JPH03206518A - グラフィックカーソル表示コントロール回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はフルグラフィック表示装置等に用いられるグラ
フィックカーソル表示コントロール回路に関する。

（従来の技術） フルグラフィック表示装置等においては、画面上に十字
あるいは特殊図形（ペン先マーク、指先マーク）等のグ
ラフィックカーソルを表示させ、マウス等を用いてこの
グラフィックカーソルを移動させてグラフィック上のア
イコン等を指定させる処理や、点座標の読取処理等を行
なっている。

第５図はこのようなグラフィックカーソルを発生するグ
ラフィックカーソル表示コントロール回路の一例を示す
ブロック図である。

この図に示すグラフィックカーソル表示コントロール回
路はラインカウンタ１０１と、マルチプレクサ１０２と
、ＲＡＭ１０３と、ｐｓ変換回路１０４とを備え、マイ
クロプロセッサ等によって構威される制御部（図示は省
略する）やビデオタイミング回路（図示は省略する）が
出力する各種信号に応じてカーソルを示す表示信号を生
威しＣＲＴ等に出力する。

ラインカウンタ１０１はビデオタイミング回路が垂直同
期信号ｖＳＹＩＮＣを出力する毎にリセットされ、この
後前記ビデオタイξング回路がカーソル表示タイミング
信号を出力する毎にライン数を示す計数値をカウントア
ップしこの計数値をカーソル表示用アドレス信号として
マルチプレクサ１０２に供給する。

マルチプレクサ１０２は前記制御部が書込み信号を出力
していないときには前記ラインカウンタ１０１が出力す
るカーソル表示用アドレス信号を選択しこれをメモリア
ドレス信号としてＲＡＭ１０３に供給する。また、前記
制御部が書込み信号を出力しているときにはアドレスバ
ス１０５を介して供給される前記制御部からのアドレス
信号を選択しこれをメモリアドレス信号としてＲＡＭ１
０３に供給する。

ＲＡＭ１０３は前記制御部から書込み信号が供給されて
いるときには前記マルチプレクサ１０２が出力するアド
レス信号によって指定された番地を選択して、データパ
ス１０６を介して供給される前記制御部からの書込みデ
ータ（カーソルのフォントスライスデータ）を取り込ん
で前記番地に格納し、また前記制御部から書込み信号が
供給されていないときには前記マルチプレクサ１０２が
出力するアドレス信号によって指定された番地を選択し
て、この番地に格納されているデータ（カーソルのフォ
ントスライスデータ）を読み出してＰＳ変換回路１０４
に供給する。

ＰＳ変換回路１０４は前記ビデオタイミング回路が前記
カーソル表示タイミング信号を出力する毎に前記ＲＡＭ
１０３が出力するデータを取り込んだ後、これをパラレ
ル／シリアル変換してシリアル信号に変換しこれを前記
制御部が出力するＸ方向のドット位置読出し指定信号に
よって指定されたタイミングで１ドットずつ出力してＣ
ＲＴ等に供給する。

このようにこのグラフィックカーソル表示コントロール
回路においては、カーソル表示タイミング信号が入力さ
れる毎に、ＲＡＭ１０３に格納されているカーソルのフ
ォントデータをスライス単−　３　ー 位で読み出してＰ／Ｓ変換しＣＲＴ上に表示させるよう
にしているので、第６図に示す如く垂直同期信号および
水平同期信号を基準としてＸ方向カーソルＸＣＵＲ．　
Ｙ方向カーソルＹＣＵＲに対応したタイ主ングでライン
毎にカーソル表示タイミング信号を入力するだけで、カ
ーソルのフォントデータをライン単位で出力させてＣＲ
Ｔ画面１０８上の前記Ｘ方向カーソルＸＣＵＲ，　Ｙ方
向カーソルＹＣＵＲに対応した位置に矢印カーソルエ０
７を表示させることができる。

また、上述したグラフィックカーソル表示コントロール
回路においては、書込み信号が供給されたとき、制御部
が出力するアドレス信号によってＲＡＭ１０３内の番地
を指定し、前記制御部が出力するカーソルのフォントス
ライスデータを格納するようにしているので、第７図（
．）に示す如＜ＣＲＴ＠面↓０８の左上に矢印カーソル
１０７を表示させるとき、制御部によってＲＡＭ１０３
の内容を書き換えて左上方向を向いた矢印カーソル１０
７を表示させ、また第７図（ｂ）に示す如−　４　一 ＜ＣＲＴ画面１０８の右上に矢印カーソル１０７を表示
させるとき、制御部によってＲＡＭ１０３の内容を書き
換えて右上方向を向いた矢印カーソル１０７を表示させ
、また第７図（Ｃ）に示す如＜ＣＲＴ画面１０８の右下
に矢印カーソル１０７を表示させるとき、制御部によっ
てＲＡＭ１０３の内容を書き換えて右下方向を向いた矢
印カーソル１０７を表示させることができる。

