JPH03198067A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH03198067A
JPH03198067A JP1341975A JP34197589A JPH03198067A JP H03198067 A JPH03198067 A JP H03198067A JP 1341975 A JP1341975 A JP 1341975A JP 34197589 A JP34197589 A JP 34197589A JP H03198067 A JPH03198067 A JP H03198067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving force
photoreceptor
rotational driving
image forming
roller member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1341975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2915459B2 (ja
Inventor
Masato Ohashi
理人 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1341975A priority Critical patent/JP2915459B2/ja
Publication of JPH03198067A publication Critical patent/JPH03198067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2915459B2 publication Critical patent/JP2915459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、感光体に対して近接・離間されるように各種
画像形成用ユニットを往復移動自在に設置するようにし
た画像形成装置に関する。
(従来の技術) 複写機、プリンターおよびファクシミリなどの各種画像
形成装置においては、一定方向に移送される感光体の表
面が一様に帯電されるとともに(帯電工程)、この−様
帯電された感光体上に露光が行なわれて静電潜像が形成
され(fi光工程)、さらに上記静電潜像に対して現像
ユニットからトナーが供給されて静電潜像の現像が行な
われ(現像工程)トナー可視像が得られるようになって
いる。この得られたトナー可視像は記録用紙側に写し取
られ(転写工程)、これにより最終画像形成が行なわれ
ることとなる。
このような画像形成装置において、近年、フリーメンテ
ナンス化の要請にともなってエンドユーザーが各種画像
形成用ユニットを容易に交換可能とする構成が採用され
る場合がある。例えば現像を行なう現像ユニットが、感
光体に対して近接・離間方向に往復移動自在に設置され
るとともに、上記現像ユニットに備えられている現像剤
担持体としての現像ローラーと感光体表面との間隔がロ
ーラー状のスペーサーなどからなる一対の位置決め体に
よって一定ギャップに維持されるようにしたものがある
。このような装置によれば、現像ユニットをユーザーが
交換した場合においても現像ローラーを感光体に対して
所定の位置に正確に位置決めさせることができる。
このとき上記一対のローラー状のスペーサーなどからな
る位置決め体は、現像ローラーの軸方向両端部分におけ
る非画像領域にそれぞれ配こされており、現像ローラー
表面と感光体表面との両方に接触されて両者間に挾持さ
れるようになっている。
一方上記現像ローラーに対しては、装置本体側に設けら
れている回転駆動源の出力部からの回転駆動力が所定の
回転駆動力伝達機構を介して伝達されているが、この場
合の回転駆動力は、上記現像ローラーの軸方向一端側部
分に伝達されるのが通常である。このような構成は、ク
リーニングユニットなどその他の各種画像形成用ユニッ
トのローラー部材においても同様である。
(発明が解決しようとする課題) ところがこのように各ローラー部材の軸方向−端側部分
に回転駆動力を伝達させることとする場合には、回転駆
動力伝達機構におけるギアの噛み合わせなどにより生じ
る作用力によって各ローラー部材に偏った力が生じ、ロ
ーラー部材を軸ずれさせる方向の回転モーメントが生じ
る。そして上述したように感光体に対し近接・離間方向
に往復移動自在に設置される画像形成用ユニットに上記
回転モーメントが生じると、画像形成用ユニットの位置
変動を招来して画像形成用ユニットに設けられているロ
ーラー部材の一端部分が感光体から離れてしまうことが
ある。このようなローラー部材の感光体に対する位置ず
