JPH03206428A - 光パルス列発生装置 - Google Patents
光パルス列発生装置Info
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- JPH03206428A JPH03206428A JP106790A JP106790A JPH03206428A JP H03206428 A JPH03206428 A JP H03206428A JP 106790 A JP106790 A JP 106790A JP 106790 A JP106790 A JP 106790A JP H03206428 A JPH03206428 A JP H03206428A
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims abstract description 63
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 57
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 21
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 21
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 4
- 230000009022 nonlinear effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 abstract 3
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 2
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
- 230000005535 acoustic phonon Effects 0.000 description 1
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 description 1
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- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- YBMRDBCBODYGJE-UHFFFAOYSA-N germanium oxide Inorganic materials O=[Ge]=O YBMRDBCBODYGJE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、周波数の高い光パルス列を繰り返して発生す
る光パルス列発生装置に関する。
る光パルス列発生装置に関する。
〈従来の技術〉
従来、この種の装置としては、光ファイバの変調不安定
性を利用したものが知られている(r Applied
Physics Letters vo1.49(5
),1986p23〜238 (K. Tai, A.
Tomi ta, J. L. Jewell. a
. }{asegawa)」)。すなわち、この装置は
、第1の光源の出射光と、光ファイバの変調不安定性に
より生じた変調側波帯に対応した波長の光を出射する第
2の光源の出射光とを光ファイバに入射することにより
、第lの光源の出射光と第2の出射光との周波数差に等
しい周波数の光パルス列を繰り返して発生するものであ
った。ここで、変調不安定性とは、一般にば非線型シュ
レーディンガ一方程式をある条件下で解くことにより示
されるように、一定振幅の入力は小さい摂動に対して不
安定となるに対して示される性質であるが、実験的には
光ファイバに高周波数のレーザを入力して、そのパワー
を増大させることにより、側帯波が発生し、更に高次の
側帯波が生じる現象として知られている。
性を利用したものが知られている(r Applied
Physics Letters vo1.49(5
),1986p23〜238 (K. Tai, A.
Tomi ta, J. L. Jewell. a
. }{asegawa)」)。すなわち、この装置は
、第1の光源の出射光と、光ファイバの変調不安定性に
より生じた変調側波帯に対応した波長の光を出射する第
2の光源の出射光とを光ファイバに入射することにより
、第lの光源の出射光と第2の出射光との周波数差に等
しい周波数の光パルス列を繰り返して発生するものであ
った。ここで、変調不安定性とは、一般にば非線型シュ
レーディンガ一方程式をある条件下で解くことにより示
されるように、一定振幅の入力は小さい摂動に対して不
安定となるに対して示される性質であるが、実験的には
光ファイバに高周波数のレーザを入力して、そのパワー
を増大させることにより、側帯波が発生し、更に高次の
側帯波が生じる現象として知られている。
く発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、上記装置によれば周波数が100GHz
