JPH032003Y2 - - Google Patents
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- JPH032003Y2 JPH032003Y2 JP1986146545U JP14654586U JPH032003Y2 JP H032003 Y2 JPH032003 Y2 JP H032003Y2 JP 1986146545 U JP1986146545 U JP 1986146545U JP 14654586 U JP14654586 U JP 14654586U JP H032003 Y2 JPH032003 Y2 JP H032003Y2
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- cylindrical
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- elastic leg
- cylindrical portion
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000002991 molded plastic Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/18—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
- B60R19/22—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact containing mainly cellular material, e.g. solid foam
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
- F16B19/04—Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
- F16B19/08—Hollow rivets; Multi-part rivets
- F16B19/10—Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
- F16B19/1027—Multi-part rivets
- F16B19/1036—Blind rivets
- F16B19/1081—Blind rivets fastened by a drive-pin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B5/00—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
- F16B5/04—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of riveting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/18—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
- B60R2019/1886—Bumper fascias and fastening means therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B31/00—Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts
- F16B31/02—Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts for indicating the attainment of a particular tensile load or limiting tensile load
- F16B31/021—Screwed connections specially modified in view of tensile load; Break-bolts for indicating the attainment of a particular tensile load or limiting tensile load by means of a frangible part
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、金属やプラスチツク製の二枚の板
を重合状態に固定する雌部材と雄部材から成る膨
張型リベツトに関し、特に二枚の板に衝撃が加わ
