JP2001146715A - ハーフプレキャスト床版及びその接合構造 - Google Patents

ハーフプレキャスト床版及びその接合構造

Info

Publication number
JP2001146715A
JP2001146715A JP32925999A JP32925999A JP2001146715A JP 2001146715 A JP2001146715 A JP 2001146715A JP 32925999 A JP32925999 A JP 32925999A JP 32925999 A JP32925999 A JP 32925999A JP 2001146715 A JP2001146715 A JP 2001146715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing bar
half precast
bridge axis
ribs
steel frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32925999A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuo Iwata
節雄 岩田
Susumu Matsuno
松野  進
Kazuhiro Yasuda
和宏 安田
Takeshi Shiomi
塩見  健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP32925999A priority Critical patent/JP2001146715A/ja
Publication of JP2001146715A publication Critical patent/JP2001146715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 橋軸方向の長さを長くし、橋軸直角方向は全
幅として接合部の数を大幅に減少し、軽量化を図るこ
と。 【解決手段】 下鉄筋部12と上鉄筋部13の上下2ブ
ロックからなるハーフプレキャスト床版11である。下
鉄筋部12の橋軸直角方向両側に立上げ壁12bを立設
する。下鉄筋部12裏面側のハンチ12cにより持ち上
げられた空間に、橋軸方向に所定の間隔を存して複数の
リブ12dを形成する。これらリブ12dに鉄筋16を
埋設状に配筋し、これらの鉄筋16の両端を、リブ12
dを貫通して主桁支間部12hから張出し部12eに至
らしめる。 【効果】 現場コンクリート打設時に型枠が不要にな
る。また、十分な強度を確保することができ、10m程
度の主桁支間も可能になる。また、橋軸方向の長さも、
6〜8mのものを現場サイトで製作できるので、接合部
の減少により、現場工期の短縮が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続桁橋梁、合成
桁、防波堤や大型建築構造物の床構造に適用するハーフ
プレキャスト床版に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図24に2主桁合理化橋梁の床版を示す
が、この床版1はプレストレス鋼線を含む鉄筋コンクリ
ート構造で、パーシャルプレストレス工法によって構築
される。ところで、このような2主桁合理化橋梁の場
合、主桁支間は6〜10mで、現状では6mのものが最
も多い。なお、図24中の3は橋梁の主桁を示す。
【0003】この図24に示した床版1では、主桁支間
が6mの場合、床版1のサイズは、橋軸直角方向が11
m、張出し部が約2.5m、中央の床版1の板厚は約3
2cmである。そして、この床版1に配筋される鉄筋2
は、橋軸直角方向が大体D12、橋軸方向がD20のも
のである。また、プレストレス鋼線は直径が26mm程
度のものを、約50cmピッチで配置されることが多
い。
【0004】この図24に示した床版の施工は、先ず、
主桁3を利用して主桁3から鉄筋やコンクリートの重量
を受ける型枠の支保工を組立てるか、或いは、移動型枠
を用いて型枠を設置する。そして、この型枠上に下鉄筋
を格子状に組合せてその交点をなまし鉄筋で結束した
後、スペーサでかぶりを決めながら設置し、その上にプ
レストレス鋼線を橋軸直角方向に直線状或いは曲線を形
作りながら配置する。
【0005】その後、上鉄筋を下鉄筋と同様に所定高さ
位置に配置し、格子状に組合せてその交点をなまし鉄筋
で結束する。鉄筋が組み上がった段階で、コンクリート
を打設し、コンクリート表面に乾燥防止用保護膜を処理
する。そして、コンクリートの硬化後に橋軸直角方向に
プレストレスを導入する。また、橋軸方向にはジャッキ
アップ・ジャッキダウン、或いは、PC鋼線によるプレ
ストレスを導入する。
【0006】以上の作業がすべて橋脚上で行われるので
あるが、通常、橋脚の高さは7〜20m近く、また、山
間部では60〜80mにも達する場合があり、高所での
作業になる。このような高所作業は、作業そのものが危
険であり、また、物資の輸送も困難であるという問題が
ある。
【0007】そこで、図24に示した従来床版における
