JPH03205150A - 耐チッピング性ホットメルトシート - Google Patents

耐チッピング性ホットメルトシート

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JPH03205150A
JPH03205150A JP2000841A JP84190A JPH03205150A JP H03205150 A JPH03205150 A JP H03205150A JP 2000841 A JP2000841 A JP 2000841A JP 84190 A JP84190 A JP 84190A JP H03205150 A JPH03205150 A JP H03205150A
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JP
Japan
Prior art keywords
hot melt
sheet
chipping
adhesive layer
polyvinyl chloride
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000841A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Ukai
正樹 鵜飼
Masaru Sugimori
優 杉森
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Sunstar Engineering Inc
Original Assignee
Sunstar Engineering Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は耐チッピング性ホットメルトシ一ト、更に詳し
くは、たとえば自動車のアンダーフロア一部、ホイール
ハウス部等に貼り合せることにより、該部位の耐チソビ
ング性や防錆性を向上させるホットメルトシートに関す
る。
従来技術と発明が解決しようとする課題自動車のアンダ
ーフロア一部、ホイールハウス部等は、走行時に道路上
の石や鉄くずなどが跳ね当り、損傷を受けることか少な
くない。このような走行中のチッピングは、アンダーフ
ロアー郎等に傷をつけるばかりてなく、かかる損傷部へ
の雨水や洗車水などの浸入によって腐食を招く結果とな
る。
従来より、かかる耐チッピングのため、たとえばポリ塩
化ビニル系やポリウレタン系の耐チブピング塗料が用い
られ、一般にこれをアンダーフロアー郎等にスプレー塗
布し、焼付けを行って耐ヂッピングおよび防錆用の塗膜
を形戒する方法が採られている。しかし、耐チッピング
塗料の場合、フロアー郎の素地面に電着塗装面との接着
力が十分てなく、チッピングにより塗膜剥離が起こり、
所望の耐チッピングおよび防錆効果が不十分であるのが
現状である。また、要求される耐チッピング性能を得る
には、通常300〜500μの厚膜塗装が必要で、これ
は車体の重量増をもたらし、しかも、塗布した後焼付け
までの間に樹脂がスリップするといった問題が生じる。
課題を解決するための手段 本発明音らは、かかる耐チソピング塗料に代わる材料に
ついて鋭意研究を進めたところ、接着性防錆性および耐
チッピング性に適したポリ塩化ビニルシ一トまたはポリ
ウレタンンートの片面に、上述の電着而に対して優れた
接着力を発揮する特定の反応性ホットメルト接着剤層を
コーティングして得られる耐チッピング性ホントメルト
シートを使用すれば、熱圧着によりアンダーフロアー郎
等へ簡単に貼り合せることができ、所望の耐チッピング
性および防錆効果を達成しうることを見出し、本発明を
完成させるに至った。
すなわち、本発明は、ポリ塩化ビニルシ一トまたはポリ
ウレタンシ一トおよび該シートの片面にコーティングし
た、熱可塑性飽和ポリエステル樹脂および遊離のイソシ
アネート基をブロック化したブロックドボリイソシアネ
ート化合物を含む反応性ホットメルト接着剤層から成る
ことを特徴とする耐チッピング性ホットメルトンートを
提供するものである。
本発明におけるポリ塩化ビニルノートまたはポリウレタ
ンンートは、一般に200℃以七の耐熱性を有し、かつ
耐チッピング性を具備するとて100〜350μの厚み
を有するものが適当てある。
本発明における反応性ホットメルト接着剤層に用いる熱
可塑性飽和ポリエステル樹脂(以下、ポリエステル樹脂
と称す)とは、芳香族ジカルポン酸(テレフタル酸、イ
ソフタル酸、無水フタル酸、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸、トリメリット酸、バラオキシ安息香酸など)お
よび脂肪族ジカルボン酸(コハク酸、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバンン酸、ドデカンニ酸、アイコサンニ酸
、ε−カブロラクトンなど)の少なくとも1種と、グリ
コール類(エチレングリコール、プロパンンオール、プ
ロビレングリコール、1.4−ブタンジオール、1,5
−ペンタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ジエ
チレングリコール、ネオベンチルグリコール、ポリエチ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール、■,
4−シクロl\キサンジメタノール、トリメチロールプ
ロパン、べンタエリスリトールなど)の少なくとし1種
との、末端OH基含有ランダム共縮重合物を指称し、通
常、分子量5000〜50000、軟化点80〜200
℃のものが使用されてよい。
また、上記ポリエステル樹脂に配合されるブロックドポ
リイソシアネート化合物(以下、ブロックNGO化合物
と称す)とは、ポリイソシアネート化合物の遊離のイソ
シアネート基を常法に従い熱解離性化合物でブロック化
したものを指称する。
上記ポリイソシアネート化合物としては、たとえば2.
