JPH03200772A - アルカン酸アミド誘導体及び除草剤 - Google Patents

アルカン酸アミド誘導体及び除草剤

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JPH03200772A
JPH03200772A JP34328689A JP34328689A JPH03200772A JP H03200772 A JPH03200772 A JP H03200772A JP 34328689 A JP34328689 A JP 34328689A JP 34328689 A JP34328689 A JP 34328689A JP H03200772 A JPH03200772 A JP H03200772A
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JP
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alkyl
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atom
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JP34328689A
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Nobuhide Wada
信英 和田
Sumio Yokota
横田 純生
Ryo Yoshida
涼 吉田
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Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、除草剤として有用で、新規なアルカン酸アミ
ド誘導体及びこれを含有する水田、#及び非農耕地等に
適用できる除草剤に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)近年数
多くの除草剤が開発され、実用化されるに至り、Q作業
の省力化、生産性の向上に寄与してきた。しかし、これ
ら除草剤も実際の使用場面では、除草効果及び安全性の
点で種々の問題点を有している。特に、ハマスゲ、ジョ
ンソングラス等の多年生雑草は非常に防除困難な雑草と
して、世界の農耕地に広く分布しており、これら雑草を
防除する為に種々の除草剤が使用されてきたが、除草効
果の確実性及び作物への安全性等の点で必ずしも満足で
きるものではなく、更に改良された除草剤の出現が望ま
れている。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは上記の目的を達成するため数多くのアルカ
ン酸アミド誘導体を合成し、それらの有用性について鋭
意検討した。その結果、下記−形式(1)で表される新
規のアルカン酸アミド誘導体及びその塩が高い除草活性
と選択性を有することを見いだし本発明をなすに至った
(式中 R+は水素原子、アルキル基、シクロアルキル
基、アラルキル基、フェニル基、置換フェニル基または
アシル基を示し、RRは水素原子またはアルキル基を示
し、R3及びR4は同一または相異なり、水i原子、低
級アルコキシ基、ハロゲン置換アルコキシ基、ハロゲン
原子、低級アルキル基、アミノ基または置換アミノ基を
示し R6はシアノ基、式R’O(式中、R6は水素原
子。
アルキル基またはアルケニル基を示す、)で表される基
または式R’5OI(式中、R7はアルキル基、置換ア
ルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、フェニル
基、I!換フェニル基、ベンジル基、ナフチル基、ピリ
ジル基、ピラゾリル基、チエニル基、イソオキサシリル
基またはベンズチアゾリル基を示す、)で表される基を
示し、Xは酸素原子、硫黄原子、またはイミノ基のいず
れかを示し、Zはメチン基または窒素原子を示す、)で
表されるアルカン酸アミド誘導体及びそれらの塩ならび
にこれを有効成分として含有することを特徴とする除草
剤を提供するものである。
次に、−形式(1)で示される本発明化合物の具体例を
あげる。化合物番号は以後の記載において参照される。
第1表つづき 第1表つづき 第1表つづき 第1表つづき 第1表つづき 第1表つづき 第1表つづき 本発明化合物は反応式(1)、(2)、(3)、(4)
および(5)で示す方法にて製造することができる。し
かし、これらの方法に限定されるものではない。
反応式(1) %式%(1) (式中、Yはハロゲン原子を意味し H+、Rt、R3
、R’、R”、XおよびZは前記で定義したものと同じ
意味を示す、) 一般式〔頁〕で示される化合物は、反応式(1)中の一
般式(A)で示される化合物と一般式(B)で示される
化合物とを当量以上、好ましくは2等量以上の塩基の存
在下、適当な溶媒中で室温から溶媒の沸点の範囲で0.
