともに前記支持フレーム115の第4図中手
前側の壁面(図示せず)に取付けられたガイドレ
ール147の両側壁を挟持するように当接されガ
イレール147に沿つてナツト部材146をZ軸
方向移動容易かつ回動不能に案内する一対のロー
ラ148と、前記ナツト部材146に固定された
連結板149と、この連結板149の突出端上下
面に送りねじ軸145の軸方向移動不可能かつ半
径方向移動容易に連結されるとともに前記Z軸構
造物180の上端部に固定されたブラケツト15
2と、を備えて構成され、前記モータ141の駆
動によりブラケツト152を介してZ軸構造物1
80をZ軸方向に駆動できるようになつている。
この際、送りねじ軸145の曲がり、偏心等によ
る影響は、連結板149に対し送りねじ軸145
の軸方向移動不可能かつ半径方向移動可能にされ
た部分で吸収され、Z軸構造物180にはナツト
部材146のZ軸方向の動きだけが伝達されるよ
うになつている。
前記Z軸構造物180は、四角筒からなりZ軸
部材としての中空の筐体181を備えるととも
に、この筐体181内にエアバランス機構190
およびプローブ着脱機構200を備えている。こ
のエアバランス機構190は、筐体181に固定
されるとともに下端を開放されたシリンダ191
と、このシリンダ191内に収納されるとともに
前記支持フレーム115にピストンロツド194
を介して支持されたピストン192とを備えて構
成され、このピストン192とシリンダ191の
上部との間に圧縮空気を供給することにより、こ
の圧縮空気の作用でZ軸構造物180の重量を支
持してZ軸構造物180の自重による送りねじ軸
145側への負荷の軽減が図られている。また、
筐体181と前記支柱フレーム115との間には
図示しないスケールと検出器とからなるZ軸方向
移動量検出手段が設けられ、Z軸構造物180の
軸方向の移動量が検出されるようになつている。
前記プローブ着脱機構200は、その内部に回
転可能なZスピンドル220を備え、このZスピ
ンドル220の下端に設けられたプローブ取付用
孔にはプローブホルダ250を(第1,2図参
照)介して測定子281を有するタツチ信号プロ
ーブ280が取付けられている。
前記テーブル50上には、その一端側即ち第1
図中右奥側にプローブストツカ290が設けられ
ている。このプローブストツカ290は、保持台
291を介してテーブル50と所定間隔をおいて
取付けられた保持板293(第2図参照)を備
え、この保持板293にはテーブル50の他端側
即ち第1図中、左手前側に向つて開口された多数
のU字状の切欠部292が設けられ、これらの切
欠部292には所定のタツチ信号プローブ280
を有するプローブホルダ250が、所定の取付姿
勢で載置支持されている。
なお、第1図中符号310は、簡略図示されて
いるが、表示部311を有するとともに図示しな
いプリンタ、CRT等の周辺機器を有し、更に、
内部に演算機能、記憶機能等を持つ計算機システ
ムを有し、所定のプログラムに従つて各部の動き
を制御する制御装置、符号320はテーブル50
上に載置された被測定物、符号26はY軸方向駆
動機構60を防塵する蛇腹カバー、符号27はサ
イドカバーである。
次に、本実施例の作用につき説明する。
制御装置320からの指令により、テーブル5
0をX軸方向駆動機構60により駆動し、Zスピ
ンドル220の下方にプローブストツカ290を
位置させ、この状態でスライダ110およびZ軸
構造物180をXおよびZ軸方向に移動させてZ
スピンドル220の下端にプローブストツカ29
0上の所定のプローブホルダ250を挿入固着す
る。このプローブホルダ250のZスピンドル2
20への取付けは、Zスピンドル220内に設け
られた図示しないプローブ着脱機構により行われ
る。
ついで、テーブル50を後退させれば、プロー
ブホルダ250がプローブストツカ290から外
れ、タツチ信号プローブ280による測定が可能
な状態となる。この状態で、Z軸構造物180、
スライダ110およびテーブル50を制御装置3
10からの指令によりZ,X,Y軸方向に移動さ
せながらタツチ信号プローブ280の測定子28
1を被測定物320の被測定個所に順次当接させ
て被測定物320の形状測定を行い、制御装置3
20の表示部311に表示させ、かつ、プリント
アウトさせる。
上述のように本実施例によれば、テーブル50
を可動型にすることにより、測定子281を有す
る可動部分をスライダ110以後の軽量な部分と
して測定子281側における可動部の重量による
撓みを極めて少なくし、測定精度の向上を図るこ
とができる。可動型のテーブル50において、そ
の駆動用の送りねじ軸64をテーブル50の中
間、特にその中央部に配置したから、その片側に
