JPH03202713A - 位置検出装置 - Google Patents
位置検出装置Info
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- JPH03202713A JPH03202713A JP34433289A JP34433289A JPH03202713A JP H03202713 A JPH03202713 A JP H03202713A JP 34433289 A JP34433289 A JP 34433289A JP 34433289 A JP34433289 A JP 34433289A JP H03202713 A JPH03202713 A JP H03202713A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 19
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 6
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明はリニアエンコーダを用いた位置検出装置に関す
る。
る。
(従来の技術)
例えば移動するテーブルの位置を検出する場合、リニア
エンコーダを用いて行なうと高分解能に位置を検出でき
てナノメータ(nm)オーダで高精度に位置決めができ
る。このリニアエンコーダを用いた場合の測定方法につ
いて説明すると、リニアエンコーダからは第3図に示す
ようなそれぞれ90″位相差のある正弦波に近いの2相
信号EA、EBが出力される。これら2相信号E A
+EBはそれぞれA/D変換されてマイクロコンピュー
タに送うれ、このマイクロコンピュータにおいて2相信
号E^、EBのレベルから次表に示すI状態〜■状態の
どの状態にあるかが判断される。
エンコーダを用いて行なうと高分解能に位置を検出でき
てナノメータ(nm)オーダで高精度に位置決めができ
る。このリニアエンコーダを用いた場合の測定方法につ
いて説明すると、リニアエンコーダからは第3図に示す
ようなそれぞれ90″位相差のある正弦波に近いの2相
信号EA、EBが出力される。これら2相信号E A
+EBはそれぞれA/D変換されてマイクロコンピュー
タに送うれ、このマイクロコンピュータにおいて2相信
号E^、EBのレベルから次表に示すI状態〜■状態の
どの状態にあるかが判断される。
EA、EBはそれぞれテーブルの変位とレベルとが比例
する区間(第3図実線)となっている。
する区間(第3図実線)となっている。
又、マイクロコンピュータはA/D変換された2相信号
E A + E Bを所定間隔でサンプリングしてj
an−’ (Ea / EA)を演算して1ピッチスケ
ール内におけるテーブルの位置を求める。かくして、各
I状態〜■状態においてtan−’ (E a /EA
)の演算が行われてテーブルの位置が検出される。ここ
で、例えば、リニアエンコーダの1ピッチが10μmの
スケールで、8000分の1のサンプリング間隔でta
n−’ (Ea / EA)を演算すると、1.25n
mの変位まで検出可能となる。
E A + E Bを所定間隔でサンプリングしてj
an−’ (Ea / EA)を演算して1ピッチスケ
ール内におけるテーブルの位置を求める。かくして、各
I状態〜■状態においてtan−’ (E a /EA
)の演算が行われてテーブルの位置が検出される。ここ
で、例えば、リニアエンコーダの1ピッチが10μmの
スケールで、8000分の1のサンプリング間隔でta
n−’ (Ea / EA)を演算すると、1.25n
mの変位まで検出可能となる。
ところが、以上のような方法では、2相信号EA、EB
を所定間隔でサンプリングしているので、テーブルが高
速で移動して1サンプリング期間に1ピッチ以上の変位
すると、上記tan〜1(EB/EA)の演算が不可能
となってテーブルの位置を検出することが困難となる。
を所定間隔でサンプリングしているので、テーブルが高
速で移動して1サンプリング期間に1ピッチ以上の変位
すると、上記tan〜1(EB/EA)の演算が不可能
となってテーブルの位置を検出することが困難となる。
実際には1サンプリング期間に2相信号EA+EBが隣
の状態、例えば夏状態から■状態に移る程度の速度が許
