JPH03199462A - 型押しシートの製法 - Google Patents

型押しシートの製法

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Publication number
JPH03199462A
JPH03199462A JP34305589A JP34305589A JPH03199462A JP H03199462 A JPH03199462 A JP H03199462A JP 34305589 A JP34305589 A JP 34305589A JP 34305589 A JP34305589 A JP 34305589A JP H03199462 A JPH03199462 A JP H03199462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embossed
embossing
base material
roll
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34305589A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ohama
大浜 正範
Koichi Nishida
西田 孝市
Tomiyasu Watanabe
渡邉 富保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP34305589A priority Critical patent/JPH03199462A/ja
Publication of JPH03199462A publication Critical patent/JPH03199462A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、加工速度を速くしても良好な型押し状態で
型押しシートを製造することができる型押しシートの製
法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、加熱エンボス法で布製基材、例えば合成皮革の
基材となる不織布等の布製基材に凹凸状のエンボス模様
をつけることが行われている。このようなエンボス模様
の形成は、例えば、つぎのようにして行われている。す
なわち、第2図に示すように、不織布、布帛等からなる
帯状基材1を、フリードラム2の外周面に掛け、さらに
、外周面にエンボス加工用凹凸をもつ加熱エンボスロー
ル4と圧着用ロール3との間を通してエンボス加工し、
それを加熱エンボスロール4の外周面に密着させ、37
4回転程度したところで、剥離ロール5を用い、加熱エ
ンボスロール4の外周面から剥離することにより行われ
ている。また、基材単独品ではなく、表面に銀面(皮革
面)が形成された合成皮革の布製基材の裏面にエンボス
加工する場合にも、上記と同様な方法が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の方法では、帯状基材lを矢印方向に引張る引張り
力によって、帯状基材がその長手方向の一端側から圧着
用ロール3と加熱エンボスロール4との間の空隙を通過
するのであり、その際に、圧着用ロール3の加圧力によ
って、通過する基材1が加熱エンボスロール4の外周面
に長い時間押し付けられて型押しされる。この場合、上
記各ロール2.3.4は、上記帯状基材の引張り力によ
る移動に伴ないづれ回わりする。このように、従来は、
不織布等からなる腰の強い基材1を、型押し加工する際
には、加熱エンボスロール4と圧着ロール3との間の空
隙を通したのち、基材の型押しされた面を加熱エンボス
ロール4の外周面に長い時間面接触させることが有効で
あると考えられ実施されていた。しかしながら、この方
法では、基材1の処理速度を5m/分にするとエンボス
模様が崩れるため、1m/分程度で操業しているのが実
情である。本発明者らは、基材1の処理速度を向上させ
る目的で、上記エンボス加工のメカニズムについて詳細
に検討した。その結果、つぎのような事実を見いだした
。すなわち、上記のように基材1の処理速度を速めると
、帯状基材1に対する引張り力が大きくなり、それによ
って、特に、加熱エンボスロール4と圧着用ロール3と
の空隙を通過した帯状基材1の部分に対して強い引張り
力が加わり、かつその部分は加熱エンボスロール4の外
周面に接着していて加熱され伸びやすくなっている。し
たがって、この部分が引張られて伸び、それによってそ
の部分の幅方向の寸法が小さくなる。このため、−旦エ
ンボス模様が形成された部分も、加熱エンボスロール4
の外周面のエンボス加工用凹凸から外れて食い違った状
態となり、その状態で、加熱エンボスロール4の外周面
に接着し加熱されなから3/4回転する。この過程で、
−旦形成されたエンボス模様の凹凸(シボ)が崩れ、か
つ帯状基材1自体、幅方向に収縮した状態となって基材
幅が狭くなるという事実を見いだした。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、エ
ンボス加工の加工速度を速くしても良好なエンボス加工
を施すことができる型押しシートの製法の提供をその目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明の型押しシートの
製法は、帯状基材を、圧着用ロールと加熱エンボスロー
ルの間の空隙を長手方向の一端から順次通し、加熱エン
ボスロールの外周面で順次型押しする型押しシートの製
法であって、上記両ロールの間の空隙を通過した帯状基
材の部分を、通過後直ちに両ロールの外周面から剥離す
るという構成をとる。
〔作用〕
この発明の型押しシートの製法では、圧着用ロールと加
熱エンボスロールとの間の空隙を通過した帯状基材の部
分を通過後直ちに両ロールの外周面から剥離する。その
ため加熱エンボスロールの熱はエンボス加工のなされた
帯状基材の部分に加わらずエンボス加工のなされた帯状
