JPH0319819B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319819B2 JPH0319819B2 JP59159325A JP15932584A JPH0319819B2 JP H0319819 B2 JPH0319819 B2 JP H0319819B2 JP 59159325 A JP59159325 A JP 59159325A JP 15932584 A JP15932584 A JP 15932584A JP H0319819 B2 JPH0319819 B2 JP H0319819B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- brake
- solenoid
- iron core
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
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- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 10
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T7/00—Brake-action initiating means
- B60T7/12—Brake-action initiating means for automatic initiation; for initiation not subject to will of driver or passenger
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はオートマチツク車のブレーキロツク装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来技術
乗用車にはクラツチ操作をなくし、アクセルと
ブレーキのみで運転できる所謂オートマチツク車
が多く利用されるようになつたことは周知の通り
である。
ブレーキのみで運転できる所謂オートマチツク車
が多く利用されるようになつたことは周知の通り
である。
解決すべき問題点
オートマチツク車においては切換レバーがドラ
イブD状態の場合にはエンジンがアイドリング状
態でも車が低速で動き出す「クリープ」と呼ばれ
る現象がある。停車中に車が動き出すのを防止す
るためにはブレーキペダルを踏み続けるか、駐車
ブレーキを引くか、切換レバーをニユートラルN
がパーキングPに切換える必要がある。このよう
に煩雑な操作をしないと停車中にクリープにより
車が動き出すのを防止することはできない。もし
不注意にこの操作を忘れると思わぬときに車が動
き出し事故を起こす危険性がある。
イブD状態の場合にはエンジンがアイドリング状
態でも車が低速で動き出す「クリープ」と呼ばれ
る現象がある。停車中に車が動き出すのを防止す
るためにはブレーキペダルを踏み続けるか、駐車
ブレーキを引くか、切換レバーをニユートラルN
がパーキングPに切換える必要がある。このよう
に煩雑な操作をしないと停車中にクリープにより
車が動き出すのを防止することはできない。もし
不注意にこの操作を忘れると思わぬときに車が動
き出し事故を起こす危険性がある。
従来のオートマチツク車における上記の欠点
は、エンジンと変速機とが流体継手により常時連
結状態にあり、エンジンの回転速度と負荷の大き
さとの関連でいつでも動きうる状態にあること
と、切換レバーがDのときにはブレーキが作動し
ていないことより生ずる。
は、エンジンと変速機とが流体継手により常時連
結状態にあり、エンジンの回転速度と負荷の大き
さとの関連でいつでも動きうる状態にあること
と、切換レバーがDのときにはブレーキが作動し
ていないことより生ずる。
解決するための手段
上記の問題点を達成する本発明に係る手段はマ
スターシリンダに接続される流入路とブレーキシ
リンダに接続される流出路とを有する弁本体と、
該弁本体の前記流入路と流出路との間に配置され
た環状溝内に装着されるパツキンと、前記弁本体
内において前記パツキンに挿入可能に配置され移
動可能なる弁体とを有する弁と、該弁に固定され
るソレノイド装置と該ソレノイド装置の電気路を
車輪の停止を検出して開閉するスイツチとを有
し、前記パツキンは一方の側面から外周面全巾に
わたつてのみ延在する少なくとも1個の逃げ路を
有し逆止弁の機能を有することと、ソレノイドが
単安定電磁弁として形成されている装置である。