つた際に、雌部材と雄部材が長さ途中から夫々千
切れる様にしたものである。
を重合状態に固定する雌部材と雄部材から成る膨
張型リベツトに関し、特に二枚の板に衝撃が加わ
つた際に、雌部材と雄部材が長さ途中から夫々千
切れる様にしたものである。
〈従来の技術〉
従来から一般的に、筒部と、上記筒部の上端か
ら半径方向外向きに張出する鍔部と、上記筒部の
下端から半径方向内向きに突出した突起を夫々に
有する相互に放射状のスリツトで切割られた複数
の弾性脚片を備えた雌部材と、この雌部材の筒部
内を通る軸部と、この軸部の上端から半径方向外
向きに張出す頭部と、上記軸部の下方部分から半
径方向外向きに張出し、上記頭部が雌部材の鍔部
の上面にほゞ揃つたときに該雌部材の弾性脚片の
下端の突起と係合して弾性脚片を半径方向外向き
に変形させる拡径部を備えた雄部材から成る膨張
型リベツトが公知である。
ら半径方向外向きに張出する鍔部と、上記筒部の
下端から半径方向内向きに突出した突起を夫々に
有する相互に放射状のスリツトで切割られた複数
の弾性脚片を備えた雌部材と、この雌部材の筒部
内を通る軸部と、この軸部の上端から半径方向外
向きに張出す頭部と、上記軸部の下方部分から半
径方向外向きに張出し、上記頭部が雌部材の鍔部
の上面にほゞ揃つたときに該雌部材の弾性脚片の
下端の突起と係合して弾性脚片を半径方向外向き
に変形させる拡径部を備えた雄部材から成る膨張
型リベツトが公知である。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、従来のリベツトでは、衝撃が加わつた
際に、両板がリベツトで重合状態に固定されてい
ると、リベツトが楔となつて、各板の移動を阻止
するため、板の変形を来すことがある。このた
め、リベツトの取付部位によつては、板の変形に
より種々の弊害を生ずることがある。
際に、両板がリベツトで重合状態に固定されてい
ると、リベツトが楔となつて、各板の移動を阻止
するため、板の変形を来すことがある。このた
め、リベツトの取付部位によつては、板の変形に
より種々の弊害を生ずることがある。
例えば、第19図に示す様に、従来のリベツト
1で自動車のフロントバンパ2の上部のバンパフ
エース3とレインフオースメント4とを固定した
際には、衝突時に、バンパフエース3が一点鎖線
で示す様に屈曲してボデーパネル5の下端に当
り、ボデーパネル5を変形することがある。この
ため、ボデーの一部を破損してしまうので、フロ
ントバンパ2を交換すると共に、ボデーパネル5
を修理しなければならず、修理費が非常に嵩む欠
点がある。
1で自動車のフロントバンパ2の上部のバンパフ
エース3とレインフオースメント4とを固定した
際には、衝突時に、バンパフエース3が一点鎖線
で示す様に屈曲してボデーパネル5の下端に当
り、ボデーパネル5を変形することがある。この
ため、ボデーの一部を破損してしまうので、フロ
ントバンパ2を交換すると共に、ボデーパネル5
を修理しなければならず、修理費が非常に嵩む欠
点がある。
尚、図中は、6はウレタン、7はフロントグリ
ルを夫々示す。
ルを夫々示す。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで、本考案は前記問題点を解決するもので
あつて、以下に実施例に対応する第1図を用いて
説明する。
あつて、以下に実施例に対応する第1図を用いて
説明する。
本考案は、上記雌部材Fの筒部11には、二枚
の板A,Bの重合面に沿つて薄肉な破断部16を
設けると共に、雄部材Mの軸部20と頭部21と
の間には半径方向内向きに細く括びれた分断部2
3を設けたことを特徴とするものである。
の板A,Bの重合面に沿つて薄肉な破断部16を
設けると共に、雄部材Mの軸部20と頭部21と
の間には半径方向内向きに細く括びれた分断部2
3を設けたことを特徴とするものである。
〈作用〉
従つて本考案によれば、第16図に示す様に、
リベツト10を使用して二枚の板A,Bを重合状
態に固定できるばかりでなく、第17図に示す様
に、二枚の板A,Bに衝撃が加わつた際に、例え
ば両板A,Bに対して相対的に互い違いの方向X
−Yの力が加わつた際には、雌部材Fの筒部11
は破断部16から、雄部材Mの軸部20と頭部2
1は分断部23から夫々二つに千切れて両板A,
Bの固定状態を開放する。
リベツト10を使用して二枚の板A,Bを重合状
態に固定できるばかりでなく、第17図に示す様
に、二枚の板A,Bに衝撃が加わつた際に、例え
ば両板A,Bに対して相対的に互い違いの方向X
−Yの力が加わつた際には、雌部材Fの筒部11
は破断部16から、雄部材Mの軸部20と頭部2
1は分断部23から夫々二つに千切れて両板A,