5〜24時間反応させることにより製造することができ
る。塩基としては金属ナトリウム、金属カリウム等のア
ルカリ土属類、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水
素化カルシウム等の水素化アルカリ金属及び水素化アル
カリ土類金属類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のア
ルカリ金属炭酸塩類、水酸化ナトリウム。
水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属類、トリエチル
アミン、ピリジン等の有機アミン類が使用できる。2当
量以上の塩基を使用した時は1反応後に酸性にして一般
式(1)で示す化合物を得ることができる。また、溶媒
としてはベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素系
溶媒、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化
水素系溶媒、メタノール、エタノール、インプロパツー
ル等のアルコール系溶媒、エチルエーテル、テトラハイ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒。
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒、酢酸
メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド等の非プロトン性極性溶媒。
その他アセトニトリル、水等が使用できる。
反応式(2) %式%) (式中、Lはハロゲン原子、アルキルスルホニル基、ベ
ンジルスルホニル基または置換ベンジルスルホニル基を
意味し、R11は水素原子、アルキル基、シクロアルキ
ル基、アラルキル基、フェニル基、置換フェニル基を示
す R1,R3,R4,R5゜Xおよび2は前記で定義
したものと同じ意味を示す、) 一般式〔■′〕で示される化合物は、反応式(2)中の
一般式(C)で示される化合物と一般式(D)で示され
る化合物とを当量以上、好ましくは2等量以上の塩基の
存在下、適当な溶媒中で室温から溶媒の沸点の範囲で0
.5〜24時間反応させることにより製造することがで
きる。塩基としては金属ナトリウム、金属カリウム等の
アルカリ金属類、水素化ナトリウム、水素化カリウム、
水素化カルシウム等の水素化アルカリ金属及び水素化ア
ルカリ土類金属類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の
アルカリ金属炭酸塩類、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等の水酸化アルカリ金属類、トリエチルアミン、ピ
リジン等の有機アミン類が使用できる。2当量以上の塩
基を使用した時は1反応後に酸性にして一般式〔I′〕
で示す化合物を得ることができる。また、溶媒としては
ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶媒。
塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素系
溶媒、メタノール、エタノール、イソプロパツール等の
アルコール系溶媒、エチルエーテル。
テトラハイドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒
、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒、酢
酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキ
シド等の非プロトン性極性溶媒、その他アセトニ1リル
、水等が使用できる。
反応式(3) %式%) (式中、R”、R3,R’、R’、Ra、XおよびZは
前記で定義したものと同じ意味を示す、)−形式〔I°
〕で示される本発明化合物は1反応式(3)中の一般式
(E)で示される化合物と一般式(F)で示される化合
物とを適当な溶媒中で、等量以上の縮合剤と等量以上の
塩基を加えて。
0℃から溶媒の沸点の範囲の温度で0.5〜24時間反
応させることによって製造することができる。縮合剤と
してはシュウ酸ジクロライド、クロロ炭酸エステル、カ
ルボニルジイミダゾール、シアノリン酸エステル、カル
ボジイミド類等が使用できる。溶媒としてはベンゼン、
トルエン、キシレン等の炭化水素系溶媒、塩化メチレン
、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素系溶媒、エーテ
ル。
エチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等のエーテル類、ジメチルホルムアミド、アセトニ
トリル等の非プロトン性極性溶媒類が使用でき、塩基と
しては金属ナトリウム、金属カリウム等のアルカリ金属
類、水素化ナトリウム。
水素化カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ
金属及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属類、トリ
エチルアミン、ピリジン等の有機アミン類が使用できる
反応式(4) %式%) (式中、R2、R3、R’、R’、R’、XおよびZは
前記で定義したものと同じ意味を示す。)反応式(4)
中の一般式〔1′〕で示される化合物は、−形式(E)