高所作業を簡略化できるように、埋設型枠などが検討さ
れてきた。図25に現在用いられている埋設型枠を示
す。この図25に示した埋設型枠4は、80mm程度の
厚さのコンクリート板にプレテンション或いはポストテ
ンション方式によるプレストレスを導入したコンクリー
トパネルで、これを主桁3上に敷き並べ、その上に鉄筋
を配筋してコンクリート5を打設することで床版1を作
成する。
【0008】従って、この場合には、埋設型枠は図24
で説明した床版を作成する場合に使用する型枠のように
床版の強度部材ではなく、単に型枠であって耐久性を高
める化粧版程度とも考えられる。そして、現状では、サ
イズも幅が1m程度で、主桁支間も2〜3m程度と小さ
いので、従来の4主桁橋への適用が主であると考えられ
る。また、型枠としては高価である点が難点である。
【0009】これらに対して、図26は特開平10−2
52015号で提案されているハーフプレキャスト床版
である。この図26に示したハーフプレキャスト床版6
では、図25に示したような単なる埋設型枠4とするの
ではなく、下鉄筋と上鉄筋の複鉄筋構造になっている一
般の床版構造のように、構造断面を下鉄筋部6aと上鉄
筋部6bに分割し、このうちの下鉄筋部6aを型枠のよ
うに使用するものであり、分割する意味をこめてハーフ
プレキャスト床版と呼ばれている。このハーフプレキャ
スト床版6では、型枠内部に下鉄筋6aaが組み込まれ
ている。
【0010】このハーフプレキャスト床版6は、主桁3
上に配置した時にこの上に打設される上鉄筋部6bのコ
ンクリート6baの重量に対する強度を確保するため
に、橋軸直角方向の下鉄筋6aaにPC鋼より線が採用
され、プレテンション方式でプレストレスが導入されて
いる。
【0011】また、上鉄筋6bbを配筋しやすくするた
めに、下鉄筋部6aにはトラス筋と称する山形鉄筋(以
下、「トラス筋」という)6abがその上部を突出させ
て配置され、このトラス筋6ab上に鉄筋6acが溶接
され、この鉄筋6ac上に上鉄筋6bbを格子状に配筋
しするようになっている。
【0012】このような構成のハーフプレキャスト床版
6では、橋軸方向の長さは輸送を考慮して3m程度とな
されており、この部分の継手構造は、図26(c)に示
したように、接合する下鉄筋6aa同士が互いに逆の垂
直半円状になるように、双方ともに上方に折り曲げて垂
直ループを形成し、この垂直ループ内に接合部補強筋6
cを組み込むようになっており、従来のプレキャスト床
版のように完全なループ鉄筋ではないものの、軸方向力
(引き抜け力)を支圧力に変換して荷重を分担する機能
を期待している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図26に示したような
ハーフプレキャスト床版は、図24に示したような従来
の床版や、図25に示したような埋設型枠を用いた床版
にあった問題点を解決できるものではあるが、次に列挙
するような問題がある。 プレストレスを導入するためには、高度なプレスト
レス導入技術や装置、及び、工場設備が必要になり、現
場サイトでの製作が困難である。
【0014】 工場からの輸送を考慮して長さは3m
以下に限定されるので、ブロック数が多くなる。 トラス筋の強度はそれほど大きいものではないの
で、6m以上の主桁支間の場合には適用が困難である。
【0015】 継手部は、ループ鉄筋形式ではあるも
のの、接合用補強筋を挿入するために、片側のループ部
分を現場にて折り曲げる加工が必要になる。 継手部を構成するループの内部に挿入する接合補強
筋をループ内に結束するための作業は、補強筋が立体的
で底部にも存在することから困難である。 プレキャストの長さが3m程度であることから、接
合部が多くなって現場でのコンクリート作業量が多く、
工事期間が長くなる。
【0016】本発明は、上記した従来のハーフプレキャ
スト床版にあった問題点に鑑みてなされたものであり、
橋軸方向の長さを6〜10mと、また、橋軸直角方向は
全幅として、接合部の数を大幅に減少し、その接合構造
を簡易にすると共に、軽量化を図ってクレーンでの移動
を可能にし、しかもプレストレスの導入に高度なプレス
トレス導入技術を必要とせずに、現場サイトで製作でき
るハーフプレキャスト床版及びこのハーフプレキャスト
床版の接合構造を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のハーフプレキャスト床版は、下鉄筋部
の橋軸直角方向両側に立上げ壁を立設すると共に、下鉄
筋部裏面側のハンチにより持ち上げられた空間に、橋軸
方向に所定の間隔を存して複数のリブを形成し、これら
リブに鉄筋又は鉄骨を埋設状に配筋したこととしてい
る。そして、このようにすることで、現場コンクリート
打設時に型枠は不要になり、また、プレストレスの導入
に、高度な技術及び設備を必要とすることもなくなる。
【0018】また、本発明の接合構造は、前記リブを橋
軸方向両端に形成し、このうちの一方端のリブを橋軸方
向に延出させると共に、橋軸方向に配筋した下鉄筋の両
端を前記リブの延出部において平面視U字状となし、延
