JPH03197718A - 解除可能なプレストレスを有する床材およびその床材を用いて鋳造壁技術により堀割をつくる方法 - Google Patents
解除可能なプレストレスを有する床材およびその床材を用いて鋳造壁技術により堀割をつくる方法Info
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- JPH03197718A JPH03197718A JP1937890A JP1937890A JPH03197718A JP H03197718 A JPH03197718 A JP H03197718A JP 1937890 A JP1937890 A JP 1937890A JP 1937890 A JP1937890 A JP 1937890A JP H03197718 A JPH03197718 A JP H03197718A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G21/00—Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
- E04G21/12—Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04C—STRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
- E04C3/00—Structural elongated elements designed for load-supporting
- E04C3/02—Joists; Girders, trusses, or trusslike structures, e.g. prefabricated; Lintels; Transoms; Braces
- E04C3/20—Joists; Girders, trusses, or trusslike structures, e.g. prefabricated; Lintels; Transoms; Braces of concrete or other stone-like material, e.g. with reinforcements or tensioning members
- E04C3/26—Joists; Girders, trusses, or trusslike structures, e.g. prefabricated; Lintels; Transoms; Braces of concrete or other stone-like material, e.g. with reinforcements or tensioning members prestressed
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
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- E04C5/00—Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
- E04C5/08—Members specially adapted to be used in prestressed constructions
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- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、解除可能なプレストレスを有する床材およ
びその床材を用いて鋳造壁技術により堀割をつくる方法
に関するものである。
びその床材を用いて鋳造壁技術により堀割をつくる方法
に関するものである。
従来の技術
鋳造壁技術は、周囲の条件が常水面より下に堀割をつく
らせない場合に、常水面の水準の下に延びる堀割をつく
るための標準的な方法になって来ている。
らせない場合に、常水面の水準の下に延びる堀割をつく
るための標準的な方法になって来ている。
簡単に言えば、この技術によって堀割をつくるには、土
壌中に鋳造(流し込み)でつくられた従来の壁で掘割と
なるところを取り巻き、それから、堀割を掘ることを行
い、同時に、堀割の進行度合に応じて、鋳造壁の裏側に
ある土壌と常水面によってその鋳造壁上に生ずるスラス
トに対して壁を保持するために、固定梁を取り付けるこ
とを行うものである。
壌中に鋳造(流し込み)でつくられた従来の壁で掘割と
なるところを取り巻き、それから、堀割を掘ることを行
い、同時に、堀割の進行度合に応じて、鋳造壁の裏側に
