JPH03200291A - 電子楽器のパラメータ設定装置 - Google Patents

電子楽器のパラメータ設定装置

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JPH03200291A
JPH03200291A JP1343207A JP34320789A JPH03200291A JP H03200291 A JPH03200291 A JP H03200291A JP 1343207 A JP1343207 A JP 1343207A JP 34320789 A JP34320789 A JP 34320789A JP H03200291 A JPH03200291 A JP H03200291A
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JP
Japan
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switch
state
flag
processing
pan
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JP1343207A
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Susumu Kawashima
進 河島
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、複数系列同時発音可能な電子楽器における
種々のパラメータ、例えば、音量を決めるパラメータ、
音色を決めるパラメータ、音像位置を決めるパラメータ
および残響を決めるパラメータ等を設定する場合に用い
られる電子楽器のパラメータ設定装置に関する。 「従来の技術」 従来より、複数の楽音発生系列番々において発生する楽
音のパラメータを各系列毎に独立して設定できるパラメ
ータ設定装置が知られており、なかでも、各系列のパラ
メータを編集する操作子の共通化を図ったものとして、
特公平1−30159号公報に開示されたものが知られ
ている。 「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した公報に開示されたパラメータ設定装
置にあっては、主に、エレクトーンなどの複数の鍵盤(
上鍵盤、下鍵盤およびペダル鍵盤)を有するものなどに
対して、どの音がどの楽音発生系列に割当てられている
かが演奏者に明確にわかる状況での使用を前提としてお
り、現在の電子楽器に要求されている一つの鍵に対して
複数の音を発生させろような、系列の特定が困難な場合
には適していなかった。 また、パラメータ設定用の操作子としては、押しボタン
スイッチ、あるいはレバースイッチなどのオン/オフス
イッチを用いているので、感覚的に複数系列のパラメー
タを設定するという点では無理があった。 この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、複
数の楽音発生系列毎に独立して各種パラメータの設定が
できるとともに、その設定を感覚的に無理なく行うこと
ができる電子楽器のパラメータ設定装置を提供すること
を目的とする。 「課題を解決するための手段」 請求項1記載の電子楽器のパラメータ設定装置は、複数
の楽音発生系列が同時に発音可能な電子楽器に適用され
、前記各楽音発生系列毎に独立して各種パラメータの設
定が可能な設定手段を具備することを特徴とする。 また、請求項2記載の電子楽器のパラメータ設定装置は
、請求項1記載の構成に加えて、ジョイスティックと、
前記各種パラメータの設定時に前記ジョイスティックの
操作に基づいて前記各楽音発生系列の選択を行う系列選
択手段を具備することを特徴とする。 また、請求項3記載の電子楽器のパラメータ設定装置は
、請求項2記載の構成に加えて、前記ジョイスティック
に設けられたX軸方向への傾き角度を検出するX軸検出
手段およびY軸方向への傾き角度を検出するY軸検出手
段の出力に基づいて互いに影響を及ぼし合う4系列の制
御情報を出力する変換手段を具備することを特徴とする
。 「作用」 請求項1記載の電子楽器のパラメータ設定装置によれば
、各楽音発生系列毎に独立して各種パラメータの設定が
できるので、一つのキーに対して複数の音を発生させる
場合にあっても系列の特定を容易に行うことができる。 請求項2記載の電子楽器のパラメータ設定装置によれば
、パラメータ設定時における特定の楽音発生系列の指定
を、ジョイスティックを倒した方向によって指定するこ
とができるので、演奏者が感覚的に無理なく複数の楽音
発生系列の各種パラメータの設定を行うことができる。 請求項3記載の電子楽器のパラメータ設定装置によれば
、ジョイスティックのX軸方向の傾きとY軸方向の傾き
に応じて互いに影響を及ぼし合う4系列の制御情報を出
力する変換手段によって、各楽音発生系列の出力レベル
を同時に制御するので、感覚に対応して各楽音発生系列
の出力レベルを制御することができる。 「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。 第1図はこの発明の一実施例によるパラメータ設定装置
を適用した電子楽器の構成を示すブロック図である。こ
の図に示す電子楽器は、通常のシンセサイザーの機能、
すなわち、演奏者による鍵盤演奏にしたがって楽音を発
生する機能を有している。 この図において、1は鍵盤ユニットであり、複数の鍵と
、各社のオン/オフ状態を検出するための複数のキース
イッチと、上記各キースイッチの出力をパスラインBを
介してCPU2に供給するインターフェイス回路とを有
して構成されている。 3はCPU2のプログラムが記憶されたプログラムメモ
リである。4はワーキングメモリであり、CPU2の制
御プログラムにおいて種々の用途に使用される。このワ
ーキングメモリ4には楽音形成のために使用される各種
レジスタが設定される。 以下にその一例を示す。 ◇ レジスタ ◇配列 CI( NEW  CH UFFER BUFFIER2 VECTOR,aLt、^ VECTOR,att、B VECTOR,att、C VECTOR,att、D ジョイスティックによって選択 されたチャンネル番号(lから4) ジョイスティックによって新た に選択されたチャンネル番号(l から4) VOICE選択用バッファ VOLt1MESPANSREVERB選択用バッファ ^/DアウトX軸  (0から7F) A/DアウトY軸  (θから7F) 計算後のCl1lの値(0から3E) 計算後のC112の値(Oから3E) 計算後のC113の値(0から3E) 計算後のCI+4の値(0から32) Clの減衰レベル C112の減衰レベル C113の減衰レベル CI+4の減衰レベル VOICE  [1−4] VOLUME  [1−4] PAN    [1−4] REVERB  [1−4] ◇フラグ ECTOR l0CE VOLUME PAN REVERB チャンネル1−4のVOICE番号を記憶 チャンネル1−4のVOLtlMEを記憶チャンネル1
−4のPANを記憶 チャンネルl−4のREVERBを記憶VECTOR制
御モードを示す VOICE変更中を示す VOLt1ME変更中を示す PAN変更中を示す REVERB変更中を示す Cl5et     新たなチャンネルが選択されたこ
とを示す ◇テーブル ATT      減衰レベル変換テーブルVOLjb
l    VOLUMEノ値と減衰レベルを変換するテ
ーブル PAN tbl    PANの値と係数を変換するテ
ーブル REvjbl    REVERBノ値とパラメータ変
換するテーブル ここで、第26図に上述した減衰レベル変換テーブルA
TTの一例を示す。また、この図において横軸は16進
数を表示し、縦軸は減衰レベルを示す。また、下表にV
 OL UMEの値と減衰レベルを変換するテーブルの
一例を示す。 第1図において、5A〜5Dは四系列の発音チャンネル
(以下、チャンネル)であり、CPU2から供給される
データに基づいてアナログ楽音信号を出力する。この場
合、チャンネル5AはCPU2から供給されるデータA
に基づいてアナログ楽音信号を出力する。また、同様に
チャンネル5BはデータBに基づいてアナログ楽音信号
を出力し、チャンネル5CはデータCに基づいてアナロ
グ楽音信号を出力する。また、チャンネル5Dはデータ
