JPH041382Y2 - - Google Patents

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JPH041382Y2
JPH041382Y2 JP11712987U JP11712987U JPH041382Y2 JP H041382 Y2 JPH041382 Y2 JP H041382Y2 JP 11712987 U JP11712987 U JP 11712987U JP 11712987 U JP11712987 U JP 11712987U JP H041382 Y2 JPH041382 Y2 JP H041382Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のブレーキ装置、特に登坂路で
の発進を容易に行えるようにしたブレーキ装置に
用いられるドラムブレーキのアンカー装置に関す
る。
〔従来技術〕 本出願人は先に、この種のものとして、バツク
プレートの一面側に固定されるアンカー本体と、
該アンカー本体に穿設される貫通孔と、所定量移
動可能に前記貫通孔に嵌合され一対のシユーの端
部が各々当接する摺動アンカーと、前記アンカー
本体に穿設される取付孔と、該取付孔に固定され
前記一対のシユーとドラムとの間に生ずる摩擦力
の作用方向の変化に基く前記摺動アンカーの移動
を検出可能なスイツチと、前記取付孔に連絡して
設けられ前記バツクプレートの他面側に向つて開
口する開口部を有する第2の取付孔と、前記開口
部から前記第2の取付孔に挿入され前記スイツチ
に対して着脱可能に結合されるコネクタと、前記
第2の取付孔への水の侵入等を阻止するシール部
材とを備えたものを提案している。(実願昭62−
30124号) これは、予め摺動アンカー、スイツチを組込ん
だアンカー本体がバツクプレートの一面側に固定
され、ドラムブレーキが組立てられた後に、コネ
クタをスイツチに対してバツクプレートの他面側
から第2の孔を介して着脱することによつて、ス
イツチとそれに接続される電気機器との接続、離
脱作業を容易に行えるようにし、実車装着時に、
雨水等が第2の取付孔を介してスイツチ、スイツ
チとコネクタとの係合部まで侵入して作動不良が
生じないように、シール部材によつて第2の取付
孔への水の侵入等を阻止するようにしたものであ
る。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述のものにおいては、コネクタを
第2の取付孔に対して抜止めし、シール部材を保
持するために、ボルトによつてバツクプレートの
他面側に固定される押え板を用いていることか
ら、部品点数が多くなるばかりか、コネクタ、シ
ール部材の組付時に、ボルトにより押え板を取付
けなければならず、作業が煩雑になるという問題
がある。
本考案は、上記問題に鑑み成されたものであつ
て、部品点数を少なくするとともに、組付作業性
を向上させ得るドラムブレーキのアンカー装置を
提供することを目的とする。
〔本考案の手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、前記コ
ネクタの外周と前記第2の取付孔の内周とに互い
係合しあう係合部を各々設けるとともに、これら
の係合により前記シール部材が保持されるように
したものである。
〔手段の作用〕
こうすることによつて、コネクタをスイツチに
結合させるべく第2の孔に挿入すると、コネクタ
の係合部と第2の取付孔の係合部とが係合して、
第2の取付孔に対するコネクタの抜止めが施され
るとともに、シール部材が第2の取付孔への水の
侵入を阻止するべく保持されて、コネクタ及びシ
ール部材は組付けられれる。
〔本考案の効果〕
上述のように本考案によれば、コネクタを抜止
めしシール部材を保持するために、ボルト、押え
板といつた別途独立した部品を用いる必要がなく
なくなり、それらの取付作業が省略されるので、
部品点数を少なくするとともに、組付作業性を向
上させることができる。
〔実施例〕
以下、図示した本考案の一実施例について説明
する。第1図は本考案を適用したドラムブレーキ
の正面図、第2図は本考案の一実施例を示す図で
