JPH03205791A - 調光付き螢光管照明装置 - Google Patents

調光付き螢光管照明装置

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JPH03205791A
JPH03205791A JP14277190A JP14277190A JPH03205791A JP H03205791 A JPH03205791 A JP H03205791A JP 14277190 A JP14277190 A JP 14277190A JP 14277190 A JP14277190 A JP 14277190A JP H03205791 A JPH03205791 A JP H03205791A
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新川 明義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、熱陰極蛍光管,冷陰極蛍光管等の蛍光管(こ
の発明はいずれにも使用することができる。以下「ラン
プ」という〉の照明をするにあたり、点灯・消灯期間の
比率を変化させて調光する調光付き蛍光管照明装置に係
わるものであり、特に調光特性の改善を図った調光付き
蛍光管照明装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、この種の調光付き蛍光管照明装置として、ランプ
の調光を、一定周期で点灯・消灯してその点灯期間と消
灯期間の比で平均的な明るさを調整するデューティー調
光方式が一般的に行なわれており、例えば、第9図の従
来の調光付き蛍光管照明装置の構成を示すブロック線図
、に示すようなものがある。
第9図において、2は自動型インバータ(以下「インバ
ータ」という)であり、その構成はランプ(ここに示す
ランプは冷陰極を示すが前記したようにランプは熱陰極
であってもよいので、この場合は後述する第1図のよう
なランプ構造となる)1の電#1(熱#極の場合はフィ
ラメントという)の一端がコンデンサC,を介してトラ
ンスT1の2次巻線の一方に接続され、ランプ1のt極
の他端がトランスT,の2次巻線の他方に接続される.
3は調光制御信号発生回路であり、一定周期でデューテ
ィー比が制御されたパルス信号(調光制御信号,デュー
ティコントロール信号)を出力してスイッチ回路4をオ
ン/オフ制御する。この結果、スイッチ回路4のオンオ
フにより、直流電源E,かインバータ2に供給され、イ
ンバータ2のトランジスタ回路2aをオン/オフ駆動(
発振・停止)させることにより、ランプ印加電圧をオン
オフして点灯・消灯の比率の変化を制ail(デューテ
イコントロール)し、ランプ1の照明の調光をする。
く発明か解決しようとする課題〉 この従来の技術にあっては、スイッチ回路を制御してイ
ンバータ供給電圧をオンオフすることでランプ印加電圧
をオン/オフし、ランプの点灯/消灯が行われている(
点灯,′消灯はランプ及びインバータの状態に無関係に
行われる)。このとき、調光範囲を広くするために、パ
ルス信号のジッタをなくすようにしたり、ランプの点灯
/消灯による負荷変動に対するインバータ出力の安定化
やランプ特性の改善等が行われているが、このような回
路構成における調光範囲は数百分の1が限界である.一
方、船舶や航空等の分野の各種内照装置として使用する
にあたっては数千分の1の調光が要求されており、従っ
て、この様な調光付き蛍光管照明装置はこの要求に対し
て不十分である、という問題点があった。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、調光特性を向上させた調光付き
蛍光管照明装置を提供することを目的としてなされたも
のである. 調光特性の向上について、1桁以上の調光範囲数千分の
lへ向上させることができるようにした調光付き蛍光管
照明装置を提供することを目的としたものである. 調光特性の向上について、ランプの調光範囲の拡大及び
安定化を図った調光付き蛍光管照明装置を提供すること
