JPH03197499A - 腫瘍壊死因子結合蛋白 - Google Patents

腫瘍壊死因子結合蛋白

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JPH03197499A
JPH03197499A JP2128956A JP12895690A JPH03197499A JP H03197499 A JPH03197499 A JP H03197499A JP 2128956 A JP2128956 A JP 2128956A JP 12895690 A JP12895690 A JP 12895690A JP H03197499 A JPH03197499 A JP H03197499A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1可史欠1 本発明は、腫瘍壊死因子(TNE)の細胞毒性作用を阻
害する能力、及び/又はぞの有益な作用を長期間維持覆
る能力を有する、腫瘍壊死因子(T N F )結合蛋
白■(以後1−13 P −[と表示する)と呼ばれる
新規蛋白、その塩、官能基誘導体、前駆体、活性画分、
及びこれらの任意の混合物に関する。本発明はまた、T
BP−Hの精製法、実質的に精製された蛋白、そのりD
−ニング及び組換えDNA法による産生法に関する。本
発明はよた、’r B P−nとそのF (ab)断片
に対する抗体に関する。さらに本発明は、TNFの有害
作用に拮抗するための、及び/又はその有益な作用を長
期間雑持号るための、T B P−1、その塩、官能基
誘導体、前駆体又はこれらの活性画分、及びこれらの任
意の混合物の使用、診断測定法におりる抗体の使用、そ
して細胞に対する1”NFの効果を阻害又は模倣するた
めの物質としての抗体の使川に関する。
発明の背景 腫瘍壊死因子(TNF−α)及びリンフォトキシン(T
 N F−β)(以後1−Nにとは1″Nト−αとTN
E−一βの両方を意味する)は細胞に対して多くの作用
を有するサイト力インである(デイ−・ワラーシ](W
allach、 o、 ) 、(1986年)のインタ
ーフェロン7 (Interferon  7)(イオ
ンブレラ−IJ−−(Ion Gresser )編)
、83−122頁、アカデミツクブレス社(八cadc
lic Press)、ロンドン、及びど−・ボイトラ
ーとニー・セラミ(Beutler  B、 and 
CcraIlli  ^、)   (1987升)、ニ
ューイングランドジャーナルオブメゲイシン(New 
Enoland J、 Red、 ) 、第316巻:
379−385頁)。TNF−α及びTNF−βはとも
に特異的細胞の表面リセプターに結合してその作用を開
始する。その作用は生物に対して有益なこともある:例
えばそれらは腫瘍細胞やウィルス感染細胞を死滅さ駐た
り、顆粒球の抗細菌性作用を増強させたりする。このよ
うにTNFは生物0 の感染体に対する防御や毒性からの回復に貢献している
。しかし明らかに1’ N F−α及びTNFβはとも
に、非常に有害な作用をりることもある。
いくつかの疾患でTNF−αの過剰産生が主要な病因に
なっているという証拠がある。例えば主に脈巻構造に対
するT N F−αの作用が、敗血症ショックの主要原
因ぐあることが知られている(ケー・ジェイ・トレーシ
ー(Tracy、に、J、)ら、サイエンス(Scie
nce )第234巻、470−474頁、(1986
年))。ある疾患ではTNFは含脂肪細胞の活性を抑制
して食欲不振を引き起こすことにより、極邸の体重減少
を引ぎ起こしく悪液質)、そのため「N[−αは力へク
チン(CaCheCtirl )と呼ばれている。l’
 N Fはまたリウマチ疾患において組織毒性のメデイ
エータ−とされており(ボイトラー(Beutler 
) 、前述)、対宿主移植片反応で見られる毒性の主要
なメデイエータ−であるとされている。
従って内因性に形成された又は外因性に投与されたTN
Iを除去又は拮抗する方法を児つI」る必1 要がある。この方向の最初の試みは、ヒト尿からのT 
B P −iと呼ばれる最初のl−N 1結合蛋白の単
離である、これはT’ N Fの作用に拮抗することが
証明される。この拮抗作用は、1−NIIの細胞tj性
活性の減少を測定することにより、そしてT N I−
のりセプターへの結合の妨害を測定することにより証明
された。
この蛋白下131)−iはわれわれの日本特訂出願第2
28307 / 88号(1988年9月12日に出願
)に記載されており、この特許には、CM−セル1コ1
−スのりLllマッグフィーの次に、モノQとモノ8カ
ラムでの高速液体り[]−7トグラフイー(HPLG)
、そして逆相高速液体り[]マドグラフィーにより、ヒ
ト1ボからこの蛋白を均一・になるまで精製Jる方法が
記載されている。こうして得られたr 13 P −I
は、還元化条件及び非還元化条件のいずれにおいてもド
デシル硫1’1ノ1〜リウム(SO8)−ポリアクリル
7ミドゲル“電気泳動(P A G ト)で、児か19
の分子量は約27,000であった。精製蛋白の均一性
はマイクロ配ケ12 解析により確認され、単一のN末端配列:ASD−3e
r−Var−Cys−Pro−を示した。
TBP−Iは数nMal!の濃度で1’ N F毒性か
ら細胞を守り、TNF−α及び1−Nl−−βとともに
適用するとき、これらのサイト力インの細胞への結合を
妨害することが証明された。T B P −iの作用機
構をさらに調べることにより、TBI”Iは標的細胞と
は相n作用をせず、TNFに特異的に結合することによ
りTNFの機能を阻止する(即ちT N Fリセプター
に対してTNFと競合する)ことがわかった。
この知見に引続きわれわれが試みたr B P −Iの
別の精製法では、尿性蛋白又はその画分をT N Fを
固定したカラムにかけ、結合しない蛋白を除去し、pH
を下げることによりカラムに結合した蛋白を生物活性の
ある形で溶出した。SDS−1’) A G E:で覧
よ、溶出液中のほとんとの蛋白は、見かけの分子置駒3
0.000±2,000の単一の広いバンドとして移動
した。
3 T N F固定カラムから溶出した蛋白をさらに逆相高
速液体クロマトグラフィーで分画すると、2つの活性成
分が証明された:1つは予想されたようにアセトニトリ
ル27%で溶出するl−131) −Iであり、もう1
つは少し高いアセトニトリル1111(31%)で溶出
する第2のTNF結合蛋白である1、このT’NF結合
蛋白は新規て゛あり、ここではT 13 P−IIと呼
ぶ。両方の蛋白ともインごトロ(試験管内)で1 N 
Fの細胞毒+!1作用に対する防御を与え、いずれも−
1−N F−βに対する結合はT N F−αに対する
結合より弱かった。SDS−PA G E:分析では、
口の2つの蛋白は分子量がよく似ているが、免疫的交差
反応性がないこと、N末端アミノ酸配列が異なり、アミ
ノ酸組成が異なることにより明瞭にト別される。
発明の要約 本発明は1’ N Fに特責的に結合して1’ N F
の毒性作用に拮抗ことかでき、及び/又はその有益な作
用を長期間@持する1’ N F結合蛋白(ここで「B
I3−■と表示りる)、その塩、官能基誘導体、4 前駆体、活性画分、及びこれらの任意の混合物を与える
。T N Fに対する拮抗作用は、TNFの細胞毒性作
用は減少せせるが、ある程度TNFの作用を模倣する他
の化合物〈例えばヒトインターロイキン−1(IL−1
))の細胞毒性作用は減少させないことを選択的に測定
することにより証明される。
本発明は、実質的にに精製された形の、蛋白性不純物を
含ます逆相高速液体クロマトグラフィーで単一・のピー
クとして移動する、T B P −IIに関する。
本発明はまた、ヒト体液(例えば尿)からのT B P
−I[の精製法に関する。
本発明の伯の目的は、TBP−II又はそれと実質的に
に同一の蛋白を]−ドするDNA配列の調製、それらを
含む発現ビヒクル(vehicle ) 、そしてその
発現ビヒクルにより形質転換された宿主細胞の作成、組
換え’T’ B P −II又はこれと実質的に同一の
蛋白を産生きせるための、この形質転換細胞の適当な培
地中での培養よりなる、組換え5 DNA法による一TBP−用の産生である。
本発明のさらに別の目的は、診断薬と使用され、T N
 Fの毒性作用をtill害し、またTNFと類似の細
胞に対して有用な作用をさせるための医薬品として使用
される、T B P −ItとそのFlab)断片に特
異的な抗体を与えることである。
本発明のT B P−II 、その塩、官能基誘導体、
前駆体、活性画分、及びこれらの任意の混合物番よ、1
゛N「と共に使用するとき、TNFの有害作用がら哺乳
動物を防御し、及び/又はその有益な作用を長期間維持