れが発生すると、ローラー部材と感光体との間の一定ギ
ャップを維持することができなくなって画像形成機能を
劣化させる原因になる。
この駆動力伝達の作用力に打ち勝ちローラー部材の感光
体に対する位置ずれを生じさせなくするように、画像形
成用ユニットへの加圧力を増大させることとした提案も
なされているが、そのようにするとローラー状スペーサ
ーなどの位置決め体が感光体側に強く圧接されてしまい
、その強圧部分において感光体に摩耗が生じることとな
る。そしてその摩耗分だけ現像ローラーと感光体表面と
の間隔に変化を生じ、同様に一定ギャップを維持するこ
とができなくなってしまう。
そこで本発明は、簡易な構成で、画像形成用ユニットへ
の加圧力を増大させることなくローラー部材への回転駆
動力伝達による影響をなくし、現像ローラーと感光体と
の一定ギャップを常時一定に維持させることができるよ
うにした画像形成装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため請求項の1に記載されている発
明は、感光体に対して近接・離間方向に往復移動自在に
画像形成用ユニットを案内する摺動支持体と、前記感光
体に対して所定のギャップをもって対向するように画像
形成ユニットに備えられているローラー部材と、上記ロ
ーラー部材と感光体とのギャップを一定に維持させるよ
うにローラー部材の軸方向両端部分にそれぞれ設けられ
る一対の位置決め体と、装置本体側に設けられている回
転駆動源の出力部から上記ローラー部材の軸方向一端側
部分に対して回転駆動力を伝達させる回転駆動力伝達機
構とを備えてなる画像形成装置において、上記回転駆動
力伝達機構は、画像形成用ユニットのローラー部材を感
光体表面に押し付ける方向に回転伝達を行なうように構
成されているとともに、上記回転駆動力伝達機構が設置
されていない側における摺動支持体の摺動摩擦係数が、
回転駆動力伝達機構が配置されている側における摺動支
持体の摺動摩擦係数より大きくなるように設定される構
成を有している。
また請求項の2に記載されている発明は、感光体に対し
て近接・離間方向に往復移動自在に画像形成用ユニット
を案内する摺動支持体と、前記感光体に対して所定のギ
ャップをもって対向するように画像形成ユニットに備え
られているローラー部材と、上記ローラー部材と感光体
とのギャップを一定に維持させるようにローラー部材の
軸方向両端部分にそれぞれ設けられる一対の位置決め体
と、装置本体側に設けられている回転駆動源の出力部か
ら上記ローラー部材の軸方向一端側部分に対して回転駆
動力を伝達させる回転駆動力伝達機構とを備えてなる画
像形成装置において、上記回転駆動力伝達機構は1画像
形成用ユニットのローラー部材を感光体表面から離間さ
せる方向に回転伝達を行なうように構成されているとと
もに、上記回転駆動力伝達機構が配置されている側にお
ける摺動支持体の摺動摩擦係数が、回転駆動力伝達機構
が配置されていない側における摺動支持体の摺動摩擦係
数より大きくなるように設定される構成を有している。
(作  用) 請求項の1に記載されている構成を有する手段において
は、まず回転駆動力伝達機構を通してローラー部材の一
端部に回転駆動力が伝達され、これによりローラー部材
を感光体表面に押し付ける方向の作用力がローラー部材
に生じることとなるが、このローラー部材の押し付は力
によって上記ローラー部材には、該ローラー部材の回転
駆動力伝達側に配置される位置決め体を支点とした軸振
れ方向の回転モーメントが誘起されることとなる。
この回転モーメントは、ローラー部材の回転駆動力伝達
側部分を感光体側に押し付ける方向に作用するとともに
、ローラー部材の回転駆動力非伝達側部分である従動側
部分を感光体側から離す方向に作用するものである。
したがってローラー部材の回転駆動力伝達側部分は、位
置決め体を介して感光体側に押圧されることとなり、そ
の結果感光体側から離れることなく一定位置に保持され
る。一方ローラー部材の回転駆動力非伝達側部分である
従動側部分は、上述のように回転モーメントによって感
光体側から離れる方向の作用力を受けることとなるが、
この場合における感光体離脱方向へ作用する回転モーメ
ントは、ローラー部材の駆動側部分を支点として生じる
ものであり、ローラー部材の従動側部分と支点との距離
すなわち回転モーメントの腕の長さは極めて大きくなっ
ている。したがってローラー部材の回転駆動力非伝達側
部分である従動側部分が感光体側から離脱される作用力
は回転モーメントの腕の長さに反比例して非常に小さい
ものになっており、上記邸動力伝達にともなう作用力を
多少大きくしてもローラー部材の従動側部分が感光体側
から離れることはない。
さらに感光体側から離れようとするローラー部材の従動
側部分に設置されている摺動支持体の摺動摩擦係数は、
