JPH03199603A - 車両用動弁装置におけるタイミング帯の歯飛び防止構造 - Google Patents
車両用動弁装置におけるタイミング帯の歯飛び防止構造Info
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- JPH03199603A JPH03199603A JP33692889A JP33692889A JPH03199603A JP H03199603 A JPH03199603 A JP H03199603A JP 33692889 A JP33692889 A JP 33692889A JP 33692889 A JP33692889 A JP 33692889A JP H03199603 A JPH03199603 A JP H03199603A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/024—Belt drive
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/18—DOHC [Double overhead camshaft]
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、クランク軸によりタイミングチェーン又はタ
イミングヘルド等のタイ【ング帯を介してカム軸を回転
させ、これにより吸気、排気バルブの開閉を行うように
した車両用動弁装置に関し、特にクランク軸が何らかの
外力により逆回転した場合におけるタイミング帯の歯飛
びを防止できるようにした構造に関する。
イミングヘルド等のタイ【ング帯を介してカム軸を回転
させ、これにより吸気、排気バルブの開閉を行うように
した車両用動弁装置に関し、特にクランク軸が何らかの
外力により逆回転した場合におけるタイミング帯の歯飛
びを防止できるようにした構造に関する。
従来から、4サイクルエンジンにおいては、ピストンの
往復運動に同期させて吸気、排気バルブを開閉する動弁
装置が設けられている。この動弁装置は、吸気、排気バ
ルブを開閉するカム軸の端部にカムプーリ又はカムスプ
ロケットを固着し、クランク軸の端部にクランクプーリ
又はクランクスプロケットを固着し、この両部材をタイ
ミングベルト又はタイミングチェーンで連結するととも
に、該ベルト等の張力を自動調整するオートテンショナ
を設け、これにより上記クランク軸で上記カム軸を回転
駆動するよう構成されている。
往復運動に同期させて吸気、排気バルブを開閉する動弁
装置が設けられている。この動弁装置は、吸気、排気バ
ルブを開閉するカム軸の端部にカムプーリ又はカムスプ
ロケットを固着し、クランク軸の端部にクランクプーリ
又はクランクスプロケットを固着し、この両部材をタイ
ミングベルト又はタイミングチェーンで連結するととも
に、該ベルト等の張力を自動調整するオートテンショナ
を設け、これにより上記クランク軸で上記カム軸を回転
駆動するよう構成されている。
ところで、上記従来の、オートテンショナを傭えた動弁
装置においては、タイミングベルトの弛みはオートテン
ショナで吸収されることがら、歯飛びの問題については
着目されなかった。しかしながらクランク軸が何らかの
原因で逆転方向の力を受けた場合、ごくまれではあるが
タイミングベルトの歯飛びが生しるおそれがあることが
判明した。これは、マニュアルトランスミッション搭載
車両を該トランスミッションとクランク軸とを低速ギヤ
で連結させ、かつ駐車ブレーキが弱い状態で上り坂に駐
車した場合、あるいは車両を上記坂道駐車と同様の状態
でキャリアカーで輸送した場合に生じ易い、即ち、タイ
ヤの反転によりクランク軸に逆回転力が作用し、これに
よりタイミングベルトのオートテンショナ側が張り側と
なり、この張力によって該オートテンショナのロッドが
後退してしまい、そのためクランクプーリとタイミング
ベルトとの噛み合い開始部分が徐々に弛む。
装置においては、タイミングベルトの弛みはオートテン
ショナで吸収されることがら、歯飛びの問題については
着目されなかった。しかしながらクランク軸が何らかの
原因で逆転方向の力を受けた場合、ごくまれではあるが
タイミングベルトの歯飛びが生しるおそれがあることが
判明した。これは、マニュアルトランスミッション搭載
車両を該トランスミッションとクランク軸とを低速ギヤ
で連結させ、かつ駐車ブレーキが弱い状態で上り坂に駐
車した場合、あるいは車両を上記坂道駐車と同様の状態
でキャリアカーで輸送した場合に生じ易い、即ち、タイ
ヤの反転によりクランク軸に逆回転力が作用し、これに
よりタイミングベルトのオートテンショナ側が張り側と
なり、この張力によって該オートテンショナのロッドが
後退してしまい、そのためクランクプーリとタイミング
ベルトとの噛み合い開始部分が徐々に弛む。
その結果極端な場合は走行開始時にクランク軸が正転し
たとき歯飛びが生じるものと考えられる。
たとき歯飛びが生じるものと考えられる。
このようなタイミングベルトの歯飛びが生しると吸、排
気バルブの開閉タイ壽ングが進角側にずれ、場合によっ
てはエンジン始動の不能、あるいはノッキングの発生原
因となる。
気バルブの開閉タイ壽ングが進角側にずれ、場合によっ
てはエンジン始動の不能、あるいはノッキングの発生原
