JPH03202941A - 情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、例えば仮想記憶機構を有する情報処理装置
に関する。

（従来の技術） 仮想記憶機構を有する情報処理装置において、主記憶内
の画像データをプリンタ等の同期転送装置によって出力
する場合、出力対象としての画像データが主記憶装置内
に無いとページフォルトが発止する。この場合、主記憶
中の不要なデータを二次記憶装置としての磁気ディスク
装置に転送するとともに、出ツノ対象としての画像デー
タを二次記憶装置から主記憶装置に転送するスワ・ノブ
処理が大行され、この間画像データの出力が停止してし
まうものであった。このため、従来は、画像データだけ
は、スワップ対象外の変数として扱われていた。

（発明が解決しようとする課題） 上記のように、従来の装置では、プログラムやデータベ
ース等の変数は小容量のメモリで動作しても、画像デー
タの記憶領域を主記憶上に確保しなければならないため
、大容量のメモリを必要とするものであった。しかも、
画像データを連続して人出力することが困難なものであ
った。

この発明は、上記従来の装置が有する課題を解決するも
のであり、その目的とするところは、ページフォルトを
防止し、画像データを連続して人出力すること力（ｉ１
ｆ能な情報処理装置を提供しようとするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明は、上記課題を解決するため、主記憶手段に所
定の１１１位で記憶されたデータと二次記憶装置に所定
の単位で記憶されたデータとをスワップするスワップ手
段と、前記主記憶手段中にある所定の単位のデータをス
ワップ対象から外すロック手段と、前記主記憶手段中に
ある所定の単位のデータをスワップ対象とするアンロッ
ク手段とを具備した情報処理装置において、データの人
出力の前に、前記仮想記憶領域中の領域を所定の＋１１
位毎に全てアクセスし、アクセスした所定の７１１位の
領域が前記二次記憶装置に存在する場合は、前記スワッ
プ手段によって二次記憶装置に記憶されたχ・１応する
領域を主記憶手段中に転送して前記ロック手段によりロ
ックし、処理対象の領域が主記憶手段中に存在する場合
は、そのページをロック手段によってロックする処理手
段とを設けている。

（作用） すなわち、この発明は、データの人出力の前に、処理手
段によって仮想記憶領域中の領域を所定の単位毎にアク
セスし、このアクセスした所定の単位の領域が二次記憶
装置に存在する場合は、スワップ手段によってその領域
を二次記憶装置から主記憶手段中に転送してロックし、
処理対象の領域が主記憶手段中に存在する場合は、その
領域をロックすることにより、ページフォルトの発生を
防止している。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図において、仮想記憶機構を（−ｒしたＣＰＵ１１
には、アドレスとデータを含むバス１２が接続されてい
る。このバス１２には、メインメモリ１３、磁気ディス
ク装置１４、プリンタ装置１５、ＤＭＡＣ（ダイナミッ
ク・メモリ・アクセス・コントローラ）１６、スキャナ
装置１７等が接続されている。

前記メインメモリ１３には、Ｏ８（オペレーティング・
システム）や各種プログラムが記憶されている。

上把Ｏ８には、仮想記憶領域と実記憶領域の対応をとる
マツピングテーブルが含まれている。このマツピングテ
ーブルには、仮想記憶領域と実記憶領域との対応をペー
ジ「１１位で管理する管理データがセットされている。

この管理データは仮想記憶領域および実記憶領域の内容
に応じて書換えられる。

さらに、Ｏ５には、スワップコントローラが含まれてい
る。このスワップコントローラは前記仮想記憶領域をア
クセスした状態でページフォルトが発生した場合、メイ
ンメモリ１３中の不要なデータを磁気ディスク装置１３
に転送するとともに、前記マツピングテーブルを参照し
て磁気ディスク装置１４から対応するページをメインメ
モリ１３に転送するものである。

前記磁気ディスク装置１４には、システムレベルのデー
タやプログラムレベルのデータ等各種データが記憶され
ている。

前記プリンタ装置１５はメインメモリ１３に記憶された
データを印字出力するものであり、スキャナ装置１７は
原稿等の画像情報を光学的に読取り、これをディジタル
データに変換して、メインメモリ１３に供給するもので
ある。

前記ＤＭＡ　Ｃ１６は、ＣＰＵＩＩの指令に応じて、Ｃ
ＰＵ１１を介在することなく、メインメモリ１３と磁気
ディスク装置１４等の間でデータの転送を行うものであ
る。

上記構成において、第２図、第３図を参照して動作につ
いて説明する。

プログラムの実行途中において、例えば画像データをプ
リンタ装置１５によって印字出力する指令が発せられた
場合、印字動作に先立って、第２図に示す前処理が実行
される。