ある土壌と常水面によってその鋳造壁上に生ずるスラス
トに対して壁を保持するために、固定梁を取り付けるこ
とを行うものである。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、例えば、周囲の土壌が固定梁をその土壌
にしっかりと固着できるだけの粘着力を有しない場合に
は、固定梁の取り付けが不可能がまたは経費がかかりす
ぎるという事態がしばしばある。この場合には、固定梁
を取り付ける代わりに、堀割の種々のレベルの場所に床
が置かれる。
にしっかりと固着できるだけの粘着力を有しない場合に
は、固定梁の取り付けが不可能がまたは経費がかかりす
ぎるという事態がしばしばある。この場合には、固定梁
を取り付ける代わりに、堀割の種々のレベルの場所に床
が置かれる。
この解決策が、それでも、常に非常に満足すべきものと
いうことはできない。なぜならば、殊に、比較的大きな
面積の堀割に関しては、鋳造壁が高い曲げモーメント、
例えば、150がら200メートル・トンに達するよう
なモーメントを受け、鋳造壁は大きな壁厚のものを使用
する必要があり、そのために相当のコストがかがるとい
うことが指摘されている。この他にも、鋳造壁は、例え
ば4から5センチメートルに達する、受は入れられない
ような相当の局部的な変形を受けることが判明している
。
いうことはできない。なぜならば、殊に、比較的大きな
面積の堀割に関しては、鋳造壁が高い曲げモーメント、
例えば、150がら200メートル・トンに達するよう
なモーメントを受け、鋳造壁は大きな壁厚のものを使用
する必要があり、そのために相当のコストがかがるとい
うことが指摘されている。この他にも、鋳造壁は、例え
ば4から5センチメートルに達する、受は入れられない
ような相当の局部的な変形を受けることが判明している
。
この発明の目的は、土壌中に鋳造壁の技術により堀割を
つくるための改良された方法、すなわち、鋳造壁の受け
る変形と曲げモーメントとを最小にすることができ、し
たがって鋳造壁の厚さを減少させ、それによってコスト
を減少させることのできる改良された方法を提供するこ
とである。
つくるための改良された方法、すなわち、鋳造壁の受け
る変形と曲げモーメントとを最小にすることができ、し
たがって鋳造壁の厚さを減少させ、それによってコスト
を減少させることのできる改良された方法を提供するこ
とである。
課題を解決するための手段
さらに詳しくは、この発明は、つくられるべき堀割を取
り巻く土壌中に鋳造壁をつくり、それから、堀割の種々
のレベルにおいて、前記壁を支持する支持体の機能を果
たす床を取り付けながら掘割をつくる、土壌中に壁を鋳
造する技術により堀割をつくる方法において、プレスト
レスされた床材からなる各床を少なくとも2個の相互に
向き合う側壁間に取り付け、この取り付け後、前記床材
が、拡張しかつ土壌および/または周囲の常水面によっ
て前記壁に生ずるスラストに対抗する反対力を前記鋳造
壁上に生じさせるように、前記床材に加えられたプレス
トレスの全部またはいくらかを解除することを特徴とす
る堀割をつくる方法に関するものである。
り巻く土壌中に鋳造壁をつくり、それから、堀割の種々
のレベルにおいて、前記壁を支持する支持体の機能を果
たす床を取り付けながら掘割をつくる、土壌中に壁を鋳
造する技術により堀割をつくる方法において、プレスト
レスされた床材からなる各床を少なくとも2個の相互に
向き合う側壁間に取り付け、この取り付け後、前記床材
が、拡張しかつ土壌および/または周囲の常水面によっ
て前記壁に生ずるスラストに対抗する反対力を前記鋳造
壁上に生じさせるように、前記床材に加えられたプレス
トレスの全部またはいくらかを解除することを特徴とす
る堀割をつくる方法に関するものである。
この発明の方法は、プレストレスト床材が、全部または
いくらかのそれらのプレストレスを解除した場合に、土
壌および/または周囲の地下水によって壁の裏側に生ず
るスラスト力に反対するスラスト力を鋳造壁に発生させ
る伸長または拡張を経験するという事実を利用するもの
である。
いくらかのそれらのプレストレスを解除した場合に、土
壌および/または周囲の地下水によって壁の裏側に生ず
るスラスト力に反対するスラスト力を鋳造壁に発生させ
る伸長または拡張を経験するという事実を利用するもの
である。
床材によって発生される反抗力は、土壌および/または
周囲の地下水のスラスト力にバランスする必要はなく、
常に、このスラスト力より小さいものである。
周囲の地下水のスラスト力にバランスする必要はなく、
常に、このスラスト力より小さいものである。
プレストレスト床材の取付位置は、周囲の土壌によって
鋳造壁に生ずるスラスト力の総量の関数であり、したが
