JPH03199906A - 光学的位置検出装置 - Google Patents

光学的位置検出装置

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JPH03199906A
JPH03199906A JP1338976A JP33897689A JPH03199906A JP H03199906 A JPH03199906 A JP H03199906A JP 1338976 A JP1338976 A JP 1338976A JP 33897689 A JP33897689 A JP 33897689A JP H03199906 A JPH03199906 A JP H03199906A
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Shigeo Yoshida
茂男 吉田
Kan Fujimoto
敢 藤本
Hideyuki Suzuki
秀幸 鈴木
Hiroshi Asano
浩 浅野
Toru Hosaka
保坂 透
Takashi Kiou
鬼王 孝志
Hiroki Nagasaki
浩樹 長崎
Kenichi Matsuoka
健一 松岡
Kazufumi Taura
田浦 和文
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Dowa Mining Co Ltd
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  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は物体の位置を光学的に検出するための光学的
位置検出装置に関する。
(ロ)従来技術 従来、第5図(A)に示すように、一対の発光素子lと
受光素子2を所定距離離間して複数対配置して検出パネ
ルを構成し、一対の素子を順次作動させることにより該
パネル上の物体3の位置を検出する光学的位置検出装置
が知られている。さらに、上記検出装置において各発光
素子1から対応する受光素子2に向けて発光された光の
物体による遮光がない場合の各受光素子における受光量
にばらつきが生じる問題を解決するため、本出願2 人によへ物体の遮光がない場合の各受光素子の受光量を
一定に調整する機能を備えた検出装置が開発された。こ
の調整機能は本発明の実施例に組み込まれて説明されて
おり、簡単に述べると物体の遮光が無くかつ各発光素子
の発光駆動量が等しい場合に各受光素子により受光され
る各個別の受光量を測定して各受光量のばらつきを検知
し、この検知した個別受光量により各発光素子を駆動す
る個別発光駆動量を算出記憶し、該個別発光駆動量によ
って物体の遮光が無い場合の各受光量が一定になるよう
にばらつきを調整するようにしている。
第5図(B)は上記調整機能を備えた光学的位置検出装
置において各受光素子2における物体の遮光の有無(パ
ネルのタッチの有無)を示し、横軸は各受光素子2の座
標を、縦軸は各調整受光量が遮光の有無を判断するため
の基準レベルと比較されて物体の遮光の有無としてのみ
得られている光検出結果を示している。
(ハ)この発明が解決しようとする課題従来の光学的位
置検出装置に於いては、上記調整機能の有無にかかわら
ず、各受光素子からの受光量は基準レベルより高いか否
か、即ち物体の有無を示す信号として検出される。そこ
で、物体の位置の検出精度は受光素子のピッチの半分の
長さの分解能しか得ることができなかった。例えば、第
5図(B)の場合は座標4と5が遮光有りと検出される
から、物体の位置は(4+5)/2=4.5の座標とし
て検出されていた。したがって、隣合う受光素子間の長
さ(ピッチ)の172以上の精度で物体の位置を検出す
る光学的位置検出装置が要望されていた。
この発明は物体の位置を少なくとも1/2ピツチよりも
精度良く検出することができる光学的位置検出装置を提
供することである。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は発光素子から受光素子に向けて発光された光
の物体による遮光がない場合の各受光素子ごとの受光量
の変動を除去する調整をし、該調整された受光量を基準