因となる。
本発明の目的は、上記クランク軸が逆回転力を受けた場
合におけるタイミングベルト等の歯飛びを防止できる車
両用動弁装置におけるタイミング帯の歯飛び防止構造を
提供することにある。
合におけるタイミングベルト等の歯飛びを防止できる車
両用動弁装置におけるタイミング帯の歯飛び防止構造を
提供することにある。
c問題点を解決するための手段)
本発明は、マニュアルトランスミッションに連結された
クランク軸に駆動部材を固着し、カム軸に従動部材を固
着するとともに、該従動部材と上記駆動部材とをタイミ
ング帯により連結し、該タイミング帯の張力をテンショ
ナで調整しつつ上記クランク軸でカム軸を回転駆動する
ようにした車両用動弁装置において、上記クランク軸が
逆回転方向に回転することにより上記タイミング帯が歯
飛びするのを防止するための構造であって、上記タイミ
ング帯の張り側における上記駆動部材との噛み合い開始
位置の背面に、ガイドピンを近接させて設けたことを特
徴としている。
クランク軸に駆動部材を固着し、カム軸に従動部材を固
着するとともに、該従動部材と上記駆動部材とをタイミ
ング帯により連結し、該タイミング帯の張力をテンショ
ナで調整しつつ上記クランク軸でカム軸を回転駆動する
ようにした車両用動弁装置において、上記クランク軸が
逆回転方向に回転することにより上記タイミング帯が歯
飛びするのを防止するための構造であって、上記タイミ
ング帯の張り側における上記駆動部材との噛み合い開始
位置の背面に、ガイドピンを近接させて設けたことを特
徴としている。
ここで本発明は、タイミングベルトで駆動するもの及び
タイミングチェーンで駆動するものの両方に適用でき、
またガイドピンを近接させるとは、上記タイミング帯が
弛んでも駆動部材との噛合が外れない程度に近づけて配
設するとの意味である。
タイミングチェーンで駆動するものの両方に適用でき、
またガイドピンを近接させるとは、上記タイミング帯が
弛んでも駆動部材との噛合が外れない程度に近づけて配
設するとの意味である。
本発明に係る車両用動弁装置におけるタイミング帯の歯
飛び防止構造によれば、タイミング帯と駆動部材との噛
み合い開始位置、つまりクランク軸が逆転した場合の弛
み側(il常は張り側)にガイドピンを設けたので、上
述したような車両姿勢の状態においてクランク軸が逆回
転力を受けることによってタイ瑞ング帯が弛んでも、再
走行時にタイミング帯の駆動部材との噛合が外れるのを
上記ガイドピンが阻止するから、タイミング帯の歯飛び
が生しることはない。その結果、吸、排気バルブの開閉
タイミングのずれを回避でき、エンジンの始動不能、あ
るいはノンキングの発生を防止できる。
飛び防止構造によれば、タイミング帯と駆動部材との噛
み合い開始位置、つまりクランク軸が逆転した場合の弛
み側(il常は張り側)にガイドピンを設けたので、上
述したような車両姿勢の状態においてクランク軸が逆回
転力を受けることによってタイ瑞ング帯が弛んでも、再
走行時にタイミング帯の駆動部材との噛合が外れるのを
上記ガイドピンが阻止するから、タイミング帯の歯飛び
が生しることはない。その結果、吸、排気バルブの開閉
タイミングのずれを回避でき、エンジンの始動不能、あ
るいはノンキングの発生を防止できる。
以下、本発明の実施例を図にいって説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例による車両用動
弁vtWにおけるタイミングベルトの歯飛び防止構造を
説明するための図である0本実施例では、ダブルオーバ
ヘッドカム軸(DOHC)エンジンに適用した場合を例
にとって説明する。
弁vtWにおけるタイミングベルトの歯飛び防止構造を
説明するための図である0本実施例では、ダブルオーバ
ヘッドカム軸(DOHC)エンジンに適用した場合を例
にとって説明する。
図において、lは本実施例装置が採用された4サイクル
エンジンであり、第1図ではタイミングベルトカバーを
取り外した状態を示している。該エンジン1は主として
シリンダブロック1aの上部にシリンダへラド1bをI
IIMシ、これの上部にシリンダへ7ドカバー1cを載
置して構成されている。上記シリンダブロック1aの下
部には、第1図紙面と垂直方向にクランク軸2が回転自
在に挿入されており、該クランク軸2は図示していない
クラッチを介してマニュアルトランスミッションに連結
されている。また、上記シリンダへラド1bとヘッドカ
バー1cとの台面に吸気、排気バルブを開閉する2本の
カム軸3a、3bが上記クランク軸2と平行に、かつ回
転自在に挿入されている。
エンジンであり、第1図ではタイミングベルトカバーを
取り外した状態を示している。該エンジン1は主として
シリンダブロック1aの上部にシリンダへラド1bをI
IIMシ、これの上部にシリンダへ7ドカバー1cを載
置して構成されている。上記シリンダブロック1aの下
部には、第1図紙面と垂直方向にクランク軸2が回転自
在に挿入されており、該クランク軸2は図示していない
クラッチを介してマニュアルトランスミッションに連結
されている。また、上記シリンダへラド1bとヘッドカ
バー1cとの台面に吸気、排気バルブを開閉する2本の
カム軸3a、3bが上記クランク軸2と平行に、かつ回
転自在に挿入されている。
上記クランク軸2の突出端部にはクランクブーIJ6.
