JPH0320527B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320527B2 JPH0320527B2 JP17681882A JP17681882A JPH0320527B2 JP H0320527 B2 JPH0320527 B2 JP H0320527B2 JP 17681882 A JP17681882 A JP 17681882A JP 17681882 A JP17681882 A JP 17681882A JP H0320527 B2 JPH0320527 B2 JP H0320527B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weir
- flexible membrane
- envelope
- main
- undulating weir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 18
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 8
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 5
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 2
- 210000004779 membrane envelope Anatomy 0.000 claims description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 2
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- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B7/00—Barrages or weirs; Layout, construction, methods of, or devices for, making same
- E02B7/005—Deformable barrages or barrages consisting of permanently deformable elements, e.g. inflatable, with flexible walls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Barrages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可撓性膜製起伏堰に関するものであ
る。可撓性膜製起伏堰は堰体を形成する可撓性膜
製例えばゴム引布製包被(袋状体)を少なくとも
河床部に河川を横断する方向に取付け、包被内部
に連通する注排気(水)管から空気または水等の
膨張媒体たる流体を送入して膨張起立させ、また
包被内部から流体を排出し収縮倒伏させるように
したものである(例えば特公昭40−11702号、特
公昭44−2371号公報参照)。
る。可撓性膜製起伏堰は堰体を形成する可撓性膜
製例えばゴム引布製包被(袋状体)を少なくとも
河床部に河川を横断する方向に取付け、包被内部
に連通する注排気(水)管から空気または水等の
膨張媒体たる流体を送入して膨張起立させ、また
包被内部から流体を排出し収縮倒伏させるように
したものである(例えば特公昭40−11702号、特
公昭44−2371号公報参照)。
この種の起伏堰に於いては、従来第1図に示す
ように出水時には上流水深Hが計画倒伏水位5に
達すると(図a参照)、堰を形成する包被1内の
流体を排出して完全倒伏させ、この倒伏した包被
膜上を流水6、土砂(石)3を通過させ洪水を防
止するのであるが(図b参照)、出水終息時に倒
伏した包被覆上に土砂3が堆積し次の堰の起立を
阻害する(図c参照)。このような土砂堆積現象
は河川中下流域の堰に多く、また現在の河床より
低い計画河床位置(レベル)に堰を設置する場合
によく見られる。なお第1図中4は河床である。
ように出水時には上流水深Hが計画倒伏水位5に
達すると(図a参照)、堰を形成する包被1内の
流体を排出して完全倒伏させ、この倒伏した包被
膜上を流水6、土砂(石)3を通過させ洪水を防
止するのであるが(図b参照)、出水終息時に倒
伏した包被覆上に土砂3が堆積し次の堰の起立を
阻害する(図c参照)。このような土砂堆積現象
は河川中下流域の堰に多く、また現在の河床より
低い計画河床位置(レベル)に堰を設置する場合
によく見られる。なお第1図中4は河床である。
この結果、堰は設計堰高を確保することができ
ず、堰上流からの農業用水等の取水ができなくな
る。現在はこの堆積土砂を人力で排除して堰を起
立させているが、多大の労力と時間を必要とする
欠点がある。
ず、堰上流からの農業用水等の取水ができなくな
る。現在はこの堆積土砂を人力で排除して堰を起
立させているが、多大の労力と時間を必要とする
欠点がある。
上記に鑑み本発明はこれら欠点を解消するため
開発されたものである。以下に本発明を例示の第
2図に就いて詳細に説明する。
開発されたものである。以下に本発明を例示の第
2図に就いて詳細に説明する。
即ち本発明に於いては可撓性膜製包被1の形成
する主体の堰の直上流位置に、該堰より堰高の低
い、かつ同様な包被2からなる補助の堰(以後小
型の堰と略記)を配置するものである。
する主体の堰の直上流位置に、該堰より堰高の低
い、かつ同様な包被2からなる補助の堰(以後小
型の堰と略記)を配置するものである。
上記のように構成し本発明に於いては以下の様
に作動させる。
に作動させる。
通常の使用状態では第2図aに示すように、
包被1による主体の堰は起立させ補助の包被2
による小型の堰は倒伏させる。この状態で取水
使用する。
包被1による主体の堰は起立させ補助の包被2
による小型の堰は倒伏させる。この状態で取水
使用する。
出水が発生し上流水深Hが計画倒伏水位5に
達すると第2図bに示す様に従来同様に包被1
