JPH03204424A - カートリッジ装排装置 - Google Patents

カートリッジ装排装置

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JPH03204424A
JPH03204424A JP2000293A JP29390A JPH03204424A JP H03204424 A JPH03204424 A JP H03204424A JP 2000293 A JP2000293 A JP 2000293A JP 29390 A JP29390 A JP 29390A JP H03204424 A JPH03204424 A JP H03204424A
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cartridge
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Yasuhiko Kamoshita
鴨志田 靖彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えばコンパクトディスク、光学式ビデオ
ディスク等のディスクを装置するなどの際に用いられる
駆動機構と、ディスクをカートリッジに収納してこのカ
ートリッジを装置し、再生等を行うカートリッジ装排装
置に関する。
「従来の技術」 この出願人は、先にコンパクトディスク、光学式ビデオ
ディスク等のデスクを装置・再生する装置として、第2
5図、第26図に示す装置(特開昭60−80459号
)を提供した。
これは、外装ケースI内に配設されたシャーシ2上に、
トレー3およびクランパ4を有し、トレー3の開放指令
を与えると、モータ5が始動してカム体6が第25図中
矢印P、方向に回動し、トレー3のラックギヤ7がカム
体6のローディングピニオンギヤ8に噛み合って、トレ
ー3が矢印P。
方向に移動し、同時にクランパ4は、そのカムフォロワ
9が回転するカム体6のカム部10に従動することによ
り軸部11,11を中心として第26図中矢印P4方向
に回動し、同図中実線で示す上昇位置に移動し、また、
トレー3の閉塞指令を与えると、モータ5が逆回転して
カム体6が第25図中矢印P@方向に回転し、トレー3
が同図中矢印P+方向に移動していき、ディスク12が
ターンテーブル13の上方に近づくと、カムフォロワ9
がカム体6のカム部lOに従動し、クランパ4が第26
図中矢印P3方向に回動し、スタビライザ14が下降し
てディスク12をターンテーブル13上にクランプする
ようになっている。
ここで、上記ローディングピニオンギヤ8はカム体6と
一体に動くようになっていることから、その動き(回転
)がカム体6のカム部IOの回動に規制されるものとな
っている。
また、この出願人は、カートリッジを用いてこれにディ
スクを収納し、カートリッジに収納した状態のままでデ
スクを機器に装填し、これを再生するようにした装置と
して、特に歯車機構および駆動系に過負荷状態を招かな
いようにするため、ローディングギヤが一回転以内でロ
ーディング・イジェクト動作を完了するようにしたもの
を提供した。すなわちこの装置は、通常のピニオンギヤ
を用いてローディングし、ストッパー等を用いて強制停
止した場合、初期のラックギヤとローディングギヤとの
噛み合いが同一条件にならないことに鑑みてなされたも
ので、初期の噛み合いが同一条件になるようにしてカー
トリッジ停止時に、上記の過負荷状態を招来しないよう
にしたディスク再生装置である。
以下、このディスク再生装置を説明するが、それに先立
ち、まずこの装置に用いられるディスク収納用のカート
リッジを、第27図ないし第30図を参照して説明する
このカートリッジAは、全体として平面視形状が矩形で
、一定の厚みを有する板状体である。このカートリッジ
Aは、ディスク配置部19を有するフレーム20と、こ
のフレーム20にディスク配置部19の上面側を覆うよ
うに取り付けられた121と、同フレーム20にディス
ク配置部19の下面側を覆うように固定された底板22
と、フレーム20と底板22との間に配置されたシャツ
タ板23とからなるものであり、ディスク配置部19内
にディスクDを再生可能な状態に収納し得るように構成
されたものである。蓋21は、フレーム20の溝24.
24内に嵌合されたボス2525を中心として矢印P?
、pH方向に回動させることによりディスク配置部I9
を開閉することができるようになっている。これにより
、ディスク配置部19内のディスクDは交換が可能であ
る。
、蓋21の中央部には、このカートリッジAがディスク
Dを収納した状態で機器Bに装填されたときに、機器B
に設けられたターンテーブルと協働してディスクDを保
持するディスクタビライザ26か取り付けられている。
底板22にはターンテーブル挿通孔27とピックアップ
ヘッド挿通孔28とが形成されている。シャツタ板23
は、フレーム20の一側面から外方に突出するシャッタ
レバ23aが操作されたときに矢印Ps、P+。方向に
回動してピックアップヘッド挿通孔28を開閉するもの
である。
フレーム20の両側面(カートリッジAの両側面)29
a、29bには、前端面30から後端面31近傍にかけ
てガイド溝32a、32bが形成されており、ガイド溝
32aの底面にはローディング用のラックギヤ33が形
成されている。また、フレーム20の下面前端部のラッ
クギヤ33が形成されている側の側部には、第27図に
示すように同期用切欠部34が形成されている。切欠部
34は、フレーム20の下面前端部を側面29iに沿っ
て一定寸法切り欠いた部分であり、その段部35はラッ
クギヤ33の始端(先頭歯のある位置)から僅か前方に
位置している。
次に、第31図ないし第34図を参照して機器Bの構成
について説明する。第31図、第32図において、符号
40はシャーシであり、このシャーシ40には、その下
面中央部にディスク駆動用モータ41が取り付けられ、
その一端部にフィードローディングモータ42が取り付
けられている。
ディスク駆動用モータ41の回転軸はシャーシ40の上
面から上方に向けて突出しており、この回転軸の上端部
にはターンテーブル43が連結されている。また、シャ
ーシ40の上面側にはディスクカートリッジケースホル
ダ44が支持されており、同下面側には光学ピックアッ
プヘッドを有するヘッド装置45が矢印P II+ P
 I!方向に移動自在に支持されている。ホルダ44は
シャーシ40に対して上下動自在に支持されており、こ
のホルダ44の上面左右両側部にはカートリッジAを矢
印P II+ P l!力方向ガイドするガイド壁部4
6a、46b、47a、47bが形成されている。
さらにその下面には、カム48・・・が形成されている
。このホルダ44の下方でシャーシ40の上面には、キ
ャリア49が矢印P II+ P I2方向に移動自在
に配設されている。キャリア49の側部にはラックギヤ
50が形成されており、このラックギヤ50はホルダ4
4に支持されたピニオンギヤ51に噛合可能となってい
る。またホルダ44には、カートリッジAの通路に臨ま
せてローディングピニオンギヤ52が支持されている。
このローディングピニオンギヤ52は上記ピニオンギヤ
51と同一軸に固定されている。
ローディングピニオンギヤ52の詳細は第33図、第3
4図に示されている。これらの図に示すように、ローデ
ィングピニオンギヤ52には、そのピッチ円53沿って
形成された複数の歯の中間部に歯の形成されていない壁
部54が形成されており、壁部54の下面にはこのロー
ディングギヤ52の半径方向外方に突出する同期用突起
55が形成されている。そして、壁部54および歯56
〜58が形成されている部分には、壁部54と歯56と
の間を分断し、歯56〜58の基端部側において二〇ロ
ーディングピニオンギヤ52の周方向に延びる切欠59
が形成されている。この構成のもとに、歯56〜58が
形成された壁部60は主壁部6Iに片持ち支持された状
態となっており、この壁部60は矢印PI3方向に撓む
ことができる。
また歯56は、その高さが歯57.58を含む他の歯よ
り低く形成され、その歯先が他の歯のピッチ円53に略
一致するように形成されている。上記の同期用突起55
は、機器已にカートリッジAが挿入されたときに、後述
するようにカートリッジAの同期用切欠部34と協働し
てローディングピニオンギヤ52の歯とラックギヤ33
の歯との初期噛合いの同期をとるものである。
上記の構成において、ホルダ44は、ディスク再生時に
ディスクDが収納されたカートリッジAを保持し、上限
位置(ディスクの非再生位置)から下限位置(ディスク
の再生可能位置)に移動してディスクDをターンテーブ
ル43上に載置するものである。またローディングピニ
オンギヤ52は、カートリッジAのローディング、イジ