Dに基づいてアナログ楽音信号を出力する。 ここで、第2図はチャンネル5Aの構成を示すブロック
図である。この図において、6は音源であり、CPU2
から供給されるデータへの中のキーコード、スタートパ
ルス、ストップパルスおよび音色を決定するトーンパラ
メータに基づいてディジタル楽音データを発生する。こ
の場合、鍵盤ユニットlの任意の鍵が押されると、スタ
ートパルスが供給され、さらに、今押された鍵に対応す
るキーコードが供給される。また、同線が離されると、
ストップパルスが供給されるとともにキーコードの供給
が停止する。また、押鍵中にはトーンパラメータが供給
される。この場合、トーンパラメータによってO〜99
の100個のVOICEを指定することができ、これに
よって音源6から様々な音色が得られる。例えば、“0
”のVOICEを指定するとオルガンの音色、“1”の
VOICEを指定するとピアノの音色が得られる。 7は加算器であり、音源6から出力されるディジタル楽
音データと予め設定されたV OL U M ECOE
 F 、(音量係数)とを加算し、その加算結果をRE
VERB(リバーブ)回路8に供給する。REVERB
回路8は、予め設定されたREVERB  C0EF、
(リバーブ係数)に基づいて加算器7から供給されるデ
ィジタル楽音データに残響情報を付与し、PAN(パン
)回路9に供給する。なお、REVERB回路8として
は第3図に示すものが知られている。 第2図において、PAN回路9は予め設定されたPAN
  C0EF、(パン係数)に基づいてREVERB回
路8から供給されるディジタル楽音データを左右に振分
け、それぞれを出力する。なお、左右の混合比率は5段
階で変えることができるようになっている。これにより
、音像を、一番左側、真中と左側の中間、真中、真中と
右側の中間、香石側に移動させることができる。なお、
PAN回路9としては第4図に示すものが知られている
。 第2図において、10a、lObは各々D/A(ディジ
タル/アナログ)変換器であり、PAN回路9から出力
される左右のディジタル楽音データをアナログ楽音デー
タに変換する。この場合、D/A変換器10aは左側の
ディジタル楽音データをアナログ楽音信号に変換し、D
/A変換器lObは右側のディジタル楽音データをアナ
ログ楽音信号に変換する。以上がチャンネル5Aの構成
である。 残りのチャンネル5B〜5D各々もチャンネル5Aと同
様に構成されている。 第1図に示す符号11a、llbは各々加算器である。 これらのうち、加算7511 aはチャンネル5A〜5
D各々から出力される左側のアナログ楽音信号を加算し
、増幅器12aへ出力する。これにより、スピーカ13
aから左側の楽音が発音される。一方、加算器ttbは
チャンネル5A〜5D3々から出力される右側のアナロ
グ楽音信号を加算し、増幅器12bへ出力する。これに
より、スピーカ13bから右側の楽音が発音される。 14はジョイスティックであり、上下左右の4方向に動
かすことにより、その傾斜角度に応じて抵抗値か変化し
、この変化に応じたアナログ信号を出力する。ここで、
第5図はジョイスティック14の外観を示す斜視図であ
る。この図に示すように、ジョイスティックの上面には
時計回りにA。 B、C,Dの符号が付されている。この場合、各符号は
上述したチャンネル5A〜5Dに対応している。また、
2個の可変抵抗器VRI、VR2が設けられており、こ
れらの可変抵抗器VRI、VR2がジョイスティック1
4のレバー14aを動かすことによって、各々抵抗値が
変化する。このジョイスティック14は上述したVOL
UME  C0EF、、PAN  C0EF、およびR
EVERI3  C0EF、を各チャンネル5A〜5D
に設定する場合における、これらチャンネルの指定と、
各チャンネル5A〜5Dに割当てられたVOICEの混
合比率のリアルタイム制御に使用される。なお、上述し
たチャンネル5A〜5Dの指定は、ジョイスティック1
4のレバー14aを倒した方向で指定される。例えば、
レバー14aを六方向に倒した場合にはチャンネル5A
が指定される。 15はA/D変換器であり、ジョイスティック14から
出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換し、パ
スラインBに出力する。 16は装置の各種操作を行う操作パネルである。 この操作パネル!6には第5図に示すように、テンキー
17、 VOICE(ボイス)スイッチ18、 DEC(デクリメント)スイッチ19、INC(インク
リメント)スイッチ20、VECTOR(ベクトル)ス
イッチ2!、VOLtJMEスイッチ22、 【−】スイッチ23 【+】スイッチ24、 REVERBスイッチ25、 PANスイッチ26 が設けられている。これらのうち、VOICEスイッチ
18、VECTORスイッチ21SVOI。 UMEスイッチ22、REVERBスイッチ25および
PANスイッチ26各々の図面左側には、これらスイッ
チ各々の動作状態を示すLED(発光ダイオード)I 
8a、 21a、 22a、 25a、 26aが設け
られている。この場合、各スイッチがオン状態のときに
対応するLEDが点灯するようになっている。 また、操作パネル16にはVOICEのセレクト状態を
表示するボイスセレクトデイスプレィ27と、VOLU
ME、PANおよびREVERB等の設定値を表示する
マルチデイスプレィ28とが設けられている。この場合
、ボイスセレクトデイスプレィ27は2個の8セグメン
トLEDから構成されており、マルチデイスプレィ28
は3個の8セグメントしEDから構成されている。 ここで、上述した各スイッチに対する装置の機能につい
て説明する。 (イ)VOICEXイッチI8 このVOI CEスイッチ18が押されると、LED 
I 8aが点灯してVOI CE変更モードであること
か示される。この状態でジョイスティック14のレバー
14aをある方向に倒すと、その方向に割当てられてい
るVOI CEの番号がボイスセレクトデイスプレィ2
7に表示される。例えば、A方向に°l”のVOICE
が設定されているとすると、このA方向にレバー14a
を倒せばボイスセレクトデイスプレィ27に“l”が表
示される。 この状態でDECスイッチ19またはINCスイッチ2
0が押されると、ボイスセレクトデイスプレィ27上の
数値が変更される。例えば、DECスイッチI9を一回
押すと、“l”引かれた数値に変更され、[NCスイッ
チ20を押すと、“1”加算された数値に変更される。 なお、数値の変更は“0から“99”の範囲から逸脱す
るようには変更されないようになっている。そして、D
ECスイッチ19またはINCスイッチ20を押した後
、V01CEスイッチ18を再度押すとボイスセレクト
デイスプレィ27に表示された数値にしたがってVOI
CEが変更される。このVOICEの変更は、■0夏C
E変更モードで一旦、あるVOICEを選択した後にジ
ョイスティック14のレバー14aを動かして他のチャ
ンネルを指定した場合にも行なわれるようになっている
。なお、チャンネル5A〜5Dの指定時にはジョイステ
ィック14のレバーを各方向に完全に倒し込まなければ
、指定できないようになっている。さらに、vOICE
の変更は、テンキー17によっても直接行うことができ
るようになっている。この場合、テンキー17による書
込みは、あるキーが押されるとボイスセレクトデイスプ
レィ27の値が左にシフトして−の位に押されたキーの
値が書込まれる。 (ロ)VECTORスイッチ21 このVECTORスイッチ2!をオン状態にすると、L
ED21aが点灯してジョイスティック14による音量
制御モードであることが示される。 この場合、ジョイスティック14のレバー14aを上下
左右に動かすことによって、チャンネル5A〜5DのV
OICEの混合比率を自由に制御することができる。反
対に、このVECTORスイッチ21がオフ状態であれ
ばレバー14aを動かしてら音量は変化しない。 (ハ)VOLUMEスイッチ22 このV OL UMEスイッチ22が押されると、LE
D22aが点灯して各チャンネルの音量が設定状頼にあ
ることが示される。この場合、ジョイスティック14の
レバー14aをある方向に倒すと、マルチデイスプレィ
28上に選択したVOICEの音量(0から24までの
値)が表示される。 この場合、【−】スイッチ23または【+】スイッチ2
4を押すと、その状態で許される範囲内で変更すること
