JPH03203456A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複写機、ファクシミリ装置等に利用される画
像読取装置に関するものである。

（従来技術） 従来より複写機、ファクシ亀り装置等においては、その
画像読取部にはプラテンローラとこのプラテンローラと
圧接する密着型イメージセンサを用いて、両者の圧接部
に搬送される原稿を密着型イメージセンサの画像読取範
囲で読み取るようにしていた。プラテンローラと密着型
イメージセンサの圧接部には、それよりも上流側に配設
された原稿搬送ローラと原稿を搬送ガイドするための搬
送ガイド板によって原稿を案内するようにしていた。

このような構成の画像読取装置について第２図を参照し
て説明する。

第２図に示された画像読取装置はプラテンローラ１とこ
れに図示せぬ手段によって圧接された密着型イメージセ
ンサ２によって構成され、両者の圧接部の前後には原稿
を良好に搬送するために前ガイド板３と後ガイド板４と
からなる搬送ガイド板５が配設されている。第２図に示
された搬送ガイド板５は１枚の金属板に、少なくとも密
着型イメージセンサ２のガラス面６が覗くように開口部
７を設けたもので、その前半部を前ガイドＦｉ３、後半
部を後ガイド板４にしている。さらに密着型イメージセ
ンサ２の上縁部と前後ガイド３．４との継ぎ目部分に原
稿が侵入して紙詰まりが生じることを防ぐ為に、前ガイ
ド板３には上向き曲げ部８を、そして後ガイド板４には
下向き曲げ部９を有している。

このように構成された画像読取装置では原稿Ｏが矢印入
方向から搬送されてくると、原稿は前ガイド板３の上面
から上向き曲げ部８を通過する時に若干進行方向を上向
きに変えられるので、前ガイド板３と密着型イメージセ
ンサ２の上縁部との間に原稿Ｏが侵入してしまうことが
ない。

また密着型イメージセンサ２の通過後も後ガイド板４の
下向き曲げ部９の作用により原稿０が詰まったりするこ
とを防止していた。

（発明が解決しようとする課題〉 上記のように構成された画像読取装置では以下のような
欠点があった。すなわち、原稿Ｏが搬送される時に前ガ
イド板３の上面から上向き曲げ部８を通過する時に若干
進行方向を上向きに変えられ、プラテンローラ１に当接
した後はプラテンローラｌの外周面にそって搬送される
ので、画像読取範囲Ｒの部分において、原稿Ｏと密着型
イメージセンサ２のガラス面６とが十分に密着しないこ
とがある。このため密着型イメージセンサ２によって原
稿Ｏを良好に読み取れない場合がある。

また、原稿Ｏの搬送途中において、前ガイド板３の上流
側に配設された原稿搬送ローラ（図示せず）とプラテン
ローラｌとの間で原稿に張力がかかるため（第２図参照
）、原稿が上向き曲げ部８の先端に当接してこの先端に
施したメツキを剥がしてしまうという欠点があった。

従って本発明の目的は上記従来の欠点を解決した画像読
取装置を提供することである。

（課題を解決するための手段） 本発明の画像読取装置は、プラテンローラと圧接する密
着型イメージセンサと、密着型イメージセンサの読取部
に向けて原稿を搬送ガイドする搬送ガイド板とを有し、
搬送ガイド板によって原稿が搬送される方向に対して密
着型イメージセンサのガラス表面を予め定める角度だけ
傾斜させると共に、原稿の先端が密着型イメージセンサ
の読取範囲よりも上流側に当接するように構成されてい
ることを特徴とするものである。

（作用） 搬送ガイド板に搬送ガイドされた原稿は、搬送方向に対
して幾分傾斜した密着型イメージセンサのガラス面に当
接し、その後ガラス面に沿って搬送される。また原稿の
先端が搬送ガイド板によって密着型イメージセンサの読
取範囲よりも上′１ＪＬ４１ＩＡに当接するように案内
されるので、読取範囲では原稿がガラス面に密着してお
り、良好に画像の読み取りがおこなえる。

（実施例） 次に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す画像読取装置の概略構
成図である。第１図からも明らかな通りその主要な部分
は従来技術の構成（第２図）と路間−であるので、同部
位には同番号を付して説明を行う。