第1図におけるアンカー装置の断面図、第3図は
第2図の要部拡大断面図、第4図は第1図のドラ
ムブレーキが装着されるブレーキ装置の一例を示
す概略図、第5図は、第4図における電磁弁及び
逆止弁の具体例を示す断面図である。
第1図において、ドラムブレーキは全体として
1で示され公知のように車体側に固定されるバツ
クプレート3にはホイールシリンダ2が固定され
ており、これに一対の弓形のシユー4a,4bの
上端部が枢着されている。また下端部は摺動アン
カー6の両端部6a,6bに当接している。シユ
ー4a,4bの上端部分は上側リターンスプリン
グ10aにより内側に向つて付勢されており、下
側部分はそれぞれ一端部をアンカー本体7の中央
部7dに係止させた一対の下側リターンスプリン
グ10b,10cによつて内側に付勢されてい
る。シユー4b側の下側リターンスプリング10
cのばね力はシユー4a側の下側リターンスプリ
ング10bのバネ力より大きく、これにより摺動
アンカー6の一端部6bが図示するようにアンカ
ー本体7に当接する方向に常時付勢しており、シ
ユー4a,4bが車両の走行時にガタツキにより
後述するスイツチ8が誤作動することを防止して
いる。なお、車輪とともに回転し一対のシユー4
a,4bと摩擦係合可能なドラム5は、その一部
を点線で示してある。また、15はバツクプレー
ト3の外周に固設されたダストカバーである。
第2図を参照して説明すると、摺動アンカー6
は、バツクプレート3に固定されたアンカー本体
7の貫通孔7aに摺動自在に嵌合する軸状部14
a,14bをそれぞれ有する2つの部材から成
り、端部6aあるいは端部6bとアンカー本体7
との当接によりアンカー本体7に対する摺動アン
カー6の移動が規制されるようになつている。
貫通孔7aの各開口部9a,9bと摺動アンカ
ー6の各軸状部14a,14bとの間には、筒状
を呈する合成ゴム製のブーツ20a,20bがそ
れぞれ配設されている。
アンカー本体7に貫通孔7aと平行に穿設した
取付孔7bには、本体7に対する摺動アンカー6
の相対移動を検出するスイツチ8が抜止めを施し
て嵌装されており、スイツチ8に内蔵したスプリ
ングによりシユー4a側に付勢される作動ロツド
8aが、スイツチ8の作動ロツド8a側の覆うブ
ーツ19の板部19aを介して摺動アンカー6の
端部6aに当接している。スイツチ8は、摺動ア
ンカー6の端部6aが本体7に当接する方向に移
動され作動ロツド8aが押込まれてオンとなるも
ので、図示のように摺動アンカー6の端部6bが
本体7に当接し端部6aが本体7から離れている
ときにはオフになつている。
アンカー本体7には、バツクプレート3に形成
された孔3aに嵌まりバツクプレート3の背面側
に突出する突部7eが設けられており、この突部
7eの端面に、取付孔7bに連絡して穿設された
第2の取付孔7cが開口している。そして、スイ
ツチ8の接続端子に電気的に接続される端子を有
し、スイツチ8に対して着脱自在に結合されるコ
ネクタ11が、第2の取付孔7cの開口からその
孔に挿入されている。コネクタ11の第2の取付
孔7c外方に突出する端部からは、コネクタ11
内部で前記端子に接続されたハーネス12が引出
されており、スイツチ8からの電気的な信号がコ
ネクタ11を介してハーネス12に導かれるよう
になつている。突部7eの端面には、第2の取付
孔7c及びコネクタ11内部への水、ホコリ等の
侵入を阻止するべく、第2の取付孔7cの開口及
びコネクタ11の外方側端部を覆うシール部材1
3が配設されており、ハーネス12はこのシール
部材13を密に貫通して引出されている。
第3図を参照して説明すると、合成樹脂製のコ
ネクタ11は、その内部を挿通するハーネス12
との間に空間を形成するべく円筒状を呈し、第2
の取付孔7c外方に突出する端部に、径外方に延
びる鍔部11aが設けられている。そして、円筒
状の側周部を鍔部11aを含めて軸方向に沿つて
切欠くことによつて、一対の弾性変形可能が舌部
11bが、周方向に180度の間隔をおいて形成さ
れている。(図においては、一方の舌部11bを
90度変位して示してある。)こうした一対の舌部
11bにはそれぞれ、その内端部側に、径外方に