される。そこで、高速に移動するテーブルに対して検出
可能とするためにはサンプリング間隔を短くすることが
行なわれ、例えば1ピッチが1μmのスケールを有する
リニアエンコーダを用いて100+n/sの精度の位置
検出を得ようとすると、サンプリング期間を25μs以
下に設定しなければならない。ところが、このようにサ
ンプリング期間を短くしてもA/D変換やD/A変換に
時間がかかるので、ただ単にサンプリング期間を短くし
ても無駄となってしまう。
の状態、例えば夏状態から■状態に移る程度の速度が許
される。そこで、高速に移動するテーブルに対して検出
可能とするためにはサンプリング間隔を短くすることが
行なわれ、例えば1ピッチが1μmのスケールを有する
リニアエンコーダを用いて100+n/sの精度の位置
検出を得ようとすると、サンプリング期間を25μs以
下に設定しなければならない。ところが、このようにサ
ンプリング期間を短くしてもA/D変換やD/A変換に
時間がかかるので、ただ単にサンプリング期間を短くし
ても無駄となってしまう。
(発明が解決しようとする課題)
以上のようにリニアエンコーダを用いた場合にテーブル
が高速に移動すると、テーブルの位置を検出することが
困難となる。
が高速に移動すると、テーブルの位置を検出することが
困難となる。
そこで本発明は、リニアエンコーダを用いた場−合にテ
ーブルが高速に移動しても高精度にテーブルの位置を検
出できる位置検出装置を提供することを目的とする。
ーブルが高速に移動しても高精度にテーブルの位置を検
出できる位置検出装置を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、それぞれ位相差の異なる2相信号を被測定体
の移動量に応じて出力するリニアエンコーダと、このリ
ニアエンコーダからの2相信号をディジタル変換してこ
れら2相信号を短ピッチで検出して1ピッチ間における
被測定体の位置を求めるA/D変換制御手段と、リニア
エンコーダからの2相信号の各加減算信号等を求めこれ
ら加減算信号のゼロクロス点をカウントして被測定体の
位置を求めるパルス制御手段と、このパルス制御手段で
求められたカウント数によりA/D変換制御手段とパル
ス制御手段とを切替えて被測定体の位置に前記パルス制
御手段で求められた被測定体の位置を加算して被測定体
の実際の位置を求める位置算出手段とを備えて上記目的
を達成しようとする位置検出装置である。
の移動量に応じて出力するリニアエンコーダと、このリ
ニアエンコーダからの2相信号をディジタル変換してこ
れら2相信号を短ピッチで検出して1ピッチ間における
被測定体の位置を求めるA/D変換制御手段と、リニア
エンコーダからの2相信号の各加減算信号等を求めこれ
ら加減算信号のゼロクロス点をカウントして被測定体の
位置を求めるパルス制御手段と、このパルス制御手段で
求められたカウント数によりA/D変換制御手段とパル
ス制御手段とを切替えて被測定体の位置に前記パルス制
御手段で求められた被測定体の位置を加算して被測定体
の実際の位置を求める位置算出手段とを備えて上記目的
を達成しようとする位置検出装置である。
(作用)
このような手段を備えたことにより、リニアエンコーダ
からの2相信号がA/D変換制御手段に送られ、この手
段により2相信号を短ピッチで検出して1ピッチ内にお
ける被測定体の位置を求め、これとともにパルス制御手
段により2相信号の各加減算信号等を求めこれら加減算
信号のゼロクロス点をカウントして被測定体の位置を求
める。
からの2相信号がA/D変換制御手段に送られ、この手
段により2相信号を短ピッチで検出して1ピッチ内にお
ける被測定体の位置を求め、これとともにパルス制御手
段により2相信号の各加減算信号等を求めこれら加減算
信号のゼロクロス点をカウントして被測定体の位置を求
める。
そして、位置算出手段によりパルス制御手段で求められ
たカウント数によりA/D変換制御手段とパルス制御手
段とを切替えて被測定体の位置にパルス制御手段で求め
られた被測定体の位置を加算して被測定体の実際の位置
を求める。
たカウント数によりA/D変換制御手段とパルス制御手
段とを切替えて被測定体の位置にパルス制御手段で求め
られた被測定体の位置を加算して被測定体の実際の位置