出部を有するリブと隣接する延出部を有さないリブとを
当接させることで、延出部において双方の前記鉄筋の両
端で水平ループを形成し、この水平ループ内に接合金物
を設置した後、上鉄筋部を作成することとしている。そ
して、このようにすることで、接合時、衝突等による損
傷が効果的に防止でき、また、鉄筋の引張り力は水平ル
ープ内のコンクリートや接合金物を介して効率的に伝達
されることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のハーフプレキャスト床版
は、下鉄筋部の上面に突出させたスペーサ筋上に上鉄筋
を配筋した後コンクリートを打設することで製作する、
下鉄筋部と上鉄筋部の上下2ブロックからなるハーフプ
レキャスト床版において、下鉄筋部の橋軸直角方向両側
に立上げ壁を立設すると共に、下鉄筋部裏面側のハンチ
により持ち上げられた空間に、橋軸方向に所定の間隔を
存して複数のリブを形成し、これらリブに鉄筋を埋設状
に配筋し、これらの鉄筋の両端を、リブを貫通して主桁
支間部から張出し部に至らしめたものであり、必要に応
じて、鉄筋に代えて鉄骨をリブに配筋し、この鉄骨の両
端を、リブを貫通して主桁支間部に至らしめる。
【0020】本発明のハーフプレキャスト床版は、下鉄
筋部の橋軸直角方向両側に立上げ壁を立設するので、現
場コンクリート打設時に型枠は不要になる。また、下鉄
筋部裏面側のハンチにより持ち上げられた空間に、橋軸
方向に所定の間隔を存して複数のリブを形成すること
で、十分な強度を確保できる。そして、これらのリブに
鉄筋や鉄骨を貫通状に埋設することで、より強度を確保
できる。
【0021】リブに鉄骨を埋設状に貫通配置した本発明
のハーフプレキャスト床版において、鉄骨の高さを高く
して鉄骨の上部を下鉄筋部表面のコンクリート面より突
出させた場合には、更なる強度向上に加えて、この鉄骨
にスペーサ筋を兼ねさせることができる。
【0022】また、本発明の接合構造は、前記リブを橋
軸方向両端に形成し、このうちの一方端のリブを橋軸方
向に延出させると共に、橋軸方向に配筋した下鉄筋の両
端を前記リブの延出部において平面視U字状となし、延
出部を有するリブと隣接する延出部を有さないリブとを
当接させることで、延出部において双方の前記鉄筋の両
端で水平ループを形成し、この水平ループ内に接合金物
を設置した後、上鉄筋部を作成することで隣接する本発
明のハーフプレキャスト床版を接合するものである。
【0023】本発明の接合構造は、橋軸方向両端にリブ
を形成しているので、接合時、衝突等による損傷が効果
的に防止できる。また、隣接するハーフプレキャスト床
版の下鉄筋で水平ループを形成するので、鉄筋の引張り
力は水平ループ内のコンクリートや接合金物を介して効
率的に伝達される。
【0024】
【実施例】以下、本発明のハーフプレキャスト床版を図
1〜図11及び図17〜図23に示す実施例に基づいて
説明した後、これら本発明のハーフプレキャスト床版の
接合構造を図12〜図16に示す実施例に基づいて説明
する。図1〜図4は本発明のハーフプレキャスト床版の
第1実施例の説明図、図5〜図7は本発明のハーフプレ
キャスト床版の第2実施例の説明図、図8〜図11は本
発明のハーフプレキャスト床版の第3実施例の説明図、
図12〜図16は本発明のハーフプレキャスト床版の接
合構造の説明図、図17〜図23は本発明のハーフプレ
キャスト床版工法の施工手順を順を追って説明する図で
ある。
【0025】(第1実施例)図1〜図4は本発明のハー
フプレキャスト床版の第1実施例を示したもので、図1
は要部を断面して示す斜視図、図2は図1のA−A断面
図、図3は図1のB−B断面図で、(a)は下鉄筋部、
(b)は下鉄筋部に上鉄筋部を合体させたもの、図4は
下鉄筋部上に上鉄筋を組立てる状況を示した斜視図であ
る。
【0026】これら図1〜図4において、11は本発明
のハーフプレキャスト床版であり、下鉄筋部12と上鉄
筋部13の上下2ブロックに分かれて製作するものであ
る。製作に際しては、先ず、下鉄筋12aの入った下鉄
筋部12を作成し、それを主桁3上に順に移動して、隣
合う下鉄筋部12の橋軸方向両端に突出させた下鉄筋
(以下、「接合部鉄筋」という)12aaを平面視U字
状に組立てた後、その上に、橋軸直角方向にプレストレ
ス鋼線(以下、「橋直PC鋼線」という)14、及び、
上鉄筋13aを格子状に配筋してコンクリート15を打
設することによって行う。
【0027】この橋直PC鋼線14及び上鉄筋13a
は、予め下鉄筋部12の上面に突出させたスペーサ筋1
2f上に載せるような形で行う。橋直PC鋼線14が曲
線状に配置される時も、このスペーサ筋12fを基準に
して行う。このスペーサ筋12fによって、後で打設さ
れる上鉄筋部13のコンクリート15との境界面におけ
る剪断力が伝達される効果を考慮することができる。
【0028】ところで、本発明では、下鉄筋部12の橋
軸直角方向両側を、予め型枠で立上げるように成形して
おくことによって、現場でコンクリート15を打設する
際に、型枠が不要になる。以下、この立ち上がり部を立
上げ壁12bという。そして、コンクリート15が硬化