する薬剤組成物を活性成分として使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、逆相高速液体クロマトグラフィーカノムの尿
性−I N F結合蛋白の溶出パターンを示す。 第2図は、1’ B P−IとT B P−1[の粗調
製物と精製物のSDS−−PAGE分析の結果を示ず。 第3図は、1’BP−1IIのいくつかのトリプシン分
解ペプチドの配列を示す。 第4図は、2種のTBPについて、T B P −i6 とT B P −IIに対する抗面清の結合のELIS
Aをポす。 第5図は、T B P−IとTBP−IIに対する抗白
清による、異なる細胞株に対するTNFの結合の阻害を
示す。 第6図は、健常人及び全身性■リテマトーデス(SLE
)患者の面清中の1−B P−II濃痕を示す。 第7図は、線帷芽細胞のステイムレータ−(刺激物)と
してのTNFの有益な作用を長期間維持させることに対
する、TBP−IIff)異なる濃度の影響を示す。 第8図は、TNFの生物活性に対するTBP■の効果の
経時的影響を示す。 発明の詳細な説明 本発明は、TNFの細胞毒性作用を選択的に阻害し、及
び/又はその有益な作用を長期間維持する1−N F結
合蛋白II、その塩、官能基誘導体、前駆体、活性画分
、及びこれらの任意の混合物を与える。 本発明においてTBP−nはTNFの細胞島性7 作用を阻害できることが発見され、従って本発明はT 
!−3P−IIによるTNFの細胞毒性作用の阻害を包
含する。さらにI B t)−1はVNFk:結合する
特異的担体として追加的な役割をはたし、その有益な作
用を長期間維持させることもわかった。 従って1− +3 P−1[結合TNF複合体は、活性
TNFの標的細胞に対する持続的放出(徐放fi)を与
える貯蔵場所として働くことができる。この点も本発明
により包含され、TNFの有益な作用(例えば、抗腫瘍
活性、抗ウィルス活性、杭軸菌活性、抗菌性、又はWA
帷曳細胞増殖刺激活fI)を長期間維持させるために、
T N Fと共に1−1−3 P・■を低!痕で使用す
ることも含む。この場合、この混合物はいくつかの臨床
的応用(例えば傷の治癒の促進)が旬能である。 本発明のl−B P−1[はヒト尿から単離された。 実質的に精製された形の蛋白(実質的に蛋白性不純物を
含まない)はS l) S−PへGしにより還元化条件
で分析するとき、約3 Q KDaの分子部を有し、逆
相高速液体クロマトグラフィー上で単一の8 ピークとして移動する。その活性は、マウスへ9細胞に
対するTNF−αの細胞@t!を作用の阻害能力により
測定できる。 1− B P−nはざらにN末端配列の解析により得ら
れた下記の配列により特徴づけられる:A l a−G
 l n−Va l −A l a−PheThr−P
ro−丁yr−Ala−Pr。 G I u 、 l) r o−G I V−8e r
−’l’ F)rcys−△rq−Leu−Arg−G
 I UTyr−Tyr−Asp−Gl n−Thr−
Ala−Gln、−Met−CVS−CVS−実際、1
’ B P−IIの試料にはN末端配列の不均一性が見
られ、すべての実験でこの配列の末端が切れた形が見ら
れた。末端の切れた異なる配列のiと互いの比率はバッ
チ毎に異なっていた。従って上記の配列と共に5個のア
ミノ酸が少ない配列、Thr−Pro−Tyr−A l
 a−Pr。 G l u−Pro−G l y−8e r−Th r
、、 。 及び末端のアミノ酸の4個がない配列、Phe−Thr
−Pro−Tyr−Ala9 Pro−G  l  u−Pro−G  l  y−8
epThr、、。 も認められるであろう。 本発明は上記配列よりなる蛋白(ここでは1’ B P
 −1と呼ぶ)、及びヒト−r’ B P−II活竹を
有する限り、他のポリペプチド(ここでは天然のT B
 P −IIの構造の1つ又はそれ以上のアミノ酸が欠
失しているか、又は他のアミノ酸(゛置換されているか
、又は1つ又はそれ以上のアミノ酸がイ」加されている
) t3含む。 本発明はまたヒト体液(例えば泳)からのT B P 
−’[の単離法と精製法に関する。、1゛つの好適な態
様において、本発明の実質的に精製され1c蛋白は以下
の段階よりなる方法により産生きれる:a)健常人の尿
の透析濃縮物から粗蛋白画分を回収し; b)段階(2)の粗蛋白画分を、TNFを同定したアフ
イ三デイクロマトグラフィーにか(プて;C)段閉(b
)のアフィニディ精製した活性]N1結合蛋白を、逆相
高速液体クロマトグラフィー0 (HP L C)にかけて、I−N F結合蛋白の実質
的に精製された活性画分(TNFの細胞毒性作用を阻害
する能力により規定する)を得て:d)SDS−PAG
Eにより還元化条件で分析するとき、約3 Q KDa
の分子量を有し、逆相高速液体クロマトグラフィーで単
一ピークとして移動し、「N1:の細胞毒性作用を阻害
する能力を有する、段階に)の実質的に精製された1−
BP−■蛋白を分離し; e)アセトニトリル31%で溶出し実質的に精製された
T B P−nを含有する画分を回収する。 本発明はさらに遺伝子工学法によるTBP−IIの調製
に関し、この方法に使用される全ての手段を含む。即ち
本発明は、1− B P−1又は実質的にそれと同一の
蛋白をコードするメクレオチド配列よりなるDNA分子
に関する。これらのDNA配列はゲノムDNA、cDN
A、合成りNA、及びそれらを組み合わせたものでのよ
い。 TBP−1IIのクローニングは異なる方法により実施
される。1つの方法は、TBP−1に対する1 特質的抗体(ポリクロ−・ナル抗体又はモノクロナル抗
体)を産生じ、これを用いて免疫蛍光法又はウェスタン
プロット法によりTBP−nを産生する細胞を捜づこと
である。次にr−13P −[1産生細胞からm RN
 Aを抽出し、cDNAを作成するのに適した時間及び
条件で、リバーストランスクリプターゼと接触させてC
DNAに変換する。このc I) N Aをラムダ9t
1IIのような発現ベクター中でクローン化し、抗体を
用いでスクリーニングする。ラムダ0111発現ベクタ
ーは、ベータガラクトシダーゼ停止]トンの53塩基上
流にある単一のヒc o RI部位に、7kdまでの長
さの1)NAを挿入するのに使用される。従って外来D
NA配列はこの部位に挿入され、適当な条件で融合蛋白
として発現される。ラムダ!1tl1発現ベクターは、
抗体プローブを用いてスクリーニングされるc D N
 Aの作成に特に有用である(ティー・ブイ・ヒユー 
(lluynh、 T、 V、)ら、デーピッドグロー
バー(David Glover)編、DNAり[l−
ニング法:ブラクティカルアッブローチ(D N A 
 C1onin。 2 Techniques :^Prractical^p
proach)、アイアールプレス(IRL Pres
s ) 、オックスフォード、49−78員(1984
年))。 別の方法では、蛋白のアミノ酸配列(例えばN末端アミ
ノ酸配列)より得られた配列である、合成オリゴヌクレ
オチド、又はその混合物を産生じ、CDNA又は[Bを
]−ドするゲノムDNAのクローニング用プローブとし
て使用する。ヒトゲノムDNAのような適当なりNA調
製物を制限酵素により酵素的に切断するか又はランダム
に切断し、断片を適当な組換えベクターに挿入し遺伝子
ライブラリーを作成する。次にTBP−nをコードする
配列を同定するために、このようなベクターを合成オリ
ゴヌクレオチドでスクリーニングすることができる。 又はT F3 P−nを発現する細胞からmRNAを単
離し、精製後1記したようにcl)NAに変換する。C
DNAは公知の方法により二本鎖DNAに変換し、クロ
ーン化し、得られるクローンを、所期の配列を]−ドす
るcDNAの適当なプローブ3 でスクリーニングする。目的のC’DNAを単離した後
は、ゲノム1)NAと実質的に同様の方法でc l) 
N Aを操作する。しかしCDNAにはイントロンや介
在配列はない。 本発明はまた、T’ B P−uをコードするDNAに
対するプローブとして使用される合成オリゴヌクレオチ
ドに関する。これらはT B P−Itの断片のアミノ
酸配列に基づき公知の方法で合成される。 この目的のために、TBP−,1IIの配列を完全に解
析するか、又はそのペプチド断片を得てアミノ酸配列を
解析することかできる。このペプチド断片は当業者に公
知の方法で、トリプシン、キモトリプシン、又はパパイ
ンなとのプロテアーゼで消化することにより、精製され
た蛋白調製物を断片化することにより得られる(ワイ・
Aイケ(OikOY、)ら、ジャーノール第1バイオロ
ジカルケミストリー(J、 Biol、 CheIl、
)第257巻、97519758頁(1982))。こ
れらは逆相高速液体り0マドグラフイーで分離し、自動
アミノ酸配列解析法で配列を決定する。 4 1つの又はそれ以上の適当なペプチド断片の配列又は該
