JPH03204678A - 反射型ホログラムの作成方法 - Google Patents
反射型ホログラムの作成方法Info
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- JPH03204678A JPH03204678A JP7990A JP7990A JPH03204678A JP H03204678 A JPH03204678 A JP H03204678A JP 7990 A JP7990 A JP 7990A JP 7990 A JP7990 A JP 7990A JP H03204678 A JPH03204678 A JP H03204678A
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title 1
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 4
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
複数の選択波長領域を持つ反射型ホログラムの作成方法
に関し、 各ホログラムの(選択波長)の半値幅を独立的に制御可
能ならしめることを目的とし、複数の選択波長領域を持
つ反射型ホログラムを参照波と物体波とを多重露光して
作成する際に、それぞれの露光の際の参照波と物体波と
の光強度比を変えて選択波長の半値幅を独立に制御する
よ[産業上の利用分野〕 本発明は複数の選択波長領域を持つ反射型ホログラムの
作成方法に関する。
に関し、 各ホログラムの(選択波長)の半値幅を独立的に制御可
能ならしめることを目的とし、複数の選択波長領域を持
つ反射型ホログラムを参照波と物体波とを多重露光して
作成する際に、それぞれの露光の際の参照波と物体波と
の光強度比を変えて選択波長の半値幅を独立に制御する
よ[産業上の利用分野〕 本発明は複数の選択波長領域を持つ反射型ホログラムの
作成方法に関する。
近年、ホログラムを用いた情報処理装置が広く実用化さ
れている。特に、ヘラドア・ンプディスプレイ等に用い
られる反射型ホログラムは波長選択性(特定の波長のみ
反射する性質)7を有し、その特性を用途に応じて制御
することは必須であり、多くの研究開発が行われている
。
れている。特に、ヘラドア・ンプディスプレイ等に用い
られる反射型ホログラムは波長選択性(特定の波長のみ
反射する性質)7を有し、その特性を用途に応じて制御
することは必須であり、多くの研究開発が行われている
。
第5図に反射型ホログラムの分光特性の一例を示す。
反射型ホログラムは特定の波長(領域)λ。のみ光を反
射させそれ以外の波長λは透過させるという性質を有す
る。反射波長λ。には一定の幅があり、その中央部の幅
Δλ。を半値幅と称し、これを用途、使用目的等におい
て制御する必要がある。
射させそれ以外の波長λは透過させるという性質を有す
る。反射波長λ。には一定の幅があり、その中央部の幅
Δλ。を半値幅と称し、これを用途、使用目的等におい
て制御する必要がある。
一般に、半値幅を制御するには、膜厚と現像強度を変化
させる方法が知られている。
させる方法が知られている。
しかしながら、この方法は単一ホログラムの場合にのみ
有効で、複数の選択波長を有する多重ホログラムの場合
に各選択波長の半値幅を独立して制御するのには通用で
きない。何となれば、第1、第2(第3、第4・・・)
ホログラムは全て同一膜内にあるので、膜厚は全て等し
いからである。即ち、膜厚を制御する方法は実施できな
い。
有効で、複数の選択波長を有する多重ホログラムの場合
に各選択波長の半値幅を独立して制御するのには通用で
きない。何となれば、第1、第2(第3、第4・・・)
ホログラムは全て同一膜内にあるので、膜厚は全て等し
いからである。即ち、膜厚を制御する方法は実施できな
い。
第6図は多重露光方法及びそれにより形成される複数の
反射波長帯λ3.λ2を持つ反射型ホログラムの分光特
性を示す、同一のホログラム材料(感光膜)の両側から
、まず中心波長λ、の反射波長帯を形成するべく、参照
波RIと物体波OIとにより干渉露光し、第1のホログ
ラムを作成する0次いで、別の参照波R8と物体波Ot
とにより多重干渉露光し、中心波長λ2の反射波長帯(
第2ホログラム)を形成する。このような反射型ホログ
ラムにおいては、同一のホログラム膜内に干渉縞が形成
されているため、膜厚と現像強度により決まる選択波長
の半値幅をもつこととなり、反射波長帯λ、(中心波長
)、λμ同)の半値幅Δλ1 、Δλ2を独立に制御す
ることができないという問題があった。
反射波長帯λ3.λ2を持つ反射型ホログラムの分光特
性を示す、同一のホログラム材料(感光膜)の両側から
、まず中心波長λ、の反射波長帯を形成するべく、参照
波RIと物体波OIとにより干渉露光し、第1のホログ
ラムを作成する0次いで、別の参照波R8と物体波Ot
とにより多重干渉露光し、中心波長λ2の反射波長帯(
第2ホログラム)を形成する。このような反射型ホログ
ラムにおいては、同一のホログラム膜内に干渉縞が形成
されているため、膜厚と現像強度により決まる選択波長
の半値幅をもつこととなり、反射波長帯λ、(中心波長
)、λμ同)の半値幅Δλ1 、Δλ2を独立に制御す
ることができないという問題があった。
本発明の目的は、多重露光し、複数の反射波長帯を持つ
ホログラムの選択波長幅を独立に制御可能な反射型ホロ
グラムの作成方法を提供することにある。
ホログラムの選択波長幅を独立に制御可能な反射型ホロ
グラムの作成方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば複数の選択
波長領域を持つ反射型ホログラムを参照波と物体波とを
多重露光して作成する際に、それぞれの露光の際の参照
波と物体波との光強度比を変えて選択波長の半値幅を独
立に制御することを特徴とする。
波長領域を持つ反射型ホログラムを参照波と物体波とを
多重露光して作成する際に、それぞれの露光の際の参照
波と物体波との光強度比を変えて選択波長の半値幅を独
立に制御することを特徴とする。
第1図に本発明の原理を示す。
参照波と物体波がそれぞれ、振幅ArとAOで入射し、
干渉縞13を形成しているものとする。
干渉縞13を形成しているものとする。
(反射型ホログラムにおいては干渉縞は板面に略平行に
形成される)このとき、−周期の間に入射する光のエネ
ルギーの最大Psaxと最小P■in(干渉縞の明と暗
)とその平均Poは、それぞれ、P−ax = (
Ar”+Ao”) / 2 +Ar −A。
形成される)このとき、−周期の間に入射する光のエネ
ルギーの最大Psaxと最小P■in(干渉縞の明と暗
)とその平均Poは、それぞれ、P−ax = (
Ar”+Ao”) / 2 +Ar −A。
Pa1n = (Ar”+Ao”) / 2−Ar
−A。
−A。
