JPH03198562A - 音響カプラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電話機の送受話器の感度に応じて、音響カプラ
側の送話部（スピーカ）及び受話部（マイクロホン）の
各増幅部のゲインを自動的に調整できる音響カプラ装置
に関する。

（従来の技術） 従来の音響カプラ装置において、その送話部及び受話部
の各増幅部のゲインは、これら両部と音響的に結合され
る特定された電話機の送受話器の感度（音圧レベル）を
基に設定されていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、最近は多種の電話機が広範に使用される
ようになってきたため、音響カプラ装置の増幅部に特定
の電話機に合せてゲイン調整しであると、他の電話機、
つまり不特定の電話機に対して正常に通信できないこと
もあった。

（発明の目的） 本発明はこのような問題点を解消し、各種の電話機との
音響結合においても、常に正常な通信が可能な音声カプ
ラ装置を提供することを目的とする。

（構成および作用） 本発明は上記目的を達成するため、送話部、受話部及び
これら両部の増幅部からなる音響カプラ装置において、
電話機の送受話器の音圧レベルを検知する手段と、該音
圧レベルの検知手段の出力に応じて前記増幅器のレベル
を制御する手段とを有することを特徴とする。

本発明は上記のように構成されているので、各種の電話
機の感度（音圧レベル）に応じて、音響カプラ側の送話
部及び受話部の各増幅部のゲインが自動的にｇＩＩ整さ
れ、いつも正常な通信を行なうことができる。

（実施例） 本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
であり、鎖線で囲まれた部分が音響カプラ装置１である
。該音響カプラ装置は変復調装置（モデム）２と結合す
るための２／４線変換装置１０と、送話部（スピーカ）
１１．受話部（マイクロホン）１２の各増幅部１３．１
４と、該受話部側の増幅部１４のレベルを検知するレベ
ル検知部１５と、該レベル検知部のレベル検知出力に基
づき前記増幅部１３．１４のゲインを自動制御するレベ
ル制御部１６とで構成される。

なお、電話機本体３は電話線を経て交換局へ接続されて
いるものであり、送受話器３０の送話口３１と受話口３
２は夫々音響カプラ装置ｌの受話部１２゜送話部１１を
構成するマイシロホン、スピーカに対接し、矢印で示す
方向へ音響通信（音圧レベル）がなされる。

本実施例はこのような回路構成となっているので、送話
口３１から受話部１２へ入力された音圧レベルは、増幅
部１４で増幅され２線／４線変換装置１０へ入力される
共に、レベル検知部１５によって、その時の受話部１２
における音圧レベルが検知される。

レベル制御部１６は予め標準レベルに設定されているの
で、検知音圧レベルが前記標準レベルでなければ、増幅
部１３．１４が最適レベルになるまでゲイン調整を行な
う。このようにすれば送話部１１から受話口３２への音
圧レベル、送話口３１から受話部１２への音圧レベルが
、同時に自動レベル調整されるので、常に最適な状態で
通信を行なうことができる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、音響カプラ装置側の送話
部、受話部の各増幅部が、電話機からの音圧レベルに応
じて自動的にゲイン調整されるので、各種の電話機に対
して常に最適な状態で通信ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。 １　・・・音響カプラ装置、　２　・・・変復調装置ｔ
！（モデム）、　３　・・・電話機本体、１０・・・２
７４線変換装置、１１・・・送話部（スピーカ）。 １２　　・・受話部（マイクロホン）、１３．１４・・
・増幅器、１５・・・　レベル検知部、１６・・・　レ
ベル制御部、３０・・・送受話器、３１・・・送話口、
３２・・・受話口。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 送話部、受話部及びこれら両部の増幅部からなる音響カ
   プラ装置において、 電話機の送受話器の音圧レベルを検知する手段と、該音
   圧レベルの検知手段の出力に応じて前記増幅器のレベル
   を制御する手段とを有することを特徴とする音響カプラ
   装置。