レベルと比較することにより物体の位置を検出する光学
的位置検出装置において、前記受光素子からの調整受光
量と該受光素子に隣接する受光素子からの調整受光量に
よって少なくとも該隣合う二つの受光素子間の仮想中間
位置および仮想受光量を算術平均により求める第1の演
算制御手段と、前記仮想受光量および各受光素子からの
調整受光量を物体の遮光の有無を判断するための前記基
準レベルと比較する比較手段と、前記比較手段により物
体の遮光有りと判断された場合に対応する受光素子の位
置および前記仮想位置を遮光位置データとしで記憶する
記憶手段と、前記記憶手段に連続する位置の遮光位置デ
ータがある場合はその最小と最大の遮光位置データの算
術平均を遮光物体の位置として求める第2の演算制御手
段とを備えて構成されている。
(ホ)作用 この発明は少なくとも互いに隣り合う受光素子から受光
された調整受光量の算術平均を仮想中間位置の仮想受光
量として求め、各受光素子の調整受光量のほかに仮想受
光量を基準レベルと比較して、遮光が有る場合は該仮想
位置も遮光位置データとして記憶して物体の遮光位置を
求める場合のデータとして利用しているから、物体の位
置は受光素子の位置のみを基準とするよりも検出位置を
精度良く求めることができる。
(へ)実施例 第1図はこの発明の装置の概略を説明するブロック図で
あり、発光素子アレイ11と受光素子アレイ12の間の
物体の位置が検出される。受光素子アレイの各受光量は
物体が無い場合の受光量のばらつきが調整された状態で
第1の演算制御手段13に入力され、ここで少なくとも
隣合う受光素子からの仮想受光量が求められ、各調整受
光量とともに順次比較手段14に出力されて基準レベル
と比較される。この比較結果が遮光有りの場合は第1の
演算制御手段13から対応する受光素子および仮想位置
が遮光位置データとして記憶手段15に出力されて記憶
される。第2の演算制御手段16は記憶手段の遮光位置
データから物体の位置を演算する。
次に、この発明を第2図から第4図を参照して一 詳細に説明する。第2図はこの発明の一実施例を示す該
略システム構成図である。第2図においてマイクロプロ
セッサ21に備えられた演算制御回路21aは発光素子
駆動回路22とマルチプレクサ23を順次走査して対を
なす発光素子lと受光素子2を順次動作可能にする。動
作可能状態にある受光素子2からマルチプレクサ23を
経由して得られた受光量を表す信号は増幅器24を介し
て平均化回路25と切換スイッチ26の一方の入力端に
与えられ、平均化回路25の出力は切換スイッチ26の
他方の入力端に与えられる。切換スイッチ26の出力は
アナログ/デジタル(A/D)変換回路21bを介して
演算制御回路21aに与えられる。演算制御回路21a
は平均化回路25の切換制御を行うとともに、デジタル
/アナログ(D/A)変換器21cを介して受光素子2
から入力する調整受光量を平均化回路25に与える。
マイクロプロセッサ21はRAM21 dも備えられ、
演算制御回路21aの指令に従って各受光素子2の遮光
が無い場合の個別受光量を示すデータを記憶する。演算
制御回路21aは前記記憶されたデータに基づいて必要
な演算を実行することによって各発光素子lの発光駆動
制御に必要な個別の制御駆動データを求めて前記RAM
21dに再び記憶する。演算制御回路21aは発光素子
1ごとの個別の前記制御駆動データに従った制御信号を
D/A変換器21eを介して定電流回路27に与え、個
別の発光駆動電流出力を動作可能状態にある発光素子に
送り、該素子を発光駆動する。
この結果、物体の遮光がない場合には各受光素子から得
られる受光量は等しい値に調整されることになり、各受
光素子間のばらつきは除去された調整受光量か各受光素
子から得られることになる。
なお、この詳細な説明は本発明の目的から外れるので省
略する。
次に上述の装置において本発明と関係する動作について
説明する。いま、切換スイッチ26は一方の入力端に接
続されているとする。このときn番目の受光素子2から
得られた調整受光量は切換スイッチ26、A/D変換器
21bを経て演算側御回路21aに与えられて記憶され
るとともにD/A変換器21cを経て平均化回路25に
