JPH0320212A - 身体用液状洗浄剤組成物 - Google Patents

身体用液状洗浄剤組成物

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JPH0320212A
JPH0320212A JP1154995A JP15499589A JPH0320212A JP H0320212 A JPH0320212 A JP H0320212A JP 1154995 A JP1154995 A JP 1154995A JP 15499589 A JP15499589 A JP 15499589A JP H0320212 A JPH0320212 A JP H0320212A
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acid
weight
alkyl
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fatty acid
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JP1154995A
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Hidekazu Bessho
別所 秀和
Kiyoshi Komatsu
小松 清士
Junko Murata
村田 順子
Atsuko Tanigami
谷上 敦子
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は人の皮膚に直接接触するボディー用、洗顔用、
手洗い用、ひげそり用、頭髪用などの身体用液状洗浄剤
組或物に関する。
〔従来の技術〕
身体用液状洗浄剤としては、従来より、各種の脂肪酸塩
および界面活性剤が使用されてきた。たとえば、脂肪酸
石けん、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン
アルキル硫酸エステル塩、アシル化メチルタウリン塩な
どのアニオン性または両性の界面活性剤が挙げられ、そ
の他生体類似物質のひとつとみられるアルキルリン酸エ
ステル塩(特開昭53−26806号公報)などを用い
ることも知られている. また、脂肪酸石けんと両性界面活性剤との併用により、
起泡力や洗浄力などを改良することが、特開昭51−3
1706号、同51−31707号、同51−3170
8号、同55−102699号、同57−92096号
などの各公報に開示されている。さらに、特開昭62−
72796号公報には、サルフエート系アニオン界面活
性剤とベタイン系両性界面活性剤との混合物にアミノ酸
系界面活性剤などを加えることにより、洗浄後のぬめり
感が少なく、また安定性などの良好な洗浄剤を得ること
も開示されている. このような身体用液状洗浄剤においては、第一に皮膚生
理学的にみて、皮膚そのものに対し刺激性がない、特に
たんぱく質変性作用が低く、角質層から天然保湿因子(
NMF)の主要構戒物質であるアミノ酸の溶出がないこ
とが望まれる.また第二に、機能面からみて、使用時に
適度の起泡性、良好な泡質、すぐれた泡沫安定性や洗浄
力を与え、かつすすぎが容易でぬめり感がなく、さっぱ
りとした仕上がり感を与えることが望まれる.〔発明が
解決しようとする課題〕 しかるに、昔から用いられている脂肪酸石けんは、高い
洗浄力を持ち、洗浄後もぬめり感がなく、さっぱりと仕
上がるという利点がある反面、アルカリ度が高くて皮脂
の落屑つまり脱脂力が強く、肌の荒れ性を伴うという問
題がある。
また、アルキル硫酸エステル塩の如きアニオン性界面活
性剤は、皮膚刺激性があるために、すぐれた界面活性能
力はあっても、皮膚に対しマイルドであることが望まれ
る身体用洗浄剤としては、必ずしも好ましいものとは言
えない. さらに、中性で皮脂のl{に近く、たんぱく質の変性に
対し温和である両性界面活性剤は、皮膚への吸着が他の
界面活性剤よりも強い傾向があるために、すすぎ時に除
去しにくく、ぬめり感が残ることで、さっぱりとした洗
い上がりが得られないという問題がある. これらの脂肪酸石けんやアニオン性または両性の界面活
性剤などを適宜組み合わせて構成した前記公知の洗浄剤
の中には、上記の如き問題がある程度低減されたものも
あるが、それでもなお前述の諸要求をすべて満足するす
ぐれた性能が得られるには至っておらず、これらに比し