を目的としたものである.調光特性の向上について、デ
ューティコントロール信号の分解能を向上させることに
より低輝度時においても滑かな調光ができるようにした
調光付き蛍光管照明装置を提供することを目的としたも
のである。
調光特性の向上について、ディジタル的に調光制御を行
う場合において、調光制御発生回路に入力する調光設定
信号に含まれる雑音の影響を押えることで、ランプのチ
ラツキを押えて調光特性の安定化を図った調光付き蛍光
管照明装置を提供することを目的としたものである. く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明は、電源端子に直流
電源が供給される自動型インバータからの出力が供給さ
れる蛍光管を有し、該蛍光管の調光を調光制tXJ発生
回路で行う調光付き蛍光管照明装置において、 請求項1にあっては、前記自励型インバータはその内部
に設けられたトランスの2次開出力が前記蛍光管に供給
され且つ前記トランスの2次測に設けられた補助巻線端
子にインバータ出力のゼロクロスを検出してそれに同期
したパルス列を発生するランプ電圧同期パルス発生回路
が接続される構成から成り、前記調光制御信号発生回路
は前記ランプ電圧同期パルス発生回路からの信号が導か
れて前記蛍光管の調光を前記インバータ出力がゼロ電位
の時に同期して点灯又は消灯或はその両方を行うように
スイッチ回路にスイッチ機構を開閉動作させる信号を出
力する構成から成り、前記スイッチ回路はスイッチ機構
が前記蛍光管に接続され前記調光制御信号発生回路から
の調光制御信号により開閉動作する構成として設けられ
るか又は前記直流電源と自励型インバータとの間に配置
されてスイッチ機構が前記調光制御信号発生回路からの
調光制御信号により開閉動作する構成として設けられて
成ることを特徴とし、 ,請求項2にあっては、前記ランプ電圧同期パルス発生
回路に前記パルス列に同期したてい倍周波数のパルスを
発生するてい倍回路が接続され、前記調光制御信号発生
回路から前記ランプ電圧同期パルス発生回路からの信号
及び前記てい倍回路からの信号に基づいて前記蛍光管の
調光を前記インバータ出力がゼロ電位の時に同期して点
灯又は消灯いずれか一方を行うように前記スイッチ回路
にスイッチ機構を開閉動作させる信号を出力することを
特徴とし、 請求項3にあっては、前記請求項1の調光付き蛍光管照
明装置における前記調光制御信号発生回路は、前記ラン
プ電圧同期パルス発生回路からの信号を入力すると同時
に外部から調光設定信号を入力し、前記調光設定信号か
ら必要なランプ点灯期間及び消灯期間を算出してデジタ
ル値として出力する点灯消灯期間算出回路と、PWM周
期設定用スイッチと、前記ランプ電圧同期パルス発生回
路からの信号,前記点灯消灯期間算出回路からの信号及
び前記PWM周期設定用スイッチからの信号に基づいて
調光制御信号を前記スイッチ回路に出力するパルス幅変
調手段と、から構成されることを特徴とし、 請求項4にあっては、前記請求項3の調光付き蛍光管照
明装置における前記点灯消灯期間算出回路は、前記調光
設定信号をA/D変換した後に当該変換データと前回の
前記パルス幅変調手段への出力データと比較して、その
差がある値以上になった時に前記パルス幅変調手段に出
力するデータを更新するようにしたことを特徴とするも
のである. く実施例〉 実施例について図面を参照して説明する。
尚、以下の図面において、第9図と重複する部分は同一
番号を付してその説明は省略する.第1図は本発明の具
体的一実施例である調光付き蛍光管照明装置のブロック
回路図、第2図は第1図の説明に供するタイムチャート
である。
第1図乃至第2図において、この回路構成上の特徴は、
ランプ10(この場合は熱陰極の場合を示すが、前記し
たように冷陰極であっても何等変わりはない。以下の説
明は熱陰極で行う)の調光を、点灯/消灯し、点灯期間
と消灯期間の比により平均的な明るさを調整するにあた
り、ランプ10を駆動するインバータ20の出力電圧が
ゼロ電位の時に同期してランプ10の点灯又は消灯或は
その両方を行うようにできる構成とした. 具体的には、電源端子に直流電源E,が常時供給される