ができる。この状態はジョイスティック14によって別
のVOI CEが選択されるか、あるいはREVERB
スイッチ25やPANスイッヂ26が押されることによ
り解除されるようになっている。この場合には、今まで
のVOICEの音量が新たなものに書換えられろ。 (−Z)REVERBスイッチ25 このREVERBスイッチ25が押されると、LED2
5aが点灯して各チャンネルのREVERBが設定状態
にあることが示される。この場合、ジョイスティック1
4のレバー14aをある方向に倒すと、マルチデイスプ
レィ28上に選択した番号のVOICEのREVERB
の現在の値(0から3までの値)が表示される。そして
、この状態で【−】スイッチ23または【+】スイッチ
24を押すと、許される範囲内で変更できる。この状態
はジョイスティック14によって別のVOICEが選択
されるか、あるいはV OL UMEスイッチ22やP
ANスイッチ26が押されることにより解除されるよう
になっている。この場合、今までのREVERBの値が
新たな値に書換えられる。 (ホ)PANスイッチ2に のPANスイッチ26か押されると、LED26aが点
灯して各チャンネルのPANが設定状態にあることが示
される。この場合、ジョイスティック14のレバー14
aをある方向に倒すと、マルチデイスプレィ28上に選
択したVOICEのPANの現在の値(0から4までの
値)が表示される。そして、この状態で【−】スイッチ
23または【+】スイッチ24を押すと、許される範囲
内で変更できる。この状態はジョイスティック14によ
って別のVOI CEが選択されるか、あるいはvOL
UMEスイッチ22やREVERBXイッチ25が押さ
れることIこより解除されるようになっている。この場
合、今までのPANの値が新たな値に書換えられる。 次に、上記構成による電子楽器の動作を第7図〜第25
図に示すフローチャートを参照して説明する。 第7図はCPU2のメインルーチンを示すフローチャー
トである。さて、電子楽器本体に電源が投入されると、
まず、ステップSPIのイニシャライズ処理が行なわれ
、ワーキングメモリ4内に設定されているレジスタ、フ
ラグおよび装置各部のレジスタがリセットされる。但し
、ジョイスティック14によって選択されたチャンネル
番号(1〜4)を示ずC1lには“1”に設定され、V
OICE選択用のHU F’ F E RにはVOIC
E(CH)の内容か設定されろ。また、チャンネル5A
〜5Dの\”0ICEの混合比率およびこれらチャンネ
ル5A〜5D各々のエフェクトの設定が行なわれる。 これらの初期設定が行なわれた後、ステップSP2へ進
み、パネルスイッチ処理か行なわれる。以下、パネルス
イッチ処理について説明する。 〈 パネルスイッチ処理 〉 パネルスイッチ処理では、スイッチオンのイベントがあ
る場合に所定の動作が行なわれる。 さて、第8図はパネルスイッチ処理を示すフローチャー
トである。まず、ステップ5PAIにおいて、パネルキ
ースキャンが行なわれ、操作パネルI6に設けられたテ
ンキーf7および各種スイッチのオン/オフ状態が順次
チエツクされる。 まず初めに、ステップ5PA2において、■ECTOR
スイッチ21のオン/オフ状態が検出される。この場合
、VECTORスイッチ2Iがオン状態の場合は、ステ
ップ5PA3へ進み、VECTOR処理が行なわれる。 ここで、VECTORスイッチ21をオン状態にする場
合とは、演奏者か演奏時において各チャンネル5A〜5
Dに割当てた4つの異なるVOICEの混合比率をソア
ルタイムに制御して音量を自由に制御しようとする場合
である。一方、VECTORスイッチ21かオフ状態の
場合はステップ5PA4へ進む。以下、VECTORス
イッチ21がオン状態の場合におけるVECTOR処理
について説明する。 ◇VECTOR処理 このVECTOR処理は、ジョイスティック■4による
音量制御モードであることを示すVECTORフラグを
操作するものである。このフラグは後述するジョイステ
ィック処理で使用される。 さて、第9図はVECTOR処理を示すフローチャート
である。まず、ステップSPB 1において、VECT
Ortフラグの状態が判断される。この場合、VECT
OIフラグがリセット状態である場合はステップ5PB
2へ進み、VECTORフラグがセットされる。次いで
、ステップ5PB3へ進み、VECTORスイッチ21
のオン状態を示ずLED21aの点灯が行なわれる。こ
のLED21aの点灯が行なわれた後、メインルーチン
に戻り、ステップSP3へ進む。一方、上述したステッ
プ5PBIにおいて、VECTORフラグがセット状態
である場合は、ステップ5PB4へ進み、VECTOR
フラグがリセットされる。 そして、ステップ5PB5へ進み、LED21aの消灯
が行なわれる。このLED21aの消灯が行なわれた後
、メインルーチンに戻り、ステップSP3へ進む。 次に、VECTORスイッチ21がオフ状態の場合でス
テップ5PA4(第8図)へ進むと、VOICEスイッ
チ18のオン/オフ状態が検出される。この場合、VO
I CEスイッチI8がオン状態の場合はステップ5P
A5へ進み、VOICE処理が行なわれる。ここで、V
OICEスイッチ18をオン状態にする場合とは、各チ
ャンネル5A〜5DにVOICEを設定しようとする場
合である。一方、VOICEスイッチ18かオフ状態の
場合はステップ5PA6へ進む。以下・、vOICEス
イッチ18がオン状態の場合におけるV。 ICE処理について説明する。 ◇VOICE処理 まず、このVOI CE処理は、VOI CE変更モー
ドであることを示すVOICEフラグをたてるものであ
る。この場合、VOICEフラグは他のVOLUME、
PAN%r(EVERBフラグと独立して操作すること
ができるようになっている。 さて、第10図はVO[CE処理を示すフロチャートで
ある。まず、ステップ5PCIにおいて、VOICEフ
ラグの状態が判断される。この場合、VOI CEフラ
グがリセット状態である場合はステップ5PC2へ進む
。ステップ5PC2においては、ジョイスティックI4
で指定されたチャンネルにおけるVOICE(CH)が
BUFFERにロードされる。なお、初期状格において
はCHが“1”に設定されているので、BUFFERに
はVO[CE(+)がロードされる。次に、ステップ5
PC3へ進み、VO[CEフラグがセットされる。 次いで、ステップ5PC4へ進み、LED 18aの点
灯が行なわれろ。一方、上述したステップ5Pctにお
いて、VOICEフラグが既にセット状態であれば、ス
テップ5PC5へ進み、vorGE(CH)にBtJF
PERの内容がストアされる。 そして、ステップ5PC6へ進み、VOICEフラグが
リセットされる。次いで、ステップ5PC7へ進み、L
ED I 8aの消灯が行なわれる。そして、メインル
ーチンに戻り、ステップSP3へ進む。 次に、VOICEスイッチ18がオフ状態の場合でステ
ップ5PA6(第8図)へ進むと、DECスイッチ19
のオン/オフ状態が検出される。この場合、DECスイ
ッチI9がオン状態の場合は、ステップ5PA7へ進み
、DEC処理が行なわれる。ここで、DECスイッチI
9をオン状態にする場合とは、各チャンネル5A〜5D
のvorcEを変更しようとする場合である。すなわち
、VOIVEの番号を変更(この場合、減少)して音色
を変えようとするものである。一方、オフ状態の場合は
、ステップ5PA8へ進む。以下、DEC処理について
説明する。 ◇DECDE C処理このDEC処理は、BUFFERの内容(VOI
CEの内容)が“1”以上である場合にデクリメントす
るものである。この場合、VOr CEフラグがたって
いないとき、すなわちVOICEスイッヂ18が押され
ていないときにはこの処理は行なわれない。 さて、第11図はDEC処理を示すフローチャートであ
る。まず、ステップSt”’DIにおいて、VOI C
Eフラグの状態か判断される。この場合、VOICEス
イッヂ18が押されである乙のとすると、同フラグがセ
ット状態であるのでステップ5PD2へ進む。ステップ
5PD2へ進むと、BU F FE Itの内容が“0
“よりし大であるかの判断が行なわれる。この判断結果
がrNOJの場合、すなわち、“0”以下である場合は
パネルスイッヂ処理へ戻る。一方、判断結果がrYI>
SJの場合、すなわち、“0”より大である場合はステ
ップ5PD3へ進み、l3LIFFEHの内容から“!