より低い光パルス列を繰り返して発生しようとする場合
、変調側波帯中の利得の小さい領域で光パルス列を発生
しなければならず、光消光比の光パルス列を周波数10
0GI{Z以下で繰り返して発生するためは、第1の光
源の出射光と共に第2の光源の出射光のパワーを大きく
しなければならないという問題があった。また、出射光
.のパワーをそれぞれ大きくして、しかも出射光の周波
数差がl00GHz以内である二つの光源を用意するこ
とは極めて困難であった。
より低い光パルス列を繰り返して発生しようとする場合
、変調側波帯中の利得の小さい領域で光パルス列を発生
しなければならず、光消光比の光パルス列を周波数10
0GI{Z以下で繰り返して発生するためは、第1の光
源の出射光と共に第2の光源の出射光のパワーを大きく
しなければならないという問題があった。また、出射光
.のパワーをそれぞれ大きくして、しかも出射光の周波
数差がl00GHz以内である二つの光源を用意するこ
とは極めて困難であった。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、
出射光のパワーの大きな光源を二つを必要とすることな
く、一つだけでIOOGHZ以下の周波数の光パルス列
を光ファイバの光非線型効果である変調不安定性の用い
て繰り返して発生せしめる光パルス列発生装置を提供す
ることを目的とするものである。
出射光のパワーの大きな光源を二つを必要とすることな
く、一つだけでIOOGHZ以下の周波数の光パルス列
を光ファイバの光非線型効果である変調不安定性の用い
て繰り返して発生せしめる光パルス列発生装置を提供す
ることを目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉
斯かる目的を達成する本発明の構成は光ファイバの光非
線型効果である変調不安定性によって光パルス列を発生
させる装置において、持続波ないし疑似持続波を放射す
るレーザー光源と、二つの入射端と二つの出射端を有し
、二つの入射端にそれぞれ入射した光を二つの出射端に
それぞれ分離して出射する光結合分岐手段と、前記レー
ザー光源の波長において負の群速度分散を有する光ファ
イバと、前記レーザー光源の出射光を前記光結合分岐手
段の一方の入射端に入射させる手段と、前記光結合分岐
手段の一方の出射端からの出射光を前記光ファイバの一
端に入射させる手段と、前記光ファイバの他端からの出
射光を前記光結合分岐手段の他方の入射端に入射する手
段とを備え、前記光ファイバ中において前記レーザー光
源からの出射光が伝搬することにより生ずる誘導ブリュ
リアン散乱の第2ストークス光と前記レーザー光源の出
射光の周波数差に等しい周波数の光パルス列を発生せし
めて前記光結合分岐手段の他方の出射端から出力するこ
とを特徴とする。
線型効果である変調不安定性によって光パルス列を発生
させる装置において、持続波ないし疑似持続波を放射す
るレーザー光源と、二つの入射端と二つの出射端を有し
、二つの入射端にそれぞれ入射した光を二つの出射端に
それぞれ分離して出射する光結合分岐手段と、前記レー
ザー光源の波長において負の群速度分散を有する光ファ
イバと、前記レーザー光源の出射光を前記光結合分岐手
段の一方の入射端に入射させる手段と、前記光結合分岐
手段の一方の出射端からの出射光を前記光ファイバの一
端に入射させる手段と、前記光ファイバの他端からの出
射光を前記光結合分岐手段の他方の入射端に入射する手
段とを備え、前記光ファイバ中において前記レーザー光
源からの出射光が伝搬することにより生ずる誘導ブリュ
リアン散乱の第2ストークス光と前記レーザー光源の出
射光の周波数差に等しい周波数の光パルス列を発生せし
めて前記光結合分岐手段の他方の出射端から出力するこ
とを特徴とする。
〈作用〉
レーザー光源の出射光(以下、ポンプ光と称する)は光
結合分岐手段の一方の入射端に入射し、さらにその一部
は光ファイバの一端に入射する。光ファイバに入射した
ポンプ光は光ファイバを伝搬し、光ファイバの他端から
出射して光結合分岐手段の他方の入射端に入射する。光
結合分岐手段に再入射したポンプ光のさらに一部は光フ
ァイバに再入射する。このようにポンプ光の一部は光分
岐結合手段と光ファイバの間を循環して伝搬する。光フ
ァイバ中を伝搬するポンプ光の一部によって光ファイバ
内で・誘導ブリュリアン散乱(SBS)の第1ストーク
ス光が発生し、この第1ストークス光はボンブ光と逆回
りで光分岐結合手段と光ファイバの間を循環して伝搬す
る。一方、誘導ブリュリアン散乱の第2ストークス光は
ポンプ光と同方向に循環して伝搬する。ポンプ光と誘導
ブリュリアン散乱の第2ストークス光の周波数差はボン
ブ光の波長及び光ファイバの材料組成、導波構造により
決まる100GHz以下のある値となる。また、ポンプ
光のパワーを大きくすることにより誘導一ブリュリアン
散乱の第2ストークス光のパワーも大きくなる。光結合
分岐手段と光ファイバの間を循環して同方向に伝搬する
ポンプ光と誘導ブリュリアン散乱の第2ストークス光の
混合により変調不安定性が引き起こされ、両光の周波数