断片の部分的配列が解析されたら、それらをコードする
ことができるDNA配列を調べる。 遺伝子]−ドは分解していくために、1つのアミノ酸を
コード化するのに1つ又はそれ以上の]トンが使用され
ることもあり、その各々がTBP−■ペプチド断片を」
−ドすることができる1つ又はそれ以上のオリゴヌクレ
オチドを産生ずることもできる、(ジェイ・デイ−・ワ
トソン(J、 0Watson) 、遺伝子の分子生物
学(Mo1ecularBioloby of the
 Gene ) 、第3版、ダブリュー・1−・ベンジ
ャミン社(W、 A、 Be1lljalllin) 
、メンロパーク(Henlo Park) 、カリフォ
ルニア、356−357頁(1977年))。しかし遺
伝子のヌクレオチド配列と同一のヌクレオチド配列を有
するのは、この集団のうち1つのみである。集団の中に
このヌクレオチド配列が存在すること、及びたとえこの
集団に他のものが存在してもDNAをハイブリダイズす
ることができることにより、ペプチドをコードする遺伝
子をクローン化するの5 に1つのオリゴヌクレオブトを使用するのと同じ方法で
、このオリゴヌクレオチドの分画していない集団を使用
することができる。T B P −1遺伝予断片をコー
ドすることかできる「最も可能性の高い」オリゴヌクレ
オチド又はオリゴヌクレオチドの集団(アール・ラーゼ
(Lathe、 11.  )ら、ジャーノールオブエ
レキュラーバイオロジー(J。 Mo1. Biol、 )第183巻、1−12頁(1
983年)に記載されている[」トン使用規則] (”
C0dOn usaQe rules ++ ) )を
使用することにより、TBP−1又は少なくともその一
部をコードする「最も4)能性の高い1配列、又はこの
ような配列の集団をハイブリダイズすることができる相
補的オリゴヌクレオチド又はオリゴヌクレオチドの集団
の配列を四定することができる。次にこのような相補的
配列を含有するオリゴヌクレオチドを合成し、プローブ
として使用して、DNAライブラリーから本発明の[B
P−■をコードするDNA分子を同定し単離する(ティ
ー・マニア7− イス(Haniati3.■、)ら、
モレキュラーク口−6 ニング:実験室マニュアル(Molecular cl
oning :A Laboratory Manua
l ) 、ml−ルドスブリングハーバー出版(Col
d Spring Harbor Press) 、]
 −ルドスプリングハーバー(Cold Spring
 Harbor)、ニュー]−り(1982年))。 本発明の1つの態様において、1− B P−IIの遺
伝子はストリンジャント(5trinBnt )な条件
下の]〇ニーハイブリダイゼーション法により単離され
る。核酸のハイブリダイゼーシ」ン法は公知であり、例
えばティー・マニアiイス(Haniatis。 T、)ら、モレキュラークローニング:実験室マニュア
ル(Molecular cloning :  A 
LaboratoryManual)  (前述)や、
ビー・デイ−・ハイムズ(Hayg++es B、 T
、)ら、核酸ハイブリダイゼーション二ノラクテイカル
アプローチ(Nucleic Ac1dHybridi
zation : A PrracticalAppr
oach ) 、アイアールプレス(IRL Pres
s ) 、オックスフォード、イングランド(1985
年)に開示されている。上記ヌクレオチド又はオリゴヌ
クレオチド10−ブの集団とハイブリダイズさせること
により、7 CDNA又はゲノムライブラリー中のこのようなハイブ
リダイゼーションが可能なDNA配列を同定することが
でき、次にこれを解析して、これらがとの程度まで本発
明のl−B P −IIの」−ド配列を含有しているか
を決定づ−ることができる。 次に当業者Nl公知の方法(マニアテイス(Haiat
iS )ら、前述)で適当に作成した発現ベクター中に
陽性のり1]−ンのl) N八を挿入する。 二重鎖DNAは、ホモポリメリックフィリング法(ho
mopolimeric tailino ) 、又は
合成1) N Aリンカ−又はプラント末端結合法を用
いる制限結合法ににす、プラスミツドベクターに結合さ
れる。 DNA分子を結合させるのにDNAリガーゼが使用され
、アルカリ性ホスノ7ターピで処理して好ましくない結
合を連番ノる。 目的の蛋白を発現するには、発現ベクターは遺伝子の発
現と蛋白の産生を可能に覆るために、に1的の蛋白を=
1−ドするl) N Aに結合した、転写及び翻訳制御
情報を含む特y−的なヌクレオチド配列を含有していな
Cノればならない。まず第一に遺伝8 fが転写されるために、ポリメラーゼが結合しており従
って転写過程を開始させる、RNAポリメラーゼに認識
されるプロモーターが先行していなければならない。こ
のようなプロモーターは種々のものが使用されており、
これらは異なる効率(強いプロモーターと弱いプロモー
ター)で機能し、原核生物と真核生物で異なる。シャイ
ン−ダルガル/ (Shine−Dalgarno)配
列(SD配列)のようなりボゾーム結合部位を使用する
ことにより、原核生物において高レベルの遺伝子発現を
達成することができる。真核生物宿主細胞では、宿主細
胞の性質により、異なる転写及び翻訳制御配列を使用す
ることができる。これらはウィルス(例えばアデノウィ
ルス、ウシパピローマウィルス、シミアンウィルス(S
imian virus)など)由来のこともあり、調
節シグナルは、高レベルの発現を有する特定の遺伝子に
関連している。その例としてはヘルペスウィルスのTK
プロを一ター、SV40アーリープロモーター、M母の
gal 4遺伝子プロ王−ターなどがある。遺伝子の発
現が調節でき9 るように、抑制と活性化ができる転写開始調節シグナル
を選択することもできる。 シグナルペプチドと機能的に結合している転71及び翻
訳調節シグナルのヌクレオチド配列が先行する、本発明
のT B P−Hのアミン、酸配列を含む蛋白を]−ド
するヌクレオチド配列よりなるDNA分子を、[1的の
遺伝子配列を宿主細胞染色体に取り込むことができるベ
クター中に挿入する。 発現ベクターを含有する宿主細胞の選択を可能にする1
つ又はそれ以上のマーカーを導入することによっても、
染色体中にDNAを安定的に取り込んだ細胞を選択する
ことができる。 好適な態様において、導入されたDNA配列は、受容宿
主細胞中で自己複製可能なプラスミツト又はウィルスベ
クターの中に取り込まれる。原核生物及び真核生物プラ
スミツトは文献中で公知である。特定のプラスミツドや
ウィルスベクターの選択に重要な因子は、ベクターを含
まない受容細胞からベクターを含む受容細胞を認識し選
択することの容易性;特定の宿主細胞中での目的のベク
タ0 −のコピー数;そして異なる種間でベクターを「シャト
ル」 (行き来)させることが好ましいか否かというこ
とである。 作成物(construct(s))を含有Jるベクタ
ー又はDNA配列が発現用に調製されたら、DNA作成
物を任意の方法で適当な宿主細胞中に導入することがで
きる:形質転換、トランスフ1クシコン(transr
ectton> 、結合(COnjLI(latiOn
 ) 、原形質融合、エレクトロボレーシコン(ele
ctr。 poraNon) 、リン酸カルシウム沈澱、直接マイ
クロイフジ1クシ]ン(direct m1croin
jection )など。本発明で使用する宿主細胞は
、原核生物でも真核生物でもよい。好適な原核生物宿主
細胞としては、大腸菌、バシルス、放線菌、シュードモ
ナス、ザルモネラ菌、セラチア菌などがある。最も好適
な原核生物宿主細胞は大腸菌である。このような条件で
は、蛋白はグリ〕シル化されない。 原核生物宿主細胞は発現プラスミツト中のレプリコンや
調節配列に対して融和性がなければならない。蛋白分子
に対する翻訳後の改変(正しい折り1 畳み(toIclino )と正しい部位でのグリ−1
シル化)を可能にするため、哺乳動物細胞(例えばヒト
、ナル、マウス、チーズハムスター卵巣細胞(CHO)
)は、好適な真核生物害1−細胞である。 酵母細胞もグリ:]シル化なとの翻訳後の改変が可能で
ある。 ベクターの導入後宿主細胞を選択培地で1t!111t
1させて、ベクター含有細胞の増殖を選択覆る。りD−
ン化遺伝子DNA配列の発現にJ、す、目的のr B 
1)−n又はその断片が産生される。次に本明細書に記
載の精製法又は他の従来法〈例えば抽出、沈澱、クロマ
トグラフィー、電気泳動なと)により、発現蛋白を単離
し精製する。 本発明の蛋白に優先的に使用される精製法は、産生後ゲ
ルマトリックス中に同定化された抗r B P −II
モノクローナル抗体を使用するアフイ二7−イク口マト
グラフィーである。組換え蛋白を含む不純物調製物をこ
