JPH0319991Y2 - - Google Patents

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JPH0319991Y2
JPH0319991Y2 JP1985197788U JP19778885U JPH0319991Y2 JP H0319991 Y2 JPH0319991 Y2 JP H0319991Y2 JP 1985197788 U JP1985197788 U JP 1985197788U JP 19778885 U JP19778885 U JP 19778885U JP H0319991 Y2 JPH0319991 Y2 JP H0319991Y2
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cleaning
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、部品を洗浄するための機械、特に洗
浄液と気泡との相互作用で部品を洗浄する機械部
品洗浄機に関する。
考案が解決すべき問題点 従来より機械組立工場、修理、整備工場、熱処
理工場、表面処理工場等で、加工油の除去や油汚
れの洗浄に各種の部品洗浄機が開発され、使用さ
れている。一般に広く使用されている洗浄機の多
くは部品を入れた容器内に洗浄をポンプアツプし
て噴霧したり、部品を入れた籠を洗浄液中で上
下、又は左右に揺り動かしたり槽内で回転させた
り、或いは洗浄槽内に設けたインベラーで渦流を
発生させるものやブラシを動かして洗浄するもの
が主流となつている。しかしこのような型式のも
のでは、取扱いが面倒で部品を傷付けるといつた
欠点を有していた。
本考案はこのような欠点を除去し、安全に能率
良く部品の洗浄を行うことができる空気圧利用の
洗浄機を提供することを目的としている。
特に本考案のより特定な目的は洗浄液の噴霧に
よる一次洗浄と、液体に吹き込まれる圧縮空気に
よるバブリングによる二次洗浄とにより部品を洗
浄するようにした部品洗浄機を提供することにあ
る。
問題点が解決する手段 この目的を達成するために、本考案による部品
洗浄機は連絡弁を介して互いに連通した洗浄槽お
よび貯液槽と、貯液槽内の洗浄液を加圧するため
の圧縮空気供給装置と、該加圧された洗浄液を洗
浄槽に噴射させ、次いで圧縮空気を洗浄槽に噴射
させる噴射ノズルと、洗浄槽からオーバーフロー
した洗浄液を導く受け樋いと、洗浄完了後、洗浄
液を洗浄槽から貯液槽に液抜きするため、前記連
絡弁を開放するための装置とからなることを特徴
とする。
実施例 本洗浄機はボデーケース1の中に組み込まれた
洗浄槽5を有し、洗浄槽5の上端外周にある受け
樋い8のフランジを有し、このフランジに、ボデ
ーケースの上端に蝶番で止められた上蓋2が当た
つて洗浄槽5を閉鎖し、洗浄時の洗浄液の飛沫を
防止するようになつている。洗浄槽内の空気は上
蓋2にある呼吸口3から外気に放出させるように
なつている。操作盤4は洗浄槽の横で、ボデーケ
ース1に配置され、電源表示ランプ32をはじめ
操作スイツチ33、液量調整器16、空気圧力計
23、圧力調整器24等が操作し易すく取り付け
てある。
貯液槽6が洗浄槽5の下に配置されていてこれ
にフランジとボルトを介して締結されている。而
して洗浄槽の底は貯液槽の天井となり、貯液槽6
は密閉構造になつている。洗浄槽と貯液槽は連絡
口5′で継がり、連絡口5′にはその洗浄槽側に金
網フイルター11が取り付けられ、又貯液槽側に
連絡弁10と連絡弁操作用エアーシリンダー27
が取り付けてある。
連絡弁10は、洗浄液を供給する時と洗浄後、
洗浄槽5内の液を貯液槽6に抜き取る場合に、操
作スイツチ33の信号で作動する電磁弁25を介
してエアコンプレツサー21が空気分配器22、
空気配管26を経て供給される圧縮空気でシリン
ダー27を作動して開閉される。エアーシリンダ
ー27は連絡弁10が常時閉になるよう自動復帰
する型式のものである。金網フイルター11は洗
浄槽5の液を抜き取る時に部品の流失防止と連絡
弁10の弁座を保護する役割を果している。