で示される化合物と一般式(G)で示される化合物とを
適当な溶媒中で、室温から溶媒の沸点の温度範囲内で5
分〜10時間反応させることによるかまたは、触媒量か
ら当モル以上の塩基の共存下で反応させることによって
製造することができる。ここに溶媒としてはベンゼン、
トルエン、キシレン等の炭化水素系溶媒。
塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素系
溶媒、エチルエーテル、エチレングリコールジメチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶
媒、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒、その
他アセトニトリル等が使用できる。塩基としては金属ナ
トリウム、金属カリウム等のアルカリ金属類、水素化ナ
トリウム、水素化カリウム、水素化カルシウム等の水素
化アルカリ金属及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム等の炭酸塩類
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカ
リ金属類、その他トリエチルアミン、ピリジン等の有機
アミン類が使用できる。
塩基を使用したときは、反応後に酸性にして一般式〔1
′〕で示される化合物を得ることができる。
反応式(5) %式% (式中、M”はアルカリ金属、アルカリ土類金属あるい
は有機アミン等のカチオンを示す(Pはカチオンの電荷
によりl〜2を示す)、また R1、R2、R3、R4
、R’、XおよびZは前記で定義したものと同じ意味を
示す、) 反応式(5)中の一般式〔■〕で示される化合物は一般
式(1)で示される化合物と塩基とを溶媒中で室温から
溶媒の沸点の温度範囲内で5分〜10時間反応させるこ
とによって製造することができる。ここに溶媒としては
ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶媒、塩
化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素系溶
媒、メタノール、エタノール等のアルコール系溶媒、エ
チルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒、酢酸
メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒、その他アセト
ニトリル、水等が使用できる。塩基としては金属ナトリ
ウム、金属カリウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム、水素化カルシウム等の水素化ア
ルカリ金属及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム等の炭酸塩類、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金
属類、その他1級、2級および3級の有機アミン類が使
用できる。
次に製造法の具体例を挙げて説明する。
実施例1 N−メチルスルホニル2− (4,6−シメトキシー2
−ピリミジニル)チオ−3−メチル酪酸アミドの製造法 4.6−シメトキシー2−メルカプトピリミジン9.5
g、無水炭酸カリウム10.3g、N−メチルスルホニ
ル2−ブロモ−3−メチル酪酸アミド13.5g、N、
N−ジメチルホルムアミド100mAを丸底フラスコに
取り、120℃で3時間撹拌した。その後、この反応混
合物を氷水中に注ぎ、希塩酸でpHを約3に調整した後
、50m11の酢酸エチルで2回抽出した。この抽出液
を水洗後、無水硫酸ナトリウムで一夜乾燥させた。
無機塩を濾別した後、減圧下で溶媒を留去して粗結晶1
6.9 gを得た。これをトルエン中で再結晶して目的
化合物14.4gを得た。
融点141〜142℃。
実施例2 N−フェニルスルホニル 2− (4,6−シメトキシ
ー2−ピリミジニル)チオ−3−オキソ酪酸アミドの製
造法 4.6−シメトキシー2−メルカプトピリミジン1.1
g、60%水素化ナトリウム0.3g、N。
N−ジメチルホルムアミド20m11を丸底フラスコに
取り、撹拌して均一にした後、N−フェニルスルホニル
2−クロロ−3−オキソ酪酸アミド1.8gを加えた。
室温下で3時間撹拌後、この反応混合物を氷水中に注ぎ
、以下実施例1と同様にして粗結晶2.5gを得た。こ
れをトルエン中で再結晶して目的化合物1.6gを得た
融点163〜165℃。
実施例3 N−メチルスルホニル 2−(4,6−シメトキシー2
−s−トリアジニル)チオ−3−メチル酪酸アミドの製
造法 N−メチルスルホニル メチル酪酸アミド1.8g.3%水酸化ナトリウム水2
5gを丸底フラスコに取り、水冷下で46−シメトキシ
ー2−クロロ−s−トリアジン1。
6gを含んだアセトン溶液10mMを滴下した。
そのままの温度で1時間撹拌後,この反応混合物を氷水
中に注ぎ,希塩酸でPHを約3に調整し、50mffi
の酢酸エチルで2回抽出した.この抽出液を水洗後、無
水硫酸ナトリウムで一夜乾燥させた.無機塩を濾別した
後,減圧下で溶媒を留去して粗結晶2.8gを得た.こ
れをトルエン−ヘキサン混液中で再結晶して目的化合物
2.5gを得た.融点139〜142℃。
実施例4 N−エチルスルホニル2−(4.6−シメトキシー2−
ピリミジニル)チオ−3.3−ジメチル酪酸アミドの製
造法 2− (4.6−シメトキシー2−ピリミジニル)チオ
−3.3−ジメチル酪酸0.7g.1−エチル−3(3
