JPH0319994Y2 - - Google Patents
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- JPH0319994Y2 JPH0319994Y2 JP12030685U JP12030685U JPH0319994Y2 JP H0319994 Y2 JPH0319994 Y2 JP H0319994Y2 JP 12030685 U JP12030685 U JP 12030685U JP 12030685 U JP12030685 U JP 12030685U JP H0319994 Y2 JPH0319994 Y2 JP H0319994Y2
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- Japan
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- ultrasonic
- diaphragm
- vinylidene fluoride
- chemical
- fluororesin
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- Expired
Links
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、超音波洗浄機等に使用する超音波振
動板に関するものである。
動板に関するものである。
超音波洗浄機等の動力源には、超音波を発生す
る超音波振動板が設けられる。そして、この種の
超音波振動板においては、ほとんど、ステンレス
板に超音波振動子を接着した超音波振動板が用い
られている。
る超音波振動板が設けられる。そして、この種の
超音波振動板においては、ほとんど、ステンレス
板に超音波振動子を接着した超音波振動板が用い
られている。
しかし、上記のようなうな超音波振動板におけ
るステンレス板は、化学薬品に対する耐久力が弱
いという欠点がある。
るステンレス板は、化学薬品に対する耐久力が弱
いという欠点がある。
一般に、合成樹脂とくに弗化ビニリデン、テフ
ロン(デユポン社商標)などのポリテトラフルオ
ルエチレン等の弗素樹脂は化学薬品に対して耐久
力がきわめて強く、電気的性質もすぐれ、相当の
高温にも安定であるといつた有利な特性を有して
いる。
ロン(デユポン社商標)などのポリテトラフルオ
ルエチレン等の弗素樹脂は化学薬品に対して耐久
力がきわめて強く、電気的性質もすぐれ、相当の
高温にも安定であるといつた有利な特性を有して
いる。
しかしながら、この種の樹脂は、接着が困難で
接着剤により振動子と直接接着することは事実上
不可能であり、また機械的に固定するのでは、た
びたび修理の必要があるばかりでなく、音響的に
も損失が生じるため、これらの樹脂を振動板とし
て使用するとこは現在までのところ実現していな
い。
接着剤により振動子と直接接着することは事実上
不可能であり、また機械的に固定するのでは、た
びたび修理の必要があるばかりでなく、音響的に
も損失が生じるため、これらの樹脂を振動板とし
て使用するとこは現在までのところ実現していな
い。
本考案は、上記の有利な特性を有する弗素樹脂
を振動板に用いた、寿命の長いしかも音響的にも
すぐれた、超音波振動板を提供することを目的と
するものである。
を振動板に用いた、寿命の長いしかも音響的にも
すぐれた、超音波振動板を提供することを目的と
するものである。
本考案は、弗化ビニリデン樹脂などの弗素樹脂
製振動板1にポリエステル樹脂又はガラス繊維の
化学繊維2を融着し、該融着された化学繊維にさ
らに接着剤3により超音波振動子4を固着保持し
たことを特徴とする超音波振動板とするものであ
り、これにより超音波振動子と弗素樹脂板とを確
実に接着し、長期間にわたりメンテナンスの必要
がなくしかもすぐれた耐薬品性及び洗浄効果を維
持することのできる超音波洗浄機を得ることがで
きる。
製振動板1にポリエステル樹脂又はガラス繊維の
化学繊維2を融着し、該融着された化学繊維にさ
らに接着剤3により超音波振動子4を固着保持し
たことを特徴とする超音波振動板とするものであ
り、これにより超音波振動子と弗素樹脂板とを確
実に接着し、長期間にわたりメンテナンスの必要
がなくしかもすぐれた耐薬品性及び洗浄効果を維
持することのできる超音波洗浄機を得ることがで
きる。
本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1図において、1は弗化ビニリデン樹脂板に
よる振動板、2は弗化ビニリデン樹脂板と溶融温
度が同じ程度であるポリエステル等の化学繊維、
3は接着剤、4は超音波振動子である。
よる振動板、2は弗化ビニリデン樹脂板と溶融温
度が同じ程度であるポリエステル等の化学繊維、
3は接着剤、4は超音波振動子である。
化学繊維としては、例えばテフロン(デユポン
社商標)に対しては、ガラス繊維などの如き高い
融点を持つ化学繊維が用いられる。
社商標)に対しては、ガラス繊維などの如き高い
融点を持つ化学繊維が用いられる。
その他の弗化樹脂に対しても溶融して融着し易
い化学繊維が選ばれる。
い化学繊維が選ばれる。
化学繊維2は加熱により弗化ビニリデン樹脂板
の振動板1に融着され、超音波振動子4は接着剤