って、堀割の大きさの寸法と土壌の性質の関数である。
鋳造壁に生ずるスラスト力の総量の関数であり、したが
って、堀割の大きさの寸法と土壌の性質の関数である。
ある場合には、プレストレスト床材は、それらのプレス
トレスの方向が互いに平行であるような方法で取り付け
られることができ、これは種々の床取り付けレベルにお
いて行われる。別の場合には、あるレベルのプレストレ
スト床材を、他のレベルの床材のプレストレス方向と垂
直なプレストレス方向となるように取り付けることが得
策である。
トレスの方向が互いに平行であるような方法で取り付け
られることができ、これは種々の床取り付けレベルにお
いて行われる。別の場合には、あるレベルのプレストレ
スト床材を、他のレベルの床材のプレストレス方向と垂
直なプレストレス方向となるように取り付けることが得
策である。
実施において生ずるすべての事情において、この技術分
野における専門家は、望ましい結果を得るために必要な
、最適のプレストレスト床の方向と取付位置とを容易に
決定することができ、そして、この発明の方法は容易に
そのモデルのコンピューター化に適応させることができ
る。
野における専門家は、望ましい結果を得るために必要な
、最適のプレストレスト床の方向と取付位置とを容易に
決定することができ、そして、この発明の方法は容易に
そのモデルのコンピューター化に適応させることができ
る。
また、この発明は、それらの両端部において床材に固着
された、複数の張カープレストレスされた部材を有する
プレストレスドコンクリート製床材において、前記プレ
ストレスされた部材のそれぞれの張力が解除され得るこ
とを特徴とするプレストレスドコンクリート製床材に関
するものである。
された、複数の張カープレストレスされた部材を有する
プレストレスドコンクリート製床材において、前記プレ
ストレスされた部材のそれぞれの張力が解除され得るこ
とを特徴とするプレストレスドコンクリート製床材に関
するものである。
特別の具体例によれば、このプレストレスドコンクリー
ト製床材は、その両端部分がコンクリートの中に埋設さ
れ、その中央部分がスリーブで被覆された張カープレス
トレスされた部材と、前記中央部分と前記スリーブ間に
適用“される潤滑剤と、そして、前記中央部分の切断と
それによるプレストレス張力の解除を許容するためにコ
ンクリートに設けられているスロットとを有するもので
ある。
ト製床材は、その両端部分がコンクリートの中に埋設さ
れ、その中央部分がスリーブで被覆された張カープレス
トレスされた部材と、前記中央部分と前記スリーブ間に
適用“される潤滑剤と、そして、前記中央部分の切断と
それによるプレストレス張力の解除を許容するためにコ
ンクリートに設けられているスロットとを有するもので
ある。
プレストレス部材(例えば鋼製撚線)に加えて、各床材
が、補強のために意図的に金属製強化材をその中に含む
ことができる。
が、補強のために意図的に金属製強化材をその中に含む
ことができる。
以下、添付図面を参照して行われる次の実施例の説明は
この発明の理解を容易にするであろう。
この発明の理解を容易にするであろう。
実施例
第1.2および3図は、この発明によるプレストレスド
コンクリート床材を示している。この床材1は、平面図
で見られるように、略矩形状をなし、断面においては、
丁字形をなしている。横方向の全長に互って床材の長さ
方向に平行に延びるプレストレスされている複数の金属
撚線(ストランド)2が床材中に埋設され、丁字形の両
翼部と脚部の両方に配設されている。各撚線は、スリー
ブ4と、このスリーブと撚線との間に挿入されている潤
滑剤(例えば、グリース)で被覆されている中央部分3
と、裸状態(スリーブと潤滑剤のない状態)にある両端
部分5からなっている。床材の下部に設けられたスロッ
ト6は、第2図に示され、第3図には拡大して示される
ように、各ストランドの中央部分において、それに対す
る部分的にアクセスを可能にしている。床材1は、最終
的に金属製補強材7を有している。例示として、各床材
は、15メートルの長さと、2.5 メートルの全幅(
それぞれ1メートルの長さで0.2 メートルの厚さの
2つの翼部分と、0.5 メートルの幅で0.60メー
トルの厚さの、丁字形の脚部である中央部分とから構成
される)をもつことができる。撚線(ストランド) (
例示の具体例においては16本である)は、両翼部分の
下側表面またはT字状の脚部分の横側表面から約5セン
チメートルの距離でコンクリートに埋設されることがで
き、各撚線は10トンの力でプレストレスされている(
すなわち、床材に対しては全部で160トンのプレスト
レスがかけられている)、各撚線の裸の両端部分は、例