インバータ20からコンデンサClを介してインバータ
出力がランプ10のフィラメント(@陰極なのでこのよ
うに表記した)の片測一方の両極にともに接続されてお
り、更に、このインバータ20からトランスT1の2次
側補助巻線端子には、インバータ出力電圧(ランプ電圧
)のゼロクロスを検出してそれに同期したパルス列(ゼ
ロクロス同期パルス)を発生する回路であるランプ電圧
同期パルス発生回路(以下「ゼロクロス検出回路」と略
称する)5が接続されており、このゼロクロス検出回路
5からのゼロクロス同期パルス信号2,が調光制御信号
発生回路30に導かれるように戒っている。6は調光制
御信号発生回路30からのディユーティーコントロール
信号により開閉動作する例・えば一対のFET等から戒
るスイッチ要素Q,.Q2から戒るスイッチ機構で構成
され、このスイッチ機構がランブ10のフィラメントの
片側他方の両極に接続してこのランプの調光を行う調光
用スイッチ回路である. この様な構成においてその動作は以下のようになる.こ
れを第2図を用いながら説明する.インバータ20が常
に発振している時、時刻to〜t1間においては、デュ
ーティコントロール信号がローとなっているので、調光
用スイッチ回路6のスイッチ動作は“開”となり、ラン
プ10の電極間にはインバータ20の電圧が印加され、
ランブ10は放電し点灯状態となる.時刻t,〜ti間
においてデューティコントロニル信号がハイとなるとス
イッチ動作は閉となるため、ランプの@極間は短絡され
、このためランプは放電できず消灯状態となる。以下こ
れの繰返しとなり、調光用スイッチ回路6の動作をデュ
ーティコントロール信号により浦閉することでランプの
点灯・消灯の比率の変化を制御し調光を行うことができ
る.そしてこの時に調光制御信号発生回路30は、第2
図((7),(1/)に示すようなインバータ出力電圧
のゼロクロスに同期して立上がる(又は立下がる)ゼロ
クロス同期パルス信号Ztを発生するゼロクロス検出回
路5から信号を受けて、ランプ点灯及び消灯がインバー
タ電圧がゼロ電位となると同時に行うようなデューティ
コントロール信号を調光用スイッチ回路6に出力(発生
)することとなる.このように、ランプ10の調光は、
ランプを点灯・消灯する時の点灯期間と消灯期間の比率
によるデューティー比コントロールにより行われ、平均
的な明るさを調整する,この調光方式は、ランプを駆動
するインバータの出力電圧がゼロ電位の時に同期してラ
ンプの点灯又は消灯及びその両方を行うことができるか
ら、調光範囲が従来回路の数百分の1から数千分の1へ
と1桁向上することが実験より確認できている。
くその他の実施例〉 ところで第1図の回路構成はこれに限定されるものでは
ない。
■:例えば、第3図のその他の実施例を示す図のように
構成することもできる.尚、第3図はランプを冷陰極で
表わす. 第3図において、調光制御信号発生回路30からの調光
制御信号でスイッチ回路4をオンオフし、インバータ2
0へ供給する供給電圧E1をオン/オフしてインバータ
20の発振をオン/オフしてランプの点灯・消灯を行う
.この構戒においても、発振オフをインバータ電圧がゼ
ロ電位となると同時に行うような調光ができる. ■:ところで前記した第1図乃至第2図におけるデュー
ティーコントロール信号は、ゼロクロス同期パルスを基
準クロックとしてこれをカウンタ等で計数して作ってい
るので、デューティーコントロール信号の分解能(D)
が1/2000で制限を.受けることとなる(理由はD
 − / z / / oとなり、“但し、/z:ゼロ
クロス同期パルス周波数,/D:デューテイーコントロ
ール信号の周波数”調光時にはフリッカの無いことから
、/0≧lOOHz,又/Zはランプインバータの発振
周波数に限界があるため/2≦1/2.000 [kH
z ]?なり、従ってD≦1/2000となる).この
ように、分解能がまだ粗いため(言替えればデューティ
ーコントロール信号のパルス幅はデジタル的に変化する
ため〉、調光時(特に低輝度時)輝度のデジタル的な変
化が目立ち、滑かな調光ができなくなる恐れがある。そ