Bの固定状態を開放する。
〈実施例〉
以下に本考案を図面に示した実施例に基づき説
明する。
明する。
図中、10は雌部材Fと雄部材Mから成る膨張
型リベツトを、AとBは接合対象物である二枚の
板を夫々示し、上記両部材F,Mは夫々プラスチ
ツクの成形品である。
型リベツトを、AとBは接合対象物である二枚の
板を夫々示し、上記両部材F,Mは夫々プラスチ
ツクの成形品である。
上記雌部材Fは、第2図から第6図に示す様
に、筒部11と、上記筒部11の上端から半径方
向外向きに張出す鍔部12と、上記筒部11の下
端から半径方向内向きに突出した突起13を夫々
に有する相互に放射状のスリツト14で切割られ
た複数の弾性脚片15を備えて成る。
に、筒部11と、上記筒部11の上端から半径方
向外向きに張出す鍔部12と、上記筒部11の下
端から半径方向内向きに突出した突起13を夫々
に有する相互に放射状のスリツト14で切割られ
た複数の弾性脚片15を備えて成る。
上記筒部11は、先端が徐々に細くなつたほゞ
円筒形を成し、その高さ途中には二枚の板の重合
面に沿つて薄肉な破断部16を設けている。この
実施例では、鍔部12の下に短い肉厚な径大部1
7を設け、この径大部17の下端の内側縁と、こ
の径大部17より下の筒部本体11′の上端の外
側縁とを互い違いに連設し、両部の境に内外周面
をほゞ直角に切立たゝせた薄肉環状な破断部16
を形成している。尚、この破断部16は、鍔部1
2の下から上の板Aの板厚にほゞ等しい高さだけ
下がつた位置に設けるのが好ましい。
円筒形を成し、その高さ途中には二枚の板の重合
面に沿つて薄肉な破断部16を設けている。この
実施例では、鍔部12の下に短い肉厚な径大部1
7を設け、この径大部17の下端の内側縁と、こ
の径大部17より下の筒部本体11′の上端の外
側縁とを互い違いに連設し、両部の境に内外周面
をほゞ直角に切立たゝせた薄肉環状な破断部16
を形成している。尚、この破断部16は、鍔部1
2の下から上の板Aの板厚にほゞ等しい高さだけ
下がつた位置に設けるのが好ましい。
前記鍔部12は、上記筒部11の開口上端から
略方形に張出し、その中央に上下に開放した円形
の開口18を有すると共に、両端には斜め下向き
に延びた弾性当接片19,19を有している。
略方形に張出し、その中央に上下に開放した円形
の開口18を有すると共に、両端には斜め下向き
に延びた弾性当接片19,19を有している。
前記弾性脚片15は、放射方向に延びた四つの
スリツト14で四つに切割られている。又、スリ
ツト14は、筒部11の高さに比べて比較的短
く、破断部16に達しない長さであることが好ま
しい。
スリツト14で四つに切割られている。又、スリ
ツト14は、筒部11の高さに比べて比較的短
く、破断部16に達しない長さであることが好ま
しい。
一方、前記雄部材Mは、雌部材Fの筒部11内
を通る軸部20と、この軸部20の上端から半径
方向外向きに張出す頭部21と、上記軸部20の
下方部分から半径方向外向きに張出し、上記頭部
21が雌部材Fの鍔部12の上面にほゞ揃つたと
きに該雌部材Fの弾性脚片15の下端の突起13
と係合して弾性脚片15を半径方向外向きに変形
させる拡径部22を備えて成る。
を通る軸部20と、この軸部20の上端から半径
方向外向きに張出す頭部21と、上記軸部20の
下方部分から半径方向外向きに張出し、上記頭部
21が雌部材Fの鍔部12の上面にほゞ揃つたと
きに該雌部材Fの弾性脚片15の下端の突起13
と係合して弾性脚片15を半径方向外向きに変形
させる拡径部22を備えて成る。
上記軸部20は、頭部21下に半径方向内向き
に細く括びれた上下に短かな分断部23で連な
り、軸部20の下端には下向き円錐形の先細部2
4を有する共に、その軸心20′からは放射状に
突出した4枚の鰭片25…を有する。そして、各
鰭片25の厚みは上記スリツト14に対応し、軸
心20′からの突出量はスリツト14に摺接でき
る程度とする。
に細く括びれた上下に短かな分断部23で連な
り、軸部20の下端には下向き円錐形の先細部2
4を有する共に、その軸心20′からは放射状に
突出した4枚の鰭片25…を有する。そして、各
鰭片25の厚みは上記スリツト14に対応し、軸
心20′からの突出量はスリツト14に摺接でき
る程度とする。
前記拡径部22、隣接する鰭片25の間に設け
られ、断面形状がほゞ1/4円周の円筒面で構成さ
れる。尚、拡径部22の各円筒面には、円周方向
に延びた溝22′を設けて置くのが好ましい。
られ、断面形状がほゞ1/4円周の円筒面で構成さ
れる。尚、拡径部22の各円筒面には、円周方向
に延びた溝22′を設けて置くのが好ましい。
そして、拡径部22の上には、隣接する鰭片2