°−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・ヒドロ
クロリド0.7g、エタンスルホンアミド0.3 gお
よびジクロロメタン20mllを丸底フラスコ中に取り
,室温下で12時間反応させた.これに水50mMを加
え、5%塩酸でpH3〜4に調整した後に分液し、更に
2回ジクロロメタンで抽出した.この抽出液を水洗後、
無水硫酸ナトリウムで一夜乾燥させた.無機塩を濾別後
、減圧下で溶媒を留去し粘稠液体0.8gを得た.これ
をカラムクロマトグラフにてwI製して白色結晶の目的
化合物0.5gを得た。
融点146〜147℃。
実施例5 N−メチルスルホニル 2− (4.6−シメトキシー
2−ピリミジニル)オキシ−33−ジメチル酪酸アミド
の製造法 2− (4.6−シメトキシー2−ピリミジニル)オキ
シ−3.3−ジメチル酪酸3.1g.  トリエチルア
ミン1.3gおよびN,N−ジメチルホルムアミド20
mAを丸底フラスコ中に取り,水冷下でシアノリン酸ジ
エチル2.2gを滴下した後、室温下で2時間反応させ
た。
メタンスルホンアミド1.2g、60%水素化ナトリウ
ム1.2gおよびN,N−ジメチルホルムアミド30m
Qを丸底フラスコに取り,これに予め調整しておいた2
− (4.6−シメトキシー2−ピリミジニル)オキシ
−3,3−ジメチル酪酸の反応混合物を水冷下で滴下し
た.滴下終了後に室温下で12時間反応させ,その後1
00℃に昇温して3時間反応させた。反応混合物を氷水
に注いだ後、5%塩酸でpH3〜4に調整し、酢酸エチ
ルにて2回抽出した。この抽出液を水洗後、無水硫酸ナ
トリウムで一夜乾燥させた。無機塩を濾別後、減圧下で
溶媒を留去し粘稠液体2.8gを得た。これをカラムク
ロマトグラフにて精製し。
淡黄色結晶の目的化合物2.2gを得た。
融点147〜150℃。
実施例6 N−メチルスルホニル2−シクロペンチル−2−(4,
6−シメトキシー2−ピリミジニル)チオ酢酸アミドの
製造法 2−シクロペンチル−2−(4,6−シメトキシー2−
ピリミジニル)チオ酢酸2.2g、1〜リエチルアミン
2.4g、シアノリン酸ジエチル1゜5g、メタンスル
ホンアミド0.8gおよびジクロロメタン30m11を
丸底フラスコに取り、室温下で12時間反応させた。こ
れに水50 m mを加え、5%塩酸でp H3〜4に
調整した後に分液し、更に2回ジクロロメタンで抽出し
た。この抽出液を水洗後、無水硫酸ナトリウムで一夜乾
燥させた。
無機塩を濾別後、減圧下で溶媒を留去し粗結晶2゜1g
を得た。これをトルエン−ヘキサン混液中で再結晶して
、淡褐色結晶の目的化合物1.7gを得た。融点141
〜142℃。
実施例7 N−(2−メトキシカルボニルフェニル)スルホニル 
2−(4−クロロ−6−メドキシー2−ピリミジニル)
オキシ酢酸アミドの製造法 2−(4−クロロ−6−メドキシー2−ピリミジニル)
オキシ酢酸1.5g、  トリエチルアミン0.7g、
ジクロロメタン20mjlを丸底フラスコに取り、室温
下で2−メトキシカルボニルベンゼンスルホニルイソシ
アナート1.7gを滴下し。
そのままの温度で2時間反応させた。これに水50m1
2を加え、5%塩酸でpH3〜4に調整した後に分液し
、更に2回ジクロロメタンで抽出したにの抽出液を水洗
後、?#、水硫酸ナトリウムで一夜乾燥させた。1#、
機塩を濾別後、減圧下で溶媒を留去し粗結晶2.2gを
得た。これをトルエン−へキサン混液中で再結晶して淡
黄色結晶の目的化合物1.8gを得た。融点153〜1
60℃。
実施例8 N−(2−イソプロポキシカルボニルフェニル)スルホ
ニル 2− (4,6−シメトキシー2−ピリミジニル
)オキシ酢酸アミドの製造法 2− (4,6−シメトキシー2−ピリミジニル)オキ
シ酢酸0.9g、トリエチルアミン0.3g、ジクロロ
メタン20mI2を丸底フラスコに取り、室温下で2−
イソプロポキシカルボニルベンゼンスルホニルイソシア
ナート0.7gを滴下し、そのままの温度で2時間反応
させた。以下、実施例6と同様にして粗結晶1.4gを
得た。これを四塩化炭素−ヘキサン混液中で再結晶して
白色結晶の目的化合物1.2gを得た。
融点120〜125℃。
実施例9 イソプロピルアミン・N−メチルスルホニル2− (4
,6−シメトキシー2−ピリミジニル)チオ−3−メチ
ル酪酸イミド塩の製造法 N−メチルスルホニル 2−(4,6−シメトキシー2
−ピリミジニル)チオ−3−メチル酪酸アミド1.9g
、イソプロピルアミン0.4gおよびテトラハイドロフ
ラン20mjlを丸底フラスコに取り、完全に均一溶液
とした後に減圧下で溶媒を留去して、淡黄色の樹脂状物
質の目的化合物2゜2gを得た。屈折率n ”t、’ 
1−5298 一実施例1O N−メチルスルホニル 2− (4,6−シメトキシー
2−ピリミジニル)チオ−3,3−ジメチル酪酸イミド
ナトリウムの製造法N−メチルスルホニル 2−(4,
6−シメトキシー2−ピリミジニル)チオ−3,3−ジ
メチル酪酸アミド1.5gを10mMのメタノールに溶
解させ、この中に28%ナトリウムメトキシド0゜8g
を加えて均一溶液とした。これから減圧下で溶媒を留去
して結晶の目的化合物1.5gを得た。
融点138〜140℃。
尚1本発明化合物(1)の合成に用いられた反応中間体
(A)、〔C〕および(E)は反応式%式%() に従って合成した。
合成中間体(A)の製造法 反応式(6) %式%() (式中、R”、R’、R’、t; J: ヒY ハ前記
テ定t&したものと同じ意味を示す、) 一般式〔A′〕で示される化合物は一般式(H)で示さ