より改善された液状洗浄剤の出現が望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑み、前述の諸要求をすべて満
足する、特に低刺激性で皮膚自体への脱脂がほとんどみ
られず、しかも起泡性や泡質などの洗浄性能にすぐれ、
そのうえ洗浄後のすすぎ性が良好でぬめり感がなく、乾
燥後につっぱり感やかさつき感の残らない、洗い上がり
のさっぱりした身体用液状洗浄剤組或物を提供すること
を目的としている. 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは、上記の目的を達或するために鋭意検討し
た結果、特定組戒の脂肪酸トリエタノールアξン塩と特
定のベタイン系両性界面活性剤とさらに特定のア二オン
性界面活性剤との三戒分を組み合わせ使用することによ
り、低刺激性で皮膚自体への脱脂がみられず、しかも起
泡性、泡質、泡沫安定性および洗浄力などにすぐれ、そ
のうえ洗浄後のすすぎ性が良好でぬめり感がなく、乾燥
後につっぱり感やかさつき感などが一切残らない、洗い
上がりの非常にさっぱりした液状洗浄剤が得られるもの
であることを知り、本発明を完成するに至った. すなわち、本発明は、つぎの三成分(al;(a):(
a)  ラウリン酸、ミリスチン酸、パルくチン酸およ
びオレイン酸の四種の脂肪酸を含み、これら以外の脂肪
酸含量が8重量%以下である混合脂肪酸のトリエタノー
ルアミン塩lO〜40重量% (b) 炭素数7〜17のアルキル基またはアルケニル
基を持つ2−アルキルまたは2−アルケニルーN−カル
ボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイ5ダゾリニウム
ベタイン1〜10重量% (c)  炭素数7〜17のアルキル基またはアルケニ
ル基を持つアルキルまたはアルケニルメチルタウリン1
−10重量% を有効成分として含有することを特徴とする身体用液状
洗浄剤組或物に係るものである。
また、本発明では、上記の三戒分(a)〜(e)に加え
て、つぎの或分(d)および/または(e》;(d) 
 炭素数8〜l8のアルキル基またはアルケニル基を持
つアルキルまたはアルケニルジメチルアミンオキシド0
. 1〜5重量%(81  ホホバ油o.oi〜5重量
%を含有する身体用液状洗浄剤組或物をも提供すること
ができる. ところで、本出願人は、本発明の完成に先立って、炭素
数8〜22の脂肪酸トリエタノールアミン塩と、本発明
の成分山)に相当するベタイン系両性界面活性剤と、さ
らにアルキルまたはアルケニルージメチルアミノ酢酸ベ
タインなどとを併用した液状洗浄剤が、起泡力やすすぎ
性にすぐれ、またぬめり感が少なく低脱脂性であるなど
の性能を具備することを知り、これを本発明の先行発明
として、既に出願している(特開昭62−205198
号公報). 本発明は、この先行発明をさらに改良し、或分(a)の
脂肪酸トリエタノールアごン塩に特定の脂肪酸組或を有
するものを用いる一方、これと戒分中》のベタイン系両
性界面活性剤と組み合わせる第三成分に、上記のアルキ
ルまたはアルケニルメチルタウリンを使用することによ
り、またこれら三成分にさらに上記の戒分(dlおよび
/または成分(e)を加えることにより、上述の性能が
一層改善され、特にぬめり感がより一段と少なくなって
、身体用液状洗浄剤に望まれる前述の諸性能をいずれも
高度に満足させうろことを見い出し、本発明の完威に至
ったものである。
〔発明の構或・作用〕
本発明において用いられる成分(a)の脂肪酸トリエタ
ノールアミン塩は、ラウリン酸、ξリスチン酸、パル壽
チン酸およびオレイン酸の四種の脂肪酸を含み、これら
以外の脂肪酸の合計含量が8重量%以下、好適には6重
量%以下である混合脂肪酸のトリエタノールアミン塩で
ある. ここで、ラウリン酸とくリスチン酸は起泡速度や起泡量
に関与し、またパルξチン酸は泡質の改善に効果があり
クリーミー性つまり均一乳化性を付与し、さらにオレイ
ン酸は泡質の改善と低温流動性の向上に寄与する.この
ことから、このような特定の脂肪M&lltcよりなる
混合脂肪酸のトリエタノールア逅ン塩を用いると、起泡
性、泡質、低温流動性などの諸性能に非常に好ましい結
果が得られるようになる。
全脂肪酸中に占める上記四種の脂肪酸の割合としては、
上述の作用機能をより良く発揮させる観点から、一般に