した後に、前記橋直PC鋼線14を締め上げて橋軸直角
方向にプレストレスを導入することでハーフプレキャス
ト床版11は完成する。
【0029】なお、下鉄筋部12と上鉄筋部13とのコ
ンクリート15の接合を良くするために、下鉄筋部12
のコンクリート15を打設した時に、上鉄筋部13との
境界面に相当する部分に凝結遅延剤を塗布し、所定時間
経過後に境界面を水で洗うことによって、凹凸面を形成
して面粗しを行い、境界面での化学的結合及び機械的噛
合わせ結合が十分に行われるように配慮する。
【0030】また、従来のハーフプレキャスト床版で
は、先に説明したように、主桁3の間隔が6m以上の場
合には、強度的に不十分であったが、本発明のハーフプ
レキャスト床版11は、下鉄筋部12の裏面側のハンチ
12cにより持ち上げられた空間(図3参照)に、橋軸
方向に所定の間隔を存して例えば両端と中間部に3本で
計5本のリブ12dを形成することで、床版を補強して
いる(図2参照)。
【0031】加えて、図1〜図4に示す第1実施例で
は、これらリブ12dに鉄筋16を埋設状に配筋し、こ
れらの鉄筋16の両端を、リブ12dを貫通して主桁支
間部12hから張出し部12eを介して立上げ壁12b
に至り、この立上げ壁12bで折り曲げるようにするこ
とで、さらに強度を確保したものを示している。
【0032】また、前記した張出し部12eは、片持ち
梁の状態になり、コンクリート15の重量によって上側
面に引張り力が作用するので、図1〜図4に示す第1実
施例では、追加張出し鉄筋として、下鉄筋12aを延長
させたものを示している。
【0033】(第2実施例)図5〜図7は本発明のハー
フプレキャスト床版の第2実施例を示したもので、図5
は要部を断面して示す斜視図、図6の(a)はリブに埋
設する鉄骨の斜視図、(b)は図5のA−A断面図、図
7は図5のB−B断面図である。
【0034】この図5〜図7に示す第2実施例は、図1
〜図4に示した第1実施例における鉄筋16に代えて、
下鉄筋部12におけるリブ12dの形成部のコンクリー
ト断面よりも高さの低い小型の鉄骨17をリブ12dに
配筋し、この鉄骨17の両端を、リブ12dを貫通して
主桁支間部12hに至らしめることで、リブ12dの剛
性をより高めたものである。
【0035】この第2実施例においても、前記した第1
実施例と同様に、下鉄筋12aを延長させて、張出し部
12eに作用する引張り力を分担できるようにしたもの
を示している。
【0036】鉄骨17の詳細を、図6(a)に示すが、
コンクリート15との付着を確保するために、本実施例
では、端部に定着筋18を、また、上部には例えばレ型
のずれ止め筋19を溶接している。そして、このうちの
ずれ止め筋19は、下鉄筋部12のコンクリート15中
に位置するだけでなく、図7に示したように、下鉄筋部
12と上鉄筋部13との境界面から突出させ、上鉄筋部
13との結合にも効果を有するようにしている。また、
主桁3の上方に当たる位置では、図6〜図7に示すよう
に、下鉄筋12aが鉄骨17のウェブを貫通するように
している。
【0037】(第3実施例)図8〜図11は本発明のハ
ーフプレキャスト床版の第3実施例を示したもので、図
8は要部を断面しスペーサ筋を省略して示す斜視図、図
9の(a)はリブに埋設する鉄骨の斜視図、(b)は図
8のA−A断面図、図10は図8のB−B断面図、図1
1は下鉄筋部の状況を示した斜視図である。
【0038】この図8〜図11に示した第3実施例は、
図5〜図7に示した第2実施例における鉄骨17がリブ
12dの内部に埋設されたのに対して、鉄骨の高さを高
くして鉄骨20の上部を下鉄筋部12表面のコンクリー
ト面より突出させたものである。このようにした場合に
は、リブ12dの剛性が第2実施例よりもさらに高めら
れるので、主桁支間の更なる増大にも対応でき、主桁支
間が10m程度になった場合でも、十分な剛性を確保で
きる。この鉄骨20として、軽量型鋼を採用することで
軽量化も達成できる。
【0039】鉄骨20の詳細を、図9(a)に示すが、
第2実施例の鉄骨17に比べて高さが高くなったので、
鉄骨20のウェブを貫通する下鉄筋12aの数が増加
し、よりコンクリート内部に強固に固定されることにな
る。なお、鉄骨20の端部に定着筋18を、また、上部
にレ型のずれ止め筋19を溶接していることは第2実施
例と同じである。
【0040】この第3実施例では、鉄骨20の上部が下
鉄筋部12表面のコンクリート面より突出しているの
で、張出し部12eを除く鉄骨20の存在する部分で
は、この鉄骨20にスペーサ筋12fを兼ねさせること
ができる。従って、上鉄筋13aは張出し部12eに設
けたスペーサ筋12fと、張出し部12e以外の部分に
おける鉄骨20の突出部を利用して配置される。この第
3実施例では、上鉄筋部13のコンクリート15と下鉄
筋部12のコンクリートとは、鉄骨20及びスペーサ筋
12f、ずれ止め筋19によって結合されることにな
る。
【0041】(接合構造)図12〜図16は上記した本
発明に係るハーフプレキャスト床版の接合構造を説明し
た図で、図12は接合部鉄筋を説明する図、図13の