所定の範囲内で大きめに設定されていることから、ロー
ラー部材の感光体に対する追従性を損なわない範囲内で
ローラー部材の離脱傾向が低減されることとなる。
また請求項の2に記載されている構成を有する手段にお
いては、まず回転趣動力伝達機構を通してローラー部材
の一端部に回転駆動力が伝達され。
これによりローラー部材を感光体表面から引き離す方向
の作用力がローラー部材に生じることとなるが、このロ
ーラー部材の引き離し力によって上記ローラー部材には
、該ローラー部材の従動側に配置される位置決め体を支
点とした軸振れ方向の回転モーメントが誘起されること
となる。この回転モーメントは、ローラー部材の従動側
部分を感光体側に押し付ける方向に作用するとともに、
ローラー部材の駆動側部分を感光体側から引き離す方向
に作用するものである。
したがってローラー部材の従動側部分は、位置決め体を
介して感光体側に押圧されることとなり。
その結果感光体側から離れることなく一定位置に保持さ
れる。一方ローラー部材の駆動側部分は。
上述のように回転モーメントによって感光体側から離れ
る方向の作用力を受けることとなるが、この場合におけ
る感光体離脱方向へ作用する回転モーメントは、ローラ
ー部材の従動側部分を支点として生じるものであり、ロ
ーラー部材の駆動側部分と支点との距離すなわち回転モ
ーメントの腕の長さは極めて大きくなっている。したが
ってローラー部材の駆動側部分が感光体側から離脱され
る作用力は回転モーメントの腕の長さに反比例して非常
に小さいものになっており、上記駆動力伝達にともなう
引き離し作用力を多少大きくしてもローラー部材の駆動
側部分が感光体側から離れることはない。
さらに感光体側から離れようとするローラー部材の駆動
側部分に設置されている摺動支持体の摺動摩擦係数は、
所定の範囲内で大きめに設定されていることから、ロー
ラー部材の感光体に対する追従性を損なわない範囲内で
ローラー部材の離脱傾向が低減されることとなる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図に示されるように、感光体ドラム1の近傍に現像
ユニツ+−2が配置されている。上記現像ユニット2の
現像ケーシング3内には現像剤担持体としての現像ロー
ラー4が感光体ドラム1に対向するように軸支されてい
る。このとき前記現像ケーシング3の感光体ドラム1側
対向部分には軸方向に延在する細長状の開口部が形成さ
れており、この開口部から外部に露出する上記現像ロー
ラー4の表面部が前記感光体ドラム1の表面に対し、一
定のギャップをもって配置されるようになっている。こ
の現像ローラー4の感光体ドラム1に対する位置決め機
構は後述する。
また図示は省略しているが、上記現像ローラー4には、
現像ケーシング3内に蓄えられているトナーを現像ロー
ラー4上に汲み上げるトナー供給手段および現像ローラ
ー4上に供給されたトナーを薄層状にするトナー規制手
段がそれぞれ付設されているとともに、上記トナー供給
手段の後方領域には蓄積トナーの撹拌手段などが配置さ
れている。
さらに上記現像ケーシング3の軸方向両端部分には、摺
動支持体5,5がそれぞれ設置されており、これらの摺
動支持体5,5によって現像ユニット2の全体が感光体
ドラム1に対して近接・離間方向に往復移動自在に設置
されるようになっている。この摺動支持体5の具体的構
成については後述する。
上記現像ユニット2の後端面部(第1図右端面部)3b
には、該現像ユニット2を感光体ドラム1側に押し付け
る加圧スプリング6.6が装着されている。これらの各
加圧スプリング6は、現像ユニット2の後端面部3bに
おける軸方間両端側所定の位置にそれぞれ圧接されてお
り、これら各加圧スプリング6の付勢力によって現像ユ
ニット2全体が感光体ドラム1側に向かって押圧され、
したがって現像ローラー4の表面は感光体ドラム1の表
面に近付けられるようになっている。
一方前記現像ローラー4の軸方向両端部分における非画
像領域部分には、位置決め体を構成する一対のローラー
状スペーサー7.7が接触配置されている。これらの各
ローラー状スペーサー7は、現像ローラー4の表面と感
光体ドラム10表面との間に挾持されて両方に接触する
ように配置されており、このローラー状スペーサー7に
よって現像ローラー4と感光体ドラム1との間隔が一定
ギャップに維持されるようになっている。
また現像ローラー4の支軸の一方側端部部分(第1図上
側端部部分)には、回転駆動力伝達機構を構成する現像
ギア8が固定されている。一方装置本体部側には、図示
を省略した駆動モーターが固定されており、該駆動モー
ターの■私邸動力が回転駆動力伝達機構を通して上記現
像ギア8に伝達され、これによって現像ローラー4が回
転駆動されるようになっている。このとき上記回転駆動