を求める。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は位置検出装置の構成図である。被測定体である
テーブル1にはスライダ2が設けられ、このスライダ2
には各ローラ3,4がスライダ2を挾んで配置されてい
る。これらローラ3,4のうちローラ3にはサーボモー
タ5が連結されている。従って、サーボモータ5の駆動
により各ローラ31,4が回転してテーブル1を矢印(
イ)方向に移動させるようになっている。なお、サーボ
モータ5はサーボアンプ6から供給される電力によって
駆動する。
テーブル1にはスライダ2が設けられ、このスライダ2
には各ローラ3,4がスライダ2を挾んで配置されてい
る。これらローラ3,4のうちローラ3にはサーボモー
タ5が連結されている。従って、サーボモータ5の駆動
により各ローラ31,4が回転してテーブル1を矢印(
イ)方向に移動させるようになっている。なお、サーボ
モータ5はサーボアンプ6から供給される電力によって
駆動する。
又、テーブル1にはリニアエンコーダ10が備えられて
いる。このリニアエンコーダ10は第3図に示すように
それぞれ90°位相差のある正弦波に近いの2相信号E
A、E、を出力するものである。この2相信号EA、E
Bはそれぞれ波形演算回路11に送られている。この波
形演算回路11は2相信号EA、EBを受けてこの2相
信号EA、EBをそのままA/D変換器12に送る機能
と、2相信号EA、E、からEA+EB信号及びEA−
E、信号を作成してパルス発生回路13に送る機能とを
備えたものである。
いる。このリニアエンコーダ10は第3図に示すように
それぞれ90°位相差のある正弦波に近いの2相信号E
A、E、を出力するものである。この2相信号EA、E
Bはそれぞれ波形演算回路11に送られている。この波
形演算回路11は2相信号EA、EBを受けてこの2相
信号EA、EBをそのままA/D変換器12に送る機能
と、2相信号EA、E、からEA+EB信号及びEA−
E、信号を作成してパルス発生回路13に送る機能とを
備えたものである。
前記A/D変換器12の変換出力はマイクロプロセッサ
]4に送られている。このマイクロプロセッサ14はデ
ィジタル2相信号EA、EBを受けてこれらディジタル
2相信号EA、EBにおけるテーブル1の変位とレベル
とが比例する部分を8000分の1のピッチでサンプリ
ングしてtan−’(EB/EA)を演算し求め、この
演算結果から1ピッチ内におけるテーブル1の位置を求
めるA/D変換制御機能を有している。
]4に送られている。このマイクロプロセッサ14はデ
ィジタル2相信号EA、EBを受けてこれらディジタル
2相信号EA、EBにおけるテーブル1の変位とレベル
とが比例する部分を8000分の1のピッチでサンプリ
ングしてtan−’(EB/EA)を演算し求め、この
演算結果から1ピッチ内におけるテーブル1の位置を求
めるA/D変換制御機能を有している。
又、パルス発生回路13はEA+EB信号及びE A
E s信号における各ゼロクロス点を検出してこのゼ
ロクロス点に同期したパルス信号PA。
E s信号における各ゼロクロス点を検出してこのゼ
ロクロス点に同期したパルス信号PA。
P8を発生する機能を有するものである。このパルス発
生回路13で発生した各パルス信号P A rPBは方
向弁別回路15に送られており、この方向弁別回路15
は各パルス信号PA、PBの発生タイミングからテーブ
ル1の移動方向を判別する機能を有するものである。各
パルス信号P A rPBは方向弁別回路15を通って
カウンタ16に送られており、このカウンタ16のカウ
ント値がマイクロプロセッサ14に送られている。この
マイクロプロセッサ14は上記機能の他にカウンタ16
のカウント値からテーブル1の位置を求めるパルス制御
機能を有している。
生回路13で発生した各パルス信号P A rPBは方
向弁別回路15に送られており、この方向弁別回路15
は各パルス信号PA、PBの発生タイミングからテーブ
ル1の移動方向を判別する機能を有するものである。各
パルス信号P A rPBは方向弁別回路15を通って
カウンタ16に送られており、このカウンタ16のカウ
ント値がマイクロプロセッサ14に送られている。この
マイクロプロセッサ14は上記機能の他にカウンタ16