のカラムに通す。特異的抗体により蛋白はカラムに結合
し、不純物は通過していく。洗浄後pH又はイオン強麿
を変えてゲルか2 ら蛋白を溶出する。 本明Ill書における「塩−1という語は、当業者に公
知の手段で形成された蛋白分子のカルボキシル基の塩及
びアミノ基の酸付加塩を意味する。カルボキシル基の塩
としては、無機塩(例えばナトリウム、カルシウム)、
及び有機塩基(例えばトリエタノールアミン、アルギニ
ン、リジン)との塩がある。酸付加塩としては例えば無
機酸との塩や有機酸との塩がある。 本明細書における「官能基誘導体」とは、当業者に公知
の方法で、残基の側鎖又はN末端又はC末端上に存在す
る官能基から調製される誘導体を意味し、薬剤として許
容される限り(即ち蛍白の活性を破壊せず、これを含有
する組成物に毒性を与えない限り)本発明に含まれる。 これらの誘導体としては、カルボキシル基の脂肪族エス
テル又はアミド、及びアシル分子(例えばアルカノイル
基又はカルボサイクリックアロイル基)と形成される遊
離アミノ基のN−アシル誘導体、又は遊離ヒドロキシ基
のO−アシル誘導体がある。 3 「前駆体」とは動物及びヒトの体の中で1’BP■の前
にあってl−13P −11に変換される化合物である
。実質的に精製された蛋白の「活性画分」としては、本
発明は蛋白分子のみのポリペプチド鎖の断片又は前駆体
、又はぞの画分がT’ N F−の細胞に封する細胞毒
性作用を阻害する能力があり、及び/又はその長期の右
詰な効果を維持する能力がある限り、そこに結合した残
基(例えば糖残基又はリン酸塩残基、蛋白分子又は糖分
子自身の凝集物)を含む。 本発明はさらに1−BP=I[とその1(ab)lti
片、その塩、官能基誘導体、及び/又は活性画分(前記
で定義したもの)に対Jる抗体に関する。 これらの抗体はI N Fの活性の調節のための新しい
手段を与え、細胞の特異的1ナブセツトに対するTNF
の作用(抗体の分子型により異なり、具体的には抗体の
結合価により異なる)を阻害したりT N Fの効果を
模倣するために使用される。1価の抗体(例えばF (
ab>断片)は阻害作用を示し、多価のbのはrNI=
の作用の少なくとも一部4 を模倣することができる。従ってこれらは細胞に対する
TNFの作用を模倣したり阻害したりするのに使用する
薬剤として過当である。 本発明の抗体のTBP−IIとの官能基相n作用は、あ
る疾患における生体中の細胞によるTBP■の過剰又は
過小な産生の検出のための免疫測定法(例えば放射免疫
定量法、ELISAなど)の新規な診断手段を与える。 即ち異なるタイプの癌又は自己免疫疾患(例えば全身性
エリテマトーデス(SLE))の患者の血清中のTBP
−IIの濃度はこうして測定される。逆の方法により生
体中で内因性に産生きれるTBP−1に対する抗体は、
精製T B P−[を使用して測定できる。抗体がTN
Fの作用を模倣し1=り阻害したりできることはある柿
の疾患の病態に非常に深い関係があるため、このような
疾患で産生される自己抗体を検出することは、非常に重
要である。 抗体はポリクローナル抗体でも(ツクローナル抗体でも
よい。またそれらはウサギ、マウス、又は他の動物、又
はそれらに由来する培養組繊細胞、35 又はヒトの細胞由来の産生物でもよい。これらは天然の
抗体と同じ形か又はキメラ分子(ヒ1〜の抗体と動物の
抗体の組換えにより作成される)の形、又は抗体を治療
に最ら適した形にして、組換えDNA法により産生され
る。 抗体の調製には、精製したTBP−I又はその断片(例
えばN末端缶口配列)の既知の配列と向−の、1つ又は
それ以j〜の合成ペプチドを使用して動物を免疫する。 別の可能性はi B P−IIのIli片の配列をコー
ドするヌクレオチド配列の1つを、ブ[1デインAをコ
ードする遺伝子と融合させて、融合プロティンΔ−1−
)3 P−1[遺伝子を大腸菌中で発現させ、融合缶口
をIoGセファ[1−スカラムのアノイニテイクロマト
グラフイーで精製し、これを用いて動物を免疫り−るこ
とである。 本発明のモノクロ−ノール抗体は従来のハイブリドーマ
技術により調製される(コーラ−(Kohler)ら、
ネーチv −(Nature) 、第256巻、495
貞(1975年)、コーラ−(にohler)ら、ヨー
Oビアンジャーナル第1イミュノロジー(口1r、J6 Immunol、) 、第6巻、511頁、(1976
年))。 免疫後稗臓細胞を単独で又は免疫動物のリンパ節細胞と
共に単離し、適当なミエローマ細胞株と融合させる。融
合後得られたハイブリドーマ細胞をHAr培地中で選択
的に維持した後クローン化する。次にこの選択により得
られたハイブリドーマ細胞を測定して、TBP−IIに
結合可能な抗体を分泌するクローンを同定づ゛る。同定
後、[1的のクローンを、浮遊培養液として、又は適当
な宿主マウスの腹膜に注射して腹水として大間に増殖さ
せる。次にハイブリドーマから産生されるモノクローナ
ル抗体を単離し精製する。 前述したように、モノクローナル抗体は固定させて、免
疫吸着カラムを使用するアフイニテイクロマトグラフイ
ー精製法でのTBP−Ifの精製に使用できる。 TBP−Iとその塩、これらの官能基誘導体、前駆体、
活性画分、及びこれらの任意の混合物は、哺乳動物にお
けるTNFの有害作用に拮抗する(即ち内因性に産生さ
れたか外因性に投与された7 か又は過剰のT N Fのある状態の治療に使用できる
)ことが示唆されている。これらはまた低濃度で及びr
−N Fとの混合物として、TNFの有益な作用を長期
間に持続させる担体として使用できることも示唆されて
いる。 本発明はさらに、薬剤として¥1容される担体と共に、
活性成分として本発明のより P −IIとその塩、こ
れらの官能基誘導体、前駆体、活性画分、及びこれらの
任意の脱合物を含有する薬剤組成物に関する。この組成
物は内因性T’ N l−の過剰産生がある状態(例え
ば敗血症ショック、悪液質、対宿主移植片反応、リウマ
チ様関節炎なとの自己免疫疾患)に使用できる。その投
与法は類似の薬剤について一般的に受は入れられている
方法を使用することができ、治療すべき状態により異な
る(例えば敗血症ショックの場合は静脈内に、リウマチ
様関節炎の場合は、例えば膝に14所注射で、又は注入
により連続的に投与される)。この組成物はまた、過剰
量の1−N「の外因性の投与によるTNF中毒に使用す
ることもできる。該組成物は8 TNFを含有してもよく、この場合TNFは長期にわた
って調節された速度で放出される。 本発明の薬剤組成物は、蛋白又はその誘導体を薬剤とし
て許容される担体、安定化材、賦形剤と混合し、服用さ
れる形(例えば服用バイアル中で凍結乾燥)で、投与用
に調製される。投与される活性化合物の量は、投与方法
、治療すべき疾患、及び患者の状態により異なる。リウ
マチ様関節炎の炎症性状態で局所投与に使用する量は、
敗面症ショックで静脈内注入する量より、体重当りの吊
は少なくてすむ。 以下の非限定的実施例で本発明を説明する二友凰■」 1.1  尿濃縮物の調製 健常な男性又は健常な閉経後の女性から集めた200リ
ツトルの尿のプールを、孔径0.45μ瓦のぺり]ン(
Pellicon)膜でマイクロ濾過した。分子量カッ
トオフが10KDaのペリコン(Pcllicon)膜
を用いて濾液を限外濾過し、最終液恒を500fdとし
た。1mHのベンズアミジンと9 0.1%のアジ化ナトリウムを含有ジるリン酸緩衝化生
理食塩水で濃縮物を透析した。 組換え1 N F−αを7.21Rg/dにしIC後、
0.02%のアジ化ナトリウムを含むP 138と平衡
化さけ、7)イゲル10 (3,6から0.57!のピ
ーズ)に結合させた11段階1.IIの尿蛋白の濃縮試
料250mを、4℃で流速0.2−0.3ae/分で、
T N Fを固定しIこビーズから作成したカラムにか
りた。P B Sで洗浄して結合しなかった蛋白を除去
し、次ニ25 mHり、T−ン酸、100aHNacl
、0.02のアジ化ナトリウムの溶液(pH2,5)を
流して、結合した蛋白を溶出させた。溶出した蛋白の特
異的生物活性(TNF毒性の阻害)は、尿の粗蛋白の約
200倍であった(表1)。S D S −P A G
 E分析では溶出液中のほとんとの蛋白は、見かけの分
子置駒30,000:)2,000の甲−の広いバンド
として移動した。  0 1.3  逆相高速液体クロ7トグラフイー(HP l
−C) 段階1.2のアフイニテイ精製した蛋白を、アクアポア
(八quapore) RP 300カラム(4,6X
30履、ブラウンリーラボズ(Brownlee ta
bs))の逆相高速液体クロマトグラフィーでさらに分
画し7j:0.3%トリフルオ[1酢酸水溶液(緩衝液
F)でまず平衡化させた後、フルオレスカミン検出系で
安定なベースラインが得られるまで洗浄した。段階1.