、.ラウリン酸15〜50重量%、ミリスチン酸10〜
15重量%、パルミチン酸15〜25重量%、オレイン
酸22〜37重量%の範囲内にあるのが好ましい. ラウリン酸とミリスチン酸が過少では起泡性が低下し、
過多では泡の粒子が大きくなってきめが粗くなり低温で
固化しやすくなる。バルミチン酸が過少では泡の質、特
にきめ細かさがなくなり、過多では起泡性を低下させ固
化しやすくなる。オレイン酸が過少では低温流動性が向
上せず、過多では粘度を低下させすぎる。
脂肪酸組威を上述の如く設定するには、天然植物油や動
物油、水産物油の加水分解などの手段にて得られる高純
度の各脂肪酸を用いて、これらを所定割合で混合すれば
よい.なお、市販の高純度オレイン酸は、オレイン酸含
量が約80重量%以上とされ、通常リノール酸が8重量
%以下、リノレン酸が2重量%以下、これら以外の不飽
和酸が5重量%以下、ラウリン酸、ミリスチン酸および
パルミチン酸以外の飽和酸が5%重量%以下含まれてい
る.しかし、この市販オレイン酸は無臭に近く、色相も
APHAで100以下の無色に近く、さらに熱安定性に
もすぐれているように、これを用いて上述の如く混合脂
肪酸を調製してもなんら支障をきたすことはない. 本発明において用いられる成分(b)のベタイン系両性
界面活性剤は、炭素数7〜17のアルキル基またはアル
ケニル基を持つ2−アルキルまたは2一アルケニルーN
−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリ
ニウムベタインであり、一般に、炭素数8〜18の脂肪
酸とヒドロキシエチルイミダゾリンとモノクロル酢酸ナ
トリウムとから誘導されるものである.上記の脂肪酸と
しては、たとえばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、ヤシ油脂肪酸、オレイン酸などの
単独またはこれらの混合脂肪酸が用いられるが、これら
の中でも、ラウリン酸やミリスチン酸は、洗浄剤組底物
の起泡性を大きくするため、特に好ましい. 本発明において用いられる或分(c)のアニオン性界面
活性剤は、炭素数7〜17のアルキル基またはアルケニ
ル基を持つアルキルまたはアルケニルメチルタウリンで
あり、一般に、炭素数8〜l8の脂肪酸とメチルタウリ
ンのアルカリ塩との反応により得ることができる.上記
の脂肪酸としては、ヤシ油脂肪酸やラウリン酸が好まし
く、これらの脂肪酸を用いると、洗浄剤1l戒物の起泡
性の面で好ましい結果が得られる. 本発明では、上記の三成分(al;(a)を組み合わせ
使用することを特徴とし、これにより脱脂力やぬめり感
が緩和され、かつ身体用洗浄剤として必要な起泡力、泡
質、洗浄力などが確保され、またすすぎ性が良好となる
などの種々の作用効果が奏し得られるものである.これ
に対し、たとえば、或分(a)と戒分(c)だけの組み
合わせでは、泡質や起泡性は良好でも過度の脱脂力とな
り、また成分(a)と成分(b)だけの組み合わせでは
、脱脂力は抑えられても充分な起泡力が得られない。
本発明において、上述の如き作用効果を得るための各或
分の配合量としては、成分(a)では10〜40重量%
、好適には15〜35重量%、或分(blでは1〜10
重量%、好適には2〜8重量%、成分(c)では1−1
0重量%、好適には2〜8重量%となるようにするのが
よい。
戒分(a)がlO重量%未満ではぬめり感が残ったり起
泡性やすすぎ性が悪くなり、40重量%を超えると脱脂
力が強くなる.また、或分(b)が1重量%未満では脱
脂力が強くなり、10重量%を超えると粘性が大きくな
って取り扱いにくくなる.さらに、或分(0)が1重量
%未満では起泡性が低下し、lO重量%を超えると脱脂
力が強くなり刺激性に問題を生じてくる。
本発明においては、上記の三成分(a);(a)のほか
に、(d)炭素数8〜l8のアルキル基またはアルケニ
ル基を持つアルキルまたはアルケニルジメチルアξンオ
キシドや、(e)ホホバ油を、配合することができる。
すなわち、戒分(d)は起泡力を大きくしたり泡に腰を
与え、また或分(81は加脂戒分や保湿成分として洗い
上がり後のさっぱり感のうえにしっとり感を与える働き
があり、これら成分の一方または両方の使用により、前
記した本発明の作用効果をさらに一段と高めることがで
きる.成分(dlのアミンオキシドは、ヤシ油脂肪酸や
ラウリン酸などを代表例とする炭素数8〜l8の脂肪酸
とジメチルアξンオキシドとの反応により、得ることが