(a)は本発明に係るハーフプレキャスト床版の一方の
接合構造を示す正面図、(b)は(a)を平面から見た
図、 (c)は本発明に係るハーフプレキャスト床版の
他方の接合構造を示す正面図、(d)は(c)を平面か
ら見た図、図14の(a)は隣り合う本発明に係るハー
フプレキャスト床版の一方と他方を当接させて接合金物
を設置した状態を示す正面図、(b)は(a)を平面か
ら見た図、図15の(a)は接合金物の斜視図、(b)
は接合部鉄筋に作用する力を説明する平面図、(c)は
接合部鉄筋と接合金物に作用する力を説明する平面図、
(d)は接合金物に作用する力を説明する平面図、図1
6は(a)(b)は図14の状態に橋軸直角方向の下鉄
筋を配筋した場合のそれぞれに対応する図である。
【0042】上記した本発明のハーフプレキャスト床版
11同士を接合する場合は、先ず、図12に示したよう
に、ハーフプレキャスト床版11の橋軸方向両端から張
出した隣合う2本の接合部鉄筋12aaを平面視U字状
に成形した後、これらを接合することによって行う。
【0043】図13に本発明に係るハーフプレキャスト
床版の接合構造を示すが、接合部の張出し部分は、薄く
て施工時の衝突等によって損傷し易いので、本発明で
は、前記したリブ12dを橋軸方向の両端に形成し、そ
のうちの一方は、図13(a)に示したように、橋軸方
向に延出させ、この延出部12da内の上方に前記U字
状に成形した接合部鉄筋12aaを位置させることで、
この延出部12da上で接合部鉄筋12aaを接合し、
コンクリートを打設できるようにしている。また、他方
は図13(c)に示したように、延出部を有さず、直
接、U字状に成形した接合部鉄筋12aaが突出させて
いる。
【0044】そして、ハーフプレキャスト床版11同士
を接合する場合は、図14に示したように、隣合うハー
フプレキャスト床版11の一方端部と他方端部を当接さ
せて、U字状に成形した接合部鉄筋12aaが重なって
水平ループを形成するようにセットする。この時、リブ
12dの当接個所で打設するコンクリートが漏れないよ
うに、シールをしておく。シール材21としては、合成
ゴムやウレタンスポンジなどを採用する。また、シール
材21の形状は、例えばL型として、図14(a)に示
したように、一方の延出部12daの上片隅に接着剤等
によって固定しておく。
【0045】接合部鉄筋12aaが重なり、水平ループ
を形成した段階で、図15(a)に示した接合金物22
を、図14に示したように、この水平ループ内に設置す
る。接合金物22は、例えば図15(a)に示したよう
に、縦筋22aと環状筋22bの2種類の鉄筋で構成さ
れ、縦筋22aを環状筋22bの外側に溶接で固定した
ものである。環状筋22bは図15(a)に示した実施
例では、3段で構成したものを示しているが、2段で
も、また、4段でも良い。
【0046】接合部においては、下側に引張り力が作用
した場合が問題になるが、この場合、水平ループ内のコ
ンクリートが圧縮され、水平ループを形成する接合部鉄
筋12aaには図15(b)に矢印で示したような支圧
力が生じるために、接合部鉄筋12aa同士の結合が行
われることになる。そして、この時、内部の接合金物2
2の環状筋22bには、図15(d)に矢印で示したよ
うに、接合部鉄筋12aaからの圧縮力を受けて、図1
5(c)に示したように、さらに圧縮力をコンクリート
深さ方向に分散させて支圧力を低下させ、安全性を増す
ことになる。
【0047】また、接合部においても、橋軸直角方向の
下鉄筋12aを配置する必要があり、この配置状況を図
16に示す。この接合部においては、接合金物22と干
渉する位置では、前記下鉄筋12aは接合金物22を貫
通して配置する。このように配置することで、接合金物
22はより強固に固定されることになり、コンクリート
の打設時においても位置が変化することがなくなる。
【0048】上記したように、延出部12da上に接合
金物22をセットし、橋軸直角方向に下鉄筋12aを配
筋した後、図16に示したように上鉄筋13aを配筋
し、コンクリートを打設し、上鉄筋部13を作成するこ
とで隣接する本発明のハーフプレキャスト床版11を接
合する。
【0049】(ハーフプレキャスト床版工法の施工手
順)図17〜図23は上記したハーフプレキャスト床版
11の施工手順を、順を追って説明した図である。先
ず、図17に示したように、ハーフプレキャスト床版の
型枠23を用意し、この型枠23内に鉄骨20及び下鉄
筋12aを組立てる。
【0050】そして、図18に示したように、前記鉄骨
20及び下鉄筋12aを組立てた型枠23内にコンクリ
ート15を打設し、ハーフプレキャスト床版11の下半
分を硬化させる。この時、上表面には凝結遅延剤を塗布
し、下地が硬化したのを見計らって表面を水で洗い流
し、表面に凹凸状態とまだ未硬化状態のコンクリートを
残存させておく。
【0051】その後、図19に示したように、上鉄筋1
3a及び橋直PC鋼線14を配置する。以上が、地上で
行われる作業であり、このようにハーフプレキャスト床
版工法では、ほとんどの作業が地上で行えることが特色
である。
【0052】上記したようにして製作したハーフプレキ