出力取出しプーリ15が順に装着され、半円柱状のキー
2a、2bで固定されている。また、上記各カム軸3a
、3bの突出端部にはカムプーリ7a、7bが装着され
、ピンキー21で固定されている。
出力取出しプーリ15が順に装着され、半円柱状のキー
2a、2bで固定されている。また、上記各カム軸3a
、3bの突出端部にはカムプーリ7a、7bが装着され
、ピンキー21で固定されている。
また上記シリンダブロック1aの上記クランクプーリ6
の斜め上部にはオイルポンプに連結されたポンプ駆動軸
4が軸支されており、該駆動軸4にはプーリ8が固着さ
れている。さらにまた、上記シリンダブロックlaのク
ランクプーリ6とカムプーリ7bとの中間部にはウォー
タポンプに連結された冷却水駆動軸5が軸支されており
、該駆動軸5にはプーリ9が固着されている。
の斜め上部にはオイルポンプに連結されたポンプ駆動軸
4が軸支されており、該駆動軸4にはプーリ8が固着さ
れている。さらにまた、上記シリンダブロックlaのク
ランクプーリ6とカムプーリ7bとの中間部にはウォー
タポンプに連結された冷却水駆動軸5が軸支されており
、該駆動軸5にはプーリ9が固着されている。
上記クランクプーリ6、カムプーリ7a、7b及び各プ
ーリ8,9にはタイミングベルト10が巻回されており
、該ベルト10の内面に刻設されたベルト歯10bが各
ブー’J6,7a、7b、8゜9の外面に刻設されたプ
ーリ歯に噛合している。
ーリ8,9にはタイミングベルト10が巻回されており
、該ベルト10の内面に刻設されたベルト歯10bが各
ブー’J6,7a、7b、8゜9の外面に刻設されたプ
ーリ歯に噛合している。
また、上記シリンダブロックlaのクランクブーIJ6
とブーIJ 9との間にはアイドラプーリ1)が軸支さ
れており、該プーリ1)は上記タイミングベルト19の
背面10aに転接して該タイミングベルト10を内側に
押圧し、これによりクランクプーリ6の巻き掛は角が確
保されている。
とブーIJ 9との間にはアイドラプーリ1)が軸支さ
れており、該プーリ1)は上記タイミングベルト19の
背面10aに転接して該タイミングベルト10を内側に
押圧し、これによりクランクプーリ6の巻き掛は角が確
保されている。
さらに、上記カムプーリ7aの下方にはオートテンショ
ナ14が配設されている。このテンショナ14は、L字
状のブラケソ)13aの一端をシリンダヘッド1bで揺
動自在に軸支し、該ブラケット13aのコーナ部に上記
タイミングヘルド10の背面tOaに転接するアイドラ
プーリ13bを軸支するとともに、上記ブラケット13
aの他端を内側に常時付勢するテンショナ本体14を上
記シリンダヘッド1bに固定した構造となっている。こ
のテンショナ本体14のシリンダ内に所定の外方付勢を
もって挿入されたテンシッンロソド14aが上記ブラケ
ッ)13aの他端に当接している。これにより上記タイ
ミングベルト10は常時一定の張力に自動調整されてい
る。このようにして本実施例の動弁装置16が構成され
ている。
ナ14が配設されている。このテンショナ14は、L字
状のブラケソ)13aの一端をシリンダヘッド1bで揺
動自在に軸支し、該ブラケット13aのコーナ部に上記
タイミングヘルド10の背面tOaに転接するアイドラ
プーリ13bを軸支するとともに、上記ブラケット13
aの他端を内側に常時付勢するテンショナ本体14を上
記シリンダヘッド1bに固定した構造となっている。こ
のテンショナ本体14のシリンダ内に所定の外方付勢を
もって挿入されたテンシッンロソド14aが上記ブラケ
ッ)13aの他端に当接している。これにより上記タイ
ミングベルト10は常時一定の張力に自動調整されてい
る。このようにして本実施例の動弁装置16が構成され
ている。
そして、上記タイミングベルト10と上記カムプーリ7
bとの噛み合い終了位置Aには、該タイミングベルト1
0の背面tOaに近接するようガイドボルト18が配設
されている。このガイドボルト18はブラケット22に
ナツト20で固定されている。また、上記ガイドボルト
18とタイミングベルト10の背面10aとのクリアラ
ンスは、該タイミングベル)10が弛んでもベルト歯と
ブーり歯との噛合が外れない寸法、例えば1〜2m程度
に設定されている。さらに上記タイミングベルト10の
上記クランクプーリ6との噛み合い開始位置Bには、該
タイミングベル)10の背面IQaに近接するようガイ
ドピン17が配設されている。このガイドピン17は、
カラー17bにポル)17aを挿入し、該ボルトl 7
aをシリンダブロック1aにねし込むことにより固定さ
れている。そしてこのカラー17bとベルト10の背面
10aとのクリアランスも、その噛合が外れない寸法、
例えば1〜2fi程度に設定されている。
bとの噛み合い終了位置Aには、該タイミングベルト1
0の背面tOaに近接するようガイドボルト18が配設