こで、この様な場合においては次のようにすることで、
デューティーコントロール信号の分解能を向上させて低
輝度時も滑かな調光ができるようにすることができる。
即ち、第1図に破線で示すように、ゼロクロス検出回路
5に、このゼロクロス検出回路5からのパルスに同期し
た“てい倍周波数のパルス”T,を発生するてい倍回路
7を接続し、このてい倍回路7からの信号(てい倍パル
ス)T,を調光制御信号発生回路30に導くようにする
。従って、この様な構成とした場合の調光制御信号発生
回路30は、2つの信号、即ち、てい倍回路7からのて
い倍パルスT,及びゼロクロス検出回路5からのゼロク
ロス同期パルス信号2■が導かれることとなるから、ラ
ンブ10の調光は、インバータ出力がゼロ電?の時に同
期して点灯又は消灯いずれが一方を行うように、スイッ
チ回路6のスイッチ機構を開閉動作させる信号を出力す
ることになる。
つまり、この場合、ランプ10の調光を点灯/消灯して
その期間(点灯一消灯期間〉の比により平均的な明るさ
を調整するにあたっては、調光制御信号発生回路30の
ディユーティコントロール信号をゼロクロス検出回路5
に同期したより高い周波数のてい倍パルスによって発生
させて、インバータ20の出力電圧がゼロ電位の時に同
期して、ランプ10を点灯(又は消灯)させて、消灯(
又は点灯)を先のてい倍パルスに同期させて行うことと
なる.この関係を第4図の第2図に対応した第1図のそ
の他の実施例の説明に供するタイムチャートを用いて説
明すると以下のようになる(記号等については第2図と
対応させて表示する)。
調光制御信号発生回路30は、インバータ出力電圧のゼ
ロクロスに同期して立上がる(又は立下がる)第4図(
V)に示すようなゼロクロス同期パルス信号Z■を発生
するゼロクロス検出回路5から信号を受けて、ランプ点
灯(又は消灯)がインバータ電圧がゼロ電位となると同
時に行うようにし、且つ、第4図(6)に示すようなゼ
ロクロス同期パルス信号に同期したてい倍回路7からの
てい倍パルス信号を受けて、消灯(又は点灯)をてい倍
パルスに同期して行うような、デューティコントロール
信号を調光用スイッチ回路6に出力(発生)することと
なる。従ってランプ10の調光は、ランプを点灯・消灯
する時の点灯一消灯期間の比によるデューティー比コン
トロールにより行われることとなる。この調光方式1よ
、ランプを駆動するインバータの出力電圧がゼロ電位の
時に同期してランプの点灯(又は消灯)を行うことがで
きる点は、第1図と同じであるため、高い調光比を維持
したまま、ゼロクロス同期パルスに同期したてい倍パル
スにより、より高分解能のパルルス幅を実現できるから
、前記した調光時輝度のデジタル的な変化が目立つこと
による滑かな調光ができなくなる恐れがある点について
解決できることとなる。
尚、てい倍回路7は、第3図についても、破線で示すよ
うに設けることができ、同様の効果を得ることができる
ことはいうまでもない.■:第5図及び第6図は下記す
る第7図のその他の実施例の説明に供する図である. 第5図において、調光範囲を拡大するために、例えば調
光制御信号発生回路300を同期回路300aと調光要
求信号であるパルス幅変調信号〈以下rPWM信号」と
いう)P,を出力するパルス幅変調回路(PWM回路)
 300b″C′構成したとするとその時の波形は第6
図のタイムチャートのようになる。
この時、調光制御信号発生回路300から調光用スイッ
チ回路600へ出力されるデューティコントロール信号
は、PWM信号Pjをインバータ電圧eoのゼロクロス
時にゼロクロス検出回路5からのゼロクロス信号Ziと
同期させて“H−L”“L−H″と切替えて、ランプの
点灯・消灯をインバータ出力電圧がゼロ電位の時に行う
ことで調光特性の改善を図っている。
ところで、本来のPWM信号P,は第6図(iii)に
?すようにゼロクロス信号Ziとは同期していないため
に一定のデュテイのPWM信号P,に対しても調光信号
のデュテイ比は一定とはならずジツタが存在することに
なり、このジツタはランプの放電状態を不安定にして、
結果的には調光範囲を狭めることともなる。従って第5