基材の部分は外気と接して冷却された状態になる。そし
てその状態で一方向に引張られる。そのためエンボス加
工のなされた部分に幅方向への収縮が起こらない。
またエンボス加工のなされた部分は、上記のように、加
工後、直ちに加熱エンボスロールの外周面から剥離され
るため、加工後の段階で、エンボス加工のなされた部分
と、加熱エンボスロールの外周面のエンボス用凹凸との
間で、凹凸の食い違いが生しず、したがって、食い違っ
た状態で加熱エンボスロールの外周面に接触してその熱
でエンボス模様の凹凸が崩れるという事態も生じない。
その結果、エンボス加工の加工速度を1m/分から4〜
5m/分に速くしても良好なエンボス加工ができるよう
になる。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳細に説明する
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示している。すなわち、
この実施例は、加熱エンボスロール4と圧着用ロール3
との間を通過した帯状基材1の部分を、通過後直ちに、
第1および第2の剥離ロール5,5aにかけて上記ロー
ル4.3の外周面から剥離するようにしている。それ以
外は第2図と同様である。
このように構成した結果、エンボス加工のなされた帯状
基材1の部分に対して、加熱エンボスロールの熱が加わ
らなくなり、かつその部分が空気と接して冷却され剛性
が回復するようになることから、エンボス加工のなされ
た部分の収縮等が生じなくなる。また、エンボス加工の
なされた部分と、加熱エンボスロール4の外周面のエン
ボス用凹凸との間で凹凸の食い違いが生じ、その状態で
食い違い部が加熱エンボスロール4の外周面に定着して
エンボス模様の凹凸が崩れるということも生しなくなる
。したがって、エンボス加工速度を速めても良好なエン
ボス加工面が得られるようになる。
つぎに第1図の装置と第2図の装置を用い、ともにライ
ンスピードを5m/分にセットしてナイロン繊維製の帯
状不織布をエンボス加工した。得られたもののエンボス
加工面の状態を肉眼で観察して次表に示した。
上記の表から明らかなように、実施例によれば良好なエ
ンボス加工を、速いラインスピードでなすことができる
ことがわかる。
〔発明の効果〕
この発明は、加熱エンボスロールの外周面と圧着用ロー
ルの外周面との間の空隙を通過してエンボス加工のなさ
れた帯状基材の部分を、上記空隙通過後直ちに両ロール
の外周面から剥離する。そのため、エンボス加工後に加
熱エンボスロールの熱がエンボス加工のなされた帯状基
材の部分に対して加わらず、かつエンボス加工のなされ
た部分は空気と接して冷却され剛性を回復する。その結
果、従来のような帯状基材を一方向に引張る際における
テンションによって、エンボス加工のなされた部分の幅
方向がせまくなるという事態を生じない。また、エンボ
ス加工のなされた部分が加工後、直ちに両ロールから剥
離されることから、加熱エンボスロールの外周面のエン
ボス用凹凸と、布状基材のエンボス模様の凹凸とが食い
違い状態となって加熱されることによるエンボス模様の
凹凸の崩れが生しない。したがってこの発明によればエ
ンボス加工を従来の4〜5倍程度の速度に向上させても
良好なエンボス加工ができ、加工速度の大幅な向上を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の説明図、第2図は従来例
の説明図である。 1・・・帯状基材 2・・・フリードラム 3・・・圧
着ロール 4・・・加熱エンボスロール 5,5a・・
・剥離第一図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯状基材を、圧着用ロールと加熱エンボスロール
    の間の空隙を長手方向の一端から順次通し、加熱エンボ
    スロールの外周面で順次型押しする型押しシートの製法
    であつて、上記両ロールの間の空隙を通過した帯状基材
    の部分を、通過後直ちに両ロールの外周面から剥離する
    ことを特徴とする型押しシートの製法。
JP34305589A 1989-12-27 1989-12-27 型押しシートの製法 Pending JPH03199462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34305589A JPH03199462A (ja) 1989-12-27 1989-12-27 型押しシートの製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34305589A JPH03199462A (ja) 1989-12-27 1989-12-27 型押しシートの製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03199462A true JPH03199462A (ja) 1991-08-30

Family

ID=18358592

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34305589A Pending JPH03199462A (ja) 1989-12-27 1989-12-27 型押しシートの製法

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JP (1) JPH03199462A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010045243A (ko) * 1999-11-03 2001-06-05 정병조 직물의 엠보스 성형장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010045243A (ko) * 1999-11-03 2001-06-05 정병조 직물의 엠보스 성형장치

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