配置したものに比べ送りねじ軸64の曲がり等に
より生じるテーブル50の側縁における誤差を小
さくできる。また、テーブル50のY軸方向への
案内にあたり、Y軸に直交するX軸方向およびZ
軸方向への移動の規制は、それぞれ第1の案内部
材11および第2の案内部材12で各別に行うよ
うにしたから、V溝で規制する構造に比べ極めて
高精度に案内できる。この際、第1、第2の案内
部材11,12は、共に基台10とは別体に製作
されているから、それらの各案内面18,20を
容易に平行面に形成でき、かつ、第1の案内部材
11は曲がり矯正手段40により真直に矯正でき
るから、この点からもより高精度な案内を行え
る。更に、第1、第2の案内部材11,12は共
に天然石材等の石様部材であるから経年変化が極
めて少なく長年にわたり精度保証をできる。ま
た、テーブル50の支持は、エアベアリング5
1,53,54により行われるから、Y軸方向駆
動機構60の負荷を小さくできる。更に、送りね
じ軸64をテーブル50の幅方向に配置したか
ら、エアベアリング51,53,54への空気停
止時におけるクリアランスは、送りねじ軸64の
僅かな撓みによつて吸収できる。
なお、前記実施例における駆動源としてのモー
タ141,162は、AC,DC,パルス電動機に
限らず、エアモータ、油圧モータ等でもよい。
上述のように本発明によれば、テーブル移動型
の自動三次元測定機を実現するのに有効な移動案
内機構を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成を示す斜
視図、第2図はその一部を切欠いた正面図、第3
図乃至第5図は第2図の要部を示す拡大図、第6
図はY軸方向駆動機構の拡大側面図、第7図はス
ライダーの一部を切欠いた拡大側面図である。 10…基台、11,12…Y軸方向の案内面を
形成しXおよびZ軸方向位置規制手段を構成する
第1、第2の案内部材、18,20…平行案内
面、40…曲がり矯正手段、50…テーブル、5
1,53,54…エアベアリング、60…Y軸方
向駆動機構、180…Z軸構造物、220…Zス
ピンドル、280…タツチ信号プローブ、281
…測定子、310…制御装置、320…被測定
物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに直交するX,Y,Z三軸のうちY軸を
    水平面内の軸とし、先端にタツチ信号プローブを
    有し基台に対し相対的にXおよびZ軸方向に自動
    駆動されるZスピンドルと、Y軸方向に自動駆動
    されるテーブルとを備えた自動三次元測定機であ
    つて、前記基台を天然石材またはセラミツクスか
    らなる石様部材で形成し、この基台の幅方向即ち
    X軸方向の中心部にX軸に直交する相互に平行な
    2つの案内面を有する石様部材からなる第1の案
    内部材をY軸方向に沿つて配置するとともに、こ
    の第1の案内部材をY軸方向に少なくとも3組以
    上配列された曲がり矯正手段を介して基台に取付
    け、この第1の案内部材のX軸方向両側位置にお
    いてZ軸方向に直交する相互に平行な2つの案内
    面を有する石様部材かならる第2の案内部材をY
    軸方向に沿つて基台に一対固定し、かつ、前記テ
    ーブルを前記第1、第2の案内部材の各案内面を
    利用したエアベアリングを介して基台にY軸方向
    移動可能に案内するとともに、前記第1の案内部
    材の両案内面の中間において基台側に回転可能に
    支持された駆動ねじ軸に前記テーブルを螺合連結
    したことを特徴とする自動三次元測定機。
JP7975684A 1984-04-20 1984-04-20 自動三次元測定機 Granted JPS60224010A (ja)

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JPS60224010A JPS60224010A (ja) 1985-11-08
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FR2600764A1 (fr) * 1986-06-24 1987-12-31 Applic Mecano Granits Robot de mesure de dimensions lineaires
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JPS60224010A (ja) 1985-11-08

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