ェクト時にカートリッジAのラックギヤ33に噛み合っ
てこのカートリッジAを矢印PIIIPI!方向に移動
させるものである。またヘッド装置45は、ディスク再
生時に矢印pH方向に移動してディスクDに記録された
信号を読み取るものである。これらホルダ44、ローデ
ィングピニオンギヤ52、ヘッド装置45の駆動は、フ
ィードローディングモータ42により選択的になされる
ようになっている。
上記のカートリッジAと機器BによりディスクDの再生
を行うには、カートリッジA内にディスクDを収納し、
このカートリッジAを機器Bのガイド壁部46a、46
b、47a、47bをガイドとしてホルダ44内の矢印
pH方向に挿入し、カートリッジAのラックギヤ33の
先端部をローディングピニオンギヤ52に噛み合わせる
。この場合カートリッジAは、蓋21を上にし、訪端面
30を矢印pH方向に向けてホルダ44内に挿入する。
上記のようにカートリッジAを挿入し、フィードローデ
ィングモータ42が始動するとヘッド装置45がキャリ
ア49を矢印PIt方向へ移動させ、このキャリア49
の移動によってラックギヤ50と噛み合うピニオンギヤ
51か回転し、しかしてローディングピニオンギヤ52
が回転してこのギヤ52がカートリッジAを矢印pH方
向に移動させる。そしてカートリッジA内のディスクD
がターンテーブル43の上方に近づくと、ホルダ44に
形成されたカム48・・・がキャリア49およびシャー
シ40に形成された孔(図示せず)内に進入し、これに
よってホルダ44が下降して下限位置に至り、これに伴
いターンテーブル43がターンテーブル挿通孔27を通
してカートリッジA内に侵入し、ディスクDがターンテ
ーブル43上に載置され、このターンテーブル43とデ
ィスクスタビライザ26との間にディスクDか挟持され
る。このようにしてカートリッジAのローディングが完
了すると、ローディングピニオンギヤ52は回転を停止
する。
ここで機器Bにディスク再生の指令を与えれば、ディス
ク駆動用モータ4Kが回転してターンテーブル43が回
転し、これによってディスクDがディスクスタビライザ
26と共に回転し、ヘッド装置45が矢印P11方向に
移動しつつピックアップヘッド挿通孔28を通してディ
スクDに記録された信号を読み取ってディスクDの再生
がなされる。
上記のディスク再生時において、カートリッジAをホル
ダ44に挿入する際には、カートリッジAのラックギヤ
33を常に同一条件でスムーズにローディングピニオン
ギヤ52に噛み合わせることができる。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記二つの再生装置は、トレー3あるいはカ
ートリッジAのローディング・イジェクト動作とターン
テーブル13(43)へのクランプ・クランプ解放動作
とを一系統の駆動機構により一連に連続して行うように
構成されている。すなわち、前者の装置ではカム体6に
備えられたローディングピニオンギヤ8によって上記の
二つの動作を行っており、後者の装置ではフィードロー
ディングモータ42、ヘッド装置45、キャリア49、
ラックギヤ50、ピニオンギヤ51、ローディングピニ
オンギヤ52によって上記の二つの動作を行っている。
しかしながら、上記の各装置のような構成においては、
駆動機構を構成する部材に製作上の寸法誤差や取付誤差
が生じた場合に、トレー3あるいはカートリッジAのロ
ーディング・イジェクト動作とターンテーブル13(4
3)へのクランプ。
クランプ解放動作とのタイミングがずれることがあり、
上記の二つの動作をスムーズに行えなくなるいった不都
合(第1の課題)があった。
すなわち、前者の装置においてはローディングピニオン
ギヤ8とカム1%<10の位置関係が適切でなかった場
合に上記の不都合が生じ、また後者の装置においては連
動させる各部材間の係合箇所・噛合箇所が多いことから
これらの部材の寸法誤差、取付誤差によって上記の不都
合が生じる。
さらに、後者の装置においては、ローディング時とイジ
ェクト時とでヘッド装置のキャリアへの係合が別異の手
段となるため、ローディング・イジェクト動作が可逆的
になされないといった問題(第2の課題)もあった。
また、前者の装置においては、トレー3をローディング
するためのローディングピニオンギヤ8かカム体6と一
体に動くようになっていることから、ローディングピニ
オンギヤ8の動き(回転)がカム体6のカム部IOの回
動に規制されるものとなっており、よってこのギヤ8は
1回転以内でローディング・イジェクト動作を完了せざ
るを得ない構成になっている。一方後者の装置において
も、歯車機構および駆動系に過負荷状態を招かないよう
にするため、ローディングピニオンギヤ52は1回転以
内でローディング・イジェクト動作を完了するものとな
っている。このように、これらの装置においてはローデ
ィングピニオンギヤ8(52)が1回転以上回ることが
できないことから、必要なローディングストロークをと
るためにはこれらギヤ8(52)のギヤ径を大きくしな
くてはならない。しかるに、これらギヤ8(52)は第
25図あるいは第31図に示すように装置の側部に配置
されてその一部が装置外に突出することから、これらギ
ヤ8(52)のギヤ径が大きいことがすなわち装置のコ
ンパクト化を妨げる大きな原因(第3の課題)となって
いた。
さらに、これら装置においては上述したごとくローディ
ングピニオンギヤ8(52)が1回転以内に規制されて
いることから、特にその初期噛合などで歯ずれが生じる
とローディング・イジェクトなどのメカニズムの動作が
停止してしまい、マイクロコンピュタ−によってメカニ
ズムを逆転しリセットするなどの必要があった。(第4
の課題)「課題を解決するための手段」 この発明における請求項!記載の駆動機構では、駆動源
と、この駆動源によって正逆自在に回転駆動される第1
のギヤと、この第1のギヤに、第1のギヤの回転方向に
揺動するように連係された揺動部材と、この揺動部材に
設けられかつ上記第1のギヤに従動する第2のギヤと、
上記揺動部材の揺動によって上記第2のギヤに選択的に
噛合可能な第3のギヤおよび第4のギヤと、上記第2の
ギヤが上記第3のギヤまたは第4のギヤに噛合した状態
で上記揺動部材の揺動を不可とする揺動部材固定手段と
を具備してなること上記第1および第2の課題の解決手
段とした。
また、この発明における請求項2記載の発明のカートリ
ッジ装置装置では、カートリッジを水平方向移動自在に
保持し、それ自体が垂直方向移動自在に支持されたカー
トリッジホルダと、このカートリッジホルダ内において
上記カートリッジを可逆的に水平方向移動させるピニオ
ンギヤからなる水平方向駆動体と、上記カートリッジホ
ルダを可逆的に垂直方向移動さゼる垂直方向駆動体と、
駆動源とこの駆動源によって正逆自在に回転駆動される
第1のギヤとこの第1のギヤに、第1のギヤの回転方向
に揺動するように連係された揺動部材とこの揺動部材に
設けられかつ上記第1のギヤに従動する第2のギヤと上
記揺動部材の揺動によって上記第2のギヤに選択的に噛
合可能な第3のギヤおよび第4のギヤとからなる駆動機
構と、この駆動機構の上記第3のギヤと上記水平方向駆
動体とを駆動力伝達可能な状態に揺動部材を固定する第
1の固定手段と1.上記第4のギヤと上記垂直方向駆動
体とを駆動力伝達可能な状態に揺動部材を固定する第2
の固定手段と、上記駆動源の駆動により上記駆動機構の
揺動部材が揺動して駆動される水平方向駆動体または垂
直方向駆動体によってカートリッジホルダが移動した際
、カートリッジホルダの移動によって上記第1の固定手
段または第2の固定手段の固定動作を確保し、上記駆動
源の逆駆動により上記駆動機構の揺動部材が揺動して駆
動される水平方向駆動体または垂直方向駆動体によって
カートリッジホルダが逆移動した際、カートリッジホル
ダの移動によって上記第1の固定手段または第2の固定
手段の固定動作を解除する固定の確保解除手段とを具備
してなることを上記第3および第4の課題の解決手段と
した。
「作用」 この発明における請求項1記載の駆動機構にあっては、
駆動源による正逆の駆動を第1のギヤおよび第2のギヤ
を介して該第2のギヤに選択的に噛合する第3のギヤま
たは第4のギヤに伝達することができ、しかもこれら第
3または第4のギヤヘの第2のギヤの噛合が第1のギヤ
の回転方向に従動する揺動部材の揺動によってなされる
ことから、第3のギヤおよび第4のギヤがそれぞれ独自
の動作を担う場合、これら二つの動作が揺動部材の揺動
によってスムーズに切り替えられる。
また、上記第2のギヤが上記第3のギヤまたは第4のギ
ヤに噛合した状態で上記揺動部材の揺動を不可とする揺
動部材固定手段とを具備していることから、駆動源の駆
動の正逆を変えた場合、依然第2のギヤが正逆を変える