できる。また、或分(e)のホホバ油は、天然に産する
ホホバの種子より得られる液状油を蒸留などの方法で精
製してなるもので、高級不飽和脂肪酸と高級不飽和アル
コールとのエステル混合物であって、炭素数38〜44
のエステルが全体の95重量%を占めており、その主成
分は炭素数42のエステルである. このような成分(d), (elを用いる場合の配合量
としては、成分(d)では0.1〜5重量%、好ましく
は0.1〜3重量%であり、成分(e)では0.01〜
5重量%、好ましくは0.05〜3重量%である.或分
(d>が0. 1重量%未満であったり、或分(a)が
0.01重量%未満であると、これらの使用による効果
が充分に発揮されない。また、戒分(d)が5重量%を
超えると、皮膚に対し刺激性がでてくるおそれがあり、
さらに成分(e)が5重量%を超えると、油性或分でも
あり、液の安定性、たとえば分離などの原因となるおそ
れがある. 本発明の身体用液状洗浄剤組戒物は、上述の三成分(a
);(a)あるいはこれらと上記の戒分(d)および/
または(e)を含有してなるものであるが、この組戒物
の5重量%水溶液のpHとしては、7.3〜9.3、好
適には7.5〜8.5の範囲に調整されているのがよい
。上記pHが7.3より低くなると、ぬめり感が強くな
ったり起泡性が低下し、5.5付近になると液の分離が
生じ、また9.3を超えるとアルカリ性が強くなって脱
脂力が大きくなる。
このようなpHの調整は、各戒分を混合するだけで達威
されることもあるが、そうでない場合あるいはその場合
でも、硫酸、塩酸、りん酸などの酸や、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、トリエタノールアξンなどの塩基
を用いて、上記範囲内の適性な値に調整することができ
る。
本発明の身体用液状洗浄剤組或物には、必要により、本
発明の効果を妨げない範囲内で、従来公知の洗浄活性或
分や、油性戒分、乳化可溶化剤、増粘剤、酸化防止剤、
金属封鎖剤、結晶調整剤などの各種の添加剤を配合して
もよい. 洗浄活性成分としては、公知のアルキlレ硫酸エステル
塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、アシ
ル化ザルコシン塩、スルホコハク酸ポリ′オキシエチレ
ン脂肪酸エタノールアξドエステル塩、アルキルアミノ
酸塩、アシル化アξノ酸塩、脂肪酸モノグリセリド硫酸
エステル塩、塩化ペンザルコニウム、塩化アルキルトリ
メチルアンモニウム、ポリオキシェチレンアルキルエー
テル、ボリオキシエチレン脂肪酸エステル、ボリオキシ
エチレンプロピレン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノー
ルアミド、アルキルジヒドロキシエチルアミンオキシド
、ポリオキシェチレンアルキルア≧ン、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられる。
また、油性或分としては、高級脂肪酸エステル、高級ア
ルコール、流動バラフィンなどがあり、乳化可溶化剤と
しては、各種のノ二オン類、たとえばモノステアリン酸
ボリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレン
グリコール、ボリエチレンノニルフェノールエーテル、
ポリエチレンラウリルエーテル、ポリエチレンセチルエ
ーテル、ポリエチレンステアリルエーテル、ボリエチレ
ンオレイルエーテル、モノラウリン酸ポリオキシエチレ
ンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソル
ビタンなどが挙げられる。
さらに、増粘剤としては、ポリビニルアルコール、アル
ギン酸ソーダなどの水溶性高分子化合物が、酸化防止剤
としては、ジブチルヒドロキシトルエン、プチルヒドロ
キシアニソールなどが、金属封鎖剤としては、エチレン
ジアミンテトラ酢酸またはそのアルカリ金属塩、ヒドロ
キシエタンジホスホン酸またはそのアルカリ金属塩など
が、結晶調整剤としては、エチレングリコールステアリ
ン酸のモノまたはジエステルなどが、それぞれ挙げられ
る。
本発明の身体用液状洗浄剤組威物の調製は、たとえば成
分(b). (c)またはこれに成分(d)を加えた水
溶液に40℃以上の加温下で成分(a)を配合し、また
必要により成分(e)や前記した各種の添加剤を順次配
