JPH03206420A - Plzt表示ディバイスの製造装置およびそのディバイスの製造方法 - Google Patents

Plzt表示ディバイスの製造装置およびそのディバイスの製造方法

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JPH03206420A
JPH03206420A JP26708789A JP26708789A JPH03206420A JP H03206420 A JPH03206420 A JP H03206420A JP 26708789 A JP26708789 A JP 26708789A JP 26708789 A JP26708789 A JP 26708789A JP H03206420 A JPH03206420 A JP H03206420A
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plzt
wafers
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manufacturing
jig
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Tadayasu Fukatsu
深津 忠泰
Yasuhide Murai
村井 保秀
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は透明なPLZTの複屈折を利用し,光シャッ
タやディスプレイディバイスとして用いられるPLZT
表示ディバイスの製造装置およびぞのディバイスの製造
方法に関するものである.[従 来 例コ 近年、PzTにLaを添加した透明なセラミックのPL
ZT(PbO, Lad, ZrO,, Tie)が光
シャッタやディプレイディバイスに用いられようとして
いる.このPLZTを表示ディバイスに利用する例とし
ては、例えば特願昭63−108648号があり、PL
ZTの表示ディバイスおよびその製造工程、さらにはそ
の利用(ライトバルブ型プロジェクタ)が説明されてい
る.ここで、上記特願昭63−108648号の内容を
第5図乃至第7図を参照して簡単に説明すると、PLZ
T表示ディバイスに用いるPLZTプレートを得るに際
し. PLZTの生シート(9/65/35:La/Z
r/Ti rat′io;グリーンシ一ト)を出発原料
とし、その生シートを所定サイズの切断して垂直走査/
水平走査内部電極を形成し、これら生シ一ト1,2の積
層ブロックを脱バインダし、かつ、雰囲気焼威して積層
型PLZT 3とし、この積層型PLZT 3を所定厚
さ(例えば1 . O na )に切断するとともに、
この切断両面を研磨して上記PLZTプレート4を得て
いる.すなわち、PLZTプレート4の出発原料が生シ
一ト1,2であるため、PLZTの透過率の向上を図る
ことができ、安価な炉や装置でよくなった。また、PL
ZTプレート4が積層型内部電極構造になっていること
から、駆動電圧を低くすることが可能にもなっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記PLZT表示ディバイスおよびそのディ
バイスの製造方法においては,上記上記積層ブロックを
脱パインダし、かつ、雰囲気焼威しているが、そのバイ
ンダ抜けが均一に行われないことがある.すなわち、ガ
ス気体化したバインダを均一に抜くことが難しく、さら
に表面に近い所はバインダの抜けが良いが、その表面よ
り遠い程、そのバインダの抜けが悪いからである。この
ように、バインダの抜けが均一でないと、雰囲気焼結し
た積層型PLZT 3に欠陥が生じることになり,例え
ば第8図および第9図に示されているように、積層型P
LZT 3を構成する生シ一ト1と生シ一ト2(第5図
に示す)との積層部分が剥離(delaminatio
n)シたり、またその積層型PLZT 3の形状が大き
いため,収縮が大きく、亀裂(crack)を生じたり
、さらにその亀裂により反り(bending;第11
図の矢印aに示す)が生じることになる。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目
的は脱バインダし、雰囲気焼威してPLZTプレートを
得るに際し、欠陥の発生を抑え、PLZT表示ディバイ
スの歩留まりをよくすることがきるようにしたPLZT
表示ディバイスの作製治具およびそのディバイスの製造
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達或するために、この発明のPLZT表示デ
ィバイスの製造装置は、電極を形威したPLZT生シー
トの積層ブロックから所定厚さに切断された複数枚のウ
ェハがその切断面を垂直として並設される治具と、この
ウェハの間に配置される多孔質サポート板と、その両端
に設けられる端抑え板とを備えたことを要旨とする. また、この発明のPLZT表示ディバイスの製造方法は
、電極を形威したPLZT生シートを積層し、この積層
ブロックを所定厚さに切断し、このウェハを脱バインダ
し、かつ,雰囲気焼或してPLZTプレートとし、この
PLZTプレートによりPLZT表示ディバイスを得る
ようにしたことを要旨とする。
[作  用] 上記構成としたので、上記治具には複数枚のウェハと多
孔質サポート板とが交互に配置され,かつ、その両端が
端抑え板で抑えられている.すなわち,それらウェハは
変形、つまり反りが生じないように、多孔質サポート板
および端抑え板で保持される.このように,載置したウ
ェハを脱バインダし、かつ、雰囲気焼成すると、ガス気
体化したバインダが多孔質サポート板を介して抜かれる
.また、上記方法としたので、PLZT表示ディバイス
として用いるPLZTプレートを得る場合、積層ブロッ
クを所定厚さに切断したウェハ(小さい積層ブロック)
を上記治具に載置したままで、脱バインダし、かつ、雰
囲気焼或することになる。すなわち、ウェハの形状が小