2のアフィニテイTNFカラムから溶出した活性画分の
プールをこのカラムにかけ、緩衝液F中のアセトニトリ
ルの直線濃度勾配を用いて0.5Itg/In!!、の
流速で3分間溶出させた後、80%アセトニトリルでカ
ラムを15分間洗浄した。 0.5dの画分を集め、図1に示すように蛋白含1(−
)、生物活性(■)について調べた(−m−は緩衝液F
中のアセトニトリルのII匪勾配による溶出を示す)。 T B P −I用に開発されたバイオアッセイを用い
て生物活性を測定した。これはシクロヘキシミ1 ド(CM I )感作細胞に対する−1− N Fの細
胞毒性作用と、ニュートラルレッド摂取法(neutr
al−red uptake method )  (
デイ−・ワラシュ(Wallach、 D、 ) 、ジ
ャーナルオブイミュノ0ジー (J、 lml1lun
ol、 )第132巻、2464−2469負(198
4年))による定量法に基づく。 これは本発明においてT B P −IIの活性を追跡
するのに使用される。 蛋白の存在について試験1−る試料を、ダルベツコ−の
改変イーグル最小基本培地(Du I becco ’
 SModified Eagle’s Minima
l Es5ential Medium )(DMEM
>で連続的に2倍希釈し、40U/rdの°TNF−α
と400μS?/dのシクロへキシミド(CMI)を含
有する同じ培地を等量加えた。 細胞に対する一I N F−αの最終濃度は、5U/d
でCHIのそれは50μg/affiであっIc 69
6穴の平底マイクロタイタープレートに、100  μ
J!(7)DMEM−C8(5%ウシ胎兇血清と5%子
ウシ血清を含むDMEM)と共にマウスA9細胞を添加
した(ウェル1個当り 1.5×2 104個の細胞)。 一連続希釈した蛋白TNF−α−CHI況合物を100
μmずつ各ウェルに入れ、細胞をさらに14時間インキ
ュベートした。 細胞をニュートラルレッドと2時間インキュベートして
、過剰の色素を洗い流し、ソレンセン(5orense
n )のクエンM緩衝液−エタノール混合液で細胞が取
り込んだニュートラルレッドを抽出し、これをマイクロ
エライザオートリーダーで57Qnmで比色定量した。 TNF死滅に対する統計的に有意な (p<0.05)防御を与える希釈率を、1  tJ/
d  のTNF阻害活性と定義した。 表1:  TBP−IとTBP−1IIの精製精製段階 蛋白  保護活性 比活性 精製 尿性粗蛋白 IItfI   中位   %  中位累/ml  倍
率9400 111200   100   12.4
アフイニテイ 精製 流出液 溶出液 9.300   検出限界以下 0.36 98.600 84.2 273800 2000 逆相トIPLc 合計    0.211  31.2001−BP−T
  O,07022,300−TBP−I  0114
7  8.90066 19、O 7,6 14340011,600 318600 0700 累 1単位の防御活性は、その存在下で1”NF細胞毒
性作用に対する蛋白の防御作用の測定条件下で生存しC
いる細胞の数が2侶になる、’T’NF結合蛋白の量と
定義した。 3 4 図1に示すように活性蛋白は、約27%のアセトニトリ
ル(TBP−I)と約31%のアセトニトリル(TBP
−I[)に対応する画分に2つの明瞭な蛋白のピークと
して、HPLCカラムから溶出されることが明らかにな
った。両方の蛋白ともTNF毒性に対して防御効果があ
ったが、TBP■の非活性はTBP−Iの非活性よりも
低かった(表1)。 アイ・オルソン(Olsson、  I )らの方法(
ヨーロピアンジャー天ルオグヘ7トロジ−(Eur、 
J。 11emato I 、 )第42巻、270−275
頁(1989年))に従い、放射標識−TNFの細胞へ
の結合に対するTBP−IIの阻害効果について調べた
。 TBP−Iと同様に、TBP−IIは 1251−TNF−αと共に細胞に適用した時のみ12
51−TNF−αの細胞への結合を減少させ、TBP−
IIをまず細胞に適用しTNF−αの適用前に除去した
時は効果がなかった。これは、細胞へのTNF−αの結
合の阻害は1− BP−I[の細胞への作用によるもの
ではなく、T B P−1と5 TNF−αのなんらかの相互作用を反映するものである
ことを示している。 蛋白の放(ト)tlR識調製物を使用して、固相測定法
でTBP−Iと1−13 P −Ifの結合活性につい
て調べた。いずれもTNF−αに結合し、この結合は過
剰量のT N F−αで競合され、効率は低いがT N
 F−βとも競合した。しかしこれは試験した他のいく
つかのザイトカイン(1m−1,11−6、IトN−ガ
ンマ、表2)とは競合しなかった。  6 表2 1’NF TBP結合に対する 競合のために 使用した蛋白X ヒトl”NA−α ヒトTNA−β 11−1α 1−6 IIN−ガンマ TBP−I T’BP−II αへの”TBP ■とTBP ■の結合 1251  TBP−41251TBP−II〈結合し
た(J)M) 277()0 (−1−2000) 1050 (±140) 21000 (±850) 28100 (±460) 27050 (±570) 28050 (±1050) 1900 (±110) 検出されず 11634 (±1230) 2400 (±114) 6240 (±230) 11840(±890) 18570 (±1120) 18470 (±1430) 2240 (±160) 2005 (±150) X蛋白はづべて10μ9/afの濃度で使用した。 7 1.4 3DS−PAGE ニー・ケー・リームリ(Laew+li U、に、)ら
(ネーチ1> −(Nature)第227巻、680
頁(1970年))の方法に従い、精製の結果を追跡す
るために、ドデシル硫酸ノー1ヘリウムポリアクリルア
ミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)を行った。図2
八では、ア゛ノイニティ精製段階の還元条件下での分析
結果が示しである:レーン1未分画尿性蛋白;レーン2
−低pH緩衝液によりTN1カラムから溶出した蛋白1
1図2Bでは、逆相高速液体クロマトグラノィーから溶
出りる活性画分の還元条件下での分析結果が示しである
。試料ヲ、6%SDS (W/V ) ト15% V/
Vβメルカプトエタノールを含有する3×濃縮試料用緩
衝液と混合し、12%アクリルアミドゲルにかけk (
レーン1−4 : TBP−I ;レーン5−9:T 
B P−II )。分子量のIa単品どじで分子量マー
カーの混合物(αラクトアルブニン14.4KDa。 大豆トリプシンインヒビター20.1KDa、カルボニ
ックアンヒドラーゼ30KDa、Jバルミン48 3KDa、ウシ血清アルブミン67 KDa 、ホスホ
リラーゼb94KDa)を使用した。試料用緩衝液のブ
ランクをレーン10に入れた。ゲルに160ボルトの電
圧をかり、蛋白バンドを銀染色により視覚化した(ビー
・ アール・オークレイ(Oakley、 B、 R,
)ら、アナリT−1’カルバイオケミストリー(Ana
l、 Biochem、 )第105巻、361頁)。 1.5 N末端配列解析 本発明の実質的に精製したT’ B P−1試料(1−
5μび、各50−200μmoりを、前処理した、ビオ
ブレン(biobene )−被覆ガラスファイバーデ
ィスクに適用した。乾燥ディスクを、オンラインドIP
Lc  PTH−アミノ酸分析ml(モデル120)と
データ取得処理装置モデル900を備えた自動パルス化
液体気体相マイクロシークエンサー(モデル475)(
いずれもアブライドバイオシステムズ社(^pplie
d B103vStelS Inc、)、フォスター(
Foster)市、カリフォルニア、米国)中で、反復
サイクルエドマン分解を行った。コン9 ピュターより得られた配列を生データと比較し、必要な
場合は補正した。配列データを確認するために全部で3
回異なる実験を行った。最初の収率は40%以上であり
、調製物中の主要屯白(30KDaバンド)は得られl
c配列に関連していることを示していた。 画分27の蛋白(図1)のN末端配列分析から以下の配
列が得られた: Val−Ala−Phe−Thr−Pr。 Tyr−A l a−Pro−G l u−pr。 G l y−8er−T hr−Cys−△rg−Le
u−Aro−G I u−王y r −’r y rs
p と、より多量のアミノ酸3個分短い配列:Thr−Pr
o−ryr−Ala−Pro−G l u−Pro−G
 I V−3e r−Th rそしてさらに多量の、末
端アミノ酸が2個欠如した配列 P h e−T h r−P r o −T’ y r
−△1aPro−Glu−Pro−Gly−8ep0 1− h r 0 一方画分28では、配列 Va l −A I aPh
e−1’hr−Pro−、、、が主要なものであり、さ
らに低1度で短い配列phe−Thrpro−,,,が