5の間に断面形状がほゞ1/4円周の、直径が急に
減少する円錐面26を設け、この円錐面26上に
は、弾性脚片15を拡径することなくその突起1
3が係合する長く延びた上側凹部27を形成す
る。又、拡径部22の下には、隣接する鰭片25
の間に断面形状がほゞ1/4円周の、直径が比較的
緩やかに減少する逆円錐面28を設け、この逆円
錐面28の下端と先細部24の間には、弾性脚片
15を拡径することなくその突起13が係合する
短い下側凹部29を形成する。
5の間に断面形状がほゞ1/4円周の、直径が急に
減少する円錐面26を設け、この円錐面26上に
は、弾性脚片15を拡径することなくその突起1
3が係合する長く延びた上側凹部27を形成す
る。又、拡径部22の下には、隣接する鰭片25
の間に断面形状がほゞ1/4円周の、直径が比較的
緩やかに減少する逆円錐面28を設け、この逆円
錐面28の下端と先細部24の間には、弾性脚片
15を拡径することなくその突起13が係合する
短い下側凹部29を形成する。
更に、前記頭部21は、短い円柱形を成し、そ
の上端には幅広い鍔21′があり、この鍔21′の
外径を雌部材Fの鍔部12の開口18とほゞ同じ
くしてある。
の上端には幅広い鍔21′があり、この鍔21′の
外径を雌部材Fの鍔部12の開口18とほゞ同じ
くしてある。
使用するには、まず、鰭片25とスリツト14
の向きを合せ、雄部材Mの先端部を雌部材Fの鍔
部12の開口18に上から押し込めばよい。雄部
材Mを押し込むと、その鰭片25の外縁が夫々の
スリツト14に摺接すると共に、先細部24で各
弾性脚片15の突起13を内側から押し、弾性脚
片15を半径方向外向きに撓ませて弾性脚片15
の下に通り抜け、これにより各弾性脚片15の突
起13が拡径部22の下の下側凹部29内に嵌り
込み、弾性脚片15が元通りに戻る(第1図、第
13図〜第15図)。
の向きを合せ、雄部材Mの先端部を雌部材Fの鍔
部12の開口18に上から押し込めばよい。雄部
材Mを押し込むと、その鰭片25の外縁が夫々の
スリツト14に摺接すると共に、先細部24で各
弾性脚片15の突起13を内側から押し、弾性脚
片15を半径方向外向きに撓ませて弾性脚片15
の下に通り抜け、これにより各弾性脚片15の突
起13が拡径部22の下の下側凹部29内に嵌り
込み、弾性脚片15が元通りに戻る(第1図、第
13図〜第15図)。
この状態で雄部材Mを上に引いても先細部24
の上面が各弾性片の突起13の下端に引つ掛かる
ので、雄部材Mが抜けず、又、各鰭片25がスリ
ツト14に摺接するため回転せず、雌部材Fと雄
部材Mを仮の組立状態に保持して置くことができ
る。
の上面が各弾性片の突起13の下端に引つ掛かる
ので、雄部材Mが抜けず、又、各鰭片25がスリ
ツト14に摺接するため回転せず、雌部材Fと雄
部材Mを仮の組立状態に保持して置くことができ
る。
次に、二枚の板A,Bを重合状に固定するに
は、第16図に示す様に、両板A,Bの孔を一連
に揃え、雌部材Fの鍔部12の下面が上の板Aの
上面に当接するまで、雌部材Fの筒部11を挿通
し、雄部材Mの頭部21を雌部材Fの筒部11内
に上から押し込む。これにより、雄部材Mの頭部
21の上面が雌部材Fの鍔部12の開口上面に
ほゞ揃つたとき、拡径部22は各弾性脚片15の
突起13を内側から押し、各弾性脚片15を半径
方向外向きに撓ませ、両板A,Bを雌部材Fの鍔
部12の下面に押付けて重合状態に固定する。
は、第16図に示す様に、両板A,Bの孔を一連
に揃え、雌部材Fの鍔部12の下面が上の板Aの
上面に当接するまで、雌部材Fの筒部11を挿通
し、雄部材Mの頭部21を雌部材Fの筒部11内
に上から押し込む。これにより、雄部材Mの頭部
21の上面が雌部材Fの鍔部12の開口上面に
ほゞ揃つたとき、拡径部22は各弾性脚片15の
突起13を内側から押し、各弾性脚片15を半径
方向外向きに撓ませ、両板A,Bを雌部材Fの鍔
部12の下面に押付けて重合状態に固定する。
この固定状態において、衝撃が加わると、二枚
の板A,Bが相対的に互い違いの方向X−Yに移
動し、雌部材Fの径大部17の外面と、この径大
部17の下に続く筒部本体11′の外面が各板A,
Bの孔縁により異る向きに押される。このため、
この力が非常に大きくなると、径大部17と筒部
本体11′の間の薄肉な破断部16が千切れ、こ
れに伴なつて雄部材Mの軸部20と頭部21との
間の細く括びれた分断部23にも横向きにひねる
力が加わつて頭部21が軸部20からもぎとれる
様に分断部23から千切れる。
の板A,Bが相対的に互い違いの方向X−Yに移
動し、雌部材Fの径大部17の外面と、この径大
部17の下に続く筒部本体11′の外面が各板A,
Bの孔縁により異る向きに押される。このため、