さくなるため、ガス気体化したバインダが抜け易く、つ
まりバインダ抜きが均一に行われる. [実 施 例] 以下、この発明の実施例を第l図乃至第4図に基づいて
説明する。
第l図乃至第3図において、この発明のPLZT表示デ
ィバイスの製造装置は、積層ブロック(内部電極を形成
した生シートを複数枚積層したもの)から所定厚さに切
断してなるウェハ5を複数枚載置する治具6と、それら
ウェハ5の間に配置する多孔質サポート板7とを備えて
いる.また、上記治具6はセラミックであり、この治具
6には上記ウェハ5の形状に合せたV溝6aおよび端抑
え板6bが設けられている。さらに、上記多孔質サポー
ト板7も同じくセラミックであるが、そのウェハ5より
大きい形状となっており、上記端抑え板6bとともにウ
ェハ5の反り(bending)を防止する機能も有し
ている。なお、多孔質サポート板7に代えてウェハ5間
にセラミックのパウダを充填してもよい。
次に、上記PLZT表示ディバイスの製造装置の作用お
よびそのディバイスの製造方法を説明する。
まず、従来同様にしてPLZTの生シート(例えば9/
65/35;La/Zr/Ti ratio;グリーン
シ一ト)が得られ、この生シートが所定サイズに切断さ
れ、かつ、この切断ウェハに内部電極が形威されるとも
に、複数枚積層されて積層ブロック8が得られているも
のとする(第4図に示す)。この積層ブロック8を積層
方向に対して垂直に切断してウェハ(小さい積層ブロッ
ク)5を得、脱バインダし、かつ、雰囲気焼成するが、
そのウェハ5を上記治具6のV溝6aに載置して行なう
ことなる.なお、ウェハ5の厚さや形は、例えば最終ペ
レットの形状、つまりPLZT表示ディバイスの形状と
してもよい.このとき、第l図および第2図に示されて
いるように、複数のウェハ5をV溝6aに立てがけるが
、端抑え板6b,6bの間に多孔質サポート板7を介し
、かつ、それらの間に隙間が生じないように行われる。
続いて、上記ウェハ5を治具6に載置したまま、従来同
様にして、例えば数時間の加熱によりバインダを除去し
、かつ、雰囲気焼成を行なうことになる。この脱バンイ
ダに際し、ウェハ5が板状であることから、またそれら
ウェハ5を多孔質サポート板7ではさんでいることから
、バインダが抜け易く、そのバインダ抜きが均一に行わ
れる。そのため、上記脱バインダ、雰囲気焼成に際し、
生シートの積層部分で剥離が生じることもなく、またウ
ェハ5の形状を小さくしたことから、収縮率が小さく、
亀裂が生じたリせず、しがもその亀裂による反りもなく
なる。さらに、それらウェハ5が板状であるため、反り
が生じることもあることから、端抑え板6bおよび多孔
質サポート板7により抑え、その反りを防止している. [発明の効果] 以上説明したように、この発明のPLZT表示ディバイ
スの作製治具およびそのディバイスの製造方法↓こよれ
ば、内部電極を形成した生シートを積層し、この積層ブ
ロックを脱バインダし、かつ、雰囲気焼成して積層型P
LZTを得るに際し、その積層ブロックを所定厚さに切
断してウェハとし、これらウェハを治具(セラミック)
のV溝に載置するとともに、それらウェハを端抑え板お
よび多孔質サポート板(セラミック)で抑え、かつ、そ
の多孔質サポートを各ウェハ間に隙間なく設け、この状
態でウェハを脱バインダし、かつ、雰囲気焼成するよう
にしたので、PLZT表示ディバイスに用いるPLZT
プレートの欠陥、積層部分の剥離、亀裂や反りを防止す
ることができ、PLZT表示ディバイスの歩留まりを向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図はこの発明の一実施例を示すPLZ
T表示ディバイスの製造装置の概略的斜視図正面図およ
び断面図、第4図は上記PLZT表示ディバイスの製造
方法を説明するための図、第5図乃至第7図は上記LP
ZT表示ディバイスの製造方法を説明するための概略的
製造工程図、第8図および第9図は従来のPLZT表示
ディバイスの製造方法にける欠陥を説明する図である。 図中、5はウェハ、6は治具(セラミック)、6aは■
溝、6bは端抑え板(セラミック)、7は多孔質サポー
ト板(セラミック)、8は積層ブロックである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電極を形成したPLZT生シートの積層ブロック
    から所定厚さに切断された複数枚のウェハがその切断面
    を垂直として並設される治具と、該ウェハの間に配置さ
    れる多孔質サポート板と、その両端に設けられる端抑え
    板とを備えたことを特徴とするPLZT表示ディバイス
    の製造装置。
  2. (2)前記治具、多孔質サポート板および端抑え板はセ
    ラミックである請求項(1)記載のPLZT表示ディバ
    イスの製造装置。
  3. (3)前記治具には前記ウェハの形状に適合する溝を設
    けた請求項(1)記載のPLZT表示ディバイスの製造
    装置。
  4. (4)電極を形成したPLZT生シートを積層し、該積
    層ブロックを所定厚さに切断し、該切断ウェハを脱バイ
    ンダし、かつ、雰囲気焼成してPLZTプレートとし、
    該PLZTプレートによりPLZT表示ディバイスを得
    るようにしたことを特徴とするPLZT表示ディバイス
    の製造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101934558A (zh) * 2010-08-13 2011-01-05 上海超日(洛阳)太阳能有限公司 硅棒切片方法
US9699370B2 (en) 2006-12-15 2017-07-04 Hand Held Products, Inc. Apparatus and method comprising deformable lens element
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