、そしてさらに低a度で配列Thr−Pro−,,がI
Ii ラレtc。 精製1’BP−[の異なるバッチから得られた蛋白の、
端の切れ方の最も少ない配列は以下のものであった: A l a−G I n=Va l−A I a−Ph
e −T h r−l) r o−1’ y r −A
 l a −P r 。 Glu−Pro−Gly−8er−LThr−cys−
△rg−1eu−Δrg−Glu”ryr−Tyr−A
S+)−Gln−ThrΔI a−G I n−Me 
t−cys−cys実施例2:TBP−Hのトリプシン
分解ペブチ゛の調製 精製TBP−n (180μ3)をピー・シー・アント
リユースとジエイ・イー・デイクソン(Andrews
、 P、 C,and Dixon、 J、 E、 )
のb法1 (アナリテイカルバイAケミストリー(八[1aIBi
ochcm、 )第161巻、b21−b28頁(19
87年))に従い、還元しアルキル化した。次に還元ア
ルキル化試薬の残渣を除ムするl〔めにアクアボア(八
quaporc) RP 300カラム(実施例1.3
を参照)にかけた。次に精製T I3 P −IIを、
pH8,0でトリプシンで一晩消化(呈賀/酵索比は2
0+1)して断片化した。百られたペプチドを0.−1
8シンクロパツク(5ynchropak” )RP−
Pカラムの逆相高速液体り1]マドグラフイで¥i4製
しFCQ画分44,50.53.53’60.84の6
個のペプチド配列を、実施例1.5のように決定し、そ
れを図3にポしである。 実施例3 : T B P−Hに対重るボリク[1−ナ
ル抗体の調製 ウリーギの免疫のために、完全フロインドアジュバント
の懸濁液として20 II ’jの1− )31−’ 
−IIを皮下に注射した。3週後、不完全70インドア
ジユバントの懸濁液としてもう一度筋肉内に注(ト)し
、次に1′IM置きにP B Sの溶液として2回皮下
に投2 与〔)だ。最後の免役後10日後にウサギを放血させた
。 ウサギの血清から免疫グ[1プリンを精製するために、
10ai!の血清に飽和硫酸アンモニウムを最終濃度が
50%飽和になるように加えた。4℃で一晩インキュベ
ー1−1.遠心分離により免疫グロブリンを沈澱させた
。ペレットを50%飽和硫酸アンモニウムで2回洗浄し
た後、O、’ 02%のアジ化ナトリウムを含有する1
0PMホウ酸ナトリウム(pH9)で01溶化させた。 次に溶液をホウ酸アザイド溶液で充分透析した。、そし
てこれをHP L G七ノーQカラムでクロマトグラフ
ィーをして、上記ホウ酸アザイド溶液中のO−500m
14NaCIの濃度勾配により、蛋白を溶出しIL 6
免疫グロブリンは塩濃度的70mHNa1lで溶出した
。 T B P −IIに対する抗血清は1:6400希釈
25 で、tJ−937細胞に対する  1−TNFの結合を
約50%抑制した。11じ条件でウサギでT B P−
IIの抗血清を産生させ、ウェスタンプ3 0ット分析により両抗血清の交差反応性を調べた。 その結果”r B P −1とr B l) −1[は
免疫学的に異なっていた:各抗血消は、抗血清の作成に
使用したr B Pのみを有意に認識した。 同様にE L I S△で抗血清と缶口の相T1作用を
調べると、T I31) −iの抗血清は1 :2!j
、o。 Oまでの希釈で”l’ 13 P−1と反応するが、T
 B P■とは1:100の希釈でも反応しなかった。 。 図4はT B P −IとT I3 P −IIの抗血
清の2つの「13Pに対する結合のELISAの結末を
小している。1F3P−iに対するT B l) −n
抗血清の結合()丁1−3P−■に対するr 13 +
) −i抗血清の結合()、TBP−Iに対するT B
 P−It抗血清の結合()、’l−B1”lIに対す
るT I3P −、IIの抗血清の結合()を、西汀ワ
ザビペルA4シダーゼ定量法の着色生成物の吸光度で示
しである。 BS八で被覆したつ1ルに抗体を適用しだ対照試験の読
みを引いである。(図2で見られるTBPIに対するT
BP−n抗血清の若干の結合は、免疫に使用したr B
 P−1[の調製物中に少量の4 r 13 P −Iが存在1.ていたことによる、少量
のT I”3 P −I抗血清による抗血清の汚染に起
因していることが証明されるであろう。) T B P −TとT’ B P−11に対する抗血清
を、0.5%BSAと0.1%のアジ化ナトリウムを含
有するダルベツコ−のバランス塩溶液(PBS+>(P
[3S/BS△)で希釈した後、直接、又は競合実験で
r 13 Pの試料と共にインキュベートした後、He
1a、 M CF 7、K2O2及びU937937細
胞験細胞に2時間適用した。 次に細胞を洗浄しT N Fの結合について調べた。 図5は放射標識1−N「のU937、K2O2、He1
a、 M G F 7細胞への結合に対】る、TBPl
(O)とT−BP−1f(ロ)の抗血清による阻害を示
している。抗血清が存在しない場合の真の結合(100
%)はU937細胞は2500C1)R1゜K562細
胞は1500cpm 、 He1a細胞は2400cp
m、MCF7細胞は1l100cpであった。 5 1− N トの細胞への結合を妨害し:それぞれ細胞株
にまり程疫が異なることを示している。l−B PIに
対する抗血清はHe1a細胞とMCF7細胞に対する[
N1:の結合を有効に阻害するが、1− N FのU9
37細胞への結合には全く効果がなく、TNFのに56
2細胞への結合にはほとんど効果がない。逆にi B 
P −Hの抗血清はに562細胞とU937細胞に対1
−N1−の結合を有効に10ツクJるが、1lcla細
胞とM CF 7細胞へのTNFの結合は高濃度でのみ
阻害する。後者の細胞に対するTBPの抗血清の効果は
、白油に純粋のTBPlと純粋の[B10−■を加える
競合実験で、TBP−Iの抗血清調製物中のTBP−H
に対する抗体の汚染に起因することが証明できた。 完全フ[1インドアジユバントの懸濁液として1μ9の
精製F B I) −1[を、メスの13ALB/Cマ
ウス(8週令)の後ろ足に注射し、3週後不完全6 フ[1インドアジユバントで背中の皮下に注射した。 別にP R3S中で皮下に1週置きに別の注射をした。 PBS中9.0μ9の1− R3P−Iで融合する前4
日(i、ρ、)と3日(i、v、 )に最後の追加免疫
を行った。、 PIIl臓と融合パートナ−としての後
ろ足の局所リンパ球から調製したNSO/Mr細胞とリ
ンパ球を使用して融合を行った。HAT、15%ウマ血
清及び2/1gのゲンタンイシンを加えた1) MトM
でハイブリドーマを選択した。TBPlの抗血清を産生
するハイブリドーマを限界希釈法で畳ナブク[」−ニン
グし、腹水産生のためにプリスタン(pristane
)でプライムしたBALB/Cマウスに注射した。硫酸
アンtニウム沈澱(50%飽和)により免疫グロブリン
を単離した後、0.02%のアジ化ナトリウムを含有J
る1” B Sで透析した。S D S −P△Gヒ分
析とクマシーブルー(Commassie blue)
による染色で推定した純度は約60%であった。抗体の
イソタイプは重版のヒLISAキット(アマージャム社
(Aw+crsham) 、英国)を用いて規定した。 7 いくつかの陽性クローンを得て、さらに研究し性状解析
するためにサブクローニングした。単離したいくつかの
サブクローンのイソアイプと逆RIAでの1’ B l
) −Itの結合を表31こホす。 8 110−2は、パスツールTi+究所のコレクションナ
ショナナール・ド・クリディール・ド・ミクロオルガニ
スム(Collection Nationale d
eCurtures de Hicroorganis
mes、 CNCH)  (りゆド・トクテールル、7
5724パリ、CEDEX15.75ンス(25、ru
 du Docteur Itoux。 75724  Pariscedex 15. Fra
nce) 、1990年3月12日、寄託番号はそれぞ
れ■−929と1−928)に寄託した。 0 免疫したマウスの血清中の抗TBP抗体の濃度を推定す
るためと、ハイブリドーマによる抗体の産生をスクリー
ニングするために、この測定を行った。アフイニテイ精
製したヤギ抗マウスF(ab)免疫グロブリン(バイオ
マコール(B t omakor )、イスラエル、0
.02%アジ化ナトリウムを含有するPBS中10μg
/atりで、PVC96穴マイクロタイタープレート(
ダイナチック社1 (Dynatech) 、1−220−25>を、4℃
で12時間被覆した後、0.05%ツイーン20(シグ
マ社)と0.02%のアジ化ナトリウムを含む+D B
 S中の0.5%BSA (ブ[lキング緩衝液)で、
37℃で2h間ブ【」ツクした。次に0.05%ツイー
ン20と0.02%のアジ化ナトリ「ンムを含むPBS
(洗浄用緩衝液)で3回洗浄した。 連続希釈した血清試料とハイブリドーマ増殖培地の試料