しかしながらこのようなグラフィックカーソル表示コン
トロール回路においては、ＣＲＴ画面ｌＯｓ上の表示領
域に応じて制御部のマイクロプロセッサによってＲＡＭ
１０３の内容を書き換えてＣＲＴｍ面１０８上に表示さ
れる矢印カーソル１０７の形状を変更するようにしてい
るので、力一ソル制御のプログラムが複雑になってマイ
クロプロセッサの負荷が大きくなってしまう。

このため、他の基本制御プログラムの動作効率が低下し
、また矢印カーソルエ０７の移動がスムーズにいかない
という問題があった。

（発明の目的） 本発明は上記の如き従来の欠点を除去するためになされ
たものであって、簡単な回路を付加するだけでマイクロ
プロセッサの負荷を大幅に軽減させることができ、これ
によって他の基本制御プログラムの動作効率を向上させ
ることができるとともに、カーソルの移動をスムーズに
することができるグラフィックカーソル表示コントロー
ル回路を提供することを目的としている。

（発明の概要） 上記の問題点を解決するために本発明によるグラフィッ
クカーソル表示コントロール回路においては、グラフィ
ック画面上にカーソルを表示するグラフィックカーソル
表示コントロール回路において、水平走査線を計数し，
この計数値と予め設定されている設定値とを比較してこ
の比較結果を出力する垂直比較部と、水平ドット位置を
示すクロック信号を計数し、この計数値と予め設定され
ている設定値とを比較してこの比較結果を出力する水平
比較部と、この水平比較部の比較結果および前記垂直比
較部の比較結果、カーソルが表示さ７ れる位置に基づいて予め格納されている複数のカーソル
パターンのいずれかを選択して出力するカーソル形状記
憶部とを備えたことを特徴としている。

（実施例） 以下、本発明を図示した実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

この図に示すグラフィックカーソル表示コントロール回
路はカーソル表示ラインカウンタ１と、Ｙ方向設定器２
と、Ｙ方向比較判定部３と、Ｘ方向設定器４と、Ｘ方向
比較判定部５と、ＲＯＭ６と、ＰＳ変換回路７と、イン
バータ８を備え、マイクロプロセッサ等によって構威さ
れる制御部（図示は省略する）やビデオタイξング回路
（図示は省略する）が出力する各種信号に応じて予め登
録されているカーソル形状のｌつを選択しこれをＣＲＴ
等に表示させる。

カーソル表示ラインカウンタｌはビデオタイミ８ ング回路が垂直同期信号ＶＳＹＩＮＣを出力する毎にリ
セットされ、この後前記ビデオタイミング回路がカーソ
ル表示タイミング信号を出力する毎にライン数を示す計
数値をカウントアップしこの計数値をアドレス信号Ａ３
〜ＡＯとしてＲＯＭ６に供給すヤマトリックスによって
ＣＲＴｍ面２０（第３図参照）をＹ方向に２分割すると
きの基準値（Ｙ方向基準値）が設定されており、このＹ
方向基準値をＹ方向比較判定部３に供給する。

Ｙ方向比較判定部３はカウンタ１０と、データ比較器ｌ
工とを備え、第３図に示す如くカーソル２１の表示位置
が第１領域１２ａ、第２領域１２ｂのいずれかにあると
き１１１”信号を発生してこれをアドレス信号Ａ４とし
てＲＯＭ６に供給する。

カウンタ１０は垂直同期信号ＶＳＹＩＮＣが出力された
ときにリセットされ、この後表示対象ラインが切り替わ
る毎に出力されるタイミング信号ＤＩＳＰＴＭＧが供給
される毎に現在のライン数を示す計数値をカウントアッ
プしてこの計数値をデータ比較器１ｌに供給する。

データ比較器１１は前記カウンタ１０が出力する計数値
と前記Ｙ方向設定器２に設定されているＹ方向基準値と
を比較し、前記計数値がＹ方向基準値より小さいとき、
“ｌ”信号を発生してこれをアドレス信号Ａ４としてＲ
ＯＭ６に供給する。

また、Ｘ方向設定器矛蟲前記Ｙ方向設定器２と同様にワ
イヤマトリックスによってＣＲＴ画面２０をＸ方向に２
分割するときの基準値（Ｘ方向基準値）が設定されてお
り、このＸ方向基準値をＸ方向比較判定部５に供給する
。

Ｘ方向比較判定部５はカウンタ１３と、データ比較器１
４とを備え、カーソル２１の表示位置が第３図に示す第
２領域１２ｂ、第４領域１２ｄのいずれかにあるとき、
′１”信号を発生してこれをアドレス信号Ａ５としてＲ
ＯＭ６に供給する。