送出されて読み込まれる。次に、(n+1)番目の受光
素子から調整受光量が増幅器24を経て平均化回路25
に入力され、n番目の調整受光量との間で算術平均が求
められてn番目と−(n +1 )番目の受光素子の中
間位置における仮想受光量とされる。
このとき、切換スイッチ26は他方の入力端に切換えら
れ、該スイッチ、A/D変換器21bを経て演算制御回
路21aに与えられる。次に、切換スイッチ26は一方
の入力端に切換えられ、(n+1)番目の調整受光量が
演算制御回路21aに入力される。上述の動作が各受光
素子の走査ごとに繰かえされてすべての隣合う受光素子
間で仮想受光量が求められて演算制御回路21aに入力
される。
第3図は第5図と対応して示されたこの発明の位置検出
を説明するための説明図である。第3図(B)は上述の
ようにして求められた各受光素子2と対応する調整受光
量と仮想受光量が示されている。なお、縦軸は遮光が無
い場合を100%、完全に遮光された場合を0%とし、
その中間の遮光状態は0〜100%の値をとるようにし
ている。
%表示の各調整受光量と仮想受光量は演算制御回路21
aにおいて基準レベルと比較され、第3図の例では座標
5と6に対応する調整受光量と座標4.5.5,5に対
応する仮想位置の仮想受光量が遮光有り(タッチ有り)
と判断され、それ以外の受光量は遮光無しと判断される
。詳しくは、座標4の調整受光量と座標5の0%の調整
受光量の間は直線的に調整受光量が変化するとし、座標
4゜5の仮想受光量が基準レベル以下になって遮光有り
と判断されるもQである。同様に、座標6.5の仮想位
置の仮想受光量は基準レベルより大きくなり、遮光無し
と判断される。
さらに、演算制御回路21aは次ぎの動作を行う。第3
図において上記遮光有りと判断された受光素子と仮想位
置の座標4.5.5.5,5.6は遮光位置データとし
て記憶される。そして1走査期間が終了すると前記遮光
位置データから物体0 の遮光位置を求めてそれを表示出力する。本例の場合は
遮光位置データが遮光判別長さである0゜5ピツチごと
に連続して記憶されているから、その最小の遮光データ
4.5と最大の遮光データ6の算術平均(4,5+6)
/2=5.25が物体の遮光位置として算出されて表示
出力される。このように、従来は0.5ピツチの検出精
度であったが、0.25ピツチの4倍精度で検出を行う
ことができる。なお、2倍精度で位置検出する場合は上
記遮光位置5.25を5.5または5.0とみなすこと
ができる。
さらに、8倍精度以上で位置検出をする場合にもこの発
明は適用することができる。第3図の例では座標4.5
の仮想受光量と座標4の調整受光量との算術平均を取っ
て第2の仮想受光量を求め、また、座標6の調整受光量
と座標6.5の仮想受光量との算術平均を取って第2の
仮想受光量を求め、各第2の仮想受光量を基準レベルと
比較して遮光の有無を判断し、遮光がある場合は第2の
仮想位置を遮光位置データとすることにより8倍精度の
位置検出を行うことができる。
第2図の実施例は隣合う2つの受光素子間の仮想受光量
を求めるハード構成について具体的に示したが、物体の
位置を求める第1図に示す他の構成は演算制御回路21
aに含まれ、上述したような位置検出動作が行われる。
第2図において平均化回路25、切換スイッチ26、D
/A変換器21cを備えず、増幅器24を介した各受光
素子からの調整受光量がA/D変換器21bに直接入力
され、第1図のような構成を備えた演算制御回路21a
に与えられても良い。
この場合は第4図に示すようなフローが演算制御回路2
1aにおいて実行される。第4図において、まず、ステ
ップS、+こおいてn番目を0に書き換えて最初の座標
の受光素子の走査を実行するように初期設定される。次
に、ステップs2に移り、n番目の発光および受光素子
を駆動して調整受光量を演算制御@路31aに取り込む
。次に、ステップS3に移り、(n−1)番目の受光素
子から得られた受光量とn番目の受光素子から得られた
受1 2 光量との算術平均が仮想受光量として求められ、ステッ
プS4において基準レベルと比較される。
仮想受光量が基準レベルより大きい場合はステップS6
1こ移り、nと(n−1)の中間の仮想位置において遮
光は無いと判断され、ステップS7に移る。仮想受光量