すなわち、仮想記憶領域ＶＭの内の出力対象のデータが
ページ単位にアクセスされ、この出力χ１象のデータが
メインメモリ１３内にあるか否かが判別される（ステッ
プＳＴＩ、２）。この拮果、出力χ１象のページが無い
場合（第３図に示す■、■）、ページフォルトが発生し
、スワップコントローラによってメインメモリ１３内の
不要なデータが磁気ディスク装置１４にロールアウトさ
れ、磁気ディスク装置１４から対応するページがメイン
メモリ１３ｐ」にロールインされる（ステップＳ　Ｔ　
３　）。このようにメインメモリ１３内にロールインし
た出力対象としてのページはページロックされ、ロール
アウトの対象から外される（ステップ５Ｔ４）。また、
ステップＳＴ２において、出力対象としてのページが検
出された場合は、そのページがロックされる（ステップ
５Ｔ４）。この後、出力対象としての全ページをアクセ
スしたか否かが判別され（ステップ５Ｔ５）、残りのも
のがある場合は、次のページが上記と同様にアクセスさ
れる（ステップＳＴ６〜１）。

上記のようにしてメインメモリ１３内に出力すべき全ペ
ージを記憶してページロックすると前処理が終了され、
このメインメモリ１３内に記憶されたページ内のデータ
が順次読出されてプリンタ装置１５に供給され、このプ
リンタ装置１５によって印字出力される。

上記実施例によれば、データの印字開始指令が出力され
た場合、プリンタ装ｒｉ１１５の印字開始前に印゛ｒ出
力すべきデータがメインメモリ１３にロールインされロ
ックされている。したがって、ページ！１を位取上のデ
ータの印字出力指令が発せられた場合においても、印字
途中でページフォルトが発生することなく、連続してプ
リンタ装置１５により印字することができるものである
。

尚、上記実施例においては、プリンタ装置によってデー
タを印字出力する場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、例えばスキャナ装置によってペー
ジｉｌ１位を越える画像データを読取る場合に、この発
明を適用することも可能である。

すなわち、スキャナ装置による読取り指令が発せられた
場合、スキャナ装置による読取り動作に先立って、上述
した動作によってメインメモリ１３内に領域を確保し、
この状態でスキャナ装置を駆動して画像データを読取る
ことにより、読取り途中でページフォルトが発生するこ
となく、連続して画像データを読取ることができる。

また、上記前処理においては、ページ単位でアクセスし
たが、これに限定されるものではなく、ページ単位に限
定されるものではなく、１ビットＩｌ１位あるいは１バ
イト単位等でアクセスしてもよい。

さらに、上記実施例では、プリンタやスキャナ等の同期
転送が必要なデータについて説明したが、これに限定さ
れるものではなく、ある特定の処理スピードアップ等に
この発明を適用することも可能である。

また、処理方法も変数４４位に行ったが、この変数の一
部、あるいは複数の変数をまとめて行うようにしてもよ
い。

その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば、所定の単位より
も大きな領域のデータを連続して転送することが可能な
情報処理装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一丈施例を示す構成図、第２図、第
３図はそれぞれ第１図の動作を説明するために示す図で
ある。 １１・・・ＣＰＵ、１３・・・メインメモリ、１４・・
・磁気ディスク装置、１５・・・プリンタ装置、１６・
・・ＤＭＡＣ，１７・・・スキャナ装置、Ｖ　Ｍ・・・
仮想記憶領域。 第 １ 第３　図 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 主記憶手段に所定の単位で記憶されたデータと二次記憶
   装置に所定の単位で記憶されたデータとをスワップする
   スワップ手段と、前記主記憶手段中にある所定の単位の
   データをスワップ対象から外すロック手段と、前記主記
   憶手段中にある所定の単位のデータをスワップ対象とす
   るアンロック手段とを具備した情報処理装置において、
   データの入出力の前に、前記仮想記憶領域中の領域を所
   定の単位毎に全てアクセスし、アクセスした所定の単位
   の領域が前記二次記憶装置に存在する場合は、前記スワ
   ップ手段によって二次記憶装置に記憶された対応する領
   域を主記憶手段中に転送して前記ロック手段によりロッ
   クし、処理対象の領域が主記憶手段中に存在する場合は
   、そのページをロック手段によってロックする処理手段
   を具備したことを特徴とする情報処理装置。