力伝達機構におけるギアの噛み合わせなどによって現像
ユニット2を往復移動させる力が現像ギア8に生じるこ
ととなるが、本実施例においては、現像ローラー4を感
光体ドラム1側の表面に押し付ける方向の力Fが現像ギ
ア8に生じるように上記回転駆動力伝達機構の構成およ
び回転方向が設定されている。
回転駆動力伝達機構を通して現像ギア8に上述した押し
付は力Fが生じると、現像ローラー4には、該現像ロー
ラー4の回転駆動力伝達側部分(以下駆動側部分という
)に配置されるローラー状スペーサー7の中心Aに反力
Nが生じるとともに、中心Aを支点とした軸振れ方向の
回転モーメントすなわち第1同左回りの回転モーメント
が誘起されることとなる。そしてこの回転モーメントに
よって現像ローラー4の駆動側部分は感光体ドラム1側
に押し付けられるとともに、現像ローラー4の回転駈動
力が伝達されない側の端部部分(以下従動側部分という
)が感光体ドラム1側から離れていく方向の作用力を受
けるようになっている。
さらに前述した面摺動支持体5,5のうち、駆動側部分
に配置されている摺動支持体5が第2図に示されている
。この摺動支持体5においては。
支持フレーム51に取り付けられている一対の案内ロー
ラー52上に現像ユニット2が転勤自在に載置されてお
り、現像ユニット2の摺動摩擦係数は極めて小さくなさ
れている。一方従動側部分に配置されている摺動支持体
5が第3図に示されている。この摺動支持体5において
は、支持フレーム51から上方側に向かって突出するよ
うに形成されている一対の案内台53上に現像ユニット
2が慴動自在に載置されており、現像ユニット2の摺動
摩擦係数は一定範囲内で大きくなされている。
すなわち摺動支持体の駆動側部分における摺動摩擦係数
が、従動側部分における摺動摩擦係数より大きくなるよ
うに設定されている。
ここで第1図中に図示されるように、上述した回転駆動
力伝達機構からの押し付は力Fに基づく回転モーメント
が作用することによって現像ローラー4の駆動側部分の
摺動支持体5に作用される反力をμmW1とするととも
に、従動側部分の摺動支持体5に作用する反力をμ2W
、とし、かつ加圧スプリング6.6による各押圧力をP
とし、さらに上述した回転モーメントの支点Aから上記
名刀の作用点までの距離をそれぞれLI Q&T Q3
tQ4とする。そして前記押し付は方Fの作用点と支点
Aとの距離をQ工とするとき、Tfi像ローラー4の従
動側部分が感光体ドラム1側から離れようとする直前の
状態における力の釣り合い式は。
μmW1M2十μ、W、Q、+PQ3+PQ4=FQ、
・・・・■となる。上記■ 式において右辺が左辺より
大きくなるとき、すなわち μmWIQs+μ、W、 Rs+P Q3+P R,<
F n□” ” ” ”■となるとき現像ユニット2の
全体は支点Aを中心にして回転され、このとき現像ロー
ラー4が感光体ドラム1側から離れることとなる。しか
しながら以下説明するように本実施例においては、現像
ローラー4が感光体ドラム1から離れることはない。
まず現像ローラー4の駆動側部分は、上述したように回
転モーメントの作用力によりローラー状スペーサー7を
介して感光体ドラム1側に押圧されることとなり、感光
体ドラム1側から離れることなく一定位置に保持される
一方現像ローラー4の従動側部分は、上記作用力Fに基
づく回転モーメントによって感光体ドラム1側から離れ
る方向の作用力を受けることとなるが、この場合におけ
る感光体ドラム1側からの離脱方向への回転モーメント
は、現像ローラー4の駆動側部分のA点を支点として生
じるものであり、現像ローラー4の従動側部分と支点A
との距離すなわち回転モーメントの腕の長さは極めて大
きくなっている。したがって現像ローラー4の従動側部
分が感光体ドラム1側から離脱される作用力は回転モー
メントの腕の長さに反比例して非常に小さいものになっ
ており、上記駆動力伝達にともなう作用力Fを多少大き
くしても現像ローラー4の従動側部分が感光体ドラム1
側から離れることはない。
加えて本実施例では、従動側部分に配置された摺動支持
体5における摺動摩擦係数が、駆動側部分に配置された
摺動支持体5における摺動摩擦係数より大きくなるよう
に設定されているため、現像ローラー4の感光体ドラム
1に対する追従性を損なうことなく、現像ローラー4の
従動側部分の感光体ドラム1に対する離脱が阻止される
ようになっている。その理由を以下説明する。
まず上述した式からも理解されるように、加圧スプリン
グ6.6による各押圧力Pを増大させて左辺側を大きく
することは現像ローラー4の離脱を阻止する上で好まし
いことであるが、あまり大きくし過ぎるとスペーサー7
が感光体ドラム1側に強く圧接されてしまい、その強圧
部分において感光体ドラム1に摩耗が生じることとなる