１は密着型イメージセンサ上で原稿を搬送するためのプ
ラテンローラ、２はプラテンローラによって順次搬送さ
れる原稿の画像を読み取るための密着型イメージセンサ
である。密着型イメージセンサ２の前後には搬送ガイド
板５が配設され、搬送ガイド板５は前ガイド板３と後ガ
イド板４とからなっている。後ガイド板４の上部には搬
送経路を挟んで上ガイドｌＯも配設されている。

搬送ガイド板５は１枚の金属板に開口部７を設けたもの
でその前半部が前ガイド３、後半部が後ガイド４として
構成されている。

密着型イメージセンサ２のガラス面６は搬送ガイド板５
の上面に対して予め定める角度（約５度から約ｌＯ度程
度）だけ傾斜して設置されている。

好ましくは約６度に設定するのがよい。この角度があま
り大きすぎると原稿の先端がガラス面６に当接した時に
抵抗となり、また小さすぎると原稿先端がガラス面６に
当接する位置が不安定になり画像読取範囲Ｒに影響を与
えることがあるため好ましくない。また搬送ガイド板５
の前ガイド３が原稿先端を搬送ガイドして密着型イメー
ジセンサ２のガラス面６上における画像読取範囲Ｒより
も上流側の点Ａに当接するように調整されている。

以上のように構成された画像読取装置では、原稿上の画
像が読み取られる場合に、第１図に図示しない原稿搬送
ローうによって原稿が前ガイド３に向けて搬送され、さ
らに前ガイド３によって原稿の先端が案内されて密着型
イメージセンサ２のガラス面６に所定の角度でもって当
接する。前ガイド３によって案内される原稿の先端は、
ガラス面６上において画像読取範囲Ｒよりも上流側の点
Ａに当接するようにされていて、さらに前ガイド３によ
って原稿が搬送ガイドされる方向とガラス面６とは所定
の角度をもって傾斜しているので、原稿は点Ａかあるい
は点Ａよりも若干画像読取範囲Ｒに近づいた点からは密
着型イメージセンサ２のガラス表面６に密着して搬送さ
れる。従って密着型イメージセンサ２によって原稿上の
画像を良好に読み取ることができる。

また、原稿が搬送される途中においては、前ガイド３の
上流側に設けた原稿搬送ローラ（図示せず）とプラテン
ローラ１との間で原稿に張力がかかったとしても、原稿
が前ガイド３に局部的に当接するような部分がないので
前ガイド３を傷めたりするようなことがない。

さらに、本実施例においては搬送ガイド板５は、１枚の
金属板に関口部７を設け、その前半部を前ガイド３、後
半部を後ガイド４として構成しているので、従来のよう
に搬送ガイド板と密着型イメージセンサとの間において
紙詰まり防止のために搬送ガイド板５に特殊な曲げ加工
を施したりする必要く、搬送ガイド板自体のコストダウ
ンをはかることも可能である。

（効果） 以上のように構成されているので、少なくとも密着型イ
メージセンサの画像読取範囲内では原稿をガラス面に密
着させることができるので、密着型イメージセンサによ
る読み取りを良好に行うことが可能である。

また搬送ガイド板は原稿の搬送経路に突出していないた
め、原稿とｌｌｌ送ガイド板がこすれて搬送ガイド板が
傷んだりすることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す画像読取装置の概略構
成図、第２図は従来技術を示す画像読取装置の概略構成
図である。 １・・・・・プラテンローラ ２・・・・・密着型イメージセンサ ５・　・　・　・　・搬送ガイド（反 ６・・・・・ガラス面 Ｒ・・・・・画像読取範囲 第１図 第　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラテンローラと圧接する密着型イメージセンサと、密
   着型イメージセンサの読取部に向けて原稿を搬送ガイド
   する搬送ガイド板とを有し、搬送ガイド板によって原稿
   が搬送される方向に対して密着型イメージセンサのガラ
   ス表面を予め定める角度だけ傾斜させると共に、原稿の
   先端が密着型イメージセンサの読取範囲よりも上流側に
   当接するように構成されていることを特徴とする画像読
   取装置。