えば0.80 メートルの長さを有することができる。
コンクリート床材を示している。この床材1は、平面図
で見られるように、略矩形状をなし、断面においては、
丁字形をなしている。横方向の全長に互って床材の長さ
方向に平行に延びるプレストレスされている複数の金属
撚線(ストランド)2が床材中に埋設され、丁字形の両
翼部と脚部の両方に配設されている。各撚線は、スリー
ブ4と、このスリーブと撚線との間に挿入されている潤
滑剤(例えば、グリース)で被覆されている中央部分3
と、裸状態(スリーブと潤滑剤のない状態)にある両端
部分5からなっている。床材の下部に設けられたスロッ
ト6は、第2図に示され、第3図には拡大して示される
ように、各ストランドの中央部分において、それに対す
る部分的にアクセスを可能にしている。床材1は、最終
的に金属製補強材7を有している。例示として、各床材
は、15メートルの長さと、2.5 メートルの全幅(
それぞれ1メートルの長さで0.2 メートルの厚さの
2つの翼部分と、0.5 メートルの幅で0.60メー
トルの厚さの、丁字形の脚部である中央部分とから構成
される)をもつことができる。撚線(ストランド) (
例示の具体例においては16本である)は、両翼部分の
下側表面またはT字状の脚部分の横側表面から約5セン
チメートルの距離でコンクリートに埋設されることがで
き、各撚線は10トンの力でプレストレスされている(
すなわち、床材に対しては全部で160トンのプレスト
レスがかけられている)、各撚線の裸の両端部分は、例
えば0.80 メートルの長さを有することができる。
このような床材は、適当な形の鋳型に、撚線の両端を通
して鋳型の端面を超えて突出するように撚線を配置し、
従来から知られている装置によってこれに望まれるプレ
ストレスを加え、鋳型の中へコンクリートを流し込み、
それからコンクリートを固まらせた後で、プレストレス
用の装置を取り外し、撚線の突出端部を切り離すことに
よって、容易に製作することができる。このようにして
床材のコンクリートの中に固定された裸の両端部は、潤
滑剤とスリーブで覆われた中央部分に加えられた最初の
プレストレスを維持するものである。
して鋳型の端面を超えて突出するように撚線を配置し、
従来から知られている装置によってこれに望まれるプレ
ストレスを加え、鋳型の中へコンクリートを流し込み、
それからコンクリートを固まらせた後で、プレストレス
用の装置を取り外し、撚線の突出端部を切り離すことに
よって、容易に製作することができる。このようにして
床材のコンクリートの中に固定された裸の両端部は、潤
滑剤とスリーブで覆われた中央部分に加えられた最初の
プレストレスを維持するものである。
プレストレスされた床材が取り付けられた後に、より詳
しくは後に説明されるように、特定の撚線に加えられた
プレストレスは、その撚線を局部的に“°燃焼すること
”、例えば焔またはトーチをその部分に接近させること
を可能とするスロット6によって解除させることが容易
にできる。実際、各金属撚線の中央部分は、それを取り
巻く潤滑剤用のスリーブの存在のために、床材のコンク
リートに固着していない。全撚線またはその数本のみの
プレストレスを、鋳造壁に起こされる対抗力の値に応じ
て、望まれるように解除させることができる。
しくは後に説明されるように、特定の撚線に加えられた
プレストレスは、その撚線を局部的に“°燃焼すること
”、例えば焔またはトーチをその部分に接近させること
を可能とするスロット6によって解除させることが容易
にできる。実際、各金属撚線の中央部分は、それを取り
巻く潤滑剤用のスリーブの存在のために、床材のコンク
リートに固着していない。全撚線またはその数本のみの
プレストレスを、鋳造壁に起こされる対抗力の値に応じ
て、望まれるように解除させることができる。
第4および5図は、この発明のプレストレスされた床材
を用いて堀割を作ることを例示している。
を用いて堀割を作ることを例示している。
この堀割、は、80メートルの長さ、60メートルの幅
、23.75 メートルの深さをもち、粘土層(Oから
一5メートル)と、砂地層(−5から12メートル)と
、砂礫層(−12から−25,5メートル)と、それ以
降の泥灰土層とからなる土壌中につくられ、地下水(常
水面)は泥灰土層まで1メートルの水準から存在してい
る。
、23.75 メートルの深さをもち、粘土層(Oから
一5メートル)と、砂地層(−5から12メートル)と
、砂礫層(−12から−25,5メートル)と、それ以
降の泥灰土層とからなる土壌中につくられ、地下水(常
水面)は泥灰土層まで1メートルの水準から存在してい
る。
堀割の予定地を取り巻く土壌中に、0.80 メートル