図の構成は以下のようにすることで本来要求しているラ
ンプの調光範囲の拡大を図ることが可能となる。
第7図は第1図.第2図の調光付き蛍光管照明装置の更
にその他の実施例を示すブロック回路図であり、前記し
た図と重複する部分は省略した形で記載する。
第7図において、3000は、ランプの調光を点灯・消
灯のデュウティ比により行う回路にあって常に発振状態
にあるインバータの出力波形のゼロクロスで立上がる(
又は立下がる)パルス列をゼロクロス検出回路5からゼ
ロクロス信号Zjとして入力すると同時に、外部から調
光設定信号T■を入力して、調光用スイッチ回路60に
調光制御信号としての機能を有するPWM信号ptaを
直接出力する調光制m信号発生回路である. この調光制御信号発生回路3000は、ゼロクロス信号
2,と外部から調光設定信号(一般にはアナログ信号)
Tjを入力して、調光設定信号Tiから必要なランプ点
灯期間及び消灯期間を算出してデジタル値として出力す
る点灯消灯期間算出回路3000 aと、PWM周期設
定用スイッチ3000 bと、ゼロクロス信号Z.,点
灯消灯期間算出回路3000aからの信号及びPWM周
期設定用スイッチ3000bからの信号に基づいて調光
制御信号としての機能を有するPWM信号ptaをスイ
ッチ回路60に出力するパルス幅変調手段3000 c
とから構成される.ここで、パルス幅変調手段3000
 cは、具体的には、デジタル値に従う数だけカウント
してこの間PWM出力として例えば点灯期間中“H”,
消灯期間中“L”となるよう信号内容を得るために、例
えば一対のダウンカウンターC01 . CO2により
構成してゼロクロス信号2,がクロックとし夫々のクロ
ック端子に入力し、点灯消灯期間算出回路3000 a
からのデジタル値が一方のダウンカウンタCO+のブリ
セット端子に導かれ、他方のダウンカウンタco2のプ
リセット端子にPWM周期設定用スイッチ3000 b
からの信号が導かれ、ダウンカウンタCO2のボロ−(
BORROM)出力が両方のプリセットデータの為のロ
ード(LD)端子へ導かれ、ダウンカウンタCO,のボ
ロ−( BORROl4 )出力がダウンカウンタCO
.のイネーブル(EN)端子にフィードバックされると
同時にPWM信号piaとしてインバータ3000 d
を介して調光用スイッチ回路60に出力するように構成
することができる,尚、点灯・消灯の切替はインバータ
3000 dの出力がゼロ電位の時となる. 従って、調光用スイッチ回路60の例えば一対のFET
等のスイッチ機能がこのPWM信号Pj&によりランプ
を点灯・消灯するように開閉動作し、所定の調光を行う
ことができる。
以下にこの様な動作について詳細に説明する.尚、調光
制御信号発生回N 3000以外の内部動作を除く他の
横或要素については前記した内容と同じ動作なのでここ
では説明を省略して、調光制御信号発生回路3000に
付いてのみ説明するものとする.調光制御信号発生回路
3000は、インバータの出力波形のゼロクロスに基づ
くゼロクロス検出回路5からのゼロクロス信号(出力パ
ルス)ZLをダウンカウンターC(h , CO2夫々
のクロツク端子にクロックとし入力してカウンター動作
を開始させる.まず、PWM周期はダウンカウンタCO
2によって作られる.このダウンカウンタco2はプリ
セットデータ入力端子に入力するPWM周期設定用スイ
ッチ3000 bで設定された値によりカウントダウン
を実行し、カウント終了時に出るボロー出力の信号を利
用してプリセットデータをロードし、再びカウントダウ
ンを実行する(このサイクルが繰返される).このダウ
ンカウンタco2のボロー出力は、ダウンカウンタCO
,のロード端子にも導かれているためダウンカウンタC
O.ほこの周期で点灯消灯期間算出回路3000 aよ
りのプリセットデータをプリセット端子から取込む.こ
の時に、点灯消灯期間算出回路3000 aは入力した
調光設定信号T,から必要なランプ点灯期間及び消灯期
間を算出して点灯期間に比例するデジタル値として点灯
消灯期間算出回路3000 aに出力しているから、前