れる化合物を適当な溶媒中で0℃から溶媒の沸点の範囲
の温度で0.5〜6時間、等量以上の縮合剤と反応させ
た後、−形式(F)で示される化合物と等量以上の塩基
を加え、0℃から溶媒の沸点の範囲の温度で0.5〜2
4時間反応させることによって製造することができる。
縮合剤としては塩化チオニル、シュウ酸ジクロライド、
りロロ炭酸エステル、カルボニルジイミダゾール、シア
ノリン酸エステル、カルボジイミド類等が使用できる。
溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水
素系溶媒、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化
炭化水素系溶媒、エーテル、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ジメ
チルホルムアミド、アセトニトリル等の非プロトン性極
性溶媒類が使用でき、塩基としては金属ナトリウム。
金属カリウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ
金属及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、トリエチルア
ミン、ピリジン等の有機アミン類が使用できる。
参考例I N−メチルスルホニル 2−ブロモ−3−メ
チル醋酸アミドの製造法。
2−ブロモ−3−メチル酪酸19.9 g、塩化チオニ
ル50mAを丸底フラスコに取り、還流下で3時間反応
させた後、減圧下で過剰の塩化チオニルを留去して2−
ブロモ−3−メチル酪酸クロリド21.9gを得た。
丸底フラスコ中に水素化ナトリウム8゜5gを取り、1
00mQのN、N−ジメチルホルムアミドを加え撹拌分
散し、その中ヘメタンスルホンアミド10gを徐々に加
えた。水素の発生がやんだ後、水冷下で2−ブロモ−3
−メチル酪酸クロリド21.9gを滴下した。その後、
室温下で3時間撹拌後、この反応混合物を氷水中に注ぎ
希塩酸で酸性にした後、50mBの酢酸エチルで2回抽
出した。この抽出液を水洗後、無水硫酸ナトリウムで一
夜乾燥させた。無機塩を濾別した後、減圧下で溶媒を留
去して粗結晶18gを得た。これをトルエン中で再結晶
して目的化合物13.5gを得た。融点138〜141
℃。
同様にして第2表に示す化合物が合成された。
(以下余白〉 第2表 C0NH30□R6 −CH 薯 (以下余白) 反応式(7) [J)              (A”)(式中 
R9はアルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、置
換フェニル基を示し、R6およびYは前記で定義したも
のと同じ意味を示す。)−形式(A”)で示される化合
物は一般式(J)で示される化合物を適当な溶媒中で0
℃から溶媒の沸点の範囲の温度で05〜6時間1等量以
上のハロゲン化剤と反応させることによって製造するこ
とができる。ハロゲン化剤としては塩素、臭素、ハロゲ
ン化スルフリル、N−ハロゲノスフシイミド等が使用で
きる。溶媒としては塩化メチレン、クロロホルム等のハ
ロゲン化炭化水素系溶媒。
エーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジオ
キサン等のエーテル類、ジメチルホルムアミド等の非プ
ロトン性極性溶1Xlnが使用でき、またハロゲン化水
素が副生ずる場合には炭酸カルシウムの様な塩基を共存
させてもよい。
(F)                   (J)
さらに、−形式〔J〕で示される化合物は、ヘミシェ 
ベリヒテ (Chemiche Berichte)8
3巻、551頁に記載の方法に準じジケテンと一般式C
F)で示される化合物とから合成するか、又は、−形式
(K)で示される化合物と一般式(F)で示される化合
物とに等量以上の塩基を加え、0℃から溶媒の沸点の温
度範囲で0.5〜24時間反応させることにより製造す
ることとができる。溶媒としてはベンゼン、トルエン、
キシレン等の炭化水素系溶媒、塩化メチレン、クロロホ
ルム等のハロゲン化炭化水素系溶媒、エーテル、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン等
のエーテル類、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル
等の非プロトン性極性溶媒類が使用でき、塩基としては
金属ナトリウム、金属カリウム等のアルカリ金属類、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カルシウム等
の水素化アルカリ金属及び水素化アルカリ土類金属類、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩
類、トリエチルアミン、ピリジン等の有機アミン類が使
用できる。
参考例2  N−フェニルスルホニル 2−クロロ−3
−オキソ酪酸アミドの製造法。
丸底フラスコ中に、N−フェニルスルホニル2−クロロ
−3−オキソ酪酸アミド5.5g、炭酸カルシウム5g
、塩化スルフリル3.7g、クロロホルム30mRを取
り、還流下で3時間反応させた後、希塩酸水を加え分液
した。クロロホルム相を水洗後、無水硫酸ナトリウムで
一夜乾燥させた。!!A機塩を濾別した後、減圧下で溶
媒を留去して粘稠液体6.0gを得た。これをカラムク
ロマトグラフィーにて精製して赤褐色樹脂状の目的化合
物5.2 gを得た。
参者例3 N−メチルスルホニル3−オキソ−3−フェ
ニルプロピオン酸アよトの製 造法。