この力が非常に大きくなると、径大部17と筒部
本体11′の間の薄肉な破断部16が千切れ、こ
れに伴なつて雄部材Mの軸部20と頭部21との
間の細く括びれた分断部23にも横向きにひねる
力が加わつて頭部21が軸部20からもぎとれる
様に分断部23から千切れる。
従つて、板A,Bの固定状態が開放されて、雌
部材Fの破断部16より上の部分は雄部材Mの頭
部21と共に上の板Aに、又、雌部材Fの破断部
16より下の部分は雄部材Mの軸部20と共に下
の板Bに追従して移動する。
部材Fの破断部16より上の部分は雄部材Mの頭
部21と共に上の板Aに、又、雌部材Fの破断部
16より下の部分は雄部材Mの軸部20と共に下
の板Bに追従して移動する。
尚、筒部11のスリツト14が破断部16まで
達していないので、筒部11が破断部16から千
切れた際に、四つの弾性脚片15がスリツト14
から分断されて、ちらばることがない。
達していないので、筒部11が破断部16から千
切れた際に、四つの弾性脚片15がスリツト14
から分断されて、ちらばることがない。
一方、板A,Bの固定を開放するには、第18
図に示す様に、雄部材Mを雌部材Fの筒部11中
に更に深く押し込めばよい。これにより、各弾性
脚片15の突起13は拡径部22の上の上側凹部
27に嵌り込んで、弾性脚片15が元通りに縮径
する。こうして、リベツト10を再使用するに
は、板A,Bの孔からリベツト10を抜き取り、雄
部材Mを雌部材Fの筒部11に対して相対的に押
し上げ、第1図に示す仮の組立状態に戻してから
使用すればよい。
図に示す様に、雄部材Mを雌部材Fの筒部11中
に更に深く押し込めばよい。これにより、各弾性
脚片15の突起13は拡径部22の上の上側凹部
27に嵌り込んで、弾性脚片15が元通りに縮径
する。こうして、リベツト10を再使用するに
は、板A,Bの孔からリベツト10を抜き取り、雄
部材Mを雌部材Fの筒部11に対して相対的に押
し上げ、第1図に示す仮の組立状態に戻してから
使用すればよい。
尚、径大部17の上の急な円錐面26は、直上
の上側凹部27中に各弾性脚片15の突起13を
迅速に導くと共に、再使用に際して雄部材Mを雌
部材Fの筒部11に対して押し上げる際に、各弾
性脚片15を急激に押し開らいて、各弾性脚片1
5の突起13が拡径部22の溝中に引つ掛からせ
ないで下に通過させるのに夫々役立つ。又、再使
用に際して雄部材Mを雌部材Fの筒部11に対し
て押し上げる際には、雄部材Mの頭部21の幅広
な鍔21′が、径大部17と筒部本体11′との間
の環状段部30に当つて、雄部材Mが雌部材Fの
筒部11内に必要以上に深く嵌り込まむことがな
いようにするのに役立つ。
の上側凹部27中に各弾性脚片15の突起13を
迅速に導くと共に、再使用に際して雄部材Mを雌
部材Fの筒部11に対して押し上げる際に、各弾
性脚片15を急激に押し開らいて、各弾性脚片1
5の突起13が拡径部22の溝中に引つ掛からせ
ないで下に通過させるのに夫々役立つ。又、再使
用に際して雄部材Mを雌部材Fの筒部11に対し
て押し上げる際には、雄部材Mの頭部21の幅広
な鍔21′が、径大部17と筒部本体11′との間
の環状段部30に当つて、雄部材Mが雌部材Fの
筒部11内に必要以上に深く嵌り込まむことがな
いようにするのに役立つ。
〈考案の効果〉
以上説明した様に本考案によれば、二枚の板
A,Bに衝撃が加わつた際には、雌部材Fの筒部
11は破断部16から、雄部材Mの軸部20と頭
部21は分断部23から夫々二つに千切れて分断
し、両板A,Bの固定状態を開放し、各板A,B
の自由な移動を許容する。このため、各板A,B
に変形を来すことが少なく、板A,Bの変形によ
る弊害を未然に防止できる。例えば、フロントバ
ンパの上部のバンパフエースとレインフオースメ
ントとを固定するのに使用した際には、衝突時に
リベツト10が破断するので、バンパフエースが
大きく変形することなく後退し、ボデーを破損す
ることがなく、その分修、理費が安くて済むこと
になる。
A,Bに衝撃が加わつた際には、雌部材Fの筒部
11は破断部16から、雄部材Mの軸部20と頭
部21は分断部23から夫々二つに千切れて分断
し、両板A,Bの固定状態を開放し、各板A,B
の自由な移動を許容する。このため、各板A,B
に変形を来すことが少なく、板A,Bの変形によ
る弊害を未然に防止できる。例えば、フロントバ
ンパの上部のバンパフエースとレインフオースメ
ントとを固定するのに使用した際には、衝突時に
リベツト10が破断するので、バンパフエースが
大きく変形することなく後退し、ボデーを破損す
ることがなく、その分修、理費が安くて済むこと
になる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