ャスト床版11を、図20に示したように、クレーン2
4で吊り上げる。なお、ハーフプレキャスト床版11が
アバットメント(端橋台)で製作される場合には、図2
1に示したように、水平方向に橋の中程までレールを用
いて移動する。
【0053】次に、ハーフプレキャスト床版11を主桁
3に設けたスタッド位置に位置あわせした後、各ハーフ
プレキャスト床版11の接合部をあわせ、図22に示し
たように、接合部鉄筋21aaが重なるようにする。そ
して、接合部鉄筋12aaが重なって形成された水平ル
ープに接合金物22と橋直PC鋼線14を挿入した後、
接合金物22に上接合鉄筋25を重ねて結束する。
【0054】最後に、図23に示したように、各ハーフ
プレキャスト床版11及びこれらの接合部にコンクリー
ト15を打設する。この際、図24に示した移動型枠を
用いた施工では、中間支点にクラックが入らないよう
に、移動型枠を盛り返しながら施工するので、施工が複
雑になって工期が長くなるという欠点があった。しかし
ながら、本発明のハーフプレキャスト床版11を使用し
た施工では、ハーフプレキャスト床版11を順次主桁3
に配置するだけでよく、中間支点のクラックに対して
は、コンクリート打設時にポンプ車を適時、移動させる
のみでよいので、非常に簡単であり、工期も非常に短縮
することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るハー
フプレキャスト床版によれば、下鉄筋部の橋軸直角方向
両側に立上げ壁を立設しているので、現場コンクリート
打設時に型枠が不要になる。また、下鉄筋部裏面側のハ
ンチにより持ち上げられた空間に、橋軸方向に所定の間
隔を存して複数のリブを形成しているので、十分な強度
を確保することができ、10m程度の主桁支間も可能に
なる。また、橋軸方向の長さも、従来のハーフプレキャ
スト床版のように3m程度ではなく、6〜8mのものを
現場サイトで製作できるので、接合部の減少により、現
場工期の短縮が図れる。そして、これらのリブに鉄筋や
鉄骨を貫通状に埋設することで、ハーフプレキャスト床
版としての架設時の強度のみでなく、床版としての本来
の強度及び耐久性も、より向上させることができるよう
になる。
【0056】また、リブに鉄骨を埋設状に貫通配置した
本発明のハーフプレキャスト床版において、鉄骨の高さ
を高くして鉄骨の上部を下鉄筋部表面のコンクリート面
より突出させた場合には、さらに強度が確保できるのみ
ならず、この鉄骨にスペーサ筋を兼ねさせることもでき
るようになる。
【0057】加えて、本発明に係るハーフプレキャスト
床版によれば、プレストレスの導入に際し、高度な技術
及び設備を必要とすることもない。
【0058】また、本発明の接合構造は、橋軸方向両端
にリブを形成しているので、接合時、衝突等による損傷
を効果的に防止することができる。また、隣接するハー
フプレキャスト床版の下鉄筋で水平ループを形成するの
で、鉄筋の引張り力は水平ループ内のコンクリートや接
合金物を介して効率的に伝達される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハーフプレキャスト床版の第1実施例
を示したもので、要部を断面して示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図で、(a)は下鉄筋部、
(b)は下鉄筋部に上鉄筋部を合体させたものである。
【図4】本発明のハーフプレキャスト床版の第1実施例
を示したもので、下鉄筋部上に上鉄筋を組立てる状況を
示した斜視図である。
【図5】本発明のハーフプレキャスト床版の第2実施例
を示したもので、要部を断面して示す斜視図である。
【図6】(a)はリブに埋設する鉄骨の斜視図、(b)
は図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【図8】本発明のハーフプレキャスト床版の第3実施例
を示したもので、要部を断面しスペーサ筋を省略して示
す斜視図である。
【図9】(a)はリブに埋設する鉄骨の斜視図、(b)
は図8のA−A断面図である。
【図10】図8のB−B断面図である。
【図11】本発明のハーフプレキャスト床版の第3実施
例を示したもので、下鉄筋部の状況を示した斜視図であ
る。
【図12】本発明に係るハーフプレキャスト床版の接合
構造における接合部鉄筋を説明する図である。
【図13】(a)は本発明に係るハーフプレキャスト床
版の一方の接合構造を示す正面図、(b)は(a)を平
面から見た図、(c)は本発明に係るハーフプレキャス
ト床版の他方の接合構造を示す正面図、(d)は(c)
を平面から見た図である。
【図14】(a)は隣り合う本発明に係るハーフプレキ
ャスト床版の一方と他方を当接させて接合金物を設置し
た状態を示す正面図、(b)は(a)を平面から見た図
である。
【図15】(a)は接合金物の斜視図、(b)は接合部
鉄筋に作用する力を説明する平面図、(c)は接合部鉄
筋と接合金物に作用する力を説明する平面図、(d)は
接合金物に作用する力を説明する平面図である。