(50μl)を37℃で2時間添加した。 25 洗浄用緩衝液でプレートを洗い、穴に  l標識TBI
”−I (ブロッキング緩衝液中100000PM)を
加えた。37℃でさらに2時間インキュベートした後、
プレートを洗浄し6穴に結合した標識物の量をガンマカ
ウンター中で測定した。 以十の方法に従い、アフィニティクロマトグラフィーに
よるT B P−nの精製のために、T B P■に対
する抗体が使用できる。内相放射免疫定量法で放射標識
抗原の結合量を試験することによ2 す、アフィニティクロマトグラフイー用のモノクローナ
ル抗体が選択できる。すべてのハイブリドーマの腹水を
、50%飽和で硫酸アンモニウム沈澱した後、PBSで
充分透析しで精製した。 PVC96穴プレートを精製したモノクローナル抗体で
被覆し、0.5%BSA、0.05%ツイーン20(シ
グマ社)と0.02%のアジ化ナトリウムを含むPBS
でブロッキングの後、ウニ25 ル(穴)を50.OOOCI)M   I l”NFを
用いて37℃で2時間インキコベートした。次にプレー
トを洗浄し、各ウェルに結合した放射能をガンマカウン
ターで測定した。結合能の最も高い抗体について免疫ア
フィニティクロマトグラフィーで性能を調べた。 樹脂としてポリアクリルヒドラジドアカ0−スを用いて
抗体を固定した。半端製した免疫グロブリンを濃縮し、
ウイルシエツクとミロン(Wi 1chekand H
iron )の方法(メソッズインエンザイモロジ−(
Methods in Enzymology )第3
4巻、7276負(1979年))で樹脂に結合させた
。 3 この実験でTBP−I (クローン16.20.34)
に対する3種類のモノクローナル抗体を試験した。11
dベツドの抗体カラムを作成した。使用前に溶出緩衝液
でカラムを10回洗浄した(毎回洗浄後にPBSで中和
した)。次にカラムに0.02%のアジ化ナトリークム
を含むP 13 S中の濃縮尿蛋白120Idをかりた
。カラムの流速は毎分0.2から0.3dに調節した。 次にFを50dのP B Sで洗浄した後、5QiHク
エン酸、pH2,5,100mHNacl、0.02%
のアジ化ナトリウムを含有する溶液で溶出した。1−の
画分を集めた。のせた尿蛋白、洗浄後の最後の部分(1
ae)を取って、蛋白製置と、バイオアッセイによるT
BP−Ifの活性を調べた。ヒドラジドアガロースに結
合した前後の蛋白の測定から、カラムに結合した免疫グ
ロブリンの両派7から10〜/dアガロースの範囲であ
った。全ての蛋白の測定は、100μgL3sA/−を
含有する標準溶液と比較してマイク[1フルオレスカミ
ンの方法で行った。(ニス・スタインとジエイ・モジエ
フ4 (Stein、 S and Ho5chera、 J
) 、メドッズインTンザイモロジー(Methods
 in Enzymology )第79巻、7−16
真(1981年) 実施例8:抗T B r−’ −1を いの測定 健常人、癌患者、全身性エリテマトーデス患者そして妊
tFR満期の妊婦の血清中のTBP−1[の濃度を、T
 B P−IIのモノクローナル抗体を被覆したプレー
トを用いるELISAで測定した。各試料50μlを添
加し、37℃で2.5時間インキュベートした後、ウェ
ルをPBS、0.05%ツイーン20.0.02%のア
ジ化ナトリウムで洗浄し、ウサギ抗T B P−nポリ
クローナル抗体を37℃で2.5時間加えた。次にウェ
ルを洗浄しくアジ化ナトリウムなし)、ヤギ抗ウサギ西
洋ワサビペルオキシダーゼ結合抗体を2時間加えた。 このインキュベート、洗浄の後、A B T S緩衝液
を加え、30分後600 nn+r光学密度(0,D、
)を測定した。 ELISA法で測定した健常人の血清中の5 TBP−IIの正常濃度は、1.48±0.46nQ/
 rttflである。 全身性Jリテマトーデス患者46名の血清中のTBP−
1[濃度は、4.04±3.75no/#d!であり、
正常値と比べて高度に有意であった(p<0.001)
。SLE患者46人うち29人はTBP−n値が正常値
+2SDより高かった。 われわれはF B I)−II 1度とデイ−・ピー・
1ム・シモンズの開発した疾患活性インデックス(クオ
ータリージャーノールオプメディシン(Quarter
ly J、 of Hed、)第69巻、927−93
7頁(1988年))の間に高度に有意の相関があるこ
とを見いだした: r=0.62゜p<o、001oT
BP−1[とSLE活性の古曲的マーカーである、抗D
NA抗体との間(r=0.64.p<0.001)にも
、またSLE活性の主要な臨床症状である関節痛とT 
B P −lの間(r=0.54.p<0.001)に
も同様の相関が見られた。 これらの結果はl B P −Itは疾患の活性の感度
6 の高いマーカーとして、そしてSLE患者の病状の悪化
の予知できるものとして使用可能であり、従ってSLH
の患者や対するの自己免疫疾患の患者の免疫活性度を測
定するのに有用である。 上記の方法を用いて異なる癌患者の血清中のTBI”−
I濃度を調べた。種々の癌患者34人のうち20人(5
8,8%)でTBP−1濃度は正常値±28Dの外であ
った。癌患者(4,16±0.83t+o/m)と健常
人(1,48±0.46nil/d)の−TBP−II
の差は統計的に高度に有意であった(P<0.001)
。 これらの結果はTBP−IIが種々のタイプの癌の有用
で普遍的なマーカーであり、癌の早期検出に応用できる
ことを示唆している。癌切除語TBP−II濃度の標準
化は疾患の治療のマーカーになり得る。最初の標準化の
後のT B P−nの増加は、疾患再発の早期及び感度
の高い普遍的マーカーである。 子瘤又は前子腕を有する妊娠満期の14人の妊婦(2,
91±0.96no/d)は16人の血圧7 正常の婦人(1,58±0.52μMm)より1’ B
 P −Iが統計的に有意に高かった(P<0.001
)。 実施例9 : ”l B r−’ −ItとT’ N 
Fの AせT N Fの有益な作用を延長させる丁B 
P −IIの活性を調べるため以下の実験を行った:F
S11繊帷芽細胞(9回継代培養)を最初の濃度100
00細胞/つ1ルでマイクロウェル(96穴プレート)
中で培養した。24時間後−定濃度(5n(1/d)の
r i−N Fと異なる濃度のTBP−If(3から1
01E/me)を各つ■ルに加えた。対照ウェルには丁
N Fは加えず、培地、rTNFのみ、又は各1’ B
 P −n濃度液を加えた。 培養7日後に細胞の上清を集め、残存TNF細胞毒性作
用と残存TBP−nの測定のために直ちに一20℃に凍
結した。上積を除去した後FS11プレートに113−
チミジンを8時間加え、[ツイーン、1プレートにはニ
ュウートラルレッドダイを加えた。 その結果を図7に示す。図7(D)はTNF8 5μMdの存在下でTBP−II濃度が増加していく場
合、繊維芽細胞の増殖は有意に上昇するにュウートラル
レッドダイ摂取、又は1」3−チミジン取り込み(F)
により測定)ことを示している。凍結FS11上清のバ
イオアッセイ(A9マウス細胞株)による残存TNF細
胞毒性の測定結果は、残存細胞毒性はT B P−11
濃度の増加に平衡しており(F、、)、TBI”lがこ
の系における王N F分解を防いでいることを丞唆して
いる。 この現象をさらに調べるため、rTNF−1TBP−I
Iそして各対照を異なるプレートの培養FS11繊維芽
細胞に2時間、2.5.7.9日間加えた。次に上清を
除去し直ちにT N F細胞毒性を測定した。 図8に示すようにTBP−Itの存在下でr T N 
F 5 noを加えたものの2時間目に0.6n。 のみが生物活性があり、残りはTBP−1に結合され中
和された。しかし2日と9日の間はrTNFr単独」で
は生物活性を急速に失ったが、rsp−nの存在下にお
けるr T N Fの細胞毒性9 は10倍高かった。即ちr B l) 、−1[は最初
高1’NFIi1度を中和したが、残りの生物活性TN
Fがその生物活性を7ノロ速的に失うのを防いだ。これ
らの結果はTBP−I[はTNFに結合してその天然の
分解又は活性の喪失を防ぐため、王NFの有益な作用を
延長さVる担体として有用であることを示している。 PVC96穴マイクロタイタープレートをT 131)
−nに対する精製したモノクローナル抗体(25μg/
Id)で前述したように被覆した。洗浄とブロッキング
の後、’r B l) −Hに対する同じか又は異なる
モノクローナル抗体(1μg/atりでブレインキュベ
ートした 125I標識1Bf”I[(100,OOC
PM/1クエル)の試料をウェルに入れたニブレートは
4℃で一晩インキユベートし、洗浄し各ウェルに結合し
た/+5[1能をガンマカウンティングで測定した。結
果は対照値(競合モ0 ツクローナル抗体がない場合のTB、P−IIの結合)
のパーセントとして表示しである。 結果は表4に示しである。モノクローナル抗体は第−行