丸底フラスコ中に、水素化ナトリウム0.8gを取り、
30 m mのN、N−ジメチルホルムアミドを加え撹
拌分散し、その中ヘメタンスルホンアミド1.9gを徐
々に加えた。水素の発生がやんだ後、2.2−ジメチル
−6−フェニル−1,3−ジオキシン−4−オン3.8
gを加え、100℃で3時間反応させた。その後、この
反応混合物を氷水中に注ぎ希塩酸で酸性にした後、50
m11の酢酸エチルで2回抽出した。この抽出液を水洗
後、無水硫酸ナトリウムで一夜乾燥させた。無機塩を濾
別した後、減圧下で溶媒を留去して粗結晶45gを得た
。これをトルエン−酢酸エチル混液中で再結晶して目的
化合物3.5gを得た。
融点169〜170℃。
合成中間体(C)の製造法 反応式(8) (式中、R2、R’、 R’、 X オJ−ヒY it
 前記テ定義したものと同じ意味を示す、) −形式(C)で示される化合物は上述の一般式〔A′〕
で示される化合物とXH,、即ち水、硫化水素またはア
ンモニアとを2等量以上の塩基の存在下で反応させるこ
とによって製造することができる。塩基としては金属ナ
トリウム、金属カリウム等のアルカリ金属類、水素化ナ
トリウム、水素化カリウム、水素化カルシウム等の水素
化アルカリ金属及び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金
属類、トリエチルアミン、ピリジン等の有機アミン類が
使用できる。また、溶媒としてはベンゼン、トルエン、
キシレン等の炭化水素系溶媒、メタノール、エタノール
、インプロパツール等のアルコール系溶媒、エチルエー
テル、テトラハイドロフラン、ジオキサン等のエーテル
系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶
媒、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルス
ルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、その他アセトニ
トリル、水等が使用できる。
参考例4 N−メチルスルホニル2−メルカプト−3−
メチル酪酸アミドの製造法。
丸底フラスコ中に、N−メチルスルホニル2−ブロモ−
3−メチル酪酸アミド9,3gを取り、3%水酸化ナト
リウム水50gを加えて、30〜40℃で撹拌し溶解さ
せる。これに70%水硫化ナトリウム3.6gを加え、
還流下で2時間反応させた。この反応混合物を氷水中に
注ぎ希塩酸で酸性にした後、50m12の酢酸エチルで
3回抽出した。この抽出液を水洗後、無水硫酸ナトリウ
ムで一夜乾燥させた。無機塩を濾別した後、減圧下で溶
媒を留去して粗結晶8gを得た。これを四塩化炭素中で
再結晶して目的化合物6.7gを得た。
融点105〜112℃。
合成中間体(E)の製造法 反応式(9) %式%() 反応式(10) (式中、Rは水素原子、アルキル基またはアラルキル基
を示り、、 R”、R3,R’、R’、R’、X、Y、
ZおよびLは前記で定義したものと同じ意味を示す、) 一般式〔E〕で示される化合物は1反応式(9)中の一
般式(P)で示される化合物と一般式(I3)で示され
る化合物とを、あるいは反応式(10)中の一般式[Q
]で示される化合物と一般式(D)で示される化合物と
を当量以上の塩基の存在下。
適当な溶媒中で室温から溶媒の沸点の範囲で05〜24
時間反応させ、Rが水素以外の時はこれに引き続き得ら
れたエステル誘導体を加水分解あるいは加水素分解する
ことで、また、Rが水素のときは2当量以上の塩基を使
用し1反応後酸性にして一般式(Elで示す化合物を得
ることができる。塩基としては金属ナトリウム、金属カ
リウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、水素化
カリウム、水素化カルシウム等の水素化アルカリ金属及
び水素化アルカリ土類金属類、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム等のアルカリ金属炭酸塩類、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属類、トリエチル
アミン、ピリジン等の有機アミン類が使用できる。また
、溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化
水素系溶媒、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン
化炭化水素系溶媒、メタノール、エタノール、インプロ
パツール等のアルコール系溶媒、エチルエーテル、テト
ラハイドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メ
チル、酢酸エチル等のエステル系溶媒、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド
等の非プロトン性極性溶媒、その他アセトニトリル、水
等が使用できる。
参考例5 2−(4,6−シメトキシー2−ピリミジニ
ル)オキシ−3,3−ジメチル 酪酸の製造法 2−ヒドロキシ−3,3−ジメチル酪酸メチル10.3
 g、無水炭酸カリウム15g、4.6−シメトキシー
2−ピリミジニルメチルスルホン16gならびにN、N
−ジメチルホルムアミド100rr+fiを丸底フラス
コに取り、100℃で4時間撹拌後、この反応混合物を
氷水中に注ぎ、50mQの酢酸エチルで2回抽出した。
この抽出液を水洗後、減圧下で溶媒を留去して粗結晶1
8gを得た。
これをメタノール50mnに溶解し、10%水酸化ナト