前に噛み合っているギヤに噛合しており、したがって第
3または第4のギヤが担う動作の逆の動作が可逆的にな
される。
また、この発明における請求項2記載のカートリッジ装
置機構にあっては、上述したごとく第3のギヤおよび第
4のギヤの動作が揺動部材の揺動によってスムーズに切
り替えられるので、第3のギヤに駆動力伝達可能な状態
に連係するピニオンギヤからなる水平方向駆動体の動作
と、第4のギヤに駆動力伝達可能な状態に連係する垂直
方向駆動体の動作とが、互いに干渉されることなく独立
している。したがって、水平方向駆動体となるピニオン
ギヤについても、ローディング時などにおいてその回転
数が規制されることなく、これにより初期噛合について
も同等規制されることがない。
「実施例」 第1図ないし第24図はこの発明の駆動機構およびカー
トリッジ装置装置を、光デイスクプレーヤーの駆動機構
とこれを用いた光デイスク再生装置に適用した場合の一
実施例を示す図である。この光デイスク再生装置は、特
に車輌に装備されて使用されるもので、光ディスク(コ
ンパクトディスク)を収納したカートリッジAと機器本
体Cとからなるものであり、光ディスクをカートリッジ
Aに交換可能に収納し、光ディスクをカートリッジAご
と機器本体Cに装填して、カートリッジAに収納された
光ディスクを収納状態のまま再生するように構成された
ものである。なお、ここで用いられるカートリッジAに
ついては、第27図ないし第30図に示したカートリッ
ジAと同一の構成を有するものであるので、その説明は
省略する。
機器本体Cの構成を第1図ないし第24図を参照して説
明する。機器本体Cは第6図に示すようにローディング
ユニット70と、このローディングユニット70の上面
側に配置されたホルダユニット71と、ローディングユ
ニット71の略中央部に配置された再生ユニット72と
から概略構成されたものである。
ローディングユニット70は、第1図に示すように矩形
の板状体からなるシャーシ73に各種の部材を設けて構
成されたものである。シャーシ73は、第11図および
第12図に示すように金属板を所定の形状にプレス成形
し、プレス成形された板体にアウトサート成形により合
成樹脂製の各種突部孔等を形成してなるものである。こ
のシャーシ73には、その略中央部に上記した再生ユニ
ット72を装着する開口部74が形成され、開口部74
の側方に一対ずつの長細いカム収容用開口部75.75
・・がそれぞれ−列に形成され、さらに開口部74の斜
め前方に細長いビン移動用開口部76.76がカム収容
用開口部75と同一方向に形成されている。
また、シャーシ73の底面には、第1図および第3図に
示すように開口部74の一方の側部にフィードローディ
ングモータ77が配設されている。
このフィードローデイグモータ77の回転軸にはウオー
ムギヤ78が設けられており、ウオームギヤ78には第
1のピニオンギヤ79が噛み合っている。ギヤ79は、
第7図ないし第1O図に示すようにシャーシ73に設け
られた軸(図示せず)に回転自在に設けられたもので、
上側に配置されてウオームギヤ78に噛合する大径のギ
ヤ79aと下側に配置された小径のギヤ79bとからな
るものである。またこのギヤ79の軸には、小径のギヤ
79bの下方に略三角形状の金属板からなる揺動板80
が回動自在に取り付けられている。この揺動板80は、
ギヤ79の回転によってその軸との摩擦によりいわゆる
連れ回りするものである。
またこの揺動板80の一つの角部には第2のギヤ81が
回転自在に軸支されており、他の二つの角部にはそれぞ
れ係合ピン82.83が設けられている。
ギヤ79の側方には、このギヤ79をほぼ中央にして一
方の側(シャーシ73の側部側)に第3のギヤ84が、
他方の側(開口部74側)に第4のギヤ85かそれぞれ
配設されている。第3のギヤは、第4図および第5図に
示すようにシャーシ73に形成された孔(図示せず)に
取付筒86を介して回転自在に取り付けられた軸87を
その回転軸とするもので、ギヤ81と噛合可能に形成さ
れかつ配置されたものである。第4のギヤ85は、第7
図ないし第1O図に示すようにシャーシ73に回転自在
に設けられた軸(図示せず)に取り付けられたもので、
ギヤ84と同様にギヤ81と噛合可能に形成されかつ配
置されたものであり、ギヤ81と噛合可能に配設された
大径のギヤ85aと、その下方に配設された小径のギヤ
85bとからなるものである。このギヤ85の近傍には
、上記ギヤ81と反対の側にスライダ、駆動用ピニオン
ギヤ88がシャーシ73に回転自在に設けられた軸(図
示せず)に取り付けられている。このピニオンギヤ88
は、ギヤ85の小径のギヤ85aに噛合するとともに、
後述するスライダ駆動用ラックギヤと噛合したものであ
る。
上記揺動板80の係合ビン82の側方には、第1のフッ
ク89がシャーシ73に回動自在に軸支されて設けられ
ている。この第1のフック89は、その回動端に上記係
合ピン82と係合する鉤部89aを有し、また鉤部89
aの側方に開口部89bを有したものである。一方、揺
動板80の係合ピン83の側方には、第2のフック90
がシャーン73に回動自在に軸支されて設けられている
この第2のフック90は、その回動端に上記係合ピン8
3と係合する鉤部90&を有し、また鉤部90aと反対
の側に第8図に示すようにシャーシ73側に折曲して形
成された当接板90bを有したものである。また、これ
ら第1のフック89と第2のフック90には、第7図中
破線で示すようにそれぞれの回動軸近傍間に連結ばね9
1が取り付けられている。この連結ばね91は、フック
89およびフック90を、それぞれ係合ピン82あるい
は係合ピン83と係合する方向に付勢するものである。
また、ンヤーシ73の底面には、フィードローディング
モータ77側の側部に、第5図に示すようにフック89
およびギヤ84をまたぐようにしてコ字状の固定部材9
2が設けられ、第1図および第3図に示すようにフィー
ドローディングモータ77の開口部74側にばね取付柱
93が設けられ、第11図に示すようにカム収容用開口
部75゜75 のそれぞれの開口部32側に、カム収容
用開口部75.75・・と平行にレール94.94  
・が設けられている。また、カム収容用開口部75゜7
5 ・のうちフィードローディングモータ77に近いも
のを除く三つのものの、上記レール94と反対の側には
、中央部にガイドピン95aを有した矩形板状のガイド
部材95が、それぞれカム収容用開口部75と平行に設
けられている。
シャーシ73底面のフィードローディングモータ77と
反対の側の側部には、第1図および第3図に示すように
ガイド部材95.95間にクランプ動作完了を検知する
検知スイッチ68が配設されており、この検知スイッチ
68の側方にはカートリッジ検出スイッチ96が配設さ
れている。このスイッチ96は、後述するようにカート
リッジAを検知した際フィードローディングモータ77
を駆動せしめるものである。また、このスイッチ96は
、そのアクチュエーター96aをシャーシ73の側縁側
に向けたものであり、アクチュエーター96aの上方に
はシャーシ73を切り欠いてなる切欠部97が形成され
ている。
シャーシ73の上面には第11図に示すようにその四隅
にガイドビンを取り付けるためのガイドビン取付筒98
・・・が設けられており、これら取付筒98・・・には
それぞれ第21図ないし第24図に示すようにガイドピ
ン99・・・が取付固定されている。また、上記取付筒
98・・・の近傍には第11図に示すようにそれぞれカ
ートリッジ位置規制部材100.100,101,10
1が設けられており、位置規制部材too、iooの近
傍にはカートリッジAの位置を固定するためのロケーシ
ョンピン102,102が設けられている。これらロケ
−シコンピン102.102は、カートリッジAのロケ
−シコンピン挿入孔36.36に嵌合するもので、第2
1図ないし第24図に示すように先端側がテーパ状に窄
まっているとともに、その頂点が曲面状に形成されかつ
この頂点が中心でなく位置規制部材tot、toi側に
偏心したものである。
ホルダユニット71は、第13図ないし第15図に示す
ように矩形枠状の板状体からなるカートリッジホルダ1
03に各種の部材を設けて構成されたものである。ホル
ダ103はその上面にカートリッジを収納するもので、
その前側をカートリッジ挿入口とするものであり、この
カートリッジ挿入口にはカートリッジAの誤挿入を防止
する誤挿入防止機構が設けられている。すなわち、ホル
ダ103上面前端左右両側部には上方に突出する支持壁
部104.104が形成されており、これら支持壁部1
04,104の上面間には全体が帯状に形成されたフレ
ーム105が架設されている。
そして、フレーム105とホルダ103の前端部との間
はカートリッジ挿入口となっている。また、フレーム!