リベツトの断面図、第2図は雌部材の正面図、第
3図は同側面図、第4図は同平面図、第5図は同
底面図、第6図は第4図の−線に沿う断面
図、第7図は雄部材の正面図、第8図は同側面
図、第9図は同平面図、第10図は同底面図、第
11図は第7図のXI−XI線に沿う断面図、第12
図はXII−XII線に沿う断面図、第13図は雌部材と
雄部材を組立てた状態の正面図、第14図は同平
面図、第15図は同底面図、第16図は板を固定
した状態の断面図、第17図はリベツトが破断し
た状態の断面図、第18図は板を固定を解いた状
態の断面図、第19図は従来例の説明図である。 同図中、10はリベツト、Fは雌部材、Mは雄
部材、11は筒部、12は鍔部、13は突起、1
4はスリツト、15は弾性脚部、16は破断部、
20は軸部、21は頭部、22は拡径部、23は
分断部、AとBは板を夫々示す。
リベツトの断面図、第2図は雌部材の正面図、第
3図は同側面図、第4図は同平面図、第5図は同
底面図、第6図は第4図の−線に沿う断面
図、第7図は雄部材の正面図、第8図は同側面
図、第9図は同平面図、第10図は同底面図、第
11図は第7図のXI−XI線に沿う断面図、第12
図はXII−XII線に沿う断面図、第13図は雌部材と
雄部材を組立てた状態の正面図、第14図は同平
面図、第15図は同底面図、第16図は板を固定
した状態の断面図、第17図はリベツトが破断し
た状態の断面図、第18図は板を固定を解いた状
態の断面図、第19図は従来例の説明図である。 同図中、10はリベツト、Fは雌部材、Mは雄
部材、11は筒部、12は鍔部、13は突起、1
4はスリツト、15は弾性脚部、16は破断部、
20は軸部、21は頭部、22は拡径部、23は
分断部、AとBは板を夫々示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 筒部と、上記筒部の上端から半径方向外向きに
張出す鍔部と、上記筒部の下端から半径方向内向
きに突出した突起を夫々に有する相互に放射状の
スリツトで切割られた複数の弾性脚片を備えた雌
部材と、この雌部材の筒部内を通る軸部と、この
軸部の上端から半径方向外向きに張出する頭部
と、上記軸部の下方部分から半径方向外向きに張
出し、上記頭部が雌部材の鍔部の上面にほゞ揃つ
たときに該雌部材の弾性脚片の下端の突起と係合
して弾性脚片を半径方向外向きに変形させる拡径
部を備えた雄部材から成る二枚の板を重合状態に
固定する膨張型リベツトにおいて、 上記雌部材の筒部には、二枚の板の重合面に沿
つて薄肉な破断部を設けると共に、雄部材の軸部
と頭部との間には半径方向内向きに細く括びれた
分断部を設けたことを特徴とする破断式膨張型リ
ベツト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986146545U JPH032003Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | |
US07/095,754 US4832547A (en) | 1986-09-26 | 1987-09-11 | Breaking type expansion fastener |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986146545U JPH032003Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353007U JPS6353007U (ja) | 1988-04-09 |
JPH032003Y2 true JPH032003Y2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=15410076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986146545U Expired JPH032003Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4832547A (ja) |
JP (1) | JPH032003Y2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5100273A (en) * | 1990-09-06 | 1992-03-31 | Eustathios Vassiliou | Expansion fastening system with quick lock and release |