の形成する主体の堰を倒伏させる。
達すると第2図bに示す様に従来同様に包被1
の形成する主体の堰を倒伏させる。
出水の最高時は包被1の形成する主体の堰、
包被2の形成する小型の堰共に第2図bに示す
ように倒伏させ、土砂流はそれら倒伏両堰の包
被膜上を流下する。
包被2の形成する小型の堰共に第2図bに示す
ように倒伏させ、土砂流はそれら倒伏両堰の包
被膜上を流下する。
出水が終息し始めると、流水速度が遅くなつ
て倒伏した包被1及び2の形成する両堰の包被
膜上に土砂が堆積し始めるので第2図cに示す
ように、包被2の形成する小型堰を起立させ、
土砂をその小型堰上流に堆積させ倒伏した包被
1膜上には堆積させない。
て倒伏した包被1及び2の形成する両堰の包被
膜上に土砂が堆積し始めるので第2図cに示す
ように、包被2の形成する小型堰を起立させ、
土砂をその小型堰上流に堆積させ倒伏した包被
1膜上には堆積させない。
土砂量が多く包被2の形成する小型堰上を通
過して倒伏した包被1膜上に堆積しても、第2
図dに示すように包被2の形成する起立小型堰
からの越流水の落下水流が倒伏した包被1膜上
の土砂を下流へ流し去つてしまう。
過して倒伏した包被1膜上に堆積しても、第2
図dに示すように包被2の形成する起立小型堰
からの越流水の落下水流が倒伏した包被1膜上
の土砂を下流へ流し去つてしまう。
出水が終息した後包被1の形成する主体の堰
を起立させ、主体の堰上流より取水する。
を起立させ、主体の堰上流より取水する。
なお包被1の形成する主体の堰が完全起立後
第2図eに示すように包被2の形成する小型堰
は倒伏させる。この小型堰上流の堆積土砂は次
回の出水時における包被1,2の形成する両堰
倒伏時に出水力により下流へ流下させることが
出来る。
第2図eに示すように包被2の形成する小型堰
は倒伏させる。この小型堰上流の堆積土砂は次
回の出水時における包被1,2の形成する両堰
倒伏時に出水力により下流へ流下させることが
出来る。
以上のように本発明の可撓性膜製起伏堰は主体
の堰の直上流位置に主体の堰より堰高の低い小型
堰を配置したものであるから、この小型堰により
倒伏した主体の堰の包被膜上に土砂の堆積するこ
とを防止し又例え土砂が堆積しても小型堰からの
越流落下水により倒伏した主体の堰を形成する包
被膜上の堆積土砂を流下させることが出来る。即
ち本発明によれば土砂の堆積を少くし又例え堆積
しても人力で排除する必要がなく、包被内圧で起
立させ得る。
の堰の直上流位置に主体の堰より堰高の低い小型
堰を配置したものであるから、この小型堰により
倒伏した主体の堰の包被膜上に土砂の堆積するこ
とを防止し又例え土砂が堆積しても小型堰からの
越流落下水により倒伏した主体の堰を形成する包
被膜上の堆積土砂を流下させることが出来る。即
ち本発明によれば土砂の堆積を少くし又例え堆積
しても人力で排除する必要がなく、包被内圧で起
立させ得る。
第1図a〜cは従来の可撓性膜製起伏堰の倒伏
過程を説明する図、第2図a〜eは本発明の可撓
性膜製起伏堰の作動過程を説明する図を夫々例示
している。 1……包被、2……包被、3……土砂(石)、
4……河床、5……計画倒伏水位、6……流水。
過程を説明する図、第2図a〜eは本発明の可撓
性膜製起伏堰の作動過程を説明する図を夫々例示
している。 1……包被、2……包被、3……土砂(石)、
4……河床、5……計画倒伏水位、6……流水。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可撓性膜製包被を少くとも河床部に河川を横
断する方向に取り付け、包被内部に空気又は水等
の膨張媒体たる流体を送入し膨張起立させ又包被
内部から膨張媒体たる流体を排出し収縮倒伏させ
ることが出来るようにした可撓性膜製起伏堰に於
いて、主体の可撓性膜製起伏堰と、主体の可撓性
膜製起伏堰の直上流に設けた主体の可撓性膜製起
伏堰より堰高の低い補助の可撓性膜製起伏堰とよ
り構成されることを特徴とする可撓性膜製起伏
堰。 2 補助の可撓性膜製起伏堰は出水終息前に膨張
起立させるものであり、主体の可撓性膜製起伏堰
の包被膜上に土砂が堆積することを少くし又主体
の可撓性膜製起伏堰の包被膜上に堆積した土砂を
流出せしめる特許請求の範囲第1項記載の可撓性
膜製起伏堰。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17681882A JPS5965110A (ja) | 1982-10-06 | 1982-10-06 | 可撓性膜製起伏堰 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17681882A JPS5965110A (ja) | 1982-10-06 | 1982-10-06 | 可撓性膜製起伏堰 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5965110A JPS5965110A (ja) | 1984-04-13 |
JPH0320527B2 true JPH0320527B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=16020376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17681882A Granted JPS5965110A (ja) | 1982-10-06 | 1982-10-06 | 可撓性膜製起伏堰 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5965110A (ja) |
-
1982
- 1982-10-06 JP JP17681882A patent/JPS5965110A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5965110A (ja) | 1984-04-13 |
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