リウム50mQを加え、還流下で1時間反応させた。こ
の反応混合物を氷水中に注ぎ希塩酸で酸性にした後、5
0mQの酢酸エチルで3回抽出した。この抽出液を水洗
後、無水硫酸ナトリウムで一夜乾燥させた。無機塩を濾
別した後、減圧下で溶媒を留去して粗結晶16gを得た
。これを四塩化炭素中で再結晶して目的化合物14.7
gを得た。融点182〜184℃。
本発明の除草剤は一般式(1)で示されるアルカン酸ア
ミド誘導体及びその塩を有効成分としてなる。
本発明化合物を除草剤として水田、#地、樹園地、非農
耕地等に使用する場合、その目的に応じて有効成分を適
当な剤型で用いることができる。
通常の場合は有効成分を不活性な液体または固体の担体
で希釈し、必要に応じて界面活性剤2分散剤、補助剤等
を配合して、粉剤、水和剤、乳剤、粒剤等の各種形態に
製剤して使用することができる。製剤化に際して用いら
れる担体としては、例えばジ−クライト、タルク、ベン
トナイト、クレー、カオリン、珪藻土、ホワイトカーボ
ン、バーミキュライト、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の
固体担体、イソプロピルアルコール、キシレン、シクロ
ヘキサノン、メチルナフタレン等の液体担体等があげら
れる。界面活性剤及び分散剤としては、例えばアルコー
ル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、リ
グニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレングリコールエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル
、ポリオキシエチレンソルビタンモノアルキレート等が
あげられる。補助剤としては例えばカルボキシメチルセ
ルロース、ポリエチレングリコール、アラビアゴム等が
あげられる。使用に際しては適当な濃度に希釈して散布
するか又は直接施用する0本発明化合物は有効成分で1
0アール当り0.1g−1Kg施用する。
また本発明の化合物は必要に応じて殺虫剤、殺菌剤、他
の除草剤、植物生長調節剤、肥料等と混用してもよい。
次に代表的な製剤例をあげて製剤方法を具体的に説明す
る。以下の説明において1部」は重量部を意味する。
製剤例1 水和剤 化合物(9)の10部にエマルゲン810(花王株式会
社の登録商標)の0.5部、デモールN(花王株式会社
の登録商標)の0.5部、クニライト201(クニミネ
工業株式会社の登録商標)の20部、ジ−クライトC^
(ジ−クライト株式会社の登録商標)の69部を混合粉
砕し、水和剤を得る。
製剤例2 水和剤 化合物(25)の10部にエマルゲン810の0゜5部
、デモールNの0.5部、クニライト201の20部、
カープレックス80の5部、ジ−クライトC^の64部
を混合粉砕して水和剤を得る。
製剤例3 乳剤 化合物(30)の30部にキシレンとイソホロンの等量
混合物60部、界面活性剤ツルポール800A(東邦化
学工業株式会社の登録商標)の10部を加え、これらを
よくかきまぜることによって乳剤を得る。
製剤例4 粒剤 化合物(117)の10部、タルクとベントナイトを1
=3の割合の混合した増量剤の80部、ホワイトカーボ
ンの5部、界面活性剤ツルポール800Aのの5部に水
10部を加え、よく練ってペースト状としたものを直径
0 、7 amのふるい穴から押し出して乾燥した後に
0.5〜1鵬−の長さに切断して粒剤を得る。
(発明の効果) 一般式(1)で表される本発明の化合物及びその塩は、
水田に発生するタイヌビエ、タマガヤツリ、コナギ等の
一年生雑草及びホタルイ、ヘラオモダカ、ウリカワ、ミ
ズガヤツリ、クログワイ等の多年生雑草の発芽時から生
育期の広い範囲にわたって、極めて低い薬量で優れた除
草効果を発揮する。また、畑地においても問題となる種
々の雑草1例えばオオイヌタデ、アオビユ、シロザ、ハ
コベ、イチビ、アメリカキンゴジカ、アサガオ。
オナモミ等の広葉雑草をはじめ、ハマスゲ、キハマスゲ
、ヒメクグ、カヤツリグサ、コゴメガヤッリ等の多年生
および1年生カヤツリグサ科雑草、ヒエ、メヒシバ、エ
ノコログサ、スズメノカタビラ、ジョンソングラス、ノ
スズメノテッポウ、野生エンバク等のイネ科雑草を有効
に防除することができる。一方1本発明の除草剤は作物
に対する安全性も高く、中でも、稲、小麦、大麦、トウ
モロコシ、ツルガム、大豆及び棉等に対して高い安全性
を示す。
次に試験例をあげて本発明化合物の奏する効果を説明す
る。
試験例1(水田土壌処理による除草効果試験〉100 
c+*”のプラスチックポットに水田土壌を充填し1代
掻後、タイヌビエ(Ec)、タマガヤツリ(Cd) 、
mlコナギ Mo)及びホタルイ(Sc)の各種子を播
種し、水深3C重に湛水した。翌日、製剤例1に準じて
調製した水和剤を水で希釈し、水面滴下処理した。施用
量は、有効成分を10アール当り100gとした。その
後、温室内で育成し、処理21日0に第3表の基準に従
って除草効果を調査した。その結果を第4表に示した。
第3表 第4表 第4表つづき 第4表つづき 表に示す。
第5表 第4表つづき 試験例2(畑地土壌処理による除草効果試験)120 
c+++”プラスチックポットに畑地土壌を充填し1食
用ビニ(Ec)、オオイヌタデ(PO)、アオビユ(A
ll+)、シロザ(Ch)、コゴメガヤツリ(Ci)の
各種子を播種して覆土した。製剤例1に準じて調製した
水和剤を水で希釈し、10アール当り有効成分が100
gになる様に、10アール当り100Qを小型噴霧器で