記ダウンカウンタco2のボロー出力をロード信号とし
てセットして自身のボロー出力が出るまでカウントダウ
ンを実行してプリセットデータを取込むこととなる。こ
の時、ダウンカウンタCO.はボロー出力後(BORR
Ol4= 1 )はこの信号状態をEN端子にフィード
バックして利用する構成としていることで自分自身をデ
ィスイネーブノレ(EL=L)状態としてボロー出力を
“L”状態に保持している。つまり、デジタル値に従う
数だけカウントしてこの間の出力として点灯期間中“H
”.消灯期間中”L”となるような信号内容となる.従
ってカウントダウン実行中のPWM信号Pjaはインバ
ータ3000 dにより“L”状態に反転されて調光用
スインチ回路600に出力されることとなるから、ラン
プは点灯状態となる。次のボロー出力が出るとPWM信
号Pi2Lは“H”状態となるから、ランプは消灯する
ように動作する。尚、P W M信号Pjaの“H←→
L” (点灯・消灯の切替)はクロックの立上がり(又
は立下がり)に同期するように設計することで、インバ
ータ3000 dの出力がゼロ電圧時に切替わるよう動
作する。従って、所定の調光ができることとなる。
このように、PWM信号をインバータの出力波形のゼロ
クロスに同期したパルスをクロックとして作り出すこと
で、調光設定入力が一定であれば、本質的にジッタがな
く、ランプの放電状態が安定であるため、調光範囲が従
来の数倍広くとれ、実験では温度変動によりこれまで発
生していた放電不安定(ランプのチラッキ)現象もなく
すことができた. ところで、点灯消灯期間算出回路3000 aについて
見てみるとき、調光設定信号TLをA/D変換してそれ
をランプ点灯期間を示すデジタル値として使用する構成
の物を用いるのが一般的である,しかしながら、第7図
についてこのようなものを採用する場合、A/D変換器
(図省略)のビット数とダウンカウンタco, ,co
 2のビット数とが一致し且つPWM周期設定用スイッ
チ3000 bが全て“ハイ”でありデューティー比の
換算が必要でない場合について検討してみると、調光設
定信号T.に雑音が含まれる場合は、この雑音の影響で
ランプ点灯期間が増減してランプにチラツキが生じてし
まう結果を引起こす可能性がある.つまり、デジタル的
に調光制御信号を発生させる第7図のような構成にあっ
て、ランプのチラツキを押えて調光特性の安定化を図る
構成の点灯消灯期間算出回路は前記構成ではなしえない
こととなる。
そこで、本発明においては点灯消灯期間算出回路を入力
雑音の影響を押えることができるような構成でランプの
チラツキを防止することができる構成の物を用いている
. その構成の概要は、調光設定信号TiをA/D変換した
後に前回の変換結果と比較して、その差がある値以上に
なった時にPWM信号発生用ダウンカウンタに設定する
データを更新するようにすることで、A/D変換データ
の下位ビットの変化として現れる入力雑音の影響を除去
する。これを実現するために、データの一時記憶.演算
,切替等の機能を持たせた構成として、且つA/D変換
のビット数をダウンカウンタのビット数より多くしてお
き調光範囲が狭くならないようにする.以下、具体的実
施例を第8図に示す. 第8図は第7図に用いることができる調光制御信号発生
回路の点灯消灯期間算出回路のブロック系統図である. 第8図において、3000a,は点灯消灯期間算出回路
である。この点灯消灯期間算出回路3000a+におい
て、α,はA/D変換器、α2は減算器、αコはデコー
ダ、α4デークラッチ、α5は切替要素(以下「セレク
タ」という)を夫々示す.又、各信号については、T,
を調光設定信号、Yを調光設定信号A/D変換後のNビ
ットの2進数変換データ、2をNビットの2進数出力デ
ータ、Xを出力データZをラッチしたNビットの2進数
ラッチデータとする。又、減算器α2の減算出力データ
“X−Y”は、通常X.Yが無符号の2進数であるので
、最上位に符号ビットを付加して(N+1)ビットとな
る。又、次段のダウンカウンタ(第7図のCo. )が
Mビットの場合(N>M)には、実際に使用するデータ
は出力データZの上位からMビットとする。
