JPH03205726A - 熱動継電器 - Google Patents
熱動継電器Info
- Publication number
- JPH03205726A JPH03205726A JP27994390A JP27994390A JPH03205726A JP H03205726 A JPH03205726 A JP H03205726A JP 27994390 A JP27994390 A JP 27994390A JP 27994390 A JP27994390 A JP 27994390A JP H03205726 A JPH03205726 A JP H03205726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bimetal
- head part
- circuit
- adjusting screw
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
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- 239000000155 melt Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Actuated Switches (AREA)
- Fuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は、電動機などの負荷を、その電流と温度に応動
して保護する熱動継電器に関する。
して保護する熱動継電器に関する。
(従来の技術)
従来のこの種の熱動継電器は、第3図に示すように、両
端に可動接点3を備えた皿型バイメタル2を調節ねじ8
の頭部にコイルばね7で押付けて保持し、ヒータ6に過
電流が流れて所定温度に達すると、バイメタル2の皿型
が反転して可動接点3が固定接点4から急速に開離して
回路を遮断し、その後温度が下降すると、バイメタル2
が復帰して接点3.4が再び閉成する構成である。
端に可動接点3を備えた皿型バイメタル2を調節ねじ8
の頭部にコイルばね7で押付けて保持し、ヒータ6に過
電流が流れて所定温度に達すると、バイメタル2の皿型
が反転して可動接点3が固定接点4から急速に開離して
回路を遮断し、その後温度が下降すると、バイメタル2
が復帰して接点3.4が再び閉成する構成である。
(発明が解決しようとする課題)
従来の構成では、過電流の原因が除去されないと、バイ
メタル2は開閉を繰返すこととなり、遂には接点3,4
が溶着してバイメタル2が反転できず、回路が遮断しな
くなる。ここで、ヒータ6が断線すれば、回路が遮断さ
れて安全であるが、断線しないと、過電流が流れ続け負
荷たる電動機が焼損する危険な事態となる。
メタル2は開閉を繰返すこととなり、遂には接点3,4
が溶着してバイメタル2が反転できず、回路が遮断しな
くなる。ここで、ヒータ6が断線すれば、回路が遮断さ
れて安全であるが、断線しないと、過電流が流れ続け負
荷たる電動機が焼損する危険な事態となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、接点が溶着しても、負荷の回路を遮断し得て、負荷の
焼損を防止することができる熱動継電器を提供するにあ
る。
、接点が溶着しても、負荷の回路を遮断し得て、負荷の
焼損を防止することができる熱動継電器を提供するにあ
る。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
本発明の熱動継電器は、可動接点を備えた皿型バイメタ
ル、固定接点、熱可溶金属にて互いに結合された頭部と
ねじ部から成る調節ねじ、並びに調節ねじ頭部に皿型バ
イメタルを押付け保持するコイルばねを備える構成に特
徴を有する。
ル、固定接点、熱可溶金属にて互いに結合された頭部と
ねじ部から成る調節ねじ、並びに調節ねじ頭部に皿型バ
イメタルを押付け保持するコイルばねを備える構成に特
徴を有する。
(作用)
本発明の熱動継電器によれば、バイメタルを保持する調
節ねじを、頭部とねじ部とに2分割し、これを熱可溶金
属(例えば融点232℃の錫など)で結合しておき、異
常温度の際は溶解して調節ねじの頭部を融隔させるもの
で、万一接点が溶着してヒータが断線しなくて前述のよ
うな危険な状態になると、その高い温度で、熱可溶金属
が溶融して調節ねじの頭部がねじ部から離融し、バイメ
タルを保持するコイルばねが該ねじ頭部とバイメタルを
押し上げ、接点の溶着力に打ち勝って、接点を開離させ
回路を遮断する。その後、冷却してもバイメタルはコイ
ルばねで持ち上げられたままで、その接点は開路した状
態を保つ。
節ねじを、頭部とねじ部とに2分割し、これを熱可溶金
属(例えば融点232℃の錫など)で結合しておき、異
常温度の際は溶解して調節ねじの頭部を融隔させるもの
で、万一接点が溶着してヒータが断線しなくて前述のよ
うな危険な状態になると、その高い温度で、熱可溶金属
が溶融して調節ねじの頭部がねじ部から離融し、バイメ
タルを保持するコイルばねが該ねじ頭部とバイメタルを
押し上げ、接点の溶着力に打ち勝って、接点を開離させ
回路を遮断する。その後、冷却してもバイメタルはコイ
ルばねで持ち上げられたままで、その接点は開路した状
態を保つ。
(実施例)
以下、本発明の実施例を第1図及び第2図を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
1は絶縁物製のケース、2は皿型バイメタル、3は可動
接点、4は固定接点、5は端子、6はヒ一タ、8は頭部
8Aとねじ部8Bとから成り、熱可溶金属9にて互いに
結合された調節ねじ、7はコイルばね、11はキャップ
である。常時はコイルばね7により皿型バイメタルは2
が調節ねじ頭部8Aに押付け保持され、可動接点3が固
定接点4に接触して閉路している。
接点、4は固定接点、5は端子、6はヒ一タ、8は頭部
8Aとねじ部8Bとから成り、熱可溶金属9にて互いに
結合された調節ねじ、7はコイルばね、11はキャップ
である。常時はコイルばね7により皿型バイメタルは2
が調節ねじ頭部8Aに押付け保持され、可動接点3が固