”が引かれる。なお、初期状態においてはBUFFER
の内容が”l”に設定されているので、この状態でDE
Cスイッチ19を押すことによって、同レジスタの内容
が“O″Iこ変更される。次に、ステップ5PD4へ進
み、BUFFERの内容がボイスセレクトデイスプレィ
27に表示される。これにより、これまでの値に代わっ
て新たな値が表示される。 そして、メインルーチンに戻り、ステップSP3へ進む
。 次に、DECスイッチ19がオフ状態の場合でステップ
5PA8(第8図)へ進むと、iNCスイッチ20のオ
ン/オフ状態が検出される。この場合、INGスイッヂ
20かオフ状態の場合はステップ5PA9へ進み、IN
C処理が行なわれる。ここで、INCスイッチ20をオ
ン状態にする場合とは、上述したDECスイッチ19の
場合と同様に各チャンネル5A〜5DのVOICEを変
更しようとする場合である。すなわち、VOI CEの
番号を変更(この場合、増加)して音色を変えようとす
るものである。一方、オフ状態の場合はステップ5PA
IOへ進む。以下、INGNC処理いて説明する。 ◇ [NC処理 このINGNC処理、BUFFERの内容が“99”未
満であったらインクリメント可能にする。 この場合、VOICEフラグがたっていないときは処理
は行わない。 さて、第12図はINC処理を示すフローチャートであ
る。まず、ステップ5PEIにおいて、VOICEフラ
グの状態か判断される。この場合、リセット状態であれ
ばメインルーチンに戻り、ステップSP3へ進み、セッ
ト状態であればステップ5PE2へ進む。VOfCEフ
ラグがセット状態になっていてステップ5PE2へ進む
と、BUFFERの内容か“99“よりも小であるか否
かの判断が行なわれる。この判断結果がrNOJの場合
、1゛なわち、E U F F E Rの内容が99”
よりも大である場合にはメインルーチンに戻り、ステッ
プSP3へ進む。一方、判断結果がrY E S Jの
場合、すなわち、“99”より小である場合はステップ
5PE3へ進み、r3UFFEr(の内容に“l”が加
算される。なお、初期状態においてはBUFFERレジ
スタに内容が“1”に設定されているので、この状態で
INOスイッチ20を押すことによりBUFFERの内
容が“2”に設定される。次に、ステップ5PE4へ進
み、BUFFERの内容がボイスセレクトデイスプレィ
27に表示される。これにより、今までの値に代わって
新たな値が表示される。そして、メインルーチンに戻り
、ステップSP3へ進む。 次に、INGスイッチ20がオフ状態の場合でステップ
5PAIO(第8図)へ進むと、テンキー17のオン/
オフ状態が検出される。この場合、テンキー17が押さ
れた場合はステップ5PA11へ進み、テンキー処理が
行なわれる。ここで、テンキー17をオン状態にする場
合とは、上述したDEC!9スイッチおよびINOスイ
ッチ20の場合と同様に各チャンネル5A〜5DのVO
ICEを変更(増減)して音色を変えようとする場合で
ある。一方、テンキー17が押されなかった場合はステ
ップ5PAf2へ進む。以下、テンキー処理について説
明する。 ◇テンキー処理 このテンキー処理では、BUFFEHの内容を10倍し
て+00の位を削り、押された鍵のキーコードを加算す
る。 さて、第13図はテンキー処理を示すフローチャートで
ある。まず、ステップ5PFIにおいて、VOICEフ
ラグの状態が判断される。この場合、VOICEフラグ
がリセット状態であればメインルーチンに戻り、ステッ
プSP3へ進み。一方、セット状態であればステップ5
PF2へ進む。V010Eフラグがセット状態になって
いてステップ5PF2へ進むと、B U F l” E
 Rの内容が10倍され、そして100の位が削除され
る。次いで、ステップ5PF3へ進み、BUFFEHの
内容に押鍵された鍵の値か加算され、新たな値がBUF
FERに書込まれる。例えば、r3UFFERの内容が
“56”で、押されたテンキー!7が“8”の場合、5
6x100=560なる演算が行なわれ、次いで、10
0位か削除されて60が得られる。 そして、60+8=68なる演算が行なわれ、得られた
“68”という数値がBUFFERの値として新たに書
込まれる。次に、ステップ5PF4へ進み、BUFFE
Rの内容がボイスセレクトデイスプレィ27に表示され
る。この表示が行なわれた後、メインルーチンに戻り、
ステップSP3へ進む。 次に、テンキー17がオフ状態の場合でステップ5PA
I2(第8図)へ進むと、V OL UMEスイッチ2
2のオン/オフ状態が検出される。この場合、V OL
 UMEスイッチ22がオン状態の場合はステップ5P
A13へ進み、V OL UME処理が行なわれる。こ
こで、V OL UMEスイッチ22をオン状態にする
場合とは、各ヂャンネル5A〜5DのVOI CBにお
ける音量を変更(増減)しようとする場合である。一方
、オフ状態の場合はステップ5PA14へ進む。以下、
VOLUME処理について説明する。 ◇V OL UME処理 このV OL UME処理は、いずれのモート(VOL
UME、PANまたはREVERB)も選択されていな
い状態からV OL UMEスイッヂ22が押された場
合に、V OL UME変更処理中を示すV OL L
JMEフラグをたてる。また、各フラグ処理のサブルー
チンにおいては、フラグの競合を回避してデータのセー
ブをする処理を行う。 さて、第14図はV OL UME処理を示すフロチャ
ートである。まず、ステップSPG +において、V 
OL UMEフラグの状態が判断される。この場合、V
 OL UMEスイッチ22がオン状態になっていない
場合はVOLUMEフラグがリセット状態になっている
ので、ステップ5PG2へ進み、各フラグ処理が行なわ
れる。ここで、各フラグ処理について説明する。 ロ各フラグ処理 第15図は各フラグ処理を示すフローチャートである。 まず、ステップS P H+において、VOLUMEフ
ラグの状態か判断される。この場合、VOLUMEフラ
グがセット状態であればステップS P I−(2へ進
み、リセット状態であればステップS P H5へ進む
。ステップS P H2へ進むと、VOLUME(CH
)l:BUFFEH2の内容かストアされる。次いで、
ステップS P H3へ進み、V OL UMEフラグ
がリセットされる。その後、ステップS P H4へ進
み、LED22aが消灯され、そして、V OL LI
ME処理に戻り、ステップ5PG3へ進む。 一方、上述したステップ5PHIにおいて、VOLUM
Eフラグがリセット状態でステップSPH5へ進むと、
PANフラグの状態が判断される。 この場合、PANフラグがセット状態であればステップ
5PH6へ進み、リセット状態であればステップ5PH
9へ進む。ステップ5PH6〜ステツプ5PH8は上述
したV OL UMEの場合と同様にPAN(CI−1
)にBUFFEH2の内容がストアされ、次いでPAN
フラグがリセットされる。そして、LED26aが消灯
され、その後、VOLUME処理に戻り、ステップ5P
G3へ進む。 また、上述したステップ5PH5において、PANフラ
グがリセット状態でステップS P H9へ進むと、R
EVERBフラグの状態が判断される。 この場合、REVERBフラグがリセット状態であれば
V OL UME処理に戻り、セット状態であればステ
ップS P H10へ進む。ステップS P H1O〜
ステップS P I(12は上述したVOLUMEの場
合と同様に、REVERB(CI)にBUFF E R
2の内容がストアされ、次いでRE V E RBフラ
グがリセットされる。そして、LED25aが消灯され