4/2.6−}リレンジイソシアネート(TDl)、ジ
フェニルメタン−4.4′−ジイソシアネート(MDI
)、クルードMDIと称されるポリフェニルメタンボリ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート(XD■
)、イソホロンジイソシアネート(I PD I)、ヘ
キサメチレンジイソシアネート(HDI)、ジシクロヘ
キンルメタン−4,4′−ジイソシアネート、トリフェ
ニルメタントリイソシアネートなどの脂肪族、指環族ま
たは芳香族のジーまたはトリイソシアネート化合物、あ
るいはこれらのポリイソシアネート化合物と低分子量グ
リコールまたはトリオール(例えば、ジブロビレングリ
コール、1.6−ヘキサンジオール、1,2.6−ヘキ
サントリオール、トリメチロールプロパン)と反応させ
て得られるイソシアネート末端低分子量付加体などが使
用できる。
上記熱解離性化合物としては、たとえばエタノール、プ
ロパノール、ブタノール、イソブタノールなどのアルコ
ール類、フェノール、クレゾール、キシレノール、p−
ニトロフェノールなどのフェノール類、マロン酸エチル
、アセト酢酸エチル、アセチルアセトンなどの活性メチ
レン化合物、アセトアミド、アクリルアミド、アセトア
ニリドなどの酸アミド類、コハク酸イミド、マレイン酸
イミドなどの酸イミド類、2−エチルイミダゾール、2
−エチル−4−メチルイミダゾールなどのイミダゾール
類、2−ピロリドン、ε一カプロラクタムなどのラクタ
ム類、アセトキシム、メチルエチルケトキシム、シクロ
ヘキサノンオキシム、アセトアルドキシムなどのケトン
またはアルデヒドのオキンム類、エヂレンイミン、重亜
硫酸塩なとイ々のものが挙げられるが、貯蔵安定性、硬
化性スとからみて、ラクタム類、オキシム類が好ましく
とくにε−カブロラクタム、メチルエチルヶト」ンム、
シクロヘキサノ冫・オキシムが好ましい。力かる熱解離
性化合物は、ポリイソシアネート化台物に対しそのNC
O基1モル当り、0.9〜1.5当@(好ましくは1〜
1 3当量)程度となる割合でブロック化すればよい。
なお、かかるブロックNGO化合物の市販品としては、
たとえばTDI系として住友バイエルウレタン社製の「
デスモジコールCTステーブル」,住友バイエルウレタ
ン社製の「クレランUTJ,MD I系として住友バイ
エルウレタン社製の「デスモ’)x−ルAP2 170
7.テ−ブJvJ; HDI系として同社製の「デスモ
ジュールBL−3 1 7 5J.IPDI系として住
友バイエルウレタン社製の「クレランUIJ等が挙げら
れる。
本発明における反応性ホットメルト接着剤H(以下、接
着剤層という)は、上記ポリエステル樹脂とブaツクN
CO化合物を混合し、これを適当な溶剤(たとえばトル
エン、キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸
エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、酢酸セロソルブ等が
挙げられ、特に低温溶解力のあるメチルエチルヶトンや
アセトンか好ましい)に溶解し、さらに必要に応じて可
塑剤、充填材、補強剤、安定剤、反応促進剤(ジブチル
チンジラウレート、ジブチルチンジアセテート、ジブチ
ルチンジマレエート、ジブチルチンジラウリルメルカブ
チド、ジブチルチンンクロライド、ビスマスステアレー
ト、ヒスマスフタネート、スタナスオクテート、スタナ
スステアレート、スタナスナフタネート、スタナスオク
テート、オクテン酸亜鉛、第三級アミン化合物など)等
を適量配合した紐成物を用いることにより、形成される
なお、ポリエステル樹脂とブロックNGO化合物の混合
割合は、通常N C O/O Hのモル比が0.5〜2
0となるように選定すればよい。