突出する断面三角形状の爪11cが設けられ、こ
れらの爪11cと、第2の取付孔7c内壁に形成
した環状の溝16とが、互いに係合しあう係合部
となつている。なお、ハーネス12は、舌部11
bよりも図の上方で、コネクタ11内周とハーネ
ス12外周との間の空間にモールド材を充てんす
ることにより、コネクタ11に対して固定されて
いる。
他方、環状を呈する合成ゴム製のシール部材1
3は、ハーネス12が密に貫通する厚肉部13a
から連続して、コネクタ11の鍔部11aに沿い
アンカー本体7の突部7e端面に向つて延びる筒
部13bが設けられており、この筒部13bの端
部に、径内方に延び突部7e端面とこれに対向す
る鍔部11aの肩面11dとの間に位置する環状
の縁部13cが設けられている。また、その縁部
13cの突部7e端面側には、図示していないが
環状の小突起が設けられていて、予めシール部材
13を嵌着したコネクタ11を第2の取付孔7c
に挿入し、舌部材11bに設けた爪11cを溝1
6に係合させたとき、前記小突起が押しつぶされ
るように、縁部13cが突部7e端面と鍔部11
aに肩面11dとによつて挾圧され、圧縮状態に
保たれるようになつている。
以上説明したドラムブレーキ1のアンカー装置
においては、コネクタ11をスイツチ8に結合す
る場合、予めシール部材13をハーネス12及び
コネクタ11に嵌着した後、コネクタ11を第2
の取付孔7cに挿入していくと、径外方に突出す
る爪11cが第2の取付孔7cの内壁に接合し舌
部11bが径内方側に弾性変形させられることに
よつて、爪11cは孔7c内に進入していき、爪
11cが、溝16に至つたとき舌部11bの弾性
復元力により、溝16内に嵌まり込む。そして、
この爪11cと溝16との結合により、コネクタ
11は第2の取付孔7cに対する抜止めを施され
るとともに、シール部材13は、その縁部13c
が第2の取付孔7cを外部から遮断するべくアン
カー本体7とコネクタ11との間をシールした状
態で、アンカー本体7に対して保持される。スイ
ツチ8とコネクタ11との結合を外す場合には、
シール部材13の筒部13b外側から舌部11b
の鍔部11aを掴み、舌部11bを径内方側に弾
性変形させると、爪11cが溝16から出て両者
の係合が外れるので、舌部11bを弾性変形させ
たままコネクタ11を引出していけば、コネクタ
11は第2の取付孔7cから抜け出る。
上述したドラムブレーキ1を備えたブレーキ装
置は、第4図に示すように、ブレーキペダル32
により操作されるタンデムマスタシリンダ31の
一方の液圧発生室が、前輪34a,34bに対し
て設けられたデイスクブレーキのホイールシリン
ダに管路33を介して接続され、他方の液圧発生
室が、後輪40a,40bに対して設けられたド
ラムブレーキのホイールシリンダ2に、管路3
5、電磁弁38及び管路39を介して接続されて
いる。そして、一方の後輪40aに対して前述の
スイツチ8を設けたドラムブレーキ1が装着さ
れ、他方の後輪40bに対して通常のドラムブレ
ーキが装着されている。
電磁弁38は、前述したハーネス12を通じて
送られるスイツチ8のオン・オフ信号に応じて励
消磁可能がソレノイド37を有する2位置弁であ
つて、ソレノイド37が消磁されているときには
ばね41により付勢されて管路35側と管路39
側とを連通させる位置Dをとり、ソレノイド37
が励磁されると管路35側と管路39側とを遮断
する位置Eをとるものである。なお、36は電磁
弁38と並列に設けた逆止弁であり、マスタシリ
ンダ31側からホイールシリンダ2側への流れは
許容するがその逆を禁止するものである。
第5図を参照して説明すると、電磁弁38は、
管路35に接続される入口17と管路39に接続
される出口18とを連絡する内部空間内に、弁球
21を弁座22から離座させる(前述の位置D)
方向にばね41によつて付勢されるとともに、ソ
レノイド37の消励磁に応じて移動可能がプラン
ジヤ23が配設されており、出口18と同軸上に
穿設された部材24の孔25内に、前述した逆止
弁36が一体的に組込まれている。逆止弁36
は、筒部材26に穿設した貫通孔の段部に弁座2
7を設け、貫通孔内に弁座27に対して着離座可
