JP2700317B2 - 螢光表示管 - Google Patents

螢光表示管

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JP2700317B2
JP2700317B2 JP62181209A JP18120987A JP2700317B2 JP 2700317 B2 JP2700317 B2 JP 2700317B2 JP 62181209 A JP62181209 A JP 62181209A JP 18120987 A JP18120987 A JP 18120987A JP 2700317 B2 JP2700317 B2 JP 2700317B2
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佐四郎 上村
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伊勢電子工業 株式会社
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は螢光表示管に係わり、特に制御電極などの金
属電極の固定構造に関するものである。 〔従来の技術〕 螢光表示管に用いる金属電極として例えば制御電極
は、一般に第5図(a),(b)および第6図(a),
(b)に示すように金属薄膜をフオトエツチング加工に
よつてメツシユ状のメツシユ面部1aを形成し、その両端
を所定の高さHとなるように折り曲げ加工して接続部1b
および接続部1bを支持するフレーム部1cを形成した制御
電極1を陽極基板2上に必要数並設して一体的に取り付
け固定されて用いられる。なお、3は陽極基板2の表面
に例えば「日」字状に印刷形成された陽極4上に螢光体
5が被着形成された陽極セグメント、6は陽極基板2上
に例えばガラス製の枠体7と上板8とによつて構成され
た外囲器である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このように構成される螢光表示管の制御電極の固定方
法には大別して以下に示す2通りの方法がある。すなわ
ち、第5図に示したように陽極基板2上の所定位置に制
御電極1を接触載置した後、その固定部にペースト状の
ガラスフリツト9を塗布して固定配置させている。この
ような方法によると、制御電極1の固定部を陽極基板2
上に特別に設ける必要があり、またガラスフリツト9は
溶融することによつて接触面積が拡大され、工程温度の
変動(バラツキ)によりその範囲が不確定となるなどの
問題があつた。また、他の方法では第6図に示したよう
に制御電極1にフレーム1cを設け、このフレーム1cと制
御電極1の接続部1bとをスペーサガラス7で抑えて固定
配置させている。しかしながら、このような方法による
と、第7図に示すように制御電極1が第1の制御電極1A
と第2の制御電極1Bとに分割形成されるなどの制御電極
形状が複雑構成となつた場合、固定するためのフレーム
1cとの接続部1bが両側に形成できなくなる場合が生じ、
制御電極1A,1Bの固定が不可能となり、また、無理に接
続部1bを形成しようとすると、フレーム1cとの接続部1b
が各制御電極1A,1Bの面積を制限し、所定の表示ができ
なくなるなどの問題があつた。 したがつて本発明は前述した従来の問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、陽極基板上に複数配設さ
れる金属電極間を極めて小さな寸法で固定配置すること
を可能とした螢光表示管を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明による螢光表示装置は、一端が折曲げられてそ
の先端部が陽極基板に直接接着固定されて他端側に陽極
基板側に突出する爪状突起部が設けられた金属電極と、
上部にその爪状突起部が挿入されるスリット部を有し、
下面に接着剤を封入する空洞部を有する固定部を有し、
金属電極の他端が配置される陽極基板上に接着固定され
た金属電極固定部材とを有し、爪状突起部が前記スリッ
ト部に挿入されている。 〔作用〕 本発明においては、陽極基板上に一端が固定された金
属電極固定用部材の他端に形成されるスリツト部に、一
端が固定される金属電極の他端側に形成された爪状突起
物を挿入することにより金属電極が固定配置される。 〔実施例〕 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第1図(a),(b)は本発明による螢光表示管の一
実施例を示す要部平面図,その断面図であり、前述の図
と同一部分には同一符号を付してある。同図において、
陽極基板2上に形成された陽極セグメント3に対向配置
される制御電極1は、第1の制御電極1Aと第2の制御電
極1Bとで構成され、各制御電極1A,1Bの一端は陽極基板
2上の固定部にその接続部1bが接触配置され、導電ペー
ストあるいはガラスフリツト9により固定配置されてい
る。また、これらの制御電極1A,1Bの他端側にはそのメ
ツシユ面部1aの一部分を陽極基板2側に折り曲げて突出
させた爪状突起部11,12が一体的に設けられている。ま
た、この陽極基板2上の第1の制御電極1Aと第2の制御
電極1Bとの対向部には、例えばフオトフオーム(商品
名)などのガラスセラミツクからなる制御電極固定部材
10がフリツトガラス9により固定配置されており、この
制御電極固定部材10は、第2図(a),(b),(c)
に上面から見た平面図,そのA−A′線断面図,下面か
ら見た平面図で示すように上面には前述した2個の制御
電極1A,1Bの爪状突起部11,12をそれぞれ挿入可能な寸法
を有する2つのスリツト部10a,10bが設けられ、さらに
下面には陽極基板2上に装着させるためのガラスフリツ
ト9を封入する空胴部10cが設けられている。なお、こ
の制御電極固定部材10は、全体形状が1〜3mm程度の寸
法を有しており、フオトエツチング法により交差約±3
μm以内の加工が可能であり、フオトプロセスにより各
種の複雑な形状の実現が極めて容易である。このように
構成される制御電極固定部材10は、その空胴部10c内に
ガラスフリツト9を収容し、その下面を陽極基板2上の
所定位置に接着配置させ、その上面に形成されたスリツ
ト部10a,10bにそれぞれ第1の制御電極1Aの爪状突起部1
1,第2の制御電極1Bの爪状突起部12を挿入する。この場