合し、これらを均一に混合溶解したのち、冷却するとい
った方法で行えばよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の身体用液状洗浄剤組或物は、良
好な起泡性を有してかつ泡質がきめ細かく腰があり、泡
沫安定性や洗浄力にすぐれ、しかも洗浄後のすすぎ性が
良好でぬめり感がなく、乾燥後につっぱり感やかさつき
感などが残らないさっぱりした洗い上がりが得られ、そ
のうえ刺激性がなく皮膚自体への脱脂がほとんどみられ
ないといった種々の利点を有しており、このためボディ
ーシャンプー用として最適であり、他に洗顔用、頭髪用
、手洗い用、ひげそり用などに使用する洗浄剤として好
適である. 〔実施例〕 つぎに、本発明の実施例を記載して具体的に説明する。
以下、部および%とあるのは、それぞれ重量部および重
量%を意味する。
実施例1〜8 く戒分《a》〉 市版ラウリン酸〔日本油脂特製のNAA− 1 22;
純度99%〕、市販ξリスチン酸〔日本油脂側製のNA
A−142;純度99%〕、市販パルよチン酸〔日本油
脂■製のNAA−160;純度98%〕、市販オレイン
酸〔日本油脂■製のエクストラオレイン−80R:純度
86%〕を所定の重量比で混合して、下記の脂肪酸組戒
を有する二種の混合脂肪酸AI.A2を調製した.9混
合脂肪酸A1; ラウリン酸 : ξリスチン酸: パル竃チン酸: オレイン酸 : 他の脂肪酸 : 9混合脂肪酸A2; ラウリン酸 = 49重量% ミリスチン酸: ll重量% バルミチン酸= 22重量% オレイン酸 = 16重量% 他の脂肪酸 :  2重量% 上記の混合脂肪酸AIと市販トリエタノニルアミン〔日
本触媒化学工業■製のTEA :純度99%〕との反応
で得たトリエタノールアミン塩〔以下、成分(al−1
という〕、または上記の混合脂肪酸A2と上記の市販ト
リエタノールアξンとの反応で得たトリエタノールア亀
ン塩〔以下、−成分(a) − 232重量% 11重量% 21重量% 32重量% 4重量% という〕を使用した。
く成分伽》〉 ヤシ油脂肪酸〔日本油脂側製のNAA− 3 1 2〕
を脂肪酸原料としたイごダゾリニウムベタイン〔日本油
脂側製のニツサンアノンGLM−R ;30%水溶液〕
を用いた. 〈成分(c)〉 ヤシ油脂肪酸〔日本油脂■製のNAA−4 1 5〕を
脂肪酸原料としたメチルタウリンナトリウム〔日本油脂
■製のニッサンダイヤボンK−SF;30%水溶液〕を
用いた. 〈成分cd》〉 ラウリルジメチルアミンオキシド〔日本油脂特製のニッ
サンユニセーフA−LM: 3 5%水溶液〕を用いた
. く戒分(e)〉 精製ホホバ油〔香栄興業■製;無色透明の油状液体〕を
用いた. 〈他の或分〉 ポリエチレングリコールモノステアレートからなる乳化
可溶化剤〔日本油脂■製のノニオンS−40;100%
粉末〕と、エチレングリコールジステアレートからなる
結晶調整剤〔日本油脂■製のユニスターE−286:1
00%粉末〕との重量比l:lの混合物を用いた. 上記の各戒分を用いて、組威物全体中に占める各成分〈
有効分)の重量百分率が後記の第1表に示す値(残りは
水〉となるように、まず成分(b).(0)またはこれ
に或分(d)を加えた水溶液を50℃の温度に加温しな
がら、これに戒分(a)−1または(a) − 2を配
合し、ついでこれにさらに上記他の成分またはこれと戒
分(elとを配合し、これらを均一に混合溶解したのち
、冷却することにより、本発明の8種の身体用液状洗浄
剤組或物を調製した。
比較例1〜4 第1表に示すように、戒分(b), (c)のうちのい
ずれか一方を除き、その他の組威および調製手順などに
ついては、上記の実施例1〜8と同様にして、比較用と
しての4種の身体用液状洗浄剤組或物を調製した. 以上の実施例l〜8および比較例1〜4の各液状洗浄剤
組或物につき、以下の評価を行った。その結果を後記の
第1表に示す. 〈粘度〉 各組底物200gを20℃の恒温槽に2時間以上つけた
のち、B型回転粘度計にて測定した。
〈流動点〉 試験管にとった各組底物を冷却浴中の外管に入れて規定
の方法で冷却し、試験管内の温度が2.5℃下がるごと
に試験管を取り出して観察し、&l1戒物が規定時間内
で全く動かなくなったときの温度を読みとり、この温度
より2.5℃高い温度を流動点とした. 〈5%水溶液のpi{> 各組戒物を10gとり、全有効分が5%濃度となるよう