、その後、V OL UME処理に戻り、ステップ5P
G3へ進む。 各フラグ処理か終了してV OL UME処理に戻り、
ステップSr’G3へ進むと、V OL UMEフラグ
かセットされる。そして、V OL UMEスイッチ2
2のオン状態を示すLED22aの点灯が行なわれる。 次いで、VOLUME(CI)の内容がB U F F
 E ri 2にロードされる。このロードが行なわれ
た後、メインルーチンに戻り、ステップSP3へ進む。 一方、」二連したステップSPG +においてvOL 
U M Eフラグがセット状態でステップ]’G6へ進
むと、VOLtJME(CI)1.:BUFFER2の
内容がストアされろ。そして、ステップ5PG7へ進み
、VOLUMEフラグがリセットされる。 次いで、ステップ5PG8へ進み、LED22aの消灯
が行なわれる。そして、メインルーチンに戻り、ステッ
プSP3へ進む。 次に、VOLUMEスイッチ22がオフ状態の場合でス
テップ5PAI4(第8図)へ進むと、PANスイッチ
26のオン/オフ状態が検出される。 この場合、PANスイッチ26がオン状態の場合はステ
ップSPA t 5へ進み、PAN処理が行なわれる。 ここで、PANスイッチ26をオン状態にする場合とは
、各チャンネル5A〜5Dのv。 ■CEにおけるPANを変更(増減)しようとする場合
である。一方、オフ状態の場合はステップ5PA16へ
進む。以下、PAN処理について説明する。 ◇PAN処理 PAN処理は、上述したV OL UME処理と略同様
の機能を有し、PAN機能を利用できないVolCEに
対しては“−m−”を表示し、BUFFER2の内容を
“99”に設定する。 さて、第16図はPAN処理を示すフロチャートである
。まず、ステップSPJ Iにおいて、PANフラグの
状態が判断される。この場合、PANフラグがリセット
状態である場合は、ステップ5PJ2へ進み、各フラグ
処理が行なわれる。この処理は上述した第15図に示す
フローチャートにしたがって行なわれる。そして、この
フラグ処理が終了ずろと、ステップ5PJ3へ進み、P
ANフラグがセットされる。次いで、ステップ5PJ4
へ進み、L E D 26 aの点灯が行なわれる。 次に、ステップSPJ 5へ進み、PANの値と係数を
変換するテーブルl’ANtblの内容か“0”または
“1”のいずれであるかが判断される。この判断結果が
“0”の場合、すなわち変更不可能な場合はステップS
 P 、16へ進み、13 U F F E R2の内
容が“99”に設定さイ1ろ。次に、ステップ5PJ7
へ進み、マルチデイスプレィ28に変更不可能を示す“
−−一”が表示されろ。この表示が行なわれf二後、メ
インル−チン1こ戻り、ステ・ノブSr3へ進む。 一方、ステップ5PJ5における判断結果が“l”の場
合、すなわちPANの変更が可能な場合はステップ5P
J8へ進み、PAN(CH)の内容がBLIFFER2
にロードされる。次いで、ステップSPJ 9へ進み、
BUFFER2の内容がマルチデイスプレィ28に表示
される。この表示が行なわれた後、メインルーチンに戻
り、ステップSP3へ進む。 また、上述したステップSPJ Iにおいて、PANフ
ラグがセット状態であるものと判断された場合は、ステ
ップ5PJIOへ進み、BUFFER2の内容がPAN
(CH)にストアされる。次いで、ステップSPJ I
 1へ進み、PANフラグかリセットされる。そして、
ステップSPJ l 2へ進み、LED26aの消灯が
行なわれる。このLED26aの消灯が行なわれた後、
メインルーチンに戻り、ステップSP3へ進む。 次に、PANスイッチ26がオフ状態の場合でステップ
5PA16(第8図)へ進むと、REVERBスイッチ
25のオン/オフ状態が検出される。 この場合、REVERBスイッチ25がオン状態の場合
はステップ5PA17へ進み、REVERB処理が行な
われる。ここで、REVERBスイッチ25をオン状態
にする場合とは、各チャンネル5A 〜5DのVOI 
CEl、:おけろREVEr(Bを変更(増減)しよう
とする場合である。一方、オフ状態の場合はステップS
PΔ!8へ進む。以下、REVFRI3処理について説
明する。 ◇r(EVERB処理 REVERB処理は上述したI) A N処理とほぼ同
様であり、REVErtB機能を利用できないVolC
Eに対しては“−m=”を表示し、BUF’FErlの
内容を“99”に設定することで区別を行う。 ここで、REVERI3スイッヂ25をオン状態にする
場合とは、各チャンネル5A〜5DのVO[CEにおけ
るREVERBを変更(増減)しようとする場合である
。第17図にREVERB処理のフロチャートを示す。 さて、REVERBスイッチ25がオフ状態の場合でス
テップ5PA1B(第8図)へ進むと、【−】スイッチ
23のオン/オフ状態が検出される。この場合、【−】
スイッチ23がオン状態の場合は、ステップ5PAI9
へ進み、【−】処理が行なわれる。一方、オフ状態の場
合は、ステップ5PA20へ進む。以下、【−】処理に
ついて説明する。 ◇ 【−】処理 【−】処理は、VOLUME、PAN、REVERBの
どのフラグもたっていなければ、処理を行わない。また
、BUFFER2の内容が“99”のときはPANある
いはREVERBの値を変更することかできないように
なっているので、そのままリターンする。また、BUF
FER2の内容が0”のときはディクリメントできない
ので、そのままリターンする。それ以外のときはBUF
FER2の内容をディクリメントする。 さて、第18図は【−】処理を示すフロチャートである
。まず、ステップSPL Iにおいて、vOLUME、
PANまたはREVERBフラグでセット状態になって
いるしのがあるか否かの判断が行なわれる。この場合、
一つもセット状態になっていない場合、すなわち、全て
リセット状態の場合にはメインルーチンに戻り、ステッ
プSP3へ進む。一方、一つでもセット状態であればス
テップ5PL2へ進み、BtJFFER2の内容が、“
99”または“O“であるか否かの判断が行なわれる。 この場合、“99”または“0”のいずれかの場合は変
更不可としてメインルーチンに戻り、“99”または“
0”のいずれでもない場合にはステップ5PL3へ進み
、BUFFER2の内容から“l”が引かれ、その値が
BUFFER2に書込まれる。次いで、ステップ5PL
4へ進み、令書き込まれたBUFFER2の内容がマル
チデイスプレィ28に表示されろ。この表示が行なわれ
た後、メインルーチンに戻り、ステップSP3へ進む。 次に、【−】スイッチ23がオフ状態の場合でステップ
5PA20(第8図)へ進むと、【+】スイッチ24の
オン/オフ状態が検出される。この場合、【+】スイッ
チ24がオン状態の場合は、ステップ5PA21へ進み
、【+】処理が行なわれる。一方、オフ状態の場合は、
メインルーチンに戻り、ステップSP3へ進む。以下、
【+】処理について説明する。 ◇〔+]処理ルーチン この【+】処理ルーチンは、VOLUME、PAN、R
EVERBのどのフラグもたっていないときにリターン
する。この場合は上述した【−】処理ルーチンと同様で
あるが、各々最高値が異なって設定しているので、条件
文に分けている。また、PANやREVERBの値の変
更を禁止するBUFFER2の内容(“99”)は、そ
れぞれの条件文で同時に判断されるので、別に設けては
いない。 さて、第19図は【+】処理を示すフローチャートであ
る。まず、ステップSPMIにおいて、■OLUMEフ
ラグの状態が判断され・る。この場合、セット状態、す
