JPH03127021A - Plzt表示ディバイスの製造方法 - Google Patents

Plzt表示ディバイスの製造方法

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Publication number
JPH03127021A
JPH03127021A JP26708689A JP26708689A JPH03127021A JP H03127021 A JPH03127021 A JP H03127021A JP 26708689 A JP26708689 A JP 26708689A JP 26708689 A JP26708689 A JP 26708689A JP H03127021 A JPH03127021 A JP H03127021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plzt
laminated
laminated block
binder
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP26708689A
Other languages
English (en)
Inventor
Kingo Omura
大村 金吾
Yasuhide Murai
村井 保秀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03127021A publication Critical patent/JPH03127021A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はPLZT (透明なセラミック)の複屈折を
利用し、光シャッタやデイスプレィとして用いられるP
LZT表示ディバイスの製造方法に係り、更に詳しくは
生シートを積層したブロックを脱バインダし、かつ、雰
囲気焼成するに際し、その積層ブロックを亀裂(cra
ck)や剥離(dalamination)等の発生を
抑制するPLZT表示ディバイスの製造方法に関するも
のである。
[従 来 例] 近年、 PZTにLaを添加した透明なセラミックのP
LZT(PbO,Lad、 ZrO,、Tie)が光シ
ャッタやデイプレイに用いられようとしている。このP
LZTを表示ディバイスに利用する例としては、例えば
特願昭63−108648号があり、PLZT表示ディ
バイスおよびその製造工程、さらにはその利用(ライト
パルプ型プロジェクタ〉が説明されている。
ここで、上記特願昭63−108648号の内容を第5
図乃至第7図を参照して簡単に説明すると、 PLZT
表示ディバイスに用いるPLZTプレートを得るに際し
、PLZTの生シート(9/65/35:La/Zr/
Ti ratio ;グリーンシート)を出発原料とし
、その生シートに内部電極(例えば垂直走査内部電極l
、水平走査内部電極2)を形成し、これら垂直走査内部
電極1を形成した生シート3とを水平走査内部電極2を
形成した生シート3とを交互に積層し、この積層ブロッ
クを脱バインダし、かつ、雰囲気焼成して積層型PLZ
T 4と−し、この積層型PLZT 4を所定厚さ(例
えば1.0m)に切断するとともに、この切断ウェハの
両面を研磨して上記PLZTプレート5を得ている。す
なわち、PLZTプレート5の出発原料が生シート5で
あるため、PLZTの透過率の向上を図ることができ、
安価な炉や装置でよくなった。
また、 PLZTプレート5が積層型内部電極構造にな
っていることから、駆動電圧を低くすることが可能にも
なっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記PLZT表示ディバイスおよびそのディ
バイスの製造方法においては、上記積層ブロックを脱バ
インダし、かつ、雰囲気焼成しているが、そのバインダ
抜きが均一に行われないこともある。すなわち、ガス気
体化したバインダを抜くに際し、積層ブロックの表面に
近い程バインダの抜けが良いが、その表面より遠いバイ
ンダは抜けにくいからである。このように、バインダ抜
けが均一でないと、雰囲気焼成して得た積層型PLZT
 4に欠陥を生じることにもなる。すなわち、第8図お
よび第9図に示されているように、積層型PLZT4に
亀裂(crack)を生じたり、またその積層ブロック
を構成する生シート3の積層部分が剥離(de−Lam
ination)することもあり、これら欠陥を有する
積層型PLZT 4からはPLZT表示ディバイスとす
るPLZTプレート5を得ることができない。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目
的は積層ブロックを脱バインダし、かつ、雰囲気焼成し
て積層型PLZTを得るに際し、欠陥の発生を抑え、P
LZT表示ディバイスの歩留まりの向上を図ることがで
きるようにしたPLZT表示ディバイスの製造方法を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明のPLZT表示デ
ィバイスの製造方法は、電極を形成したPLZTの生シ
ートを積層し、この積層ブロックを脱バインダし、かつ
、雰囲気焼成してPLZTプレートを得るに際し、上記
積層ブロックに貫通孔をその積層方向に形成し、かつ、
この積層ブロックを所定温度プロフィールにしたがって
脱バインダするようにしたことを要旨とする。
[作  用] 上記方法としたので、 PLZτ表示ディバイスの積層
型PLZTを得るに際し、積層方向に複数個の貫通孔を
形成した積層ブロックを脱バインダし、力2つ、雰囲気
焼成する。すると、ガス気体化したバインダは上記積層
ブロックの表面からだけなく、上記複数の貫通孔からも
抜け、しかもそのバインダ抜けが均一に行われる。また
、上記脱バインダおよび雰囲気焼成が炉内で行われるが
、その炉内の温度がバインダの種類に応じたプロフィー
ルにしたカ、ってコントロールされるため、積層ブロッ
クのバインダ抜きが確実に行われる。
このように、脱バインダおよび雰囲気焼成に際し、バイ
ンダが均一に抜かれ、かつ、残ることもないため、焼結