に蒸留水で希釈し、pHメーターを用いて測定した. く起泡力〉 各組威物を全有効分が1.0%濃度となるように水で希
釈し、このものにつき、ロス・マイルス法により、40
℃での泡高(m)を測定した。測定値は調製直後の値で
あり、この値が高いほど起泡性にすぐれている. 〈洗浄力〉 各組戒物を全有効分が2.0%濃度となるように水で希
釈し、この水溶液を用いて、リーナツ試験法に準じ、人
工汚垢を40℃で5分間洗浄したときの洗浄前後の重量
より洗浄率(%)を求め、洗浄力を評価した。
なお、人工汚垢としては、トリオレイン、コレステロー
ル、スクアレンおよびパルミチン酸を、カーボンブラッ
クと混合分散し、この液に浸漬汚染して風乾した汚染布
を用いた. 〈すすぎ時のすすぎ性およびぬめり感〉20〜40才の
パネラー10名に、各&Il威物5mlを浴用スポンジ
上にとったものを用い、約40℃の温湯で手指および前
腕部を3回ずつ洗浄させて、以下の如く評価した. すすぎ性は、洗浄後水で3回流したときの消泡状態の早
いものを、ぬめり感は、ぬめりの少ないものを、それぞ
れ良好とし、つぎの4段階の評価基準に基づいて、両者
ともぬれた状態で評価し、パネラー10名の平均値で示
した. 9すすぎ性;4点:良好 3点:やや良好 2点:やや悪い l点:悪い Sぬめり感;4点:ない 3点:ほとんどない 2点:ややある 1点:明らかにある 上記のすすぎ性の評価を行ったのち、洗い上がり後に、
それぞれつぎの4段階の評価基準で評価し、パネラー1
0名の平均値で示した。
S脱 脂 性;4点:良い 3点:やや良い 2点:やや悪い 1点:悪い 3点:ほとんどかさつかない 2点:ややかさつく 1点:かさつく 上記の第1表から明らかなように、本発明の洗浄剤組或
物は、いずれも洗浄時の起泡性および洗浄性にすぐれる
うえに、洗浄後のすすぎ性が良好でぬめり感が残らず、
しかも過度の脱脂力、それからくるかさつき感もなく、
さっぱりと仕上がるため、ボディー用、洗顔用、手洗い
用、ひげそり用、頭髪用などに非常に適したものである
ことがわかる.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)つぎの三成分(a)〜(c); (a)ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸および
    オレイン酸の四種の脂肪酸を含み、これら以外の脂肪酸
    含量が8重量%以下である混合脂肪酸のトリエタノール
    アミン塩10〜40重量% (b)炭素数7〜17のアルキル基またはアルケニル基
    を持つ2−アルキルまたは2−アルケニル−N−カルボ
    キシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベ
    タイン1〜10重量% (c)炭素数7〜17のアルキル基またはアルケニル基
    を持つアルキルまたはアルケニルメチルタウリン1〜1
    0重量% を有効成分として含有することを特徴とする身体用液状
    洗浄剤組成物。
  2. (2)三成分(a)〜(c)のほかに、つぎの成分(d
    )および/または(e); (d)炭素数8〜18のアルキル基またはアルケニル基
    を持つアルキルまたはアルケニルジメチルアミンオキシ
    ド0.1〜5重量% (e)ホホバ油0.01〜5重量% を含有してなる請求項(1)に記載の身体用液状洗浄剤
    組成物。
JP1154995A 1989-06-17 1989-06-17 身体用液状洗浄剤組成物 Pending JPH0320212A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05148500A (ja) * 1991-11-26 1993-06-15 Yuho Chem Kk 液体石鹸組成物
JP2019504917A (ja) * 2016-02-05 2019-02-21 ラボラトワール アニオ 化粧品及び医薬品業界における洗浄のための洗剤組成物

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JPH05148500A (ja) * 1991-11-26 1993-06-15 Yuho Chem Kk 液体石鹸組成物
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