差に等しい周波数の光パルス列が繰り返して光結合分岐
手段と光ファイバの間で発生する。発生した光パルス列
の一部は光結合分岐手段の他方の出射端から出力として
取り出される。
結合分岐手段の一方の入射端に入射し、さらにその一部
は光ファイバの一端に入射する。光ファイバに入射した
ポンプ光は光ファイバを伝搬し、光ファイバの他端から
出射して光結合分岐手段の他方の入射端に入射する。光
結合分岐手段に再入射したポンプ光のさらに一部は光フ
ァイバに再入射する。このようにポンプ光の一部は光分
岐結合手段と光ファイバの間を循環して伝搬する。光フ
ァイバ中を伝搬するポンプ光の一部によって光ファイバ
内で・誘導ブリュリアン散乱(SBS)の第1ストーク
ス光が発生し、この第1ストークス光はボンブ光と逆回
りで光分岐結合手段と光ファイバの間を循環して伝搬す
る。一方、誘導ブリュリアン散乱の第2ストークス光は
ポンプ光と同方向に循環して伝搬する。ポンプ光と誘導
ブリュリアン散乱の第2ストークス光の周波数差はボン
ブ光の波長及び光ファイバの材料組成、導波構造により
決まる100GHz以下のある値となる。また、ポンプ
光のパワーを大きくすることにより誘導一ブリュリアン
散乱の第2ストークス光のパワーも大きくなる。光結合
分岐手段と光ファイバの間を循環して同方向に伝搬する
ポンプ光と誘導ブリュリアン散乱の第2ストークス光の
混合により変調不安定性が引き起こされ、両光の周波数
差に等しい周波数の光パルス列が繰り返して光結合分岐
手段と光ファイバの間で発生する。発生した光パルス列
の一部は光結合分岐手段の他方の出射端から出力として
取り出される。
く実施例〉
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図に本発明の一実施例を示す。同図に示すように、
レーザー装置1で発生され出射された波長λ,の出射光
(以下、ポンプ光という)は、光アイソレータ2を経て
対物レンズ3で集光されて光ファイバカプラー4の一方
の入射端4aに入射する。レーザー装置lは波長λ,の
連続光を出射するものである。また、光アイソレータ2
はレーザー装置1への戻り光を遮断するものである。光
ファイバカブラー4は二つの入射端4a.4bとふたつ
の出射端4c,4dを有し、入射端4a,4bより入射
した光を分岐比X:1−Xで分岐して、出射端4c,4
dから出射するものである。本実施例では光結合分岐手
段の一例として光ファイバカブラー4を使用するが、本
発明はこれに限るものではない。
レーザー装置1で発生され出射された波長λ,の出射光
(以下、ポンプ光という)は、光アイソレータ2を経て
対物レンズ3で集光されて光ファイバカプラー4の一方
の入射端4aに入射する。レーザー装置lは波長λ,の
連続光を出射するものである。また、光アイソレータ2
はレーザー装置1への戻り光を遮断するものである。光
ファイバカブラー4は二つの入射端4a.4bとふたつ
の出射端4c,4dを有し、入射端4a,4bより入射
した光を分岐比X:1−Xで分岐して、出射端4c,4
dから出射するものである。本実施例では光結合分岐手
段の一例として光ファイバカブラー4を使用するが、本
発明はこれに限るものではない。
光ファイバカプラー4の入射端4bと出射端4dは光フ
ァイバ5の両端がそれぞれ融着接続さ・れている。光フ
ァイバ5は、その長さが2で、波長λ1において−Dの
負の群速度分散を持ち、かつ、偏光保持機能を有しない
SiOz−GeO2系単一モード光ファイバである。入
射端4aに入射したボンブ光の100x(%)は光ファ
イバカブラー4の出射端4dから光ファイバ5に入射し
て伝搬する一方、ポンプ光の100(1−x)(%)は
光ファイバカブラー4の出射端4cを出射して対物レン
ズ6で平行ビームとなった後、偏光子7によって伝搬を
遮断される。偏向子7はレーザー装置1の偏光方向に対
して透過偏光方向が90°異なるものである。
ァイバ5の両端がそれぞれ融着接続さ・れている。光フ
ァイバ5は、その長さが2で、波長λ1において−Dの
負の群速度分散を持ち、かつ、偏光保持機能を有しない
SiOz−GeO2系単一モード光ファイバである。入
射端4aに入射したボンブ光の100x(%)は光ファ
イバカブラー4の出射端4dから光ファイバ5に入射し
て伝搬する一方、ポンプ光の100(1−x)(%)は
光ファイバカブラー4の出射端4cを出射して対物レン
ズ6で平行ビームとなった後、偏光子7によって伝搬を
遮断される。偏向子7はレーザー装置1の偏光方向に対
して透過偏光方向が90°異なるものである。
光ファイバ5に入射したポンプ光は光ファイバカブラー
4の入力端4bに再入射し、その一部は皿に取捨端4d
から光ファイバ5に再入射する。このように、光ファイ
バカブラー4と光ファイバ5との間でポンプ光は循環し
て伝搬し、光ファイバの音響フオノンが励起され誘導ブ
リュリアン散乱(SBS)が光ファイノく中に発生する
。発生した誘導ブリュリアン散乱のうち、ポンプ光の波
長λ1から誘導ブリュリアン散乱の周波数変位Afだけ
長波長側に波長のずれた第1ストークス光はポンプ光と
逆回りに光ファイバカプラー4と光ファイバ5との間で