する積層型PLOTの欠陥、亀裂や剥離を抑制すること
が可能になる。
〔実 施 例] 以下、この発明の実施例を第1図乃至第4図に基づいて
説明する。
第1図および第2図において、電極6を形成したPLZ
Tの生シート(例えば9/65/35 :、 La、 
Zr/Tiratio;グリーンシート)7を複数枚積
層した積層ブロック8には貫通孔9がその積層方向に複
数個形成されている。なお、貫通孔9は積層方向に複数
個が好ましいが、この方向に限らなくともよく、また一
つであってもよい、また1貫通孔9は焼成前であること
から4例えばボール盤等にて形成することができ、さら
にその貫通孔9の形成に際し、ペレットとなる部分(電
極6が形成されている部分Hact−iva area
)10を避けて設けられている。
次に、上記積層ブロック8によるPLZT表示ディバイ
スの製造方法を第S図の断面図および第4図の温度プロ
フィールに基づいて説明する。
まず、従来同様にして、電極6を形成した生シート7を
複数枚積層し1例えば寸法60X20X50の積層ブロ
ック8を得、この積層ブロック8をにボール盤等を用い
てその積層方向に貫通孔9を形成する。
この場合、ペレットとなる部分10以外の領域にその貫
通孔9を複数個形成し、この積層ブロック8の脱バイン
ダを行なうことになるが、この脱バインダに際し、バイ
ンダをガス気体化して抜くため、炉内が所定温度プロフ
ィールでコントロールされる。この実施例では、第4図
に示す温度プロフィールにより、炉内温度を0.05℃
/win、で160℃まで上げ、この160℃を20h
r、保ち、この後0.05℃/win、で250℃まで
上げ、この250℃を20hr、保ち。
さらにこの後0.05℃/win、で450℃まで上げ
、この450℃を20hr、保ってバインダを抜いてい
る。そして、その450℃を20hr、保った後、つま
りバインダを抜いた後、炉内温度を1℃/■in、で下
げて積層ブロック8を冷却している。この温度プロフィ
ールにしたがって、上記貫通孔9を有する積層ブロック
8および従来の積層ブロックの脱バインダを行なったと
き、積層ブロック8の焼結時に亀裂(crak)や剥1
i (delamination)が発生せず、従来の
積層ブロックの焼結時に第8図および第9図に示す亀裂
や剥離が発生するという結果が得られた。
これら結果から、積層ブロック8の積層高さが25旧以
上になる程、上記貫通孔9が効果的に作用することが判
り、焼結する積層型PLZTの欠陥を有効に抑えること
ができる。
ここで、上記積層ブロック8の脱バインダを第3図を参
照してさらに詳しく説明すると、ガス気体化したバイン
ダは最も近い表面から抜けるが、同図の矢印に示される
ように、例えば表面から遠い領域のガス気体化したバイ
ンダが積層方向から抜ける割合が大きいことから、貫通
孔9を積層方向に形成することにより、バインダが抜は
易くなっている。
なお、従来同様に、上記脱バインダとともに、上記積層
ブロック8は同炉内で雰囲気焼成が行われ、積層型PL
ZTとされる。そして、その積層型PLZTを所定厚さ
に切断してPLZTプレートを得、かつ、このPLZT
プレートの両面を研磨することにより、PZT表示ディ
バイスの原形を得ることができる。
また、上記実施例の貫通孔9に代え、例えば貫通しない
穴を複数個形成するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のPLZT表示ディバイ
スの製造方法によれば、積層ブロックを脱バインダし、
かつ、雰囲気焼成して積層型PLZTを得るに際し、そ
の積層ブロックに貫通孔を形成し、この積層ブロックを
所定温度プロフィールにしたがって脱バインダするよう
にしたので、ガス気体化したバインダが容易、かつ、均
一に抜け、積層型PLZTの欠陥(積層部分の剥離、亀
裂)の発生を抑制することができ、この積層型PLZT
により得るPLZT表示ディバイスの歩留まりの向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示し、PL
ZT表示ディバイスの製造方法が適用される積層ブロッ
クの概略的斜視図および概略的断面図。 すPLZTファイバケーブルの概略的断面図、第3同は
上記PLZT表示ディバイスの製造方法を説明するため
の図、第4図は上記積層ブロックを脱バインダするとき
の温度プロフィールのグラフ図、第5図乃至第7図は従
来のPLZT表示ディバイスの製造方法を説明するため
の概略的工程図、第8図および第9図は従来の製造方法
により発生する欠陥を説明するための同である。 図中、6は電極、7は生シート(グリ−シート)、8は
積層ブロック、9は貫通孔、10はベレット(aCti
ve erea)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電極を形成したPLZTの生シートを積層し、該
    積層ブロックを脱バインダし、かつ、雰囲気焼成してP
    LZTプレートを得るに際し、前記積層ブロックに貫通
    孔を形成し、かつ、該積層ブロックを所定温度プロフィ
    ールにしたがって脱バインダするようにしたことを特徴
    とするPLZT表示ディバイスの製造方法。
  2. (2)前記貫通孔はペレットを避け、複数個設けた請求
    項(1)記載のPLZT表示ディバイスの製造方法。
JP26708689A 1989-10-13 1989-10-13 Plzt表示ディバイスの製造方法 Pending JPH03127021A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63256921A (ja) * 1987-04-15 1988-10-24 Mitsubishi Kasei Corp 電気光学素子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63256921A (ja) * 1987-04-15 1988-10-24 Mitsubishi Kasei Corp 電気光学素子

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