の厚さを持ち約28メートルの深さ(泥灰土層に達して
いる。)に達する壁10が従来の方法でつくられた後に
、堀割の幅方向に15メートルの間隔で、掘割の長さ方
向に10メートルの間隔で一列に並べて配列される複数
の支柱が据え付けられ、それから堀割は掘り進められ、
この発明によるプレストレスト床材でつ′くられた床が
、堀割の進行度合に応じて−3,7,−8,75゜−1
1,65,−14,55,−17,45および−20,
35メートルのそれぞれの水準において取り付けられる
。
の厚さを持ち約28メートルの深さ(泥灰土層に達して
いる。)に達する壁10が従来の方法でつくられた後に
、堀割の幅方向に15メートルの間隔で、掘割の長さ方
向に10メートルの間隔で一列に並べて配列される複数
の支柱が据え付けられ、それから堀割は掘り進められ、
この発明によるプレストレスト床材でつ′くられた床が
、堀割の進行度合に応じて−3,7,−8,75゜−1
1,65,−14,55,−17,45および−20,
35メートルのそれぞれの水準において取り付けられる
。
堀割の幅(60メートル)が(製造と輸送の制約の観点
で)実際に得ることができるプレストレスト床材の長さ
をはるかに超えているので、15メートル長さの4個の
床材がこの幅をカバーするために端を接して並べられる
。それゆえ、堀割の長さ(80メートル)をカバーする
ためには、並べて置かれた32個の床材が必要であり、
原則的に128個の床材が各床レベルに対して使用され
なければならない、しかしながら、実際には、−方のレ
ベルから他方のレベルへ動くことを可能とする通路を提
供することが便利であり、したがって、12で示される
ように、この動きを許容するために各レベルにおいてい
くらかの床材を便宜的に省略することがある。特定のレ
ベルの床材は、鋳造壁か、堀割の幅に平行な2列の2個
の近接する支柱間か、または支柱と鋳造壁面のいずれか
に、場合に応じて前もって備えられた補強コンクリート
製梁13の上に載せられる。−旦、床材が取り付けられ
ると、連続する床材間および床材と鋳造壁間の小さい空
間は、接合部14を形成するためにコンクリートで満た
される。これらの接合点が固まった後に、床材のプレス
トレスは、上述したように、トーチによってプレストレ
スされている拠線を“燃焼すること′°によって解除さ
せられる。
で)実際に得ることができるプレストレスト床材の長さ
をはるかに超えているので、15メートル長さの4個の
床材がこの幅をカバーするために端を接して並べられる
。それゆえ、堀割の長さ(80メートル)をカバーする
ためには、並べて置かれた32個の床材が必要であり、
原則的に128個の床材が各床レベルに対して使用され
なければならない、しかしながら、実際には、−方のレ
ベルから他方のレベルへ動くことを可能とする通路を提
供することが便利であり、したがって、12で示される
ように、この動きを許容するために各レベルにおいてい
くらかの床材を便宜的に省略することがある。特定のレ
ベルの床材は、鋳造壁か、堀割の幅に平行な2列の2個
の近接する支柱間か、または支柱と鋳造壁面のいずれか
に、場合に応じて前もって備えられた補強コンクリート
製梁13の上に載せられる。−旦、床材が取り付けられ
ると、連続する床材間および床材と鋳造壁間の小さい空
間は、接合部14を形成するためにコンクリートで満た
される。これらの接合点が固まった後に、床材のプレス
トレスは、上述したように、トーチによってプレストレ
スされている拠線を“燃焼すること′°によって解除さ
せられる。
前述された堀割の典型例においては、0.8 メートル
厚のコンクリート製鋳造壁に関し、土壌と周囲の水のス
ラストの結果として起る壁の最大移動量を約2センチメ
ートルに制限すること、およびこの壁の受ける最大モー
メントが約100メートル−トンであることが判明した
。
厚のコンクリート製鋳造壁に関し、土壌と周囲の水のス
ラストの結果として起る壁の最大移動量を約2センチメ
ートルに制限すること、およびこの壁の受ける最大モー
メントが約100メートル−トンであることが判明した
。
もしも堀割が従来の方法でプレストレスされない床材で
つくられているならば、鋳造壁はより多くの歪を受け、
すなわち、約4センチメートルの最大移動量を引き起こ
す160メートル−トン程度の最大モーメントを受け、
それは実用面で受は入れられないものであり、この移動
量を減少させるために1メ一トル程度のより厚い鋳造壁
をつくる必要をもたらすものである。
つくられているならば、鋳造壁はより多くの歪を受け、
すなわち、約4センチメートルの最大移動量を引き起こ
す160メートル−トン程度の最大モーメントを受け、
それは実用面で受は入れられないものであり、この移動