能な弁球28を配設して、弁球28を弁座27に
着座させる弁ばね29を弁球28とフイルタ30
との間に張設したものであつて、弁球28、弁ば
ね29、フイルタ30を貫通孔内に収容した後、
筒部材26を出口18から孔25内に挿入して液
密に嵌着することにより、部材24に組付けられ
ている。なお、42,43は、プランジヤ23の
弁球21が弁座22に着座したとき、入口17側
を逆止弁36に連通させる液通路である。
以上、本考案の実施例及びこれを備えたブレー
キ装置の構成について説明したが、次にその作動
について説明する。
今、登坂路を走行している車両を停止させるべ
く、ブレーキペダル32が踏込まれると、マスタ
シリンダ31からの液圧が、管路33を通じて前
輪34a,bのホイールシリンダに供給されると
ともに、管路35、位置D(弁球21が弁座22
から離座した位置)にある電磁弁38及び管路3
9を通じて後輪40a,bのホイールシリンダ2
に供給される。こうして全輪にブレーキが作用し
車両が登坂路で停止すると、後輪40aにおい
て、重力の作用によりドラム5に減速時とは逆向
き(図では矢印Rと逆の方向)の回動力が生じ、
ドラム5とシユー4a,bとの間に生じている摩
擦力の作用方向が、車両の前進を阻止する方向か
ら後退を阻止する方向に変化し、シユー4bに作
用するよりも大きなブレーキ反力がシユー4aに
作用する。これにより、摺動アンカー6はシユー
4aによつて押圧され、端部6aが作動ロツド8
を押し込みつつ本体7に当接する位置まで移動す
る。こうしてスイツチ8がオンとなると、ソレノ
イド37が励磁されることにより、電磁弁38は
位置E(プランジヤ23が移動して弁球21が弁
座22に着座した位置)に切換わり、管路35側
と管路39側とが遮断される。なお、電磁弁38
が位置Eに切換わつた後、マスタシリンダ31の
液圧が上昇された場合には、その液圧は、弁球2
8を弁ばね29の付勢力に抗して弁座28から離
座させつつ、この逆止弁36を介してホイールシ
リンダ2に供給される。前述した状態でブレーキ
ペダル32の踏込みが解除されると、後輪40
a,bのホイールシリンダ2はマスタシリンダ3
1側とは遮断されているので、ホイールシリンダ
2の液圧は保持される。従つて、後輪40a,b
にブレーキが作動し続け、車両は登坂路で停止状
態に保たれる。
こうした後、車両を発進させるべくアクセル、
クラツチの操作がなされると、車輪に駆動力が伝
達されることによつて、後輪40aにおいてドラ
ム5に停止時とは逆向き(図では矢印Rの方向)
の回動力が生じ、ドラムとシユー4a,bとの間
に生じている摩擦力の作用方向が車両の前進を阻
止する方向に変化し、シユー4aに作用するより
も大きなブレーキ反力がシユー4bに作用する。
このため、摺動アンカー6はシユー4bによつて
押圧され、端部6aが本体7から離れ端部6bが
本体7に当接する図示の位置に移動して、スイツ
チ8がオフとなる。これに応じてソレノイド37
は消磁されて電磁弁38が位置Dに切換わり、ホ
イールシリンダ2に保持されていた液圧がマスタ
シリンダ31側に開放される。従つて、車輪への
駆動力の伝達と相俟つて、後輪40a,bのブレ
ーキが解除され、車両は登坂路で発進する。
上述したように、図示のドラムブレーキ1を備
えたブレーキ装置によれば、パーキングブレーキ
を併用することなく、登坂路で容易に車両を発進
させることができるのであるが、ドラムブレーキ
1のアンカー装置においては、コネクタ11に設
けた弾性変形可能な舌部11bに、第2の取付孔
7cに形成した溝16に嵌まつて係合する爪11
cを設けるとともに、爪11cと溝16との係合
によりシール部材13の縁部13cが突部7c端
面と鍔部11aとで挾圧されるようにしているの
で、コネクタ11の第2の取付孔7cに対する抜
止め及びシール部材13のアンカー本体7に対す
る保持を行うにあたり、押え板、ボルトといつた
別途独立した部品を用いる必要がない。従つて、
部品点数を少なくできるとともに、アンカー装置
の組立作業を簡便にし、その作業製を向上させる
ことができる。また、コネクタ11を外す場合に
は、舌部11bを径方向に押し縮めるように弾性
