JPH03206488A - 平面表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キャラクター表示又はグラフィック表示をす
るための平面表示装置に関し、特にその平面表示パネル
に駆動信号を供給するためのりードを、駆動回路を形成
したプリント基板に取付る部分の形状に関する。

〔従来の技術〕

平面表示装置、例えば第４図．第９図に示す蛍光表示装
置においては、蛍光表示管１は、ガラス基板上に熱電子
を放出するフィラメントと蛍光体を被着したアノードと
フィラメントからアノードへの熱電子を制御するグリッ
ドを形成した３極管構遺をカバーガラスで囲い封止し、
その内部は、真空に保たれている。これらフィラメント
，アノード，グリッドの各電極へ駆動信号を供給するた
めにリード３が蛍光表示管１の封上部より外部へ引き出
されている。又、第９図の蛍光表示装置は、蛍光表示管
１及び蛍光表示管１を駆動するための駆動回路を形成し
たプリント基板１１及び駆動信号を供給するためのリー
ド３から成り、この例では、そのリード３とプリント基
板１１との接続は、プリント基板１１にリードビッチｎ
に対応してスルーホール１２を形或し、リード３をスル
ーホール１２に挿入して、半田付けしていた。しかし、
今般、小形化、高密度化が要求され、リード幅が小さく
、リードピッチは狭くなり、リードの本数も増える傾向
にあり、それに従って、スルーホールを形成するのが困
難又は、コストアップとなり、かつリードをスルーホー
ルに挿入する工数も大幅にかかるようになってきた。そ
のため第４図，第５図，第６図の蛍光表示装置のように
プリント基板６上にリードビッチｍに対応した半田付パ
ッド４を形或して、リード３を取付ける必要が生じてき
た。リード付の際には、リードピッチｍが乱れるのを防
ぐために、リードピッチｍと同ピッチで溝を切ったくし
状の治具１０を用意してリードビッチｍをそろえ、仮止
めし、リード３を半田付パッド４に半田付けしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

今般、平面表示装置は、外形寸法に対する表面面積の比
率すなわちスペースファクターの向上と表示容量の増加
が要求されつつあり、このため表示パネルも周囲寸法が
小さく、かつリード数が増加するため、リードは細くな
り、リードピッチは狭くなってきている。ここで、上述
した従来の表示装置用プリント基板では、表示パネルと
駆動回路を形成したプリント基板を取付ける場合、表示
パネルのリードピッチを保ちながらプリント基板にそっ
て曲げなければならずリードピッチが狭くなってくると
、これが困難となりリードピッチ乱れや半田付の際に半
田ブリッヂを起こし易くなる。又、リードピッチの乱れ
を防ぐためには、リードピッチに対応して溝を切ったく
し状の治具を使用しなければならないという欠点があっ
た。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、平面表示パネル及び該平面表示パネルを駆動
するための駆動回路を駆動部品により形成したプリント
基板と該プリント基板からの駆動信号を該平面表示パネ
ルに供給するためのリードとを有する平面表示装置にお
いて、前記プリント基板外周部に平面表示パネルのリー
ドピッチに対応して溝を切ったことを特徴とする。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例による蛍光表示装置であり
、第２図はそれを裏面より見た図、第３図は第１図のＡ
部を拡大した図である。蛍光表示管１は、蛍光表示管１
を駆動するための駆動回路を形成したプリント基板２と
蛍光表示管１に駆動信号を供給するため幅０．６ｍｍの
りード３を介して接続されている， プリント基板２は、第７図のように基板７の中央にＶカ
ット部８を設けた２枚取りとなっており、■カット部８
にそってＮＣ又はボール盤等でリードピッチｆｆｌ＝１
．０ｍｍに対応した円状の穴Φ＝０．８ｍｍをあけ、■
カット部８を割れば半円状の渭５が形成されるようにな
っている。

リード３とプリント基板２の接続は、プリント基板２の
外形に形成した半円状の渭５にリード３を当てがい外側
から押さえ、プリント基板２にそってリード３を裏側に
曲げ、プリント基板２の裏側のリードビッチＪ７＝１．
０ｍｍに対応した半田付パッド４に半田付する。

前記実施例では、プリント基板にリードピッチに対応し
た半円状の渭を形成したが、これは半円に限らず、第８
図のようにａ＝０．８ｍｍの四角状の溝９でも同じ効果
が得られるのは明白である。また、半円状、四角状以外
でもリードの位置合わせと仮止めができれば他の形状で
も実質的に効果が得られるし、蛍光表示装置のみならず
他の平面表示装置、例えば、プラズマディスプレイ装置
等でも同様の効果が得られる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、小形化、高密度対応によ
りリード数が増加し、その結果、リード幅は細く、リー
ドピッチが狭くなる平面表示パネルのリードと平面表示
パネルを駆動するための駆動回路を形成したプリント基
板とを接続するために、プリント基板の外周部に平面表
示パネルのリードピッチに対応して溝を形成することに
より、リードピッチの乱れを防ぐことができ、外側より
リードを押さえるだけでリードピッチに対応して溝を切
ったくし状の治具を用意することなく、プリント基板自
体に治具の機能を付加でき、半田付の際もリードピッチ
の乱れから起こる半田ブリッジを防ぐことができる効果
がある．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるプリント基板を用いた表示装置の
第１の実施例の斜視図、第２図は第１図を裏側から見た
図、第３図は、第１図のＡ部を拡大した図、第４図は従
来の平面表示装置用プリント基板を用いた表示装置の一
例を示す斜視図、第５図は第４図を裏側から見た図、第
６図はくし状の治具１０を使ってリード３の位置合わせ
をしている図、第７図は、プリント基板のＶカットする
前の図、第８図は、本発明の第２の実施例のプリント基
板の一部を示す斜視図、第９図は他の従来の表示装置の
一例を示す斜視図である。 １・・・蛍光表示管、２・・・本発明による平面表示装
置用プリント基板、３・・・リード、４・・・半田付パ
ッド、５・・・半円状の溝、６，１１・・・従来の平面
表示装置用プリント基板、７・・・基板、８・・・Ｖカ
ット部、９・・・四角状の溝、１０・・・くし状の治具
、１２・・・スルーホール．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　平面表示パネル及び該平面表示パネルを駆動するため
   の駆動回路を駆動部品により形成したプリント基板と該
   プリント基板からの駆動信号を該平面表示パネルに供給
   するためのリードとを有する平面表示装置において、前
   記プリント基板外周部に平面表示パネルのリードピッチ
   に対応して溝を切ったことを特徴とする平面表示装置。