と左側の列にりO−ン番号で示しである。 結合パーセント値が低いものは、2つの抗体がTBP〜
Hの各エピトープに競合し、この値が高いものはエピト
ープが異なることを示している。 非競合抗体にはドブルサンドイッチELISAが適当で
ある(例えばクローン13とりO−ン70)。 1 ■の効果の経時的影響を示づ°。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)腫瘍壊死因子(TNF)の細胞毒性作用を阻害す
    る能力、及び/又はその有益な作用を長期間維持する能
    力を有する、腫瘍壊死因子(TNF)結合蛋白II(以下
    TBP−IIと表示する)、その塩、官能基誘導体、前駆
    体、活性画分、及びこれらの任意の混合物。(2)実質
    的に精製された形の、特許請求の範囲第1項に記載のT
    NF結合蛋白TBP−II。 (3)実質的に精製された蛋白をSDS− PAGEにより還元化条件で分析するとき、約30KD
    aの分子量を有する、特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載のTNF結合蛋白TBP−II。 (4)逆相高速液体クロマトグラフィー (HPLC)で単一のピークとして移動する、特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載のTNF結合蛋白TBP
    −II。 (5)マウスA9細胞に対するTNF−αの細胞毒性作
    用を阻害する能力を有する、前記特許請求の範囲のいず
    れかに記載のTNF結合蛋白 TBP−II。 (6)N−末端解析により得られた下記のアミノ酸配列
    : 【遺伝子配列があります】 及びその末端が切れた形態を有する、前記特許請求の範
    囲のいずれかに記載のTNF結合蛋白TBP−II。 (7)実質的に生成されたTBP−II蛋白の産生法にお
    いて; (a)ヒトの尿の透析濃縮物から粗蛋白画分を回収し; (b)段階(a)の粗蛋白画分を、TNFを固定したア
    フィニティクロマトグラフィーにかけて、TNF結合蛋
    白の精製された活性画分(TNFの細胞毒性作用を阻害
    する能力により規定する)を得て; (c)段閉(b)のTNF結合蛋白の精製された活性画
    分を、逆相高速液体クロマトグラフィー (HPLC)にかけて、TNF結合蛋白の実質的に精製
    された活性画分(TNFの細胞毒性作用を阻害する能力
    により規定する)を得て; (d)段階(c)の実質的に精製されたTBP−II蛋白
    (該蛋白はSDS−PAGEにより還元化条件で分析す
    るとき、約30KDaの分子量を有し、逆相高速液体ク
    ロマトグラフィーでアセトニトリル約31%に相当する
    画分で単一のピークとして移動し、TNFの細胞毒性作
    用を阻害する能力を有する)を回収することよりなる上
    記方法。 (8)特許請求の範囲第7項に記載の方法により産生さ
    れる、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のTNF
    結合蛋白TBP−II。 (9)特許請求の範囲第2項又は第6項に記載のヒトT
    NF結合蛋白TBP−II。 (10)組換え蛋白である特許請求の範囲第1項に記載
    のTNF結合蛋白TBP−II。 (11)特許請求の範囲第1項に記載のTNF結合蛋白
    TBP−II又はその同族蛋白をコードするヌクレオチド
    配列よりなるDNA分子。 (12)特許請求の範囲第11項に記載のDNA分子よ
    りなり、形質転換体宿主細胞中で、特許請求の範囲第1
    項から第6項までのいずれか1項又は第10項に記載の
    TNF結合蛋白TBP−IIを発現できる、複製可能な発
    現ビヒクル(vehicle)。 (13)特許請求の範囲12項に記載の複製可能な発現
    ビヒクル(vchicle)で形質転換させた原核細胞
    及び真核細胞より選択される宿主細胞。 (14)TNF結合蛋白TBP−IIの産生方法において
    ; (a)特許請求の範囲第13項に記載の形質転換宿主細
    胞を適当な培地で培養し、(b)該TNF結合蛋白TB
    P−IIを単離することよりなる、上記方法。 (15)薬剤として許容される担体とともに、活性成分
    としてTNF結合蛋白TBP−II、その塩、官能基誘導
    体、前駆体又はこれらの活性画分、及びこれらの任意の
    混合物を含有する薬剤組成物。 (16)哺乳動物におけるTNFの有害作用を拮抗(特
    にTNFが内因性に過剰に生成されるか、外因性に過剰
    に投与された状態の治療に使用)するために使用する、
    TNF−結合蛋白TBP−II、その塩、官能基誘導体、
    前駆体又はこれらの活性画分、及びこれらの任意の混合
    物。 (11)外因的に投与したTNFと一緒に使用する場合
    、哺乳動物におけるTNFの有益な作用を長期間維持す
    るために使用する、TNF結合蛋白TBP−II、その塩
    、官能基誘導体、前駆体又はこれらの活性画分、及びこ
    れらの任意の混合物。 (18)TNF結合蛋白TBP−IIを特異的に認識する
    、ヒトTNF結合蛋白TBP−IIに対する抗体。 (19)U937細胞及びK562細胞へのTNFの結
    合を阻止することを特徴とする、特許請求の範囲第18
    項に記載の抗体。 (20)Hela細胞及びMCF7細胞へのTNFの結
    合を阻害しないことを特徴とする、特許請求の範囲18
    項又は第19項に記載の抗体。 (21)ポリクローナル抗体である特許請求の範囲18
    項から第20項に記載の抗体。 (22)モノクローナル抗体である特許請求の範囲第1
    8項から第20項に記載の抗体。(23)TBP−IIで
    あらかじめ免疫したマウスの脾臓細胞とリンパ球と、ミ
    エローマ細胞との融合により生成したハブリドーマ(h
    ybridoma)により産生される、特許請求の範囲
    第22項に記載のモノクローナル抗体。 (24)寄託番号1−929でCNCMに寄託されたハ
    イブリドーマTBP−II13−12により産生される、
    特許請求の範囲第22項に記載のモノクローナル抗体。 (25)寄託番号 I −928でCNCMに寄託された
    ハイブリドーマTBP−II70−2により産生される、
    特許請求の範囲第22項に記載のモノクローナル抗体。 (26)TNFの細胞への結合を阻止、及び細胞への作
    用を阻害するための、特許請求の範囲第18項から第2
    5項までのいずれかに記載の抗体又はそのF(ab)断
    片、又は抗体又はその断片の塩、官能基誘導体又は活性
    画分の使用。 (27)内因性に形成されたTNF、又は外因性に投与
    されたTNF−の効果に拮抗するような状態の治療のた
    めの、特許請求の範囲第18項から第25項までのいず
    れかに記載の抗体又はその F(ab)断片、又は抗体又はその断片の塩、官能基誘
    導体又は活性画分の使用。 (28)TNFの細胞に対する有益な効果を模倣する(
    mimick)ための、特許請求の範囲第18項から第
    25項までのいずれかに記載の抗体又はそのF(ab)
    断片、又は抗体又はその断片の塩、官能基誘導体又は活
    性画分の使用。 (29)TNFの細胞毒性効果を模倣する (simulate)ための、特許請求の範囲第18項
    から第25項までのいずれかに記載の抗体又はそのF(
    ab)断片、又は抗体又はその断片の塩、官能基誘導体
    又は活性画分の使用。 (30)特許請求の範囲第18項に記載の抗体との相互
    作用を測定することよりなる、体液中のTNF結合蛋白
    TBP−IIの免疫測定法。 (31)数種類の疾患(例えば自己免疫疾患)の患者の
    血清中で、内因性に産生されるTBP−IIに対する抗体
    の濃度を測定するための診断測定法における、TBP−
    IIの使用。(32)特許請求の範囲第18項から第25
    項に記載の適当な抗体を使用して、ヒトTNF結合蛋白
    TBP−IIを精製する方法において; a、該抗体を適当な樹脂に結合させて免疫アフイニティ
    カラムを作成し; b、該蛋白を含有する溶液を該免疫アフィニティカラム
    にかけ; c、結合しなかった蛋白を適当な洗浄緩衝液で洗浄する
    ; d、結合したTNF結合蛋白TBP−IIを適当な溶出液
    で溶出させ; e、該TBP−IIの濃縮された画分を集めることよりな
    る、上記方法。
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