。そしてその摩耗分だけ現像ローラー4と感光体ドラム
1の表面との間隔に変化を生じて一定ギャップを維持す
ることができなくなってしまう。したがって上式中の左
辺を大きしようとする場合には、各摺動支持体5に作用
される反力をそれぞれ示す第1項目(μ、W工l1z)
および第2項目(μzWxns>を大きくすることが好
ましいこととなる。
ここで図より明らかにρ2(Ω、であるから、第2項目
(μzWaQs)は第1項目(μ、W工Ω2)より大き
い。一方現像ローラー4の感光体ドラム1に対する追従
性から各摩擦係数μ29μmは本来的には小さい方が良
い。したがって二九らの各摩擦係数μよ2μmおよび加
圧スプリング6.6による各押圧力Pをあまり大きくす
ることなく上式中のの左辺側を大きくするには、上式中
の第2項目(μzWzQ、)を大きくすることが最も効
果がある。つまり現像ローラー4の感光体ドラム1に対
する追従性を損なわない範囲内で、上式中の第2項目に
おける摩擦係数μ2をある程度大きくすれば、現像ロー
ラー4の従動側部分が感光体ドラム1便から離れること
はなくなるものである。
つぎに第1図に示されている実施例と同一構成物を同一
符号で表わした第4図に示されている実施例においては
、摺動支持体5,5が第1図に示されている実施例とは
逆の位置に配置されている。
すなわち従動側部分の慴動支持体5は、第2図に示され
ている構成になされており、支持フレーム51に取り付
けられている一対の案内ローラー52上に現像ユニット
2が転勤自在に載置されている。したがって現像ユニッ
ト2の摺動摩擦係数は極めて小さくなされている。一方
駆動側部分に配置されている摺動支持体5は、第3図に
示されている構成になされており、支持フレーム51か
ら上方側に向かって突出するように形成されている一対
の案内台53上に現像ユニット2が摺動自在に載置され
ている。したがって現像ユニット2の摺動摩擦係数は一
定範囲内で大きくなされている。このように本実施例で
は、摺動支持体5の駆動側部分における摺動摩擦係数が
、従動側部分における摺動摩擦係数より大きくなるよう
に設定されている。
また本実施例においては、現像ローラー4を感光体ドラ
ム1側から引き離す方向の力Fが現像ギア8に生じるよ
うに上記回転邸動力伝達機構の構成および回転方向が設
定されている0回転駆動力伝達機構を通して現像ギア8
に上述した引き離し力Fが生じると、現像ローラー4に
は、該現像ローラー4の従動側部分に配置されるローラ
ー状スペーサー7の中心Aに反力Nが生じるとともに、
上記中心Aを支点とした軸振れ方向の回転モーメントす
なわち第4同右回りの回転モーメントが誘起されること
となる。そしてこの回転モーメントによって現像ローラ
ー4の能動側部分は感光体ドラム1側から引き離されよ
うとするとともに、現像ローラー4の従動側部分が感光
体ドラム1側に押し付けられる。
ここで図示するように、上記回転モーメントが作用する
ことによって現像ローラー4の駆動側の摺動支持体5に
作用される反力をμ、W□、従動側部分の摺動支持体5
に作用する反力をμ2W2、加圧スプリング6.6によ
る各抑圧力をPとし、さらに上述した回転モーメントの
支点Aから上記6力の作用点までの距離をそれぞれΩ2
9 QST  QatQ4とする。また前記引き離し力
Fの作用点と支点Aとの距離をΩ□とするとき、現像ロ
ーラー4の駆動側部分が感光体ドラム1側から離れよう
とする直前の状態における力の釣り合い式は、上述した
第1実施例における0式と同様である。
そしてこの0式において右辺が左辺より大きくなるとき
に現像ユニット2の全体は支点Aを中心にして回転され
、このとき現像ローラー4が感光体ドラム1側から離れ
ることとなる。しかしながら以下説明するように本実施
例においても、@像ローラー4が感光体ドラム1から離
れることはない。
まず現像ローラー4の従動側部分は、上述したように回
転モーメントの作用力によりローラー状スペーサー7を
介して感光体ドラム1側に押圧されることとなり、感光
体ドラム1側から離れることなく一定位置に保持される
一方現像ローラー4の駆動側部分は、上記作用力Fに基
づく回転モーメントによって感光体ドラム1側から離れ
る方向の作用力を受けることとなるが、この場合におけ
る感光体ドラム1側からの離脱方向への回転モーメント
は、現像ローラー4の従動側部分のA点を支点として生
じるものであり、現像ローラー4の駆動側部分と支点A
との距離すなわち回転モーメントの腕の長さは極めて大
きくなっている。したがって現像ローラー4の駆動側部
分が感光体ドラム1側から離脱される作用力は回転モー
メントの腕の長さに反比例して非常に小さいものになっ
ており、上記駆動力伝達にともなう作用力Fを多少大き
くしても現像ローラー4の駆動側部分が感光体ドラム1
僻から離れることはない。