05の左右両端部上面には、カートリッジ誤挿入防止ス
トッパ106,106およびこれらストッパ106,1
06を付勢するスプリング107.107が取り付けら
れている。ストッパ106は、第13図中矢印P、。、
P□力方向回動自在に軸支されたもので、スプリング1
07によって矢印P!1方向に付勢されたものである。
また、これらストッパ106,106には、それぞれそ
の後端側に下方に折曲してなる係合部106a。
106aが形成されている。
このような構成によりストッパ106,106は、ディ
スクDを再生するに際しカートリッジAを正規の姿勢と
した場合にのみこのカートリッジAを機器本体Cに挿入
することができ、カートリッジAの姿勢が正規でない場
合にはこのカートリッジAを挿入することができないよ
うになっている。
すなわち、カートリッジAをその蓋21が上となるよう
に正規の姿勢にして、前端面30をカートリッジ挿入口
に挿入すると、カートリッジAの前端面曲面部30a、
30bがストッパ106,106の係合部106a、1
06aの内側端部に当接してこれらを押圧し、スプリン
グ107,107の付勢力に抗してストッパ106.1
06を矢印P to力方向回動せしめ、これによりカー
トリッジAは係合部106a、106aを押しのけて同
等支障を生ずることなくホルダ103の内方に移動する
。一方、誤ってカートリッジAの後端面31をホルダ1
03への挿入側端面として挿入した場合には、第27図
に示すように後端面31が挿入方向に直交する平坦面で
あり、かつストッパ106.106の係合部106a、
106aが上記挿入方向に直交してカートリッジAの後
端面31と平行に位置していることから、後端面31の
左右両端部が係合部106a、106aに係合し、これ
によりカートリッジAはそれ以上ホルダ103内方に移
動することができなくなる。また、カートリッジAの前
端面30をホルダ103への挿入側端面とし、底板22
を上にして挿入口に挿入した場合には、カートリッジA
が一定距離ホルダ103内方に挿入されたときに、一方
のストッパ106の係合部106aがカートリッジAの
段部35に当接し、これによりカートリッジAはそれ以
上ホルダ103内方に移動することができなくなるので
ある。
また、ホルダ103上面において一方の支持壁部104
の後端側には、第6図および第13図に示1すようにシ
ャッタレバー操作部材108,109がホルダ103に
回動自在に軸支されている。
これら操作部材108,109は、その間に取り付けら
れた連結ばね110によって互いの方向に付勢されたも
ので、カートリッジAのシャッタレバー23aを操作す
るものである。すなわち、操作部材109は、カートリ
ッジAが挿入口に挿入されてホルダ103内方に移動し
た際、その操作アーム109aがシャッタレバー23a
に当接してこれを押圧し、シャツタ板23を回動せしめ
てピックアップヘッド挿通孔28よりディスクDを臨ま
せるものであり、一方操作部材108は、カ−トリシン
Aがクランプ状態から解放されてイジェクトされ、ホル
ダ103外方に移動した際、上記操作部材109とは逆
にその操作アーム108aがシャッタレバー23aに当
接してこれを押圧し、シャツタ板23を回動せしめてピ
ックアップヘッド挿通孔28を閉じるものである。
また、ホルダ103の両側部には、その略中央部と後部
にそれぞれガイドビン挿通孔111a。
111a、1.l lb、111bが形成されており、
第6図に示すように挿通孔111a、l1laの近傍に
は開口部112.112が、挿通孔111b、1llb
の近傍には開口部113.113が、さらに該開口部1
13,113の近傍にはaケーンヨンビン案内孔114
,114がそれぞれ形成されている。
また、ホルダ103の上面には、上記開口部112.1
12の側方にカートリッジガイド壁115.115が、
また開口部113,113の側方にカートリッジガイド
壁116,116がそれぞれ設けられている。これらカ
ートリッジガイド壁115および116は、それぞれそ
の上端部がホルダ103の内側に向かって折曲したもの
で、これら折曲した部分がカートリッジへの上面を押さ
えるように構成されている。また、ホルダ103の上記
操作部材108,109が設けられた側の側部には第1
3図および第14図に示すように開口部112と開口部
113との間にホルダ103を貫通する軸(図示せず)
が回動可能に設けられており、該軸の上端部にはカート
リッジ検出部材117が、また下端部にはカートリッジ
検出スイッチオンオフ部材118が取り付けられている
。これら検出部材117とオンオフ部材118は、軸を
介して連動して回動するものであり、検出部材117の
回動端にはカートリッジAの前端面曲面部30bに当接
する当接壁117aが、またオンオフ部材118にはカ
ートリッジ検出スイッチ96のアクチュエーター96&
を押圧する押圧板118aが形成されている。ホルダ1
03上面の検出部材117近傍にはばね取付突起119
が設けられており、この突起119と検出部材117と
の間には、該検出部材117における当接壁117aの
位置を規制し、これによりオンオフ部材l18における
押圧板118aの位置をも規制する規制ばね120が、
検出部材117を第13図中矢印P。方向に付勢するよ
うにして張設されている。
ホルダ103の検出部材117が設けられた側と反対の
側部には、第13図および第15図に示すように開口部
112と開口部113との間にホルダ103を貫通して
取付筒121が配設されており、この取付筒121には
後述するように上記ギヤ84を取り付けた軸87が挿通
されている。
取付筒121の近傍には、後述するように軸87に取り
付けられるローディングギヤを上から押さえ、これによ
りローディングギヤの回転を安定化せしめるローディン
グギヤ押さえ部材122が設けられている。さらにホル
ダ103には、第6図に示すように押さえ部材122と
ガイド壁116との間の側部に細長い係合レバー用切欠
123が形成されている。
ホルダ103の底面には、第7図および第15図に示す
ように切欠123の側部に係合レバー124が設けられ
ている。このレバー124 ハ、ホルダ103の前後方
向に延びる略矩形板状のレバー本体124aと、レバー
本体124aの側部に折曲して形成され、切欠123を
通ってホルダ103の上面にまで延びる折曲部124b
と、第13図に示すようにこの折曲部124bの一部に
てホルダ103の上面内側にさらに折曲して形成された
カートリッジ検出片124cとからなるものである。ま
た、この係止レバー124は、レバー本体124aに前
後方向に延びる長孔124d。
124dを形成し、レバー本体124aの前端部に下方
(シャーシ73側)に延びるビン125を配設したもの
であり、図示しないばねによって第7図中矢印P24方
向に付勢されているものである。
ビン125は、その先端部がシャーシ73の前後方向に
長く形成された長孔69を突き抜け、フック89の開口
部89b内に挿通せしめられている。
またこのレバー【24は、そのレバー本体124ュがホ
ルダ103底面に設けられた走行板(図示せず)上に配
置され、さらにビス状の止め付は具126.126がそ
れぞれ長孔124d、124dに貫通して走行板に取り
付けられたことにより、走行板と止め付は具126,1
26間に移動可能に取り付けられている。このような構
成のもとにレバー124は、後述するようにローディン
グ時においてカートリッジ検出片124cがカートリッ
ジAに押圧されることにより第7図中矢印Pzs方向に
参勤し、これに伴ってビン125を矢印pts方向に移
動せしめることにより、フック89を矢印P2.方向に
回動せしめるものとなっている。
また、ホルダ103には、第6図、第14図、第15図
、第16図に示すようにその内側の両側部にそれぞれ下
方に折曲してカム部127a、127a、127b、1
27bが形成されている。
これらカム127a、127b・・は、略正方形の一角
を斜めに切断した形状の板体であって、後述するように
シャーシ73のカム収容用開口部75・・・にそれぞれ
挿入されて収容されるものである。
またカム部127a、127b・・は、それぞれ斜めに
切断した辺に沿い細長く切り欠かれて開口したカム孔1
28・・・を有するものであり、これらカム孔12g・
・・は、その両端側がそれぞれ水平方向に延びて切り欠