【図16】(a)(b)は図14の状態に橋軸直角方向
の下鉄筋を配筋した場合のそれぞれに対応する図であ
る。
【図17】ハーフプレキャスト床版の施工手順を、順を
追って説明した図で、下鉄筋、骨材の組立要領の説明図
である。
【図18】ハーフプレキャスト床版の施工手順を、順を
追って説明した図で、下部コンクリートの打設要領の説
明図である。
【図19】ハーフプレキャスト床版の施工手順を、順を
追って説明した図で、上鉄筋、PC鋼棒の組立要領の説
明図である。
【図20】ハーフプレキャスト床版の施工手順を、順を
追って説明した図で、ハーフプレキャスト床版の吊り上
げ及び主桁への取付作業要領の説明図である。
【図21】ハーフプレキャスト床版をアバットメント
(端橋台)で製作した場合の、橋台からの移送要領の説
明図である。
【図22】ハーフプレキャスト床版の施工手順を、順を
追って説明した図で、接合金物等の取付要領の説明図で
ある。
【図23】ハーフプレキャスト床版の施工手順を、順を
追って説明した図で、上部コンクリートの打設要領の説
明図である。
【図24】従来の床版を説明する図である。
【図25】埋設型枠を用いた床版の説明図である。
【図26】従来のハーフプレキャスト床版を説明する図
で、(a)は側面図、(b)は要部の概略斜視図、
(c)は継手構造部の説明図である。
【符号の説明】
3 主桁 11 ハーフプレキャスト床版 12 下鉄筋部 12a 下鉄筋 12aa 接合部鉄筋 12b 立上げ壁 12c ハンチ 12d リブ 12da 延出部 12e 張出し部 12f スペーサ筋 12h 主桁支間部 13 上鉄筋部 13a 上鉄筋 15 コンクリート 16 鉄筋 17 鉄骨 20 鉄骨 22 接合金物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 和宏 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 塩見 健 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 Fターム(参考) 2D059 AA14 CC03 CC04 DD16 GG55

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下鉄筋部の上面に突出させたスペーサ筋
    上に上鉄筋を配筋した後コンクリートを打設することで
    製作する、下鉄筋部と上鉄筋部の上下2ブロックからな
    るハーフプレキャスト床版において、下鉄筋部の橋軸直
    角方向両側に立上げ壁を立設すると共に、下鉄筋部裏面
    側のハンチにより持ち上げられた空間に、橋軸方向に所
    定の間隔を存して複数のリブを形成し、これらリブに鉄
    筋を埋設状に配筋し、これらの鉄筋の両端を、リブを貫
    通して主桁支間部から張出し部に至らしめたことを特徴
    とするハーフプレキャスト床版。
  2. 【請求項2】 鉄筋に代えて鉄骨をリブに配筋し、この
    鉄骨の両端を、リブを貫通して主桁支間部に至らしめた
    ことを特徴とする請求項1記載のハーフプレキャスト床
    版。
  3. 【請求項3】 鉄骨の高さを高くして鉄骨の上部を下鉄
    筋部表面のコンクリート面より突出させ、この鉄骨にス
    ペーサ筋を兼ねさせたことを特徴とする請求項2記載の
    ハーフプレキャスト床版。
  4. 【請求項4】 前記リブを橋軸方向両端に形成し、この
    うちの一方端のリブを橋軸方向に延出させると共に、橋
    軸方向に配筋した下鉄筋の両端を前記リブの延出部にお
    いて平面視U字状となし、延出部を有するリブと隣接す
    る延出部を有さないリブとを当接させることで、延出部
    において双方の前記鉄筋の両端で水平ループを形成し、
    この水平ループ内に接合金物を設置した後、上鉄筋部を
    作成することで隣接する請求項1〜3の何れか記載のハ
    ーフプレキャスト床版を接合することを特徴とする接合
    構造。
JP32925999A 1999-11-19 1999-11-19 ハーフプレキャスト床版及びその接合構造 Pending JP2001146715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32925999A JP2001146715A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 ハーフプレキャスト床版及びその接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32925999A JP2001146715A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 ハーフプレキャスト床版及びその接合構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001146715A true JP2001146715A (ja) 2001-05-29

Family