スターシリンダに接続される流入路とブレーキシ
リンダに接続される流出路とを有する弁本体と、
該弁本体の前記流入路と流出路との間に配置され
た環状溝内に装着されるパツキンと、前記弁本体
内において前記パツキンに挿入可能に配置され移
動可能なる弁体とを有する弁と、該弁に固定され
るソレノイド装置と該ソレノイド装置の電気路を
車輪の停止を検出して開閉するスイツチとを有
し、前記パツキンは一方の側面から外周面全巾に
わたつてのみ延在する少なくとも1個の逃げ路を
有し逆止弁の機能を有することと、ソレノイドが
単安定電磁弁として形成されている装置である。
この装置により、車輪の停止を検知してソレノ
イドを瞬時通電して可動鉄心が切換位置に保持さ
れ、可動鉄心の動きに応じて弁体が動かされ、弁
体がパツキンに挿入されて流入路と流出路との間
を遮断する、即ちブレーキ装置のマスターシリン
ダとブレーキシリンダとの間にある油路を遮断す
る。これにより、ブレーキシリンダの油圧をブレ
ーキペダルから足を離してもそのままロツクする
ことができる。パツキンは弁本体の環状溝に対し
若干移動可能に形成され、弁流出路側が高圧であ
るかぎりパツキンは流体の流れを遮断するが、弁
流入路側が昇圧した場合にはパツキンが流入路側
の流体圧により若干動かされパツキンの逃げ路を
通して圧油を流出路側へ流すことができる。従つ
て随意ブレーキ圧を昇圧することができる。この
場合パツキンは逆止弁の機能を果たす。
イドを瞬時通電して可動鉄心が切換位置に保持さ
れ、可動鉄心の動きに応じて弁体が動かされ、弁
体がパツキンに挿入されて流入路と流出路との間
を遮断する、即ちブレーキ装置のマスターシリン
ダとブレーキシリンダとの間にある油路を遮断す
る。これにより、ブレーキシリンダの油圧をブレ
ーキペダルから足を離してもそのままロツクする
ことができる。パツキンは弁本体の環状溝に対し
若干移動可能に形成され、弁流出路側が高圧であ
るかぎりパツキンは流体の流れを遮断するが、弁
流入路側が昇圧した場合にはパツキンが流入路側
の流体圧により若干動かされパツキンの逃げ路を
通して圧油を流出路側へ流すことができる。従つ
て随意ブレーキ圧を昇圧することができる。この
場合パツキンは逆止弁の機能を果たす。
効 果
本発明によりブレーキペダルから足を離しても
ブレーキ圧はそのまま保持され、したがつて切換
レバーのDの状態でも車を確実に停車させること
ができ、「クリープ」現象を防止できることは勿
論、更に停車状態において、ブレーキ圧が不足す
る場合にはブレーキペダルを踏むことにより随意
にブレーキを昇圧することが可能であるという利
点を有する。
ブレーキ圧はそのまま保持され、したがつて切換
レバーのDの状態でも車を確実に停車させること
ができ、「クリープ」現象を防止できることは勿
論、更に停車状態において、ブレーキ圧が不足す
る場合にはブレーキペダルを踏むことにより随意
にブレーキを昇圧することが可能であるという利
点を有する。
本発明は単安定型電磁弁の形態を用いるので、
瞬時電流で弁を切換えかつその位置に保持するこ
とができ、電流消費量が非常に少なくてすむ。従
つてバツテリーの消耗を防止することが可能であ
る。又単安定型電磁弁の形態を用いるので、電気
系統の断線や結線の緩み、スイツチの不良などの
事故で思わぬときに弁が切り換えることがなく、
安定した状態を得ることができる。
瞬時電流で弁を切換えかつその位置に保持するこ
とができ、電流消費量が非常に少なくてすむ。従
つてバツテリーの消耗を防止することが可能であ
る。又単安定型電磁弁の形態を用いるので、電気
系統の断線や結線の緩み、スイツチの不良などの
事故で思わぬときに弁が切り換えることがなく、
安定した状態を得ることができる。
実施例
本発明の詳細を一実施例について図面により説
明する。
明する。
第1図において、ブレーキロツク装置は電磁弁
1と該電磁弁のバツテリー16に接続される電気
路を開閉するスイツチ15とを有する。スイツチ
15は車輪の停止を検出した際に電気路を閉鎖す
る。
1と該電磁弁のバツテリー16に接続される電気
路を開閉するスイツチ15とを有する。スイツチ
15は車輪の停止を検出した際に電気路を閉鎖す
る。
電磁弁1は弁3と該弁3を切換作動するソレノ
イド装置2とを有する。
イド装置2とを有する。
ソレノイド装置2は固定鉄心4とその周りに配
置された永久磁石5と永久磁石に隣接配置された
励磁コイル6と、前記固定鉄心4と同軸状に配置
され励磁コイル6の軸線に沿つて往復動可能なる
可動鉄心7とを有する。
置された永久磁石5と永久磁石に隣接配置された
励磁コイル6と、前記固定鉄心4と同軸状に配置