カウンタ１３は前記タイミング信号ＤＩＳＰＴＭＧが供
給される毎にリセットされ、この後１ライン中の表示ド
ットを切り替える毎にビデオタイξング回路が出力する
クロック信号を計数して現在のＸ位置を示す計数値をカ
ウントアップしこれをデータ比較器１４に供給する。

データ比較器１４は前記カウンタｌ３が出力する計数値
と前記Ｘ方向設定器４に設定されているＸ方向基準値と
を比較し、前記計数値がＸ方向基準値より大きいとき、
“１”信号を発生してこれをアドレス信号Ａ５としてＲ
ＯＭ６に供給する。

ＲＯＭ６は第４図に示す如＜ＣＲＴ画面２０の左上を示
す第１領域１２ａに対応して左上を示す矢印カーソル２
１のフォントデータが格納されるとともに、ＣＲＴ画面
２０の右上を示す第２領域１２ｂに対応して右上を示す
矢印カーソル２１のフォントデータが格納され、更にＣ
ＲＴ画面２０の左下を示す第３領域１２ｃに対応して左
下を示す矢印カーソル２１のフォントデータが格納され
るとともに，ＣＲＴｍ面２０の右下を示す第４領域１２
ｄに対応して右下を示す矢印カーソル２１が格納されて
おり、前記カーソル表示ラインカウンタｌからアドレス
信号Ａ３〜ＡＯが出力されたとき、このアドレス信号Ａ
３〜ＡＯと、前記Ｙ方向比較判定部３から出力されるア
ドレス信号Ａ４と、前記Ｘ方向比較判定部５から出力さ
れるアドレス信号Ａ５とに応じて予め登録されている矢
印カーソル２１のフォントデータのいずれか１つを選択
してスライス単位で読み出してこれをＰＳ変換回路８に
供給する。

ＰＳ変換回路８は前記ビデオタイミング回路が前記カー
ソル表示タイミング信号を出力する毎に前記ＲＯＭ６が
出力するデータを取り込んだ後、これをパラレル／シリ
アル変換してシリアル信号に変換しこれを前記制御部が
出力するＸ方向のドット位置読出し指定信号によって指
定されたタイミングで１ドットずつ出力しＣＲＴ等に供
給する。

このようにこの実施例においては、ＲＯＭ６内に複数の
カーソルフォントを予め格納し、カーソル表示位置に応
じてＲＯＭ６内に格納されている複数のカーソルフォン
トの１つを選択してこれをＰ／Ｓ変換してＣＲＴ等に供
給するようにしたので、マイクロプロセッサの負荷を大
幅に軽減する一　１　１　一 ことができ，これによって他の基本制御プログラムの動
作効率を向上させることができるとともに、矢印カーソ
ル２工の移動をスムーズにすることができる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、簡単な回路を付加
するだけでマイクロプロセッサの負荷を大幅に軽減する
ことができ、これによって他の基本制御プログラムの動
作効率を向上させることができるとともに，カーソルの
移動をスムーズにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるグラフィックカーソル表示コント
ロール回路の一実施例を示すブロック図、第２図は第ｌ
図に示すＹ方向設定器、Ｙ方向比較判定部、Ｘ設定器、
Ｘ方向比較判定部の詳細を示す回路図、第３図は同実施
例のカーソル切換基準例を示す模式図、第４図は第ｌ図
に示すＲＯＭに格納されるデータ例を示す模式図，第５
図は従来から知られているグラフィックカーソル表示コ
ン一　１２　一 トロール回路の一例を示すブロック図、第６図は第５図
に示すグラフィックカーソル表示コントロール回路の動
作例を示す模式図、第７図（ａ）ないし同図（Ｃ）は各
々第５図に示すグラフィックカーソル表示コントロール
回路の動作例を示す模式図である。 １・・・カーソル表示ラインカウンタ、３・・・垂直比
較部（Ｙ方向比較判定部），５・・・水平比較部（Ｘ方
向比較判定部）、６・・・カーソル形状記憶部（ＲＯＭ
）．７・・・ＰＳ変換回路、２０・・・グラフィック画
面（ＣＲＴＩ１面）、２ｌ・・・カーソル（矢印カーソ
ル）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）グラフィック画面上にカーソルを表示するグラフ
   ィックカーソル表示コントロール回路において、水平走
   査線を計数し、この計数値と予め設定されている設定値
   とを比較してこの比較結果を出力する垂直比較部と、水
   平ドット位置を示すクロック信号を計数し、この計数値
   と予め設定されている設定値とを比較してこの比較結果
   を出力する水平比較部と、この水平比較部の比較結果お
   よび前記垂直比較部の比較結果、カーソルが表示される
   位置に基づいて予め格納されている複数のカーソルパタ
   ーンのいずれかを選択して出力するカーソル形状記憶部
   とを備えたことを特徴とするグラフィックカーソル表示
   コントロール回路。