循環して伝搬する。また、ポンプ光の波長λ1から周波
数2Afだけ長波長側にずれた第2ストークス光はポン
プ光と同方向に光ファイバカプラー4と光ファイバ5と
の間で循環して伝搬する。
4の入力端4bに再入射し、その一部は皿に取捨端4d
から光ファイバ5に再入射する。このように、光ファイ
バカブラー4と光ファイバ5との間でポンプ光は循環し
て伝搬し、光ファイバの音響フオノンが励起され誘導ブ
リュリアン散乱(SBS)が光ファイノく中に発生する
。発生した誘導ブリュリアン散乱のうち、ポンプ光の波
長λ1から誘導ブリュリアン散乱の周波数変位Afだけ
長波長側に波長のずれた第1ストークス光はポンプ光と
逆回りに光ファイバカプラー4と光ファイバ5との間で
循環して伝搬する。また、ポンプ光の波長λ1から周波
数2Afだけ長波長側にずれた第2ストークス光はポン
プ光と同方向に光ファイバカプラー4と光ファイバ5と
の間で循環して伝搬する。
同方向に伝搬するポンプ光と第2ストークス光の混合に
よって変調不安定性が引き起こされ、ポンプ光と第2ス
トークス光の周波数差2Afに等しい周波数の光パルス
列が光ファイバカブラー4と光ファイバ5で発生する。
よって変調不安定性が引き起こされ、ポンプ光と第2ス
トークス光の周波数差2Afに等しい周波数の光パルス
列が光ファイバカブラー4と光ファイバ5で発生する。
発生した光パルス列は光ファイバ5が偏光保持機能を有
していないことから、楕円偏光している。光パルス列の
一部は光ファイバカブラー4の出射端4Cから出射され
、対物レンズ6により平行ビームとなって偏光子7に入
射する。光パルス列は楕円偏光していることから偏光子
7に入射した光パルス列の一部は偏光子7を通過し、出
力として取り出される。
していないことから、楕円偏光している。光パルス列の
一部は光ファイバカブラー4の出射端4Cから出射され
、対物レンズ6により平行ビームとなって偏光子7に入
射する。光パルス列は楕円偏光していることから偏光子
7に入射した光パルス列の一部は偏光子7を通過し、出
力として取り出される。
第2図に取り出された出力のスペクトルの一例を示す。
横軸が波長、縦軸が光強度である。
但し、ポンプ光の波長λ1を1. 319μm,分岐比
Xを0.5,光ファイバ5の長さZを4. 8K[[l
,群速度分散Dを2. 6ps/nm/Km,周波数差
Afを12.5GHz( 2 A f =25GHz)
, ポンプ光のパワーを360Wとして計測したもので
ある。第3図には第2図と同出力の2倍波(Secon
d Hermonic Generation 以下
、SHGと称する)自己相関波形を示す図である。横軸
が時間、縦軸がSHG強度を示している。第2図及び第
3図から明らかなように、周波数25GHzの光パルス
列が発生している。誘導ブリュリアン散乱の周波数変位
Afは主に光ファイバ5の材料組成、導波構造に依存す
るため、光ファイバ5の種類を代えることにより、発生
する周波数を代えることができる。
Xを0.5,光ファイバ5の長さZを4. 8K[[l
,群速度分散Dを2. 6ps/nm/Km,周波数差
Afを12.5GHz( 2 A f =25GHz)
, ポンプ光のパワーを360Wとして計測したもので
ある。第3図には第2図と同出力の2倍波(Secon
d Hermonic Generation 以下
、SHGと称する)自己相関波形を示す図である。横軸
が時間、縦軸がSHG強度を示している。第2図及び第
3図から明らかなように、周波数25GHzの光パルス
列が発生している。誘導ブリュリアン散乱の周波数変位
Afは主に光ファイバ5の材料組成、導波構造に依存す
るため、光ファイバ5の種類を代えることにより、発生
する周波数を代えることができる。
例えば、本実施例で使用したSiOz−Ge○2系光フ
ァイバに代えてSiOzBz○,系、Si○2−F系,
Si○,一P205系等の材料組成からなる光ファイバ
を用いれると様々な周波数の光パルス列を得ることがで
きる。
ァイバに代えてSiOzBz○,系、Si○2−F系,
Si○,一P205系等の材料組成からなる光ファイバ
を用いれると様々な周波数の光パルス列を得ることがで
きる。
く発明の効果〉
以上、説明したように本発明によれば二つのレーザー光
源が不要となり、一つのレーザー光源を用いるだけで数
10GHz程度の周波数を有する光パルス列を繰り返し
て発生することができ、また、発生する光パルス列の周
波数はポンプ光の波長及び光ファイバの種類により決ま
るので、これらを規格化することにより、標準光パルス
発生装置として使用することができる。更に、本装置に
より発生した光パルス列を使用することにより光束受光
器等の動作特性を明らかにすることも可能であり、この
光パルス列を光通信に適用することにより、極めて高速
の光通信が可能となる利点がある。
源が不要となり、一つのレーザー光源を用いるだけで数
10GHz程度の周波数を有する光パルス列を繰り返し
て発生することができ、また、発生する光パルス列の周
波数はポンプ光の波長及び光ファイバの種類により決ま
るので、これらを規格化することにより、標準光パルス