加えて本実施例では、駆動側部分における摺動支持体5
の摺動摩擦係数が、従動側部分における摺動支持体5の
摺動摩擦係数より大きくなるように設定されているため
、現像ローラー4の感光体トラム1に対する追従性を損
なうことなく、現像ローラー4の駆動側部分の感光体ド
ラム1に対するば脱が阻止されるようになっている。そ
の理由を以下説明する。
まず式■からも理解されるように、加圧スプリング6.
6による各押圧力Pを増大させて左辺側を大きくするこ
とは現像ローラー4の離脱を阻止する上で好ましいこと
であるが、あまり大きくし過ぎるとスペーサー7が感光
体ドラム1側に強く圧接されてしまい、その強圧部分に
おいて感光体ドラムlに摩耗が生じることとなる。そし
てその摩耗分だけ現像ローラー4と感光体ドラム1の表
面との間隔に変化を生じて一定ギャップを維持すること
ができなくなってしまう。したがって式中の左辺を大き
しようとする場合には、各摺動支持体5に作用される反
力をそれぞれ示す第1項目(μmWIQ2)および第2
項目(μzWzQb’)を大きくすることが好ましい。
ここで図より明らかにΩ2)Q5であるから、第1項目
C1AxWiQz)は第2項目(μmWz(ls>より
大きい。一方現像ローラー4の感光体ドラム1に対する
追従性から各摩擦係数μ1.μ2は本来的には小さい方
が良い。したがってこれらの各摩擦係数μ0.μ2およ
び加圧スプリング6.6による各押圧力Pをあまり大き
くすることなく上式の左辺側を大きくするには、上式中
の第1項目である(μ、WxQx)を大きくすることが
最も効果がある。つまり現像ローラー4の感光体ドラム
1に対する追従性を損なわない範囲内で、上式中の第1
項目における摩擦係数μmをある程度大きくすれば、現
像ローラー4の駆動側部分が感光体ドラム1側から離れ
ることはなくなるものである。
第5図に示される実施例は1本考案をクリーニングユニ
ットに適用してなるものであり、クリーニングブラシ1
1およびクリーニングブレード12を有するクリーニン
グユニット1oが、感光体ドラム1に対し往t!11移
動自在となるように慴動支持体としての案内ローラー1
3.13によって支持されているとともに、加圧スプリ
ング14による付勢力によってクリーニングユニット1
0が感光体ドラム1側に押し付けられ、かつ位置決め体
としてのコロ15,15によってクリーニングユニット
10が感光体ドラム1と所定の関係を有するように位置
決めされている。そして上記クリーニングブラシ11の
支軸の一端側に対しては、図示を省略した回転駆動力伝
達機構から所定の回転駆動力が伝達されており、そのク
リーニングブラシ11に伝達される回転駆動力は、クリ
ーニングユニット10を感光体ドラム1側に押圧させる
方向に設定されるようになっている。
このような実施例においても上記現像装置に対する各実
施例と同様に、回転駆動力の伝達によってクリーニング
ユニット10が感光体ドラム1側から離れにくくなされ
るようになっている。
また本発明における回転駆動力伝達機構は、ギア以外の
駆動力伝達要素から構成することができ、その場合にも
同様に本発明を適用することが可能である。
(発明の効果) 以上述べたように請求項の1に記載された発明は、ロー
ラー部材の駆動側部分が位置決め体を介して感光体側に
押圧されるとともに、ローラー部材の回転駆動力非伝達
側部分である従動側部分が受ける感光体離脱方向の力を
小さくし得るように。
画像形成用ユニットのローラー部材を感光体表面に押し
付ける方向に回転伝達を行なう回転駆動力伝達機構を設
ける構成を採用してなるから、上記駆動力伝達にともな
う作用力を多少大きくしてもローラー部材の従動側部分
が感光体側から離れることはなくなり、画像形成用ユニ
ットへの加圧力を増大させることなく簡易な構成で、ロ
ーラー部材への回転駆動力伝達による影響をなくすこと
ができ、ローラー部材と感光体との一定ギャップを常時
一定に維持させることができる。
加えて本発明は、ローラー部材の感光体に対する追従性
を損なうことなく、ローラー部材の従動側部分における
離脱傾向が阻止されるように、従動側部分における摺動
支持体の慴動摩擦係数が、駆動側部分における摺動支持
体の慴動76擦係数より大きくなるように設定してなる
から、ローラー部材と感光体との一定ギャップをより一
層良好に維持させることができ、高品質な形成画像を得
ることができる。
また請求項の2に記載された発明は、ローラー部材の従
動側部分が位置決め体を介して感光体側に押圧されると
ともに、ローラー部材の駆動側部分が受ける感光体離脱
方向の力を小さくし得るように、画像形成用ユニットの
ローラー部材を感光体表面から離脱させる方向に回転伝
達を行なう回転駆動力伝達機構を設ける構成を採用して
なるから、上記駆動力伝達にともなう作用力を多少大き