なわちV OL UMEスイッチ22がオン状態になっ
ていればステップS P M 2へ進み、リセット状態
であればSPM5へ進む。セット状態になっていてステ
ップSPM2へ進むと、BUFFER2の内容が“24
°以下であるか否かが判断される。この判断結果がrN
OJの場合、すなわち、24”以上の場合はメインルー
チンへ戻る。一方、その判断結果がrY E S Jの
場合は、24”以下であるので、ステップSPM3へ進
み、BUFFER2の内容から“l”が加算され、この
結果がBtJFFER2に書込まれる。そして、ステッ
プSPM4へ進み、BUFFER2の内容がマルチデイ
スプレィ28に表示される。この表示が行なわれた後、
メインルーチンに戻り、ステップSP3へ進む。 一方、上述したステップSPMIにおいてVOLUME
フラグかリセット状態であってステップSPM5へ進む
と、P A Nフラグの状態が判断される。この場合、
P A Nフラグがセット状態、すなわちPANスイッ
チ26がオン状態になっていれば、ステップSPM6へ
進み、リセット状態であればステップSPM7へ進む。 セット状態でステップSPM6へ進むと、B U F 
F E R2の内容が“4”よりも小であるか否かが判
断−される。この判断結果がrNOJの場合、すなわち
、“4”よりも大であればメインルーチンへ戻る。一方
、その判断結果がrYEsJの場合、すなわち“4”よ
りも小であれば、ステップSPM3へ進む。 また、ステップSPM5においてPANフラグがリセッ
ト状態になっていて、ステップSPM7へ進と、REV
ERBフラグの状態か判断される。 この場合、REVERBフラグがリセット状態、すなわ
ちREVERBスイッチ25がオン状態であればメイン
ルーチンに戻り、セット状態であればステップSPM8
へ進む。セット状態でステップSPM8へ進むと、BU
FFER2の内容が“3”以下である否かが判断される
。この判断結果がrNOJの場合、すなわち、“3”よ
りも大であればメインルーチンへ戻る。一方、その判断
結果がrYEsJの場合、すなわち、“3”よりも小で
あれば、ステップSPM3へ進む。 以上によりパネルスイッチ処理が終了する。このパネル
スイッチ処理が終了すると、メインルーチン(第7図)
に戻?)、ステップSP3へ進む。そして、鍵処理が行
なわれる。以下、鍵処理について説明する。 〈鍵処理〉 第20図は鍵処理を示すフローチャートである。 まず、ステップ5PNIにおいて、鍵の操作状態にイベ
ント(変化)があったか否かが判断される。 そして、この判断結果がrY E S Jの場合、すな
わち、キーオン状態である場合はステップ5PN2へ進
み、キーオン処理が行なわれる。 ◇キーオン処理 第21図はキーオン処理を示すフローチャートである。 まず、ステップ5POIにおいて、各音源に対してキー
コードが出力される。次いで、ステップ5PO2へ進み
、各音源に対してトーンパラメータが出力される。次い
で、各音源に対してスタートパルスが出力される。この
スタートパルスが出力された後、メインルーチンへ戻る
。 一方、第20図において、上述したステップ5PNIに
おける判断結果が「NO」の場合、キーオン状態でない
場合はステップ5PN3へ進み、キーオフか否かの判断
が行なわれる。この判断結果か「NO」の場合はメイン
ルーチンへ戻り、[YES」の場合はステップ5PN4
へ進み、キーオフ処理が行なわれる。 ◇キーオフ処理 第22図はキーオフ処理を示すフローチャートである。 このキーオ)処理においては、各音源に対しストップパ
ルスが出力される。この出力が終了すると、メインルー
チンに戻り、ステップSP3へ進む。 さて、メインルーチンに戻ると、ステップSP3へ進み
、ジョイスティック処理が行なわれる。 以下、ジョイスティック処理について説明する。 〈 ジョイスティック処理 〉 このジョイスティック処理は、ジョイスティック14を
操作して別のVOICEを選択したときに、もとのVO
ICEに対するデータをセーブして新たなVOICEの
番号をマルチデイスプレィ28に表示する。 さて、第23図はジョイスティック処理を示すフローチ
ャートである。まず、ステップ5PQIにおいて、ジョ
イスティックスキャンか行なわれる。ここで、ジョイス
ティックスキャンの概要は次の通りである。 A/D変換器15から出力されるデータに基づいてジョ
イスティック14のX%y方向の変位を検出し、この検
出結果に基づいて位置情報A 、B 、C。 Dを得る。その後、減衰レベル変換テーブルATTを参
照して、各チャンネル5A〜5Dにおける減衰係数を計
算する。この場合、X−“0”または“3E″、y=“
0”または3E”のときはジョイスティック14のレバ
ー14aが上下左右のうちのいずれかの方向へ完全に倒
されていることを示すので、チャンネル選択が行なわれ
たことを示すCHsetフラグがセットされる。また、
この場合、選択されたチャンネルを示す変数NEW  
CHに選択されたチャンネル番号(1から4のうちのい
ずれかカリが設定される。 ロ ジョイスティックスキャン さて、第24図はジョイスティックスキャンを示すフロ
ーチャートである。まず、ステップ5PR1において、
A/D変換器15から出力されるデータ(x、y)の値
をそれぞれ読込む。次に、ステップ5PR2へ進み、デ
ータXが右に“1”ビット、シフトされる。すなわち、
小数点をなくすための処理が行なわれる。次に、ステッ
プ5PR3へ進み、データXが”20H”(H:16進
数)か、またはそれ以上であるか否かの判断が行なわれ
る。この判断結果がrY E S Jの場合、すなわち
、データXが“20H″か、またはそれ以上である場合
はステップ5PR4へ進み、「NO」の場合、すなわち
データXが“20H”以下の場合はステップ5PR5へ
進む。この場合、ステップ5PR4へ進むと、データX
から“IH”が引かれる。次に、ステップ5PR5へ進
み、データyが右に“1”ビットシフトされる。この処
理も上述したデータ真の場合と同様に小数点をなくすた
めに右に1ビツト、シフトさせるためのものである。次
に、ステップ5PR6へ進み、データyが“20.4”
か、またはそれ以上であるか否かの判断が行なわれる。 この判断結果が「YBSJの場合、すなわち、データy
l)<“20H“か、またはそれ以上であればステップ
5PR7へ進み、“201.l”以下の場合はステップ
5PR8へ進む。 この場合、ステップ5PR7へ進むと、データyから“
l”が引かれる。次に、ステップ5PR8へ進み、(3
E +−y)” l x−I F s lの演算が行な
われ、この演算結果(制御情報)がAレジスタに設定さ
れる。次いで、ステップ5PR9へ進み、(3E、4−
X)+1y−IFHlの演算が行なわれ、この演算結果
(制御情報)がBレジスタに設定される。次いで、ステ
ップ5PR1Oへ進み、y+1x−IF+lの演算が行
なわれ、この演算結果(制御情報)がCレジスタに設定
される。そして、ステップ5PRIIへ進み、X+l 
y−t F、 lの演算が行なわれ、この演算結果(制
御情報)がDレジスタに設定される。次に、ステップS
PRl 2へ進み、A、13.CおよびDレジスタの内
容のうち、いずれかでも3E。 よりも大きいものがあれば、その値が“3E、°に設定
される。この場合“3E、”に設定されるのは、第26
図に示すように、減衰レベル変換テーブルが“3 H□
”までしか設定されていないからである。 上述したステップ5PR9〜11かられかるように、ジ
ョイスティック14を、例えばX軸方向にのみ動かして
値を変えてもY軸の値も同時に変化している。このこと