このような横戒の動作について以下に説明する.データ
の流れのアウトラインは、調光設定信号T,をA/D変
換器α,でA/D変換し、この変換データは切替要素α
5と減算器α2に導かれ、減算器α2→デコーダα3で
演算を行い出力データZについて決定(セレクタでX又
はYのいずれを出力するかを決定)した後に、この切替
信号に基づくセレクタα5から出力される出力データZ
について、データラヅチα4でラッチし、ラッチデータ
Xはセレクタα5と減算器α2に出力することとなる。
この際、A/D変換のスタート及びデータラッチのタイ
ミングは、これ等一連の動作に支障かないように、第7
図のダウンカウンタC02を適当な時点でデコードして
発生させているものとする。
次に演算動作について詳述する. 今、調光設定信号T,のA/D変換データをY?と特定
し、一周期前の出力データを2■−1(=Xi)と特定
する.従って、減算器α2では“Xi−Yi”の演算を
行う。デコーダαコでは減算結果“Xi−Yi”をデコ
ードしてセレクタα5のスイッチ切替信号を発生する.
セレクタα5はX,とYiとを切替える機能を持ってい
る.そして、この時の切替機能は、減算結果の絶対値が
ある値以下でxtrpJに、それ以外でY,側を選択す
るように設定されているものとし、切替“しきい値”は
A/D変換データがNビット,ダウンカウンタC01が
Mビットの場合に″2とする。この値は調光範囲を狭く
することなしに設定し得る最大値である. 従って、出力データZ,を式で表わすと、以下のように
なる。
N −パ X* −Yt  l<2    の場合、Z l=X 
t = Z t − +  (データ更新無)XjY,
l≧2”−Hの場合、 Zi 一Yi       (データ更新有〉以上の結
果から、除去できる最大雑音電圧をVtaaχとすると
、最大雑音電圧Vt&χは、V, aχ=±+V/<2
  −1)IN−14 (2    −2’) と.なる.但し、A/D変換器α,のスパンを0〜V 
[V]とする。従って、A/D変換のビット数Nを多く
とれば、耐雑音性を増すことができることとなる。
く発明の効果〉 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下のような効果を奏する。
■:調光範囲が従来に比べて1桁向上(数百分の1から
数千分の1へと)させることができる.■:調光範囲を
従来の数倍広くとれ、放電不安定現象をなくすことがで
きる。
■:第1図や第3図に示すように、てい倍回路を設けて
点灯(又は消灯)のタイミングをインバータ出力電圧の
ゼロクロスに同期して行い、又消灯(又は点灯)のタイ
ミングをゼロクロス周期に同期したてい倍周波数のパル
スを利用してこれに同期して行い、第1図や第3図にお
ける調光特性を損うことなくデューティーコントロール
信号の分解能をてい倍分向上できる.従って、調光時輝
度のデジタル的な変化ではない、滑かな調光が実現でき
る。
■:第8図のような点灯消灯期間算出回路の構成とする
ことで、A/D変換データの下位ビットの変化として現
れる入力雑音の影響を除去できるから、更に安定な調光
特性を得ることができる。
■:第8図のような点灯消灯期間算出回路の構成とする
ことで、この発明を採用しない場合には、入力信号にま
ったく雑音が無いとしても、入力電圧がA/D変換値の
切替の“しきい値”付近にある場合には変換動作が不安
定となることがあり得るが、このような現象についても
、解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的一実施例である調光付き蛍光管
照明装置のブロック回路図、第2図は第1図の説明に供
するタイムチャート、第3図は第1図のその他の実施例
を示す図、第4図は第2図に対応する第1図のその他の
実施例の説明に供するタイムチャート、第5図及び第6
図は第7図のその他の実施例の説明に供する図、第7図
は第1図及び第2図の更に他の実施例を示すブロック回
路図、第8図は第7図に用いることができる調光制御信
号発生回路の点灯消灯期間算出回路のブロック系統図、