くしてもローラー部材の駆動側部分が感光体側から離れ
ることはなくなり、画像形成用ユニットへの加圧力を増
大させることなく簡易な構成で、ローラー部材への回転
駆動力伝達による影響をなくすことができ、ローラー部
材と感光体との一定ギャップを常時一定に維持させるこ
とができる。
加えて本発明は、ローラー部材の感光体に対する追従性
を損なうことなく、ローラー部材の駆動側部分における
離脱傾向が阻止されるように、駆動側部分における摺動
支持体の摺動摩擦係数を、従動側部分における摺動支持
体の慴動摩擦係数より大きくなるように設定することと
したから、ローラー部材と感光体との一定ギャップをよ
り一層良好に維持させることができ、高品質な形成画像
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を現像ユニットに適用した場合の一実施
例における現像ユニット支持駆動機構を表わした平面説
明図、第2図および第3図は第1図に表わされた現像ユ
ニットの側面部をそれぞれ示した側面説明図、第4図は
本発明を現像ユニットに適用した場合の他の実施例にお
ける現像ユニット支持邸動機構を表わした平面説明図、
第5図は本発明をクリーニングユニットに適用した場合
の実施例におけるクリーニングユニット支持駆動機構を
表わした側面説明図である。 1・・・感光体ドラム、2・・・現像ユニット、4・・
・現像ローラー 5,13・・・摺動支持体、6,14
・・・加圧スプリング、7,15・・・ローラースペー
サー8・・・現像ギア、10・・・クリーニングユニッ
ト、1トクリーニングブラシ。 (は か 1 名) 幕 圀 4解 ち40 るO 因 lθ 手続補正書 (自発) 平成 年 月28日 1、事 件 の 表示 平成 年特許願第341975号 2゜ 発 明 の 名 称 画像形成装置 3、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感光体に対して近接・離間方向に往復移動自在に画
    像形成用ユニットを案内する摺動支持体と、前記感光体
    に対して所定のギャップをもって対向するように画像形
    成ユニットに備えられているローラー部材と、上記ロー
    ラー部材と感光体とのギャップを一定に維持させるよう
    にローラー部材の軸方向両端部分にそれぞれ設けられる
    一対の位置決め体と、装置本体側に設けられている回転
    駆動源の出力部から上記ローラー部材の軸方向一端側部
    分に対して回転駆動力を伝達させる回転駆動力伝達機構
    とを備えてなる画像形成装置において、 上記回転駆動力伝達機構は、画像形成用ユニットのロー
    ラー部材を感光体表面に押し付ける方向に回転伝達を行
    なうように構成されているとともに、 上記回転駆動力伝達機構が設置されていない側における
    摺動支持体の摺動摩擦係数が、回転駆動力伝達機構が配
    置されている側における摺動支持体の摺動摩擦係数より
    大きくなるように設定されていることを特徴とする画像
    形成装置。 2、感光体に対して近接・離間方向に往復移動自在に画
    像形成用ユニットを案内する摺動支持体と、前記感光体
    に対して所定のギャップをもって対向するように画像形
    成ユニットに備えられているローラー部材と、上記ロー
    ラー部材と感光体とのギャップを一定に維持させるよう
    にローラー部材の軸方向両端部分にそれぞれ設けられる
    一対の位置決め体と、装置本体側に設けられている回転
    駆動源の出力部から上記ローラー部材の軸方向一端側部
    分に対して回転駆動力を伝達させる回転駆動力伝達機構
    とを備えてなる画像形成装置において、 上記回転駆動力伝達機構は、画像形成用ユニットのロー
    ラー部材を感光体表面から離間させる方向に回転伝達を
    行なうように構成されているとともに、 上記回転駆動力伝達機構が配置されている側における摺
    動支持体の摺動摩擦係数が、回転駆動力伝達機構が配置
    されていない側における摺動支持体の摺動摩擦係数より
    大きくなるように設定されていることを特徴とする画像
    形成装置。
JP1341975A 1989-12-27 1989-12-27 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2915459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1341975A JP2915459B2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1341975A JP2915459B2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03198067A true JPH03198067A (ja) 1991-08-29