US5181816A (en) * | 1990-10-26 | 1993-01-26 | Walsh James H | Removable anchor tube assembly |
FR2670848B1 (fr) * | 1990-12-20 | 1994-05-20 | Gaquerie Jean Pierre | Rivet aveugle. |
US5256016A (en) * | 1991-11-08 | 1993-10-26 | Godfrey Dwaine A | Swedge anchoring assembly |
US5507545A (en) * | 1994-07-05 | 1996-04-16 | Trw Inc. | Visor clip assembly and releasable fastener |
FR2766528B1 (fr) * | 1997-07-28 | 1999-09-24 | Plombelec | Cheville de fixation |
FR2776345B1 (fr) * | 1998-03-17 | 2000-06-30 | Itw De France | Dispositif a monter en aveugle |
DE29908703U1 (de) * | 1999-05-18 | 1999-09-30 | TRW Automotive Electronics & Components GmbH & Co. KG, 78315 Radolfzell | Verbindungselement aus Kunststoff |
JP4213381B2 (ja) * | 2001-12-07 | 2009-01-21 | 株式会社パイオラックス | クリップ |
JP5701593B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2015-04-15 | 株式会社ニフコ | 2ピースクリップ |
FR2983543B1 (fr) * | 2011-12-05 | 2013-12-20 | Raymond A & Cie | Dispositif de fixation secable et assemblage d'au moins deux plaques avec un tel dispositif de fixation secable |
US10030682B2 (en) * | 2014-08-25 | 2018-07-24 | Ford Global Technologies, Llc | Two-part fastener |
US12092138B2 (en) * | 2022-04-08 | 2024-09-17 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Coupling assemblies having frangible portions |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2431060A1 (fr) * | 1978-07-13 | 1980-02-08 | Itw De France | Piece de fixation imperdable et reutilisable |
US4375342A (en) * | 1981-01-14 | 1983-03-01 | Phillips Plastic Corp. | Two-piece plastic fastener |
JPS6123511U (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-12 | 株式会社 ニフコ | 合成樹脂製のリベツト |
JPS61166212A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記憶手段制御装置 |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP1986146545U patent/JPH032003Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-09-11 US US07/095,754 patent/US4832547A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6353007U (ja) | 1988-04-09 |
US4832547A (en) | 1989-05-23 |
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