3によつて化学繊維2に接着されている。その
際、化学繊維2は厚さがきわめて薄いため、超音
波振動子4は弗化ビニリデン樹脂板の振動板1と
実質的に一体の完全な接合状態となつている。
の振動板1に融着され、超音波振動子4は接着剤
3によつて化学繊維2に接着されている。その
際、化学繊維2は厚さがきわめて薄いため、超音
波振動子4は弗化ビニリデン樹脂板の振動板1と
実質的に一体の完全な接合状態となつている。
第2図は、本考案による超音波振動板5を洗浄
機の洗浄槽8の底に外部からボルト9により取り
付けたものであり、外部の高周波電力源7に接続
される。
機の洗浄槽8の底に外部からボルト9により取り
付けたものであり、外部の高周波電力源7に接続
される。
第3図は投込式の場合の実施例であり、超音波
振動板6は箱体10の中に固定されており、これ
を洗浄槽8の水中に入れて超音波を水中に発射せ
しめるものである。
振動板6は箱体10の中に固定されており、これ
を洗浄槽8の水中に入れて超音波を水中に発射せ
しめるものである。
超音波振動子4は、その共振周波数の同じ周波
数の高周波電力を供給すれば機械的振動をなし、
振動子と完全な接合状態にある振動板1も機械的
振動を発生し、振動板1と接している媒質中に超
音波を伝達し、洗浄槽8内に挿入された物品を洗
浄することができる。
数の高周波電力を供給すれば機械的振動をなし、
振動子と完全な接合状態にある振動板1も機械的
振動を発生し、振動板1と接している媒質中に超
音波を伝達し、洗浄槽8内に挿入された物品を洗
浄することができる。
なお、振動板1としては、上記の弗化ビニリデ
ン樹脂の他、テフロン(デユポン社商標)などの
ポリテトラフルオルエチレンやその他の弗素樹脂
を用いることもできる。
ン樹脂の他、テフロン(デユポン社商標)などの
ポリテトラフルオルエチレンやその他の弗素樹脂
を用いることもできる。
本考案は、弗化ビニリデン樹脂などの弗素樹脂
製振動板1にポリエステル樹脂又はガラス繊維の
化学繊維2を融着し、該融着された化学繊維にさ
らに接着剤3により超音波振動子4を固着保持し
たことにより、弗素樹脂製振動板として耐薬品性
素材としてすぐれた特性を有する弗素樹脂と超音
波振動子とを、強力にかつ音響的損失のほとんど
ない方法で接着して形成した振動板を提供するこ
とができ、耐薬品性が大であり、しかも音響的損
失が少なく、すぐれた洗浄効果を有し、メンテナ
ンスの必要がほとんどない超音波洗浄機の実現を
可能とした。
製振動板1にポリエステル樹脂又はガラス繊維の
化学繊維2を融着し、該融着された化学繊維にさ
らに接着剤3により超音波振動子4を固着保持し
たことにより、弗素樹脂製振動板として耐薬品性
素材としてすぐれた特性を有する弗素樹脂と超音
波振動子とを、強力にかつ音響的損失のほとんど
ない方法で接着して形成した振動板を提供するこ
とができ、耐薬品性が大であり、しかも音響的損
失が少なく、すぐれた洗浄効果を有し、メンテナ
ンスの必要がほとんどない超音波洗浄機の実現を
可能とした。
第1図は本考案実施例の縦断面図、第2図およ
び第3図は本考案装置の使用状態を示す側断面図
である。 1……振動板、2……化学繊維、3……接着
剤、4……超音波振動子、5,6……超音波振動
板、7……高周波電力源、8……洗浄槽、9……
ボルト、10……箱体。
び第3図は本考案装置の使用状態を示す側断面図
である。 1……振動板、2……化学繊維、3……接着
剤、4……超音波振動子、5,6……超音波振動
板、7……高周波電力源、8……洗浄槽、9……
ボルト、10……箱体。
Claims (1)
- 弗化ビニリデン樹脂などの弗素樹脂製振動板1
にポリエステル樹脂又はガラス繊維の化学繊維2
を融着し、該融着された化学繊維にさらに接着剤
3により超音波振動子4を固着保持したことを特
徴とする超音波振動板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12030685U JPH0319994Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12030685U JPH0319994Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6231985U JPS6231985U (ja) | 1987-02-25 |
JPH0319994Y2 true JPH0319994Y2 (ja) | 1991-04-26 |
Family
ID=31008500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12030685U Expired JPH0319994Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0319994Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP12030685U patent/JPH0319994Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6231985U (ja) | 1987-02-25 |
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