はY軸方向にのみ動かした場合にあっても同様である。 すなわち、互いに影響を及は゛し合っていることがわか
る。 次に、ステップ5PR13へ進み、Aレジスタの内容に
基づいて減衰レベル変換テーブルが参照され、減衰率が
求められる。そして得られた減衰率ATT(A)がV 
E CTo R−att、Aに設定される。 次いで、ステップ5PR14へ進み、Aレジスタの場合
と同様に減衰率ATT(B)がVECTORatt、B
に設定される。次いで、ステップ5PR15へ進み、減
衰率ATT(C)がVECTORatt、Cに設定され
る。次いで、ステップ5PR16へ進み、減衰率A T
 T (D )ノ内容がVECTORatt、Dに設定
される。 次に、ステップ5PR17へ進み、データyが“3EH
″であるか否かの判断が行なわれる。この判断結果が「
NO」の場合、すなわち、データyが“3EH″ではな
い場合はステップ5PR18へ進む。 一方、データyが“3E、”の場合はステップ5PR1
9へ進む。ステップSPR19へ進むと、NEW  C
Hに“l”が設定される。この設定が行なわれた後、ス
テップ5PR20へ進み、CHsetフラグがセットさ
れる。このCHsetフラグのセットが行なわれた後、
ジョイスティック処理ルーチンに戻る。 一方、上述し′たステップ5PR17における判断結果
がrNOJの場合でステップSPr! I 8へ進むと
、データXが”3E、”であるか否かの判断が行なわれ
る。この判断結果がrNOJの場合、すなわち、データ
Xが“3E1.l“でない場合は、ステップ5PR21
へ進み、その判断結果が「YES」の場合、すなわち、
データχが“3E□”である場合は、ステップ5PR2
2へ進む。ステップ5PFt22へ進むと、NEW C
Hに“2”が設定される。この設定が終了すると、ステ
ップ5PR20へ進む。 また、上述したステップ5PR1〜8における判断結果
が「NOJの場合で、ステップ5PR22へ進むと、デ
ータyが“0”であるか否かの判断が行なわれる。この
判断結果かrNOJの場合、すなわち、データyが“0
”でない場合は、ステップ5PR23へ進み、rY E
 S Jの場合、すなわち、データyが“O”の場合は
、ステップ5PR24へ進む。 ステップ5PR24へ進むと、N E W  CH+:
“3”が設定される。この設定が終了すると、ステップ
5P120へ進む。 また、上述したステップ5PR22における判断結果が
rNOJの場合で、ステップ5PR23へ進むと、デー
タXが“0”であるか否かの判断か行なわれる。この判
断結果がrNOJの場合、すなわち、データXが“0”
でない場合は、ステップ5PR25へ進み、rYEsJ
の場合、すなわち、データyが“O“の場合は、ステッ
プ5PR26へ進む。 ステップ5PR25へ進むと、CHsetフラグがリセ
ットされる。このリセットが終了すると、ジョイスティ
ック処理ルーチンへ戻る。一方、ステップ5PR26へ
進むと、N E W  CH+、ニー“4”が設定され
る。この設定が終了した後、ステップ5PR20へ進む
。なお、上述したステップ5PRI7、!8.22.2
3における判断は、ジョイスティック14のレバー14
aがどの方向に完全に倒し込まれたか否かを調べるため
のものである。 以上により、ジョイスティックスキャンが終了する。こ
のルーチンが終了すると、ジョイスティック処理ルーチ
ン(第23図)に戻り、ステップ5PQ2へ進む。 ステップ5PQ2に進むと、CHsetフラグの状態が
判断されろ。この場合、CHsetフラグがセット状態
であればチャンネル選択が行なわれたものとしてステッ
プ5PQ3へ進み、リセット状態であればチャンネル選
択が行なわれなかったものとしてメインルーチンに戻る
。 チャンネル選択が行なわれた場合であってステップ5P
Q3へ進むと、VOI CE(C)()にBUFFEH
の内容がストアされる。次に、ステップ5PQ4へ進み
、V OL tJMEフラグの状態が判断される。この
場合、V OL UMEフラグがリセット状態であれば
、選択されたチャンネルに対するV OL、 U M 
Eの設定は行なわないものとしてステップ5PQ5へ進
む。一方、セット状態であれば選択されたチャンネルに
対するV OL UMEの設定を行うものとしてステッ
プ5PQ6へ進む。この場合、V OL UMEの設定
を行うものとして、ステップ5PQ6へ進むと、VOL
UME(CH)にBUFFEH2の内容がストアされる
。次いで、ステップ5PQ7へ進み、NEW CHの内
容がCHに設定される。そして、ステップ5PQBへ進
み、VOLUME(CH)の内容がBUFFEH2にロ
ードされる。次いで、ステップ5PQ9へ進み、BUF
FEH2の内容がマルチデイスプレィ28に表示される
。そして、ステップ5PQIOへ進み、VOICE(C
H)の内容がBUFFERにロードされる。次いで、ス
テップ5PQIIへ進み、BUFFERの内容がボイス
セレクトデイスプレィ27に表示される。 一方、上述したステップ5PQ4において、■OLUM
Eフラグがリセット状態でステップ5PQ5へ進むと、
PANフラグの状態が判断される。 この場合、PANフラグがリセット状態であれば選択さ
れたチャンネルに対するPANに設定は行なわれないも
のとしてステップSPQ 12へ進む。 一方、セット状態であれば選択されたチャンネルに対す
るPANの設定を行うものとしてステップ5PQ13へ
進む。PANの設定を行うものとしてステップ5PQI
3へ進むと、上述したVOLUMEの設定を同様にPA
N(CH)にBUFFER2の内容がストアされ、次い
でNEW  CHの内容がCHに設定され、モしてPA
N(CI)の内容がBUFFER2にロードされる。そ
して、BUFFER2の内容がマルチデイスプレィ28
に表示される(以上、ステップSPQ 13〜16)。 この表示が行なわれた後、ステップ5PQIOへ進む。 また、上述したステップ5PQ5においてP ANフラ
グがリセット状態でステップ5PQ12へ進むと、RE
VERBフラグの状態が判断される。 この場合、REVERBフラグがリセット状態であれば
選択されたチャンネルに対するr(EVERBの設定を
行うものとしてステップ5PQ17へ進む。一方、セッ
ト状態であれば選択されたチャンネルに対するREVE
RBの設定は行わないものとしてステップ5PQIQへ
進む。REVERBの設定を行うものとしてステップ5
PQ1Bへ進むと、上述したV OL UMUの設定と
同様にREVERB(CH)1.:BUF’FER2の
内容がストアされ、次いでNEW  CHの内容がCH
に設定され、モしてREVERB(CH)の内容がBU
FFER2にロードされる。モしてBUFFER2の内
容がマルチデイスプレィ28に表示される(以上、ステ
ップ5PQ18〜21)。この表示が行なわれた後、ス
テップ5PQIOへ進む。一方、上述したステップ5P
Q12においてREBERBフラグがリセット状態でス
テップ5PQ17へ進むと、NEW  CHの内容がC
Hに設定された後、ステップ5PQIOへ進む。 以上により、ジョイスティック処理が終了する。 このジョイスティック処理が終了すると、メインルーチ
ンに戻り、ステップ5P5(第7図)へ進む。 ステップSP5へ進むと、各系列処理か行なわれる。以
下、各系列処理について説明する。 〈各系列処理〉 この各系列処理では、各チャンネル5A〜5DのVOL
UME  C0EF、、PAN C0EF、、REVE
RB  C0EF、を計算し、出力する。この場合、V
OLUME  C0EF、だけは各チャンネル独自の設
定と、ジョイスティック14によるリアルタイムコント