変形させ爪11cと溝16との係合を解き、コネ
クタ11を第2の取付孔7cから引出せばよいの
で、その取外し作業も容易に行うことがでる。ま
た、シール部材13は、その厚肉部13aと縁部
13cとの間にコネクタ11の鍔部11aが嵌合
するようにしているので、コネクタ11を第2取
付孔7cから外したときにも、コネクタ11に対
して取付いたままとなり、コネクタ11の再組付
時におけるシール部材の取付忘れや位置ずれを防
止することができる。
以上、第1〜3図に図示した一実施例について
説明したが、本考案は、これに限定されるもので
はなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、第6図に示すように、バツクプレート
103の孔103aに嵌まるアンカー本体107
の突部107eの端面を、バツクプレート103
背面と面一になるようにしたものにおいて、シー
ル部材113の縁部113cを、突部107e端
面及びバツクプレート103背面にシール係合さ
せるように径外方に延ばしてもよく、また、第2
の取付孔107c内周に設けられた係合部として
の溝116に係合するコネクタ111の係合部
を、コネクタ111の外周に突出する半球形状の
突起150としてもよい。更に、第7図に示すよ
うに、アンカー本体207に前述した如き突部を
設けずに、パツクプレート203に第2の取付孔
207cと整合する孔203aを形成したものに
おいては、シール部材213を、孔203a及び
207cに嵌入され、両孔の内壁とコネクタ21
1外周とシール係合する鍔付の筒形々状としても
よく、また、コネクタ211の係合部を、鍔部2
11a側に支点をもつ舌部211bに設けた断面
半円形の突起250としてもよい。なお、互いに
係合しあうようにコネクタ外周と第2の取付孔内
周とに設けられる係合部の数は適宜選択可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用したドラムブレーキの
正面図、第2図は、本考案の一実施例を示す図
で、第1図におけるアンカー装置の断面図、第3
図は、第2図の要部拡大断面図、第4図は、第1
図のドラムブレーキが装着されるブレーキ装置の
一例を示す概略図、第5図は、第4図における電
磁弁及び逆止弁の具体例を示す断面図、第6図、
第7図はそれぞれ、第3図と同様に本考案の異な
る実施例を示す要部拡大断面図である。 3,103,203……バツクプレート、7,
107,207……アンカー本体、6……摺動ア
ンカー、7a……貫通孔、7b……取付孔、7
c,107c,207c……第2の取付孔、8…
…スイツチ、11,111,211……コネク
タ、11c……爪(係合部)、13,113,2
13……シール部材、16……溝(係合部)、1
50,250……突起(係合部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクプレートの一面側に固定されるアンカー
    本体と、該アンカー本体に穿設される貫通孔と、
    所定量移動可能に前記貫通孔に嵌合され一対のシ
    ユーの端部が各々当接する摺動アンカーと、前記
    アンカー本体に穿設される取付孔と、該取付孔に
    固定され前記一対のシユーとドラムとの間に生ず
    る摩擦力の作用方向の変化に基く前記摺動アンカ
    ーの移動を検出可能なスイツチと、前記取付孔に
    連絡して設けられ前記バツクプレートの他面側に
    向つて開口する開口部を有する第2の取付孔と、
    前記開口部から前記第2の取付孔に挿入され前記
    スイツチに対して着脱可能に結合されるコネクタ
    と、前記第2の取付孔への水の侵入等を阻止する
    シール部材とを備えたドラムブレーキのアンカー
    装置において、前記コネクタの外周と前記第2の
    取付孔の内周とに互い係合しあう係合部を各々設
    けるとともに、これらの係合により前記シール部
    材が保持されるようにしたドラムブレーキのアン
    カー装置。
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