発生装置として使用することができる。更に、本装置に
より発生した光パルス列を使用することにより光束受光
器等の動作特性を明らかにすることも可能であり、この
光パルス列を光通信に適用することにより、極めて高速
の光通信が可能となる利点がある。
第1図は本発明の一実施例にかかる光パルス発生装置の
構成図、第2図は本発明装置による出力のスペクトルの
一例を示すグラフ、第3図は本発明装置による出力のS
HG相関波形の一例を示すグラフである。 図面中、 1はレーザー装置、 2は光アイソレー夕、 3.6は対物レンズ、 4は光ファイバカプラー 4a,4bは入射端、 4c,4dは出射端、 5は光ファイバ 7は偏光子である。
構成図、第2図は本発明装置による出力のスペクトルの
一例を示すグラフ、第3図は本発明装置による出力のS
HG相関波形の一例を示すグラフである。 図面中、 1はレーザー装置、 2は光アイソレー夕、 3.6は対物レンズ、 4は光ファイバカプラー 4a,4bは入射端、 4c,4dは出射端、 5は光ファイバ 7は偏光子である。
Claims (1)
- 光ファイバの光非線型効果である変調不安定性によって
光パルス列を発生させる装置において、持続波ないし疑
似持続波を放射するレーザー光源と、二つの入射端と二
つの出射端を有し、二つの入射端にそれぞれ入射した光
を二つの出射端にそれぞれ分離して出射する光結合分岐
手段と、前記レーザー光源の波長において負の群速度分
散を有する光ファイバと、前記レーザー光源の出射光を
前記光結合分岐手段の一方の入射端に入射させる手段と
、前記光結合分岐手段の一方の出射端からの出射光を前
記光ファイバの一端に入射させる手段と、前記光ファイ
バの他端からの出射光を前記光結合分岐手段の他方の入
射端に入射する手段とを備え、前記光ファイバ中におい
て前記レーザー光源からの出射光が伝搬することにより
生ずる誘導ブリュリアン散乱の第2ストークス光と前記
レーザー光源の出射光の周波数差に等しい周波数の光パ
ルス列を発生せしめて前記光結合分岐手段の他方の出射
端から出力することを特徴とする光パルス列発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP106790A JPH03206428A (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 光パルス列発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP106790A JPH03206428A (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 光パルス列発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03206428A true JPH03206428A (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=11491187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP106790A Pending JPH03206428A (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 光パルス列発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03206428A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999021053A1 (en) * | 1997-10-17 | 1999-04-29 | Corning Incorporated | Soliton pulse generator |
CN109149336A (zh) * | 2018-10-23 | 2019-01-04 | 华中科技大学 | 基于sbs和法布里珀罗干涉仪的被动调q锁模激光器 |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP106790A patent/JPH03206428A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999021053A1 (en) * | 1997-10-17 | 1999-04-29 | Corning Incorporated | Soliton pulse generator |
US6449408B1 (en) | 1997-10-17 | 2002-09-10 | Corning Incorporated | Soliton pulse generator |
CN109149336A (zh) * | 2018-10-23 | 2019-01-04 | 华中科技大学 | 基于sbs和法布里珀罗干涉仪的被动调q锁模激光器 |
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