かれたものである。ここで、これらカム部127a、1
27aとカム部127b。
127bは、互いにその向きを逆にして形成されたもの
である。
そして、ホルダ103は、第21図ないし第24図に示
すようにそのカム部127a、127b・・をシャーシ
73のカム収容用開口部75・・・に挿入し、さらにガ
イドピン挿通孔111a、111b・・にガイドピン9
9・・・を挿通せしめることによってシャーシ73上に
昇降可能に取り付けられている。すなわち、カム部12
7a、127a問およびカム部127b、127b間に
は、第16図に示すようにスライダー129a、129
bが、それぞれに設けられたりフタ−ビン130,13
0をカム孔12B・・・内に挿通せしめることによって
架は渡されており、これによってホルダ103は第15
図に示すようにシャーシ73に取り付は固定されたもの
となっている。ここで、スライダー129a、129b
は、第6図および第16図に示すように細長い略矩形板
状のもので、その両端部にそれぞれリフターピン130
.130を設けたものである。そしてこれらスライダー
129a129bは、第1図および第3図に示すように
シャーシ73の底面側においてそれぞれカム部127a
、127bより開口部74側に配置され、リフターピン
130,130−がカム部127a、127b・・に向
けられてカム孔128・・・内に挿通せしめられ、さら
にリフターピン130.130・・の先端部が連結ばね
131・を介してガイド部材132・・とガイドピン1
32a・・との間に挟持された摺動部材133・・に取
り付けられたことにより、カム部127a、127b 
・、すなわちホルダ103をシャーシ73に固定してい
る。なおここで、スライダー129aのフィードローデ
ィングモータ77側のリフターピン130aは、他の三
つのりフタ−ビン130・・に比べ短く、したがつて単
にカム孔128に挿通しただけの状態になっている。摺
動部材133は、両側を折曲してなる矩形板状のもので
、その長手方向に沿って開口部134を形成し、折曲し
た両側部でガイド部材132の両側を挟むように配設さ
れたものであり、開口部134にガイドピン132aの
軸部が挿通せしめられ、かつその頭部で摺動部材133
の表面が保持されることにより、ガイド部材132に摺
動自在に取り付けられている。なお、この摺動部材13
3は、カートリッジAのイジェクト時において、ホルダ
ユニット71のフローディング状態をロックするもので
ある。
また、スライダー129a、129bi:は、リフター
ピン130,130・・を設けた位置のシャーシ73側
にスライダー!29a、129bを折曲して形成した折
曲板135,135・・か配設されている。これら折曲
板135,135・・は、第11図に示したシャーシ7
3底面のレール94゜94・・上を摺動するもので、後
述するようにスライダー129a、129bが水平移動
する際、その動きを安定化せしめるものである。
また、リフタービン130・・・は、第16図および第
17図に示すようにスライダー129a、129bのそ
れぞれの両側部に回動自在に取り付けられた軸136・
・に、該軸136・・に取付固定された連結板137・
・・を介して取り付けられたもので、スライダー129
・・における、軸136・・・が配設された位置の近傍
に形成された長孔138内に挿通せしめられてスライダ
ー129・・・にそれぞれ取り付けられたものである。
軸136・・・のそれぞれには、連結板137の上に捩
りばね139が巻装されている。捩りばね139は、そ
の連結板137と反対の側に円板140が軸136に取
り付けられたことによって軸136に固定されたもので
ある。またこの捩りばね139は、その両端部にそれぞ
れ側方へ延びてなるアーム139a139bを形成した
もので、一方のアーム139ユを折曲板135に当接し
、他方のアーム139bを連結板137の側部に形成さ
れた係止片137aに係止せしめたものである。このよ
うな構成によりリフタービン130は、第17図に示す
ように軸136を回動軸として連結板137が矢印Pt
s+Px、方向に回動することにより、長孔138内を
上下方向に移動可能になっている。そして、通常時には
捩りばね139に規制されて長孔138内の折曲板13
5と反対の側に位置せしめられている。
また、フィードローディングモータ77側のスライダー
129aには、第1図、第3図、第16図に示すように
その略中央部のシャーシ73側にラックギヤ取付板14
1が、該スライダー129&を開口部74側に折曲して
形成されており、取付板141にはラックギヤ142が
取り付けられている。ラックギヤ142は、第7図に示
すようにそのギヤ部がスライダー129aのシャーシ7
3側に形成された切欠部(図示せず)を通って取付板1
41と反対の側に突出したもので、ピニオンギヤ88に
噛合したものである。またこのラックギヤ142には、
そのギヤ部におけるフィードローディングモータ77側
の端部に、ピニオンギヤ88側に延びる引掛片142a
が形成されている。この引掛片142aは、ピニオンギ
ヤ88とフック90の当接板90bとの間に配置された
もので、ピニオンギヤ88の回転によってラックギヤ1
42が矢印Pys方向に移動した際、第1図に示すよう
に上記当接板90bを押圧してフック90を回動せしめ
、一方ラツクギヤ142が矢印P1.方向に移動した際
、第3図に示すようにピニオンギヤ88に当接してその
移動を停止するものである。
さらに、このスライダー129aには、その略中央部の
ンヤーシ73と反対の側にばね係止部143か形成され
ており、このばね係止部143にはスライダー付勢ばね
144の一端が取り付けられている。付勢ばね144は
、他端かばね取付柱93に取り付けられたもので、第3
図に示すようにスライダー129aのラックギヤ142
がばね取付柱93から遠ざかった際、これを近付ける方
向に付勢するものである。
一方、スライダー129bには、その略中央部に開口部
74と反対の側に延びる押圧板67が形成されている。
この押圧板67は、第3図に示すようにスライダー12
9bが矢印psi方向に移動してクランプ状態が完了し
とき、検知スイッチ68のアクチュエーター68aを押
圧するものであり、またスライダー129bが矢印P。
方向に移動してクランプ状態が解除されたとき、アクチ
ュエーター68aの押圧を解除するものである。
これらスライダー129a、129bの前側の折曲板1
35,135には、第6図に示すようにそのシャーン7
3側の面にそれぞれリンク取付ピン145,145が設
けられており、これら取付ピン145,145は第18
図に示すようにそれぞれシャーシ73のビン移動用開口
部7676を貫通してシャーシ73の上方に突出してい
る。
取付ピン145,145の上端部間には、細長い板状の
リンク146が架は渡されて取り付けられている。この
リンク146は、シャーシ73の上面側に配置されたも
ので、その中央部がシャーシ73に第18図中矢印P3
゜、P31方向に回動可能に軸支され、かつ両端部が上
述したように取付ピン145,145に取り付けられた
ものである。
そして、このような構成のもとにリンク146は、後述
するようにスライダー129aの水平方向の移動量を過
不足なくスライダー129bに伝えるとともに、スライ
ダー129aの移動方向とは逆の方向にスライダー12
9bを移動せしめるようになっている。
また、シャーシ73およびホルダ103には、第5図お
よび第15図に示すようにそれぞれの取付筒86および
取付筒121内に軸87が挿通配置されている。この軸
87には、取付筒122の外方(ホルダ103の上面側
)にカートリッジAをローディングするためのローディ
ングピニオンギヤ147が取付固定されており、取付筒
86の外方(シャーシ73の底面側)にギヤ84、プレ
ート148、スプリング149、上輪150が順次配設
されている。ここでスプリング149は、圧縮された状
態で軸87に巻装されたもので、その一方の側が軸87
に固定された上輪150に規制されることにより、プレ
ート148を介してギヤ84を軸87に形成された円盤
部87aに押しつけている。そして、これによりギヤ8
4は、スプリング149の押圧力によって軸87に固定
されている。このような構成のもとに、駆動時にはギヤ
84が回転して軸87を回転せしめるが、フィードロー