洗浄液の供給、補充は最初に所定量を洗浄槽に
投入し、連絡弁10を通じて貯液槽6に充填す
る。液補充についても貯液槽液面計31の目盛に
より適量を供給時と同様洗浄槽5より行うのが良
い。
洗浄槽5の底には洗浄液及び空気噴射用ノズル
18が取り付けられており、噴射ノズル18には
貯液槽の天井つまり洗浄槽5の底下面に取付けて
ある集合管19より洗浄液及び空気が供給される
ようになつており集合管19には上昇管20が取
り付けてあり、これは貯液槽6の底部まで伸びて
いてその先には吸込口12が付けてある。
上昇管20は可撓性材質で作られ、吸込口12
の位置を上下に自由に動かして洗浄液の噴射量を
調節するようになつている。
吸込位置の調節は操作盤にある液量調整器16
の操作によつて行われるようになつている。調整
器16はノブを有し、その中心にロツクボタン1
7があつてこれを押すことによつて押し引きする
ことができ任意の位置でロツクボタン17をはな
すとその位置で液量調整器16は固定されるよう
になつている。吸込口12と液量調整器16は曲
げ等無理な力が掛からぬよう自在継手14で相互
に継がれた操作ロツド13で連結されている。
ロツド13は貯液槽壁の貫通部を通して延び、
液や空気が漏れないようシールパツキング15で
密封されている(第2図参照)。
貯液槽6の天井付近の液に漬らぬ壁面には、コ
ンプレツサー21、空気分配器22と連通した逆
止弁付吹込金物29が取り付けられていて、この
吸込金物29より圧縮空気を貯液槽6に吹き込む
ことができる。圧縮空気の吹き込みにより貯液槽
6に内圧を掛けると、槽内の液中に没している吸
込口12から洗浄液が押上られて上昇管20を通
り、集合管19でそれぞれの噴射ノズル18に分
かれて洗浄槽5内に噴射される。
吸込口12が液面に出ると圧縮空気が同様の経
路で洗浄槽内に送られ、洗浄槽内で細かい気泡と
なり、パブリングを起こし洗浄槽内に入れた汚れ
部品を能率良く洗浄する。バブリングにより剥離
した汚れで洗剤に溶解されないものは気泡のリフ
ト作用で液面に持ち上げられる。洗浄作業中は盛
んに気泡が発生するので液位が上昇し洗浄液は洗
浄槽の上淵から受け樋い8に泡と共にオーバーフ
ローし、縦樋い9を伝つて廃液槽7に溜められ
る。
洗浄が完了すれば加圧用電磁弁28を閉じ貯液
槽6に送り込んでいた空気を遮断する。すると洗
浄槽のバブリングも停止して液面も下がりオーバ
ーフローもしなくなる。
貯液槽6の内圧が下がると次いで電磁弁25を
作動させ、エアーシリンダー27の作動で連絡弁
10を開放し洗浄槽5内の液を貯液槽6に抜き取
る。抜き取り完了後は連絡弁10を閉じ次の工程
に備える。操作スイツチ33は、空気圧縮機21
の運転から部品洗浄後の液抜きまで順次洗浄工程
を制御する仕組みになつている。
空気分配器22には運転中に溜まつたドレンを
抜き取るためドレンコツク30が取り付けてあ
り、又貯液槽6には必要に応じて底に溜まつたド
レン及び汚れた洗浄液を抜き取るために排液コツ
ク34が取り付けてある。更に又廃液槽7の廃液
も必要に応じ排液コツク35を操作して抜き取る
ことができる。
考案の効果 本機は洗浄槽と貯液槽及び廃液槽を持ち、貯液
槽は密封構造であつてその中の液面を圧縮空気で
加圧し、噴射ノズルを通して洗浄槽内へ液噴霧す
るものであるから、液循環ポンプを使用するもの
のようにグランドパツキング部等、接液部からの
液漏れや、ランナー汚れ等のトラブルもなく構造
が簡単でありかつメンテナンスフリーである。
洗浄液噴射ノズルについても洗剤噴出後、同ノ
ズルよりエアーを送り込むためその都度ノズル孔
もセルフクリーニングされるため、詰まりを起こ
すことがない。
部品の洗浄工程として貯液槽からノズルを通し
て、洗浄液を所定量、洗浄槽に供給して部品の一
次洗浄を行い部品が洗浄液に浸された後、引き続
き同ノズルからエアーを吹き出し洗浄液中に細か
い気泡を発生させ液に微振動を与えると共に気泡
のリフト作用で洗浄槽内に対流を発生させるから
部品をその隅々まで効率良く洗浄することができ
る。
この洗浄液に与える微振動が部品に附着してい