土壌表面に均一に散布した。その後、温室内で育成し、
処理21日0に第3表の基準に従って除草効果を調査し
た。その結果を第5第5表つづき 第5表つづき 第5表つづき 試験例3(頬地茎葉処理による除草効果試験)120 
cm”プラスチックポットに畑地土壌を充填し、食用ビ
ニ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビユ(^■〉
、シロザ(Ch)、コゴメガヤツリの各種子を播種し、
温室内で2週間育成後、製剤例1に準して調製した水和
剤を水に希釈し、10アール当り有効成分が100gに
なる様に、10アール当り100Qを小型噴霧器で植物
体の上方から全体に茎葉散布処理した。その後、温室内
で育成し、処理14日目に第3表の基準に従って除草効
果を調査した。その結果を第6表に示す。
試験例4(水田土壌処理による薬効、薬害試験)1 /
 5000 aワグネルポットに水田土壌を充填し、入
水、代掻後、萌芽したウリカワ(S、a)及びミズガヤ
ツリ(Cs)の塊茎をポット当り2個体づつ各々深度2
c厘及び表層に埋没させ、ヒエ(Ec)、コナギ(Mo
)、ホタルイ(Sc)及びヘラオモダカ(AI)の種子
を播種し、更に2.5葉期の水稲(Or〉を移植深度2
c−で、2本移植して水深3cmに湛水した。
翌日、製剤例1に準じて調製した水和剤の所定有効成分
量を水で希釈し、水面に滴下処理した。その後、温室内
で育威し、処理30日0に第3表の基準に従って、除草
効果及び薬害を調査した。その結果を第7表に示す。
第7表つづき 試験例5(領地土壌処理における作物選択性試験〉60
0 cm”プラスチックポット各々に畑地土壌を充填し
、小麦(Tr)、棉(Go)、ヒエ(Ec)、アオビユ
(A■〉、イチビ(Ab)、ノアサガオ(Ip>及びハ
マスゲ(CR)を播種した。ポット底部より吸水させた
後、製剤例1に準じて調製した水和剤の所定有効成分量
を10アール当り10011の水で希釈し、小型噴霧器
で土壌表面に散布処理した。処理後再び温室内で育成し
、処理21日目隠第3表の基準に従って、除草効果及び
薬害を調査した。その結果を第8表に示す。
第8表 試験例6(畑地茎葉処理による作物選択性試験)600
 cm”プラスチックポットに領地土壌を充填し、棉(
Go)、ヒエ(Ec)、オオイヌタデ(Po)、アオビ
ユ(A■)、イチビ(Ab)、ノアサガオ<Ip)及び
ハマスゲ(CR)の各種子を播種し、温室内で2週間育
成後、製剤例1に準じて調製した水和剤を水に希釈し、
10アール当り有効成分が100gになる様に、10ア
ール当り10011を小型噴霧器で植物体の上方から全
体に茎葉散布処理した。その後。
温室内で育成し、処理14日目隠第3表の基準に従って
除草効果を調査した。その結果を第9表に示す。
(以下余白) (以下余白)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R^1は水素原子、アルキル基、シクロアルキ
    ル基、アラルキル基、フェニル基、置換フェニル基また
    はアシル基を示し、R^2は水素原子またはアルキル基
    を示し、R^3及びR^4は同一または相異なり、水素
    原子、低級アルコキシ基、ハロゲン置換アルコキシ基、
    ハロゲン原子、低級アルキル基、アミノ基または置換ア
    ミノ基を示し、R^5はシアノ基、式R^6O(式中、
    R^5は水素原子、アルキル基またはアルケニル基を示
    す。)で表される基または式R^7SO_2(式中、R
    ^7はアルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基
    、アルケニル基、フェニル基、置換フェニル基、ベンジ
    ル基、ナフチル基、ピリジル基、ピラゾリル基、チエニ
    ル基、イソオキサゾリル基またはベンズチアゾリル基を
    示す。)で表される基を示し、Xは酸素原子、硫黄原子
    、またはイミノ基のいずれかを示し、Zはメチン基また
    は窒素原子を示す。}で表されるアルカン酸アミド誘導
    体及びそれらの塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R^1は水素原子、アルキル基、シクロアルキ
    ル基、アラルキル基、フェニル基、置換フェニル基また
    はアシル基を示し、R^2は水素原子またはアルキル基
    を示し、R^3及びR^4は同一または相異なり、水素
    原子、低級アルコキシ基、ハロゲン置換アルコキシ基、
    ハロゲン原子、低級アルキル基、アミノ基または置換ア
    ミノ基を示し、R^5はシアノ基、式R^5O(式中、
    R^5は水素原子、アルキル基またはアルケニル基を示
    す。)で表される基または式R^7SO_2(式中、R
    ^7はアルキル基、置換アルキル基、シクロアルキル基
    、アルケニル基、フェニル基、置換フェニル基、ベンジ
    ル基、ナフチル基、ピリジル基、ピラゾリル基、チエニ
    ル基、イソオキサゾリル基またはベンズチアゾリル基を
    示す。)で表される基を示し、Xは酸素原子、硫黄原子
    、またはイミノ基のいずれかを示し、Zはメチン基また
    は窒素原子を示す。}で表されるアルカン酸アミド誘導
    体及びそれらの塩を有効成分として含有する除草剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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