のカウント値からテーブル1の位置を求めるパルス制御
機能を有している。
さらにマイクロプロセッサ14は、上記tan−’(E
B/EA)を演算してテーブル1の位置を検出するA/
D変換制御機能とカウンタ16のカウント値からテーブ
ル1の位置を求めるパルス制御機能とを切替える機能を
有している。この場合、切替えはテーブル1の移動速度
が所定速度以上のときにパルス制御機能とし、テーブル
1の移動速度が所定速度以下のときにA/D変換制御機
能としている。なお、第1及びパルス制御機能を常に作
動させていてもよい。そして、マイクロプロセッサ14
はパルス制御機能で求めたカウント値から求めたテーブ
ル1の原点からの距離とA/D変換制御機能で求めたテ
ーブル1の位置とを加算して実際のテーブル1の位置を
算出する機能を有している。
B/EA)を演算してテーブル1の位置を検出するA/
D変換制御機能とカウンタ16のカウント値からテーブ
ル1の位置を求めるパルス制御機能とを切替える機能を
有している。この場合、切替えはテーブル1の移動速度
が所定速度以上のときにパルス制御機能とし、テーブル
1の移動速度が所定速度以下のときにA/D変換制御機
能としている。なお、第1及びパルス制御機能を常に作
動させていてもよい。そして、マイクロプロセッサ14
はパルス制御機能で求めたカウント値から求めたテーブ
ル1の原点からの距離とA/D変換制御機能で求めたテ
ーブル1の位置とを加算して実際のテーブル1の位置を
算出する機能を有している。
次に上記の如く構成された装置の作用について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
テーブル1が移動すると、リニアエンコーダ19からは
第2図に示すような2相信号EAEBが出力される。こ
れら2相信号EA、EBは波形演算回路11に送られ、
この波形演算回路11は2相信号EA、EBを通してA
/D変換器12に送るとともに2相信号EA、EBから
EA+EB信号及びEA−EB信号を作成してパルス発
生回路13に送る。これにより、A/D変換器12は2
相信号EA、EBをディジタル2相信号EA、E、に変
換してマイクロプロセッサ14に送られる。一方、パル
ス発生回路13はEA+EB信号及びE A E a
、信号における各ゼロクロス点を検出してこのゼロクロ
ス点に同期した各パルス信号P□R+ PA−8を発
生する。これらパルス信号P□11.PA−Bは方向弁
別回路15に送られてテーブル1の移動方向が判別され
るとともにパルス信号P A + B+ PA −s
をカウンタ16に送る。これによりカウンタ16はパル
ス信号P A+B IP A−Bのうちいずれか一方の
パルス信号例えばPいBをカウントする。
第2図に示すような2相信号EAEBが出力される。こ
れら2相信号EA、EBは波形演算回路11に送られ、
この波形演算回路11は2相信号EA、EBを通してA
/D変換器12に送るとともに2相信号EA、EBから
EA+EB信号及びEA−EB信号を作成してパルス発
生回路13に送る。これにより、A/D変換器12は2
相信号EA、EBをディジタル2相信号EA、E、に変
換してマイクロプロセッサ14に送られる。一方、パル
ス発生回路13はEA+EB信号及びE A E a
、信号における各ゼロクロス点を検出してこのゼロクロ
ス点に同期した各パルス信号P□R+ PA−8を発
生する。これらパルス信号P□11.PA−Bは方向弁
別回路15に送られてテーブル1の移動方向が判別され
るとともにパルス信号P A + B+ PA −s
をカウンタ16に送る。これによりカウンタ16はパル
ス信号P A+B IP A−Bのうちいずれか一方の
パルス信号例えばPいBをカウントする。
この状態にマイクロプロセッサ14はカウンタ16のカ
ウント速度からテーブル1の移動速度を求め、この移動
速度が所定速度以上であればパルス制御機能を作動させ
る。又、マイクロプロセッサ14はカウンタ16のカウ
ントタイミングを捕らえて例えば!状態から■状態への
移行を制御する。これにより、マイクロプロセッサ14
はカウンタ16のカウント値からテーブル1の位置を求
める。そして、テーブル1の移動速度が所定速度以下と
なると、マイクロプロセッサ14はA/D変換制御機能