ディングモータ77の非駆動時において、カートリッジ
Aを挿入するなどの際にローディングピニオンギヤ14
7を無理に回動させた場合には、フィードローディング
モータ77に連係するギヤ84が回転し得ないことから
、ピニオンギヤ147とこれを固定する軸87のみが回
動し、モータ77およびギヤからなる駆動系に過負荷が
加わらないようになっている。
再生ユニット72は、第6図および第18図に示すよう
にシャーシ73の開口部74に固定されたサブシャーシ
151にターンテーブル152とヘッド装置153を設
けてなるものである。サブシャーシ151は窓枠状に形
成されたものであって、その前端部上面側には同下面側
に取り付けられたモータ(図示せず)によって回転駆動
されるターンテーブル152が設けられている。また、
サブシャーシ151にはロッド154,155が取り付
けられており、これらロッド154,155にはこれら
ロッド154,155に沿って移動可能な光学ピックア
ップヘッド156が装着されている。光学ピックアップ
ヘッド156は、フィードモータ(図示略)を含む駆動
機構により、この光デイスク再生装置に装着される光デ
スクの半径方向に移動するように構成されている。
上記ターンテーブル152は、光デイスク再生時に同デ
スクを回転駆動するものである。ヘッド装置15,3は
、上記ターンテーブル152により回転駆動されるデス
クの下面側において上記の方向に移動し、デスクに記録
された信号を読み取るものである。
なお、ンヤーシ73の底面の四隅には、それぞれゴム等
の弾性材からなる取付部材157がコイルばね158を
外挿した状態で設けられている。
ここで取付部材!57は、機器本体Cが車輌に装備され
て使用される際、振動等を吸収して機器本体Cを安定な
状態に維持するためのものでる。
次に、上記の構成からなる光デイスク再生装置のディス
ク再生時の動作について説明する。
まず、機器本体CはカートリッジAを挿入する府の待機
状態において、第1図および第19図に示すように揺動
板80が第1図中矢印psz方向に回動した状態で、そ
の係合ピン82がフック89の鉤部89aに係合してい
ることによって固定されている。ここで、鉤部89aと
係合ピン82との係合は、スライダー付勢ばね144が
スライダー129aを第1図中矢印pts方向に付勢し
ていることにより、ラックギヤ142の引掛片142a
がフック90の当接板90λを押圧してこれを回動せし
め、これにより連結ばね91を介してフック89を矢印
P33方向に付勢していることによって確保されている
。そして、これによりギヤ81は、ギヤ84に噛合した
状態になっている。一方、カートリッジ検出スイッチ1
17は、規制ばね120に付勢されていることから、第
13図に示すようにその当接壁117aかホルダ103
内方に向けた位置に規制されており、これに連動してオ
ンオフ部材118は、第1図に示すようにその押圧板1
18aが検出スイッチ96のアクチュエーター961を
押圧しない状態に、すなわち検出スイッチ96をオフ状
態にしている。また、ホルダ103は、第21図に示す
ようにそのカム部127a、127b=がスライダー1
29a、129bに取り付けられたりフタ−ビン130
・・・によって上昇した位置(ローディング・イジェク
ト位置)に規制されている。すなわち、リフタービン1
30かスライダー129aによって、カム部127aの
カム孔128の下水平部128aに位置せしめられてい
ることから、ホルダ103はシャーシ73に対し上昇し
た状態に維持されているのである。
次に、予めディスクDを収納したカートリッジAを、機
器本体Cの前端部側の挿入口からホルダユニット71内
に手動で挿入する。なおこの場合、府述したごとく機器
本体Cの前端部側には、カートリッジ誤挿入防止ストッ
パ106,106等からなる誤挿入防止機構か設けられ
ているので、カートリッジAは正規の姿勢でのみ挿入さ
れるようになっている。このようにカートリッジAを手
動で挿入すると、カートリッジAは支持壁fllNO4
゜104とガイド壁115,115に案内されて第21
図中矢印Pus方向に移動し、所定距離挿入された時点
で第21図に示すようにそのラックギヤ33がローディ
ングピニオンギヤ147に噛み合う。またこのとき、カ
ートリッジ検出スイッチl17は、その当接壁117a
がカートリッジAの側部に当接し押圧されることによっ
て第13図中矢印P、方向に回動する。すると、これに
連動してオンオフ部材l18の押圧板118aが第3図
に示すように検出スイッチ96のアクチュエーター96
aを押圧し、検出スイッチ96がカートリッジAを検知
してオン状態になり、フィードローディングモータ77
が駆動する。
カートリッジAの操作者は、上記のようにしてラックギ
ヤ33とピニオンギヤ147が噛み合い、ピニオンギヤ
147が僅かに回転するとともに検出スイッチ96がカ
ートリッジAを検知したときにカートリッジAを離す。
すると、フィードローディングモータ77の駆動により
ピニオンギヤ147が回転し、カートリッジAかそのラ
ックギヤ33とピニオンギヤ+47との噛合により移送
され、第22図に示すようにホルダ103内に収容され
る。またこのとき、カートリッツAの移動に伴い、シャ
ッタレバー操作部材109かカートリッツAのガイド溝
32bを相対的に走行することにより、カートリッジA
のンヤッタレバー23aが押圧されてシャツタ板23が
回動し、ピックアップヘッド挿通孔28が開口する。
ここで、フィードローディングモータ77の駆動により
ピニオンギヤ[47が回転する動作について説明すると
、第19図に示すようにモータ77の駆動によりウオー
ムギヤ78がギヤ79を矢印P33方向に回転させるよ
うに正回転し、さらにこの回転がギヤ79、ギヤ81.
84に伝達され(ギヤ81はギヤ79の小径のギヤ79
bに噛み合っている)、これによりギヤ84と同軸に取
り付けられたピニオンギヤ147が回転する。
そして、カートリッジAがホルダ103内に移送される
と、第27図に示したカートリッジAの段部35が第1
3図に示したカートリッジ検出片124cを押圧し、係
合レバー124を第22図中矢印Pzs方向に移動せし
める。係合レバー124が移動すると、これに伴ってそ
の下面に設けられたビン125が第19図に示した長孔
69内を矢印P、4方向に移動し、これによりフック8
9が矢印psffi方向に回動して第20図に示すよう
にその鉤部89aが係合ビン82から外れる。鉤部89
aと係合ビン82との係合が解除されると、ギヤ79が
依然矢印P33方向に回転していることから、これと同
一の軸に設けられた揺動板80は該軸との摩擦によって
矢印P33方向に連れ回りする。
このように揺動板80が矢印P3s方向に回動すると、
揺動板80に伴われてギヤ8Kが矢印P3s方向に回動
し、ギヤ85に噛合する。
ギヤ81とギヤ85が噛合すると、モータ77の駆動は
ギヤ81、ギヤ85、ピニオンギヤ88を介してラック
ギヤ142に伝達され、これによりラックギヤ142は
、第19図に示した位置から矢印pss方向に動いて第
20図に示した位置に移動する。このとき、ラックギヤ
142の移動に伴い、その引掛片142aによるフック
90の当接板90aへの押圧が解除される。そして、フ
ック89が矢印P36方向に移動していることによって
連結ばね91を介してフック90が矢印P32方向に付
勢されることにより、フック90は回動してその鉤部9
0aを係合ピン83に係合する。なお、係合レバー12
4がカートリッジAに押圧されて移動状態にある間は、
ピン125がフック89を第20図に示した状態に維持
していることから、フック89が連結ばね91を介して
フック90を引っ張ることにより、フック90と係合ピ
ン83との係合が確保される。
また、上述したようにラックギヤ142が第19図に示
した状態から第20図に示した状態に移動すると、ラッ
クギヤ142に伴われてスライダー129aも移動する
。そして、スライダー129λの移動に伴い、これに取
り付けられたりフタ−ピン130.130も、カム部1
27a、127aのカム孔128.128内を第22図
中矢印Pus方向に移動する。一方、スライダー129
bも、第1図、第13図、第16図に示すようにリンク
!46を介してスライダー129aに連動するように取
り付けられていることから、そのリフターピン130.