第9図は従来の調光付き蛍光管照明装置の構成を示すブ
ロック線図である。 1・・・ランプ(冷陰極蛍光管)10・・・ランプ(熱
陰極蛍光管)、2.20・・・自動型インバータ(イン
バータ) 、3 , 30,  300. 3000・
・・調光制御信号発生回路、4・・・スイッチ回路、6
 , 60,・・・調光用スイッチ回路、5・・・ラン
プ電圧同期パルス発生回路(ゼロクロス検出回路). rコ\、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、電源端子に直流電源が供給される自励型インバ
    ータからの出力が供給される蛍光管を有し、該蛍光管の
    調光を調光制御発生回路で行う調光付き蛍光管照明装置
    において、前記自励型インバータはその内部に設けられ
    たトランスの2次側出力が前記蛍光管に供給され且つ前
    記トランスの2次側に設けられた補助巻線端子にインバ
    ータ出力のゼロクロスを検出してそれに同期したパルス
    列を発生するランプ電圧同期パルス発生回路が接続され
    る構成から成り、前記調光制御信号発生回路は前記ラン
    プ電圧同期パルス発生回路からの信号が導かれて前記蛍
    光管の調光を前記インバータ出力がゼロ電位の時に同期
    して点灯又は消灯或はその両方を行うようにスイッチ回
    路にスイッチ機構を開閉動作させる信号を出力する構成
    から成り、前記スイッチ回路はスイッチ機構が前記蛍光
    管に接続され前記調光制御信号発生回路からの調光制御
    信号により開閉動作する構成として設けられるか又は前
    記直流電源と自励型インバータとの間に配置されてスイ
    ッチ機構が前記調光制御信号発生回路からの調光制御信
    号により開閉動作する構成として設けられて成ること、
    を特徴とする調光付き蛍光管照明装置。
  2. (2)、請求項1の調光付き蛍光管照明装置において、
    前記ランプ電圧同期パルス発生回路に前記パルス列に同
    期したてい倍周波数のパルスを発生するてい倍回路が接
    続され、前記調光制御信号発生回路から前記ランプ電圧
    同期パルス発生回路からの信号及び前記てい倍回路から
    の信号に基づいて前記蛍光管の調光を前記インバータ出
    力がゼロ電位の時に同期して点灯又は消灯いずれか一方
    を行うように前記スイッチ回路にスイッチ機構を開閉動
    作させる信号を出力することを特徴とする調光付き蛍光
    管照明装置。
  3. (3)、請求項1の調光付き蛍光管照明装置において、
    前記調光制御信号発生回路は、前記ランプ電圧同期パル
    ス発生回路からの信号を入力すると同時に外部から調光
    設定信号を入力し、前記調光設定信号から必要なランプ
    点灯期間及び消灯期間を算出してデジタル値として出力
    する点灯消灯期間算出回路と、PWM周期設定用スイッ
    チと、前記ランプ電圧同期パルス発生回路からの信号、
    前記点灯消灯期間算出回路からの信号及び前記PWM周
    期設定用スイッチからの信号に基づいて調光制御信号を
    前記スイッチ回路に出力するパルス幅変調手段と、から
    構成されることを特徴とする調光付き蛍光管照明装置。
  4. (4)、請求項3の調光付き蛍光管照明装置において、
    前記点灯消灯期間算出回路は、前記調光設定信号をA/
    D変換した後に当該変換データと前回の前記パルス幅変
    調手段への出力データと比較して、その差がある値以上
    になつた時に前記パルス幅変調手段に出力するデータを
    更新するようにしたことを特徴とする調光付き蛍光管照
    明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109782889A (zh) * 2019-01-30 2019-05-21 廖金群 拔电后快速熄屏的处理方法、装置、电子设备和存储介质

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