る汚れを剥離させるのに有効であり、振動数の調
節は気泡の発生量で決るのでノズルより吹き出す
空気量を調節すればよく、従つて空気圧縮機の吐
出圧を設定することで簡単に行うことができる。
このように二次洗浄と洗浄液の微振動と気泡に
よるエアーリフト作用で発生する強制対流による
もので、洗浄液中の細かい気泡が部品の隅々まで
洗剤を送り込むと同時に剥離した不溶解性の汚物
を素早く液面まで持ち去るのとともに洗浄液中に
気泡が在存するため洗浄槽内の液の見掛けの体積
が大きくなり洗浄効果も大きく、従つて高価な洗
剤の節約にもなる。
洗浄工程が終了すれば貯液槽の空気加圧を止め
洗浄槽底の連絡弁を開き洗浄液を全部貯液槽に抜
き取るため、洗浄槽内には部品のみが残り部品の
洗浄程度も一目瞭然であり、又部品を取り出す際
も取り残しをしない。
一方上述の如く不溶解性の汚れは洗浄槽上淵か
ら受け樋いにオーバーフローさせ縦て樋いで廃液
槽に溜め、一杯になれば必要に応じて排液コツク
から抜き取ることができる。
このように本考案による洗浄機は部品洗浄作業
がエアーリフトによるためむりな力が掛からずソ
フトに行われるため、機械部品のように固い物ば
かりでなく、この洗浄方式は野菜や果実の洗浄や
卵のような壊れ易い物の洗浄にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本洗浄槽の平面を示し、第2図はその
中央部の縦断面、第3図、および第4図は空気配
管部を示す別の縦断面、第5図は中央部の横断
面、第6図は空気配管系統を示す図である。 各部の名称、1……ボデーケース、2……上
蓋、3……呼吸口、4……操作盤、5……洗浄
槽、6……貯液槽、7……廃液槽、8……受け樋
い、9……縦樋い、10……連絡弁、11……金
網フイルタ、12……吸込口、13……操作ロツ
ド、14……自在継手、15……シールパツキン
グ、16……液量調整器、17……ストツパーボ
タン、18……噴射ノスル、19……集合管、2
0……上昇管、21……エアーコンプレツサー、
22……空気分配器、23……圧力計、24……
圧力調整器、25……連絡弁用電磁弁、26……
空気配管、27……連絡弁操作シリンダー、28
……加圧用電磁弁、29……逆上弁付吹込金物、
30……ドレンコツク、31……貯液槽液面計、
32……電源表示ランプ、33……操作スイツ
チ、34……貯液槽排液コツク、35……廃液槽
排液コツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連絡弁を介して互いに連通した洗浄槽および貯
    液槽と、貯液槽内の洗浄液を加圧するための圧縮
    空気供給装置と、該加圧された洗浄液を洗浄槽に
    噴射させ、次いで圧縮空気を洗浄槽に噴射させる
    噴射ノズルと、洗浄槽からオーバーフローした洗
    浄液を導く受け樋いと、洗浄完了後、洗浄液を洗
    浄槽から貯液槽に液抜きするため、前記連絡弁を
    開放するための装置とからなることを特徴とする
    機械部品洗浄機。
JP1985197788U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0319991Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985197788U JPH0319991Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP1985197788U JPH0319991Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JPS62106691U JPS62106691U (ja) 1987-07-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59109281A (ja) * 1982-12-15 1984-06-23 株式会社日立製作所 洗浄器

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