130がカム孔128.128内を移動する。ここで、
スライダー129aの移動量がリンク146を介して過
不足なくスライダー129bに伝わるようになっている
ことから、これらスライダー129a、129bは、そ
の移動方向を逆にするだけで同一の動作をなすようにな
っている。
スライダー129a (129b)の移動に伴いリフタ
ービン130,130がカム孔12g、t88内を第2
2図中矢印P!$方向に移動すると、リフタービン13
0は相対的にカム孔128内を上昇する。すると、リフ
タービン130は上下動し得ないスライダー129aに
ほぼ固定された状態で取り付けられていることから、カ
ム部127a、127b・・がシャーシ73のカム収容
用開口部75・・・を下降するようになり、よってホル
ダ13はガイドピン99・・・に案内されて第23図に
示すように下降する。
ホルダ103が下降すると、シャーシ73の上面に設け
られたカートリッジ位置規制部材100゜101・・、
ロケーションピン102,102は第6図に示したホル
ダ103の開口部113,112・・ ロケーションビ
ン案内孔114.114にそれぞれ相対的に進入する。
そして、さらにホルダ103の下降が進むと、第23図
に示すようにホルダ103に伴われたカートリッジAの
底面が上記位置規制部材100.101・・に当接し、
かつロケーションピン102.102がカートリッジA
のロケーションピン挿入孔36.36に進入する。しか
し、第23図に示した状態では、リフタービン130が
カム孔128の上水平部128bにまでは到っておらず
、したがってスライダー129a (129b)の移動
は依然続行される。
スライダー129aがさらに移動し、これに伴いリフタ
ービン130がカム孔128内を相対的に上昇する。こ
のとき、カートリッジAは上述したように位置規制部材
too、tot・によって下降し得ないようになってお
り、しかもガイド壁115.116・・によってその上
面が規制されていることから、これらに上下から挟持さ
れた状態でホルダ103とともに第23図に示した位置
を維持している。したがって、リフタービン130のカ
ム孔128内における相対的上昇に伴い、ホルダ103
が下降し得ないことから、リフタービン130はスライ
ダー129aに形成された長孔138内を捩りばね13
9の付勢力に抗して上昇するようになる。
スライダー129aの移動が続き、第24図に示すよう
にリフタービン130がカム孔128の上水平部128
bに到達すると、スライダーI29λ(129b)の移
動が停止する。このとき、リフタービン130の長孔1
38内での上昇に伴い、第17図ウニ点鎖線で示すよう
に連結板137が矢印Pt11方向に回動し、これによ
り捩りばね139のアーム139bが連結板137の係
止片137aに押圧されて捩りばね139が圧縮される
そして、このような動作によりカートリッジAは、第2
4図に示した状態でクランプ状態となる。
すなわち、上述したように各カム部127a、128b
においては、第17図に示すように圧縮された捩りばね
139の復元力により、そのアーム139bか係止片1
37a、連結板137を介してリフタービン130を下
方に付勢している。そして、これによりリフタービン1
30は、カム孔128内の上水平部128bにおいてカ
ム部127aを第24図中下方に押圧することになり、
またカム部127aが下方に押圧されることによってホ
ルダ103も下方に押圧されることになる。
しかして、ホルダ103が下方に押圧されることによっ
てガイド115,116・・がカートリッジAの上面を
押圧し、一方カートリッジAの底面は依然位置規制部材
100.101・・に当接して下降不能に規制されてい
ることから、スライダー!29a、129bに設けられ
た捩りばね139・・・が各々独立して対応するりフタ
−ビン130を介してホルダ103を下方に付勢するこ
とにより、カートリッジAは四箇所でそれぞれガイド1
15゜tte・・と位置規制部材ioo、1ot0.に
挟持され、強固にクランプされるのである。
このようにスライダー129a、129bの移動が終了
してカートリッジAがクランプ状態になると、第3図に
示すように検知スイッチ68のアクチュエーター68a
が押圧板67に押圧されて検知スイッチがオンになり、
図示しない制御回路によって再生ユニット72が作動し
、ディスクDに記録された信号を読み取ってその再生が
なされる。
また、再生が終了した後などカートリッジAをイジェク
トする場合には、操作者による操作などによって図示し
ない制御回路によりイジェクト指令が発せられ、フィー
ドローディングモータ77が逆駆動する。すると、モー
タ77の駆動によりつす−ムギャ78が逆回転し、この
逆回転がギヤ79、ギヤ81、ギヤ85、ピニオンギヤ
88を介してラックギヤ142に伝達され、これにより
ラックギヤ142は、第20図に示した位置から矢印P
32方向に動いて第19図に示した位置に移動する。こ
のとき、ラックギヤ142の移動に伴ってスライダー1
29aも第24図中矢印pts方向に逆移動し、リフタ
ービン130,130がカム孔128内を矢印P2g方
向に移動する。すると、リフタービン130がカム孔1
28内を相対的に下降することから、該リフタービン1
30がスライダー129aの長孔138内を下降し、連
結板+37か第17図中実線に示した位置に回動するこ
とにより捩りばね139が元の状態に復帰する。
そして、これによって捩りばね139・・によるクラン
プ力が解除される。
さらにスライダー129aの移動が続くと、リフタービ
ン130が長孔138内において下降不能になり、これ
によってカム部127aはリフタービン130によって
押しあげられ、ホルダ103がカートリッジAとともに
上昇する。この場合にスライダー129aに取り付けら
れたスライダー付勢ばね144が、スライダー129a
を第20図中矢印P3g方向に付勢していることにより
、スライダー129a、129bの逆移動に伴う負荷、
すなわち重力に抗してホルダ103がカートリッジAを
持ち上げる負荷が軽減される。
このようにしてスライダー129aの逆移動が続くと、
ついには第19図に示すようにラックギヤ142の引掛
片14.2 aがフック90の当接板90bを押圧し、
フック90を矢印P33方向に回動せしめることによっ
てその鉤部90aの係合ビン83への係合を解除する。
すると、ギヤ79が依然矢印P32方向に逆回転してい
ることから、揺動板80は該軸との摩擦によって矢印P
31方向に連れ回りし、これによりギヤ81が矢印P3
.方向城回動して第19図に示すようにギヤ84に再度
噛合する。そして、ウオームギヤ78の逆回転がギヤ7
9、ギヤ81.ギヤ84、ピニオンギヤ147に伝達さ
れ、これによりカートリッジAが第21図に示す状態に
まで移送され、ホルダ103内から排出される。また、
このカートリッジAの排出に伴い、カートリッジAによ
る係合レバー124の押圧が解除されることから、該係
合レバー124が図示しないばねによって矢印PfS方
向に引き戻され、これによりピン125が長孔69内を
移動して第19図に示す位置に移動し、フック89が第
19図中矢印pss方向に回動可能になる。
そして、フック90がラックギヤ142の引掛片142
aによって第19図中矢印P。方向に回動せしめられて
いることにより、フック89は連結ばね91を介して引
っ張られて矢印Pss方向に回動し、その鉤部89aを
係合ビン82に係合せしめる。さらに、カートリッジA
の排出に伴ってカートリッジAによるカートリッジ検出
スイッチ117への押圧が解除されることにより、該ス
イッチ117が規制ばね120に付勢されて第13図中
矢印Pus方向に回動し、これに連動してオンオフ部材
1!8の押圧板118aが第1図に示すように検出スイ
ッチ96のアクチュエーター96aへの押圧を解除する
。そして、これにより検出スイッチ96がオフ状態にな
り、フィードローディングモータ77の駆動が停止して
イジェクト動作が終了する。
このようにして、モータ77を駆動源とし、各種ギヤや
フック等の部材からなる駆動系は、ローディングを行う
初期の状態に戻り、次のローディング動作への待機状態
になる。また、カートリッジAの排出移動に伴い、シャ
ッタレバー操作部材108がカートリッジAのガイド溝
32bを相対的に走行することにより、カートリッジA
のシャッタレバー23aが押圧されてシャツタ板23が
回動し、ピックアップヘッド挿通孔28が閉じられる。
この後、操作者はカートリッジAを機器本体Cから手動
で取出することにより、操作を終了する。
このような再生装置にあっては、フィードローディング
モタ77による正逆の駆動をギヤ79およびギヤ81を
介してギヤ84またはギヤ85に伝達することができ、
しかもこれらギヤ84、ギヤ85へのギヤ81の噛合を
摩擦によってギヤ79の回転方向に連れ回り揺動板80
の揺動によってなすことから、ギヤ84が担う水平方向
移動動作、すなわちカートリッジAのローディングおよ
びイジェクト動作と、ギヤ85が担う垂直方向移動動作
