JPH0320205Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0320205Y2
JPH0320205Y2 JP4685487U JP4685487U JPH0320205Y2 JP H0320205 Y2 JPH0320205 Y2 JP H0320205Y2 JP 4685487 U JP4685487 U JP 4685487U JP 4685487 U JP4685487 U JP 4685487U JP H0320205 Y2 JPH0320205 Y2 JP H0320205Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stay
mirror
vehicle
windshield
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4685487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63154347U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4685487U priority Critical patent/JPH0320205Y2/ja
Publication of JPS63154347U publication Critical patent/JPS63154347U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0320205Y2 publication Critical patent/JPH0320205Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、車両用インサイドミラー、特にミラ
ーを有するミラーハウジングを枢支したステーと
フロントガラスとの間に防振機構を設けた車両用
インサイドミラーに関する。
《従来の技術》 従来、車両に取付けられたインサイドミラーの
ステーとフロントガラスとの間に防振機構を縮設
し、ミラーの振動を減少させ、視認性を高める構
造とし第3図に示すような構成が開示されてい
た。この構成は、ミラーaを有するミラーハウジ
ングbを回動可能に枢支したステーcと、該ステ
ーcのフロントガラスd側に突設された突起eに
嵌合孔gを嵌合されてフロントガラスdとステー
cとの間に縮設された防振機構fを備えていた。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、前述した車両用インサイドミラ
ーでは、ゴム等の弾性部材で形成した防振機構を
ステーとフロントガラスとの間に縮設し、ステー
の振動を減少させていたが、この防振機構の弾性
は硬度がある程度高い方が防振効果が高いという
特徴を備えていた。
ところが、最近の車両形状のように、ステーと
フロントガラスとの間隙が狭い場合には防振機構
の硬度が高いと、ステーの衝撃が加わつた時に防
振機構が変形せず、この為にステーが脱落しにく
くなり、運転者に損傷を与える場合があつた。
それを解決する為に防振機構の弾性硬度を低下
させると防振効果が不充分となり視認性を低下さ
せるという問題点があつた。
本考案は、前記した従来の技術の問題点に鑑み
なされたもので、車両用インサイドミラーのステ
ーとフロントガラスとの間に配設される防振機構
を通常の使用時においては、所望の硬度でステー
とフロントガラスとの間に配設し、ミラーに衝撃
が加わつた時に変形し、その衝撃を吸収するよう
に成した車両用インサイドミラーを提供すること
を目的とする。
《問題点を解決するための手段》 本考案の車両用インサイドミラーは、ミラーを
有するミラーハウジングと、該ミラーハウジング
を回動自在に枢支したステーと、前記ステーを車
体に脱落可能に取付けたベースと、前記ステーと
フロントガラスとの間に設けた防振機構とより成
る車両用インサイドミラーにおいて、前記防振機
構は、ステーのミラー側先端部分のフロントガラ
ス側に突設されてテーパー部を介して先端側に小
径棒状部を有する突起と、前記突起の小径棒状部
に圧入されて前記テーパー部に圧接するテーパー
部を有する円筒状弾性部材とからなることを特徴
とする。
《作 用》 本考案における防振機構はフロントガラスに圧
接された円筒状弾性部材をステーに一体に形成さ
れた突起の小径棒状部を圧入し、そのテーパー部
をステーとフロントガラスと円筒状弾性部材の中
空周壁に形成したテーパー部に圧接するようにし
ている。そして通常使用時には車両の微振動は円
筒状弾性部材によつて吸収し衝撃を受けたときに
ステーの突起が円筒状弾性部材の内部にめり込む
ことによつて衝撃を吸収する。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。第1図は、本考案の車両用イン
サイドミラーの取付状態を示した側面図、第2図
は本考案の拡大側面図である。
図示するように、本考案の車両用インサイドミ
ラーは、ミラー1を有するミラーハウジング2
と、該ミラーハウジング2を回動自在に枢支した
ステー3と、該ステー3を車体5に脱落可能に取
付けるベース4と、前記ステー3とフロントガラ
ス6との間に設けられた防振機構7とより成る。
前述の防振機構7は円筒状弾性部材71と該円
筒状弾性部材71に圧入され、ステー3に一体に
形成された突起72とを備えている。
円筒状弾性部材71は、ゴム等の弾性体で形成
され一端をフロントガラス6に当接させ中央に中
空部71aを有している。
この中空部71aのステー3側にはテーパー7