ID=18219454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32925999A Pending JP2001146715A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 ハーフプレキャスト床版及びその接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001146715A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101221161B1 (ko) 2011-05-31 2013-01-10 우혁근 하프 슬래브형 프리캐스트 패널을 이용한 벽체 구조물 및 그 시공법
JP2021123847A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 日之出水道機器株式会社 接合システム
JP2021143525A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 ジオスター株式会社 ハーフプレキャスト桁及びその構築方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101221161B1 (ko) 2011-05-31 2013-01-10 우혁근 하프 슬래브형 프리캐스트 패널을 이용한 벽체 구조물 및 그 시공법
JP2021123847A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 日之出水道機器株式会社 接合システム
JP7313689B2 (ja) 2020-01-31 2023-07-25 日之出水道機器株式会社 接合システム
JP2021143525A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 ジオスター株式会社 ハーフプレキャスト桁及びその構築方法
JP7401765B2 (ja) 2020-03-12 2023-12-20 ジオスター株式会社 ハーフプレキャスト桁及びその構築方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104929034A (zh) 一种模块化钢-混快速施工小箱梁桥及其施工方法
US20120023858A1 (en) Truss-type shear reinforcement material having double anchorage functions at both top and bottom thereof
CN113026993B (zh) 一种装配式组合连接梁窗洞构件、结构及制作施工方法
CN105064200A (zh) 预制拼装的鱼腹桁架预应力钢混组合简支梁桥及其施工方法
KR102440832B1 (ko) 절곡철근을 이용한 pc 보-기둥 구조물 및 그 시공방법
JP4089761B2 (ja) ラーメン鉄道高架橋の構築方法
JP2013053413A (ja) スラブの構築方法、せん断補強筋、及びコンクリート梁構造
KR101036177B1 (ko) 피알씨 복합화 공법을 이용한 건축 구조물의 시공방법
KR100640244B1 (ko) 테두리보가 생략된 이렉션 파일을 이용한 지하층의슬래브-외벽 동시 타설 구축방법
KR101752285B1 (ko) 광폭 psc 하부플랜지와 단면확대용 상부플랜지를 갖는 하이브리드 보 및 이를 이용한 구조물
JP2001146715A (ja) ハーフプレキャスト床版及びその接合構造
JP7157092B2 (ja) プレキャストコンクリート構造物の構築方法
CN210529929U (zh) 一种耗能钢棒可更换的梁柱连接节点
JP2017101529A (ja) Pca床版及びその設置方法並びにPca支承及びその設置方法
JP3586121B2 (ja) 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の混合構造およびその施工方法
JP2959325B2 (ja) 鉄骨鉄筋コンクリート造躯体の構築方法
CN217175198U (zh) 钢筋桁架楼承板与钢筋混凝土墙的连接结构
JP3849234B2 (ja) 鉄筋コンクリート地下外壁の施工方法
CN113026994B (zh) 装配式双连梁组合剪力墙构件、结构及其制作施工方法
CN220451085U (zh) 一种uhpc连接的后张有粘结的共张预制预应力混凝土框架结构体系
CN220451083U (zh) 一种uhpc连接的双后张预制预应力混凝土框架结构体系
KR100694762B1 (ko) 테두리보가 생략된 지하층의 슬래브-외벽 동시 타설구축방법
KR100977279B1 (ko) 지하주차장 모듈러 시스템
JP2002138415A (ja) Pc橋における桁部材用横桁部材及び桁部材
JPH10196027A (ja) コンクリートスラブ用デッキパネル