、すなわちカートリッジAのクランプおよびクランプ解
除動作との切り替えをスムーズに行うことができる。
また、上記ギヤ81が上記ギヤ84またはギヤ85に噛
合した状態で上記揺動板80の揺動を不可とするフック
89.90および係合ビン82゜83を設けたことから
、フィードローディングモタ77の駆動の正逆を変えた
場合、依然ギヤ81が正逆を変える前に噛み合っている
ギヤ84(85)に噛合しており、したがってこれらギ
ヤ84゜85が担うローディング・イジェクト動作また
はクランプ・クランプ解除動作の逆の動作を可逆的に行
うことができる。
また、上述したごとくギヤ84およびギヤ85の動作が
揺動板80の揺動によってスムーズに切り替えられるの
で、ギヤ84に連動するピニオンギヤ147からなる水
平方向駆動体の動作と、ギヤ85に連動するラックギヤ
142、スライダー129a等からなる垂直方向駆動体
の動作とが、互いに干渉されることなく独立している。
したがって、ピニオンギヤ147についても、ローディ
ング時などにおいてその回転数が規制されることなく、
これにより初期噛合についても同等規制されることがな
いことから、その寸法形状を自由に設計することができ
、よってこのピニオンギヤ147を小さくしかも単純な
形状にすることができる。
なお、上記実施例では本発明を光デイスクプレーヤーの
駆動機構とこれを用いた光デイスク再生装置に適用した
場合の例を示したが、本発明はこれに限定されることな
く、他の各種カートリッジ装置装置やこれに用いられる
駆動機構などにも適用できるのはもちろんである。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明における請求項1記載の
駆動機構によれば、駆動源による正逆の駆動を第1のギ
ヤおよび第2のギヤを介して該第2のギヤに選択的に噛
合する第3のギヤまたは第4のギヤに伝達することがで
き、しかもこれら第3または第4のギヤへの第2のギヤ
の噛合が第1のギヤの回転方向に従動する揺動部材の揺
動によってなされることから、第3のギヤおよび第4の
ギヤがそれぞれ独自の動作を担う場合、これら二つの動
作を揺動部材の揺動によってスムーズに切り替えること
ができろ。また、駆動力切り替えに要するスペースも少
なくなることから、この駆動機構を装備した装置のコン
パクト化を図ることができる。
さらに、駆動源の駆動の正逆を変えた場合、依然第2の
ギヤが正逆を変える前に噛み合っているギヤに噛合して
いることから、第3または第4のギヤが担う動作の逆の
動作を可逆的(2′″行うことができる。
また、この発明における請求項2記載のカートリッジ装
置機構1、よれば、上述(、力ご”とく第3のギヤおよ
び第4のギヤの動作が揺動部材の揺動によってスムーズ
に切り替えられるので、第3のギヤに駆動力伝達可能な
状態に連係するピニオンギヤからなる水平方向駆動体の
動作と、第4のギヤに駆動力伝達可能な状態に連係する
垂直方向駆動体の動作とが、互いに干渉されることなく
独立している。したがって、水平方向駆動体となるピニ
オンギヤに°ついても、ローディング時などにおいてそ
の回転数が規制されることなく、これにより初期噛合に
ついても同等規制されることがないことから、その寸法
形状を自由に設計することができ、よってこのピニオン
ギヤを小径にすることにより装置全体のコンパクト化を
図ることができ、しかも特定のギヤ歯だけが損耗するこ
とがないため全体の耐久性を向上せしめることができる
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第24図はこの発明の一実施例を示す図で
あって、第1図はローディングユニットの底面図、第2
図は同じく正面図、第3図はローディングユニットの底
面図、第4図は同じく正面図、第5図は同(:<側面図
、第6図(オ再生装置の分解斜視図、第7図は駆動機構
を中心とした要部の斜視図、第8図は駆動機構の平面図
、第9図は同じく正面図、第10図は同じく側面図、第
11図はローディングユニットの平面図、第12図は同
じく側面図、第13図はホルダユニットの平面図、第1
4図および第15図はいずれもホルダユニットの側面図
、第16図はスライダーの取付状態を説明するための斜
視図、第17図はリフタービンの動作を説明するための
側面図、第18図は再生装置の平面図、第19図および
第20図はいずれも駆動機構の動作を説明するための底
面図、第21図ないし第24図はいずれも再生装置の動
作を説明するための側面図、 第25図および第26図は従来の再生装置の一例を示す
図であって、第25図は再生装置の平面図、第26図は
再生装置の側面図、 第27図ないし第30図はカートリッジの構成を示す図
であって、第27図はカートリッジを底面視した斜視図
、第28図は同じく平面視した斜視図、第29図は問い
た状態にあるカートリッジの斜視図、第30図は分解斜
視図、 第31図ないし第34図は従来の再生装置の他の例を示
す図であって、第31図は再生装置の平面図、第32図
は同じく側面図、第33図および第34図はいずれら使
用時の動作を説明するための図である。 A・・・・・・カートリッジ、 77・・・・・・フィードa−ディングモータ(駆動源
)、79・・・・第1のピニオンギヤ(第1のギヤ)、
80・・・・・・揺動板(揺動部材)、81・・・・・
第2のギヤ、 82 ・・・・係合ビン(固定手段の一要素)、83・
・・・・係合ビン(固定手段の一要素)、84・・・・
・第3のギヤ、85・・・・・第4のギヤ、89・・・
・・・第1のフック(固定手段の一要素)、90・・・
・・・第2のフック(固定手段の一要素)、9I・・・
・・・連結ばね(固定の確保解除手段の一要素)、 103・・・・・・カートリッジホルダ、124・・・
・・・係合レバー(固定の確保解除手段の一要素)、 125・・・・・・ピン(固定の確保解除手段の一要素
)、127a、127b・・・・・カム部(垂直駆動体
の一要素)、 !28・・・・・カム孔(垂直駆動体の一要素)、12
9a、129b・・・・・・スライダー(垂直駆動体の
一要素)、 130・・・・・・リフターピン(垂直駆動体の一要素
)、142・・・・・・ラックギヤ(垂直駆動体の一要
素)、142a・・・・・・引掛片(固定の確保解除手
段の一要素)、 147・・・・・・ローディングピニオンギヤ(水平方
向駆動体)。 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動源と、この駆動源によって正逆自在に回転駆
    動される第1のギヤと、この第1のギヤに、第1のギヤ
    の回転方向に揺動するように連係された揺動部材と、こ
    の揺動部材に設けられかつ上記第1のギヤに従動する第
    2のギヤと、上記揺動部材の揺動によって上記第2のギ
    ヤに選択的に噛合可能な第3のギヤおよび第4のギヤと
    、上記第2のギヤが上記第3のギヤまたは第4のギヤに
    噛合した状態で上記揺動部材の揺動を不可とする揺動部
    材固定手段とを具備してなることを特徴とする駆動機構
  2. (2)カートリッジを水平方向移動自在に保持し、それ
    自体が垂直方向移動自在に支持されたカートリッジホル
    ダと、このカートリッジホルダ内において上記カートリ
    ッジを可逆的に水平方向移動させるピニオンギヤからな
    る水平方向駆動体と、上記カートリッジホルダを可逆的
    に垂直方向移動させる垂直方向駆動体と、駆動源とこの
    駆動源によって正逆自在に回転駆動される第1のギヤと
    この第1のギヤに、第1のギヤの回転方向に揺動するよ
    うに連係された揺動部材とこの揺動部材に設けられかつ
    上記第1のギヤに従動する第2のギヤと上記揺動部材の
    揺動によって上記第2のギヤに選択的に噛合可能な第3
    のギヤおよび第4のギヤとからなる駆動機構と、この駆
    動機構の上記第3のギヤと上記水平方向駆動体とを駆動
    力伝達可能な状態に揺動部材を固定する第1の固定手段
    と、上記第4のギヤと上記垂直方向駆動体とを駆動力伝
    達可能な状態に揺動部材を固定する第2の固定手段と、
    上記駆動源の駆動により上記駆動機構の揺動部材が揺動
    して駆動される水平方向駆動体または垂直方向駆動体に
    よってカートリッジホルダが移動した際、カートリッジ
    ホルダの移動によって上記第1の固定手段または第2の
    固定手段の固定動作を確保し、上記駆動源の逆駆動によ
    り上記駆動機構の揺動部材が揺動して駆動される水平方
    向駆動体または垂直方向駆動体によってカートリッジホ
    ルダが逆移動した際、カートリッジホルダの移動によっ
    て上記第1の固定手段または第2の固定手段の固定動作
    を解除する固定の確保解除手段とを具備してなることを
    特徴とするカートリッジ装排装置。
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