Po = (Ar”+Ao”) / 2となる。
第2図に、露光強度とホログラムの屈折率nの関係の一
例を示す。露光量Eo(=Po ・T)が−定とする
と、Ar=Aoのときが振幅が最大となり、Δn(屈折
率の変化量)も最大となる。一方、Ar =N−Ao(
OWN<1)のときは振幅が小さくなり、Δn′は、2
N/(N”+1)倍前者に比べて小さくなる。
例を示す。露光量Eo(=Po ・T)が−定とする
と、Ar=Aoのときが振幅が最大となり、Δn(屈折
率の変化量)も最大となる。一方、Ar =N−Ao(
OWN<1)のときは振幅が小さくなり、Δn′は、2
N/(N”+1)倍前者に比べて小さくなる。
従って、多重露光する際に、参照波と物体波の強度、A
r”とA o ”の組合せを変えることにより、それぞ
れの干渉縞のΔnを制御し、選択波長の半値幅Δλを変
えることができる。
r”とA o ”の組合せを変えることにより、それぞ
れの干渉縞のΔnを制御し、選択波長の半値幅Δλを変
えることができる。
本発明の一実施例を第3.4図に示す。物体波と参照波
の強度比(R10比)を2(n=1/、/−1)とすれ
ば、Δnの比は2JT/3となる(第3図)。
の強度比(R10比)を2(n=1/、/−1)とすれ
ば、Δnの比は2JT/3となる(第3図)。
このとき、選択波長の半値幅ΔλとΔnの関係は一般に
例えば第4図の如くであるから、多重露光ホログラムで
も各選択波長の半値幅を独立に制御できることとなる。
例えば第4図の如くであるから、多重露光ホログラムで
も各選択波長の半値幅を独立に制御できることとなる。
以上の如く、本発明によれば、多重露光する際に、参照
光、物体光の強度比をホログラム毎に異ならせて干渉縞
の明と暗の差(現像した時の屈折率差、Δn)を制御す
ることにより、それぞれの選択波長の半値幅を独立に制
御することができる。
光、物体光の強度比をホログラム毎に異ならせて干渉縞
の明と暗の差(現像した時の屈折率差、Δn)を制御す
ることにより、それぞれの選択波長の半値幅を独立に制
御することができる。
第1図は本発明の基本原理を説明する図、第2図は露光
強度と屈折率との関係を示す線図、第3図は屈折率比の
特性線図、第4図は半値幅と屈折率比との関係を示す線
図、第5図は反射型ホログラムの分光特性、第6図は多
重露光ホログラムの分光特性を示す図。 λ6.λ2・・・選択波長、 Δλ・・・半値幅。 屈折率比特性 第3!a 半値幅特性 第4@
強度と屈折率との関係を示す線図、第3図は屈折率比の
特性線図、第4図は半値幅と屈折率比との関係を示す線
図、第5図は反射型ホログラムの分光特性、第6図は多
重露光ホログラムの分光特性を示す図。 λ6.λ2・・・選択波長、 Δλ・・・半値幅。 屈折率比特性 第3!a 半値幅特性 第4@
Claims (1)
- 複数の選択波長領域(λ_1、λ_2)を持つ反射型
ホログラムを参照波と物体波とを多重露光して作成する
際に、それぞれの露光の際の参照波と物体波との光強度
比を変えて選択波長の半値幅(Δλ)を独立に制御する
ことを特徴とする反射型ホログラムの作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7990A JPH03204678A (ja) | 1990-01-05 | 1990-01-05 | 反射型ホログラムの作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7990A JPH03204678A (ja) | 1990-01-05 | 1990-01-05 | 反射型ホログラムの作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03204678A true JPH03204678A (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=11464154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7990A Pending JPH03204678A (ja) | 1990-01-05 | 1990-01-05 | 反射型ホログラムの作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03204678A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6421147B2 (en) | 1998-07-07 | 2002-07-16 | Denso Corporation | Hologram screen and a method of producing the same |
US6885483B2 (en) | 1998-07-07 | 2005-04-26 | Denso Corporation | Hologram screen and a method of producing the same |
US8477315B2 (en) | 2007-02-09 | 2013-07-02 | Seiko Epson Corporation | Volume hologram, light source device, illumination device, monitor, and image display device |
-
1990
- 1990-01-05 JP JP7990A patent/JPH03204678A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6421147B2 (en) | 1998-07-07 | 2002-07-16 | Denso Corporation | Hologram screen and a method of producing the same |
US6597477B2 (en) | 1998-07-07 | 2003-07-22 | Denso Corporation | Hologram screen and a method of producing the same |
US6885483B2 (en) | 1998-07-07 | 2005-04-26 | Denso Corporation | Hologram screen and a method of producing the same |
US8477315B2 (en) | 2007-02-09 | 2013-07-02 | Seiko Epson Corporation | Volume hologram, light source device, illumination device, monitor, and image display device |
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