されている。このガイドボルト18はブラケット22に
ナツト20で固定されている。また、上記ガイドボルト
18とタイミングベルト10の背面10aとのクリアラ
ンスは、該タイミングベル)10が弛んでもベルト歯と
ブーり歯との噛合が外れない寸法、例えば1〜2m程度
に設定されている。さらに上記タイミングベルト10の
上記クランクプーリ6との噛み合い開始位置Bには、該
タイミングベル)10の背面IQaに近接するようガイ
ドピン17が配設されている。このガイドピン17は、
カラー17bにポル)17aを挿入し、該ボルトl 7
aをシリンダブロック1aにねし込むことにより固定さ
れている。そしてこのカラー17bとベルト10の背面
10aとのクリアランスも、その噛合が外れない寸法、
例えば1〜2fi程度に設定されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の動弁装置16は、オートテンショナ12でタ
イミングベルト10の張力を調整しつつクランク軸2の
第1図時計回りの回転(矢印a)をカムプーリ7a、7
bに伝達し、これによりピストンの往復運動に対応して
吸気、排気バルブを開閉するものである。
イミングベルト10の張力を調整しつつクランク軸2の
第1図時計回りの回転(矢印a)をカムプーリ7a、7
bに伝達し、これによりピストンの往復運動に対応して
吸気、排気バルブを開閉するものである。
このような動弁装置16において、例えば車両のトラン
スミソシランのローギヤとクランク軸2とが連結した状
態で駐車させ、駐車ブレーキの効きが悪い等何らかの原
因によりこの車両のタイヤが後転してクランク軸2が逆
回転方向(矢印b)の回転力を受けた場合、従来構造で
は、タイミングベルト10のクランクブーIJ 6との
噛み合い開始位置B1あるいはタイミングベルトlOと
カムプーリ7bとの噛み合い終了位置Aで歯飛びすると
いう問題があった。これに対して本実施例では、上記各
噛み合い位置A、Bのタイミングベルト10の背面10
aに近接してガイドボルト18.ガイドピン17を配設
したので、ベルトが大きく弛んでもヘルド歯10bとプ
ーリ歯6aとの噛合が外れるのを阻止でき、歯飛びする
ことはない、その結果、吸、排気バルブの開閉タイミン
グのずれによるエンジン始動の不能、あるいはノッキン
グの発生を回避できる。
スミソシランのローギヤとクランク軸2とが連結した状
態で駐車させ、駐車ブレーキの効きが悪い等何らかの原
因によりこの車両のタイヤが後転してクランク軸2が逆
回転方向(矢印b)の回転力を受けた場合、従来構造で
は、タイミングベルト10のクランクブーIJ 6との
噛み合い開始位置B1あるいはタイミングベルトlOと
カムプーリ7bとの噛み合い終了位置Aで歯飛びすると
いう問題があった。これに対して本実施例では、上記各
噛み合い位置A、Bのタイミングベルト10の背面10
aに近接してガイドボルト18.ガイドピン17を配設
したので、ベルトが大きく弛んでもヘルド歯10bとプ
ーリ歯6aとの噛合が外れるのを阻止でき、歯飛びする
ことはない、その結果、吸、排気バルブの開閉タイミン
グのずれによるエンジン始動の不能、あるいはノッキン
グの発生を回避できる。
なお、上記実施例ではクランク軸側及びカム軸側の両方
にガイドピンを設けたが、本発明では少なくともクラン
ク軸側にガイドピンを設ければ良い。
にガイドピンを設けたが、本発明では少なくともクラン
ク軸側にガイドピンを設ければ良い。
また上記実施例では、DOHCエンジンに適用した場合
を例にとって説明したが、本発明はカム軸が1本の5O
HCエンジンにも適用でき、この場合も上記実施例と同
様の効果が得られる。また上記実施例ではタイミングベ
ルトを例にとったが、本発明はタイミングチェーンを使
用した場合にも勿論適用できる。
を例にとって説明したが、本発明はカム軸が1本の5O
HCエンジンにも適用でき、この場合も上記実施例と同
様の効果が得られる。また上記実施例ではタイミングベ
ルトを例にとったが、本発明はタイミングチェーンを使
用した場合にも勿論適用できる。
以上のように本発明に係る車両用動弁装置におけるタイ
ミング帯の歯飛び防止構造によれば、タイミング帯の張
り側における駆動部材との噛み合い開始位置の背面に近
接させてガイドピンを設けたので、クランク軸が何らか
の外力により逆回転した場合におけるタイミング帯の歯
飛びを確実に防止できる効果がある。
ミング帯の歯飛び防止構造によれば、タイミング帯の張
り側における駆動部材との噛み合い開始位置の背面に近
接させてガイドピンを設けたので、クランク軸が何らか
の外力により逆回転した場合におけるタイミング帯の歯
飛びを確実に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例による車両用動
弁装置におけるタイ〔ングベルトの歯飛び防止構造を説