JP2915459B2 JP2915459B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=18350215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1341975A Expired - Lifetime JP2915459B2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2915459B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275819A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US8918018B2 (en) 2012-05-30 2014-12-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having regulating mechanism for positioning exposure mechanism

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275819A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP4605181B2 (ja) * 2007-04-27 2011-01-05 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US8068762B2 (en) 2007-04-27 2011-11-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having a positioning mechanism for positioning an exposure unit
US8918018B2 (en) 2012-05-30 2014-12-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having regulating mechanism for positioning exposure mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
JP2915459B2 (ja) 1999-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101479674B (zh) 处理盒、支撑部件、处理盒组装方法以及处理盒拆卸方法
CN1026035C (zh) 定影机构中用的可转动的传送部件
US4571070A (en) Cleaning device for photoconductive element of electrophotographic copier or the like
US20100239337A1 (en) Fixing device and image forming apparatus incorporating same
CN104516247B (zh) 定影装置和图像形成装置
JPH03198067A (ja) 画像形成装置
JP2000122445A (ja) 転写ローラ加圧装置
JPH02287577A (ja) 電子写真装置
US5899603A (en) Imaging module employing frictional drive
JPH07134506A (ja) 画像形成装置
JP2878660B2 (ja) 画像形成装置
JPH07199602A (ja) 画像形成装置
JPH10198197A (ja) 画像形成装置
JP2001109279A (ja) 電子写真画像形成装置
JP2005017723A (ja) ベルト装置及びそのベルト装置を有する画像形成装置
JPH05333738A (ja) 電子写真式プリンタの定着器ローラ機構
JP2024061465A (ja) 加圧装置、及び画像形成装置
JPH04264457A (ja) 感光ドラム駆動装置
JP2572019Y2 (ja) 現像装置
JPH03292434A (ja) 回転体支持装置
JP2000112313A (ja) クリーニング装置及びデジタル電子写真装置
JPH05150671A (ja) 画像形成装置
JP3676071B2 (ja) 湿式画像形成装置
JPH0822211A (ja) 電子写真装置
JPH05333714A (ja) 画像形成装置