1bを形成している。突起72はステー3のミラ
ー1側でかつフロントガラス6側に突設され前記
円筒状弾性部材71の中空部71aに圧入嵌合さ
れる小径棒状部72aを有している。そして、小
径棒状部72aとの間にテーパー部72bを形成
している。
上記構成の防振機構7は、通常使用時には小径
棒状部72aが円筒状弾性部材71の中空部71
aに圧入され、互のテーパー部71bと72bを
圧接した状態でステー3に形成した突起72とフ
ロントガラス6との間に縮設されている。この状
態では、円筒状弾性部材71の中空部71aに形
成されているテーパー71bと突起72に形成さ
れたテーパー72bとが圧接状態に有り防振効果
が充分得られる硬度を有している。
次に、ミラー1を有するミラーハウジング2等
に衝撃が加わるとその衝撃力が防振機構7に加わ
り突起72がテーパー71bと72bの面に沿つ
て円筒状弾性部材71に圧入され、その変形によ
つて外部からの衝撃力を吸収する。
《考案の効果》 上述した実施例からも明らかなように本考案の
車両用インサイドミラーによればステーとフロン
トガラスとの間に設けられた防振機構を衝撃を受
けた時にのみ変形するように構成することによつ
て、通常使用時にはフロントガラスとの間に適当
な硬度と圧力を加え、車両の振動等によるミラー
の微振動を防止し視認性を高め、かつ、ミラーに
衝撃が加わつた時には防振機構の一部が変形し、
その衝撃力を吸収することによつてミラーあるい
は衝撃物、人の損傷を軽減する等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は、本考案の車両用インサイ
ドミラーを示したもので、第1図は車両への取付
状態を示した側面図、第2図は第1図の拡大側面
図、第3図は従来の車両用インサイドミラーの一
例を示す側面図である。 1……ミラー、2……ミラーハウジング、3…
…ステー、4……ベース、5……車体、6……フ
ロントガラス、7……防振機構、71……円筒状
弾性部材、72……突起、72a……小径棒状
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーを有するミラーハウジングと、該ミラー
    ハウジングを回動自在に枢支したステーと、前記
    ステーを車体に脱落可能に取り付けたベースと、
    前記ステーとフロントガラスとの間に設けられた
    防振機構とより成る車両用インサイドミラーにお
    いて、前記防振機構は、ステーのミラー側先端部
    分のフロントガラス側に突設されてテーパー部を
    介して先端側に小径棒状部を有する突起と、前記
    突起の小径棒状部に圧入されて前記テーパー部に
    圧接するテーパー部を有する円筒状弾性部材とか
    らなることを特徴とする車両用インサイドミラ
    ー。
JP4685487U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH0320205Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4685487U JPH0320205Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4685487U JPH0320205Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63154347U JPS63154347U (ja) 1988-10-11
JPH0320205Y2 true JPH0320205Y2 (ja) 1991-04-30

Family

ID=30866903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4685487U Expired JPH0320205Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0320205Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63154347U (ja) 1988-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0320205Y2 (ja)
JPS60178228U (ja) ラジエ−タサポ−ト
JPH01314624A (ja) ラジエータのロア支持装置
JPS6115322Y2 (ja)
JP2935128B2 (ja) サスペンション装置のマウント
JPH0134903Y2 (ja)
JPH019746Y2 (ja)
JPH02582B2 (ja)
JPS595609Y2 (ja) 車輪懸架装置のためのア−ム組立体
JPH0386873U (ja)
JPS6326292Y2 (ja)
JPH0247066Y2 (ja)
JP2517000Y2 (ja) 自動車用センターバイザの取付構造
JPS60150340U (ja) Ff車用エンジンマウント
JP3892155B2 (ja) 防振マウントの取付構造
JPS63154346U (ja)
JPH0349435U (ja)
JPH0324919Y2 (ja)
JPH01166154U (ja)
JPS6341223Y2 (ja)
JPS63156848U (ja)
JPS60169010U (ja) ホロ−スプリング
JPS5848884Y2 (ja) 車輪懸架装置の揺動ア−ムのための連結構造
JPH02124774U (ja)
JP2000043528A (ja) バウンドバンパー