され励磁コイル6の軸線に沿つて往復動可能なる
可動鉄心7とを有する。
弁3には弁室10と弁室10にそれぞれ連通す
る流入路8及び流出路9を有する弁本体11と、
弁室10内を往復動する弁体として利用する先端
部を有するプランジヤ17とを有する。弁本体1
1には弁室10の流入路8に通ずる位置と流出路
9に通ずる位置との中間にパツキン収容のための
環状溝12が形成されている。
る流入路8及び流出路9を有する弁本体11と、
弁室10内を往復動する弁体として利用する先端
部を有するプランジヤ17とを有する。弁本体1
1には弁室10の流入路8に通ずる位置と流出路
9に通ずる位置との中間にパツキン収容のための
環状溝12が形成されている。
環状溝12には環状のパツキン13がプランジ
ヤ17の移動方向に若干移動可能に装着されてい
る。
ヤ17の移動方向に若干移動可能に装着されてい
る。
パツキン13は一方の側面、図においては左側
の流出口側の側面から外周面全巾にわたつて延在
する少なくとも1個の逃げ路19を有し、逃げ路
19は常時弁室10と通じている。逃げ路19は
パツキンの側面ではほぼ半径方向に延びる溝とし
て形成され、外周面では軸線方向に延びる溝とし
て形成されている。パツキンの他方の側面即ち図
の右側の流入路側の側面は環状溝の側面に接する
と弁室10と逃げ路19との間を完全に遮断する
ように形成されている。パツキン13の内部穴が
弁体17により密閉されても、パツキン13が環
状溝12の右側面に接する流体を遮断し、左側面
に接すると流体の流通を許容するので、パツキン
13は逆止弁の機能を有する。この逆止弁の機能
を持つものであればパツキンの形状は図の例に限
定されない。
の流出口側の側面から外周面全巾にわたつて延在
する少なくとも1個の逃げ路19を有し、逃げ路
19は常時弁室10と通じている。逃げ路19は
パツキンの側面ではほぼ半径方向に延びる溝とし
て形成され、外周面では軸線方向に延びる溝とし
て形成されている。パツキンの他方の側面即ち図
の右側の流入路側の側面は環状溝の側面に接する
と弁室10と逃げ路19との間を完全に遮断する
ように形成されている。パツキン13の内部穴が
弁体17により密閉されても、パツキン13が環
状溝12の右側面に接する流体を遮断し、左側面
に接すると流体の流通を許容するので、パツキン
13は逆止弁の機能を有する。この逆止弁の機能
を持つものであればパツキンの形状は図の例に限
定されない。
ソレノイド装置2の非作動位置ではプランジヤ
17が弁本体11に設けたばね14の作用により
パツキン13から離れた位置に保持されている。
したがつてパツキン13の内部穴は自由に流通可
能であり、ブレーキ油は図示しないマスターシリ
ンダより流入路8に送られ、流出路9から図示し
ないブレーキシリンダへと供給される。当然ブレ
ーキ油は逆流するこもできる。したがつて第1図
の状態ではブレーキペダルの操作に応じてブレー
キ油はブレーキシリンダへ自由に出入りすること
ができる。
17が弁本体11に設けたばね14の作用により
パツキン13から離れた位置に保持されている。
したがつてパツキン13の内部穴は自由に流通可
能であり、ブレーキ油は図示しないマスターシリ
ンダより流入路8に送られ、流出路9から図示し
ないブレーキシリンダへと供給される。当然ブレ
ーキ油は逆流するこもできる。したがつて第1図
の状態ではブレーキペダルの操作に応じてブレー
キ油はブレーキシリンダへ自由に出入りすること
ができる。
車の停止を検知するとスイツチ15が短時間第
2図に示す正接点にON状態になり、バツテリー
16から励磁コイル6に通電され、励磁コイル6
による磁界により可動鉄心7が固定鉄心4の方に
吸引され、固定鉄心に接した後は永久磁石5の磁
界による吸引力によりプランジヤ17はその位置
に保持される。したがつてスイツチ15が短時間
後に第3図に示すようにOFF状態に戻つても可
動鉄心7は固定鉄心4に吸着された状態にある。
2図に示す正接点にON状態になり、バツテリー
16から励磁コイル6に通電され、励磁コイル6
による磁界により可動鉄心7が固定鉄心4の方に
吸引され、固定鉄心に接した後は永久磁石5の磁
界による吸引力によりプランジヤ17はその位置
に保持される。したがつてスイツチ15が短時間
後に第3図に示すようにOFF状態に戻つても可
動鉄心7は固定鉄心4に吸着された状態にある。
弁3のプランジヤ17は可動鉄心7に固着され
ているか、ばね14の作用により可動鉄心7に接
触状態におかれているので、可動鉄心7が第2図
及び第3図の作動位置に保持されている間はプラ
ンジヤ17の先端部18はパツキン13の内部穴