定接点4に接触して閉路している。
直列に接続された負荷に過電流が流れると、ヒータ6が
バイメタル2を加熱し、従来例と同様にバイメタル2が
所定温度に達すると、その皿型が反転して、可動接点3
が固定接点4から急速に開離して回路を遮断する。そし
てバイメタル2が開閉を繰返し、万一接点3.4が溶着
して異常な高温度になった場合には、調節ねじ頭部8A
を固定していた熱可溶金属9が溶融し、コイルばね7が
接点溶着力に打ち勝って調節ねじ頭部8Aとバイメタル
2を押し上げて回路を遮断する。なおねじ頭部やバイメ
タルが冷却後も再び各部に接触して閉路しないように、
コイルばね7は十分な自由長を有するものとする。又調
節ねじ2は、第2図(イ)又は(ロ)に例示するように
、ねじ部8Bの突起部を頭部8Aの孔に挿入して後、熱
可溶金属って固定する。
バイメタル2を加熱し、従来例と同様にバイメタル2が
所定温度に達すると、その皿型が反転して、可動接点3
が固定接点4から急速に開離して回路を遮断する。そし
てバイメタル2が開閉を繰返し、万一接点3.4が溶着
して異常な高温度になった場合には、調節ねじ頭部8A
を固定していた熱可溶金属9が溶融し、コイルばね7が
接点溶着力に打ち勝って調節ねじ頭部8Aとバイメタル
2を押し上げて回路を遮断する。なおねじ頭部やバイメ
タルが冷却後も再び各部に接触して閉路しないように、
コイルばね7は十分な自由長を有するものとする。又調
節ねじ2は、第2図(イ)又は(ロ)に例示するように
、ねじ部8Bの突起部を頭部8Aの孔に挿入して後、熱
可溶金属って固定する。
[発明の効果]
よって本発明の熱動継電器は、過電流によりノくイメタ
ルの皿型が反転して開路する通常の遮断の他に、異常な
高温度では調節ねじの頭部を分離させバイメタルをコイ
ルばねで押し上げて遮断することができる。即ち、二重
の保護作用を有して負荷の焼損を確実に防止できる。な
お、熱動継電器はヒータなしのものについても同様の作
用と効果のあることは言うまでもない。
ルの皿型が反転して開路する通常の遮断の他に、異常な
高温度では調節ねじの頭部を分離させバイメタルをコイ
ルばねで押し上げて遮断することができる。即ち、二重
の保護作用を有して負荷の焼損を確実に防止できる。な
お、熱動継電器はヒータなしのものについても同様の作
用と効果のあることは言うまでもない。
第1図は本発明の実施例の縦断正面図、第2図は同上の
要部説明図、第3図は従来例の縦断正面図である。 図面中、2は皿型バイメタル、3は可動接点、4は固定
接点、7はコイルばね、8は調節ねじ、8Aは頭部、8
Bはねじ部、9は熱可溶金属である。 (イ) (0)
要部説明図、第3図は従来例の縦断正面図である。 図面中、2は皿型バイメタル、3は可動接点、4は固定
接点、7はコイルばね、8は調節ねじ、8Aは頭部、8
Bはねじ部、9は熱可溶金属である。 (イ) (0)
Claims (1)
- 1、可動接点を備えた皿型バイメタル、固定接点、熱可
溶金属にて互に結合された頭部とねじ部から成る調節ね
じ、並びに調節ねじ頭部に皿型バイメタルを押付け保持
するコイルばねを備えた熱動継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27994390A JPH0775138B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 熱動継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27994390A JPH0775138B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 熱動継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03205726A true JPH03205726A (ja) | 1991-09-09 |
JPH0775138B2 JPH0775138B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=17618085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27994390A Expired - Fee Related JPH0775138B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 熱動継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0775138B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0644884A (ja) * | 1992-04-24 | 1994-02-18 | Yamada Denki Seizo Kk | 熱動継電器 |
US20110102126A1 (en) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | Hanbecthistem Co., Ltd. | Thermostat |
-
1990
- 1990-10-18 JP JP27994390A patent/JPH0775138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0644884A (ja) * | 1992-04-24 | 1994-02-18 | Yamada Denki Seizo Kk | 熱動継電器 |
US20110102126A1 (en) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | Hanbecthistem Co., Ltd. | Thermostat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0775138B2 (ja) | 1995-08-09 |
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