量を減少させるために1メ一トル程度のより厚い鋳造壁
をつくる必要をもたらすものである。
この発明の方法は、それゆえ、鋳造壁を構築するために
必要な材料の量で20%程度の節約を得ることを可能と
するものであり、このことが、また20%程度のコスト
の節約に相当するものである。
必要な材料の量で20%程度の節約を得ることを可能と
するものであり、このことが、また20%程度のコスト
の節約に相当するものである。
具体例が単なる例示であること、およびこの発明の範囲
から離れることなく、特に代替の技術的相当手段によっ
て変形できることは言うまでもない。
から離れることなく、特に代替の技術的相当手段によっ
て変形できることは言うまでもない。
第1図はこの発明によるプレストレスト床材の略図的平
面図、第2図はこの発明によるプレストレスト床材の断
面図、第3図は第2図の丸で囲った部分の拡大図、第4
図はこの発明の方法によりつくられた堀割の略図的平面
図、第5図は第4図の■−■線に沿う断面図である。 1・・・ブリストレストコンクリート製床材、2・・・
プレストレスされた部材、3・・・中央部分、4・・・
スリーブ、5・・・両端部分、6・・・スロット、7・
・・補強材、10・・・壁、11・・・支柱、12・・
・通路、13・・・梁、 14・・・接合部。
面図、第2図はこの発明によるプレストレスト床材の断
面図、第3図は第2図の丸で囲った部分の拡大図、第4
図はこの発明の方法によりつくられた堀割の略図的平面
図、第5図は第4図の■−■線に沿う断面図である。 1・・・ブリストレストコンクリート製床材、2・・・
プレストレスされた部材、3・・・中央部分、4・・・
スリーブ、5・・・両端部分、6・・・スロット、7・
・・補強材、10・・・壁、11・・・支柱、12・・
・通路、13・・・梁、 14・・・接合部。
Claims (5)
- (1)つくられるべき堀割を取り巻く土壌中に鋳造され
た壁をつくり、それから、堀割の種々のレベルにおいて
、前記壁を支持する支持体の機能を果たす床を取り付け
ながら堀割をつくる、土壌中に壁を鋳造する技術により
堀割をつくる方法において、プレストレスされた床材か
らなる各床を少なくとも2個の相互に向き合う側壁間に
取り付け、この取り付け後、前記床材が、拡張しかつ土
壌および/または周囲の常水面によって前記壁に生ずる
スラストに対抗する反対力を前記鋳造壁上に生じさせる
ように、前記床材に加えられたプレストレスの全部また
はいくらかを解除することを特徴とする堀割をつくる方
法。 - (2)全ての床材のプレストレスの方向が互いに平行し
ていることを特徴とする請求項(1)記載の方法。 - (3)あるレベルにおいて取り付けられた床材のプレス
トレスの方向が、他のレベルにおいて取り付けられた床
材のプレストレスの方向に対して垂直であることを特徴
とする請求項(1)記載の方法。 - (4)それらの両端部において床材に対して固着された
、複数の張力−プレストレスされた部材を有するプレス
トレスドコンクリート製床材において、前記プレストレ
スされた部材のそれぞれの張力が解除され得ることを特
徴とするプレストレスドコンクリート製床材。 - (5)その両端部分5がコンクリート中に埋設され、そ
の中央部分3がスリーブ4で被覆された張カープレスト
レスされた部材2と、前記中央部分と前記スリーブ間に
適用される潤滑剤と、そして、前記中央部分の切断とそ
れによるプレストレス張力の解除を許容するためにコン
クリートに設けられているスロット6とを有することを
特徴とする請求項(4)記載の床材。
Applications Claiming Priority (2)
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FR8901525 | 1989-02-07 | ||
FR8901525A FR2642776B1 (fr) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | Elements de plancher a precontrainte relachable et procede de realisation d'une fouille par la technique de la paroi moulee les mettant en oeuvr |
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Publication Number | Publication Date |
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