に密着し、弁室10の流入路8の側と流出路9の
側との間を遮断する。これにより停車の際のブレ
ーキ圧油は流出路9から流入路8へと戻るのを阻
止され、停車の際に加えられたブレーキ圧はその
ままロツクされ保持されることになる。尚ブレー
キペダルから足を離すことにより流入路8に作用
する油圧は低下するのでパツキン13は流出路9
側の油圧により第3図に示すように流入路8の側
への押されて移動し逃げ路19も遮断される。
ているか、ばね14の作用により可動鉄心7に接
触状態におかれているので、可動鉄心7が第2図
及び第3図の作動位置に保持されている間はプラ
ンジヤ17の先端部18はパツキン13の内部穴
に密着し、弁室10の流入路8の側と流出路9の
側との間を遮断する。これにより停車の際のブレ
ーキ圧油は流出路9から流入路8へと戻るのを阻
止され、停車の際に加えられたブレーキ圧はその
ままロツクされ保持されることになる。尚ブレー
キペダルから足を離すことにより流入路8に作用
する油圧は低下するのでパツキン13は流出路9
側の油圧により第3図に示すように流入路8の側
への押されて移動し逃げ路19も遮断される。
停止時に加えているブレーキ圧が小さく、坂道
等でブレーキ力が不足する場合にはブレーキペダ
ルを踏めばブレーキ油は流入路8を通してマスタ
ーシリンダから供給される。このときパツキン1
3が流出路9の側に押され、環状溝12の側面と
パツキン13の流入側側面との間に間隙が生じ逃
げ路19が開放されるので、流体は自由に流通可
能になり、弁室10、流出路9を通してブレーキ
油はブレーキシリンダへと供給される。したがつ
てブレーキ力は随意増大することができる。ブレ
ーキペダルから足を離すと流入路8の圧力が下が
るのでパツキン13は第3図の状態に戻り、昇圧
された状態でブレーキシリンダの圧力油をロツク
する。
等でブレーキ力が不足する場合にはブレーキペダ
ルを踏めばブレーキ油は流入路8を通してマスタ
ーシリンダから供給される。このときパツキン1
3が流出路9の側に押され、環状溝12の側面と
パツキン13の流入側側面との間に間隙が生じ逃
げ路19が開放されるので、流体は自由に流通可
能になり、弁室10、流出路9を通してブレーキ
油はブレーキシリンダへと供給される。したがつ
てブレーキ力は随意増大することができる。ブレ
ーキペダルから足を離すと流入路8の圧力が下が
るのでパツキン13は第3図の状態に戻り、昇圧
された状態でブレーキシリンダの圧力油をロツク
する。
発進したい場合にアクセルペダルを踏むことに
より、又駐車のために駐車ブレーキを引いたとき
には、スイツチ15が逆接点にONになり、励磁
コイル6に第2図の作動時とは逆磁界を生じ、可
動鉄心に対する永久磁石5による吸引力を解除す
る。これにより可動鉄心7はプランジヤ17を介
してばね10の作用により第1図の状態に復帰す
る。単安定型電磁弁として形成されたブレーキロ
ツク装置をマスターシリンダとブレーキシリンダ
の間の流路に接続することによりオートマチツク
車のクリープ現象を防止することができ、更には
単安定電磁弁であるので、ソレノイドには極く短
時間通電するだけでよく、バツテリーの消耗の恐
れがない。
より、又駐車のために駐車ブレーキを引いたとき
には、スイツチ15が逆接点にONになり、励磁
コイル6に第2図の作動時とは逆磁界を生じ、可
動鉄心に対する永久磁石5による吸引力を解除す
る。これにより可動鉄心7はプランジヤ17を介
してばね10の作用により第1図の状態に復帰す
る。単安定型電磁弁として形成されたブレーキロ
ツク装置をマスターシリンダとブレーキシリンダ
の間の流路に接続することによりオートマチツク
車のクリープ現象を防止することができ、更には
単安定電磁弁であるので、ソレノイドには極く短
時間通電するだけでよく、バツテリーの消耗の恐
れがない。
第1図は本発明に係るブレーキロツク装置の断
面図、第2図はブレーキロツク装置の通電時の状
態の断面図、第3図は通電終了後のブレーキロツ
ク作動状態を示す断面図である。 1……電磁弁、2……ソレノイド装置、3……
弁、4……固定鉄心、5……永久磁石、6……励
磁コイル、7……可動鉄心、8……流入路、9…
…流出路、10……弁室、11……弁本体、12
……環状溝、13……パツキン、14……ばね、
15……スイツチ、16……バツテリー、17…
…プランジヤ、18……先端部(弁体)、19…
…逃げ路。
面図、第2図はブレーキロツク装置の通電時の状
態の断面図、第3図は通電終了後のブレーキロツ
ク作動状態を示す断面図である。 1……電磁弁、2……ソレノイド装置、3……