ロールの二つの制御があるので、他の計算と異なってい
る。VECTORフラグがセットされているときは、こ
の処理の前のジョイスティック処理において、ジョイス
ティック14による各チャンネルの減衰レベル(V E
 CT OR、att、)がそれぞれ決定されているの
で、それを利用する。一方、VECTORフラグがリセ
ットされているときは、各チャンネルのVECTORa
ttを’−6dB″に共通に設定する。これは、ジョイ
スティック14を中心に固定したときと同じ状態である
。各チャンネルの6値の計算式は次の通りである。 VOLUME  C0EF、A=dB  to  LI
N  (vOL  tbl(VOLUME(1))+V
ECTOR,att、A) REVERB C0EF、A=REV  tbl(RE
VERB(L))PAN    C0EF、A=PAN
  tbl(PAN(1))さて、第25図は各系列処
理を示すフローチャートである。まず、ステップSPS
 1において、VECTORフラグの状態が判断される
。この場合、VECTORフラグがリセット状態、すな
わちVECTORスイッチ21がオフ状態であればステ
ップ5PS2へ進む。一方、セット状態、すなわちVE
CTORスイッチ21がオフ状態であればステップ5P
S3へ進む。リセット状態であってステップ5PS2へ
進むと、各V E CT OR、attが−6dB”に
設定される。次いで、ステップ5PS3へ進み、各VO
LUME  C0EF、が計算され、出力される。そし
てステップ5PS4へ進み、各REVERB  C0E
F、が計算され、出力される。次いでステップ5PR5
へ進み、各PANCOE、F、が計算され、出力される
。この出力が終了した後、メインルーチンへ戻る。 以上がこの発明の一実施例の詳細である。上述したよう
に、この実施例においては次のような機能を有する。 ■ジョイスティック!4のレバー14aの上下左右の各
方向に、4つの異なるVOICEを割当てて、演奏時に
操作することによって各VOI CEの混合比率をリア
ルタイムに制御できる。 ■VOICEの割当ておよび変更は演奏者が自由に行う
ことができる。 ■VOICEの混合比率を全て等しい値で固定すること
かできる。 ■ジョイステックのレバー14aの上下左右の4系列そ
れぞれに、VOLUME、PAN、REVERBの値を
独立して設定することができる。 ■PANやREVERBを設定できな1.’VOIcE
においては、PΔN5REVERB設定時における画面
設定−m−”の表示を行い、演奏者に変更が不可能であ
ることを示す。 ■VOLUME、PANおよびREVERBの設定にお
いては、ジョイスティック14のレバー14aを倒した
方向で設定する系列を指定することができる。 なお、上記実施例は、ハードウェアによる実現に限らず
、マイクロプログラムやソフトウェアによる実現であっ
ても良い。 また、時分割多重化して行っても良い。 また、複数同時発音であっても良い。 また、各系列に対する効果として、PAN、REVER
Bの他にビブラートや音色変化ピッチベンドなどが割当
てられていても良い。 また、合成VOICEは4系列に限らず、2系列でも操
作子の許す範囲内で設定が可能である。 また、操作子はジョイスティックに限らず、既存のモジ
ュレーションホイールなどでも良い。 「発明の効果」 この発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏でる。 請求項!記載の電子楽器のパラメータ設定装置によれば
、各楽音発生系列毎に独立して各種パラメータの設定が
できるので、一つのキーに対して複数の音を発生させる
場合にあっても系列の特定を容易に行うことができる。 また、請求項2記載の電子楽器のパラメータ設定装置に
よれば、パラメータ設定時における特定の楽音発生系列
の指定を、ジョイスティックを倒した方向によって指定
することができるので、演奏者か感覚的に無理なく複数
の楽音発生系列各々の各種パラメータの設定を行うこと
ができる。 また、請求項3記載の電子楽器のパラメータ設定装置に
よれば、ジョイスティックのX軸方向の傾きとY軸方向
の傾きに応じて互いに影響を及ぼし合う4系列の制御情
報を出力する変換手段によって、各楽音発生系列の出力
レベルを同時に制御するので、これら楽音発生系列各々
の出力レベルを感覚的に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した電子楽器の構成
を示すブロック図、第2図は同実施例を構成するチャン
ネル5Aの詳細な構成を示すブロック図、第3図は同実
施例のチャンネル5Aを構成するREVERB回路の一
例を示すブロック図、第4図は同実施例のチャンネル5
Aを構成するPAN回路の一例を示すブロック図、第5
図は同実施例を構成するジョイスティックを示す斜視図
、第6図は同実施例を構成する操作パネルを示す正面図
、第7図〜第25図は同実施例の動作を説明するための
フローチャート、第26図は同実施例の減衰レベル変換
テーブルを示す図である。 1・・・・・・鍵盤ユニット、2・・・・・・CPU。 3・・・・・・プログラムメモリ、 4・・・・・・ワーキングメモリ、 5A〜5D・・・・・・発音チャンネル、I4・・・・
・・ジョイスティック、 16・・・・・・操作パネル (2〜4.14.16は設定手段、系列選択手段および
変換手段を構成する)、 V R1、V R2・−・−・TIJ変抵抗抵抗方がX
軸検出手段、他方がY軸検出手段)。 第7図 (メインルーチン) #121図(キーオン処理ルーチン) 第22図 (キーオフ処理ルーチン) 第加図 (針処理ルーチン)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の楽音発生系列が同時に発音可能な電子楽器
    において、前記各楽音発生系列毎に独立して各種パラメ
    ータの設定が可能な設定手段を具備することを特徴とす
    る電子楽器のパラメータ設定装置。
  2. (2)ジョイスティックを有し、前記各種パラメータの
    設定時に前記ジョイスティックの操作に基づいて前記各
    楽音発生系列の選択を行う系列選択手段を具備すること
    を特徴とする請求項1記載の電子楽器のパラメータ設定
    装置。
  3. (3)前記ジョイスティックはX軸方向への傾き角度を
    検出するX軸検出手段とY軸方向への傾き角度を検出す
    るY軸検出手段とを具備し、前記X軸検出手段およびY
    軸検出手段の出力に基づいて互いに影響を及ぼし合う4
    系列の制御情報を出力する変換手段を具備することを特
    徴とする請求項2記載の電子楽器のパラメータ設定装置
JP1343207A 1989-12-28 1989-12-28 電子楽器のパラメータ設定装置 Pending JPH03200291A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0594189A (ja) * 1991-10-02 1993-04-16 Yamaha Corp 電子楽器
JPH05119770A (ja) * 1991-10-25 1993-05-18 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd ステレオ方式
JPH07244483A (ja) * 1994-03-02 1995-09-19 Yamaha Corp 電子楽器

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