が基準レベルより小であると判断された場合にはステッ
プS6に移り、仮想位置における遮光有りとみなされ、
その仮想位置が遮光位置データとして記憶され、ステッ
プS、に移る。ステップS7においてn番目の受光素子
の調整受光量が基準レベルと比較され、基準レベルより
大きい場合はステップS8において該受光素子は遮光無
しと判断されてステップ510に移る。基準レベルより
小さい場合はステップS、に移り、n番目の受光素子の
遮光は有りとみなされてその位置が遮光位置データとし
て記憶され、この後ステップS+aに移る。ステップS
、。において、n番目の走査を(n+1)に更新し、ス
テップS11に移り総ての受光素子の走査が終了したか
否かが判断され、イエスと判断されると1回分の走査は
終了し、ノウと判断されるとステップS2に戻り、前述
のステップ52〜Sl+が繰返えされる。なお、n=o
の場合はステップ82〜S6はスキップされる。上述の
一回分の走査が終了すると、物体の遮光がある場合は、
遮光位置データが記憶されることになる。遮光位置デー
タがひとつの場合はそのデータが遮光位置として表示出
力される。また、遮光位置データが連続して記憶されて
いる場合はその最大と最小の遮光位置データの算術平均
が遮光位置として表示出力される。
なお、上記実施例においては、各受光素子の遮光が無い
場合の受光量が常に一定になるように調整された装置に
この発明を適用したが、これ1:@らず、例えば遮光が
無い場合の各受光素子からの受光量を個別に記憶してお
き、位置検出動作において各受光素子から得られた検出
受光量とそれぞれ対応する個別の記憶受光量との比(%
)を各受光素子間のばらつきを除去した調整受光量とし
て利用しても良い。
(ト)効果 3− 4− この発明の光学的位置検出装置は従来の装置に比べて少
なくとも2倍の精度で物体の位置を検出することができ
る優れた分解能を有する。このため、CRT画面にカー
ソルを表示して物体の位置をあたかもマウスで表示させ
るように、精度良く検出表示できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示すクレーム対応図、第2図
はこの発明の一実施例を示す全体システム構成図、第3
図はこの発明の位置検出を説明する図、第4図はこの発
明の他の実施例の動作を説明するフローチャート、第5
図は従来の装置の位置検出を説明する図である。 l・・・発光素子、2・・・受光素子、3・・・物体、
11・・・発光素子アレイ、12・・・受光素子アレイ
、13・・・第1の演算制御手段、14・・・比較手段
、15・・・記憶手段、16・・・第2の演算制御手段
、21・・・マイクロプロセッサ、21a・・・演算制
御回路、25・・・平均化回路、26・・・切換スイッ
チ。 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一対の発光素子と受光素子とを離間して複数対配置
    し、前記発光素子から前記受光素子に向けて発光された
    光の物体による遮光がない場合の各受光素子ごとの受光
    量の変動を除去する調整をし、該調整された受光量を基
    準レベルと比較することにより物体の位置を検出する光
    学的位置検出装置において、 前記受光素子からの調整受光量と該受光素子に隣接する
    受光素子からの調整受光量によって少なくとも該隣合う
    二つの受光素子間の仮想中間位置および仮想受光量を算
    術平均により求める第1の演算制御手段と、 前記仮想受光量および各受光素子からの調整受光量を物
    体の遮光の有無を判断するための前記基準レベルと比較
    する比較手段と、 前記比較手段により物体の遮光有りと判断された場合に
    対応する受光素子の位置および前記仮想位置を遮光位置
    データとして記憶する記憶手段と、前記記憶手段に連続
    する位置の遮光位置データがある場合はその最小と最大
    の遮光位置データの算術平均を遮光物体の位置として求
    める第2の演算制御手段と、を備えてなる光学的位置検
    出装置。
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