本発明に係る耐チッピング性ホットメルトンートは、上
述の厚み100〜350μのポリ塩化ビニルンートまた
はポリウレタンシートの片面に、接着剤層用組成物をコ
ーティング、たとえばロール塗布し、次いで70〜10
0℃で1〜3分間乾燥することにより製造さ杷る。なお
、接着剤層の厚みは通常、10〜50μに設定されてお
ればよい。また接着条件は120〜180℃の熱源によ
る加熱と、1〜5分程度の圧着時間をとればよい。
発明の効象 このようIこして得られる本発明ホットメルトシートに
よれば、これを自動車のアンダーフロアー郎等へ熱圧着
することにより、接着剤層のポリエステル樹脂とブロッ
クNGO化合物が溶融混合され、さらにブロックNGO
化合物が解離し、そのNCO基がポリエステル樹脂のO
H基と熱硬化反応を起こし、これによってポリ塩化ビニ
ルシ一トまたはポリウレタンシ一トとアンダーフロア一
部等の電着面との間に高い接着力か得られ、チッピング
によって該シートか損傷するといった事態を防ぐことが
でき、耐久性か向上する。しかも、この優れた接着性に
伴い、シートの薄膜化が可能となり、車体重量の軽減に
寄与する。
次に実施例および比較例を挙げて、本発明をより具体的
に説明する。
実施例1 (1)ポリ塩化ビニルシ一トの作成 ポリ塩化ビニル(鐘淵化学工業社製、PCH12Z)+
009に、可塑剤(トリメリット酸2一エチルヘキシル
)509、フィラー409.脱水剤8f!および灯油1
09を添加混合し、次いて脱泡して得たポリ塩化ビニル
ゾルを、離型紙上に乾燥厚み100μ、200μまたは
300μとなるように均一塗布し、200℃のオーブン
にて2分間焼付乾燥し、所定厚みのポリ塩化ビニルシー
ト(耐熱性:200℃以上)を得る。
(2)耐チッピング性ホットメルトシートの製造ポリエ
ステル樹脂(ユニチカ社製、エリテールUE−3 4 
0 0,分子量2 5 0 0 0,軟化点105℃)
の40%メチルエチルケトン(MEK)溶液と、TDI
系のブロックNGO化合物(バイエル社製、デスモジュ
ールCTステーブル)の50%MEK溶液をIO:1の
重量比で混合し(この場合のNCO/○■1のモル比約
6)、この混合物を上記(1)のポリ塩化ビニルンート
上に、乾燥厚み50μとなるように塗布し、乾燥して接
着剤層を形成し、耐チッピング性ホットメルトシ一トを
得る。
(3)耐チッピング性試験 上記(2)で得たホットメルトシ一トを、電着塗装鋼板
に載置し、140℃×30分の条件で熱圧着して接着し
た後、ナット落下試験により、耐チッピング性(&g)
を評価し、結果を表1に示す。なお、防錆性評価として
、塩水噴霧試験を500時間行っfコが、発錆は見られ
なかった。
比較例I 市販のポリ塩化ビニル系耐チッピング塗料を使用し、こ
れを実施例1と同じ電着塗装板に、乾燥膜厚200μま
たは300μとなるように塗布し、焼付け乾燥した後、
実施例1と同様に耐チッピング性試験を行い、結果を表
1に示す。
表1 注)耐チッピング性:塗装鋼板の電着塗装面が露出した
ときの落下ナットの重量(k9)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ポリ塩化ビニルシートまたはポリウレタンシートお
    よび該シートの片面にコーティングした、熱可塑性飽和
    ポリエステル樹脂および遊離のイソシアネート基をブロ
    ック化したブロックドポリイソシアネート化合物を含む
    反応性ホットメルト接着剤層から成ることを特徴とする
    耐チッピング性ホットメルトシート。
JP2000841A 1990-01-05 1990-01-05 耐チッピング性ホットメルトシート Pending JPH03205150A (ja)

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