を作動させる。これにより、マイクロプロセッサ14は
ディジタル2相信号EA、EBを受けてこれらディジタ
ル2相信号EA、EBにおけるテーブル1の変位とレベ
ルとが比例する部分を8000分の1のピッチでサンプ
リングしてtan−’ (EB/ EA )を演算し求
め、この演算結果から1ピッチ内におけるテーブル1の
位置を求める。かくして、テーブル1が所定速度以上の
高速で移動し、この後に所定速度以下で移動した場合、
マイクロプロセッサ14は高速で移動しているときにカ
ウンタ16のカウント値からテーブル1の位置を求め、
この後に所定速度以下で移動しているときにtan−’
(EB /EA )を演算して1ピッチ内におけるテ
ーブル1の位置を求め、そしてこれらテーブル1の位置
を加算して実際のテーブル1の原点からの位置を算出す
る。
ウント速度からテーブル1の移動速度を求め、この移動
速度が所定速度以上であればパルス制御機能を作動させ
る。又、マイクロプロセッサ14はカウンタ16のカウ
ントタイミングを捕らえて例えば!状態から■状態への
移行を制御する。これにより、マイクロプロセッサ14
はカウンタ16のカウント値からテーブル1の位置を求
める。そして、テーブル1の移動速度が所定速度以下と
なると、マイクロプロセッサ14はA/D変換制御機能
を作動させる。これにより、マイクロプロセッサ14は
ディジタル2相信号EA、EBを受けてこれらディジタ
ル2相信号EA、EBにおけるテーブル1の変位とレベ
ルとが比例する部分を8000分の1のピッチでサンプ
リングしてtan−’ (EB/ EA )を演算し求
め、この演算結果から1ピッチ内におけるテーブル1の
位置を求める。かくして、テーブル1が所定速度以上の
高速で移動し、この後に所定速度以下で移動した場合、
マイクロプロセッサ14は高速で移動しているときにカ
ウンタ16のカウント値からテーブル1の位置を求め、
この後に所定速度以下で移動しているときにtan−’
(EB /EA )を演算して1ピッチ内におけるテ
ーブル1の位置を求め、そしてこれらテーブル1の位置
を加算して実際のテーブル1の原点からの位置を算出す
る。
このように上記一実施例においては、A/D変換制御機
能によりリニアエンコーダからの2相信号における変位
とレベルとが比例する部分を短ピッチで検出して1ピッ
チ内におけるテーブル1の位置を求めるとともにパルス
制御機能により2相信号の加減算信号のゼロクロス点を
カウントしてテーブルlの位置を求め、テーブル1の移
動速度に応じてA/D変換制御機能とパルス制御機能と
を切替えてテーブル1の実際の位置を求めるようにした
ので、テーブル1が高速で移動したとしても短時間で高
精度にテーブル1の位置を検出できる。
能によりリニアエンコーダからの2相信号における変位
とレベルとが比例する部分を短ピッチで検出して1ピッ
チ内におけるテーブル1の位置を求めるとともにパルス
制御機能により2相信号の加減算信号のゼロクロス点を
カウントしてテーブルlの位置を求め、テーブル1の移
動速度に応じてA/D変換制御機能とパルス制御機能と
を切替えてテーブル1の実際の位置を求めるようにした
ので、テーブル1が高速で移動したとしても短時間で高
精度にテーブル1の位置を検出できる。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、パ
ルス発生回路13はEA+EB信号及びEA−EB倍信
号ゼロクロス点でパルス信号P A+B * PA−8
を発生しているが、これに加えて2相F号EA、Eaの
各ゼロクロス点でパルス信号pA、pBを発生させてカ
ウンタ16に送るようにしてもよい。これにより、パル
ス制御機能の精度を高くできる。
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、パ
ルス発生回路13はEA+EB信号及びEA−EB倍信
号ゼロクロス点でパルス信号P A+B * PA−8
を発生しているが、これに加えて2相F号EA、Eaの
各ゼロクロス点でパルス信号pA、pBを発生させてカ
ウンタ16に送るようにしてもよい。これにより、パル
ス制御機能の精度を高くできる。
[発明の効果]
以上詳記したように本発明によれば、リニアエンコーダ
を用いた場合にテーブルが高速に移動しても高精度にテ