合、スリツト部10a,10bのスリツト幅は制御電極固定部
材10の板厚に約3μm加算した寸法で形成されているの
で、これらのスリツト部10a,10b内にそれぞれ爪状突起
部11,12を押し込むのみで充分に固定される。また、こ
れらの爪状突起部11,12は、同図から明らかなように各
制御電極1A,1B内部に形成可能であり、比較的小さい1
〜2mm程度であり、また、第1の制御電極1Aと、第2の
制御電極1Bとの間の寸法,制御電極固定部材10上の間隔
も50〜100μm程度と極めて小さいので、表示に与える
制約はない。さらに制御電極固定部材10はその空胴部10
c内部にガラスフリツト9が封止込められて、陽極基板
2上に接着固定されるので、陽極基板2上への溶融フリ
ツトの拡がりは発生しなくなる。 このような構成によれば、第7図に示したように分割
構成される第1の制御電極1A,第2の制御電極1Bの固定
が極めて容易に可能となり、しかも極めて小さなスペー
スで固定され、表示におよぼす影響がほとんどない。 第3図は本発明による螢光表示管の他の実施例を説明
するための要部平面図,そのA−A′線の断面図であ
り、前述の図と同一部分には同一符号を付してある。同
図において、第1図と異なる点は、第1の制御電極1Aと
第2の制御電極1Bとがその対向部を交互に組み合わせて
形成され、それぞれの対向部先端にはメツシユ面部1aの
一部分を陽極基板2に折り曲げて突出させた爪状突起部
11,12が設けられている。そして、この陽極基板2上の
所定位置には前述した爪状突起部11,12をそれぞれ単独
で固定する制御電極固定部材10′がフリツトガラス9に
より固定配置されている。これらの制御電極固定部材1
0′は、第4図(a),(b),(c)に上面から見た
平面図,そのA−A′線断面図,下面から見た平面図で
示すように上面には1個の爪状突起部11または12を挿入
可能な寸法を有する1個のスリツト部10dが設けられ、
さらにその下面には陽極基板2上に接着させるためのガ
ラスフリツト9を収容する空胴部10cが設けられてい
る。この制御電極固定部材10′も前述と同様にフオトフ
オームなどのガラスセラミツク体をフオトエツチング法
により加工して形成されている。このように構成される
制御電極固定部材10′も前述と同様にその空胴部10c内
にガラスフリツト9を収容し、その下面を陽極基板2上
の所定位置に第1の制御電極1A,第2の制御電極1Bの各
爪状突起部11,12に対応させて接着配置させ、その上面
に形成されているスリツト部10dにそれぞれの爪状突起
部11,12を挿入して固定させる。 このような構成においても前述と全く同様の効果が得
られる。 なお、前述した実施例においては、金属電極として制
御電極を用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、螢光表示管に使用されるフ
イラメントサポート,アンカー等の金属電極構成部品に
適用しても前述と同様の効果が得られることは言うまで
もない。 また、金属電極の固定方法として第5図の方法にて説
明したが、第6図のフレームタイプにおいても同様であ
る。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、金属電極の一端
を折曲げてその先端部を陽極基板に直接接着固定し、他
端側には陽極基板側に突出する爪状突起部を設けるよう
にした。 また、金属電極固定部材の上部にその爪状突起部が挿
入されるスリット部を備え、下面には接着剤を封入する
空洞部を有する固定部を備えるようにした。 そして、金属電極固定部材の空洞部に接着剤を封入し
て陽極基板に接着固定し、そのスリット部に金属電極の
爪状突起部を挿入するようにした。 このため、陽極基板上に複数の金属電極を高密度で直
接固定配置することができるという極めて優れた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a),(b)は本発明による螢光表示管の一実
施例を示す要部平面図,そのA−A′線断面図、第2図
(a),(b),(c)は第1図の制御電極固定部材を
説明する図、第3図(a),(b)は本発明による螢光
表示管の他の実施例を示す要部平面図,そのA−A′線
断面図、第4図(a),(b),(c)は第3図の制御
電極固定部材を説明する図、第5図(a),(b)およ
び第6図(a),(b)は従来の螢光表示管を説明する
平面図,その要部断面図、第7図は従来の螢光表示管の
問題点を説明する要部平面図である。 1……制御電極、1A……第1の制御電極、1B……第2の
制御電極、1a……メツシユ面部、1b……接続部、1c……
フレーム部、2……陽極基板、3……陽極セグメント、
4……陽極、5……螢光体、6……外囲器、7……枠
体、8……上板、9……ガラスフリツト、10,10′……
制御電極固定部材、10a,10b……スリツト部、10c……空
胴部、10d……スリツト部。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.陽極セグメントが形成された陽極基板と、 一端が折曲げられてその先端部が前記陽極基板に直接接
    着固定され、他端側に前記陽極基板側に突出する爪状突
    起部が設けられた金属電極と、 上部に前記爪状突起部が挿入されるスリット部を有し、
    下面に接着剤を封入する空洞部を有する固定部を有し、
    前記金属電極の他端が配置される前記陽極基板上の位置
    に接着固定された金属電極固定部材と を有し、 前記爪状突起部が前記スリット部に挿入されていること
    を特徴とする螢光表示管。
JP62181209A 1987-07-22 1987-07-22 螢光表示管 Expired - Lifetime JP2700317B2 (ja)

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JPS6427143A JPS6427143A (en) 1989-01-30
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JPS59108242A (ja) * 1982-12-10 1984-06-22 Futaba Corp 蛍光表示管用電極の固定方法

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