明するための図であり、第1図はその動弁装置の側面図
、第2図は第1図のm−n線断面図、第3図は第1図の
m−m線断面図である。 図において、2はクランク軸、3a、3bはカム軸、6
はクランクプーリ (駆動部材)、7a7bはカムプー
リ (従動部材)、10はタイミングヘルド、10aは
タイミングベルトの背面、14はオートテンシッナ、1
6は動弁装置、17はガイドピン、Bは噛み合い開始位
置である。 電12
弁装置におけるタイ〔ングベルトの歯飛び防止構造を説
明するための図であり、第1図はその動弁装置の側面図
、第2図は第1図のm−n線断面図、第3図は第1図の
m−m線断面図である。 図において、2はクランク軸、3a、3bはカム軸、6
はクランクプーリ (駆動部材)、7a7bはカムプー
リ (従動部材)、10はタイミングヘルド、10aは
タイミングベルトの背面、14はオートテンシッナ、1
6は動弁装置、17はガイドピン、Bは噛み合い開始位
置である。 電12
Claims (1)
- (1)マニュアルトランスミッションに連結されたクラ
ンク軸に駆動部材を固着し、該駆動部材とカム軸に固着
された従動部材とをタイミング帯により連結し、該タイ
ミング帯の張力をテンショナで調整しつつ上記クランク
軸でカム軸を駆動するようにした車両用動弁装置におい
て、上記クランク軸の逆回転により上記タイミング帯が
歯飛びするのを防止するための構造であって、上記タイ
ミング帯の張り側における上記駆動部材との噛み合い開
始位置部分の背面に近接させてガイドピンを設けたこと
を特徴とする車両用動弁装置におけるタイミング帯の歯
飛び防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336928A JP2710148B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 車両用動弁装置におけるタイミング帯の歯飛び防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336928A JP2710148B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 車両用動弁装置におけるタイミング帯の歯飛び防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03199603A true JPH03199603A (ja) | 1991-08-30 |
JP2710148B2 JP2710148B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=18303927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1336928A Expired - Fee Related JP2710148B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 車両用動弁装置におけるタイミング帯の歯飛び防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2710148B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0387902U (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-09 | ||
US5564309A (en) * | 1992-12-02 | 1996-10-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Rectilinear motion apparatus |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1336928A patent/JP2710148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0387902U (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-09 | ||
US5564309A (en) * | 1992-12-02 | 1996-10-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Rectilinear motion apparatus |
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JP2710148B2 (ja) | 1998-02-10 |
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