ーブルの位置を検出できる位置検出装置を提供できる。
を用いた場合にテーブルが高速に移動しても高精度にテ
ーブルの位置を検出できる位置検出装置を提供できる。
第1図は本発明に係わる位置検出装置の一実施例を示す
構成図、第2図は同装置の動作タイミング図、第3図は
A/D変換制御の作用を説明するための図である。 1・・・テーブル、2・・・シリンダ、3,4・・・ロ
ール、5・・サーボモータ、6・・・サーボアンプ、1
0・・・リニアエンコーダ、11・・・波形演算回路、
12・・・A/D変換器、13・・・パルス発生回路、
14・・・マイクロプロセッサ、15・・・方向弁別回
路、16・・・カウンタ。
構成図、第2図は同装置の動作タイミング図、第3図は
A/D変換制御の作用を説明するための図である。 1・・・テーブル、2・・・シリンダ、3,4・・・ロ
ール、5・・サーボモータ、6・・・サーボアンプ、1
0・・・リニアエンコーダ、11・・・波形演算回路、
12・・・A/D変換器、13・・・パルス発生回路、
14・・・マイクロプロセッサ、15・・・方向弁別回
路、16・・・カウンタ。
Claims (1)
- それぞれ位相差の異なる2相信号を被測定体の移動量に
応じて出力するリニアエンコーダと、このリニアエンコ
ーダからの2相信号をディジタル変換してこれら2相信
号を短ピッチで検出して1ピッチ間における前記被測定
体の位置を求めるA/D変換制御手段と、前記リニアエ
ンコーダからの2相信号の各加減算信号等を求めこれら
加減算信号のゼロクロス点をカウントして前記被測定体
の位置を求めるパルス制御手段と、このパルス制御手段
で求められたカウント数により前記A/D変換制御手段
と前記パルス制御手段とを切替えて前記被測定体の位置
に前記パルス制御手段で求められた前記被測定体の位置
を加算して前記被測定体の実際の位置を求める位置算出
手段とを具備したことを特徴とする位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34433289A JPH03202713A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34433289A JPH03202713A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03202713A true JPH03202713A (ja) | 1991-09-04 |
Family
ID=18368424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34433289A Pending JPH03202713A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03202713A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003075198A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Mitsutoyo Corp | スケールの検査装置 |
JP2007064650A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Nikon Corp | 移動量検出装置およびレンズ鏡筒 |
JP2021018136A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | ファナック株式会社 | 回転体の回転情報を検出する回転検出器及びモータ駆動装置 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP34433289A patent/JPH03202713A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003075198A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Mitsutoyo Corp | スケールの検査装置 |
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