弁、4……固定鉄心、5……永久磁石、6……励
磁コイル、7……可動鉄心、8……流入路、9…
…流出路、10……弁室、11……弁本体、12
……環状溝、13……パツキン、14……ばね、
15……スイツチ、16……バツテリー、17…
…プランジヤ、18……先端部(弁体)、19…
…逃げ路。
Claims (1)
- 1 マスターシリンダに接続される流入路とブレ
ーキシリンダに接続される流出路とを有する弁本
体と、該弁本体の前記流入路と流出路との間に配
置された環状溝内に装着されるパツキンと、前記
弁本体内において前記パツキンに挿入可能に配置
され移動可能なる弁体とを有する弁と、該弁に固
定されるソレノイド装置と該ソレノイド装置の電
気路を車輪の停止を検出して開閉するスイツチと
を有し、前記パツキンは一方の側面から外周面全
巾にわたつてのみ延在する少なくとも1個の逃げ
路を有し、前記ソレノイドが固定鉄心と、該固定
鉄心の周りに配置された励磁コイルと、該励磁コ
イルに隣接配置された永久磁石と、前記固定鉄心
と同軸状に配置され前記弁体を押圧可能な可動鉄
心とを有する単安定電磁弁として形成されること
を特徴とする自動車のブレーキロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15932584A JPS6137572A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 自動車のブレ−キロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15932584A JPS6137572A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 自動車のブレ−キロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137572A JPS6137572A (ja) | 1986-02-22 |
JPH0319819B2 true JPH0319819B2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=15691338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15932584A Granted JPS6137572A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 自動車のブレ−キロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137572A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009236308A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Aisin Aw Co Ltd | ソレノイド装置、リニアソレノイドバルブ、流体制御装置及びリニアソレノイドバルブの制御方法 |
DE102017212820A1 (de) * | 2017-07-26 | 2019-01-31 | Robert Bosch Gmbh | Bistabiles Magnetventil für ein hydraulisches Bremssystem |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60234063A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-20 | Nippon Air Brake Co Ltd | ブレ−キ保持弁装置 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP15932584A patent/JPS6137572A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60234063A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-20 | Nippon Air Brake Co Ltd | ブレ−キ保持弁装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6137572A (ja) | 1986-02-22 |
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